JPS6021262B2 - 動力伝達機構 - Google Patents

動力伝達機構

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JPS6021262B2
JPS6021262B2 JP49080088A JP8008874A JPS6021262B2 JP S6021262 B2 JPS6021262 B2 JP S6021262B2 JP 49080088 A JP49080088 A JP 49080088A JP 8008874 A JP8008874 A JP 8008874A JP S6021262 B2 JPS6021262 B2 JP S6021262B2
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JP
Japan
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axis
power transmission
transmission mechanism
shaft
torque
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JP49080088A
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JPS5042258A (ja
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ジヤン ケンペ イ−ブ
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BADETEKU CORP
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BADETEKU CORP
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Publication date
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Publication of JPS6021262B2 publication Critical patent/JPS6021262B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H15/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
    • F16H15/48Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members with members having orbital motion
    • F16H15/50Gearings providing a continuous range of gear ratios

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は動力伝達機構に関する。
額斜し得るブロック部材が円錐形に回転運動して入力お
よび出力の速度比を変えるようにされた動力伝達機構と
いうものは周知である。これら周知の動力伝達機構の或
るものにおいては、ブロックの円錐形の回転運動が他の
機素と連結されて、速度比を変えたり、またはトルクを
伝動するようになっている。米国特許第1,728,3
83号明細書が開示する動力伝達機構においては、相対
的に回転する複数の機素が備えられ、それらのうちの1
つはブロック上に装架されていて円錐形の回転運動を行
なうようになっている。動力伝達のためと、この機構の
速度比を可変に制御するために、複数の機素が相互に滑
ることがないように維持するように、くさび効果手段が
利用されている。しかしながら、達成される接触力の大
きさは、大きいトルクを伝達するのには不充分なもので
ある。周知の動力伝達機構において大きなトルクを伝達
することができるようにする試みが行なわれたが、機素
相互間の滑りと摩耗とによってェネルギ損失をもたらし
ていた。
米国特許第3,261,21y号明細書に開示された動
力伝達機構においては、ブロックと、基本的に球形状空
所を画成していて2つの別々のシャフトに連結された2
つのディスク上に形成された回転表面とを備えている。
ブロックの軸線は2つのディスクの対称中心に対して横
方向に変位していて、ブロックはディスクの軸線から異
なる距離にある、ディスクの車由線と同じ側に位置して
いる2点において、2つをディスクと回転接触している
。この動力伝達機構においては、動力は第1のディスク
からブロックへ、次にブロックから第2のディスクへ伝
達される。この動力伝達機構により伝達される動力は連
続して一連の接触点を通過し、各々の接触点は伝達され
た動力全体を受けるので、ェネルギ損失は比較的に大き
い。さらに、摩耗接触圧力による鞄線方向の力および半
径方向の力は、ブロックおよび各ディスクを支持するこ
ろ軸受に伝達されるので、ころ軸受は半径方向および鞠
線方向の力を共に軸受することができる型式のものを用
いる必要があり、また動力が大きいものであれば、この
ころ軸受を大きな寸法のものとせぎるを得なくなり、し
たがってェネルギ損失はさらに大きくなる。本発明は従
来技術のかかる欠点を克服し得る動力伝達機構を提供す
ることを目的とする。
本発明の次の目的は、第1の機素と第2の磯素との間に
生じる比較的純粋な接触圧力によって大きい入力トルク
