JPS63145485A - 吸水性繊維及び該吸水性繊維を含有する水膨潤性組成物 - Google Patents

吸水性繊維及び該吸水性繊維を含有する水膨潤性組成物

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JPS63145485A
JPS63145485A JP28872386A JP28872386A JPS63145485A JP S63145485 A JPS63145485 A JP S63145485A JP 28872386 A JP28872386 A JP 28872386A JP 28872386 A JP28872386 A JP 28872386A JP S63145485 A JPS63145485 A JP S63145485A
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water
rubber
resin
fiber
weight
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JP28872386A
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English (en)
Inventor
利典 白木
落合 岳春
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水吸収性、均一分散性に優れた吸水性繊維及
び水膨潤性、水吸収性、保水性、殿械的強度及び吸水後
の表面平滑14に優れ、膨潤速度の改良された水膨潤性
組成物に関する。
〔従来の技術〕
天然ゴムや合成ゴムに吸水性物質としてポリビニルアル
コール メブルセルロース、ヒドロキシニブルセル[1−ス等を
配合したゴム組成物は、例えば1′b間昭53ー143
653号、特開昭54−7461号、特開昭54−74
63号、特開昭54−20066号公報等で知られてお
り、ぞれらは吸水して膨服するため土木、建築その他の
分野において止水材などの水膨潤性材料として有用であ
る。しかしながら、この様な組成物は、含有する吸水性
物質が水溶性であるため水によって溶出したり、高度に
膨潤し難いという欠点を有している。
そのため、最近、それらの欠点を改良するために、非水
溶↑1の高吸水性樹脂をゴムに配合することが提案され
ている。かかる高吸水性樹脂としては、デンプン・アク
リル酸塩のグラフト重合体、ビニルアルコール・アクリ
ル酸塩共重合体、架橋ポリアクリル酸塩等が使用されて
いる。例えば、特公昭60−41092号公報には熱可
塑性エラストマーに水膨潤性の固体状低級オレフィン−
無水マレイン酸共東合体架橋物を配合した組成物が開示
されている。
〔発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の高吸水性樹脂は粒状或いは粉末状
でゴムに配合されており、膨f71速度が遅いと云う欠
点を有している。膨潤速度を速くする方法として高吸水
性樹脂を多♀に配合したり、組成物を発泡させて発泡体
状の成形品にするなどがあるが、かかる方法では高吸水
性樹脂が成形品から脱落したり、成形品の機械的強度が
低下するなどの問題があった。
(問題点解決の手段) 本発明者は、この様な問題がなく、膨潤速度及び膨潤性
に優れた組成物を1qるべく鋭意研究の結果、ゴム状弾
性体に非水溶性吸水性繊維を配合すること、又はゴム状
弾性体に高吸水性樹脂と非水溶性の吸水↑4繊維を配合
することによりその目的が達成されることを見出し、特
願昭61−128014及び特願昭61−128015
にて特許出願した。本発明者は、かかる組成物の性能を
更に改善すべく、種々検ト1した結果、非水溶性の吸水
性繊維の表面を特定の材質で被覆することにより繊維の
均一分散性が改善され、吸水速度、吸水後の表面平滑性
に優れた水膨潤性組成物が得られることを見出し、本発
明を完成するに至った。
即ら、本発明は、 吸水倍率が5倍以上、繊維径が0.3〜3007’ニー
ルの非水溶性吸水性繊維の表面に、 (1)ゴム状弾性体 (2)熱可塑性樹脂 (3)粘着付与樹脂 から選ばれる少なくとも1種の重合体を1重量%以上被
覆した吸水性繊維、及び、 (a)ゴム状弾性体ioo重量部、 (b)吸水倍率が5倍以上、繊維径が0.3〜300デ
ニールの非水溶性吸水性繊維の表面に、(1)ゴム状弾
性体 (2)熱可塑性樹脂 (3)粘着付与樹脂 から選ばれる少なくとも1種の重合体を1重量%以上被
覆した吸水性繊維3〜100重量部、(c)高吸水性樹
脂O〜200重苗部からなる水膨W11性組成物に関す
る。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の吸水性繊維は、吸水倍率が5倍以上、より好ま
しくは10〜300倍で、繊維径が0.3〜300デニ
ール(d)がよく、繊維の屹強度が0.2g/d以上、
より好ましくは1g以上のものであり、かつ非水溶性の
