JPS6021250A - 複合ポリエステルフイルム - Google Patents

複合ポリエステルフイルム

Info

Publication number
JPS6021250A
JPS6021250A JP12800483A JP12800483A JPS6021250A JP S6021250 A JPS6021250 A JP S6021250A JP 12800483 A JP12800483 A JP 12800483A JP 12800483 A JP12800483 A JP 12800483A JP S6021250 A JPS6021250 A JP S6021250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
weight
polyester film
parts
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12800483A
Other languages
English (en)
Inventor
河上 憲市
吉井 俊哉
勝 鈴木
秀真 岡阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP12800483A priority Critical patent/JPS6021250A/ja
Priority to US06/622,771 priority patent/US4590119A/en
Priority to DE8484304358T priority patent/DE3461503D1/de
Priority to EP19840304358 priority patent/EP0132951B2/en
Publication of JPS6021250A publication Critical patent/JPS6021250A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は1表面の平坦性と滑性と接着性とが共に優れた
複合ポリエステルフィルムに関fる。
塩、アミドまたはワックスを特定量含有し9粒子が微細
に分散された配向ポリエステルフィルムの少なくとも片
面に特定の易接着性樹脂層が積層されてなる平坦性と滑
性と接着性とが共に優れた複合ポリエステルフィルムに
関するものである。
〔従来技術〕
近年、ポリエステルフィルムは、磁気テープや磁気ディ
スクなどの磁気記録媒体用、コンデンサー用、写真用、
マイクロフィルム用、包装用などの分野への進展が著し
い。
これらポリエステルフィルムの各用途に於いては1表面
の厳しい制御が要望されている。すなわち、平坦性と滑
性と接着性が共に優れた表面を有するポリエステルフィ
ルムが要望されている。たとえば、磁気テープなどの磁
気記録媒体用ベースフィルムとしては、記録・再生の質
(電磁変換特性)をよくするために平坦性が、ヘッド当
シや走行性をよくするために滑性が、そして、磁性層の
接着力をよくして電磁変換特性と走行性を良く保つよう
にするために接着性が同時に優れている必要がある。し
かし単体ポリエステルフィルムでこの三特性、すなわち
、平坦性、滑ベシ性、接着性を同時に優れたものを得る
のは極めて困難であるため、従来の技術としては、−面
が易滑面であ汎他面が平坦面かつ易接着面である複合ポ
リエステルフィルムが提案されてき′fc。
しかし、このような従来の複合ポリエステルフィルムは
、易滑面の表面凹凸が平坦面に転写して坦 平蝉面側の平坦性を損う欠点、逆に、易接着面が易滑面
に転写して易滑面側の滑性を損う欠点、平坦面かつ易接
着面がブロッキングじやすいため。
滑性が悪いという欠点、高湿度下での経時変化で接着性
が低下する欠点などがあった。この欠点故走行性が共に
優れたものになシ得ながった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上Ht欠点のないもの、すなわち1表
面の平坦性、滑性、接着性の6特性が共に優れた複合ポ
リエステルフィルムを提供せんとするものである。
〔発明の構成〕
本発明は、ポリエステル100重量部に。
A、内部粒子、または、平均粒径が0.1〜3μmの不
活性粒子をo、 o o i〜1重量部と。
B、主成分が炭素原子数18〜66の高級脂肪族モノカ
ルボン酸からなる化合物の金属塩もしくは部分金属塩化
合物、主成分が炭素原子数18〜36の高級脂肪酸アミ
ド、または。
主成分が炭素原子数17〜66の高級脂肪酸と炭素原子
数17〜33の多価アルコールからなる高級脂肪酸ワッ
クスをO,、005〜2重量部 とを含有してなる配向ポリエステルフィルムを基体とし
、該基体の少なくとも片面に、エステル形成性スルホン
酸アルカリ金属塩化合物を含むコポリエステルまたはコ
ポリエステルエーテルからなる樹脂層が積層されてなる
複合ポリエステルフィルムを特徴とするものである。
本発明における基体となる配向ポリエステルフィルムの
ポリエステルとは、芳香族ジカルボン酸を主たる酸成分
とし、アルキレングリコールを主たるグリコール成分と
するポリエステルである。
芳香族ジカルボン酸の具体例としては、テレフタル酸、
イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸。
ジフェノキシエタンジカルボン酸、ジフェニルジカルボ
ン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸。
ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェニルケトンジ
カルボン酸、アンスラセンジカルボン酸。
α、β−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4
/−ジカルボン酸などが挙げられる。これらのうち、特
にテレフタル酸が望ましい。
アルキレングリコールの具体例としては、エチV:/ 
f リ:l −/l/、) リメチレングリコール、テ
トラメチレングリコール、ペンタメチレングリコール、
ヘキサメチレングリコール、ヘキシレングリコール等が
挙げられる。これらのうち、特にエチレングリコールが
望ましい。
もちろん、これらのポリエステルは、ホモポリエステル
であってもコポリエステル(共重合ポリエステル)であ
ってもよく、共重合する成分としては、たとえば、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチ
ルグリコール、%ホリアルキレングリコール、p−オキ
シリレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタツ
ール、5−ナトリウムスルホレゾルシンなどのジオール
成分。
アジピン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸、2
.6−ナフタリンジカルボン酸、5−ナトリウムイソフ
タル酸などのジカルボン酸成分、トリメリット酸、ピロ
メリット酸などの多官能ジカルボン酸成分、p−オキシ