を伝達し得て、しかも駆動シャフトに軸線方向の力が生
じないようにする動力伝達機構を提供することである。
本発明の別な目的は、この接触圧力を生じさせるトルク
が補償されて、動力の伝達がバランスしたものとなるよ
うな動力伝達機構を提供することである。本発明による
動力伝達機構は、第1の藤線のまわりもこ、鯛線方向に
隔層された、2つの閉じた回転表面を有する第1の機素
を備え、この2つの回転表面は第1の軸線に垂直な平面
に対して両側に1つづっの回転表面を画成している。
この平面は第1の樋線上の点を通る。また、第1の車中
線上の前記の点のまわりに、かつ第1の軸線のまわりに
円錐形の運動をさせられる第2の機素が備えられている
。この第2の機素も第2の車由線のまわり‘こ2つの閉
じた回転表面を有しており、これらの回転表面は前記の
点を通って第2の車由線に垂直な平面に対して両側に1
つづつ位置するように轍線方向に隔置されている。第2
の軸線は前記の点で第1の藤線と交差し、かつ角度(a
)だけ第1の鯛線に対して傾斜している。第1のシャフ
トを有する入力トルク装置が備えられていて第1の藤線
と前記の点とのまわりに第2の機素を円錐形に回転運動
させる。
第2の機素は質量を有しており、円錐形に回転運動させ
られるとこま運動トルク(gMoscopictorq
ue)を発生する。ここで、こま運動トルクとは、こま
が回転している時に、その回転軸線を懐けるような力が
こまに作用した場合に、こまにはこれに反抗するような
偶力が発生するが、この偶力によって生じるトルクをこ
のように称することとする。かようなこま運動トルクは
、第1および第2の鞠線の両側に位置する2つの領域に
接触して2つの機素の回転表面の間に接触圧力を生じさ
せるために効果的なものであって、第1の機素と第2の
機素との間に滑りをなくして第1の機素と第2の機素と
を連結するために、このこま運動トルクを用いることが
できる。入力トルク装置から第2の機素を通って伝達さ
れた出力トルクはシャフトの形態でなるトルク装置を備
えることによって、取り出すことができる。上述したこ
ま運動トルクによって、伝達される動力の値、すなわち
大きさがどのようなものであっても、第2の機素を第1
の機素に対して滑りないこ保持することが可能となる。
また、軸線方向に作用される反力がシャフトにかからな
いのであって、その理由は、第1の機素と第2の機素と
の間に生ずる接触圧力は、偶力をもたらすだけであるか
らであって、したがって、半径方向の力を支承すること
ができる軸受を備えておけば済む(鞠線方向の力をも支
承するような軸受を備える必要はない)から、動力伝達
機構を軽量のものとすることができるのである。本発明
の動力伝達機構は、動力の伝達性能を向上させるという
利点があるのであって、その理由はへ 2つの機素が接
触する2点がそれぞれ半分ずつ動力の伝達にかかわって
、それらが並列に作動されるからである。
本発明の一実施例によれば、第1の藤線に対して2つの
接触点の位置を変えることによって入力と出力の速度比
を変更させる装置を備えている。
この装置は第1の機素を構成する2つの半殻を軸線方向
に動かすように室中に流体圧を適用するように構成する
ことができる。本発明の他の実施例によれば、煩斜した
第2の鞠線に対して第2の機素を回転させるための装置
を備えている。
第1の鞠線のまわりの第1の機素の回転表面は第1の軸
線に垂直な平面に対して対称に位置させられ、第2の鞠
線のまわりの第2の機素の回転表面は第2の軸線に垂直
な平面に対して対称に位置せしめられ、かくて、こま運
動トルクがよりよくバランスされるように構成すること
ができる。本発明による動力伝達機構の別な実施例にお
いては、第1の機素が第1の軸線のまわりに回転運動さ
れ、好ましくは歯車である機械的連結装置が備えられて
へ第1と第2のシャフトと協動し、少なくとも2つの次
のものの速度に関係するように構成することができる。
すなわち、第2の藤線のまわりの第2の機素の速度と、
第1の軸線のまわりの第1の機素の速度である。このよ
うな構成は或る利点をもたらすのであって、例えば或る
連結装置を用いると、最大出力速度は角度(a)がoo
の場合に得られるのであり、これは直結駆動と同じであ
る。この場合は、第2の機素と第1の機素とは同速度で
回転し、回転表面上の2つの点の間には何らの変位も生
じない(すなわち、第2の機素上の接触点が第2の軸線
のまわりに一回転する円周の長さと、第1の機素上の接
触点が第1の軸線のまわりに一回転する円周の長さとは
同じである)。さらに、こま運動トルクは角度(a)お
よび第1と第2の藤線のまわりにおける第2の機素の速
度の関数として変化するから、前記の連結装置によれば
出力速度の関数としてこま運動トルクを変化させること
ができ、操作の異なるモード(トルクを一定にしたいと
か、動力を一定にしたいとか等)に適応するようなトル
クを得ることが可能である。以下、図面によって、本発
明の実施例について説明する。
第1図に示す本発明による動力伝達機構はフレーム(A
)を有し、該フレーム上にはころ軸受29,31を介し
てハウジング1が装架され、該ハウジングには互いに摩
擦力を介して駆動的に接続されている二つの機素、すな
わち第1の機素2および第2の機素3が配設されている
軸線7のまわりを回転する第1の磯素2、すなわち殻は
6aにおいてハウジング1にキー止めされ、2つの半殻
4,5により構成されている。
これらの2つの半殻4,5は、本伝達機構の軸線7の方
向にのみ相対的に移動可能に6において互いにキー止め
されている。半殻4,5の各々は凹んだ内側摩擦表面8
