JPS60212430A - ポリオレフインの微粉末化方法 - Google Patents

ポリオレフインの微粉末化方法

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JPS60212430A
JPS60212430A JP6963584A JP6963584A JPS60212430A JP S60212430 A JPS60212430 A JP S60212430A JP 6963584 A JP6963584 A JP 6963584A JP 6963584 A JP6963584 A JP 6963584A JP S60212430 A JPS60212430 A JP S60212430A
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polyolefin
ethylene
copolymer
acrylic acid
temperature
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JP6963584A
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Shuji Takagi
修治 高木
Hidekazu Araki
英一 荒木
Takushi Yamamoto
山本 琢司
Morio Nakamura
守男 中村
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Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
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Seitetsu Kagaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本う6明はポリオレフィンの微粉末化方法に関するもの
であり、更に詳しくは水を媒体とし、エチレンオキシド
−プロピレンオキシド共東合体オヨびエチレン−アクリ
ル酸共重合体の存在下、加齢加圧の条件でポリオレフィ
ンを溶融、攪拌して乳化液を得、これをポリオレフィン
の軟化温度以下に法に関する。
ポリオレフィンの微粉末は、化粧品、セラミック用バイ
ンダー、印刷インキ、塗料、接着剤など各種方面に広く
用いられており、用途によっては真球状で数平均粒子径
5ミクロン以下の微粉末が適当であり、その出現が強く
要望されている。
従来、ポリオレフィンの粉末化方法は大別して機械粉砕
法、溶解決9分散法の三つの方法がある。
機械粉砕法は、高ぜん断機粉化装置を用い、不規則な形
をした粉末を作ることかでさるが、その数平均粒子径は
100〜800ミクロンであり、いわゆる5ミクロン以
↑の微粉末を得ることはできない。
溶解法はポリオレフィンを溶剤に溶解し、必要ならば非
溶剤を加え、冷却により粉末を析出させたり、溶剤を蒸
発させたりして粉末を得る方法である。
この場合、強力な攪拌を与えることにより細かい粉末を
得る方法がよく採用されるが、その場合でも数平均粒子
径は10〜50ミクロン程度であり、5ミクロン以下の
微粉末は得られず、その形状も不規則なものである。
分散法は、種々の分散剤の作用でボリオレフイが不必要
な水媒体のみで分散させるのが最も好ましく有利である
分散法は真球状の粉末を得ることができる方法で既に特
公昭89−2895号公報、特公昭51−25871号
公報などをこ記載されCいる。この方法は、その操作温
度における原料ポリオレフィンの溶融指数が15以上と
なるような温度条件を選び、分散剤としてエチレンオ午
シドープロピシンオ午シト共点合体を用い、強攪拌する
ことにより、数平均粒子径8〜lOミクロン程度の微粉
末に近いものを得ている。
更4こ、分散剤としてアルカ9’Thポリエーテル硫酸
aナトリウム塩、アルカリ犯ポリエーテルスルホン酸の
ナトリウム塩などを用いた 米国特許第4.212,9
66号明細書 エチレン−アクリル酸共重合体、エチシンーメタクリル
