JPS60209071A - 繊維処理剤 - Google Patents

繊維処理剤

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JPS60209071A
JPS60209071A JP5927784A JP5927784A JPS60209071A JP S60209071 A JPS60209071 A JP S60209071A JP 5927784 A JP5927784 A JP 5927784A JP 5927784 A JP5927784 A JP 5927784A JP S60209071 A JPS60209071 A JP S60209071A
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JP
Japan
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water
rubber
fibers
diene polymer
soluble
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JP5927784A
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秀雄 高松
杉原 悟
針間 浩
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、繊維処理剤に関する。
現在、天然iamおよび合成繊維には、その特性を改良
するために種々の樹脂加工が施されている。
これらの樹脂加工において樹脂は有機溶剤の溶液の形で
用いられることもあるが、安全衛生上の観点から一般に
例えば、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル等の
熱可塑性樹脂、天然ゴム、スチレン−ブタジェン共重合
ゴム等のゴムが水性エマルジ目ンで、ポリビニルアルコ
ールが水溶液で、さらには尿素樹脂、メラミン樹脂等の
熱硬化性樹脂が水溶液の形で用いられている。しかしな
がら、従来知られているこれらの水性処理液を用いる樹
脂加工では、柔軟性、吸水・吸湿性、および合成樹脂ま
たは固形ゴムに対する接着性の点で共にすぐれた繊維は
得られていない。
本発明の目的は、水溶液の形で用いることができ、繊維
に柔軟性を損うことなくすぐれた吸水・吸湿性および合
成樹脂または固形ゴムに対する接着性を伺与しうる繊維
処理剤を提供することにある。
本発明によれば、上記目的は、水溶性父性ジエン系重合
体からなる繊維処理剤tζJって達成される。前記重合
体が、カルボキシラド基および該カルボキシラド基とイ
オン結合した陽イオンを含有する水溶性反注ジエン系重
合体である場合、上記目的は特に達成される。
本発明で用い、られる水溶性変性ジエン系重合体とは、
共役ジエンを主体とする重合体であって、25℃で水に
溶解する重合体を意味する。その代表的な例としてはカ
ルボキシラド基および該カルボキシラド基とイオン結合
した陽イオン、好ましくはアルカリ金属イオン、アルカ
リ土類金属イオン、置換または非置換アンモニウムイオ
ンを含有する変性ジエン系重合体が挙げられる。かかる
変性ジエン系重合体は、カルボキシル基もしくは容易に
カルボキシル基に誘導しつる基を有する不飽和化合物を
共重合成分として含むジエン系共重合体Iζアルカリ金
属化合物、アルカリ土類金属化合物、アンモニアもしく
はアミン等の塩基性化合物を反応させる方法により、ま
たは塩基性化合物を反応させても水溶性はもとJり吸水
・吸湿性をI」とんど示さない疎水性ジエン系重合体に
カルボキシル基もしくは容易にカルボキシル基に誘導し
うる基を有する不飽和化合物を刊加させ、次いで前記塩
基性化合物を反応させる方法により製造される。
ここでジエンとはブタジェン、イソプレン、クロロブレ
ンおよびペンタジェン等の共役ジエンを意味する。また
カルボキシル基または容易にカルボキシル基に誘導し、
つる基を有する不飽和化合物とは、(メタ)アクリル酸
、マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸(モノもし
くはジ)エステル、マレイン酸(モノもしくはジ)アミ
ド、マレイミド、イタコン酸等のα、β−不飽和(モノ
もしくはジ)カルボン酸およびその誘導体を意味する。
これらの水溶性変性ジエン系重合体のなかでも疎水性ジ
エン系重合体に無水マレイン酸またはその誘導体を相加
させ、次いで塩基性化合物を反応させることに謙り得ら
れた変性ジエン系重合体が最も好談しいので、該重合体
Iζついて以下詳述する。
上記の方法により製造される水溶性変性ジエン系重合体
のベースとなる疎水性ジエン系重合体としては、ポリブ
タジェン、ポリイソプレン、ポリペンタジェン、ブタジ
ェン−イソプレン共重ILフタジエンースチレン共成合
体、イソプレン−スチレン共重合体、ブタジェン−アク
リロニトリル共重合体、イソプレン−1クリロニトリル
共重合体等が挙げられる。これらのなかでもポリイソプ
レン、ブタジェン−イソプレン共重合体等のイソプレン
系重合体が好ましい。これらの重合体は単・ 独で用い
ても2種以上組合せて用いてもよい。
前記疎水性ジエン系重合体においては、その分子量は、
5,000〜100,000とりわけ1 G、000〜
so、oooの低分子臘の範囲にあるのが望ましい。
分子量が小さ過ぎる場合には、変性する仁とによって得
られた水溶性変性ジエン系重合体を水溶液の形で繊維処
理に供したとき、繊維に伺着した水溶性変性ジエン系重
合体の皮膜が脆く、処理した繊維の吸水・吸湿性、およ
び合成樹脂または固形ゴムに対する接着性における改然
効果が小さく、また繊維本来の柔軟性も損なわれる。一
方、分子量が大き過ぎる場合には、変性することによっ
て得られた変性ジエン系重合体を水に溶解させるのがむ
ずかしく、溶解させてもその水溶液が高い粘度を示し、
繊維に均一に旬着させるのが困難となる。なお、ここで
、分子量とは粘度平均分子量を意味する。
前記疎水性ジエン系重合体において、そのビニル結合量
が大きいと、該重合体自体が硬く、これを変性しても柔
軟な水溶性変性ジエン系重合体が得られず、得られた水
溶性変性ジエン系重合体で処理すると、繊維の柔軟性が
損なわれる。また、処理した[111!1形ゴムと張り
合せ等lζJり複合化し、次いで固形ゴムを加硫しても
固形ゴムと繊維との接着性が低い。したがって、前記ビ
ニル結合態は40%以下、好ましくは25%以下である
ことが望ましい。なお、前記の疎水性ジエン系重合体が
共重合体である場合、その結合形態は上記の条件が満た
される限り、ブロック結合であっても、ランダム結合で
あっても、またグラフト結合であっても伺ら差し支えが
ない。ここでビニル結合量は、赤外線吸収スペクトルに
よって測定されるものである。
かかる疎水性ジエン系重合体は、例えば、リチウム金属
、アルキルリチウム、アリルリチウム、アリールリチウ
ム等の有機リチウム等のアルカリ金属を触媒とする共役
ジエンのアニオン重合によって製造される。また、固形
の天然ゴム、合成ゴムを解重合することによっても製造
される。
前記疎水性ジエン系重合体には無水マレイン酸またはそ
の誘導体が4]加されるが、無水マレイン酸の誘導体の
例としてはマレイン酸、マレイン酸モノアルキル(メチ
ル、エチル、プロピル)やマレイン酸ジアルキル等のマ
レイン酸エステル、マレイン酸モノアルキル(メチル、
エチル、プロピル)アミド、マレイン酸ジアルキルアミ
ド、マレイミド等が挙げられる。これらのなかでも、無
水マレイン酸は、付加反応の容易さから、または、付加
反応後生酸物をアルコールを用いてエステル化すること
に謙りもしくはアミン類を用いてアミド化することによ
り実質的に最初よりマレイン酸誘導体を付加させたもの
と同一のものができることから、最も好ましく用いられ
る。
疎水性ジエン系重合体に無水マレイン酸味たはその誘導
体を付加させる方法には、例えば疎水性ジエン系重合体
または、炭化水話溶媒に溶解しt二疎水性ジエン系重合
体溶液に無水マレイン酸またはその誘導体を添加し、過
酸化物等ラジカル発生剤の存在下または不存在下に加熱
する方法をはじめとする楠々の公知の方法がある。
疎水性ジエン系重合体に対する無水マレイン酸またはそ
