JPS6020879B2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JPS6020879B2
JPS6020879B2 JP52030108A JP3010877A JPS6020879B2 JP S6020879 B2 JPS6020879 B2 JP S6020879B2 JP 52030108 A JP52030108 A JP 52030108A JP 3010877 A JP3010877 A JP 3010877A JP S6020879 B2 JPS6020879 B2 JP S6020879B2
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JP
Japan
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time
circuit
key
temperature
section
Prior art date
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Expired
Application number
JP52030108A
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English (en)
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JPS53115941A (en
Inventor
貞夫 図司
義夫 大井田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP52030108A priority Critical patent/JPS6020879B2/ja
Priority to GB10229/78A priority patent/GB1572209A/en
Priority to CA299,216A priority patent/CA1110713A/en
Publication of JPS53115941A publication Critical patent/JPS53115941A/ja
Priority to US06/113,050 priority patent/US4295027A/en
Publication of JPS6020879B2 publication Critical patent/JPS6020879B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は245印MHz程度の高周波を利用して食品の
加熱調理を行う電子レンジに係り、各機能をデジタル的
に制御するようにして電子レンジに関する。
一般に、この種の電子レンジにあっては、その加熱時間
設定用のタイマとして機械的なものを使用し、またその
高周波加熱出力のレベル調整が行われない場合が多く、
行われたとしても「強−弱」の2種類程度であって、し
かもタイマとは別途に行うようになっており、さらに加
熱機能も2種類(たとえば一定出力による時間加熱)の
みにしか備えていない場合が多く、複数種備えていたと
してもそれらが単独でタイマとは別途に行うようになっ
ている。
このため、調整、操作および取扱いが製造上および使用
上きわめて不便でかつ面題であり、また作動条件の設定
も面積で設定範囲に限度があり、さらに正確で精度の高
い制御を円滑に行えなかった。本発明は上記事情に鑑み
てなされたものでt その目的とするところは、加熱時
間、加熱出力レベル、食品温度などの作動条件を設定す
るだけで、設定時間と出力レベルの組合せによる時間加
熱機能、設定温度と出力レベルの組合せによる温度加熱
機能〜設定温度と時間の組合せによる保温加熱機能など
を単独あるいはシーケンスに作動させることができ、し
かも作動条件の設定は簡単な操作で任意に行え「よって
調整、操作および取扱いの不便を解消し「 きわめて便
利な函子レンジを提供しようとするものである。
以下「本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図および第2図は本発明による電子レンジの外観を
示すもので「蔭体1内には図示しないマグネトロンから
245■MHz程度の高周波が供給される前面開口の加
熱室2が収納されており「 この加熱室2の関口部には
扉3が開閉自在に枢着されている。
上記加熱室2の内壁面にはジャック(図示しない)が設
けられており「このジャックに温度検知プロープ4をプ
ラグ(図示しない)を介して着脱自在にかつ電気的に挿
着できるようになっている。この温度検知プロープ4は