ものの表面に、(1)ゴム状弾性体、(2)熱可塑性樹
脂、(3)粘着付与樹脂、から選ばれる少なくとも14
.%の重合体く以下表面処理剤と云う)を1重量%以上
、好ましくは3750重硲%被覆した吸水性繊維である
。こくでの吸水倍率とは、吸水繊維1g当りの飽和吸水
量く9)である。
吸水倍率が小さいと組成物の水吸収性、水膨潤性 、が
劣り、一方吸水倍率が過度に高くなると水で膨潤した、
吸水lll1維の強度が低くなり過ぎ好ましくない。吸
水lli雑のw4維径か細いものは繊維同志が絡み合い
易く加工し雌い、−万人すぎるものは樹脂中への均一分
散が困難であり好ましくない。吸水繊維の乾強度の低い
ものはこれを混合した組成物の機械強度を低下させ好ま
しくない。
このような吸水繊維としては、−coox <x :l
 i、Na、に、NH4又はアミン類)を例えば1〜9
II1mO1/gを有する繊維があり、このIJi K
nを(qる方法としては、例えば下記に示すものである
(1)セルロース系繊維をカルボキシル化した後、アル
カリ金属水酸化物やアンモニアゼアジン類で塩の形にす
る方法 (2)アクリル繊維を架橋後加水分解したり、栗橋せず
そのまま高濃度のアルカリで架橋しながら加水分解する
方法 (3)カルボン酸基又はこれに転化しうる基を有する重
合体を繊維化した後、アルカリ金属やアンモニウムやア
ミンの塩の形にする方法 これらの方法で得られる吸水繊維のなかで、アクリロニ
1−リル70〜85重母%とアクリル酸等のカルボン酸
基を有するコモノマー15〜30重量%からなる共重合
体を繊維化した後、Li0II、 Na0II、に01
1等のアルカリ金属水酸化物で塩の形にした吸水繊維が
水膨潤性ゴムを得るための加工時の安定性及びiqられ
た水膨潤性ゴムの吸水性及び耐久性から最も好ましい。
上記の非水溶性の吸水性繊維の表面を被覆する表面処理
剤のうち、ゴム状弾性体は、25°Cにおtノる引張弾
性率が杓Q、05〜5000に9/ cr/l、好まし
くは約o、i〜20.0ONff/criの重合体であ
り、その具体例としては天然ゴム、合成イソプレンゴム
、ブタジェンゴム、スチレン−ブタジェンゴム(ランダ
ムまたはブロック)、ハイスチレンゴム、ポリブタジェ
ンゴム、クロロプレンゴム、ポリブテンゴム、ゴム状エ
チレン−プロピレン共正合体、エヂレンープロピレンー
ジエン共重合体ゴム、ゴム状ブタジェン−アクリロニト
リル共重合体、ブチルゴム、塩素化ブチルゴム、各種ニ
トリル系ゴム、ゴム状エチレン−酢酸ビニル共重合体、
ゴム状エヂレンーアクリル酸エステル共重合体、エヂレ
ン・酢ビ−アクリル酸エステルゴム、ゴム状アタクチッ
クポリプロピレン樹脂、ゴム状エチレン−アクリル酸ア
イオノマー、ポリウレタンゴム、エピクロルヒドリンゴ
ム、クロロプレンゴム、フッ素ゴム、クロロシリコーン
ゴム、シリコーンゴム、アクリル酸エステル−アクリロ
ニトリルゴム、塩素化ポリエチレンゴム、クロロスルホ
ン化ポリエチレン、ポリエーテルゴム、ポリオレフィン
系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラ
ストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリ
アミド系熱可塑性エラストマー、塩化ビニル系熱可塑性
エラストマー、トランスポリオクテナマーなどがあげら
れる。これらのゴム状弾性体のうち、室温では加硫され
た天然ゴム或いは合成ゴムと同様の弾性を有し、高温に
おいては熱可塑性樹脂と同様の加工性を有する熱可塑性
エラストマーが好ましい。とりわけ、共役ジエンとビニ
ル芳香族炭化水素とから成るブロック共重合体及びその
水添物が好ましい。
共役ジーンとビニル芳香族炭化水素とから成るブロック
共重合体く以後、単にブロック共重合体と呼ぶ)は、ビ
ニル芳香族炭化水素の含有量が一般に5〜70重量%、
好ましくは10〜60重量%のものである。かかるブロ
ック共重合体の141N方法としては、例えば特公昭3
[3−19288号公報、特公昭43−14979号公
報、特公昭/19−369579公報、特公昭48−2
423号公報、特公昭48−4106号公報などに記載
された方法があげられる。これらはすべて、炭化水素溶
剤中で有機リチウム化合物等のアニオン重合開始剤を用
い、共役ジーンとビニル芳香族炭化水素をブロック共重
合するか法であり、一般式、(A−B)  、A−(−
B−A>。、B+A−8>。
(上式において、Aはビニル芳香族炭化水素を主とする
重合体ブロックであり、Bは共役ジエンを主とする重合
体ブロックである。AブロックとBブロックとの境界は
必ずしも明瞭に区別される必要はない。又nは1以上の
整数である。)あるいは一般式、 [(B−A >。→lX、[(A−8)。→ml×[(
B−A鮎B ト1「X、 [(A−B鮎A [−H丁X (上式において、Δ、Bは前記と同じであり、Xは例え
ば四塩化ケイ素、四塩化スズなどのカップリング剤の残
