JPS60210518A - 結晶性ゼオライト含有離散粒子の製法 - Google Patents

結晶性ゼオライト含有離散粒子の製法

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JPS60210518A JP60055791A JP5579185A JPS60210518A JP S60210518 A JPS60210518 A JP S60210518A JP 60055791 A JP60055791 A JP 60055791A JP 5579185 A JP5579185 A JP 5579185A JP S60210518 A JPS60210518 A JP S60210518A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は結晶性ゼオライト含有離散粒子の製法、特にシ
リカ/アルミナモル比が72以上で制御指数が/〜/2
の結晶性アルミノシリケートゼオライト含有離散粒子の
製法に関する。
〔従来の技術〕
多くの結晶性ゼオライトが知られている。成るものは天
然産だけのもの(少くともこれまでは)、例えばポーリ
ンガイトやマーリノアイトであり、成るものは合成の結
果から得られるだけのもの、例えばゼオライトAおよび
ZSM−jであり、またあるものは天然にも合成によっ
ても得られるもの、例えばモルデナイト〔対応する合成
品はゼオロン(zeolon )として知られる〕およ
びファウジャサイト(対応する合成品はゼオライトXお
よびゼオライトYとして知られる)である。合成品の対
応品は天然産ゼオライトの対応品と同じであることはそ
れらのX線回折図によって証明される。このX線回折図
はゼオライトの別異性を確立する手段である。ゼオライ
トのX線回折データはゼオライトの三次元格子がSiO
い場合によりAlO4とSin、との四面体が酸素原子
を共有することによって交す結合し、ゼオライトを構成
するAlO4四面体上の負の電荷を釣合わせるために充
分な陽イオンを含むことを示す。全(ア)Lf“ミモウ
ム原子十ケイ素原子)/酸素原子の比は従って/ニーで
ある。
ゼオライトは他の分子が結晶内自由空間へ進入および排
出するのを調整するこきができる結晶構造をもつ。結晶
構造自体により行われるこの分子進入排出の調整作用は
ゼオライトの内部構造すなわち気孔中に進入する或は進
入しない物質の分子構造およびゼオライト自体の構造に
依存する。ゼオライトの気孔は結晶性ゼオライトのアニ
オン骨格構造を構成する四面体の規則的配列によって形
成される溝孔の形態をなす。
種々の分子によるゼオライト内部構造への進入を制御す
る程度の便宜な測定手段はゼオライトの制御指数により
与えられる。すなわち、ゼオライト内部構造中への他物
質分子の進入、排出を厳しく制限するゼオライトは大き
い制御指数をもち、この種のゼオライトは通常小寸法の
気孔をもつ。これとは逆に、ゼオライトの内部構造中に
比較的自由に他物質の分子が進入できるゼオライトは小
さい値の制御指数をもつ。
若干の代表的なゼオライトについての制御指数は下記の
通りである。
第 / 表 ZSM−!; 、’、g、3 エリオナイト 3g ZSM−// g、7 ZSM−,3!; &、O TMA I)オツフレタイト 3・7 ZSM−,3g 2.0 ZSM−/2 2゜ ベータ /、乙 ZSM−グ Q−3 酸モルデナイト O,S RF、Y2) 。、、I (無定形シリカ−アルミナ 0.6) り(トリかルアンモニウム 2) 希土類交換ゼオライトY 制御指数を測定する方法は米国特許第 Q、0 / 4.2 /g号明細書に詳細に記載されて
いる。
制御指数はゼオライトの結晶構造に関連するものである
が、ゼオライトがタラツキング反応に関与する能力を利
用するもの、すなわちゼオライトが酸部位および酸官能
性をもつことに依存する反応を利用するものであるが故
に、この制御指数測定試験に使用したゼオライトのサン
プルは制御指数を測定しようとするゼオライト構造を代
表するものであり、また試験に要求される酸官能性を持
たねばならない。酸官能性はもちろん塩基交換、スチー
ミングまたはシリカ/アルミナ比を含めた処理手段によ
って変えることができる。
ゼオライトのシリカ/アルミナ比は骨組構造比、すなわ
ち8104四面体とゼオライトを5i04四面体と一緒
になって構成するAlO4四面体との比と考えることが
できる。この比は種々の物理的方法および化学的方法に
よって決定されたシリカ/アルミナ比と異なることがあ
る。例えば総括的化学分析値はゼオライト上の酸部位と
結合したカチオンの形態で存在するアルミニウムを含む
ことができ、そのためシリカ/アルミナ比は低くなる。
同様に、アンモニア脱着の熱重量分析(TGA )法に
よってシリカ/アルミナ比を測定するときには、酸部位
上へのアンモニウムイオンのイオン交換がカチオン性ア