、加熱室2内にセットされた調理食品5の温度を検知す
るためのものであり「 その温度検知部分にはたとえば
サーミスタなどの感温素子を内蔵している。また、上記
扉3の右側に位置する蟹体1の前端壁には操作パネル6
が装着されている。この操作パネル6には、たとえば第
3図に詳細を示すように、デジタル表示部7「機能表示
部8、作動条件を設定するためのファンクションキー部
9およびデジツトテンキー部亀0、設定内容などを消去
するためのクリアキー1 1〜時刻設定および表示用の
クロッキー12〜加熱調理開始用のスタートキー13、
蟹源スイッチ14がそれぞれ設けられている。上記表示
部7は、時間表示、時刻表示、温度表示、出力レベル表
示などをそれぞれデジタル的に行うものであり、たとえ
ば4桁の文字表示器7,〜74と2、3桁自問に設けた
コロン表示器75とによって構成される。上記文字表示
器7,〜74 は「たとえば第4図に示すように、7個
の発光ダイオード形表示セグメントa〜gを日字形状に
配設してなる。しかして、時間表示の場合は「第5図a
に示すように1、2桁目で秒表示を行い3、4桁目で分
表示を行い、コロン表示を連続点灯させる。なお〜図は
時間「15分3晩鼓」を表示した場合を示す。また、時
刻表示の0場合は、第5図bに示すように1、2桁目で
分表示を行い、3「 4桁目で時表示を行い「 コロン
表示を1秒周期で点滅させる。なお、図は時刻「10時
24分」を表示した場合を示す。また、温度表示の場合
は、第5図cに示すように1桁目で単位「C」または「
F」の表示を行い「 2〜4桁目で数値表示を行い、コ
ロン表示は行わない。なお、図は温度「90℃」を表示
した場合を示す。さらに、出力レベル表示の場合は〜第
5図dに示すように1「 2桁目のみで行い「 コロン
表示は行わない。なお「図は出力レベル「99」を表示
した場合を示し、この実施例ではro〜99」段階まで
出力レベルを設定できるようになっている。前記機能表
示部8は、後述する各ステージ(プリセット機能t時間
加熱機能、温度加熱機能、保温加熱機能)へのデータ入
力が可能であること、あるいは今実行中(動作中)のス
テージは何であるかを表示する第1ステージランプ亀5
,、第2ステージランプ翼S2および第3ステージラン
プ163「前記温度検知ブローブ4のプラグがジャック
に挿着されたことを表示する。プラグインランプ亀ふ
プリセット設定が可能であることを表示するプリセット
ランプ17、調理中であることを表示するクツクランプ
18から構成される。なお、これら各ランプ15,〜1
53および亀6〜18はたとえば発光ダイオードを用い
ている。また、前記ファンクションキー部9は、設定デ
ータの記憶時などに押すメモリキー19、プリセット設
定時に押すプリセットキー20、保温条件設定時に押す
保温キー21、出力レベル設定時に押す出力レベルキー
22、食品温度設定時に押す温度キー23、加熱時間設
定時に押す時間キー24から構成される。第6図は本電
子レンジの電気回路全体を示すもので、商用交流電源3
1の一端31aは、前記電源スイッチ14とヒューズ3
2とを直列に介してドァースィツチ33の可動接点33
cに接続され、このドアースィッチ33の常関側固定接
点33aは、後述する電磁接触器51の主接点51,を
介して高圧トランス34およびヒータトランス35の各
1次コイル34a,35aの一端にそれぞれ接続される
上記ドアースィッチ33は、前記扉3の開閉に応敷する
もので扉3の開放時は可動接点33cが固定接点33b
に閉成していて、扉3の閉成時には可動接点33cが固
定接点33aに開成する。また、上記電源31の池端3
1bは、後述する電磁接触器51の主接点512を介し
てヒータトランス35の1次コイル35aの他端および
後述する加熱制御回路45の端子P,にそれぞれ接続さ
れる。そして、上記ドアースイッチ33の固定接点33
bと電源31の他端31bとの間にはリレー36が接続
され、また上記ドア−スイッチ33の固定接点33aと
電源31の他端31bとの間には常閉形の短絡スイッチ
37が接続される。この短絡スイッチ37は、前記扉3
の開閉に所定のタイミングをもって応敷するもので、扉
3の閉成時は開放していて、扉3を開くと所定のタイミ
ングで閉成する。しかして、高圧トランス34の2次コ
イル34bには、整流器38コンデンサ39および放電
抵抗40からなる整流回路41を介してマグネトロン4
2が接続され、このマグネトロン42のヒータはヒータ
トランス35の2次コイル35bに接続される。しかし
て、前記ヒューズ32とドアースイツチ33との接続点
と、電源31の他端との間には、常閉形のサーマルスイ
ッチ43を介して蟹顔回路44が接続され、この電源回
