JPS60216307A - カラーフイルターの製法 - Google Patents

カラーフイルターの製法

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JPS60216307A
JPS60216307A JP60063015A JP6301585A JPS60216307A JP S60216307 A JPS60216307 A JP S60216307A JP 60063015 A JP60063015 A JP 60063015A JP 6301585 A JP6301585 A JP 6301585A JP S60216307 A JPS60216307 A JP S60216307A
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JP
Japan
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protective layer
coating film
substrate
color
acid
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JP60063015A
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English (en)
Inventor
Yasuo Matsuki
安生 松木
Masayuki Endo
昌之 遠藤
Yoshinobu Kariya
苅屋 義信
Shiyuichi Matsumoto
松本 脩一
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JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カラーフィルターの製法に関する。
フィルターの製法として、基体であるガラス等の透明基
板または固体撮像素子の上に複数の色相部をそれぞれの
パターン部に順次積層して形成する方法が知られている
(特開昭58−196506号公報、同59−1751
2号公報等参照)。この方法は、まず、ポリビニルアル
コール、グリユー、ゼラチン、カゼイン等の水溶性高分
子化合物に重クロム酸アンモニウム等の感光剤で感光性
を付与した感光液をスプレー法、ローラーコート法、デ
ィッピング法1回転塗布法等を用いて基体」二に均一に
塗布し、乾燥することにより感光性染色基質層を形成す
る。次に、該基質層の1色目のパターン部を所定のパタ
ーンを有するマスクを用いて選択的に露光することによ
り光硬化させた後に現1象処理することにより、前記基
質層の所定パターン以外の部分を除去する。次に、得ら
れた1色目のパターンを所定の分光特性を有する染料で
染色する。染料としては種々の水性染料が使用される。
次に、耐染性を有する、すなわち染料によって染色され
ない透明な保護層が前記の基体および染色された1色目
のパターン上全面に形成される。次いで2色目、3色目
等のパターンを形成するために、こうして形成された保
護層の上に前記の感光液を塗布して感光性染色基質層を
形成し、選択的露光、現像、染色および保護層形成の工
程が必要回数繰返される。こうして製造されるカラーフ
ィルターにおいては、各色相のパターン間に設けられる
保護層1ま主として相互の防染を目的とする防染保護層
として働き、最終的に形成される保護層はカラーフィル
ターの表面を引っかき等により損われるのを防11−す
ることを目的とする表面保護層として働く。
特開昭58−196506号公報には、前記の水溶性高
分子化合物の具体例として、ゼラチン。
カゼイン、フィッシュグルー、卵白等の水溶性天然高分
子化合物およびポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、ポリアクリロニトリル等の水溶性合成高分子化
合物が挙げられている。染色基質層に感光性を付与する
ための感光剤に関しては、前記特開昭58−19650
6号公報には、前記水溶性高分子に対し活性光線照射に
より光架橋反応を生じさせるものであればよく、例えば
、重クロム酸アンモニウム、重クロム酸ナトリウム、重
クロム酸カリウム等の重クロム酸塩、またp−ジアゾフ
ェニルアミン、l−ジアゾ−4−ジメチルアミノベンゼ
ン・ヒドロフルオポレート、l−ジアゾ−3−メチル−
4−ジメチルアニリン・サルフェート、1−ジアゾ−3
−モノエチルナフチルアミン等およびそれらのパラホル
ムアルデヒド縮合物等のジアゾニウム塩が挙げられるが
これらに限ったものではなく感光剤として水への溶解性
がありかつ活性光線により水溶性高分子中のなものであ
ればよい、と述べられ、さらに感光剤の添加量は水溶性
高分子に対し重量比として5〜50%、好ましくは10
〜30%に設定される、と記載されている。
また、感光液の塗布、露光に関しては、上記特開昭58
−196506号公報には、感光材料を回転塗布機、ロ