の誘導体の刊加濾は、重要である。付加量が小さ過ぎる
場合には、無水マレイン酸またはその誘導体が付加した
ジエン系重合体を塩基性化合物で処理しても、容易に水
に溶解しにくくなり、したときに処理むらが生じやすい
。また、−え処理むらのない繊維が得られたとしても該
処理繊維を合成樹脂または固形ゴムの補強材として用い
たときに、繊維と合成樹脂または固形ゴムとの間の接着
力が低い。一方、付加量が大き過ぎる場合には、無水マ
レイン酸望たはその誘導体が付加したジエン系重合体を
塩基性化合物で処理しtコ後水溶液の形で繊維の処理に
供しても、繊維本来が有する柔軟性が損なわれた繊維と
なる。したがって、前記付加量は疎水性ジエン系重合体
の単量体単位100個あたり5〜50モル、好ましくは
10〜50モルの範囲が望ましい。
無水マレイン酸またはその誘導体が付加されたジエン系
重合体を水溶性にするためには、例えば、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグ
ネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム等のアルカ
リ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物または炭酸塩
、アンモニア、トリメチルアミン、トリエチルアミン等
の有機アミン類が、単独でまたは2種以上組合せて用い
られる。
前記塩基性化合物の使用量は、付加した無水マレイン酸
またはその誘導体に対し、等モル以上、とりわけ1〜2
倍モルの範囲であるのが好ましい。
無水マレイン酸またはその誘導体が付加したジエン系重
合体と塩基性化合物との反応を行なうにあたり、塩基性
化合物はそのままで、または水溶液もしくは有機溶剤溶
液の形で反応に供される。
また、無水マレイン酸またはその誘導体が付加したジエ
ン系重合体は、そのままで、または溶融状態にして、も
しくは有機溶剤溶液の形で反応に供される。この場合の
反応温度は、特に限定されないが、一般には室温から1
20’Cの範囲が好ましい。
このようにして、疎水性ジエン系重合体から本発明で最
も好ましく用いられる水溶性ジエン系重合体が得られる
本発明の繊維処理剤は、水溶液の形で用いられるが、該
水溶液には、汚染防止剤、帯電防止剤、殺菌剤、防腐剤
、耐炎剤および蛍光増白剤等が含まれていてもよい。場
合によっては、水溶性変性ジエン系重合体の架橋剤が配
合されていてもよい。
前記水溶液における水溶性変性ジエン系重合体の濃度は
、繊維処理の目的によって異なり一概に言えないが、水
溶性変性ジエン系重合体を水に溶解する時の作業性およ
び繊維を処理する時の作業性の点から5〜50重量%の
範囲にあるのが好ましい。
本発明の繊維処理剤に謙って処理される!I維は、有機
質繊維が好ましく、その例としては、綿および麻等の天
然繊維、レーヨン等の半合成繊維、ビニロン、ポリエス
テルおよびナイロン等の合成繊維が挙げられる。処理さ
れる繊維4j単糸、撚糸、織布、編物または不織布等の
いずれの形態であってもよい。
malζ対する処理は、通常、水溶性変性ジエン系重合
体を主成分とするm維処理剤水溶液j′cJm!Mを浸
漬し、次いで乾燥することにJって行なわれる。また、
前記水溶液を繊維に塗布または噴霧することによっても
行なわれる。
繊維に対する水溶性変性ジエン系重合体の付着量は、処
理される繊維および処理目的によって決められるが、一
般に繊維の重量に対し、0.1〜20重ffi%、とり
わけ0.5〜10重量%の範囲にあるのが好ましい。付
着量が多過ぎると、繊維本来の柔軟性が損なわれるばか
りでなく、すぐれた接着性を有する繊維が得られない。
一方、付着量が少な過ぎると、吸水・吸湿性および接着
性の改良された繊維が得られない。
本発明の繊維処理剤は、水溶性変性ジエン系重合体を主
成分としており、そのため繊維の柔軟性を何ら損なうこ
となく、繊維の吸水・吸湿性、および合成樹脂または固
形ゴムに対する接着性を改良するそのため、ゴム引布の
基布、絆創膏および粘着テープの基材、コーテッドファ
ブリックのための不繊布、カーペット基布、結繕防止材