ルミニウムにより阻止されると低アンモニア滴定値が得
られる。これらの不一致は脱アルミニウム処理のような
ゼオライト構造から遊離したイオン性アルミニウムを存
在させることになるある種の処理を行った場合に特に厄
介である。従って結晶骨組構造のシリカ/アルミナ比を
正確に決定することができるよう充分な注意を払うべき
である。
ゼオライトの合成法はブレツク(Brθck )著「ゼ
オライト・モレキュラー・シーブズ(Zeolite 
Mo1ecular 5ieves )J (ジョン・
ワイリー・エンド・サンズ発行、/97’1年)第り章
にまとめられている。一般にアルミノシリケートゼオラ
イトはシリカ給源物質、アルミナ給源物質、適当なカチ
オン、代表的にはナトリウムの給源物質および一般には
有機カチオンの給源物質を含有する高pHの水性系から
晶出する。
この系は例えば室温から200″clたはそれ以上で自
生圧下で結晶生成物が形成されるまで水熱条件下に維持
される。
ゼオライトを有機カチオンの存在で造る場合には、生成
したゼオライトは触媒として不活性である。これは恐ら
く結晶内の自由空間が結晶生成溶液からの有機カチオン
によって占有されているためであろう。このゼオライト
は不活性雰囲気中5llo℃で例えば1時間加熱し、次
にアンモニウム塩で塩基交換した後空気中でsyθ°C
で焼成することによって付活される。結晶生成溶液中に
有機カチオンの存在はゼオライトの生成に絶対に必要な
わけではないが、存在した方がゼすライトの生成に好都
合である。
若干のゼオライトは極めて高いシリカ/アルミナ比を示
すものもある。このようなゼオライトの一つは米国特許
第、?、702.g f A号に記載のZSM−!であ
る。この特許はシリカ給源物質、アルミナ給源物質およ
びアルカリ金属酸化物給源物質に加えて第を級アンモニ
ウム化合物例えばテトラプロピルアンモニウム塩を含有
する反応混合物の水熱処理によるZSM−j3rの結晶
化を記載している。ZSM−41’に若干似ているゼオ
ライトはZSM−//で、これは米国特許第3,7θワ
βクヂ号に記載され、この場合も第グ級アンモニウム化
合物が使用されている。米国特許第、7,9 lI/、
g 77号明細書はZSM −5のアルミナ含量が認め
られない程少なく「オルガノシリケート」と呼んだ方が
適切であるような特殊な場合に関するものである。ZS
M −,11−の構造に類似した他のゼオライトにはz
sM−//、 ZSM−/ 2(米国特許第3、g 3
2.’l + 9号)、ZSM−a、y(米国特許第’
1,076.g ’l 2号)、ZSM−3s(米国特
許第’1.0 / 4.! & &号)、ZSM−3g
(米国特許第’1.0 ’I t、g !r9号)、Z
SM−1ざ(米国特許第if、3 q7J ! 7号)
およびゼオライトベータ(米国特許第3,30g、06
9号)が含まれる。
触媒組成物を造るためにゼオライトは屡々多孔質母材と
混合される。母材は有機転化方法における触媒の活性お
よび/または選択性を改善する傾向がある。多孔質母材
として使用する不活性物質は特定の方法における転化量
を調節する希釈剤として作用することによって反応速度
を制御する他の手段を使用しなくても生成物を経済的に
且つ規則的に得ることができる。多孔質母材として使用
する物質は活性でも不活性でもよい。多孔質母材はまた
ゼオライトの結合剤として作用し、良好な破砕強度をも
つ組成物を生ずる。無機物質、特に多孔質の無機物質が
好ましい。これらの物質のうちで粘土、化学的に処理し
た粘土、アルミナ、シリカ、シリカ−アルミナなどのよ
うな無機酸化物が特に好適である。これはこれらの無機
酸化物はすぐれた多孔性、耐摩耗性および安定性をゼオ
ライト組成物に与えるからである。ゼオライトは多孔質
物質に生成物がゼオライトを/〜95゛重量%、好適に
は1〜70重量%となる割合で配合、分散または緊密に
混合できる。大抵の工業的用途用にはゼオライト−多孔
質物質複合体は押出成形物、微小球、タブレット、ペレ
ット、造粒体などの形で離散粒子の集合体として提供さ
れ、これら集合体は使用に際して形状および強度を保持
する。
母材にゼオライトを配合する技法は米国特許第、3./
 Q O,1j 、7号に記載のように業界で慣用のも
のである。
米国特許第’1.0 ? /、007号明細書は反応混
合物を結晶化操作中も成形した形状を維持し且つかなり
の強度をもらペレットまたは押出成形物に予備成形する
ことによってyo%以上の結晶度をもつ離散粒子として
ZSM −、tゼオライトを製造する方法を記載してい
る。この反応混合物はアルカリ金属カチオン給源物質、
テトラアルキルアンモニウムカチオン、シリカ、アルミ
ナを含有する。結晶化生成物はイオン交換のような次の
化学処理にろ過のような面倒な操作を必要としないで取
扱うことができ、更にこれらの離散粒子は再配合または