ーラーコーター等の方法により膜原版マスクを介して光
源として水銀灯、超高圧水銀灯、あるいはメタルハライ
ドランプ等により活性光露光をし次いで現像を行ない得
られたレリーフパターンを染料により染色することによ
り着色樹脂層を作成する、と記載されている。さらに、
該公報には、染料に関して、使用される染料としては酸
性、直接および塩基性のような水溶性染料があり、例え
ばカヤノールミーリングイエロー0、カヤノールサイア
ニンG、カヤノールミーリングレッドR3、カヤクアシ
ドオレンジII(以上日本化薬(株)製)、ミツイナイ
ロンファーストイエロー5G、ミツイブリリアントミー
リンググリーンB、ミツイアシトミーリングスカイブル
ーPSE (以上三井東圧化学(株)製)、スミノール
ミーリングブリリアントグリーン5G、アシドブリリア
ントミーリンググリーンB、スミノールミーリングレッ
ドPG(以上住友化学工業(株)製)、ダイアシトファ
ーストルビノール3G200%、ダイアシトファースト
オレンジNP2O0(以上三菱化成工業(株)製)、ギ
ニアグリーン(東京化成(株)製、)等が挙げられる、
と記載され、染色条件については、所定の分光濃度に応
してその温度、時間等が決定される、と述べられている
さて、上述の従来のカラーフィルターの製造で形成され
る保護層には、多く保護塗膜と同様に、基体との接着性
、表面の平滑性、強靭性、耐傷性、耐光性、耐水性、お
よび耐溶剤性等の性能がめられるほかに、透明性、耐染
性、耐熱性、薄膜として形成可能であること等の性能も
要求される。すなわち、耐染性は防染保護層として混色
を防止し、良好な分光特性を得る上で重要であり、透明
性や薄膜形成性はシャープな画像を得る上で重要である
。また、耐熱性は、表面保護層上にインジウムチンオキ
シド(ITO)等の透明電極を蒸着により形成する際に
表面保護層が加熱されるので、これにより劣化しないた
めに重要である。
また、該保護層は一般に形成材料の溶液を塗布、乾燥す
ることにより形成されるので、該塗布溶液には、保護層
が所要の薄膜として得られるような塗布性能もめられる
従来、このような保護層の材料としては、環化ゴムと増
感剤を組合わせたものや、ポリメタクリル酸メチルが提
案されている(特開昭59−49507号公報)。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、前記の従来提案されている材料で保護層を形成
しても、保護層にめられる前記の諸性能がバランスよく
備わった保護層を得ることはできず、特に、環化ゴムと
増感剤からなる材料は透明性、耐熱性等が劣り、またポ
リメタクリル酸メチルは染色基質層どの接着性および耐
熱性が劣るため、満足できるカラーフィルターを得るこ
とができないという問題点を有している。
そこで、本発明の目的は、前記の諸性能をバランス良く
備えた保護層を備えており、分光特性が優れ、シャープ
な画像が得られるカラーフィルターの製法を提供するこ
とにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、前記の問題点を解決するものとしくi)基体
上に感光性染色基質層を形成する工程、 (ii)前記基質層の1色目のパターン部を選択的に露
光後、現像する工程、 (iii)前記の現像後、1色目のパターン部を所定の
分光特性を有する染料で染色する工程、および (iv)前記の染色後、基体全面に保護層を形成する工
程を有し、 次に(iv)工程で形成した保護層を基体として前記の
(i)〜(iv)の工程を所要の色の数だけ繰返すこと
からなるカラーフィルターの製法において、前記の保護
層が、 (A)一般式(I) [式中、Rは水素原子または低級アルキル基であり、n
は1〜5の整数である] で表される化合物に由来する単量体ユニットを60重量
%以」二含有する重合体と、 (B)前記重合体100重量部当り1〜100重量部の
多価カルボン酸無水物および多価カルボン酸から選ばれ
る少なくとも1種の化合物と、(C)前記重合体100
重量部当り0.1〜30重量部の官能性シランカップリ
ング剤とを含んでなる熱硬化性組成物により形成される
ことを特徴とするカラーフィルターの製法を提供するも
のである。
本発明の製法に用いられる前記組成物の(A)成分であ
る重合体としては、一般式(I)の化合物の1種からな
る単独重合体、一般式(1)の化合物の2種以上からな
る共重合体、および一般式(I)の化合物1種もしくは
2種以上とその他の重合性単量体とからなる共重合体を
挙げることができる。
一般式(I)の化合物の具体例としては、アクリル酸グ
リシジル、メタクリル酸グリシジル、α−エチルアクリ
ル酸グリシジル、α−n−プロピルアクリル酸グリシジ
ル、α−n−ブチルアクリル酸グリシジル、アクリル酸
−3,4−エポキシブチル、メタクリルfi−3,4−
エポキシブチル、メタクリル%−4,5−エポキシペン
チル、アクリル酸−8,7−エポキシペンチル、メタク
リル酸−6,7−エポキシペンチル、α−エチルアクリ
ル酸−6,7−エポキシペンチル等を挙げることができ