,9を有し、この摩擦表面は第2の機素3、すなわち、
ブロックと協働するようにされている。ここに、第2の
機素3は鞠線7と角度(a)を成す鞠線12のまわりで
回転する。2つの摩擦表面8,9は同形であり、鞠線7
および12上の点(s)に関して対称であり、かつ平面
10に関して対称であり、この平面10‘ま線7と垂直
であり、点(s)を横切っている。
この平面1川ま固定され、半殻4,5は平面101こ関
して対称的に動く。一体に作られ、2つの半殻4,5に
より画成された内部空間内に配設されたブロック3は円
筒状の穴11を有し、該穴11は軸線12を有し、2列
型式のニードル軸受14の外しースを構成する。
内レースは藤線12を有する支持部材13の円筒状表面
に形成されており、この支持部村13およびブロック3
は軸線12を中心として相対的に回転可能にされている
。第1図と第2図に示すように、支持部材13は穴15
を有し、該穴15は2段の末広穴部分を有し、軸線12
と同軸に配置されており、点(s)に関して対称である
穴15の各々の末広穴部分は軸線7および12により画
定される子午面に平行な台形ベースを有する直角柱の形
状を有し、該穴15の最大蚤端部部分15aは長方形を
しており、支持部村13の一端に配設されている。一方
、小径端部部分15bも長方形をしており、点(s)を
通過し、鞠線12に対して垂直な平面16内に配置され
ている。穴15の2段の末広穴部分に共通な小さい部分
15bはシャフト18の柱形の突起17により貫通され
ており、該突起17は例えば正方形断面を有し、該シャ
フト18は軸線7を有し、ころ聡受30を介してハウジ
ングー内に軸受されている。
突起(トルク装置を構成する)17は軸線7に関して傾
斜している。突起17の鞠線17aは点(s)を通過し
、車由線7に対し角度(b)を成す。第1図において、
鞠線17aは図面の平面内にあるのが示されているが、
シャフト18が回転すると、聡線17aは頂角2bであ
る頂点Sを有する円錐面の軸跡を描く。支持部材13は
ピンによる突起17に連結され、ピンの鯛線22は点(
s)を通過し、軸線7および12に対して垂直である。
鞠線22のピンは例えば突起17と一体であり、支持部
材13内で自由に回転可能である。ピンの機能は支持部
材13を点(s)に心出しすることである。したがって
、支持部村13とブロック3はピンの鞠線22のまわり
で枢動可能であり、鯛線7と12が成す角度(a)は最
大値と零の間で変動しうる。
例示の目的で1つのケースを説明すると、第1図の矢印
(f)の方向に枢動する場合においては角度(a)の最
大値(b+c)は、軸線12に関して角度(c)だけ倭
斜しているが、互いに平行な、支持部材13の穴15の
2つの表面15cと突起17の対応表面との接触により
画成される。支持部村13の突起17による駆動または
その逆の場合の駆動は鞠線22を有するピンにより行な
われるのではなく、第2図に示すように、支持部材13
の穴15と突起17の相互接触する平行な表面15d,
17bを介して行なわれる。
このようにして、突起17は軸線7のまわりに円錐形に
軸線12を駆動してトルクを伝達する作用を行つo機素
2の内部の凹状の摩擦表面8と9と協働するべく、フロ
ツク3はその各端部において2つの外側の凸状の摩擦表
面19,20を有し、該表面19,20は軸線12のま
わりを回転し、平面16に関して対称である。
フロック3の表面19,20はそれぞれ機素2の表面8
,9と点(P,,P2)において協働している。
点(P,,P2)は、一方では表面19,20上におい
て機素2,3の相対運動の間に軸線12を有し、平面1
6に関し対称な等しい半径(R,)を有する2つの円を
描き、他方では表面8,9上において、軸線7を有し、
平面101こ関し対称な等しい半径(R2)を有する2
つの円(C,,C2)を描く。第2の機素(すなわちブ
ロック)3の表面19,20が第1の機素2の表面8,
9と接触する点(P,),(P2)は第2の機素3が回
転するとき藤線12と鞠線7のまわりで運動するわけで
あるが、鞠線1 2と点(P,,P2)との間の距離で
ある(R,)を、第2の機素3の鼠線12のまわりの回
転運動半径と、軸線7と点(P,,P2)との間の距離
である(R2)を第1の機素2の軸線7のまわりの回転
運動半径と言うことにする。後に説明するが、例えば油
圧装置などを用いることによって半径比(R,/R2)
を変化させることができるが、(R,ノR2)を変化さ
せることにより第2の磯素3の鞠線12のまわりの角速
度に対する第1の機素2の鞄線7のまわりの角速度の比
を変化させることができるのである(ブロック3が軸線
12のまわりを一回転すると、ブロック3上で考えた点
(P,)は円周2mR,の距離だけ運動するわけだが、
第1の機素2が軸線7のまわりを一回転すると、第1の
機素2の表面8上で考えた点(P,)は円周2mR2の
距離だけ運動することになって両者が相違することに注
意すれば、上述したことは容易に理解し得よう)。
本発明の一実施例によれば、表面19,20は、点軸線
12と藤線7を含む子午線断面において曲率半径(r,
)を有する輪郭を有し、表面8,9の該子午線断面にお
ける輪郭は、軸線7から離れるにしたがって小さくなる
曲率半径(r2)を有している。
フロック3の鱗線12のまわりの回転は鞍線7を有する
シャフト(第2のトルク装置を構成する)21の回転に
接続される。
ここにシャフト21はシャフト18と反対側でシャフト
18と同軸に配されたころ軸受27を介してハウジング
1に軸受されている。シャフト21とブロック3との接