基又は多官能有機リチウ化合物等の開始剤の残括を示す
am及びnは1以上の整数である。) で表わされるブロック共重合体として1qられる。
尚、上式において、ビニル芳香族炭化水素を主とする重
合体ブロックとはビニル芳舎族炭化水素を50工♀%以
上含有するビニル芳香族炭化水素と共役ジエンとの共重
合体ブロック及び/又はビニル芳香族炭化水素単独重合
体ブロックを示し、共役ジエンを主とする重合体ブロッ
クとは共役ジエンを50徂量%を超える〕で含有する共
(9ジエンとビニル芳香族炭化水素との共重合体ブロッ
ク及び/又は共役ジエン単独重合体ブロックを示す。共
重合体ブロック中のビニル芳香族炭化水素は均一に分イ
「シていても、又、テーパー状に分イ■していてもよい
。均一に分イtiシた部分及び/又はテーパー状に分布
した部分は、各共重合体ブロック中に複数個共存しても
よい。本発明で使用するブロック共重合体は上記一般式
で表わされるブロック共重合体の任意の混合物でもよい
本発明の方法で用いるビニル芳香族炭化水素としてはス
チレン、0−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p
−tert−ブチルスチレン、1,3−ジメチルスチレ
ン、α−メチルスチレン、ビニルナフタレン、ビニルア
ントラセンなどがあるが、特に一般的なものとしてはス
チレンが挙げられる。
これらは1種のみならず2種以上混合して使用してもよ
い。
本発明の方法で用いる共役ジエンとは、1対の共役二重
結合を有するジオレフィンであり、たとえば1,3−ブ
タジェン、2−メチル−1,3−ブタジェン(イソプレ
ン)、2.3−ジメチル−1,3−ブタジェン、1,3
−ペンタジェン、1゜3−へキサジエンなどであるが、
特に一般的なしのとしては1,3−ブタジェン、イソプ
レンが挙げられる。これらは1種のみならず2種以上混
合して使用してもよい。
本発明で使用するブロック共重合体の分子量は5.00
0〜1,000,000.好ましくはio、ooo〜8
00、0001更に好ましくは30.000−500.
000である。又、ブロック共重合体はその基本的な特
性を損わない範囲内で水素添加、ハロゲン化、ハロゲン
化水素化、或い【よ化学反応により水酸基、チオール基
、ニトリル基、スルボンIIJ、アミノ捕等の官能基の
導入を行うなどの改質が行われていてもよい。改質され
たブロック共重合体の好適なものとしては水素添加され
たブロック共重合体及び末端変性ブロック共重合体があ
げられる。
水素添加(水添)されたブロック共重合体は耐熱老化性
や耐候性が改良されるため好ましい改良方法である。水
添する前のブロック共重合体としては、共役ジエンに基
づく1,2−ビニル結合合量が20〜60%、好ましく
は25〜50%であることが推奨される。水添反応に使
用される触媒としては、(1)N i、pt、Pd、 
Ru等の金属をカーボン、シリカ、アルミナ、ケイソウ
士等の担体に担持ざぜた担持型不均一系触媒と、(2)
 N i 、 Co。
「e、 Cr等の打穀酸塩またはアセチルアセI〜ン塩
と有機A1等の還元剤とを用いるいわゆるチーグラー型
触媒、あるいはRt、l、Rh等の有機金属化合物等の
いわゆるイj機鉗触tS等の均一触媒が知られている。
具体的な方法としては特公昭42−8704号公報、特
公昭43−6636号公報、あるいは特開昭59−13
3203号公報に2戎された方法により、不活性溶媒中
で水素添加触媒の存在下に水素添加して、水添物を11
、本発明に供する水添ブロック共重合体を合成すること
ができる。その際、ビニル芳香族化合物−共役ジエン化
合物ブロック共重合体の共役ジエン化合物に基づく脂肪
族二重結合は少なくとも80%を水素添加せしめ、共1
9ジエン化合物を主とする重合体ブロックを形態的にΔ
レフイン性化合物重合体ブロックに変換させることがで
きる。また、ビニル芳香族化合物を主とする重合体ブロ
ックAおよび必要に応じて共役ジエン化合物を主とする
重合体ブロックBに共重合されているビニル芳香族化合
物に基づく芳香族二車結合の水素添加率については特に
−11限はないが、水素添加率を20%以下にするのが
好ましい。該水添ブロック共重合体中に含まれる未水添
の脂肪族二重結合のmは、赤外分光光度計、核磁気共鳴
装置等により容易に知ることができる。
末端変性ブロック共重合体としては、ブロック共重合体
の少なくとも1つの重合体鎖末端に極性基含有原子団が
結合したブロック共重合体を使用することができる。か
かる末端変性ブロック共重合体を使用することによりは
械的強度を更に向上させることができる。ここで極性基
含有原子団とは、窒素、酸素、ケイ素、リン、硫黄、ス
ズから選ばれる原子を少なくとも1種含有する原子団を
云う。具体的には、カルボキシル基、カルボニル基、チ
オカルボニル基、酸ハロゲン化物基、酸無水物基、カル
ボンII5、チオカルボンIg、アルデヒド基、チオア
ルデヒド基、カルボン酸エステル基、アミド基、スルホ
ンMl、スルホン酸エステル基、リン酸基、リン酸エス