路44の出力端には加熱制御回路45が接続される。
上記サーマルスイッチ43は、前記加熱室2の温度が設
定値以上になると、開放作動する。また、上記電源回路
44は、加熱制御回路45に動作電源を供給するもので
〜電源トランスおよび整流回路などで構成される。上記
加熱制御回路45の端子R,,R2間には、前記リレー
36の常閉接点36,と常関形のロックスイッチ46と
が直列に接続される。上記ロックスイッチ46は、前記
扉3のハンドルに連動するロック機構(図示しない)の
動作に応鰯するもので、扉3のロック時に開成し、ロッ
ク解除時には開放する。また、加熱制御回路45の様子
P2は、高圧トランス34の1次コイル34aの池端に
後続される。しかして、電源31の他端31bは加熱制
御回路45の端子M,,B,にそれぞれ接続されるとと
もに、前記リレー36の切換点362の常開側固定接点
362aに接続される。また、前記サーマルスイッチ4
3と電源回路44との接続点47は、送風機モー夕48
の一端に接続されるとともに、常閉形のサーマルスイッ
チ49と常関形のロックスイッチ50とを直列に介して
電磁接触器51の一端に接続され、この電磁接触器51
の他機は上記切換接点362 の常閉側固定接点362
bに接続されるとともに加熱制御回路45の端子M2に
接続される。上記モー夕48の他端は上記切換接点36
2 の可動接点362cに接続され、またこの可動接点
36釘ま庫内灯52の一端に接続され、この庫内灯52
の他端は上記サーマルスイッチ49とロックスイッチ5
0との接続点に接続される。上託送風機モ−夕48は、
前記マグネトロン42の冷却および前記加熱室2内の排
気を行う送風機を駆動するためのモータである。また、
上記サーマルスイッチ49は、マグネトロン42の温度
が設定値以上になると開放作動する。また、上記ロック
スイッチ50は、前記ロックスイッチ46と同様な動作
を行う。さらに、上記庫内灯52は、前記加熱室2内を
照明するランプである。しかして、前記接続点47はブ
ザー53の一端に接続され、このブザー53の池端は加
熱制御回路45の端子B2に接続される。上記ブザー5
3は、加熱調理終了を報知するためのものである。第7
図は前記加熱制御回路45の構成を概略的に示すもので
、前記ファンクションキー部9、テンキ一部10、クリ
アキー11、クロックキー12、スタートキー亀3など
の入力キー6亀が接続されるキー回路62、前記温度検
知プ。ーブ4からの信号により食品5の温度を検知する
温度検知部63「 これらキー回路62、温度検知部6
3および前記端子R,,R2が接続される主制御部64
、この主制御部64に接続され前記デジタル表示部7お
よび機能表示部8などの表示部65を制御する表示回路
66、上記主制御部64に接続され前記端子P.,P2
が接続される出力制御回路67、上記主制御部64に接
続され前記端子M,,地およびB,,B2が接続される
出力回路68によつて機成される。上記温度検知部63
は、前記温度検知プローブ4がプラグPおよびジャック
Jを介して接続される温度検知回路69、この温度検知
回路69からの信号により温度検知プローブ4のプラグ
PがジャックJに挿入されたことを検知し、その検知信
号を主制御部64および表示回路66へ送るプラグ挿入
検知回路70、上記温度検知回路69の出力信号を直線
化する直線化回路71、この直線化回路71の出力信号
(アナログ信号)を主制御部64からの信号に応じてデ
ジタル信号に変換するA/D変換回路72、このA/D
変換回路72の出力を一定周期ごとにサンプリングして
主制御部64へ送るサンプリング回路73によって構成
される。第8図は前記キー回路62を示すもので、図示
のように前記ファンクションキー部9、テンキ−部10
、クリアキー11、クロックキー12、スタートキー1
3をマトリクス状に接続してなる周知のキーマトリクス
回路によって構成されていて、キーが押されると主制御
部64から供V給されるデジツト信号D,〜D4によっ
て割り付けられた信号が各キーラィンK,〜K5に入力
されるようになっており、これら各キーラィンK,〜K
5は主制御部64の後述するキーェンコーダ151に接
続される。
第9図は前記温度検知回路69、プラグ挿入検知回路7
0および直線化回路71を示すもので「次のように構成
される。
まず、温度検知回路69は、抵抗81,82,83およ
び零点調整用の可変抵抗器84とからなるブリッジ回路
85と、このブリッジ回路85の一方の出力端85aに
抵抗86および前記ジャックJ、プラグPを介して一端
が接続された前記温度検知プロープ4内の感温素子たと
えばサーミスタ87とによって構成されており、上記サ