の基布、Im繊維化プラスチックまたは繊維強化ゴムに
用いられる繊維を処理するために好ましく用いられる。
また、布、特lζミシン目のある布の目止め剤としても
用いられる。
なお、本発明の繊維処理剤で処理した!I維(以下、単
に処理繊維という)は、前述したようにそれ自体でも使
用されるが、合成樹脂または固形ゴムと組合せて〜用さ
れる。とりわけ、固形ゴムと組合せたものは、タイヤ、
ベルトおよびホース等の工業用品、布靴およびカーペッ
ト等の家庭用品等に広く用いられるので、工業用品およ
び家庭用品について以下に説明する。
すなわち、タイヤ、ベルト、ホース等の工業用品は、い
わゆる繊維強化ゴムまたは該繊維強化ゴムと他の成形物
からなるが、前記繊維強化ゴムは、固形ゴムの成形物に
上記処理繊維を重ね合せることにより、または固形ゴム
中に処理繊維を入れ込むことにより製造される。所望な
らば、次いでそのまま、もしくは他の成形やと複合され
て加硫に供してもよい。このようにして、固形ゴムと繊
維とが強固に結合しており、強度の大きな強繊強化ゴム
が得られる。
なお、上記において用いられる固形ゴムの例としては、
天然ゴム、イソプレンゴム、スチレン−イソプレン共重
合ゴム、ブタジェンゴム、アクリロニトリル−ブタジェ
ン共重合ゴム、クロロブレンゴム、エチレン−プロピレ
ン共重合ゴム等の疎水性ゴムが挙げられる。これらの固
形ゴムには、イオウおよび有機過酸化物等の加硫剤、−
7亜鉛華およびステアリン酸等の加硫促進助剤、加硫促
進剤、カーボンブラック、シリカ、炭酸カルシウムおよ
びクレー等の補強剤・充填剤、老化防止剤、軟化剤等の
ゴム配合薬品が配合されていてもよい。また、繊維処理
剤中の水溶性変性ジエン系重合体に存在する官能基に反
応する架橋剤、例えば多価エポキシ化合物また多価アミ
ンが配合されてもよい。
一方、布靴およびカーペット等の家庭用品は、処理繊維
を同形ゴムラテックスに浸漬すること化より、また処理
繊維に固形ゴムラテックスを塗布することにより、処理
繊維憂ζ固形ゴムを付着させ、必要ならば次いで加硫処
理を施す、ことにより製造される。このような方法で布
靴を製造すると、布と固形ゴムとが強固に結合し、布−
固形ゴム間の剥離がおこりにくく、しかも、布が吸水性
・吸湿性を示すので、耐久性があって履り会地のよい布
靴が得られる。
なお、上記固形ゴムラテックスとしては、前述した工業
用品の製造の際に用いられる固形ゴムのラテックスが用
いられる。該ラテックスには、いうまでもなく、各種ゴ
ム配合薬品が合されていてもよい。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されることはない。
実施例1 n−ブチルリチウムを触媒として用いて重合して得られ
た分子社21,000、ビニル結合量14%のポリイソ
プレン100重欺部Iζ無水マレイン酸20重社部を加
え、無水マレイン酸の100%が反応するまで180℃
に保持した。反応生成物は、赤外分光分析法により調べ
たところ、ポリイソプレン中のイソプレン単量体単位1
004i!jあたり無水マレイン酸が13モル付加した
ものであった。
この反応生成物120:In2部を、アンモニア7重量
部(ポリイソプレンに相加した無水マレイン酸の2.5
倍モルに相当するjli)を溶解した水溶液500重量
部に添加し均一な水溶液ができるまで撹拌した後、水浴
液から水を蒸発させることにより反応生成物を取り出し
た。該反応生成物はマレイン酸アンモニウムの相加した
ポリイソプレンであり、水に容易に溶解するものであっ
た。
このようにして得られた水溶性ポリイソプレンを水にl
amb/、約30%の水溶液を調製した。
1200 d / 1 / 2のポリエステル糸を浸漬
回数をかえて上記水溶液(処理液)に浸漬し、次いで8
0℃で50分間乾燥することにより表−2に示す付着量
のポリエステル処理系を得た。該処理系はいずれも未処
理ポリエステル糸と同程度のしなやかさを示すものであ
った。未処理系および上記処理系を40℃の水に2時間
および6時間浸漬し、吸水率を測定したところ、表−2
に示した結果が得られた。なお、吸水率は、浸漬後、遠