酸共重合体などを用いた 米国特許第4.886.10
号明細書 有機リン酸エステルのアルカリ金属塩を用いた米国特許
第4.208.118号明細書などの記載もああるが、
いずれもlo0ミフロン〜末を得る方法については未だ
知られていない。
このような状況に鑑み、本発明者らはポリオレフィンの
微粉末化方法について鋭意検討した結果、水を媒体とし
、エチレンオキシド−プロピレンオキシド共重合体およ
びエチレン−アクリル酸共重合体の存在下、゛加鯰加圧
の条件でポリオレフィンを溶融1攪拌して乳化液を得、
これをポリオレフィンの軟化温度以−[に冷却すること
により数平均粒子径5ミクロン以下のポリオレノイン微
粉末ヲ得る方法を見出り本発明に到った。
本発明に用いるポリオレフイノは2〜6個の炭素原子か
らなるオレフィンの重合体で、それラヲ例示すればポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリペンテ
ン、ポリへ午センなどであり、待多こ好ましいポリオレ
フィンのMI類はポリエチレン、ポリプロピレンであり
、乳化温度における原料ポリオレフィンの溶融指数が2
0以上、好ましくは50以上のものを用いる。(J Z
 S K7210記戦の方法で測定、試験荷重2.lo
i<g/lo分間)エテレノオキシドープロピレンオキ
シド共重合なる構造式を有し、X=2〜150. Y=
lO〜90Z=2〜150の共重合体の総称であるが、
例えば旭篭化社装:商品名フルロニックのごとく本発明
で出いられるエチレンオ午シトープロピレンオキシF 
B IJf合Ell;tソJLラノ内X= 60〜13
0.Y=30〜70. Z = so〜180の範囲の
ものが適当である・。
使用蝋は原料ポリオレフィンに対して8〜40重量%が
適当であり、更に好ましくは8〜20重−%である。そ
れ以Fでは充分な乳化を行なうことが難かしいし、それ
以上用いることは裂ム・の微粉末中への混入が多くなり
ポリオレフィンの物性エチレン−アクリル酸共重合体と
は、エチレンとアクリル酸とを例えば高圧下重合させて
得られU2H 有し、エチレンにアクリル酸が不堪側に軸合したもので
あり、アクリル酸を13〜2o電殖%含むものである。
(ダウケミカル社111j:商品名EAA)本発明に用
いるエチレン−アクリル1俊共貞合体ハ苛性ソーダー、
苛性カリ8アンモニアなトラ用い部分的に中和したもの
も使用できる。中和度は0〜20%まで可能であるが好
ましくは0〜15%の範囲である。中I’l1度がそれ
以上になるとエチシンーアクリル酸共重合体が水に溶解
し、乳化剤としての機能を失なうので好ましくない。中
和のため苛性ソーダ−、苛性カリ、アンモニアなどの添
加はあらかじめ別の容器で行なうこともでさるし、エチ
レン−アクリル酸共重合体を仕込んだ耐圧オートクレー
ブ内で、必要緻だけ苛性ソーダ−。
苛性カリ、アンモニアなどを添加することにより使用す
ることもできる。工業的には後者の方が簡匣であり、有
利である場合が多い。乳化時に使用するエナシンーアク
リル順共重合体穢は、原料ポリオレフィンに対し0.5
〜20%の範囲、好ましくは1〜10%の範囲である。
0.5%以Fの使用量では5ミクロン以下の微粉末を得
ることができず、20%以上咬用すると乳化がうまく行
なえない。乳化時媒体として使用する水は原料ポリオレ
フィン1重量部に対し〔0,5〜10の範囲、好ましく
は1〜5の範囲である。
水の使用量がそれ以Fでは所望の粒子径のポリオレフィ
ンを安定に得ることが雌しく、粗大粒子径のポリオレフ
ィンが生成する場合もあり好ましくな(、水の使用量が
それ以上になると反応器容積に対する微粉末の取得の効
率が悪くなり、工業上不利である。乳化方法は必要なら
ばN2など不活性ガスにより置換した耐圧オートクレー
ブにまず水、あるいは蒸気を入れ、次いで原料ポリオレ
フィン、エチレンオキシド−プロピレンオキシド共重合
体、エチレン−アクリル酸共重合体を入れ、必要ならば
苛性ソーダ、苛性カリ、アンモニアなどの塩基性物質を
上記記載の適当量添加し、系内を密閉し、所定の温度ま