ーミスタ87の他端は上記プラグPとジャックJとを介
してプラグ挿入検知回路70のオベアンプ88の一方の
入力端に接続される。すなわち、サーミスタ87の他端
は、オベアンプ88を介して接地状態となるようになっ
ており、これによりサーミスタ87の抵抗値が温度によ
って変化すればそれに応じてブリッジ回路85の出力電
圧が変化するものである。次に、プラグ挿入検知回路7
0‘ま、上記オベアンプ88とこのアンプ88の出力が
一方の入力端に供給されるオベアンプ89とによって構
成されている。
すなわち、温度検知プoーブ4のプラグPがジャックJ
に挿入され、サーミスタ87が接続状態になると、それ
によりオベアソプ88は入力レベルが変化してオン状態
となり、よってオベアンブ89はオフ状態となり、電圧
を出力しない。この状態において、たとえばサーミスタ
87が断線するか、上記プローブPがジャックJから引
抜かれると、サーミスタ87は回路から切離された状態
となるので、オベアンプ88は入力レベルが変化してオ
フ状態となり、よってオベアンプ89はオン状態となり
、所定レベルの電圧を出力するものである。次に、直線
化回路71は、一般にサーミスタ87の抵抗値は第10
図に示すように温度に対して非直線的に変化するため、
温度検知回路69の出力電圧も第11図に示すように非
直線的に変化するようになり、よってこれを直線的に変
化するようにする回路であり、前記ブリッジ回路85の
出0力端85a,85b間から出力される電圧を増幅す
るオベアンプ90、このアンプ90の出力を増幅するオ
ベアンプ91,92、これらオベアンプ91,92の各
出力を合成増幅するオベアンプ93によって構成されて
いる。
すなわち、上記オベタアンプ90〜93の各増幅度と温
度との関係は第12図に示すように設定してあり、これ
によりある所定レベルまではオベアンプ90〜93で増
幅し、ある所定レベル以上になるとオベアンプ90,9
1およびS2,93で増幅する。なお、第0 12図中
A,部はオベアンプ90と91と93とによる増幅度、
A2部はオベアンプ92と93とによる増幅度、A3部
は全体的な増幅度(A,十ん)を示す。したがって、こ
の直線化回路71から出力される電圧は、第13図に破
線で示す直線タV,のように温度に対して略直線的に変
化するようになる。なお、第13図中実線で示す直線V
2は望蚤想的な温度と出力電圧との関係を示す。第14
図は前記A/D変換回路72を示すもので、次のように
構成される。すなわち、101は0同期回路で、前記主
制御部64から送られてくるデジツト信号広をタイミン
グ制御回路102からの信号に応じてタイミングレジス
タ103へ送出する。上記タイミング制御回路102に
は、前記主制御部64からクロツクパルス02およびビ
ット制御信号が供甥造される。しかして、上記タイミン
グレジスタ103は同期回路101からの同期信号に応
じて制御ゲート回路104へゲート制御信号を送るとと
もに、前記サンプリング回路73へタイミング信号TM
Oを送出する。上記制御ゲート回路104は、タイミン
グレジスタ103からのゲート制御信号に応じて比較保
持回路105の内容を保持回路106へ送って保持させ
る。この保持回路106に保持された内容は、出力バッ
ファ回路107を介してラダーネットワーク回路108
へ送られる。このラダーネットワーク回路108は、出
力バッファ回路107からの入力データに応じてまず基
準函圧Vに対して1/2Vの信号を出力し、その後所定
のタイミングで順次1/4V、1/8V、・・・・・・
1/128Vずつ電圧が変化する信号を出力するもので
、その出力信号は比較器109の一方の入力機に供V給
される。この比較器109の他方の入力端には、前記直
線化回路71の出力信号つまりアナログ信号(温度検知
信号)が入力される。しかして、上記比較器109は、
上記アナログ信号とラダーネットワーク回路108から
の比較信号と比較し、アナログ信号が比較信号より大き
いときに“1”信号を出力する。この比較器109の出
力は、前記比較保持回路105へ送られて保持される。
この比較保持回路105の保持内容がデジタル信号(温
度データ)SOとして前記サンプリング回路73へ送ら
れる。また、上記比較保持回路105に保持された比較
器109の比較結果に応じてラダーネットワーク回路1
08の出力レベルが変化し、その出力レベルに対して次
の比較動作が行われるものである。第15図は前記サン
プリング回路73を示すもので、次のように構成される
すなわち、このサンプリング回路73は、主制御部64
からの命令に応じてA/D変換回路72の出力つまりデ
ジタル信号SOを一定周期ごとにサンプリングして主制
御部64へ送ることにより、温度検知を一定時間(0.