続はルッェッパ型式の等速ジョイント23を介して行な
われ、このジョイントは基本的には米国特許第2,90
2,844号明細書に記載の構造を有するが、本発明に
適合するよう修正を施されている。ジョイント23は、
ブロック3およびシャフト21の鐘またはドラムの形態
のベル82にそれぞれ形成された溝80,81に係合し
たローラ24を含む。シャフト21は凸状の球面リング
84と摺動接触する凹状の球面リング83を備え、球面
リング84はブロック3をベル82に対して心出しする
玉継手を形成するべく、フロック3の中心部分に形成さ
れている。パイロット・ロッド87の玉継手を構成して
いる中央部分86は各ローラ24に係合し、該パイロッ
ト・ロッドの球端部分88,89は半径方向の軸線91
,92を有し、それぞれブロック3およびベル82内に
設けられた空所に係合している。したがって、0ーラ2
4の中心は、平面10,16により形成された2平面と
交差する平面25内に実質的に保持される。ジョイント
23はこのようにして第2の機素、即ちブロック3を軸
線12のまわりに駆動するトルクを伝達する作用をする
。シャフト18と隣接して、半殻4,5は環状室32を
画成した半径方向の壁4c,5aを形成している。
半径方向の壁5aの端部は円筒状のスリーブ26に続い
ており、このスリーブ26は○リング28を介在させた
状態でシャフト18上で軸線方向に摺動可能である。半
径方向の壁4cの内側端部は○リング33を介在させた
状態でスリーブ26の外側表面上で軸線方向に擢動可能
である。半殻4,5の相対的な軸線方向の位置を変更、
すなわち角度(a)を変えるために、機械的,油圧,電
磁気,電気機械的または他の装置を使用してもよい。
例示の目的で、油圧装置を説明する。カバー96が95
においてフレーム(A)にボルト止めされており、シャ
フト18が該カバーを貫通しており、カバー内には液体
源に接続された接続部97が形成され、この接続部はカ
バー96に形成された半径方向の通路98を経て環状の
溝99と蓮通し、この溝はシャフト18を囲み、0リン
グ100により液密にされている。この環状の溝99は
、シャフト18に形成された半径方向の通路101,1
02および軸線方向の通路79およびスリーブ26に形
成された半径方向の通路103を介して環状室32へ接
続されている。半径方向の通路102,103はシャフ
ト18を囲み、かつ0リング28により密封された環状
の溝104と蓮適している。液体源から環状室32へ導
入された液体の体積は2つの半殻4,5の相対的な軸線
方向の位置を確実に決定する。シャフト21と近接して
、車由線7にトルク連結されるフランジー07が、中空
シャフト105を構成するハウジング1の環状部分に1
06においてネジ止めされている。
点(P,,P2)の領域における摩擦効果による、駆動
に必要な力は、車由線12および事由線7の回転面に対
して点(s)において垂直な蛇線22のまわりに発生す
るこま運動トルク(矢印f)により得られる。
このトルクは次の要素の関数である。… 軸線7のまわ
りのシャフト18の回転速度。(ii) 軸線12のま
わりのブロック3の回転速度。(iii) ブロック3
の轍線12に関する慣性モーメント。○の 平面16内
に含まれ、点(s)を通る任意の鞠線に関するブロック
3の慣性モーメント。
(V〕角度(a)。フロック3の主慣性モーメントは、
前記トルクがブロック3を枢動させ、かつ同時に該ブロ
ックを前記2つの半殻4,5に押しつける傾向があるよ
うに選択される。
かくて2つの半殻4,5の相対的な軸線方向の位置が支
持部材13,ニードル軸受14,フロック3の角度位置
を画定し、したがって角度(a)の値を画定し、環状室
32内に収容された液体が非圧縮性の流体接触をするの
で、前記2つの半殻4,5は動いて互いに離れることが
出来ない。したがって、角度(a)は、環状室32内の
液体の体積変化の作用で半殻4,5の聡線方向の位置を
変えることにより変動可能となる。作動において、通常
の場合、シャフト18,21,105一107が回転す
るとき、速度の方程式は、山−Q+(Q・8)X亀=。
と書かれる。ここに、Q:軸線7のまわりのシャフト1
8の回転速度、8:軸線7のまわりのシャフト21の回
転速度、の:軸線7のまわりの2つの半殻4,5の回転
速度(これは鞠線7のまわりのハウジング1−105−
107の回転速度に等しい)、R,:接触点(P,,P
2)とブロック3の軸線1 2との間の距離(すなわち
、第2の機素の軸線12のまわりの回転運動半径)、R
2:軸線7と接触点(P,,P2)との間の距離(すな
わち、第1の機素の軸線7のまわりの回転運動半径)。
ただし、R,,R2は角度(a)が変動するにつれて変
動する。例えば、シャフト18が駆動シャフトで、シャ
フト21が従動シャフトであり、シャフト105−10
7が回転を阻止されているような特別な場合においては
、シャフト18は藤線7のまわりの回転運動を支持部材
13へ伝達し、この支持部材の軸線12は軸線7に対し
て角度(a)だけ傾斜し、また頂点(s)と頂角2aを
有する円錐の軌跡を描く。
フロック3は支持部材13と同じ円錐運動を行なうが、
ニードル軸受14の効果により軸線12のまわりを自由
に回転する。回転を阻止されている半殻4,5に対して
2つの点(P,,P2)においてブロック3が自動的に
押し当てられると、ブロック3は軸線18と異なる回転
速度でその鞠線12のまわりに反作用により駆動される
。この速度は角度(a)の関数であり、ジョイ′ント2
3を介して出力軸21へ伝達されるM 」の特別の場合