心脱水機による脱水によってもまだ付着している水の重
量を測定し、浸漬前の未処理系および処理系のX嵐に対
する百分率で表した。
一万、R−1に示す配合割合のゴム配合物をロールによ
り調製し、該ゴム配合物ならびに上記未処理ポリエステ
ル糸および上記処理ポリエステル処理系を各々用い、H
テスト(グツドイヤー法)に供する試験片を作製した。
次いで該試験片を145℃で30分間加硫し、ゴムと繊
維との間の接着力を測定した。その結果を表−2に示す
表 −1 配 合 配合賦(重量部) 天然ゴム 100 カーボンブラツク(OFF) 45 亜鉛華 5 ステアリン酸 1 イオウ 2.2 加硫促進剤1)1 1)N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアジル・スル
フェンアミド: 大内新興化学工痢閑製ツクセラーM8
A2ンN−イソプロピル−N′−フェニル−p−フェニ
ルシア乏ン: 大内新興化学工痢味製ツクラック810
−NA表−2 0−0,71,11,9 1G、9 9.511j 2.5 2 2.1 9゜5 16.1 5.555.1 10
.3 1B、1 4.15 7.6 9.91?、4 
4.6 上記表より明らかなように、水溶性ポリイソプレンで処
理することにより、ポリエステル系の吸水性およびゴム
に対する接着性が改善される。
実施例2 n−ブチルリチウムを触媒として用いて重合することに
よって得られた分子fi15,000、ビニル結合量1
8%のポリイソプレン100重量部に無水マレイン#3
0M量部を加え、無水マレイン酸の100%が反応する
まで180℃に保持した。
反応生成物はポリイソプレンのイソプレン単量体加した
ポリイソプレンであった。水酸化ナトリウム25]il
1部(ポリイソプレンに付加した無水マレイン酸の2倍
モルに相当するiりを含む水溶沿300重量部に、前記
無水マレイン酸刊加ポリイソプレンを加え、水溶性ポリ
イソプレンの水溶沿を調製した。
上記水溶液にレーヨン不織布(クラフレックス■製、4
0クロス、ASK)を浸漬し、次いで60℃で1時間乾
燥した。得られた処理不織布から25閣X15GgHの
試料をとり、JI8 L−4005の45°カンチ・レ
バー法により剛軟度を測定したなお、比較のためζζ未
処理不織布、およびポリビニJl/ 7 II :2−
ル(M合Ks o o、ケン化度88%の8重量%水溶
液で上記と同様の方法にて処理することlζよって得ら
れた処理不織布の剛軟度を測定した。その結果を表−5
に示す。
以下余白 水溶性ポリイソプレン 55 95 tt 62 t 1s ポリビニルアルコール 52 205 実施例5 実施例2と同様の方法により調製した水溶性ポリイソプ
レン水溶液に綿布(カナキン5号ンを浸漬し、水溶性ポ
リイソプレンの付着量が5.5重量) %の処理綿布を
得た。
表−4に示すゴム配合物をロールにより混練りし、厚さ
1111のシートを製造した。該シートと上記処理綿布
を重ね合せて圧着した後、熱空気にて加硫(135℃、
20分間)した。次いで、得られた処理綿布−ゴム複合
体から巾2.5CI+の細片を切り取り、90°剥離接
着力を測定した。なお、比較のために、未処理綿布−ゴ
ム複合体を上記と同様の方法にて製造し90°剥離接着
力を測定した。
その結果を表−5に示す。
スチレン−ブタジェン共重合ゴム1)20炭酸カルシウ
ム 100 亜鉛華 5 イオウ 5 ステアリン酸 1 加硫促進剤M2) 0.7 // DM” 0.5 // T8リ 0・1 2)2−メルカプトベンゾチアゾール !1)ジベンゾチアジルジスルフイド リテトラメチルテウラムモノスルフイドC1リク/、ヱ
1.すl/η−/J J≦d−”L−會−イ茹魯1・1
丁実施例4 n−ブチルリチウムを触媒として用いて重合して得られ
た分子j12910ロロ、ビニル結合j115%のポリ
イソプレン100gg部に無水マレイン酸30重鳳部を
加え、無水マレイン酸が全凰反応するまで180℃に保
持した。反応終了後、反応系を100℃に冷却し、メタ
ノールを加え、さらに反応を続けた。反応終了後に得ら
れた反応生成物は、ポリイソプレン中のイソプレン単魚