5〜2秒)サイクルで行い、後述する温度表示のちらつ
きを防止してその表示内容を見やすくなるための回路で
あり、CR発振回路111、D形フリップフロップ回路
(以後単にFF回路と略称する)112,10ビットシ
フトレジスタ113、ナンド回路114,115,11
6、インバータ回路117によって構成される。上記C
R発振回路111は、ィンバータ回路118,119,
120、コンデンサ121、抵抗122,123および
ダイオード124,125を図示のように接続してなる
CR発振部126と、この発振部126の出力信号を微
分するコンデンサ127、抵抗128,129、ダイオ
ード130およびィンバータ回路131からなる微分回
路132とで構成される。しかして、第16図a〜dお
よび第17図a〜fに示すタイミングチャートを参照し
て詳細を説明すると、発振回路111の発振部16から
は第16図aに示すような信号が一定周期で出力され、
この信号は微分回路132によって第16図bに示すよ
うな一定幅のパルス信号に変換され、これが発振回路1
11の出力信号となる。この出力信号は、前記A/D変
換回路72から出力されるタイミング信号TMOととも
にFF回路112に供給され、これによりFF回路11
2は第16図dに示すように、タイミング信号TMOに
同期して発振回路1 1 1の出力信号によりセット、
リセットする。しかして今、主制御部64からA/D変
換回路72にデジット信号D5(これがデータ開始信号
となる)が送出されると、A/D変換回路72は前記し
たようにしてA/D変換を行い、たとえば第17図dに
示すようなデジタル信号SOを出力し、これがナンド回
路1 14に供v給される。
このとき、FF回路112がリセット状態にあればその
Q出力は“0”レベルとなっているのでナンド回路11
6はゲートが閉じられ、一方ナンド回路114,115
はゲートが開かれ、これにより上記デジタル信号SOは
第17図eに示すようにそのまま主制御部64へ送出さ
れるとともに、主制御部64から供V給されるクロツク
パルス?2 によってシフトレジスタ113に格納され
る。そして、A/○変換回路72においてある温度検知
信号に対するA/D変換が終了すると、A/D変換回路
72はタイミング信号TM○(これがデータ終了信号と
なる)を出力し、このTMOがFF回路112に供給さ
れる。これによりFF回路112は、上記信号TMOに
同期して発振回路1 1 1の出力信号によりセットさ
れそのQ出力は“1”レベルとなるので、ナンド回路1
14はゲートが閉じられ、一方ナンド回路115,11
6はゲートが開かれる。したがって、シフトレジスタ1
13に格納されたデジタル信号SOは、クロツクパルス
ぐ2によってナンド回路116,115を介してレジス
タ113内を循環されるとともに、第17図fに示すよ
うにこの循環するデジタル信号SOは主制御部64へ繰
り返し送出される。このとき、ナンド回路114はゲー
トが閉じられているので、A/D変換回路72から次の
デジタル信号SOが送出されてもそれは無視される。し
かる後、FF回路112がリセット状態になると、前記
した最初の動作に戻り、A/D変換回路72から送出さ
れる次のデジタル信号SOに対するサンプリング動作を
行うものであり、以後この動作を繰り返すものである。
第18図および第19図は前記主制御部64を示すもの
で、入力制御部141、制御部142、記憶部143、
演算部144「クロック制御部145、第1表示制御部
146、出力制御部147、クロツク発生部148トス
テータレジスタ149、および第2表示制御部150な
どで構成されており、以下各部を詳細に説明する。
まず入力制御部141は、キーェンコーダ151および
所定のマイクロプログラムを絹込ま・れたROM(リー
ド・オンリー・メモリー)152などで構成されており
、主に次のような機能を有する。すなわち、キー回路6
2からのキー信号により押されたキーの識別検知を行い
、記憶部143へのデータ記憶、第1表示制御部146
へのデータ転送およびクロック制御部145へのデータ
転送などを行う。また、ファンクションキー部9の操作
によって記憶部143からデータを講出し、第1表示制
3御部146へその内容を送り込む機能をも有する。こ
の機能により以前に入力した内容つまり設定内容を呼出
して表示させ、それを確認することができる。制御部1
42は、所定のマイクロプログラムを3組込まれたRO
M153、パルス発振器154から出力されるパルスに
より第20図a〜cに示すようなクロツクパルスぐ,,
02、ビット信号T,,T2,T4,T8およびデジッ
ト信号D,〜D5などの各部制御用タイミング信号を発
生するタイミン4グ信号発生部155などで構成されて
′おり、主に次のような機能を有する。