において、出力速度6と入力速度Qとの関係は次式で与
えられる。8=Q(1−受〉 シャフト18が駆動シャフトで、シャフト105−10
7が従動シャフトであり、シャフト21が回転を阻止さ
れていると仮定した特別な場合、シャフト18は軸線7
のまわりの回転運動を支持部材13へ伝達し、支持部材
13の轍線12は鯛線7に対して角度(a)だけ頬斜し
、頂点(s)と頂角2aを有する円錐の軌跡を描く。
ブロック3は支持部材13と同じ円錐運動を行なうが、
ブロック3は、回転を阻止されているシャフト21と等
速結合されているため藤線12のまわりで回転すること
が出来ない。2つの半殻4,5に対して2点(P,,P
2)において押しつけられるにつれて、ブロック3は半
殻4,5をシャフト18とは異なる回転速度で駆動する
この速度は角度(a)の関数であり、キー6aによりハ
ウジング1へ、したがってその突起105一110へ伝
達される。この特別な場合、出力速度のと入力速度Qと
の関係は次式で与えられる。仲Q(1−亀〉 第1図および第4図から第9図に示すように、種々の接
触点P,,P2、第2の機素3の回転表面19,20お
よび第1の機素2の回転表面8,9の形状を考えること
ができる。
2つの接触点P,,P2の種類は実際に次のようなもの
であり得る。
その一つは、第1図,第4図,第5図に示すように、R
,がR2より大きく、こま運動トルクが機素2の2つの
半殻4,5を動かして互いから引き離すようなものであ
る。他の一つは、第6図から第9図に示すように、R,
がR2より小さく、こま運動トルクが機素2の2つの半
殻4,5を動かして互いに近づけるようなものである。
前記接触点の種類の一方または他方を選ぶと、半径比公
,/R2の変動振幅が同じものに対し異なる速度変動を
生じ、また異なる大きさの機構を得ることになる。2つ
の機素2および3の摩擦表面8,9および19,20の
異なる形状の選択は、出力速度に対して異なった特性を
得られ、また異なる効率を得られるので、本発明の伝達
機構はそれぞれの適用例(自動車用とか、ポンプ用とか
)に適合するように修正することが可能となる。
これらの2つずつ対になっている、4つの摩擦面の形状
を特性化するには、周知のヘルツの理論による。すなわ
ち、各々の考えている表面に関して、主半径と称され、
接触点を通過する2つの垂直平面内における前記接触点
において定義された2つの曲率半径の大きさと符号を検
討する。これらの垂直平面の第1の面は子午線面であり
、この面は、接触点‘こおいて子午線の曲率半径(第1
図に示すように、表面19,201こ対してはr,、表
面8,9に対してはr2)を定義するように、考慮中の
表面の回転軸中を通過する。これらの垂直平面の第2の
面は接触点(第1図の線m−m)において前者の面に垂
直であり、接触点において横断方向の曲率半径(第3図
に示すように、表面19,20に対してはr3、表面8
,9に対してはr4)を定義する。考慮中の表面におけ
る凹状の表面線に対応する曲率半径には負の符号を付け
、考慮中の表面内における凸状の表面線に対応する曲率
半径には正の符号を付ける。一例として、第1図におい
て、表面19,20の子午線は凸状であるので、r,は
正であり、表面8,9の子午線は凹状であるので、r2
は負である。第3図において、横断方向の垂直面内にお
いて、横断線tは凸状なので、r3は正であり、横断線
Lは凹状なので、r4は負である。このような特別の例
において、正の半径r,,r3により特徴づけられる表
面19,20は凸状−凸状と呼ばれ、負の半径r2,r
4により特徴づけられる表面8,9は凹状−凹状と呼ば
れる。ただし、これらの主半径は2つの条件r.<r2
およびr3<r4を満足しなければならない。本発明に
よる装置において、4つの主曲率半径r,,r2,r3
,r4の値の正,負または無限大のいづれかの値により
創成された摩擦表面8,9および19,20の全ての形
状を採用することが意図されている。これらの摩擦表面
の形状の特別な例を第4図から第9図に示す。第4図に
おいて、半径部分4a,5a上に形成された摩擦表面8
,9は平面状(r2=の,r4=功)であり、一方第1
図において、凸状−凸状(r,>0,「3>0)である
ブロック3の摩擦表面19,20は環体輪郭の端部稜3
aを形成されている。
第5図において、半殻4,5の摩擦表面8,9は凹状−
凸状(r2く0,r4く0)であり、鞠線方向のボス4
d,5dの外側表面上に形成され、これらのボスは半径
方向の部分4a,5aからブロック3の内部へ延び、こ
のブロックの端部において該ブロックはこの目的のため
に中空にされ、一方端部稜3aと接触している。
第6図から第9図において、R,<R2であり、回転表
面8,9は、機素2の半殻4,5の円筒状部分4b,5
bの内側表面に接続された環状部分4e,5eに形成さ
れている。
相関的に、回転表面19,2川ま、2つのフランジ3b
の軸線方向の端部に設けられた端部稜3a上に形成され
ており、該フランジは全体的に円筒形状を有し、機素3
の端部から対向関係に内側へ延びている。この場合、第
6図から第9図に示すように、比亀の値を定義するため
、油圧支持は液体を供給される環状室32により与えら
れ、相対的な鞠線方向の位置を定めるように2つの環状
の、相対的に摺動可能な部分4e,5eの間において画
成され、機素2の2つの半殻4,5が機素3の端部稜3
aのスラスト力を受けて前記位置まで変位する。第6図
において、摩擦表面8,9の各々は凸状−凸状(r2>
0,r4>0)であり、一方摩擦表面19,20は凸状
−凹状(r,>0,r3<0)である。第7図において