テル基、アミノ基、イミノ基、ニトリル基、ピリジル基
、キノリン基、エポキシ基、チオエポキシ基、スルフィ
ド基、イソシアネート基、イソチオシアネート基、ハロ
ゲン化ケイ素基、アルコキシケイ素暴、ハロゲン化スズ
基、アルキルスズ基、フェニルスズ基等から選ばれる極
性基を少なくとも1種含有する原子団があげられる。に
り具体的には、特願昭61−1819号に記載された末
端変性ブロック共重合体を使用することができる。
又、前記の非水溶性の吸水性繊維の表面を被覆する熱可
塑性樹脂としては、引張弾性率が約5000に’j/c
riを超える重合体、具体的にはポリスチレン、耐衝撃
性ゴム変性スチレン重合体、アクリロニトリルースチレ
ン共重合体、スチレン−無ホマレイン酸共重合体、アク
リロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体、メタク
リル酸エステル−ブタジェン−スチレン共重合体などの
ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン、エチレンを50%
以上含有するエチレンとこれと共用可能な他の七ツマ−
との共重合体、例えばエヂレンープロピレン共重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体及びその加水分解物、エ
チレン−アクリル酸アイオノマーや塩素化ポリエチレン
などのポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン、プロピレ
ンを50%以上含有するプロピレンとこれと共重合可能
な七ツマ−との共重合体、例えばプロピレン−エチレン
其重合体、プロピレン−アクリル酸エチル共重合体や塩
素化ポリプロピレンなどのポリプロピレン系樹脂、ポリ
ブデンー1、ブテン−1とこれと共重合可能な他の七ツ
マ−との共重合体であるポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニル及び/又は塩化
ビニリデンを50%以上含有する塩化ビニル及び/又は
塩化ビニリデンとこれと共重合可能な他の七ツマ−との
共重合体であるポリ塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニルの含
有mが50%以上である耐液ビニルと他の共重合性七ツ
マ−との共重合体であるポリ酢酸ビニル系樹脂及びその
加水分解物、アクリル酸及びそのエステルやアミド、メ
タクリル酸及びそのエステルやアミドの重合体、これら
アクリル酸系[ツマ−を50%以上含有する他の共重合
可能な七ツマ−との共重合体であるポリアクリレ−と系
樹脂、アクリロニトリル及び/又はメタクリロニトリル
の重合体、これらアクリロニトリル爪上ツマ−を50%
以上含有する他の共重合可能な七ツマ−との共重合体で
あるニトリル樹脂、手合体の構成単位がアミド基結合の
繰返しによって結合されている線状ポリマー、例えばε
−アミノカプロラタタムやω−アミノラウロラクタムの
開環重合体、ε−アミノウンデカン酸の縮重合体、ヘキ
サメチレンジアミンとアジピン酸、セバシン酸等の二塩
基酸との縮重合体などのポリアミド系樹脂、重合体の構
成単位がエステル結合の繰返しににって結合されている
線状ポリマー、例えばフタル酸やイソフタル酸等の二塩
基酸又はこれらの誘導体と、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ブチレングリコール等のグリコール
成分との縮合体であるポリエステル系樹脂、ポリフェニ
レンエーテル樹脂又は該樹脂にビニル置換芳香族炭化水
素をグラフト重合せしめたグラフト化ポリフェニレンエ
ーテル樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、ポリオキ
シメチレン、トリオキサンとアルキレンオキサイドとの
共重合体等のポリアセタール系樹脂、重合体の構成単位
が炭酸エステル型結合の繰返しによって結合されている
線状ポリマー、例えば4.4′−ジヒドロキシジフェニ
ルアルカン フェニルスルフイツト等のジヒドロキシ化合物とホスゲ
ンの反応によって得られる重合体、或いは前記ジヒドロ
キシ化合物とジフェニルカーボネートのエステル交換反
応によって得られる小合体などのポリカーボネーI・系
樹脂、ポリエーテルスルホン、ポリアリルスルホンなど
のポリスルホン系樹脂、ジイソシアネート成分とグリコ
ール成分との重伺加反応によって得られる熱可塑性ポリ
ウレタン系樹脂、トランスポリブタジェン、1.2−ポ
リブタジェンなどのポリブタジェン系樹脂、ビスフェノ
ールAとフタル酸成分からなる重縮合系ポリマーである
ボリアリレート系樹脂、鎖状炭化水素高分子化合物の水
素の一部又は全部をフッ素で置換した崩造を有するフッ
素樹脂、ポリオキシベンゾイル系樹脂、ポリイミド系樹
脂、前記の共役ジエンとビニル芳香族炭化水素とから成
りビニル芳香族炭化水素の含有量が70%を超え、95