すなわち、スタートキー13およびクロックキー!2の
操作によって動作を開始する。クロックキ−12が押さ
れるとクロック制御を開始する。この部分では、50ま
たは60HZの商用周波数をカウントして分の桁までカ
ウントアップする。この桁をキャリとして、入力された
数値に分単位の加算を行う。また、スタートタ キ−1
3が押されると、記憶部143の入力データを演算部1
44に呼出し、各ステージ(第1〜第3、プリセット)
のデータの内容をチェック、その内容をコード化してス
テータレジスタ149に記憶する。そして、実際に動作
を開始するとき0には、ステータレジスタ149の内容
によりプリセットステージ(プリセット機能)第1ステ
ージ(時間加熱機能)、第2ステージ(温度加熱機能)
、第3ステ−ジ(保温加熱機能)をシーケンスに制御す
る。また、温度検知部63からの信タ号、端子R,,R
2からの信号および温度表示単位切換信号(FかCか)
、出力レベル可変範囲切換信号、加熱時間の最大設定時
間切換信号、電源周波数切換信号などの外部入力による
種々の制御をも行う。o 記憶部143は、制御ゲート
回路156およびレジスタ群157などで構成されてい
る。
上記しジスタ群157は、第1〜第3ステージの時間デ
ータ記憶用レジスタRS,〜RS3、第1〜第3ステー
ジの温度データ記憶用レジス夕RS4〜RS6t第夕1
〜第3ステージの出力レベルデータ記憶用レジスタRS
7〜RS9、プリセット時刻データ記憶用レジスタRS
,o、その他のデータ記憶用レジスタRS,.などで構
成される。そして、この記憶部143は主に次のような
機能を有する。すなわち、0入力制御部141および制
御部142からのデータを各ステ−ジごとに保持(記憶
)する役割をもち、それら各制御部141,142によ
って制御される。記憶するデータの内容は、時間、温度
、出力レベルおよび時刻が主であるが、制御部142で
コード化されたデータの一部などをも記憶する。演算部
144は、制御ゲート回路158、加減算器159およ
び演算レジスタ160などで構成されており、主に次の
ような機能を有する。すなわち、10進の加減算および
6G隻の減算(時間用)を行い、さらに各種のデータチ
ェックなどを行う。クロック制御部145は、制御部1
42および演算部144により、クロツクの入力データ
がチェックされ、デ−夕が正常であることが制御部14
2によって判断されると動作を開始する。動作を開始す
ると、入力制御部141からクロツクの停止命令がくる
までは、制御部142および演算部144から切離され
、独立して動作を続ける。第1表示制御部146は、制
御ゲート回路161、シフトレジスタを備えた半加算器
】62表示レジスタ量63「ラツチ回路164およびバ
ッファ回路を備えたセグメントデコーダ165などで構
成されており、主に次のような機能を有する。
すなわち、入力制御部141および制御部142からデ
ータが転送され、それに応じて表示回路66へセグメン
ト信号A〜Gを送出する。出力制御部147は、制御部
142によって制御され、表示回路66に対しクック表
示信号を、出力制御回路67に対し出力制御信号を、出
力回路681こ対し電磁接触器駆動信号およびブザー駆
動信号を送出することにより、電磁接触器51、ブザー
53および出力制御回路67を制御する。クロック発生
部148は、制御部142などと同期を取る同期回路1
66、および加算器を備えたクロック発生用レジスタ1
67などで構成されており、主に次のような機能を有す
る。すなわち、50または60HZの商用周波数により
基準時間(100ms、lsec、lmin)パルスを
それぞれ発生し、クロック制御部145および演算部1
44へ供給する。ステータスレジスタ149は、入力制
御部141と制御部142とのインターフェイス的存在
であり、それら各制御部141,142はこのステータ
スレジスタ149を通して相手が何を行っているのかを
知ることができる。第2表示制御部150は、ステータ
スレジスタ149の内容により、表示回路66に対して
ランプ表示信号およびコロン表示信号を送出する。第2
1図は前記表示回路66を示すもので、セグメント駆動
回路171、桁駆動回路172,,1722,1723
,1724、コロン駆動回路】73およびランプ駆動回
路174・,1742,1743などで構成される。
上記セグメント駆動回路171は、主制御部64の第1
表示制御部146から送出されるセグメント信号A〜G
に応じてデジタル表示部7の各文字表示器7,〜74の
セグメントa〜gを駆動する回路である。上記桁駆動回
路172,〜1724 は、主制御部64から送出され
るデジット信号D,〜D4に応じてデジタル表示部7の
桁を選択駆動する回路である。上記コロン駆動回路17