、摩擦表面8,9は平面(r2=功,r4=の)であり
、摩擦表面1 9,20は凸状−凸状(r,>0,r3
>0)である。
第8図において、摩擦表面8,9は凸状−凹状(r2>
0,r4<0)であり、摩擦表面1 9,20は凸状−
凸状(r,>0,r3>0)である。
第9図において、摩擦表面8,9は凹状−凹状(r2<
0,r4<0)であり、摩擦表面1 9,20は凸状−
凸状(r,>0,r3>0)である。第2の機素の摩擦
表面8,9が平面でないすべての場合(第1図、第5図
、第6図、第8図)参照、図中の8a,9aのような点
線で示すような円錐輪郭で置き替えることが可能である
。中央太陽歯車、外側リング歯車および1個以上の遊星
歯車を有する遊星キャリャとにより画成され、中央太陽
歯車,外側リング歯車および遊星キャリャの中の1個が
入力、即ち駆動作用を行い、他の1個が出力、即ち被動
作用を行い、残りの1個が回転を阻止されるような反動
作用を行うような通常の遊星車装置から類推して、本発
明による装置は、機素3と共に回転するように接続され
た3本のシャフト105,18および21を有し、これ
らのシャフトはそれぞれが前記のような3つの遊星作用
の内の1つの作用を行なうことのできる3つの機素を構
成し、残りの2つの作用は残りの2本のシャフトの一方
または他方によって行なわれる。
特に、反動作用の機能が、この機能を引き受ける機素を
回転に関し制御する場合、この制御は例えば残りの2つ
の機素の一方および(または)他方と回転するカップリ
ングにより達成される。本発明による機構において、カ
ップリング装置を介して3本のシャフト105,21,
18のいずれか一本を他の残りのシャフトのいづれかと
接続させるか(第10図,第11図参照)または残りの
2本のシャフトと接続させる(第12図参照)ことがで
き、このカップリング装置は例えば歯車を有するか、ま
たは有しない遊星機構により構成することが可能である
。第10図は第1図に示す機構の子午線方向の部分断面
図で、この図においては同軸のシャフト1−105一1
07とシャフト18の間の回転に関するカップリングが
示され、これらの2本のシャフトの角速度比はR,/R
2の値の如何にかかわらず、常に一定の所定の比率にさ
れている。
この目的のため、藤線7を有するシャフト18は軸線7
を有する環状部材111内に自由に軸受されており、こ
の環状部材は117においてフレームAに連結され、し
たがってころ軸受118を介して回転を阻止されている
。ハウジング1一105一107は、フレームAと一体
の環状部材111により担持されたころ藤受29を介し
て鞠線7のまわりを自由に回転するよう設置されている
。回転ハウジングーー105一107は部材116を介
して環状部材110と共に軸線7のまわりを回転するよ
うに接続され、この環状部材11川ま軸線7を有し、そ
の内側部分に歯を有し、通常の遊星車装置のリング歯車
と同様に、遊星車装置のリング歯車を構成している。鞠
線7のシャフト18はプレート114と共に回転するよ
うに接続され、このプレート114は遊星車装置の太陽
歯車を構成している歯を、その周辺部に担持している。
太陽歯車114およびリング歯車110は1個以上の遊
星歯車113を介して、例えばニードル軸受のようなこ
ろ軸受117を介して軸線115を有するシャフト11
2に対して自由に回転できる歯車に接続されている。シ
ャフト112は環状部材111と一体であり、この環状
部材111は遊星歯車キャリアの機能を果たし、回転を
阻止されている。シャフト105および21(図示せず
)は第1図の右側部分に示すように配設されている。機
素2の2つの半殻4,5の藤線方向の位置の制御は、例
えば第1図に示す実施例におけるように液体源に通じる
接続部97を介して油圧で行なわれる。第11図は第1
図に示す装直の子午線方向の部分断面図であり、回転ハ
ウジング1と同軸のシャフト21の間の回転に関しカッ
プリングが設けられ、比R,/R2が変動した時にこれ
らの2つの機素の角速度の比の変動を許容する。
この特別な場合、2つの機素1および21は、入力作用
と出力作用を行なう鞠線7を有する第4のシャフト12
0を構成するように遊星車装置を介して接続されている
。それで、シャフト21はもはや第1図におけるように
外部から直接手を触れることはできなくなり、第1図の
左側におけるようにシャフト18とシャフト120のみ
が残り、これらのシャフトは同軸で、入力または出力の
機能またはその逆の機能を共有する。ハウジング1は第
1図におけるように軸線7を有するシャフト21により
坦持されたころ滋受27を介して鞄線7のまわりを自由
に回転することができる。
環状部村121はまた、都村122を介してハウジング
1と共に回転するように接続され、遊星車装置の遊星歯
車キャリアを構成している。シャフト21はプレート1
27と共に回転するよう接続され、このプレートはその
周辺部分に歯を担持し、この歯は1個以上の遊星歯車1
25の歯と噛合い、遊星歯車125は軸線124を有し
、例えばニードル軸受のようなころ軸受126を介して
シャフト123に対して自由に回転することができる。
これらの遊星歯車のシャフト123は回転する環状部材
121と一体である。シャフト120はスリーブ13川
こより延長されており、このスリーブはころ軸受129
を介してフレームAに軸受されており、ころ軸受128
を介してシャフト21に回転可能に取り付けられ、スリ
ーブ130の延長部はその内側表面に歯を担特し、この
歯は遊星歯車すなわち歯車125の歯と噛合う。第12