ペレッ化を行なう必要もなしに適当な処理後に吸着剤ま
たは触媒として直接使用できる。この理由は離散粒子の
非結晶部分が多孔質母材として役立つからである。
米国特許第+、/ ? j、/ F f号F!A#I書
はzsM −、t オよびZSM7//のようなゼオラ
イトがシリカおよびアルミナおよびアルカリ金属酸化物
のそれぞれ給源物質を含み、しかし第グ級イオンの給源
物質は金談ない高pH反応混合物から水熱処理すること
により生成できると述べている。一実施態様では上述の
ZSM−jtおよびZSM−//の生成は上述した給源
物質の混合物にゼオライトの種を供給することによって
達成される。
ヨーロッパ特許願第1 / 0.A !; 0号明細書
はZSM−jtの種とコロイドシリカを含有するが、実
質上有機カチオンは含まない反応混合物から粉末状ZS
M−jゼオライトの製法を記載している。
これらの先行技術の刊行物はいずれも反応混合物中に有
機化合物を使用しないでかなりの量の高シリカゼオライ
トを含むペレットまたは押出成形物の形態の離散粒子の
現場製造法を記載したものはない。
ゼオライトはアルミノシリケートゼオライトについてだ
け上に述べたが、アルミノシリケートと同形で、しかし
ケイ素および/またはアルミニウムの代りに他の元素を
含むゼオライトも存在することは周知である。すなわち
、ゲルマニウムは共有酸素原子を介して結合した四面体
の結晶骨組構造中のケイ素の代替元素であることは周知
であり、例えば米国特許第3,70 :l、gざ6号お
よび第3,709,9 ? 9号明細書を参照されたい
これらの特許明細書は酸化ガリウムがアルミナの位置に
とって代る仕方をも記載している。ボロシリケートゼオ
ライトも記載されている。さらにZSM−!;をも含め
た、四面体に配位結合した遷移金属を結晶骨組構造中に
含む種々のゼオライトの製法が米国特許第3.!; 3
0.OA Q号明細書に記載されている。
ゼオライトの気孔が有する広い表面積は重要な触媒作用
、特に炭化水素に対する重要な触媒作用をもつことは既
に示されている。多くの種類の転化反応に対して他の触
媒では得られない分子篩効果と形状選択性触媒作用を達
成する他に類のない触媒能力とを同時に利用できる。シ
リカ/アルミナ(当量)比が増大するとゼオライトは明
らかに疎水性となり、処理下の混合物中の分子の官能性
に一部または完全に基づいた化学転化反応および吸着を
可能とする。
ZSM−3は芳香族化合物を含む反応に特に有用である
ことが知ら、れ、特に単炭素環芳香族化合物を含む反応
に有用である。すなわち、ZSM−4はオレフィン、ナ
フテン、アルコール、エーテルおよびアルカンを芳香族
化合物に転化する反応および芳香族化合物の異性化、ア
ルキル化、脱アルキルおよびアルキル交換に独特の選択
性を示す。芳香族転化反応に及ぼす有利な作用はZSM
−3の形態においても見出され、米国特許第Q、/ A
 、3.021号明細書に記載のようにZSM−!;に
おいても他の金属が同形体を造るためにアルミニウムの
代替金属であるように思われる。上述の他の高シリカゼ
オライトもZSM −,5−が使用される同じタイプの
転化反応に特に有用な触媒である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はゼオライト形成用溶液中に有機化合物を使用し
ないで上述の米国特許第’1,091,007号明細書
に記載のと類似の高シリカゼオライト含有離散粒子の製
法を提供しようとするものである。予備形成した複合粒
子の調製に際して高シリカゼオライトの種を使用するこ
とによって、他の高シリカゼオライト合成の際には必要
な有機化合物の不在下で現場結晶化により高結晶性生成
物が得られた。予備形成操作後に離散粒子を焼成し、次
にアルカリ金属水酸化物溶液と接触させて所望程度の結
晶化を行う。複合粒子の一体性は結晶死中保持され、耐
摩耗性で極めて安定な粒子状のゼオライト組成物が得ら
れる。
〔問題を解決するための手段〕
本発明によれば、シリカ給源物質、アルミナ給源物質お
よびアルカリカチオン給源物質および水を含有する混合
物を水熱条件下で反応させることによってシリカ/アル
ミナモル比72以上、制御指数/〜/2の結晶性ゼオラ
イト含有離散粒子の製法において、体)シリカ/アルミ
ナ比72以上、制御指数/−/2のゼオライトの種と、
シリカの給源物質、アルミナの給源物質および水とを混
合し、得られた混合物を離散粒子に形成し、(b)離散
粒子を水熱処理して乾燥した硬い耐摩耗性粒子となし、
(C)耐摩耗性粒子をアルカリカチオンの給源物質と混
合して種のゼオライトを形成するのに有効な組成をもつ
水性反応混合物を造り、(d)水性反応混合物を水熱条
件下に維持して離散粒子の形態のゼオライトを造り、(
e)生成したゼオライトを中に含む離散粒子を回収する
ことからなる結晶性ゼオライト含有離散粒子の製法が提