る。これらの化合物の中でも、一般式(I)においてR
が水素原子、メチル基またはエチル基が好ましく、nは
1または2が好ましい。
(A)成分である重合体においては、一般式(1)の化
合物に由来する単量体ユニット含量は、60重量%以上
であることが必要で、好ましくは80重量%以上であり
、特に好ましくは100重量%である。該単量体ユニッ
ト含量が60重量%未満であると、組成物の基体との接
着性が不十分で所期の目的を達成することができない。
この含量が80重量%以上である組成物は、基体あるい
は染色基質に対して特に優れた接着性を示す。
(A)成分の重合体において、一般式(I)の化合物と
ともに共重合体を形成するのに用いること1 ができる他の重合性単量体としては、例えばアクリル酸
メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタ
クリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸フ
ェニル、メタクリル酸フェニル等のアクリル酸もしくは
メタクリル酸のエステル;スチレン、α−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、ビニルナフタレン等のビニル
芳香族化合物を挙げることができる。これらの重合性単
量体のうちでも、アクリル酸もしくはメタクリル酸のエ
ステルを用いることが、より強靭で透明性の高い塗膜を
形成する点において特に好ましい。また、重合性単量体
としては、アクリル酸、メタクリル酸、メタクリル酸ヒ
ドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリ
ル酸−2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸−2−ヒ
ドロキシプロピル、アクリル酸−2−ヒドロキシブチル
、メタクリル酸−2−ヒドロキシブチル等の官能性アク
リル化合物;ブタジェン、イソプレン、ピペリレン、ジ
メチルブタジェン等のジエン系化2 合物を使用することもできるが、これらに由来する単量
体ユニットの含量は(A)成分の重合体の10重量%を
超えない範囲であることが望ましい。これらの含量が1
0重量%を超えると、基体に対する接着力が低下する。
上記の重合性単量体と一般式(I)の化合物の共重合体
の共重合形態は特に制限されず、付加重合によるランダ
ム共重合体、ブロック共重合体等のいずれでもよく、ま
た共重合方法も溶液重合法、乳化重合法等のいずれでも
よい。
(A)成分の重合体の分子量は、組成物を基体あるいは
染色基質に均一な膜として塗布することができる限り特
に限定されないが、通常ポリスチレン換算重量平均分子
量が5.000〜300.000であり、形成する塗膜
の厚さ、塗布方法等の塗膜形成の目的や条件に応じて適
宜選択することができる。
本発明に用いられる組成物の(B)成分である多価カル
ボン酸無水物の具体例としては、無水フタル酸、無水イ
タコン酸、無水コハク酸、無水シトラコン酸、無水ドデ
セニルコハク酸、無水トリカルバリル酸、無水マイレン
酸、無水へキサヒドロフタル酸、無水メチルテトラヒド
ロフタル酸、無水ハイミック酸等の脂肪族ジカルボン酸
無水物;1.2,3.4−ブタンテトラカルボン酸二無
水物、シクロペンタンテトラカルボン酸二無水物等の脂
肪族多価カルボン酸二無水物;無水ピロメリット酸、無
水トリメリット酸、無水ベンゾフェノンテトラカルポン
酸等の芳香族多価カルボン酸無水物;エチレングリコー
ルビストリメリティト、グリセリントリストリメリティ
ト等のエステル基含有酸無水物を挙げることができ、特
に好ましくは芳香族多価カルボン酸無水物である。
また、このカルボン酸無水物としては、市販の無色の酸
無水物からなるエポキシ樹脂硬化剤も好適に用いること
ができ、具体例としてアデカハードナーEH−700(
商品名(以下同じ)、旭電化工業輛製)、リカジッド−
HH1同MH−700(新日本理化■製)、エビ$=7
121(、同YH−308、同DX−128(油化シェ
ルエポキシ■製)等を挙げることができる。
また、本発明に用いられる(B)成分である多価カルボ
ン酸の具体例としては、コハク酸、グルタル酸、アジピ
ン酸、ブタンテトラカルボン酸、マレイン酸、イタコン
酸等の脂肪族多価カルボン酸;ヘキサヒドロフタル酸、
1.2−シクロヘキサンカルボン酸、1,2.4−シク
ロヘキサントリカルボン酸、シクロペンタンテトラカル
ボン酸等の脂環族多価カルボン酸およびフタル酸、イン
フタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸、ピロメリッ
)・醜、1,4,5.8−ナフタレンテトラカルボン酸
、ベンゾフェノンテトラカルポン酸等の芳香族多価カル
ボン酸を挙げることができ、好ましくは芳香族多価カル
ボン酸である。
上記の多価カルボン酸無水物および多価カルボン酸は、
1種単独でも2種以上の組合せでも用いることができる
該組成物における(B)成分の配合量は、(A)成分で
