JPS6021278B2 - エンジン保持装置 - Google Patents

エンジン保持装置

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Publication number
JPS6021278B2
JPS6021278B2 JP4293577A JP4293577A JPS6021278B2 JP S6021278 B2 JPS6021278 B2 JP S6021278B2 JP 4293577 A JP4293577 A JP 4293577A JP 4293577 A JP4293577 A JP 4293577A JP S6021278 B2 JPS6021278 B2 JP S6021278B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
mount
gas
gas mount
axis
Prior art date
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Expired
Application number
JP4293577A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53127904A (en
Inventor
喜久男 大浦
正 藤本
研二 芳賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nippon Oil Seal Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Oil Seal Industry Co Ltd filed Critical Nippon Oil Seal Industry Co Ltd
Priority to JP4293577A priority Critical patent/JPS6021278B2/ja
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Publication of JPS6021278B2 publication Critical patent/JPS6021278B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエンジン保持装置に関し、更に詳しくはガスマ
ウントを用いたエンジン保持装置に関するものである。
従来、エンジン保持装置としてはゴムの弾性を利用した
ラバーマウント方式が知られているが、この種ラバーマ
ウントを用いた方式ではエンジンの振動を吸収する性能
が十分でなく、特に燃料消費を押える目的で6気筒エン
ジンを3気筒燃焼させて用いる場合にエンジンの振動が
大きく、良好なエンジン保持装置の出現がまたれていた
。エンジンの振動成分として主として問題となるのは、
上下方向(y方向)および左右方向(x方向)の振動と
z軸まわりの回転振動であり、これらの振動に対して3
つの固有振動を生じる。本発明による振動絶縁の原理は
これらの3つの固有振動数のi(i=1,2,3)を強
制外力の振動数のに対して急>ノ2(i=1’′2’3
) ‘1)になるように選ぶことによって、エン
ジンの振動(力および変位)が車体に伝達されないよう
にすることである。
図1に示すようなエンジン支持機構において、エンジン
質量をM、z軸まわりの慣性モーメントを&とすると、
変位u,v,回転0に対する運動方程式は次式で与えら
れる。鰐略言無さ。子 ■ここに K,.=kq(cos28,十cos282)十kr(
sin28,十siぜひ2)K22=Kq(s解8,十
s形82 ) 十kr(cos28,十cos282) K33=Kq {(qsin8,十h,cos8,)2
十(Qsin82 十h2cos82)2 }十kr{
(b,sin8,一h,coso,)2十(Qs;na
2−h2cos02)2 }K,2=(kr−kq)(
sin8,cos8,一Sma2cosa2)K,3=
h,(kqcos28,十krsi〆8,)十h2(k
qcos282 十krsi〆82 )一(kr−kq
)(bsino,cos8,十b2sin82cos0
2 )K23ニq(kqSin28,十krCoS28
,)−Q(KqSin282 十krC。
S282 )−(kr−kq)(h,sin8,cos
8,一h2sin82cos82)kr:支持方向のば
ね定数kq:支持方向に直角な方向のばね定数 エンジン支持においては上下、左右方向の振動と回転振
動が達成しないような支持方法をとるのが望ましい。
これらの間に達成があると、エンジンの上下、左右振動
によって回転振動が誘起され、これが車体に伝わるとド
ライバーに不快感を与える。また達成振動が存在すると
固有振動数は高くなり、特にアィドリングなどの低回転
数城における振動絶縁が難かしくなる。上下振動と回転