供される。
〔作 用〕
本発明方法では結晶化反応に有機カチオンを使用しない
。シリカ給源物質、アルミナ給源物質、水および高シリ
カゼオライトの種を含む離散粒子が形成される。押出成
形物、微小球、タブレット、ペレットなどの形態のこれ
らの粒子は次いで水熱処理されて過剰の水が除かれ、乾
燥した硬い高耐摩耗性、良好な破砕強度をもつ粒子とな
る。高シリカゼオライトを造るにはこれらの硬い離散粒
子を所望の結晶化を行う条件下でアルカリ付与溶液と接
触させる。この工程は多孔質量剤中に最高60重量%の
高シリカゼオライト含有触媒組成物を得ることを可能と
なす。
アルミナ給源物質はアルミナ含有粘土またはアルミノシ
リケート物質例えば焼成すると不定形となる天然ゼオラ
イトであることができる。
包括的術語である「粘土」とはカオリナイト、ハロイサ
イト、モンモリロナイト、イライト、ジツカイト、アタ
パルガイドなどのようなアルミナ含有粘土を含むことを
意味する。ゼオライト結晶性アルミノシリケートは原料
粘土または熱処理粘土、水熱処理粘土を使用して造るこ
とができるが、粘土をsqo℃またはそれ以上の温度で
熱処理することが好ましい。化学的処理した粘土はこの
方法に使用することを意図するものである。
反応混合物に必要なアルミナはすべて粘土により与えら
れるか、或は所望によりアルミン酸ナトリウム、硫酸ア
ルミニウムまたはアルミニウム塩のようなアルミナ給源
物質を付加的に使用してもよい。
反応混合物中のシリカ給源物質は粘土および非粘土物質
の両方または粘土単独からなる。使用できる代表的非粘
土物質はルドックス、コロイドシリカの水性分散液、水
ガラス、砂、シリカゲル、フユームドシリカ、シリカヒ
ドロシルおよび沈殿シリカ微粉末例えばハイジル(Hi
 −5i1(商品名)〕、クツ〔Qu80(商品名)〕
、’J6よUゼオシル(00CZeOsy1/QQ (
商品名)〕である。
使用するアルカリカチオンはアンモニウム、ナトリウム
、カリウム、リチウム、ルビジウム、セシウムまたはそ
れらの混合物であることができ、アンモニウムとナトリ
ウムが好適である。
アルカリ金属水酸化物および水酸化アンモニウムの溶液
は必要なカチオンを供給するのに特に有用である。
離散粒子形成混合物の水含量は所望の粒子の最終物理的
形状に依存する。押出成形物、タブレット、球または顆
粒状の凝集体を造るときには反応混合物中の水をSO重
量%以下とするのが好ましい。各凝集体の形状について
SO重量%以下の水含量における若干の調整が行われ、
それによって混合物に最良の物理的性質が与えられる。
例えば反応混合物を押出成形する時よりタブレットにす
る場合の方が少ない水含有量が望ましい。他方、反応混
合物を噴霧乾燥して微小球を造るときには噴霧用ノズル
をポンプ輸送するのに充分な流動性をもつスラリーを造
るために充分な量の水を添加しなければならない。
粒子形成混合物中の水は乾燥−硬化工程中に完全に蒸発
される。生成した粒子を覆って最終結晶化工程中に水酸
化アンモニウムまたはアルカリ金属水酸化物を溶かすた
めに水を別に添加しなければならない。結晶化工程中に
使用されるこの水は造られる特定のゼオライトに対し特
定のモル比により必要な水を構成する。
若干の触媒としての用途または吸着剤としての用途には
反応混合物中に実質上非反応性の固体粉末を配合するこ
とが望ましい。これらの粉末は最終生成物に付与する物
理的性質に基づいて選択される。例えば固体粉末は最終
生成物粒子の密度を増大し、触媒活性を変化させ、熱容
量を増大させ、または多孔度を変え、或は生成物中の結
晶性アルミノシリケートの希釈用として作用させるため
に添加できる。使用できる固体粉末の例はアルファアル
ミナ、チタニア、ジルコニア、ジルコン、硫酸バリウム
および金属ニッケルである。不活性アルミナ(例えばア
ルファアルミナ)および砂のような実質上不活性な重量
付与剤も使用できる。
無水状態のゼオライl−ZSM−4は成分酸化物のモル
比の形で下記の式で表わされる:(0,9±’−2) 
M2/nO: Al!203 : X5102(式中、
Mはアルカリ金属、特にナトリウムとアルキル基が好適
には2〜5個のテトラアルキルアンモニウムとの混合物
でアリ、nはMの原子価で、Xは少くとも5の数である
) 本発明方法で合成されるZSM−&は上記と同じ特性式
をもつが、Mはアルカリ金属、アンモニウムまたはそれ
らの混合物で、Xは少くとも/2である。
本発明が関連するZSM−4のような高シリカゼオライ
トは一定の識別性結晶構造をもち、この結晶構造のX線
回折図は下記の格子面間隔d(オングストローム)およ
び相対強度が誘導される有意な線を示す: 第2表 / /、/ ±0..2 S 10.0 十 〇、コ S 7.4t:I:0./左 W 7、/±θ、15W 6.3±o、i w 左、S乙±θ、/ W S、0/±0./ W q、to+:o、og w 9、.2&±o、ogw 3、g3±o、oq vs 3.71±o、os s 3、θダ±o、o3w 2、タデ±0.02 W 2.9ヶ±0.02 W これらの値は標準の技法によって決定した。