図は第1図に示す伝達機構の一つの修正例を示し、3本
のシャフト105,21および18は遊星車装置を構成
する3つの機素と連結され、外部から直接手を触れうる
ようになっており、各々の機素はそれぞれ入力、出力ま
たは反動の3つの遊星作用の1つの作用を行なう。
この目的のために、本発明による機構は、シャフト18
および21により貫通されたブロック3を有する。ブロ
ック3は多数の半径方向の腕によって構成されたゥェプ
3pを有し、それにより外側部分3×を内側部分3yに
接続することが可能となる。鞠線7を有するシャフト2
1は2つのベル部材82aおよび82bにより延長され
た2つの部品21aおよび21bを有し、これらのベル
部材はウェブ13bの半径方向の腕の間を通る腕により
部分的に構成され、131において互いに一体にされて
いる。シャフト21の部品21aは軸線7を有する出力
フランジ135と共に回転するようにスプラィン134
を介して接続されており、したがって出力フランジ13
5は第1図に示す実施例におけるように外部から手を触
れることができる。シャフト21の部品21bは麹線7
を有するプレート133と共に回転するよう132にお
いて接続され、このプレート133は遊星車装置の遊星
歯車キャリアを構成している。軸線7を有するシャフト
18は2つの部品18aおよび18bより構成され、こ
れらの部品の延長部17eおよび17fはブロック3の
支持部材13を貫通し、136において互いに一体にさ
れている。シャフト18の部品18aは第1図に示す実
施例におけるように外部から手を触れることができる。
シャフト18の部品18bは、軸線7を有するプレート
143と共に回転するように酸緩され、このプレートは
、遊星車装置の中心太陽歯車を構成するように周辺部に
歯を有する。中心太陽歯車143は、軸線148を有す
る1個以上の遊星歯車144と噛合い、これらの歯車1
44は例えばニードル軸受のようなころ軸受145を介
してシャフト149に回転可能に取り付けられている。
これらの遊星歯車のシャフト149は遊星歯車キャリア
143と一体にされている。これらの遊星歯車は遊星車
装置の外側太陽歯車を構成するようにハウジング1の内
側表面に形成された歯と噛合っている。ハウジング1−
105は、ころ藤受139および140を介してフレー
ムA内に鼠線7のまわりで自由に回転するように設置さ
れている。シャフト21は、一方では延長部147内の
ころ軸受141を介して延長部133により、他方では
ハウジング1内においてころ軸受142を介して軸線7
のまわりを自由に回転するように設置され、延長部14
7はハウジング1と共に回転するように148において
接続されている。シャフト18は、ころ軸受138を介
してシャフト105内で、またニードル軸受137を介
してシャフト21の部品21a内で鞠線7のまわりに自
由に回転可能である。機素2の半殻4,5の軸線方向の
位置の制御は、まず分岐接続部97を介して、次に一連
の通路を介して環状室32に液体を供給したり取り去っ
たりすることにより油圧で確保され、前記一連の通路は
前記分岐接続部からハウジングを通り、次に延長部14
7を通り、最後に機素2の半殻5の円筒状の延長部15
0を通って環状室32へ通じている。
第13図は、第1図に示す型式の2つの伝達機構により
構成された伝達機構を示し、該2つの機構は同じ藤線7
を有し、この軸線に沿って順々に設置されており、その
3本のシャフト105,21,18は同軸に配設され、
そのこま運動トルクは、一方では機素3A,2Aの間に
おいて、他方では磯素3B,2Bの間において動力の伝
達を許容し、機素2Aおよび2Bを介してフレームAへ
伝達されるが、これらのトルクは方向が反対で大きさが
等しいoこの目的のため、前記伝達機構は2つの動力伝
達機構により構成されており、共通のハウジング1を有
し、該ハウジング1のハウジングIAおよびIBは15
2において接続され、この共通のハウジングは本機構の
外部から手を触れることのできる出力フランジ107と
一体のシャフト105によって第1図におけるように延
長されている。
ハウジング1−105一107はその両端部においては
第1図に示す実施例におけるように2個のころ軸受31
および29によりフレームA内で軸線7のまわりに、そ
の中央部においてはころ軸受152および環状部材15
1を介して2つの動力伝達機構に共通のシャフト21の
まわりに自由に回転しうるように設置され、該環状部村
はハウジングーと152において一体であって、軸線7
を有する。軸線7を有するシャフト18は第12図に示
すようにブロック3Bの支持部材を貫通しており、第1
図に示すように、その端部はブロック3A内の傾斜した
延長部になっている。第1図に示す実施例におけるよう
に、外部から手を触れることができるシャフト18は、
一方では第1図の実施例におけるようにころ軸受301
こよりハウジングー内において、他方ではニードル軸受
144により機構の中央の中空シャフト21内において
、軸線7のまわりで自由に回転しうるように設けられて
いる。機構の中央において、まずブロック3Bの等速ジ
ョイントの中空の出力または入力シャフトを構成するシ
ャフト21は、第12図に示すようにブロック3Aを貫
通し、その端部は第1図に示す実施例におけるように、
外部から手を触れられる中空シャフト21になっている
シャフト21はシャフト18およびハウジング1に関し
て、一方ではころ軸受154および153により機構の
中央部において、他方ではころ軸受27によりハウジン
グーー105−107内で自由端部において軸線7のま