で昇温する。
通常はジャケットへ油、スチームなどを送入することに
より加熱し、必要ならば撹拌を行なって溶融を促進する
別法として水および蒸気を所定の温度まで昇温した耐圧
オートクレーブ中に圧電などの方法で原料ポリオレフィ
ン、エチレンオキシド−プロピレンオキシド共重合体、
エチレン−アクリル酸共重合体、苛性ソーター、苛性カ
リ、アンモニアなどの塩基性物質を添加する方法も採用
でさる。
温度、圧力条件は使用するポリオレフィンの種類・こよ
り異なるが、一般的にはより高温、高圧の方が目的・こ
合致した微粉末が得られる場合が多いが、ポリオレフィ
ンの分解や分散剤の分解などを考慮し〔条件を選定すれ
ばよい。加熱は原料ポリオレフイ/のその乳化温度にお
ける溶融J′!故が20以上になる温度にまで行なう。
そのときの系内圧力はおおむねその温度に対応する水の
蒸気圧を示す。昇温後の内d物の撹拌はオートクレーブ
の太ささ、仕込−などによつ(異1よるが辿盾2号〜2
時間、撹拌翼先端速度は1〜5m/秒で充分であり、1
1こす虫力な攪拌は心安としない。以F実施例を示す。
実施例1 径250m1llのプロペラ型攪拌羽根を1I4iえた
内径500”p尚さ1100mmのジャケット付き内容
積200jの耐圧オートクレーブに純水26.2 kg
 ポリエチレン(住友化学社製商品名スミカセンG 8
0r1190℃での溶融指数75)12)Cg、エチレ
ンオキシド−プロピレンオキシド共重合体(甘子式HO
cti−C″”。)y (CkhCHzO)zH) X
 = 126 。
(CI(2(JzU)、% I、、cQ3y = 54
. z = 126 (旭屯化社装;藺品名プIレロニ
ツ9F−108)とエチレン−アクリル酸共重合体(ダ
ウケミ力lし社製;商品名EAA却−2875−88)
0.6 kg、、 苛性ソー外6.6gを仕込み密閉す
る。エチレン−アクリル酸共重合体のアクリル酸の中、
+11度は10%である。次にジャケットHISに〃■
熱油を循環させることにより、オートクレーブ内部の温
度を上昇させる。約1時間伐に内部の温度が200℃に
なった。(この温度における原料ポリエチレンの溶融指
数は81であった。)圧力はゲージ圧で17kg/C醪
を示した。
攪拌機を始動させ、毎分28()回転で60分間撹拌し
た。攪拌翼先端速度は3m/秒Cある。仄いで冷却を行
ノ工い内温が90℃にならたところで内容物をオートク
レーブより取り出した。
内容物は乳化液状態であり、これを濾過乾燥し【得られ
た微粉末ポリエチレンの畝平均粒チ径は8.2ミクロン
であり、真球状であった。
比較例1 エチレンーアクリル酸共重合体を使用しない以外は実施
例1と同様に乳化を行ない、冷却後内容物2取り出した
。内6物は乳化液状態であったが得られた粉末ポリエチ
レンの数平均粒子径は8.4ミクロンであった。
実施VA2〜4 各種の原料ポリオレフイノを用い乳化温度を変えた以外
は実施例1と同様の操作を行ない、第1表の粘果を得た
第 1 表 出〜1人 製鉄化学工業株式会社 代表者 佐々木 浩

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ポリオレフィンを微粉末化するにあたり水を媒
    1杢とし、エチレンオキシド−プロピレンオキシド共重
    合体およびエチレン−アクリ)し酸共重合体の伴在下、
    DI熱、/Jll圧下をこポリオレフィンを溶融。 攪拌して乳化液を得、これをポリオレフィンの軟化温度
    点1;に冷却することを狩徴とするポリオレフィンの微
    粉末化方法。
  2. (2) 加熱時のポリオレフィンの溶融指数が20以上
    である符i’F請求の範囲(1)記載つ方法。
  3. (3) ポリオレフィンがポリエチレンである特許請求
    の範囲(1)記械乃方法。
JP6963584A 1984-04-06 1984-04-06 ポリオレフインの微粉末化方法 Granted JPS60212430A (ja)

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