重量%以下であるブロック共重合体樹脂などがあげられ
る。
更に、前記の非水溶性の吸水性繊維の表面を被覆する粘
着付与樹脂としては、従来私行付与剤とてホラ1〜メル
ト粘着剤等に使用されているもの、例えば、クマロン・
インデン樹脂、フェノール樹脂、p−第三−ブチルフェ
ノール・アセヂレン樹脂、フェノール・ホルムアルデヒ
ド樹脂、テルペン・フェノール樹脂、ポリテルペン樹脂
、キシレン・ホルムアルデヒド樹脂、合成ポリテルペン
樹脂、芳香族系炭化水素樹脂、脂肪族系環状炭化水素樹
脂、モノオレフィンやジオレフィンのオリゴマー、水素
添加炭化水素樹脂、炭化水素系粘着化樹脂、ポリブデン
、ロジンの多価アルコールエステル、水素添加ロジン、
水添ウッドロジン、水素添加ロジンとモノアルコール又
は多価アルコールとのエステル、テレピン系粘着付与剤
等があげられる。より詳細には、「ゴム・プラスチック
配合薬品」 (ラバーダイ9121〜社編)に記載され
たものが使用できる。特に好適な粘着付与剤はテルペン
系樹脂、芳香族変性テルペン炭化水素樹脂、脂環族系飽
和石油樹脂、ロジンエステル、不均化ロジンエステル、
完全水添ロジンエステル、脂肪族系石油樹脂、変性脂肪
族系石油樹脂である。
非水溶性の吸水tit繊維の表面を上記の表面処理剤で
被覆する方法は特に限定されるものではなく、公知の種
々の方法が採用できる。例えば上記の表面処理剤を溶媒
に溶解し、その溶液中に吸水性繊維を浸漬したり、その
溶液を吸水性繊維に塗イ[シ゛た後、溶媒を加熱除去し
たり真空除去する方法(溶液法)、前記表面処理剤を溶
融した後、吸水性繊維表面に直接塗布する方法(溶融法
)、粉末状の前記表面処理剤を静電気等により付着させ
た後、加熱溶融して被覆する方法などがあげられろ。
特に好ましい方法は、溶液法及び溶融法である。
吸水性繊維への表面処理剤の被覆量が1重足%未満の場
合には、ゴム状弾性体への均−分散性及びゴム状弾性体
へ配合した組成物の吸水後の表面平滑性が劣るため好ま
しくない。
上記のようにして1qられる非水溶性の表面処理吸水繊
維は用途により様々な形態で使用することができる。例
えば、短く切断した線やチョップトスI〜ランドやペレ
ットの形、フィラメントやヤーンやテープのように細長
い形、織物や編物や不織イ「のように薄い平面状の形が
ある。これらの吸水w4紺はそのままでも使用可能であ
るが、更に本発明の吸水繊維はゴム状弾性体や熱可塑性
樹脂や粘着付与樹脂等の異種材料I\の分散性が極めて
良いため、吸水繊維が均一に分散した、優れた機械的強
力や表面平滑性を有する水膨潤性組成物を得ることがで
きる。
本発明の吸水性繊維や水膨潤性組成物は、優れた水吸収
性、水膨潤性、保水性を持ち、しかも吸水前も後も優れ
た機械的強度を有するため、種々の用途に利用できる。
例えば、シーリング材、バッキング材、止水材、各種防
水材、保水材、吸湿材、結露防止材、脱水材、油水分離
材、汚泥固化材、吸汗性材料、生理用品、オムツ等の衛
生用品、蓄冷材等に好適である。
上記のようにして得られる非水溶↑1の表面処理吸水性
繊維をゴム状弾性体に配合して水膨潤性組成物を’+W
る場合には、長さ0.5〜50#、好ましくは1〜10
mに短く切断して用いることが望ましい。
本発明の吸水性繊維(成分(a)とする)は、ゴム状弾
性体(成分(b)とする>  ioo単聞部に対して3
〜100重量部、好ましくは5〜70重量部配合するこ
とにJ−り水吸収性、保水性及び膨趙速度に優れた水膨
潤性組成物を作成することができる。
吸水性繊維の配合量が3重量%未満の場合には吸水性が
小さく、100重量部を超えるとゴム状弾性体との混合
が不均一となり、吸水後の強度が低下するため好ましく
ない。ゴム状弾性体としては、吸水性繊維表面処理剤の
一部として説明した前記ゴム状弾性体と同種のものが使
用できる。
又、上記の水膨将性組成物には、水吸収率、水膨潤率を
更に改良する目的で高吸水性樹脂(成分(c)とする)
をゴム状弾性体100重母部に対して200重量部以下
、好ましくは5〜200重帛部、更に好ましくは10〜
100車苗部使用できる。高吸水性樹脂の配合量が20
0重量部を超える場合は水で膨潤した組成物の強度が低
下するため好ましくない。
本発明において使用できる高吸水性樹脂は、高吸水性1
t!脂自身の吸水倍率が20〜1ooo倍、好ましくは
50〜500倍のもので必る。ここで高吸水性樹脂の吸
水倍率とは、高吸水性樹脂13当りの飽和吸水ffl(
g)である。吸水倍率が小さいと組成物の水吸収性、水
膨潤性が劣り、一方吸水倍率が過度に高くなると水で膨
潤した高吸水性樹脂の強度が低くなり過ぎ好ましくない
このような高吸水性樹脂としては、水膨潤性ゴム層の吸
水性及び耐久性の点から、カルボキシル基、カルボン酸
塩、カルボン酸アミド、カルボン酸イミド、カルボン酸
無水物等のカルボキシル基に誘尋しうるカルボキシル基
類を分子中に1個若しくは2個有するα・β−不飽和化
合物を中量体成分として含有する重合体の架橋体が好ま
しい。