わりで自由に回転するように設けられている。このよう
に配設された2つの動力伝達機構は並列に作動し、直列
には作動しない。
4つの接触点、すなわち機素2Bの部品4Bおよび5B
とブロック3Bの間のP,およびP2,および磯素2A
の部品4Aおよび5Aとブロック3Aの間のP3および
P4の各々は伝達される動力の享をそれぞれ伝達する。
軸線12Aおよび12Bを有するブロック3Aおよび3
8が軸線7に対して反対方向に同じ角度aだけ傾斜する
ように、速度変動の同時制御は、オリフィス97A,9
7Bおよび環状室32A,32Bを介して油圧で確保さ
れている。このように作られた動力伝達機構は3本の同
軸のシャフト105,21,18を有し、各シャフトは
、第1図に示す動力伝達機構におけるように入力、出力
および反動作用の1つを行ない、残りの2つのシャフト
は残りの2つの作用を行なう。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転する内方の機素が子午線方向の位置に置か
れている本発明の一実施例である動力伝達機構の車由線
方向の断面図、第2図は第1図の線D−川こ沿った断面
図、第3図は第1図の線m−mに沿った断面図、第4図
と第5図は第1図に示す摩擦表面の修正例である摩擦表
面の車由線方向の部分断面図、第6図,第7図,第8図
と第9図は第1図,第4図,第5図に示す摩擦表面とは
異なる型式の種種の摩擦表面の軸線方向の部分断面図、
第10図と第11図は3本のシャフトを有し、その中の
2本の間に遊星車装置による回転カップリングが設けら
れ、第10図では一定の比、第11図では可変比である
動力伝達機構の藤線方向の部分断面図、第12図は3本
のシャフトが遊星車装置中を回転するように接続された
動力伝達機構の鯛線方向の断面図、および第13図は2
つの動力伝達機構を有する動力伝達機構の軸線方向の断
面図を示す。 図において、2・・・・・・第1の機素、3・・・・・
・第2の機素(ブロック)、4,5・・・・・・半殻、
7,12…・・・回転軸線、8,9,19,20・・・
…回転表面、22・・・・・・軸線、18,21,10
5……シャフト。 FIG.3 FIG.4 FiG.1 FIG.2 FIG.5 FIG.10 FIG.11 趣 FIG.7 FIG.8 FIG.9 FIG.12 FIG.13

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の軸線7を有する第1の機素2と、第2の軸線
    12を有し、該第2の軸線が該第1の軸線と交差した状
    態で、該第1の軸線のまわりに両円錐形に運動すること
    ができる第2の機素3とを含み、該運動の円錐形の頂点
    が前記の双方の軸線の交点(S)であり、前記第1の機
    素2は一対のころがり表面8,9を有し、該一対のころ
    がり表面は該第1の軸線のまわりに回転し、また該第1
    の軸線に対し垂直であつて前記交点(S)と交差する平
    面10の各側に一つずつ配置されており、前記第2の機
    素3は一対のころがり表面19,20を有し、該第2の
    機素のころがり表面は前記第2の軸線のまわりに回転し
    、また該第2の軸線に対し垂直であつて前記交点(S)
    と交差する平面16の各側に一つずつ配置されており、
    該第1の機素および第2の機素のそれぞれのころかり表
    面は該第2の軸線が該第1の軸線のまわりに両円錐形に
    運動する際に該平面10の各側に一つずつ位置した2点
    (P1,P2)において相対的にころがり接触するよう
    に係合可能であり、さらに前記第1の軸線のまわりに両
    円錐形に前記第2の軸線を駆動するトルクを伝達するト
    ルク装置17と、作動中に前記第2の機素の両円錐形運
    動から出る慣性偶力がそれぞれのころがり表面の係合の
    方向において該ころがり表面の接触点において該第2の
    機素に作用するそれぞれの力の成分を生ずるように前記
    第2の機素と前記トルク装置を接続する自由に枢動する
    支持装置13とを含む動力伝達機構。 2 特許請求の範囲第1項に記載の動力伝達機構におい
    て、前記第2の機素を駆動して前記第2の軸線のまわり
    にトルクを伝達する第2のトルク装置21を含む動力伝
    達機構。 3 特許請求の範囲第2項に記載の動力伝達機構におい
    て、前記2個のトルク装置17,21および前記第1の
    機素の一つが反動部材として回転しないように保持され
    、前記2個のトルク装置および前記第1の機素の他の一
    つが動力入力部材であり、前記2個のトルク装置および
    前記第1の機素の残りの一つが動力出力部材であること
    を特徴とする動力伝達機構。 4 特許請求の範囲第1項に記載の動力伝達機構におい
    て、前記第1の機素の該ころがり表面が軸線方向に変位
    可能で前記交点(S)に関して対称に相互に向かつたり
    相互から離れたりして、前記第1の軸線と第2の軸線と
    の間の角度(a)を変えかつ伝達の速度比を変えること
    を特徴とする動力伝達機構。 5 特許請求の範囲第1項に記載の動力伝達機構におい
    て、一方の動力伝達機構の第2の機素に作用する慣性偶
    力と他方の動力伝達機構の第2の機素に作用する慣性偶
    力が概ね等しく、かつ反対向きであることを特徴とする
    動力伝達機構。
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