ある重合体100重量部当り 1〜100重量部の範囲
であり、好ましくは5〜50重量部である。(B)成分
の配合量が1重量部未満であると、硬化が不十分となっ
て強靭な塗膜を形成することができず、また100重量
部を超えると塗膜の基体への接着性が低下する上に回転
塗布法により均一で平滑な塗膜を形成することが困難で
ある。
本発明に用いられる組成物の(C)成分である官能性シ
ランカップリング剤を含有する。ここで、官能性シラン
カップリング剤とは、カルボキシル基、メタクリロイル
基、インシアネート基、エポキシ基等の反応性置換基を
有するシランカップリング剤を意味し、具体例としては
トリメトキシシリル安息香酸、γ−メタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン
、ビニルトリメトキシシラン、γ−インシアナトプロピ
ルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロビルトリ
メトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)エチルトリメトキシシラン等を挙げることができる
。中でも、γ−グリシドキシプロビルトリメトキシシラ
ン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン等5 のエポキシ基を有するシランカップリング剤が、種々の
基体に対する塗膜として特に優れた平滑性、接着性、耐
水性および耐溶剤性を示す点で好ましい。これらのシラ
ンカップリング剤は、1種単独でも2種以上の組合せで
も使用することかで用することができる。エポキシ基を
有するシランカップリング剤の使用は、特に優れた平滑
性、保護層の基体あるいは染色基質に対する接着性、耐
水性および耐溶剤性をもたらす。
本発明に用いられる組成物におけるCG)成分の配合量
は、(A)成分である重合体100重量部当り0.1〜
30重量部の範囲であり、好ましくは0.5〜20重量
部である。(C)成分の配合量が0.1重量部未満では
、形成される塗膜の平滑性ならびに基体あるいは染色基
質との接着性、耐水性および耐溶剤性が不十分であり、
また30重量部を超えても接着性の向上はもはや望めな
いばかりでなく、形成6 される塗膜の硬度が低下する。
本発明に用いられる組成物には、上述した(A)〜(C
)の必須成分のほかに、必要に応じて、例えば老化防止
剤、紫外線吸収剤等の安定剤を透明性を損わない程度に
添加することができる。
本発明に用いられる組成物は、上記諸成分を均一に混合
することにより得られる。これらの成分を混合する方法
としては、通常、これらの成分を適当な溶媒に溶解する
ことによって混合する溶液混合法が好ましい。溶液混合
に用いる溶媒としては、上記各成分を溶解し、かつこれ
らの成分と反応しないものであれば、特に限定されるも
のではなく、種々の溶媒を使用することができ、具体例
としては、アセトン、メチルエチルケトン、メチル−n
−プロピルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチル
−n−ブチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチル
−n−アミルケトン、メチル−n−へキシルケトン、ジ
エチルケトン、エチル−n−ブチルケトン、ジ−n−プ
ロピルケトン、ジイソブチルケトン、シクロヘキサノン
、ホロン等のケトン系溶媒; エチルエーテル、イソプロピルエーテル、n−ブチルエ
ーテル、ジイソアミルエーテル、エチレングリコールジ
メチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル
、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレン
グリコール、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエー
テル系溶媒;ギ酸エチル、ギ酸プロピル、ギ酸−n−ブ
チル、酢酸エチル、酸1tJ−n−プロピル、酢酸イソ
プロピル、酢酸−n−ブチル、酢酸−n−アミル、エチ
レングリコールモノメチルエーテルアセタート、エチレ
ングリコールモノエチルエーテルアセタート、ジエチレ
ングリコール七ツメチルエーテルアセタート、ジエチレ
ングリコールモノエチルエーテルアセタート等のエステ
ル系溶媒を挙げることができる。
本発明に用いられる組成物を溶液混合により調製する場
合の混合順序は特に限定するものではなく、例えば全成
分を同時に溶媒に溶解して組成物の溶液を調製してもよ
いし、必要に応じ各成分を9 別々に同一または異種の溶媒に溶解して2以上の溶液と
し、これらの溶液を混合して組成物の溶液を調製しても
よい。例えば(B)成分の溶液と、残りの他の成分の溶
液の2種とを調製しておき、使用直前に所望の比率で混
合することによって、各成分の長期にわたる貯蔵安定性
を向上させたり、2種の溶液の混合比率をかえるだけで