前記α・β−不飽和化合物は、例えばアクリル酸、メタ
クリル酸、アクリル酸アミド、メタクリル酸アミド、無
水マレイン酸、マレイン酸、マレイン酸アミド、マレイ
ン酸イミド、イタコン酸、クロ1〜ン酸、フマール酸、
メサコン酸なとてあり、高吸水性樹脂に要求される性能
を満たす範囲で、共重合可能な仙の中量体成分と組合U
て用いてもよい。前記共重合可能な他の重量体としては
、エチレン、プロピレン、イソブチレン、1−ブチレン
、ジイソブチレン、メチルビニルエーテル、スチレン、
酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ル、アクリロニ1〜リルなとのα−オレフィン、ビニル
化合物、ビニリデン化合物が挙げられる。他の重量体と
組合せる場合、カルボキシ塁若しくはこれに転化し1q
る基を含有するα・β−不飽和化合物は、仝重量体成分
中40・[ル%以上であるのが適当である。
前記のカルボキシル基又はこれに転化しうる塁を右する
α・β−不飽和化合物を重量体として含有する重合体は
、ラジカル申合触媒を用いる常法により調製される。そ
の手合度は特に限られているものではないが、10〜3
000が好ましい。
このようにして調製される前記重合体のなかでも、アク
リル酸、メタクリル酸等の重合体、α−オレフィンまた
はビニル化合物と無水マレイン酸との共重合体が好まし
い。これらの重合体または共重合体は、ナトリウム、カ
リウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム等のアル
カリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物、酸化物ま
たは炭酸塩などの化合物、アンモニア、アミン等を反応
させることにより、より親水性にすることが好ましい。
この反応は、前記重合体を溶媒、好ましくは水に溶解し
、そこに前記アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化
合物、アンモニア、アミン等を撹拌下に添加することに
よって行われる。この反応においては、反応性および1
qられる高吸水性の耐久性の点から水酸化す1−リウム
、水酸化力1ノウム、アンモニアが好ましく用いられる
このようにしてjqられるα・β−不飽和化合物を中量
体成分として○有する重合体は、栗1r反応に供される
が、使用される架橋剤としては、多価エポキシ化合物、
多価アミン、多価アルコール、アミノアルコール、ポリ
イソシアネートまたは多価へロヒドリン等が挙げられ、
特に多価エポキシ化合物、多価アミンが好ましく用いら
れる。多価エポキシ化合物としては、グリセリンジグリ
シジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエー
テル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、
グリセリン1ヘリグリシジルエーテル、プロピレングリ
コールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコー
ルジグリシジルエーテル、またはトリメヂロールプロパ
ン1へリグリシジルエーテルが挙げられ、又多価アミン
としてはエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、ト
リエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペ
ンタエチレンへキザミンまたは分子量が5000以下の
ポリエチレンイミンが挙げられる。架橋反応は、前記α
・β−不飽和化合物を単<722成分として含有する重
合体に、前記架橋剤を添加覆ることによって行われる。
この際、加熱してもにいし、また溶媒を用いてもよい。
架橋剤として多価エポキシ化合物または多価アミンを用
いるとぎには、加熱下でしかも水の存在下で行うことが
好ましい。
このような場合には乾燥あるいは熱処理することが好ま
しい。栗、矯の程度は、前述した所望の吸水イ8率を示
す高吸水性樹脂が得られるよう架橋剤の使用量を適宜)
六ぶことにJ、り調整される。
本発明における高吸水性樹脂の好ましい例を以下に列挙
する。
(1)マレイン酸または無水マレイン酸、マレイン酸ア
ミドもしくはマレイン酸イミド等のマレイン酸誘導体と
、エチレン、プロピレン、ブチレン、インブチレンまた
はジイソブチレン等の炭素数が2〜12、好ましくは2
〜8の直鎖状もしくは分岐状のα−オレフィンとの共重
合体とアルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物、
アンモニア、アミン等との反応物の架橋剤、 (2)マレイン酸またはそのa1体と、ブチレン、酢酸
ビニル、メチルビニルエーテル、アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステルまたはアクリロニトリル等のビニ
ルもしくはビニリデン化合物との共重合体と、アルカリ
金属化合物、アルカリ土類金属化合物、アンモニア、ア
ミン等との反応物の架(n体、 (3)アクリル酸またはメタクリル酸の重合体とアルカ
リ金属化合物、アルカリ土類金属化合物、アンモニア、
アミン等との反応物の架橋体、(4)アクリル酸または
アクリル酸と前記(2)のビニルまたはビニリデン化合
物との共重合体と、アルカリ金属化合物、アルカリ土類
金属化合物、アンモニア、アミン等との反応物の架橋体
、これらのなかでも、吸水性おにび耐久性の点から、イ
ソブチレン−無水マレイン酸共重合体と水酸化ナトリウ
ム、水酸カリウムあるいはアンモニアとの反応物の架(
n体、およびポリアクリル酸と水酸化ナトリウムとの反
応物(すなわち、ポリアクリル酸ナトリウム)の架橋体
がとくに好ましい。
このようにしてjqられる高吸水性樹脂は、粉砕により
20メツシ1フルイを通過する粒子にして用いることが
望ましい。
本発明の水膨潤性組成物には必要に応じて軟化剤や熱可
塑性樹脂等を配合して加工性、硬さ、強度4fどを改善
することができる。軟化剤としては、潤滑油、パラフィ
ン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、アロ
マ系プロセスオイル、パラフィン、ワセリン、アスフフ
ル1へ、植物油(ヒマシ油、綿実油、ナタネ油、大豆油
など)、υブ、ロジン、脂肪酸などがあげられる。熱可
塑性樹脂としては、吸水性繊維表面処理剤の一部として
説明した前記熱可塑性樹脂と同種のものが使用できる。
更に、本発明の組成物には、各種の顔料、染料、難燃剤
、帯電防止剤、滑剤、可塑剤、無機・有機充填剤など(
詳しくは、[プラスチックおよびゴム用添加剤実用便艶
」(化学工業社発行)や「ゴム・プラスチック配合桑晶
」 (ラバーグイシエスト社発行)に記載された添加剤
)が使用できる。
本発明の組成物は、従来公知のあらゆる配合方法によっ
て製造することができる。
例えばオープンロール、インテンシブミキリー、インタ
ーナルミキサー、バンバリーミキリー、コニーダー、二
軸ローター付の連続混練機、−軸或いは二軸押出機など
の一般的な混和機を用いた溶融混練方法、成分(a)を
溶解した溶液に成分(b)或いは成分(c)を分散)捏
合した後溶媒を加熱除去する方法などが用いられる。
(実施例) 以下に実施例を示すが、これらは本発明を代表するもの
であり、本発明の範囲を制限するものではない。
実施例1〜6及び比較例1.2 非水溶性の吸水性繊π1[を以下の方法により製造した
過硫酸アンモニウムと亜硫酸水素)゛トリウムを重合開
始剤に用いて、水系懸濁屯合法により、アクリロニトリ
ル78小量%、アクリルM22mm%の共重合体を1q
た。この得られた重合体を65中量%硝酸を用いて紡糸
を行い、80〜90’Cの熱水中で618に延伸した後
、70°Cで乾燥して約3dの繊維を得た。この繊維を
40重量%の水を含むエタノールの3手量%Na011
溶液に1分間浸油した後、エタノールで洗浄後、乾燥し
て吸水繊維を(j7だ。この吸水繊維の性能は下記のも
のであった。
デニール      4.8d 吸水倍率      158  培 乾強度    1.2 s/d 次に、上記吸水性繊維を石油系粘着性例与樹脂クイシト
ンUり185(日本Lオン礼装)の1〜ルエン溶液中に
浸漬した後1〜ルエンを蒸発させ、吸水性繊維表面への
粘看性付惇樹脂の被rki 母が第1表に示した様な表
面処理吸水性繊維を作製し、その後長さ3mInのチョ
ツプドストランドにカットした。
上記で(ワられだ表面処理吸水性繊維を第1表に示した
配合迅法に従い、スチレン含有量40中量%のB’ S
S’ S4M造を有するスチレン・ブタジェンブロック
共重合体くB′;テーパー@逍ブタジェン/スチレン共
重合体ブロック、S:ポリスチレンブロック)に配合し
た組成物を作製した後、厚さ2mrnのシート状物を圧
縮成形し、成形品の引張強度を測定した。又、該シー1
〜から3cm×4cmの正方形の試験片を切り出し、蒸
留水中に7日間浸漬して吸水率を測定した。尚、第1表
において粉末状吸水性樹脂は、イソブチレンと無水マレ
イン酸とのモル比が1:1の共重合体を水酸化ナトリウ
ムとグリセリングリシジルエーテルで架橋させた架橋物
を粉砕し、400メツシユパスのものを用いた。この粉
末吸水性樹脂の吸水倍率は約200倍であった。
結果を第1表に示したが、吸水性繊維の表面を処理する
ことにより、吸水性繊維のゴム状弾性体に対する分散性
及びゴム状弾性体へ配合した吸水性組成物の吸水後の表
面平滑性を改善することができる。
又、各組成物の水浸漬1日後の吸水率を調べたところ、
実施例1〜5の組成物は約50重量%、実施例6は15
0重量%、比較例1は5手量%であり、吸水性繊維を配
合した組成物は吸水速度が速いこと、吸水性繊維と高吸
水性樹脂を組合せた組成物は吸水速度が速くかつ吸水率
も極めて高いことが分かる。
以下余白 (注」〉表面処理吸水性繊維に占める表面処理剤(粘着