振動が非達成となる条件は式【2}においてK23=0
であり、すなわち、8,=82=8,q=Q=b,h,
=h2=h t3}左右振動と回転振動の非達成条件は
K,3=0であり、すなわち、式〔3}の条件およびh
びr−kqおjn8COS8‘4) b kqcos20十krsi〆8 本発明による支持機構では一般的にkr−kq主0なの
で、式■を満足するようにマゥントを取付けるのは困難
である。
したがってエンジンの左右振動と回転振動との蓬成は避
けられないが、この影響を少なくする目的でエンジン下
部の片側壁または両側壁にラバー・ストッパ等の横ゆれ
防止手段を用いることはきわめて有効である。このラバ
ー・ストッパはエンジンの微小振動に対しては拘束を与
えないが、達成振動による横ゆれが大きくなるとラバー
・ストツパがエンジンの横ゆれを押え、振動が増幅しな
いようにするものである。また実用上、エンジンの大き
な変位は問題となるので、このようなラバー・ストッパ
で変位を少なくすることはきわめて有利である。以下本
発明の実施態様を図面に基づいて詳細に説明する。
第2図及び第3図に於いて、エンジン本体1のフロント
側の第1の側面3側には相対揺動可能に第1のガスマゥ
ント10の一端が固着されており、又、該第1のガスマ
ゥント10の池端は車体30側に相対揺動可能に固着さ
れている。
一方、エンジン本体1のフロント側の第2の側面5側に
は第1のガスマゥント10と対応する位置に第1のガス
マウント10と同様に第2のガスマウント13が取付け
られている。
更に、エンジン本体1のリャー側にはエンジン本体1を
下から支える形に第3のガスマゥント17が配置されて
いる。ここで、ガスマウントとは気体の圧縮性を利用し
た緩衝部村を意味している。上記した各ガスマウントは
更に以下に述べる様な配置となっている。
すなわち、第1のガスマント10の鞄線a−aと第2の
ガスマゥント13の軸線b−bとの交点Zが、重心Gを
通る垂線Y−Yを含み、エンジン本体1の前後方向に広
がる平面上に位置するとともに、第1のガスマウントの
軸線a−aと、重心Gを通る垂線Y−Yを含み、エンジ
ン本体1の前後方向に伸びる平面とのなす取付角度0,
及び第2のガスマゥントの軸線b−bと、重心Gを通る
垂線Y−Yを含み、エンジン本体1の前後方向に広がる
平面とのなす取付角度82が互いに等しく(G,=82
)、かつ15o〜450の範囲になる様に取付けられる
。又、第1、第2及び第3のガスマゥント10,13,
17は水平藤Z−Zに対して直交する関係に配置される
。通常、この水平軸Z−Zは車体30が置かれる略面に
対し平行である。又一方、エンジン本体1の横ゆれ防止
手段として、エンジン本体1の下部両側壁に当接する様
にラバー・ストツパ20が配置されている。このラバー
・ストツパ20は車体30側に固定された断面略L字形
状の保持部材21にエンジン本体1の下部側壁に向って
突出するゴム状弾性材製クッション部材22を一体的に
固着した構造のものである。又、この種横ゆれ防止手段
としてはラバー・ストツパ20の代わりにガスマウント
の様な緩衝部村を垂線Y−Yに対して直交する形に設け
る態様としてもよい。
更に、前述した取付角度8,及びひ2 の角度がly〜
45oの範囲から選択されるのは以下の理由からである
。すなわち、上下振動が独立になるように取付けた場合
(8,=02 =0,q=Q=b,h,=h2=h)の
上下振動の固有振動数のy及び左右振動と回転振動との
蓮成固有振動数は次式で与えられる。
岬=ノ奪孤8ノワ鷲電 ■ 収め=度岬■十馬(・蛤QX−奪QZ) 土ハ。
汁号(・十物X−舎QZ)}2−等他−QZ2)〕柊
■ここに○Xニねn20 {1十(kq/kr
)/tan20}/{1十(kq/kr)tan20}
QZ=tano {1一(kq/kr)}/{1十(k
q/kr)tan28} rz:z軸まわりの回転半径 なお、式佃の複号は十が上心ローリングに、一が下心ロ
ーリングに対応しており、固有振動数の高い上心ローリ
ングが一般に問題となる。
図4及び図5はマウント取付方法が上下振動及び上心ロ
ーリングの固有振動数に及ぼす影響を式{5},‘61
力)ら求めたものである。のxふとのyの比を小さくす
ることが振動絶縁の領域を広げる意味からも有利である
が、8>450になるとどのようなh/bに対してもの
xJ>のyとなり、好ましくない。又a<150になる
と取付状態が不安定となって実用的でなくなり、他のマ
ウントとの併用が必要となる。したがって本マウント方
式では8=30o土15oとし、それに応じてのx◇が
極小となるようなh/bを図4から選んで敗付けるのが
よい。このときマウント取付方向と直角のばね定数kq
はガスマウントのばね定数krの0.1以下になるよう
に設計するのが望ましい。図5はばね定数比kq/kr
の影響を示したものである、kq/krが0.1以上に
なると達成振動の固有振動数のx0が高くなり、低回転
領域での振動絶縁が困難となる。本発明は上述した構成