照射線は銅のに一アルファ双子線であり、帯状ウンタ分
光光度計を使用した。ピークの高さ工、λθ(θはブラ
ッグ角)の関数としてのピークの位置は分光光度計のチ
ャートから読み取った。
これらから相対強度工/工0(工0は最強の線すなわち
ピークの高さ)および記録された線に対応するA(オン
グストローム)で表わした格子面間隔dを計算した。第
−表において、相対強度は記号82強い、W=弱いおよ
びVS==非常に強いで表わした。
高シリカゼオライトの1種であるZSM−j−は従来水
酸化テトラプロピルアンモニウム、酸化ナトリウム、ア
ルミニウムの酸化物、シリカの酸化物および水を含有し
下記第3表の範囲に入る組成をもつ反応混合物を造り、
混合物をゼオライトの結晶が生成するまで維持すること
によって造られてきた: 第3表 広範囲 好適範囲 特に好適範囲 OH/ S 10 t θ、o7−io、o o、i 
−o、g o、コー0,75R,N/(1%、N+Na
 )0ρ/−0,9!; 0.0λ−0,90,02−
0,0gH,010H10−30010−,3θOノ0
−3θθ5lo2/M2a、=s 5−3oo is−
、yθO(上記表中、Rはプロピル基である) テトラプロピルアンモニウムイオンはハロゲン化テトラ
プロピルアンモニウムを添加することによって供給でき
る。上記表のOH/S iO2の範囲の値より高いOH
−/ SiO2とする過剰の水酸化テトラプロピルアン
モニウムを使用すると、過剰分の水酸化物は所定量の酸
を使ってOHン5i02比を所定の範囲内に維持するよ
うに中和すればよい。
生成した結晶を次に液から分離し、回収する。
代表的な反応条件は反応混合物を73℃〜2Sθ℃の温
度に1時間ないし60日間加熱することからなる。更に
好適な温度は?θ℃〜77!℃であり。
その温度での加熱期間は1時間ないし20時間1 * 
ス、 − 文献に記載された特定の範囲内に入るモル比成分の組成
をもつ混合物を使用して同様にして他の高シリカゼオラ
イトを造ることができる。
ZSM−jおよび他の高シリカゼオライトの初期の合成
法は反応混合物中にアミン、第9級アンモニウム化合物
、第q級ホスホニウム化合物゛などを含ませることによ
って行われた。これらは上記特定の所望の結晶骨組構造
の結晶を行わせるための「型板(テンプレート)」であ
ると考えられてきた。これらの化合物はカチオン性のも
ので、四面体に配位結合したアルミニウムまたはアルミ
ラムの代替元素の負電荷を釣合うように結晶生成物中の
位置を占める。ゼオライト・ を脱水するときに、これ
らの嵩高いカチオンは気孔中の空間を占有して吸着、接
触作用またはイオン交換のために気孔中に流体(ガスま
たは液体)の流れを阻止する。代表的にはテトラプロピ
ルアンモニウムカチオンはイオン交換によるナトリウム
カチオンの除去を容易にするためZ S M−Jから除
かれる。
このような有機型板化合物は本発明の反応混合物中には
含まれない。この理由は前記有機型板化合物の使用は不
必要な出費であり、不必要な処理工程を必要とさせるか
らである。
本発明によれば反応混合物は有機窒素または有機ホスホ
ニウム化合物、特に水溶液中でカチオンを形成する前記
有機化合物を実質上官まない。従って、反応混合物は本
質的に無機質薬剤からなり、有機化合物が存在してもそ
れは偶然かおよび/または結晶化工程には入らないもの
である。従って、本発明方法により得られた生成物は実
質上有機カチオンを含まない。
本発明方法により造ったゼオライトは高シリカゼオライ
トは少くとも/、2.のシリカ/アルミナモル比をもつ
。しかし好適にはシリカ/アルミナモル比は30以上で
、かなり大きいものであってもよい。
本発明によれば、アルカリカチオン給源物質および水を
乾燥した硬い耐摩耗性粒子に添加して得た反応混合物は
下表の名で呼ばれる高7リカゼオライトの各々について
下表のモル範囲の組成をもつのが好適である: 第ダ表 ZSM−,1 8102/AiL203 J 1002.!; Ao 
3 ’100H−/Sin□0.0/ /、0 (1/
 00g (7,/ 0−!;H2O10H10−10
0020−!;00 !;0−コOO種(重量%) o
、o/−一〇〇J−10/−jZSM−// Si027M2o32−1002.!;−/、03−1
100H/5in2 0.0/−Ao o、i−o、g
 o、i −o、5H2010H10−/θθ010−
10020−300種(重量%) 0.0/−200,
、!;−/θ / −jZSM−/2 Si02/M2O3,2−1002J−A O、? −
1I00H/5in20.0/−/、0 θ、/−OJ
 O6/−θ、3H2010H10−1000コ0−!