付与樹脂)の割合 (注2)ゴム状弾性体100Iffi部に対する配合(
注3)I[l酸物中の吸水性繊維の分散状態を成形品の
透明性、表面平滑性及び伸長時 の表面平滑性から目視判定 ◎二分散性極めて良好 ○:分散性良好 △:分散性やや不良 X二分散性極めて不良 (注4)JIS   Keay2iこンt(l処(注5
)吸水率は以下の方法で測定 (注6)吸水後の組成物成形品の表面状態を目視にて判
定 ◎二表面の平滑性極めて良好 O:表面の平滑性良好 61局部的な表面の膨らみが若干あ り、表面の平滑性やや劣る ×:局部的な表面の膨らみが随所に あり、表面の平滑性惨めで劣る 実施例7〜9及び比較例3,4 実施例3で使用したものと同じ表面処理吸水f1繊維を
用い、第2表に示した配合処決に従って組成物を作製し
た後、各成形品の性能を調べた。結果を第2表に示した
以下余白 実施例10〜17 実施例1〜6で使用した乙のと同じ吸水性繊維の表面を
第3表に示した表面処理剤で被覆した吸水性繊維を作製
した。各表面処理剤の被覆量は約15虫M%になる様に
調整し、その後長さ3#17I+のチョツプドストラン
ドにカットした。
次に、実施例1〜6で使用した乙のと同じブロック凡手
合体100車量部に対して表面処理吸水性域1110臣
量部、第3表に示した高吸水性樹脂25重吊部を配合し
た組成物を作製した。各組成物の性能を第3表に示した
以下余白 実施例18〜23 シクロヘキサン中、n−ブチルリチウムを触媒として重
合したBABA構造を有し、スチレン含有量が40重量
%であるブロック共重合体のりピングポリマーに、第4
表に示した末端処理剤を重合に使用した触媒と当モル反
応させて末端変性ブ[1ツク共重合体を作製した。
次に、実施例1〜6で使用したのと同じ吸水性繊維表面
を上記末端変性ブロック共重合体により被”H%即した
。上記末端変性ブロック共重合体の被覆量は、約20重
ω%になる様に調整し、その後長ざ6#のチョツプドス
トランドにカットした。
1qられた表面処理吸水性繊維を25m損部、実施例1
〜6で使用したのと同じ高吸水性樹脂粉末を25重罪部
、表面処理剤と同種の末端変性10ツク共巾合体100
i量部にそれぞれ配合し、吸水性組成物を作製した。そ
れらの1Zi性を第4表に示した。
末端変性ブロック共重合体を使用することににす、引張
強度、吸水率が更に優れた組成物を+r+ることかでき
た。
実施例24〜32 ゴム状弾性体として第5表に示したものを使用する以外
は実施例1〜6と同様の方法により吸水性組成物を作製
した。尚、吸水性繊維の表面処理は、第5表に示した熱
可塑性樹脂又はゴム状弾性体を被覆量が約10手量%に
なる様に溶融被覆処理した。
これらの吸水率を第5表に示したが、いずれも良好な吸
水性を示した。実施例24.30及び31の組成物は、
通常の加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助剤、老化防止剤
、滑剤、カーボンブラックを添加して常法により加硫し
たものを用いた。
以下余白 実施例33〜34 製、アクリル系繊維)を用いて、他の条件は実施例6に
従って行った。結果を第6表に示1゜第6表 〔発明の効果〕 本発明の吸水性繊維は優れた水吸収性、耐久性、異種材
料への分散性を生かして種々の用途に活用できる。例え
ばゴム状弾性体や熱可塑性樹脂への水膨潤性付与ブレン
ド材や、そのままで吸水材、脱水材、脱湿材、止水材、
保水材、親水物質の徐放材等に好適である。
又、本発明の吸水性繊維にゴム状弾性体を組合せた水膨
潤性組成物は優れた水吸収性1.水膨潤性、保水性及び
引張強度などの驕械的強度を生がして種々の用途に利用
できる。例えばシーリング(A、バッキング祠、止水材
、各種の防水材、保水材、油水分離材、汚泥同化材、結
露防止材、吸汗性材料、生理用品、オムツ等の衛生用品
、畜冷材等に好適である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、吸水倍率が5倍以上、繊維径が0.3〜300デニ
    ールの非水溶性吸水性繊維の表面に、 (1)ゴム状弾性体 (2)熱可塑性樹脂 (3)粘着付与樹脂 から選ばれる少なくとも1種の重合体を1重量%以上被
    覆した吸水性繊維。 2、(a)ゴム状弾性体100重量部、 (b)吸水倍率が5倍以上、繊維径が0.3〜300デ
    ニールの非水溶性吸水性繊維の表面に、(1)ゴム状弾
    性体 (2)熱可塑性樹脂 (3)粘着付与樹脂 から選ばれる少なくとも1種の重合体を1重量%以上被
    覆した吸水性繊維3〜100重量部、(c)高吸水性樹
    脂0〜200重量部からなる水膨潤性組成物。
JP28872386A 1986-12-05 1986-12-05 吸水性繊維及び該吸水性繊維を含有する水膨潤性組成物 Pending JPS63145485A (ja)

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