、目的に応じ簡単に塗膜性能を変化させることが可能に
なる。
組成物溶液の濃度は、特に限定されるものではなく、使
用目的に応じて適宜選定することができるが、一般的に
は5〜50重量%程度で使用する。
」−記のようにして調製した組成物溶液を基体または染
色基質の表面に塗布し、加熱により硬化させることによ
り所要の保護層を得ることができる。
上記の組成物の溶液を基体表面に塗布する方法は特に限
定されず、例えばスプレー法、ロールコート法、回転塗
布法など各種の方法を用いることができ、回転塗布法に
も適している点は本発明0 の特長の一つである。
この組成物の熱硬化条件は、組成物の各成分の具体的種
類、配合割合等によって適宜選択されるが、通常80〜
250°Cで15分〜10時間程度である。
本発明の製法は、上述のように(i)〜(iv)工程を
繰返しからなる従来のカラーフィルターの製法において
、保護層形成の改良に関するものであり、基体、感光性
染色基質層等材料、染料、露光方法等は従来使用されて
来た公知のものを使用することができる。
[実施例] 次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれら実施例により限定されるものではない。
実施例1 ポリメタクリル酸グリシジル(ポリスチレン換算重量平
均分子量約so、ooo) 8gをガラス容器中でエチ
ルセロソルブアセテ−) 49g中に加え、完全に溶解
するまで室温でかきまぜた。かくして得られた溶液にト
リメリット酸0.8gおよびγ−グリシドキシプロビル
トリメトキシシラン0.3gを加え、均一に混合するま
でかきまぜた。かくして得られた溶液を孔径0.2 p
、 vnのフィルターでろ過したのち、スピンコーター
を用いてガラス板上に回転数3000rpImで回転塗
布した。塗布後ガラス板を 150 ’Cの恒温槽中に
て1時間熱処理し塗膜を硬化させた。得られた塗膜の表
面は極めて滑らかであり、膜荒れは全く見られなかった
。二光速干渉顕微鏡法によって測定した膜厚は0.39
JLfilであった。
以上のようにして作製した塗膜につき以下の試験を行な
った。まず上記の方法で塗膜をつけたガラス板の吸収ス
ペクトルを、塗布したものと同じガラス板を対照として
測定した。 350nm〜800n謹の全領域において
光線透過率は85%以上であった。次にこのガラス板に
塗布硬化した塗膜の接着性を調べるためにテープ剥離に
よるゴバン目試験(JISK−5400)を行なった。
その結果剥離は全く認められなかった。またこのガラス
板を沸騰水中に入れて5時間放置したのち、同様にして
ゴパン目試験を行なったが、この場合も剥離は全く見ら
れなかった。また、上記の塗膜つきのガラス板をトルエ
ン中に入れて、5時間加熱還流したのちゴバン目試験を
行なったが、この場合も剥離は全く認められなかった。
また、上記と同様にして作製した塗膜つきのガラス板を
200℃のギヤオーブン中で1000時間熱処理した結
果、塗膜にクラックの入ることはなく、また吸収スペク
トルの変化も認められなかった。
さらに、上記と同様にして作製した塗膜つきのガラス板
を下記の組成の染色浴中に入れ100°Cで30分間放
置したのち、ガラス板をとり出してよく水洗し乾燥した
のち塗膜の様子を目視で調べたが、クラックや膜荒れ等
の異常は認められず、また塗膜は無色透明のままで全く
染色されていなかった。
以上の結果から本発明に用いられる組成物の塗膜が平滑
であり、透明性、接着性、耐水性、耐溶剤性、耐熱性お
よび耐染性に極めてすぐれていることが明らかである。
染色浴 酸性染料(キシレンファーストブルー、三菱化成工業(
株)製)・・・ 2g 氷酢酸 ・・・ 3g 蒸留水 ・・・ 100g 実施例2 実施例1におけるトリメリット酸の使用量を0.3gに
かえて、他は実施例1と同様にして組成物溶液を調製し
た。なおエチルセロソルブアセテートの使用量は全固形
分含量が実施例1と同じになるように調節した。次いで
実施例1と同様にして回転塗布法によりガラス板上に硬
化後の膜厚0.38gmの塗膜を形成させた。塗膜の表
面は非常に平滑であった。得られた塗膜について実施例
1と同じ試験を行なった結果は表1に示す通りであった
・ 実施例3 実施例1におけるγ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシランの使用量を0.6gとして、他は3 実施例1と同様に組成物溶液を調製した。なおエチルセ
ロソルブアセテートの使用量は全固形分含量が実施例1
と同じになるように調節した。次いで実施例1と同様に
して回転塗布法によりガラス板上に硬化後の膜厚0.4
1pmの塗膜を形成させた。塗膜の表面は非常に平滑で
あった。得られた塗膜の試験結果は表1に示した通りで
あった。
実施例4 実施例1で用いたポリメタクリル酸グリシジル5.5g
をガラス容器中でジエチレングリコールジメチルエーテ
ル45gに溶解させた。かくして得られた溶液にピロメ
リット酸0.55gとγ−グリシドキシプロビルトリメ
トキシシラン0.28gを加えて均一な溶液となるまで