体単位100@あたりマレイン酸モノメチルが20モル
付加したポリイソプレンであった。仁の変性ポリイソプ
レンを、水酸化ナトリウム12重量部(ポリイソプレン
に付加したマレイン酸モノメチルの等モル鳳に相当する
ji)を含む水溶液250重量製した。
上記水溶液400重量部にグリセリンジグリシジルエー
テル5重量部を加え、十分混合した後、得られた混合液
にビニロン帆布(クラレ■製、クレモナ、# )を浸漬
した。浸漬後、とり出した帆布を湿潤状態で2枚圧着し
、120℃で30分間乾燥した。得られた処理帆布にお
ける水溶性ポリイソプレンの付着量は10.3重j1%
であった。
上記帆布より切り取った幅2.jalの試−片を90°
剥離接着力の測定に供したところ、S−5kli10R
と高い接着力を示した。
一方、上記帆布より切り収った試験片を25℃の水に浸
漬し、その飽和吸水率を調べたところ、それは16.8
]lit%であった。なお、水溶性ポリイソプレンが+
lしていない未処理のビニロン帆布の飽和吸水率は13
.71嵐%であった。さらに飽和吸水した帆布を25℃
、50%BIiの恒温室に放濾し、放水挙動を帆布の含
水率により調べたところ、次表の結果が得られた。
以下余白 表−6 処理帆布 16.8 15.9 15.2 13.8 
10.0 6.1未処理帆布 13.7 7.8 2.
0 0.1 0 0実施例5 実施例4と同様の方法にて調製した水溶性ポリイソプレ
ン水溶液400重量部にグリセリンジグリシジルエーテ
ル5重量部を加えた。得られた混合液にビニロン帆布(
クラレ銖製、クレモナ# ンを浸漬し、120℃で50
分間乾燥した。得られた処理帆布の水溶性ポリイソプレ
ンの付着量は4.6重量%であった。
上記処理帆布および未処理帆布に表−7に示すゴムラテ
ックス配合物を各々約5 g/ 10 Qallll布
した後、60℃でsO分間乾燥した。次いで120℃で
50分間加硫した。得られた帆布−ゴム複合体から幅2
.5CI+の細片をとり、90°剥離接着力を測定した
。その結果を表−8に示す。
表 −7 固型分配合成(重鳳部) 天然ゴムラテックス 60 スチレン−ブタジェン共重合ゴムラテックス1)40イ
オウ 1 活性亜鉛華 1 力W泳を辻遼J用TP2) g・5 tt PX’ 0.5 老化防止剤4)1 酸化チタン 1.5 1)日本合成ゴム■裂、Jt3B−05612)ジ−t
−ブチル ジチオカルバミン酸ナトリウム: 大内新興
化学玉条印製、ツクセラーTP3ジエチルフェニル ジ
チオカルバミン酸亜鉛: 大内新興化学工娼味裂、ツク
セラーPX4)22−メチレン−ビス−(4−エチル−
6−t−ブチルフェノール) : ハ旧4fi工業床袈
、アンテージw−so。
表 −8 91−離接着力(ky/> ) 未処理帆布 1.8 処理帆布 3.9 上記表より明らかなように、水溶性ポリイソプレン処理
によりビニロン帆布とゴムとの接着力が改善されること
が判る。
特許出願人 株式会社 クラレ 代理人弁理士本多 堅

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性変性ジエン系重合体からなる繊維処理剤。
  2. (2)水溶性変性ジエン糸ゑ合体が、カルボキシラド基
    および該カルボキシラド基とイオン結合した陽イオンを
    含有する水溶性変性ジエン系重合体である特許請求の範
    囲第1項記載の繊維処理剤。
  3. (3)水溶性質性ジエン系重合体か、ポリイソプレモル
    付加させ、次いで塩基性化合物を反応させることによっ
    て得られた水溶性変性ポリイソプレンである特許請求の
    範囲第1項記載の繊維処理剤。
JP5927784A 1984-03-26 1984-03-26 繊維処理剤 Pending JPS60209071A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5927784A JPS60209071A (ja) 1984-03-26 1984-03-26 繊維処理剤

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