;00 !;0−.2θθ種(重量%) 0.0/−,
200,A;−10/−j第ダ表(続) ZSM−23またはゼオライトベータ SiO2/4203 2−100 2J−603−ダ0
0H/5in20,0/−/、0 0.Ok −OJ 
O,0!;−θ、3H2010H10−60020−!
r00 30−200種(重量係) o、o/−コθ 
0J−10/−!ZSM−,?、S−またはZSM−,
2g5iO□/Ag2032−100 2.!;−1,
03−4’θOH/5in20.0!; −0,!; 
θ、07−OJ O,/ −0,3H2010H/θ−
5θ0 20−2!Ol1O−100種(重量%)O6
θ/−2003−/θ / −jZSM−弘ざ 5=o27B2o32−100 2.3−60 .7−
IIθOH75in20.0/ −0,!; 0.Ok
 −0,!; 0./ −0,JH2010Hコーコo
、ooo 5o−zoo go−200種(重量%)O
8θl−一〇 〇、A;−10/ −j−離散粒子中に
含まれる高シリカゼオライト種結晶は先行技術の操作に
よって予め造った高シリカゼオライト合成時に分離され
た湿潤生成物(7)一部であっても、或は所望のように
イオン交換および/または焼成しである結晶であっても
よい。使用する種の量は広範囲に変化するが一般にシリ
カ、アルミナおよび種の合計重量の少くともθ、θ1重
量係である。高シリカゼオライトの種の存在が合成を成
功させるためには重要であるが、使用する種の量自体は
重要ではない。
しかし、この後者の因子は生成する高シリカゼオライト
の寸法を調整するのに重要となる。
一般に本発明の実施に際して、反応温度が低いと小結晶
寸法のゼオライトの生成に有利であることが判明した。
結晶寸法の別の調整は種結晶の量を調節することにより
行われる。相対的に少割合量の種、約7〜3重量%の種
の使用により種より大きい寸法の生成物が得られる。よ
り多量の3〜10%の大略範囲の種の量では種結晶とほ
ぼ同じ大きさの生成物を生ずる。
本発明方法では種、シリカ給源物質、アルミナ給源物質
および水の混合物を押出成形、噴霧乾燥、タブレット化
などの操作により予め離散粒子に成形する。これらの離
散粒子を次に熱処理例えば5lIo℃での焼成のような
熱処理にかけて乾燥した硬い粒子となす。1000℃お
よびそれ以上の温度を使用してもよい。これらの粒子は
結晶操作中形状を維持しかなりの強度のものとなる。
離散粒子を次にアルカリ性水溶液に添加する。
このアルカリ水溶液は混合された固体との混合物が7.
j〜13.0のpHをもつのに充分量のアルカリ水酸化
物を含有する溶液である。このアルカリ剤はpHを調節
する機能のほかに結晶骨組構造中にある負電荷と釣合う
のに必要なカチオンを供給する役目をする。
離散粒子を含む反応混合物を攪拌して混合を促進し、普
通75〜.200℃の範囲の所望の高シリカゼオライト
の形成を誘起する水熱条件に温度を昇温する。混合物を
自生圧下に保ちながらゼオライトの結晶が離散粒子中に
形成されるまで数時間ないし数日間続ける。
結晶した生成物は次の化学処理、例えばイオン交換にろ
過のような面倒な処理を必要としないですぐにかけるこ
とができる。更に、離散粒子は適当な処理後に、しかし
再配合またはペレット化を必要としないで吸着剤または
触媒として直接使用できる。これは粒子の非結晶化部分
が母材として働くからである。
生成する特定の高シリカゼオライトは結晶化前の離散粒
子の組成およびこれら離散粒子に含まれるゼオライトの
種の種類に依存する。離散粒子の組成およびアルカリ金
属カチオンの給源物質は所望の特定の高シリカゼオライ
トを生成するのに有効な組成をもつべきであり、使用す
る種は所望する特定のゼオライトと同じゼオライトとす
べきである。こうしてもし最終離散粒子としてZSM−
/2を造ろうとするとZSM−/、2の種を離散粒子を
最初に造る時に離散粒子の組成物中に含ませるべきで、
アルカリ金属カチオンの給源物質と共に水熱処理(結晶
化前)した離散粒子は上述の第7表に与えられるような
ZSM−/、2のモル比内の組成を与えるべきである。
本発明方法においては、反応混合物は本質的にアミンお
よび第4級アンモニウム化合物のような多くの先行技術
で使用した有機薬剤を含まない。こうして本発明は高価
な有機薬剤の消費を回避し、生成物から有機カチオンを
除去するのに必要な後処理を回避できる。
本発明により製造される高シリカゼオライトは合成した
ままの形で、或は触媒として活性な組成物を造るために
既知の技法に従ってイオン交換した形態で使用できる。
これらのゼオライト組成物はイオン交換して少なくとも
一部のアルカリ金属カチオ/を除いて触媒として一層活
性で且つ安定な形態に変換できる。アルカリ金属カチオ
ン、特にナトリウムカチオンおよびカリウムカチオンは
高シリカゼオライトを酸で処理することによって水素イ