混合した。
次いで実施例1と同様にして組成物溶液を調製後、溶液
をガラス板上に回転塗布して180℃で2時間硬化し、
硬化後の膜厚0.41p園の塗膜を形成させた。塗膜の
表面は非常に平滑であった。得られた塗膜の試験結果は
表1に示した通りであった。また上記と同様にして塗膜
を形成したガラス4 板を下記の組成の染色浴中に入れ100°Cで5時間放
置したのち、ガラス板をとり出してよく水洗し、乾燥し
たのち塗膜の様子を目視で調べたが、クラックや膜荒れ
等の異常は認められ ず、また塗膜は無色透明のままで全く染色されていなか
った。
染イジ浴 酸性染料(スミノールミリングレッドR8住友化学■製
) ・・・・・・・・・2g氷酢酸 ・・・・・・・・
・3g 蒸留水 ・・・・・・100g 実施例5 アクリル酸グリシジルとメタクリル酸メチルの共重合体
(ポリスチレン換算重量平均分子量約95.000. 
NMRスペクトルによってめたアクリル酸グリシジルに
由来する単量体ユニット含量80重量%)8gをシクロ
ヘキサノン49gに溶解させ、得られた溶液にベンゾフ
ェノンテトラカルポン酸1gおよびβ−(3,4−エポ
キシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン0.4
gを加えて均一な溶液となるまで混合した。次いで実施
例1と同様にして組成物溶液を調製したのち、溶液をガ
ラス板上に回転塗布して180℃で2時間硬化し、硬化
後の膜厚0.45用mの塗膜を形成させた。塗膜の表面
は非常に平滑であった。得られた塗膜の試験結果は表1
に示した通りであった。また、上記と同様にして作成し
た塗膜つきのガラス板を実施例4と同様の染色浴を用い
同様に操作したが、クラック、膜荒れ等の異常は認めら
れず、また塗膜は無色透明のままで全く染色されていな
かった。
実施例6 実施例4におけるピロメリット酸の代りに1.4.5.
8−ナフタレンテトラカルボン酸0.7gを使用し、他
は実施例4と同様にして組成物溶液を調製し、ガラス板
上に硬化後の膜厚o、35gmの塗膜を形成した。得ら
れた塗膜の試験結果は表1に示した通りであった。なお
塗膜の表面は非常に平滑であった。
実施例7 実施例4におけるピロメリット酸の代りにトリメ7リ ツト ポン酸0 、 2 5 gを使用し、他は実施例4と同
様にして組成物溶液を調剥し、ガラス板上に硬化後の膜
厚0 、 4 pmの塗膜を形成した。この塗膜は非常
に平滑であった。この塗膜の試験結果は表1に示した通
りであった。
実施例8 実施例1の象りメタクリル酸グリシジルにかえて、ポリ
アクリル酸グリシジル(ポリスチレン換算重量平均分子
量100,000) 5gを用い、他は実施例1と同様
にして組成物溶液を調製した。次いで実施例1と同様に
してガラス板上に回転塗布し、硬化して厚さ0.51g
層mの塗膜を得た。塗膜の表面は非常に平滑であった。
得られた塗膜の試験結果は表1に示す通りであった。
実施例9 実施例1のポリメタクリル酸グリシジルにかえて、メタ
クリル酸グリシジルとメタクリル酸メチルの共重合体(
ポリスチレン換算重量平均分子量84、000, NM
Rスペクトルからめたメタクリル酸8 グリシジルに由来する単量体ユニット含量72重量%)
 5.8.を用い、他は実施例1と同様にして組成物溶
液を得た。次いで実施例1と同様にしてガラス板上に回
転塗布し硬化して厚さ0.37JLmの塗膜を得た。塗
膜の表面は非常に平滑であった。得られた塗膜の試験結
果は表1に示す通りであった。
実施例10 実施例1のポリメタクリル酸グリシジルにかえて、メタ
クリル酸グリシジルとメタクリル酸n −ブチルの共重
合体(ポリスチレン換算重量平均分子量120,000
 、 NMRスペクトルからめたメタクリル酸グリシジ
ルに由来する単量体ユニット含量63重量%) 8gを
用い、他は実施例1と同様にして組成物溶液を得た。次
いで実施例1と同様にしてガラス板上に回転塗布し、硬
化して厚さ0.35g層の塗膜を得た。得られた塗膜は
非常に平滑であり、またこの塗膜の試験結果は表1に示
す通りであった。
実施例11 実施例1のポリメタクリル酸グリシジルにかえて、メタ
クリル酸グリシジルとメタクリル酸イソブチルの共重合
体(ポリスチレン換算重量平均分子3425,000 
、 NMRスペクI・ルからめたメタクリル酸グリシジ
ルに由来する単量体ユニット含量65重量%) 8.2
 gを用い、また実施例1におけるトリメリット酸に代
えてナフタレンテトラカルボン酸0.6gを用い、他は
実施例1と同様にしてガラス板上に厚さ0.38gmの
塗膜を得た。得られた塗膜は非常に平滑であり、またこ
の塗膜の試験結果は表1に示す通りであった。
実施例12 実施例1のポリメタクリル酸グリシジルにかえて、メタ
クリル酸グリシジルとメタクリル酸t’ーブチルの共重
合体(ポリスチレン換算重量平均分子量15’0,00
0 、 NNRスペクトルからめたメタクリル酸グリシ
ジルに由来する単量体ユニット含量82、5重量%) 
13.0gを用い、他は実施例1と同様にして厚さ0.