エトキシ安息香酸などのオキシカルボン酸成分などが挙
げられる。
なお、上記ポリエステル中には、勿論、公知の添加剤、
たとえば、帯電防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤など1
本発明の効果を損わない量で添加されていてもよい。
本発明における内部粒子とは、ポリエステルの合成時に
添加したカルシウム化合物、マグネシウム化合物および
リチウム化合物の少なくとも一種の化合物とポリエステ
ルを構7″″′する成分とが結合して生成する粒子であ
る。
なお1本発明の内部粒子中には9本発明の効果を妨げな
い範囲でリン元素および微量の他の金属成分、たとえば
、亜鉛、コバルト、あるいはアンチモン、ゲルマニウム
、チタンなどが含まれていてもよい。
本発明における不活性粒子とは9種類としては元素周期
律表第1t、 I、 IV族の元素の酸化物もしくは無
機塩から選ばれる化学的に不活性なもので。
たとえば合成または天然品として得られる炭酸カルシウ
ム、湿式シリカ(二酸化ケイ素)、乾式シリカ(二酸化
ケイ素)、ケイ酸アルミニウム(カオリナイト)、硫酸
バリウム、リン酸カルシウム。
タルク、二酸化チタン、酸化アルミニウム、水酸化アル
ミニウム、テレフタル酸カルシウム、ケイ酸カル、シウ
ムなどが挙げられる。この不活性粒子の平均粒径は、0
1〜3μmである必要があシ。
好ましくは0゜1〜2μmである。0.1μm未満の場
合、フィルムの滑性が不十分となシ、3μmを越すとフ
ィルムの平坦性が悪くなる。
本発明においては、上記内部粒子または上記不活性粒子
の少なくとも一方を含有していなければならない。含有
量は、内部粒子または不活性粒子のいずれか一方のみの
場合は、ポリエステル100重量部に対して、o、oo
i〜1重量部である必要があシ、好ましくは0.01〜
0.5重量部である。
マタ、内部粒子と不活性粒子の両者を含有する場合は9
両者の合計の含有量がポリエステル100重量部に対し
、0.001〜2重量部、好寸しくけ0、002〜1重
量部であるのが望ましい。含有量が上記した範囲の下限
未満であると、フィルム−フィルム間もしくは、フィル
ム−金属間の摩擦係数が大きくなち櫂滑性が悪くなシ、
一方、含有量が上記した範囲の上限を越えると、粗大粒
子の発生が多くな99表面粗さが大きくなって、平坦性
が悪くなる。
本発明における。主成分が炭素原子数18〜36の高級
脂肪族モノカルボン酸からなる化合物の金属塩化合物ま
たは部分金属塩化合物C以下、高級脂肪酸金属塩化合物
という)とは、具体例としてステアリン酸、ノナデカン
酸、アラキン酸、カルナウバ酸、リグノセリン酸、メリ
シン酸、セロチン酸、モンタン酸、ペトロセリン酸、オ
レイン酸。
エルカ酸、リノール酸およびこれらを含む酸混合物など
が挙げられ、金属種としてはアルカリおよび/またはア
ルカリ土類金属例えば、リチウム。
ナトリウム、カリウム“、バリウム、マグネシウム。
カルシウム、ストロンチウムが挙げられ、特に好ましい
化合物としては、ステアリン酸マグネシウム、モンタン
酸カルシウム、モンタン酸ナトリウム、エルカ酸ナトリ
ウムなどが挙げられる。
ここで主成分とは、それら化合物が総量で500重量部
上含有されたものをいう。
なお、該高級脂肪酸金属塩化合物の脂肪酸の炭素原子数
が18未満の場合はフィルム表面へのブリードアウトが
激しく、接着性が著しく劣シ、炭素原子数が36を越え
る場合は滑性が得られない。
該高級脂肪酸金属塩化合物の含有量は、ポリエステル1
00重量部に対して、0.005〜2重量部である必要
があシ、好ましくは0.01〜1重量部。
さらに好ましくは005〜05重量部である。上記含有
量が0.005重量部未満の場合はフィルムの平坦性・
滑性がほとんど得られなくなシ、また2重量部を越える
場合はフィルム表面へのブリードアウトが激しくなって
接着性が著しく劣ってしまう。
本発明における。高級脂肪酸アミドとは、主成分が炭素
原子数18〜36の高級脂肪酸アミドのことであシ、具
体例としては、ステアリン酸アミド、オレにイン酸アミ
ド、エルカ酸アミド、ベヘン酸アミドが挙げられ、特に
、エルカ酸アミドが望ましい。ここで主成分とは、炭素
原子数18〜33の高級脂肪酸が総量で50重量%以上
含有されたものをいう。また、王妃具体例の他に、置換
された脂肪酸アミドとして、一般式 〔式中、R8はアルキルまたはアルケニルまたはシクロ
アルケニル基、R1はHまたはアルキル基。
R8はアルキル基、R1ならびにR8はオキシ基または
アルコキシ基を含有していてもよい。但し。
炭素原子数の合計が18〜33である〕で示された化合
物を用いてもよい。具体例としては、酢酸−N−ステア
リルアミド、プロピオン酸−N−メチル−N−ステアリ
ルアミド等が挙げられる。
ここで脂肪酸の炭素原子数が18未満の場合はフィルム
表面へのブリードアウトが激しく、接着性が著しく劣シ
、炭素原子数が33を越える場合は滑性が得られない。
該高級脂肪酸アミドの含有量は、ポリエステル100重
量部に対して、0.005〜2重量部である必要があシ
、好ましくは、0.01〜1重量部。
さらに好ましくは、 、0.05〜0.5重量部である
上記含有量がo、 o o s重量部未満の場合は、フ
ィルムの平坦性・滑性が劣シ、また。2重量部を越える
場合は、フィルム表面へのブリードアウトが激しくなっ
て接着性が劣る。
本発明における高級脂肪酸ワックスとは、主成分が、炭
素原子数17〜5′3の高級脂肪酸と炭素原子数が17
〜63の多価アルコールからなる脂肪酸エステル化合物
のことであシ、具体例としてハ、セラックロウ、ヌカロ
ウ、虫ロウ、モンタンロウ、羊毛ロウ、カルナウバロウ
、カンデリラロウ、綿ロウ、合成ロウなどのロウ、なら
びにこれらのロウの脂肪酸エステルの一部あるいは全部
を他のアルコール成分で置換したシ、あるいはナトリウ
ム、カリウムなどのアルカリ金属あるいはカルシウム、
マグネシウム、バリウムなどのアルカリ土類金属などの
金属塩に改質した変成物で炭化水素化合物含量が50重
量−以下で常温で固体のものである。これらの中で特に
望ましいものは。
カルナウバロウ、モンタンロウ、合成ロウ、ならびにそ
の変成物である。ここで主成分とは、炭素原子数17〜
33の高級脂肪酸と炭素原子数が17〜63の多価アル
コールからなる脂肪酸エステル化合物が総量で500重
量部上含有されたものをいう。
ここで高級脂肪酸や多価アルコールの炭素原子数が17
未満の鴨合は、フィルムへのブリードアウトが激しく、
接着性が著しく劣シ、炭素原子数が33を越える場合は
滑性が得られない。
該高級脂肪酸ワックスの含有量は、ポリエステル100
重量部に対して、0.005〜2重量部である必要があ
シ、好ましくは、0.01〜1重量部。
さらに好ましくは、0.05〜0.5重量部である。
上記含有量が0. OO5重量部未満の場合は、フイ激
しくなって接着性が劣る。
本発明においては、上記高級脂肪酸金属塩化合物と上記
高級脂肪酸アミドと上記高級脂肪酸ワックスの王者のう
ちの少なくともいずれかを規定量含有していなければ1
本発明の効果が発現しなくなシ、磁気テープとなした時
の走行性と電磁変換特性が両立しなくなる。なお、上記