オンで置換できる。
別法として、アルキルアンモニウムまたハアリールアン
モニウムが立体障害によりゼオライトの気孔中に入るこ
とを阻止されないならばアトキルアンモニウム、アリー
ルアンモニウムまたはアンモニウムの給源物質で前記高
シリカゼオライトを処理できる。アルカリ金属をアルミ
ニウムカチオ/またはアンモニウム錯化合物で置換した
時にはイオン交換ずみ組成物を200℃以上の温度に加
熱してアンモニアを発生させ、組成物中のアンモニウム
イオンが前に占めていた場所にプロトンを残留させるこ
とによって水素形を造ることができる。
他の置換カチオンには元素周期表IB族〜■族のカチオ
ンが含まれ、特に希土類金属を含めた■族および1族の
金属、スズ、鉛、IVB族金属(チタン、ジルコニウム
およびハフニウム)、アクチナイド系の金属、アンチモ
ン、ビスマース、クロム、脂族および糧族の金属が含ま
れる。新たに合成した形態のゼオライト中のアルカリ金
属を置換するカチオンの種類に関係なく、アルミニウム
原子、ケイ素原子および酸素原子のゼオライトの基本結
晶格子を構成する空間配列はナトリウムを置換すること
によってもイオン交換ずみ物質のX線回折図によって決
定されるように本質的に変ることはない。
ゼオライトのイオン交換はゼオライトを交換カチオンの
塩の溶液、好適には水溶液と接触させることによって便
宜に達成できる。更lこ組成物からナトリウムを除き、
他のカチオンで置換するために組成物を固体状イオン交
換処理することもできる。しかし溶液交換が好適である
水が普通使用するイオン交換溶液の溶媒であるけれども
、他の溶媒も使用できる。しかし・他の溶媒も水はど好
ましくはないが使用でき、こうして触媒組成物を造る際
に水溶液のほかに交換化合物のアルコール溶液も造るこ
とができる。一般にアルカリ金属含量は3重量係以下に
減少させる。イオン交換アルミノシリケートを造るとき
には普通イオン交換後に結晶性組成物の気孔すなわち空
洞に一時的に入ったすなわち捕捉されたアニオンを洗い
流すために適当な溶媒例えば水で該アルミノシリケート
は処理される0 本発明の高シリカゼオライトの焼成はゼオライトを活性
形とするために使用される。焼成するゼオライトは新た
に合成したままのものでも、イオン交換した形態のもの
でもよい。焼成は空気中または他の不活性ガス中で、2
tθ℃〜g、2θ℃の温度で/時間〜yg時間あるいは
それ以上性われる。
本発明方法により造った高シリカゼオライトは種々の有
機化合物転化法における価値ある触媒である。この種の
有機化合物転化法には例えばオレフィンによる芳香族の
アルキル化、通常ガス状のオレフィンおよびパランイ/
の芳香族化、通常液状低分子量のオレフィンおよびパラ
フィンの芳香族化、芳香族の異性化、芳香族の不均化、
芳香族のアルキル交換反応、オレフィンのオリゴメ反応
、クラッキングおよび水素化クラッキングがある。これ
らのゼオライトを使用できる他の接触方法は文献に記載
されている。
ゼオライトは通常焼成した形で使用され、焼成前にイオ
ン交換するのがよい。
実施例 以下に実施例(以下に単に例と云う)を掲げて本発明を
説明する。以下記載の例の対象物の高シリカゼオライト
としてZSM−!;を選んだ。
他の高シリカゼオライトを含有する離散粒子は反応混合
物の組成に所定の改変を行ない、目的とする高シリカゼ
オライトの種結晶を使用することによってZSM−3と
同様にして造ること、および使用することができる。
例/ カオリン粘土(S、A、F、タイプ、’g !r %固
形分)10oofl、ハイ−ジル(Hi−8il) (
EPタイプ、g7係固形分)として知られる市販の微粉
末シリカ977g、ZSM−J−の種(θ、o+2tt
m、iθO%固形分)qofjおよびH20/りoog
の混合物を30分間混合した後、混合物を、3.2mm
押出成形物に押出成形することによって押出成形物の形
態の基本触媒を造った。種は全固形分の3重量%である
。乾燥した押出成形物を空気中で9gO℃で焼成するこ
とによって硬くした。焼成した押出成形物100部を水
220部およびNaoHt部の溶液に加え、混合物をオ
ートクレーブ中で100℃で76時間および730℃で
q日間加熱した。得られた押出成形物を水洗、乾燥し、
粉砕して結晶度を測定した。生成物をX線回折分析によ
ってzsyr−sがlθ0重量%あることが決定された
。乾燥した押出成形物の破壊強さは6りθkPaで、気
孔体積はθ3.yml/gであった。NH,交換し、空
気中で焼成した(1*O℃で3時間)押出成形物のアル
ファ活性は/、!ll’4’であった。
例コ 例/に記載したのと同じ焼成押出成形物および溶液をオ
ートクレーブ中で700℃で/夕日間加熱した。生成物
を洗浄し、乾燥した押出成形物のZSM−3結晶含有量
は約10%であった。
例 3(比較例) ZSM−j−の種を添加しない以外は例/に記載の方法