32ILmの塗膜−を得た。こめ塗膜についての試験結
果は表1に示す通りであった。
実施例13 実施例1におけるポリメタクリル酸グリシジルに代えて
、メタクリル酸3,4−エポキシブチルとメタクリル酸
第3ブチルの共重合体(ポリスチレン換算重量平均分子
量220,000 NMRからめたメタクリル酸3,4
−エポキシブチルに由来する単量体ユニット70重量%
)6.6gを用い、他は実施例1と同様にして厚さが1
.5μmの塗膜を形成した。この塗膜についての試験結
果は表1に示す通りであった。
実施例14 実施例1で使用したポリメタクリル酸グリシジルl1g
をガラス容器中でエチルセロソルブアセテート89gに
溶解させて得られた溶液に、γ−グリシドキシプロビル
トリメトキシシラン0,6gおよびトリメリット酸0.
6gを加えて均一な溶液となるまで混合した。得られた
組成物溶液を実施例1と同様にしてガラス板上に回転塗
布し、150℃で1時間硬化して、硬化後の膜厚0.4
pLmの塗膜を形成した。得られた塗膜は無色透明であ
り、 3501 〜800nmの全領域において85%以上の光線透過率
を有し、その表面は非常に平滑であった。また硬化後の
塗膜および沸騰水中で5時間放置した後の塗膜のゴバン
目試験を行なった結果、剥離は全く見られなかった。さ
らに塗膜を形成したガラス板をギヤオーブン中200°
Cで′200時間熱処理した後も塗膜にクラック、膜荒
れ等の異常は認められず、吸収スペクトルにも変化は認
められなかった。
また、上記と同様にして作成した塗膜つきのガラス板を
実施例4と同様の染色浴を用い同様に操作したが、クラ
ック、11り荒れ等の異常は認められず、また塗膜は無
色透明のままで全く染色されていなかった。 一方、ガ
ラス板上に市販のゼラチンを水に溶かした溶液(固形分
含量20%)を回転塗布して膜厚1.52gmのゼラチ
ン膜を形成したのち、上記の組成物溶液を上記と同一条
件で回転塗布し、次いで150℃で1時間硬化させて塗
膜を形成した。このようにして得られた塗膜はゼラチン
層と強固に密着しており、剥離は全く認められなかった
e 2 実施例15 実施例1.2.4.5および7〜12で形成した塗膜の
表面硬度をえんぴつ硬度法(JISK−5400)によ
り評価した。結果は表2に示す通りであった。
比較例1 実施例1において、γ−グリシドキシプロビルトリメト
キシシランを使用せずに調製した組成物の溶液を使用し
、実施例1と同様にしてガラス板上に硬化後の膜厚0.