三者のうち。
王者以上を含有する場合は、それらの合計の含有量がポ
リエステル100重量部に対し、O;1105〜2.0
重量部、好ましくは、0.002〜1重量部であること
が望ましい。
以上述べてきたように1本発明複合ポリエステルフィル
ムは。
(A) 内部粒子C以下、単に■と略称する)または不
活性粒子C以下、単に■七略称する)と(B) 高級脂
肪酸金属塩化合物C以下、単に■と略称する)もしくは
、高級脂肪酸アミド(以下、単に■と略称する)もしく
は、高級脂肪酸ワックスC以下、単に■と略称する)と
を基体配向ポリエステルフィルム中に含有するものであ
り、上記A項の粒子C以下、単に粒子源(A)という)
と、B項の含有物C以下、単に高級脂肪酸化合物の)と
いう)とが必ず両方とも含有していることが必要である
。粒子源に)のみあるいは高級樹脂酸化合物(B)のみ
を含有している場合は本発明の効果は発現しない。好ま
しい粒子源(4)、と、高級脂肪酸化合物(B)の組合
せは、■+■+■、■十■十■十■、■十■十■+■、
■+■、■十■。
■十■十■、■十■、■十■、■+■である(ここで、
“十″とは、併用する意味である)。
なお9粒子源(A)と高級脂肪酸化合物(B)とが必ず
双方とも含有している必要がある理由は、高級脂肪酸化
合物(B)がポリエステル中において1粒子源(A)を
微分散化せしめる相剰作用があるからである。
本発明においては、基体ポリエステルフィルムは配向し
ている必要がある。配向フィルムでないと平坦性と滑性
と接着性とが同時に優れた表面にすることが難しいし、
また厚みムラ、剛性9寸法安定性が致命的に悪い。配向
の形式は、−軸配向。
二軸配向など、こ知の配向形式から選べるが、二軸配向
形式が望ましい。配向の程度は、−軸配向の場合2面内
複屈折Δnが0.02〜0.25.好ましくはO,,0
6〜0.20が望ましく、二軸配向の場合1面内複屈折
ΔnがO−0,15,好ましくけ0〜o、io、面内屈
折率の和が6,2〜3.4’2.厚さ方向屈折率比が0
.955〜0.980が望ましい。ここで言う面内複屈
折率Δnとは、ナトリウムDHを用いたアツベ屈折計で
25t、65%RHで測定したフィルムのタテ方向とヨ
コ方向と厚さ方向の各屈折率のうち、タテ方向とヨコ方
向の屈折率の差の絶対値であシ、また1面内屈折率の和
とは。
タテ方向屈折率とヨコ方向屈折率の和であシ、ま次、厚
さ方向屈折率比とは、フィルムの厚さ方向の屈折率(P
)と、そのフィルムを溶融プレス後10℃水中で急冷し
た非晶フィルムの厚さ方向の屈折緻(Q)の比、すなわ
ち(P) / (Q)である。配向の程度が上記した好
適範囲をはずれるとフィルムの平坦性と滑性が両立しに
くくなシ、そのフィルムを用いた磁気テープの走行性と
電磁変換特性が両立しにくくなるので望ましくない。
本発明の基体配向ポリエステルフィルムの少なくとも片
面に積層される樹脂層であるエステル形成性スルホン酸
アルカリ金属化合物を含むコポリエステルまたはコポリ
エステルエーテルとは1分子量が400〜200.00
0のもので次のもの癲ある。
先ス、エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物
としては、スルホテレフタル酸、5−スルホイソフタル
酸、4−スルホフタル酸、4−スルホナフタレン−2,
7−ジカルボン酸などのアルカリ金属塩でアシ、コポリ
エステルやコポリエステルエーテル樹脂骨格のジカルボ
ン酸成分に含有されていることが望ましい。よシ好まし
く使用されるのは5−ナトリウムスルホイソフタル酸や
ナトリウムスルホテレフタル酸である。これらエステル
形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物の添加量は、ジ
カルボン酸成分に対し、1モルチを越え40モル係未満
、好ましくは2〜20モルチが望ましい。1モルチ以下
では易接着性が不十分となり、一方、40モル係以上で
は高重合度品が安定して得にくい。
なお、上記エステル形成性スルホン酸金属塩化合物の代
シに、金属塩を含まないもの、たとえばイソフタル酸を
使っても、効果は得られず、接着性や滑性が悪い。
また、コポリエステルエーテルのポリエーテル成分とし
ては、7′Cとえば、ポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、
ホリエチレン・プロピレングリコールなどであシ、コポ
リエステルエーテル中に含まれるポリエーテルの量は2
〜80重量%が望ましい。
本発明複合ポリエステルの積層樹脂層の組成は次に述べ
るジカルボン酸成分とグリコール成分からなる。
ジカルボン酸成分は、少なくとも60モルチが芳香族ジ
カルボン酸であることが望ましく、芳香族ジカルボン酸
が60モルチ未溝の場合は接着性が低下して好ましくな
い。また、芳香族ジカルボン酸成分としては、テレフタ
ル酸、イソフタル酸。
フタル酸、2.5−ジメチルテレフタル酸、1.4−ナ
フタレンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン
酸、ビフェニルジカルボン酸、1.2−ビス(フェノキ
シ)エタン−P、P’−ジカルボン酸などが用いられ、
また非芳香族ジカルボン酸成分としては、蓚酸、マロン
酸、コハク酸、ゲルタール酸、アジピン酸、セバシン酸
、1.2−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シク
ロヘキサンジカルボン酸などが用いられる。
一方、グリコール成分は、全グリコール成分のうち40
モル係以上が脂肪族または脂環族グリコールであること
が望ましい。かかる脂肪族または脂環族グリコールとし
ては1例えば、エチレングリコール、1.3−プロパン
ジオール、114−ブタンジオール、1.4−シクロヘ
キサンジメタツールなどが好ましいが、さらにグリコー
ル成分にジエチレングリコールあるいはトリエチレング
リコールを1モル係を越え60モル係未満、好ましくは
2モル係以上18モル係以下共重合されていることが望
ましい。なお、ジエチレングリコールとトリエチレング
リコールを併用しても・かまわない。
ジエチレングリコールあるいはトリエチレングリコール
の共重合成分量が1モル係以下の場合は易接着効果が発
現しないし、一方ジエチレングリコールあるいはトリエ
チレングリコールの共重合成分量が60モル係以上の場
合は積層後の樹脂層表面がブロッキングしてしまい好ま
しくない。共重合成分量が2〜18モル係のとき最も好
ましい。
なお、脂肪族または脂環族グリコールが40モル係未満
の場合には接着性と耐ブロッキング性が両立しにくいの
で望ましくない。
なお、上記樹脂層中には、必要に応じて本発明の効果を
損わない量の、内部粒子、および/または不活性粒子を
0D01〜1重量部含有していてもよい。
本発明複合ポリエステルフィルムにおいては。
上記樹脂層の積層厚みは、o、ooi〜2μm、好まし
くは0.0 O5〜1μmであることが望ましい。
0.001μm未満だと接着性が乏しく、一方、2μm
を越えるとブロッキングしやすくナシ、滑性が悪化する
ので望ましくない。