を有する結果以下に述べる様な作用効果が期待出来る。
すなわち、第6図から明らかな様に、本発明に係るガス
マウントと横ゆれ防止手段とを用いたものは従来のラバ
ーマゥント方式に比べ、中広い回転領域に於て、1/2
〜1/3陣度車体振動を低く押えることが出釆たもので
ある。
尚、本デ−夕一は6気筒エンジンにおいて、3気筒燃焼
させたときの振動加速度を計測したものである。図面の
簡単な説明第1図は詳細な説明の欄で示した数式を説明
するためのヱンジン本体とガスマウントとの関係を示し
た図、第2図は本発明の一実施態様を示す図であり、第
3図は第2図の側面図、第4図はガスマウントの取付位
置と振動との関係を示した図、第5図はガスマウントの
ばね定数比kq/krと振動との関係を示した図であり
、第6図は回転速度と車体振動との関係を本発明のもの
と従来技術に係るものとを対比する形で示した図である
1・・・・・・エンジン本体、3・・・・・・第1の側
面、5・・・第2の側面、10・・・・・・第1のガス
マゥント、13・・…・第2のガスマウント、17……
第3のガスウマント、20……ラバー・ストッパ、21
……保持部材、22・・・…クッション部材、30…・
・・車体。
第1図 第4図 第2図 第3図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジン本体1のフロント側両側面3、5を、第1
    ガスマウント10及び第2のガスマウント13によりそ
    れぞれ支持するとともに、前記エンジン本体1のりヤー
    側を、第3のガスマウント17により支える構成とし、
    前記エンジン本体1の重心Gを通る垂線Y−Yを含み、
    前記エンジン本体1の前後方向に広がる平面と、前記第
    1のガスマウント10の軸線a−aとのなす取付角度θ
    _1及び前記垂線Y−Yを含み、前記エンジン本体1の
    前後方向に広がる平面と、前記第2のガスマウント13
    の軸線b−bとのなす取付角度θ_2を、15°〜45
    °の範囲において、互いに等しく設定するとともに、前
    記第1、第2及び第3のガスマウント10、13、17
    を、水平軸線Z−Zに対して略直交する様に配置し、前
    記第1のガスマウントの軸線a−aと前記第2のガスマ
    ウントの軸線b−bとの交点Zが、略前記垂線Y−Yを
    含み、前記エンジン本体の前後方向に広がる平面上に位
    置する様にし、前記エンジン本体1の横ゆれを妨止する
    手段を、前記エンジン本体1の前記両側面3、5の少な
    くとも一方の側に配置したことを特徴とするエンジン保
    持装置。 2 エンジ本体1の横ゆれ防止手段が、エンジン本体1
    下部側壁に当接する様に配置されているラバー・ストツ
    パ20である特許請求の範囲第1項記載のエンジン保持
    装置。 3 第1のガスマウント10及び第2のガスマウント1
    3に於ける各ガスマウントの軸線に直交する方向のバネ
    定数kgと各ガスマウントの軸線方向のバネ定数Krと
    の比kg/Krを0.1以下に設定された特許請求の範
    囲第1項記載のエンジン保持装置。
JP4293577A 1977-04-14 1977-04-14 エンジン保持装置 Expired JPS6021278B2 (ja)

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JP4293577A JPS6021278B2 (ja) 1977-04-14 1977-04-14 エンジン保持装置

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JP4293577A JPS6021278B2 (ja) 1977-04-14 1977-04-14 エンジン保持装置

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JPS53127904A JPS53127904A (en) 1978-11-08
JPS6021278B2 true JPS6021278B2 (ja) 1985-05-27

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ID=12649861

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JP4293577A Expired JPS6021278B2 (ja) 1977-04-14 1977-04-14 エンジン保持装置

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JPS53127904A (en) 1978-11-08

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