38gmの塗膜を形成させた。
得られた塗膜の試験結果は表3に示した通りであった。
比較例2 実施例4において、ポリメタクリル酸グリシジルにかえ
て、ポリメタクリル酸メチル5.5gを使用して、実施
例4と同様にして組成物溶液を調製し、実施例4と同様
にしてガラス板上に硬化後の膜厚0.55ga+の塗膜
を得た。得られた塗膜の試験結果は表3に示した通りで
あった。
比較例3 実施例1のポリメタクリル酸グリシジルにかえて、メタ
クリル酸グリシジルとメタクリル酸メチルの共重合体(
ポリスチレン換算重量平均分子量83.000 NMR
スペクトルからめたメタクリル酸5 4 グリシジルに由来する単量体ユニット含量45%)6g
を用い、他は実施例1と同様にして組成物溶液を得た。
次いで実施例1と同様にしてガラス板上に回転塗布し、
硬化して厚さ0.31Bmの塗膜を得た。得られた塗膜
の試験結果は表3に示す通りであった。
実施例16 実施例1〜14で調製した組成物溶液を用いてカラーフ
ィルターを製造した。第1図は工程説明図である。第1
図(a)に示すようにして、光学研磨したガラス基板1
の表面上に前記組成物を300Orpmで回転塗布後、
150℃で30分間熱処理して厚さ0 、71Lmの透
明下地層2を形成した。第1図(b)に示すように、こ
の下地層2の上に、ゼラチンに重クロム酸アンモニウム
を20重量%添加した感光性染色基質層3を厚さ1〜2
gmに形成した。次に、第1図(C)に示すように、染
色基質層3の上に所定の遮光パターンを有するホトマス
クを載置し、水銀灯を用いて光を照射した。次で温水で
現像を行ない、未露光部のゼラチンとゼラチン中の重ク
ロム酸アンモニウムを洗い出して除去し、ポストベーク
を行なった後、赤色染色浴に浸漬して赤色パターン3”
を形成した。次に、第1図(d)に示すように、基板全
面に前記組成物溶液を300Orpmで回転塗布後、1
50℃で30分間熱処理を行なうことによリ11色目保
護層4を形成した。2色目1)および3色目(青)につ
いて同様の操作を繰返すことにより、第2図に断面図を
示す3色のカラーフィルターを製造した。図中5.6は
それぞれ2色目および3色目のパターンであり、7.8
はそれぞれ2色目および3色目のパターンの保護層であ
る。
各実施例の組成物溶液を用いて上記の操作により得られ
たカラーフィルターは7層構造を有しており、各層間の
密着性をテープ剥離試験を行なったが各層間は強固に密
着しており、全く剥離は見られなかった。このカラーフ
ィルター上に25000で30分間かけてITOの蒸着
操作を施したが、カラーフィルターの劣化は何らみられ
なかった[発明の効果] 本発明の製法により得られるカラーフィルターは、防染
保護層または表面保護層として形成される保護層が、紫
外から可視の領域にわたる広い範囲の波長域において高
い光線透過率を有して透明8 性に優れているもので、しかも極めて薄くかつ平滑に形
成することができるものであるため、鮮明な画像を得る
ことができる。また、該保護層は退色性に優れ各色相部
相互の防染作用が高いため混色が防止され、良好な分光
特性を得ることができる。さらに、該保護層は高い耐熱
性を有するので表面保護層としてその上にITO等の透
明電極を形成するのに適しており、その点でも信頼性の
高いカラーフィルターである。さらに、該保護層は基体
や染色基質との接着性、靭性、耐傷性、耐光性、耐水性
、耐溶剤性等においても優れているため、使用環境の影
響を受け難く、長期にわたり使用することができ、信頼
性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の製法を例示する工程説明図であり、
第2図は、本発明の製法で得られたカラーフィルターの
断面図である。 1 ガラス基板 2 下地層 3 感光性染色基質層 9 3°、5.6 色相パターン 4.7.8 保護層 代理人 弁理士 岩見谷 同志 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (i)基体上に感光性染色基質層を形成する工程、 (ii)前記基質層の1色目のパターン部を選択的に露
    光後、現イ象する工程、 (iii)前記の現像後、1色目のパターン部を所定の
    分光特性を有する染料で染色する工程、および (iv)前記の染色後、基体全面に保護層を形成する工
    程を有し、 次に(iv)工程で形成した保護層を基体として前記の
    (+)〜(iv)の工程を所要の色の数だけ繰返すこと
    からなるカラーフィルターの製法において、 前記の保護層が、 (A)一般式(I) [式中、Rは水素原子または低級アルキル基であり、n
    は1〜5の整数である] で表される化合物に由来する単量体ユニットを60重量
    %以上含有する重合体と、 (B)前記重合体100重量部当り1〜100重酸部の
    多価カルボン酸無水物および多価カルボン酸から選ばれ
    る少なくとも1種の化合物と、(C)前記重合体100
    重量部当り0,1〜30重量部の官能性シランカップリ
    ング剤とを含んでなる熱硬化性組成物により形成される
    ことを特徴とするカラーフィルターの製法。
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