本発明複合ポリエステルフィルムの厚みは、ダイヤルゲ
ージ測定法で3〜125μm、好ましくは4〜80μm
、更に好ましくは4妃70μmが望ましい。
本発明複合ポリエステルフィルムの樹脂層表面の表面粗
さくRa)は、 0.003〜0.02μm、好ましく
は0004〜0015μm、最も好ましくは0004〜
0.01μmが望ましい。003μm未満の場合は平坦
すぎて走行中にスリキズが発生しゃすくなシ、一方、O
D2μmを越える場合は平坦性が悪くなるので好ましく
ない。
本発明複合ポリエステルフィルムの樹脂層の下地面(基
体配向ポリエステルフィルムの表面)のRa は0.0
03〜0.025 p m 、好ましくは0.005〜
0.023 μm 、更に好ましくは0. OD 5〜
[1,()18μmが望ましい。
本発明の複合ポリエステルフィルムは、基体配向ポリエ
ステルフィルムの少なくとも片面にコポリエステルまた
はコポリエステルエーテルからなる樹脂層が積層されて
なるが、積層が片面のみの時は、積層されていない側つ
まシ、基体配向ポリエステルフィルム側の表面の Ra
1d、 0.003〜0、025μmであるのが望まし
く、好ましくは0、0.05〜0.023 /J ’m
 ’e更に好ましくはO,[1lD5〜0.018μm
 、最も好ましくは0005〜0.014μmである。
該表面粗さくRa)が0.003μm未満だと平坦すぎ
てスリキズが発生しやすくなる。一方Raがり、 02
5μmを越えると平坦性が悪い。
本発明複合ポリエステルフィルムの少なくとも片面に磁
性層を設け、磁気記録媒体とするのが望ましい。この磁
性層とは1周知の磁性層で、 r −Fe、O,、’ 
coをドープした7 −Fe、O,、CrO2,あるい
は強磁性合金等の粉末状磁性材料を有機バインダー中に
分散させ、0.3〜5μm厚で塗布する方法によって形
成される磁性層、またはFe、 Co、Niその他強磁
性金属あるいはそれらの合金、あるいはそれらを含む磁
性合金を、たとえば真空蒸着。
スパッタリング、イオンブレーティング、電気メッキ等
の方法によって0.01〜4μm厚で形成される磁性層
のいずれであってもよいが1本発明の効果を有利に発揮
せしめて、磁気記録媒体の精度向上を図る点では後者の
磁性層を設けるのが望ましい。
次に1本発明の複合ポリエステルフ゛イルムおよびそれ
を用いる磁気記録媒体の製造方法の大要を述べる。ただ
し、これに限定されるものではない。
簡単のため基体のポリエステルとしては、ポリエチレン
テレフタレートを例に説明する。
(1) 複合ポリエステルフィルムの製造方法:先ず、
内部粒子の生成方法について述べる。内部粒子は、■テ
レフタル酸とエチレングリコールとの直接エステル化を
経て重縮合する過程あるいは、■テレフタル酸のジメチ
ルテレフタレートとエチレングリコールとのエステル交
換反応を経て重縮合を行なう過程において、グリコール
に可溶性のカルシウム化合物、マグネシウム化合物、マ
ンガン化合物、リチウム化合物の少なくとも一種と、好
ましくは、リンの酸および/またはエステル化合物を適
当な方法で添加することによって生成される。内部粒子
を生成させるための化合物の添加は、エステル化反応ま
たはエステル交換反応が実質的に終了した時点から重縮
合反応のあまシ進んでいない初期の段階までの任意の時
期に、カルシウム化合物、リチウム化合物の少なくとも
一種をグリコール溶液として反応系に添加するのがよい
0 ここで使用しうるカルシウム、マグネシウム。
マンガン、リチウムの化合物としては、ノ・ロゲン化物
、硝酸塩、硫酸塩などの無機酸塩、酢酸塩。
シュウ酸塩、安息香酸塩表どの有機酸塩、水素化物およ
び酸化物などのグリコール可溶性の化合物が最も好適に
使用されるが、二種以上併用してもかまわない。
また、リン化合物としてはリン酸、亜リン酸。
ホスホン酸、およびこれらのエステル類1部分エステル
類の一種以上が用いられる。
次に、不活性粒子および高級脂肪酸比合物の添加方法に
ついて述べる。これらの添加時期は、ポリエチレンテレ
フタレートの重合反応前9重合反応中1重合反応終了後
または溶融押出成形する際の倒れでもよいが、不活性粒
子の場合は特に不活性粒子を水および/またはエチレン
グリコールに分散させたスラリーを重合反応前または反
応中に添加するのが好ましい。
なお、高級脂肪酸化合物は1分散性を良くするためには
、上に述べたうちでも、特に9重合反応中に添加する方
法が望ましい。
なお9本発明においては、内部粒子または不活性粒子を
それぞれ別に含有するポリエチレンテレフタレートを別
々に製造し、高級脂肪酸化合物と溶融工程で混練する方
法、あるいは内部粒子および/または不活性粒子と高級
脂肪酸化合物を多量に含有する高濃度マスクをポリエチ
レンテレフタレートで稀釈する方法も好ましく採用され
る。
こうして特定の粒子源(A)および高級脂肪酸化合物<
B)を特定量含有するポリエチレンテレフタレートを、
押出機中で溶融押出し、シート状にキャストシ1周知の
方法で延伸して配向せしめる。延伸方法は特に限定され
るものではないが、−軸配向形式を得るための一軸延伸
方法としては、ロールによるタテ一方向延伸、クリップ
把持によるヨコ一方向延伸がちシ、一方、よシ望ましい
配向形式である二軸配向形式を得るための二軸延伸方法
としては、たとえば、同時二軸、タテ→ヨコ、タテ→ヨ
コ→タテ、ヨコ→タテ、2段タテ→ヨコ、2段タテ→ヨ
コ→タテ、2段タテ→ヨコ→同時2軸などが挙げられる
一方、積層する樹脂の合成には、ポリエチレンテレフタ
レートなどを合成する方法をそのまま適用でき1例えば
■ 所定量のジカルボン酸ジメチルエステルとグリコー
ルを通常のエステル交換触媒の存在下で140〜240
“Cに加熱し6生成するメタノールを留去しながらエス
テル交換反応を行なわせ1次いで通常の重合触媒および
リン化合物などの青色防止を添力日してから200〜2
90°0,0.01〜50肛Hgの高真空下でエチレン
グリコールを留去させ重縮合する方法。
■ ジカルボン酸およびグリコールを直接150〜27
0℃で常圧あるいは加圧下に反応させ。
生成する水を留去しつつエステル化し1次いでジエチレ
ングリコールあるいはトリエチレングリコールなどを添
加して重i合する方法によって得られる0 触媒としては従来公知のエステル交換触媒たとえばMg
+ Mn1 co、 ca、 Zn、 Sn、 Ti 
などの化合物の1種または1種以上を併用でき9重合触
媒としては1例えばSb、−Ge、 Ti などの化合
物の1種または1種以上を併用できる。
基体配向ポリエステルフィルムと樹脂層との積層方法は
9次のように行なう。
まず、積層する面は用途に応じ、易接着面が片面のみ望
まれる用途、たとえば磁気テープ用には片面のみ(で積
層し、易接着面が両面ともに望まれる用途、たとえばフ
ロッピー磁気ディスク用には両面に積層するのが望まし
い。
また、積層する方法は公知の方法、fl:、とえば水s
液tiは水性エマルジョンまたは有機溶媒溶液によるコ
ーチング法、またはホットメルトまたはエクストルージ
ョンによるラミネーション注力;あげられる。
また積層する順序は、たとえば。