によって押出成形物の形態の基本触媒を造った。押出成
形物を例1に記載の操作によって焼成し、結晶化を行っ
た。最終生成物はZSM−5を含有せず、同定はできな
い若干の結晶性物質が存在した。
例グ カオリ7 (U、 F1級)soooji、、yθチコ
ロイドシリカ(5in2)の溶液qgoog、ZSM−
、t(7)種、2g3jj (全固形分当り5重量%)
およびH2010oOgの混合物を噴霧乾燥してZSM
−3凝集体の微小球を造った。得られたZSM−3微小
球をq g o ’Cで3時間予備焼成し、微小球の結
晶化を例/の押出成形物について行った条件で行った。
微小球生成物をX線回折図によって分析し、ZSM−5
を35重量%含有することがわかった。
例S 例ダに記載の焼成した微小球および溶液をオートクレー
ブ中で700℃でly日間加熱しへ最終生成物を洗浄し
、乾燥すると、微小球はzSM−3を約10%含有した
例 6(比較例) ZEIM−、!iの種を添加しない以外は例弘に記載の
組成物を噴霧乾燥することによってZSM−!;凝集体
の微小球を造り、例1に記載の条件で微小球の焼成およ
び結晶化を行った。最終生成物は同定できない若干の結
晶性物質を含んでいるのにすぎなかった。
例 7(参考例) 例グの離散粒子生成物をスチームで付活し、軽油の接触
クラッキングを行う一連の実験により接触活性を評価し
た。使用した軽油はサワー重質軽油であった。実験/(
比較参考例)ではこの軽油ラフイルトロール・コーポレ
ーション(Filtrol (1!orporatio
n )によって供給される市販のゼオライト含有クラッ
キング触媒でクラッキングを行った。実験2(参考例)
では例グのスチームで付活した生成物O,S重量係を市
販のゼオライトクラッキング触媒に添加し、実験3(参
考例)では例弘のスチームで付活した生成物2.0重量
%を市販のゼオライトクランキング触媒に添加した。こ
れらの3種の実験の結果を第5表に掲げる: 第5表 実験 / 2 j 触 媒 市販の触媒 市販の触媒 市販の触媒十 + 条件 WH8V 10,0 10.’l 9.70C10比 
ユ、SOλ、4’ q2J 7温度℃ ダg3 Qgθ
 グgコ 転化率体積% A/J 61.!; AO,b*

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l シリカ給源物質、アルミナ給源物質およびアルカリ
    カチオン給源物質および水を含有する混合物を水熱条件
    下で反応させることによってシリカ/アルミナモル比1
    2以上、制御指数l〜7.2の結晶性ゼオライト含有離
    散粒子の製法において、 (a) シリカ/アルミナ比72以上、制御指数l〜/
    コのゼオライトの種と、シリカの給源物質、アルミナの
    給源物質および水とを混合し、得られた混合物を離散粒
    子に形成し、 (b) 離散粒子を水熱処理して乾燥した硬い耐摩耗性
    粒子となし、 (C) 耐摩耗性粒子をアルカリカチオンの給源物質と
    混合して種のゼオライトを形成するのに有効な組成をも
    つ水性反応混合物を造り、 (d) 水性反応混合物を水熱条件下に維持して離散粒
    子の形態のゼオライトを造り、 (e) 生成したゼオライトを中に含む離散粒子を回収
    することからなる結晶性ゼオライト含有離散粒子の製法
    。 ユ アルミナ給源物質がカオリン、ハロイサイトおよび
    モンモリロナイトから選ばれたアルミナ含有粘土または
    アルミノシリケートである特許請求の範囲第1項記載の
    製法。 3、 シリカの給源物質がシリカ含有粘土、フユームド
    シリカまたはシリカヒドロシルである特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の製法。 η 工程(C)と工程(d)との反応混合物が本質的に
    有機陽イオンを含まないものである特許請求の範囲第1
    項ないし第3項のいずれかに記載の製法。 ふ 最終の離散粒子が60重量%以下のゼオライト含有
    量をもつ特許請求の範囲第1項ないし第グ項のいずれか
    に記載の製法。 ム 最終の離散粒子が押出成形物、ペレット、タブレッ
    トまたは微小球の形態をなす特許請求の範囲第1項ない
    し第3項のいずれかに記載の製法。 ク 離散粒子を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    製法。 g 離散粒子内のゼオライトをイオン交換処理してアル
    カリ陽イオンの少くとも一部を金属陽イオンまたは水素
    で置換する特許請求の範囲第1項記載の製法。
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