■ 基体となるポリエステルフィルムが未延伸状態の時
に積層して、その後延伸する方法。
@ 基体となるポリエステルフィルムが・−軸延伸され
た後の時に積層して、その後、最初の延伸方向と直交の
方向に延伸する方法。
θ 基体となるポリエステルフィルムを予め二軸延伸し
ておき、その後に積層する方法などが好ましく適用され
る。なお、上記■、@。
θの方法において、基体には必要に応じて積層される面
に公知の表面処理、たとえばコロナ放電処理を施しても
よい。また、上記■の方法には、いわゆる共押出上、つ
まシ基体ポリエステル層と積層樹脂層を共押出して、そ
の後延伸する方法も含まれる。
これらのうちで生産性の点から好ましい方法は基体ポリ
エステル層と積層する樹脂層を共押出して二軸延伸する
方法および基体ポリエステルの一軸延伸後に水溶液コー
チングして後、最初の延伸方向と直交方向に延伸する方
法である。
次いで得られた複合ポリエステルフィルムは。
必要に応じて、タテおよび/またはヨコ方向に適当な弛
緩を与えつつ熱処理する。
次いで必要に応じて少なくとも片面に周知のコロナ放電
処理、プラズマ処理などを処して巻取る。
こうして得られる本発明複合ポリエステルフィルムは、
上記の製造法の各条件を適当に組み合せることによって
、フィルム同志(フィルム−フィルム間、但し9表と裏
を重ねて)の滑性パラメーターである静摩擦係数cμs
)を06〜0.8.かつフィルムと金属摩擦部材(フィ
ルム−金属間)の滑性、すなわち走行性パラメータであ
る動摩擦係数Cμk =オイラーの式による)を0.1
5〜0.55の範囲におさめることは9本発明複合フィ
ルムの効果を一層有利に発揮せしめることになるゆえ望
ましい。
(2)磁気記録媒体の製造方法: 上記のようにして得られた本発明複合ポリエステルフィ
ルムの樹脂を積層した表面に、既述した方法で磁性層を
設けて、たとえば、磁気テープや磁気ディスクを作る。
〔発明の作用・効果・用途〕
本発明は、特定の粒子源と高級脂肪酸化合物を特定量含
有してなる基体配向ポリエステルフィルムの少なくとも
片面に、特定のコポリエステルまたはコポリエステルエ
ーテル樹脂層が積層された複合ポリエステルフィルムと
したので1次のような効果が得られた。
■ 平坦性と滑性と接着性が共に優れている。
■ 滑性の耐久性や耐摩耗性が優れている。
■ 高湿度下に訃ける接着性の経時低下や滑性の悪化が
ない。
これらの効果を発現せしめる作用は定かにはわからない
が、おそらく1次のようであると考える。
すなわち、まず特定の粒子源と高級脂肪酸化合物が先に
述べた微分散化の相乗作用をおこし、基体配向ポリエス
テルフィルム面の平坦性と滑性に寄与すると考えられる
。そして、その基体配向ポリエステルフィルム面に積層
される易接着化組成であるコポリエステルまたはコポリ
エステルエーテル樹脂層の面は、基体ポリエステルフィ
ルム層の相乗作用が製膜中および/または巻取後に残シ
たとえば1粒子源と高級脂肪酸化合物の微分散化された
粒子または高級脂肪酸化合物粒子が易接着樹脂層表層に
とシ込まれる結果、全く接着性を損わずに、耐ブロッキ
ング性がよく、滑性が良いと考えられる。また微分散化
相乗作用によシ、易接着層表面の平坦性が良いと考えら
れる。
上記の効果ゆえに9本発明複合ポリエステルフィルムは
、磁気テープやフロッピーディスクなどの磁気記録媒体
のベースフィルム、写真・印字・X線・マイクロなどの
光学用ベースフィルム、コンデンサー用ベースフィルム
、グラフィック用ベースフィルム、包装用ベースフィル
ム用に適しておシ、特に、最近小型軽量化が要請されて
いるビデオテープレコーダー、磁気記録ディスク等の磁
気記録媒体ペースや、蒸着タイプ箔巻きコンデンサーベ
ース用としての用途に好適である。
さらに、特に磁気記録媒体のうちでも、高密度化が要請
されているメタルテープ用や、蒸着またはスパッタリン
グによるテープ用やディスク用に適しておシ、さらに最
も適しているのは、磁性層が薄くて走行性が重視される
蒸着テープ用途である。
なお、磁気記録媒体とした場合は1本発明複合ポリエス
テルフィルムの平坦性と滑性、接着性がともに優れてい
るので、従来公知の磁気記録媒体に比べて、電磁変換特
性と走行性が共に優れているという効果を得ることがで
きる。
本発明複合ポリエステルフィルムは、更に、その滑性の
良さゆえに、従来磁気テープの走行性のために必要とさ
れていたいわゆる1バツクコート”が不要になる効果が
ある。
また、更には滑性の良さのゆえに、蒸着磁気記録媒体と
した場合に蒸着された表面がヘッドなどで傷つきやすい
ことを防止するため従来必要とされていた。いわゆる1
トツプコート”が不要になる効果がある。
そして1以上の効果を有する本発明複合ポリエステルフ
ィルムを使用して磁気記録媒体とした場合、磁気テープ
、磁気カード、磁気ディスクとして、電算機、オーディ
オ、ビデオ、計測用の各用途に用いることができ、特に
ビデオ用とし−て用いるのが好ましい。
〔特性の測定方法・評価基準〕
本発明における特性の測定方法および評価基準は次の通
シである。
(1) 不活性粒子の粒径φ(μm):不活性粒子をエ
チレングリコールまたは水スラリーとして遠心沈降式粒
度分布測定装置(高滓製作所製5A−Cp2型)を用い
て測定し平均粒径で示した。
(2) 表面粗さRa(μm): 触針式表面粗あ計(小坂研究所製BT−10)によって
測定(但し、J工5−B−(1601に準じた)し、平
坦性パラメータとした。
(3) 静摩擦係数、μ8: ASTM−D−1894B−63に従イ、スリップテス
ターを用いて複合ポリエステルフィルム同志のμ日をめ
、これを複合ポリエステルフィルムの滑性パラメータと
した。
+41 、コポリエステルまたはコポリエステルエーテ
ルからなる樹脂層の厚みd(μm):樹脂層にニチバン
株式会社製市販セロノーン粘着テープを貼シ、セロハン
テープ端部の樹脂層をジメチルホルムアミド等の溶剤で
溶解除去し1次いでセロハンテープをはがし、七ロア1
ンテープで保護された面と、溶解除去した面との境界を
高精度薄膜段差測定器(小坂研究所製BT−10)によ
シ測定して、厚みをめた。
(5) 磁性層の厚みt(μm): 螢光X線微小部膜厚計(第2精工舎製5FT−156)
を用いて測定した。
(6)動摩擦係数 μに= スリットした試料複合ポリエステルフィルムを金属摩擦
部材(SUS円筒ガイトロ1ニル直径5 mm 。
表面粗度0.2 s )上に走行させる方式のMCSテ
ープ走行性試験機(横浜システム研究新製TBT−!1
00)を用い、フィルムと金属摩擦部材との動−摩擦係
数μkをめ、これを金属摩擦部材との滑性パラメータ、
すなわち、走行性パラメータとした。
(力 接着性: (カーAco−Ni蒸着力 複合ポリエステルフィルムを25℃、50%RH(常温
常湿)1日と、50℃、90%RH(高温高湿)30日
別々に静置し、ベルジャ型高真空蒸着装置(日本真空技
術■製KBH−6型)を用いて約1 x 10 mmH
gの真空度でGo、”Niを約0.1μmの厚さに蒸着
し、25℃、somRaに1日放置してのちCo −N
i蒸着面にニチバン株式会社製市販セロファン粘着テー
プを貼合せて90剥離したあとのCo −Ni残存付着
面積で評価した。
評価判定の基準は次の通シ。
指数3以上ならば実用接着性がよいと判定する。
(7)’ −B 磁性塗膜の付着力 (7) −Aと同様、常温常湿と高温高湿に静置した後
、磁性塗料を塗布し25℃、50%RHに1日放置して
のち塗布面側にニチバン株式会社製市販セロファン粘着
テープを貼合せて、90剥離したあとの磁性塗膜の残存
付着面積で評価した。評価判定は、上のCo −Ni蒸
着力と同じ5段階指数によった。
(8) 滑性の耐久性: テープ状にした複合ポリエステルフィルムの表面を金属
(SUS)固定ガイド(5mmφ1表面粗度り、 2 
S )に500回繰返し接触走行させた後。
上記(3)のμeを測定した。走行開始の μ8よシも
0.1以内の差であれば耐久性は悪い(×)と評価する
(9) 耐摩耗性: 度0.2s)に500回繰返し接触走行させた後。
フィルム上に付着したスクラッチ量を観察し、その数の
多少で次のごとく評価した。
0〇) 耐ブロッキング性: 複合ポリエステルフィルムサンプルを3 Cm X 8
cmに切り出し2表裏が密着するように2枚重ね合せて
、はぼ中央3cm×4cmの部分に2kgの荷重をのせ
、50℃・83%RHの環境下に2日放置し。
ショツパー型抗張力試験機を用いてブロッキング剪断力
を単位g/12Cm”で測定した。300g712cm
’未満の場合、耐ブロッキング性;良、300g/12
♂以上の場合、耐ブロッキング性;悪と判定した。
Qll フィルムヘイズ: A EI T’M’−’D−100’3−52に従って
測定した。15μm厚フィルム換算で3.5係以下が透
明性が良い。
a2 磁気テープの走行性ニ ア000H2の信号を記録させた試料磁気テープをテー
プレコーダに装填して、走行開始・停止を繰シ返しなが
ら10 cm / s e cの走行速度で走行させ。
同時に出力を測定しながら走行時間が100時間になる
まで試験した。その間を通じてテープがガイドローラに
張シ付いたシせずにスムーズに走行し、かつ、100時
間後の出力低下が2. Od B未満のものを「走行性
良好」とし、それ以外は「走行性不良」と判定した。
αJ 電磁変換特性: 試料磁気記録媒体を再生した時の出力信号を一画面分で
みた場合に、出力信号が強く、かつ信号波形がフラット
であるものを1良好」、出力信号 ・か弱いか信号波形
が変形しているものを「不良」と判定した。
〔実施例〕
以下、実施例に基づいて本発明の一実施態様を説明する
実施例1〜10.比較例1〜18 テレフタル酸ジメチル10゜0重量部、エチレンクリコ
ール62重量部に酢酸カルシウム0.06 fi量部を
触媒として常法によジエステル交換反応を行ない、その
生成物に三酸化アンチモンO: 04 ]i量部、酢酸
リチすム0.07重量部および酢酸カルシウム0,04
重量部を添加し、続いて亜リン酸0.02重量部、リン
酸トリメチル0.10重量部とを添加した後1重縮合を
行ない、固有粘度0.618゜内部粒子量0.65重量
部C対ポリエステル1DO重量部)を含むポリマーを得
た。内部粒子中にはカルシウム元素1.2重量係、リチ
ウム元素1.9重量%、リン元素4.9重量多含有され
ていた(ポリエステル:A)。
テレフタル酸100重量部とエチレングリコール43重
量部を混練しスラリーを調整した。反応器に245℃で
貯留したテレフタル酸50重量部とエチレングリコール
21.5重量部の反応物中に該スラリーを一定速度で連
続的に添加し常圧下精留塔から連続的に系外に留出させ
た。該スラリーの供給時間は3時間60分で終了し・エ
ステル化反応は4時間で終了した。得られた反応物から
テレフタル酸100重量部に和尚するエステル化反応物
を重合装置に移しリン酸0.045重量部、三酸化アン
チモン0.023重量部、および平均粒径1.8μmを
有する炭酸カルシウム2.6重量部をエチレングリコー
ルスラリーとして添加し、常法に従って重縮合反応した
。得られたポリマーは固有粘度0.615を有し1本発
明で規定する内部粒子は存在せず炭酸カルシウム2重量
部を含有していた(ポリエステル二B)。
ポリエステル二Bと同様の方法で不活性粒子を添加しな
い固有粘度0,62のポリマーを得7’C(ポリエステ
ル:C)。
ポリエステルBと同様の方法で炭酸カルシウムの代シに
ポリエチレンテレフタレー)100重量部に対し平均粒
径0.7μmの乾式シリカ(slo、 )(日本アエロ
ジル■製1アエロジル”TT−6QO)を1.0重量部
含有するポリエステルを樽た(ポリエステル:D)。
一方、平均粒径1.8μmを有するカオリナイトを3重
量部含有するポリエステル:E)。
かくして得られたポリエステルA、B、C,D。
Eを適当量ずつ選んで組合せブレンドし、減圧乾燥(1
70°c、2時間)後、さらに高級脂肪酸化合物トシて
、モンタン酸ナトリウム、モンタン酸カルシウム、カル
ナウバロウ、ステアリン酸マグネシウム、ベヘン酸ナト
リウムをそれぞれ添加しおよびエルカ酸アミド、メリシ
ン酸アミド、酢酸−N−ステアリルアミドをそれぞれ添
加し、第1表に示した組成のものを実施例1から実施例
10まで10種類作った。なお、比較実施例として。
第1表に示した組成のものを、比較例1から比較例18
まで18種類作った。これらの比較例の組成物を調製す
る際には、上記したポリエステルA。
B、C,D、にの他に、ポリエステルB、D、F!と同
様手法で平均粒径4.0μmの炭酸カルシウムを6重量
部含有するポリエステルや、平均粒径2.0μmのカオ
リナイトを3重量部含有するポリエステルを用い、また
、高級脂肪酸化合物として、実施例に用いたものの他に
、パルチミン酸す)IJウム、パルチミン酸アミドを用
いた。
該組成物を、285“Cで溶融押出し、60.fiの冷
却ドラム上にキャストして無延伸シート状とした後9周
速差をもたせた一対のロール間で90 ’0でタテC長
手)方向に3.3倍延伸して一軸延伸フイルムとした。
なお、この−軸延伸フィルムの屈折率はタテ方向、ヨコ
方向それぞれ1.64.1.54であシ1面内複屈折Δ
nはo、 10であった。
一方、テレフタル酸ジメチル165部、5−ナトリウム
スルホイソフタル酸ジメチル44.5部。
エチレングリコール124 部−酢酸マンガン4水塩0
106部、酢酸カルシウム2水塩り、 07部を混合し
140〜220℃でメタノールを留去せしめ、エステル
交換反応を行なった後、リン酸トリメチル0,09部、
ジエチレングリコール12部。
三酸化アンチモン0.06部を加え、240℃から28
0℃まで1時間30分かけ昇温すると共に圧力を常圧か
ら徐々に0.5 mmHg まで乍げ、生成するエチレ
ングリコールを系外に除去し、さらに40分間この状態
を保ち反応させ、〔η)−0,57のコポリエステルポ
リマを得た。
生成したコポリエステルの共重合成分を分析したところ
、全グリコール成分中、ジエチレングリコール成分は反
応中の副生成分を含め17モモル。
全ジカルボン酸成分中の5−ナトリウムスルホイソフタ
ル酸成分は14モル係含有されていた。
得うれたコポリエステルは85℃熱水中で溶解し、5重
量%水溶液にした。
次いで、先に得た一軸延伸フイルムの片面に。
170 W−m i n / m’のエネルギー量のコ
ロナ放電処理を施し、その面に上記5重量%水溶液を、
メータリングバーを用いてコーチングした後、テンター
内で両端をクリップで把持して95℃でヨコ(幅)方向
に3.5倍延伸し、同じくテンター内でヨコ方向に5チ
弛緩させつつ215℃で5秒間熱処理して完全に水分を
除去した。次いでテンター出口にて巻取った。この時の
巻取性は非常によかつた0 かくして得られた複合ポリエステルフィルムの厚みは1
5μm、コポリエステルエーテルカラする樹脂層の厚み
は、0.05μmであった。また。
これらの複合ポリエステルフィルムの基体ポリエステル
フィルムのタテ方向、ヨコ方向、厚さ方向−の屈折率は
、それぞれ、 1.63.1.66、1.50(P )
であシ、また屈折率Qは1,57であった。ゆえに面内
複屈折Δnは0.03 、面内屈折率の和は3.29゜
厚さ方向屈折率比は0.95であった。
次いで、各実施例および各比較例の各複合ポリエステル
フィルムについて、そのコポリエステル樹脂層表面に1
次の方法で磁性塗料を塗布し、そして磁気テープとした
。すなわち。
強磁性合金粉末(Fe−Go) 300重量部亜鉛粉末
(平均粒径2μm)’ 25#セルロースアセテートプ
チレー) 30 tエポキシ樹脂 25 z シリコーン油 4I レシチン 5I トルエン(溶剤) 200重量部 メチルエチルケトン(溶剤) 200 z酢酸エチル(
溶剤) 100 z からなる組成物をボールミルに入れ′て充分に混線した
のち、ポリインシアネート化倉物Cデスモデ\ ニールL−75)を180重量部加え、30分攪拌混合
した後、上記所定面に、磁場を印加しつつ乾燥厚み4μ
7になるように塗布し、乾燥した。
しかる後、硬化処理・鏡面処理をした後、1/2インチ
幅にスリットし、ビデオテープとした。
コレラの複合ポリエステルフィルムおよび磁気テープの
特性を測定評価した結果を第1表に示した0 第1表の結果から、実施例1〜10の各複合ポリエステ
ルフィルムは、平坦性(Ra)と滑性Cμsおよびμk
)と接着性(常温常湿および高温高湿経時後)とが同時
に優れていること、さらに、滑性の耐久性、耐摩耗性、
耐ブロッキング性も良好なこと、透明性(ヘイズ)も良
いことがわかシ、″lた。これら実施例の複合ポリエス
テルフィルムを用いて作った磁気テープは、走行性と電
磁変換特性が同時に優れていることがわかる。
一方、比較例1は、内部粒子および不活性粒子を含有せ
ず、高級脂肪酸アミドのみしか含有していないので、平
坦性はよいが、滑性が悪く、経時後の接着性が悪く、耐
ブロッキング性が悪く、磁気テープとしての走行性が悪
い・とfとがわかる。また、比較例2〜18は9本発明
の基体ポリエステルフィルムの組成が特許請求範囲に合
致しないため、測定評価結果の項目のいずれか複数項に
わたって悪くなっている。
なお、基体配向ポリエステルフィルムに粒子源として内
部粒子を017重量部含み、他の粒子源や高級脂肪酸化
合物を一切含まないもので得られたフィルムのRaはA
面が0.040μm、B面が0.028μm、μ8が1
.10と平坦性、滑性ともに悪かった。
実施例11 実施例8の複合ポリエステルフィルムのコポリエステル
樹脂層表面に、磁性層としてGo −Ni合金を、厚さ
0.1μmになるように真空蒸着し、V2インチ幅にス
リットして蒸着磁気テープとした。
この磁気テープを測定評価した結果、磁気テープ走行性
、電磁変換特性とも良好であった〇実施例12.13,
14.比較例19 実施例1〜jOと同様の延伸、コーチング複層方法によ
シ、基体ポリエステル組成としては実施例8のものを用
い、積層樹脂として第2表のコポリエステルを用いて全
厚15μmの複合ポリエステルフィルムを得た。コポリ
エステル樹脂層の厚みは、全て0.05μmであった。
これら複合ポリエステルフィルムのコポリエステル樹脂
層表面に。
実施例1・〜10と同様にして磁性塗料を塗布し。
磁場を印加し、磁気テープとした。
これらの複合ポリエステルフィルムおよび磁気テープの
特性を測定評価した結果を第2表に示した。第2表より
明らかなように、実施例12は本発明の好ましい範囲に
該当し、平坦性・滑性・接着性が同時に優れておシ、か
つ、磁気テープとしての走行性・電磁変換特性も同時に
優れていた。
また、実施例13.14は本発明の範囲内のコポリエス
テル組成であるので概ね良い特性となったが、実施例1
2よりは若干悪い。一方、比較例19は、5−ナトリウ
ムスルホイソフタル酸の代シに本発明範囲外のイソフタ
ル酸を用いたので、接着性や滑性および磁気テープ特性
が悪化している。
実施例15.16 基体ポリエステルの組成として実施例2で行ない、一方
、積層する樹脂として第2表のコポリエステルを用いた
。ポリエステルとコポリエステルを2台の押出機を用い
共に290℃で溶融し、同−口金中に合流せしめて、共
押出しして、複合無延伸シートとした。その後、実施例
20条件でタテ延伸、ヨコ延伸し1次いで熱処理し1巻
きとった。コポリエステル層の厚みは0.1μm、複合
ポリエステルフィルムの全厚みは15μmであった。
次いで、コポリエステル層表面に、実施例11の方法で
co −Ni蒸着し、蒸着磁気テープとした。
複合ポリエステルフィルムおよび磁気テープの特性を第
2表に示した。実施例15は本発明の好ましい範囲に該
当し、良好な特性となった。
また、実施例16はコポリエステルのジカルボン酸組成
の量が本発明の範囲内であるが、好ましい範囲を外れて
いるので接着性が実施例15よシ若干よくなかった。
実施例17.18 実施例8で全厚が15μm、コポリエステル樹脂層の厚
みが0.0005μm(実施例17 )、 2.5μm
(実施例18)の複合ポリエステルフィルムを得9次い
で実施例8と同様に磁気テープを得た。
これら複合ポリエステルフィルムと磁気テープの特性を
第2表に示した。第2表から、コポリエステル樹脂層の
厚みが本発明の範囲のうちで最も好ましい範囲の実施例
8に較べて厚みが薄い場合は概ね良好な特性だが、その
うち接着性が若干悪くなシ、また厚い場合は概ね良好な
特性だが、そのうち滑性が若干悪くなってはいた。
実施例19 実施例50基体配向ポリエステルフィルムに。
第2表の、ポリエーテル部としてポリエチレングリ−y
 = jL/(分子量15,000)が5 wt%のコ
ポリエステルエrチル樹脂層を片面に01μm積層され
た全厚15μmの複合ポリエステルフィルムを得大。該
複合ポリエステルフィルムは、第2表の如く、優れた平
坦性・滑性・接着性を示し、かつ。
その複合ポリエステルフィルムの積層面に実施例11の
ように蒸着して磁気テープとなしたものは同じく第2表
め如く、優れた走行性と電磁変換特性を示した。
手続補正書 1.車外の表示 昭和58年特許願第128oo4号 2、発明の名称 複合ポリエステルフィルム 3、補正をする者 自発 5、補正により増加する発明の数 なし 6、補正の対象 (1) 明細書 第21頁5行目 ro、03μm」をIQ、003μIIJと補正する。
(2) 同 第36真下から5行目 「0.1以内の差であれば耐久性は想い(×)」を「0
.1以内の差であれば耐久↑4は良く(○)、差が0.
1を越えれば耐久性は悪い(×)]と補正する。
−皿

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ポリエステル100重量部に。 A、内部粒子、または、平均粒径が0.1〜3μmの不
    活性粒子f:0.001〜1重量部と。 B、主成分が炭素原子数18〜3乙の高級脂肪族モノカ
    ルボン酸からなる化合物の金属塩もしくは部分金属塩化
    合物、主成分が炭素原子数18〜36の高級脂肪酸アミ
    ド、または。 主成分が炭素原子数17〜63の高級脂肪酸と炭素原子
    数17〜63の多価アルコールからなる高級脂肪酸ワッ
    クス’iz 0.005〜2重量部 とを含有してなる配向ポリエステルフィルムを基体とし
    、該基体の少なくとも片面に、エステル形成性スルホン
    酸アルカリ金属塩化合物を含むコポリエステルまたはコ
    ポリエステルエーテルからなる樹脂層が積層されてなる
    複合ポリエステルフィルム。
JP12800483A 1983-07-15 1983-07-15 複合ポリエステルフイルム Pending JPS6021250A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12800483A JPS6021250A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 複合ポリエステルフイルム
US06/622,771 US4590119A (en) 1983-07-15 1984-06-20 Polyester film and magnetic recording medium therefrom
DE8484304358T DE3461503D1 (en) 1983-07-15 1984-06-27 Polyester film and magnetic recording medium made therefrom
EP19840304358 EP0132951B2 (en) 1983-07-15 1984-06-27 Polyester film and magnetic recording medium made therefrom

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12800483A JPS6021250A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 複合ポリエステルフイルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6021250A true JPS6021250A (ja) 1985-02-02

Family

ID=14974083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12800483A Pending JPS6021250A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 複合ポリエステルフイルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6021250A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61289523A (ja) * 1985-06-14 1986-12-19 Polyplastics Co 磁気デイスク
JPS62236736A (ja) * 1986-03-26 1987-10-16 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト 卓越した弾性率を有する薄い、同時押出しされた二軸延伸多層フイルム及びその製法
JPH01199866A (ja) * 1987-11-18 1989-08-11 Philip Morris Prod Inc 包装体に使用する上包みおよび包装体
JPH01241549A (ja) * 1988-03-22 1989-09-26 Toray Ind Inc 像形成用材料
JPH0250828A (ja) * 1988-06-22 1990-02-20 Imperial Chem Ind Plc <Ici> 金属化フィルム及びその製造方法
JP2016016543A (ja) * 2014-07-05 2016-02-01 三菱樹脂株式会社 二軸配向積層ポリエステルフィルム
JP2016060132A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 三菱樹脂株式会社 積層ポリエステルフィルム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61289523A (ja) * 1985-06-14 1986-12-19 Polyplastics Co 磁気デイスク
JPS62236736A (ja) * 1986-03-26 1987-10-16 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト 卓越した弾性率を有する薄い、同時押出しされた二軸延伸多層フイルム及びその製法
JPH01199866A (ja) * 1987-11-18 1989-08-11 Philip Morris Prod Inc 包装体に使用する上包みおよび包装体
JPH01241549A (ja) * 1988-03-22 1989-09-26 Toray Ind Inc 像形成用材料
JPH0250828A (ja) * 1988-06-22 1990-02-20 Imperial Chem Ind Plc <Ici> 金属化フィルム及びその製造方法
JP2016016543A (ja) * 2014-07-05 2016-02-01 三菱樹脂株式会社 二軸配向積層ポリエステルフィルム
JP2016060132A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 三菱樹脂株式会社 積層ポリエステルフィルム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4590119A (en) Polyester film and magnetic recording medium therefrom
KR100270824B1 (ko) 자기기록 매체용 적층 폴리에스테르 필름
JPS6120741A (ja) 易接着性ポリエステルフイルム
JPH04216031A (ja) 磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフイルム
JP2007226943A (ja) 磁気記録媒体用支持体および磁気記録媒体
JPS6021250A (ja) 複合ポリエステルフイルム
WO1993009166A1 (en) Polyethylene 2,6-naphthalenedicarboxylate film
JP3724898B2 (ja) 磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフイルム
KR0179395B1 (ko) 적층 폴리에스테르 필름 및 기재 필름으로서 이것을 사용한 자기 기록 매체
JPS59221354A (ja) 配向ポリエステルフイルム
JP2001341265A (ja) 積層二軸配向ポリエステルフィルム
JPH0458818B2 (ja)
JPH0437092B2 (ja)
KR100548661B1 (ko) 자기 기록 매체용 2축 배향 폴리에스테르 필름
JP2001121602A (ja) 二軸配向ポリエステルフィルムとその製造方法
JP2006027097A (ja) 二軸配向積層ポリエステルフィルム
JP4287229B2 (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JP4243143B2 (ja) 積層ポリエステルフイルム
JPH0518327B2 (ja)
JPH11134638A (ja) 磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフィルム
JP2003132523A (ja) 磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフィルム
JP2688291B2 (ja) 磁気記録媒体用ポリエステルフイルム
JPH0241409B2 (ja)
JP2001049005A (ja) 二軸配向ポリエステルフィルムとその製造方法
JP3942211B2 (ja) 磁気記録媒体用二軸配向積層ポリエステルフイルム