3は主制御部64から送出されるコロン表示信号により
上記桁駆動回賂1723 の出力(デジット信号D4)
に同期してデジタル表示部7のコロン表示器75を駆動
する回路である。上記ランプ駆動回路174,は主制御
部64から送出されるランプ表示信号により上記桁駆動
回路172,〜1724の各出力(デジット信号○,〜
D4)に同期して機能表示部8の各ラ0ンプ15,〜1
53,17をそれぞれ駆動する回路である。また、上記
ランプ駆動回路174271743は主制御部64から
送出されるクック表示信号、温度検知部63から送出さ
れるプラグ挿入検知信号により機能表示部8の各ランプ
16,夕18をそれぞれ駆動する回路である。第22図
は前記出力制御回路67を示すもので、スイッチング回
路181およびタイミング回路182によって構成され
る。
上記スイッチング回路181は、主制御部64の出力制
御部1470から送出される出力制御信号に応じて、上
記タイミング回路182の出力(タイミングパルス)と
タイミングを取って高圧トランス34の1次側をオンー
オフ制御するものであり、上記出力制御信号とタイミン
グ回路182の出力信号によってオタンーオフ作動する
トランジスタ183およびサィリスタ184、上記トラ
ンジスタ183のオンーオフに応じてオンーオフ作動す
るホトカプラ185、このホトカプラ185のオンーオ
フに応じてオンーオフ作動しt前記端子P,,P2間に
接続され0たトライアック186などで構成される。上
記ホトカプラ185は、トランジスタ183に対し直列
接続された一対の発光ダイオード1871,1872と
、これらダイオードi87,,1872からの各光に応
動し、トライアック186に対し5ゲート信号を供V給
する並列接続された一対の光励起サイリスタ188,,
1882とによって構成される。また、前記タイミング
回路182は一種の発振回路であって、スイッチング回
路181のオンーオフ作動と電源電圧波形とのタイミン
グをo取ることにより、高圧トランス34へのインラッ
シュカーレントを防止するための回路であり、前記電源
31からの電源電圧を半波整流する整流器189、この
整流電圧により動作する抵抗190とコンデンサ191
とからなる時定数回路192、この時定数回路192の
出力に応敷するュニジャンクショントランジスタ(以後
単にUJTと略称する)193、このUJTI93の動
作に応じてオンーオフ作動しコンデンサ191の充電電
荷をダイオード194を介して強制的に放電させるサィ
リスタ195などで構成される。しかして、上記出力制
御信号は、主制御部64の出力制御部147から送出さ
れるもので、第23図aに示すような周期Tが一定のパ
ルスであり、そのパルス幅tが上記出力制御部147で
設Z定された出力レベルなどに応じてたとえば9$段階
に可変されるようになっている。
これにより、上記出力制御信号がスイッチング回路18
1に供給され、かつタイミング回路182の出力信号(
タイミングパルス)が供V給されると、それら各信号J
に応じてトランジスタ183およびサィリスタ184が
オンーオフ作動し、よってトライアック186は第23
図bに示すように出力制御信号に応じたオンーオフ動作
となり、高圧トランス34への供技簿電力が制御される
。一方、タイミング回路2182は、第24図a〜dに
示すタイミングチャートのように電源電圧波形に同期し
て発振動作しており、電源電圧波形の半サイクルごとに
その最大値近傍でタイミングパルスを出力している。し
たがってサィリスタ184は、第24図fに示す2よう
に上記タイミングパルスと出力制御信号に応じてオンー
オフ作動し、これによりトライアック186は、第24
図gに示すようにサィリスタ184のオンーオフに応じ
てオンーオフ作動するものである。すなわち、トライア
ック186は、母3源電圧波形の略最大値近傍でオンし
、電源電圧波形の零点でオフするようになり、よってそ
の電流波形は第24図hに示すようになる。第25図は
前記出力回路68を示すもので、電磁接触器駆動回路2
01およびブザー駆動回路2302によって構成される
上記電磁接触器駆動回路201は、主制御部64の出力
制御部147から送出される電磁接触器駆動信号および
ブザー駆動信号に応じて前記電磁接触器51を騒動制御
するものであり、上記両駆動信号が供V給されるオアチ
ー回路203、このオアー回路203の出力に応じてオ
ンーオフ作動するトランジスタ204、このトランジス
タ204のオンーオフに応じてオンーオフ作動するホト
カプラ205などで構成される。上記ホトカプラ205
は、トランジスタ204に対し直列俵碗された一対の発
光ダイオード206,,2062と、これらダイオード
206,,2062からの各光に応動し、前記端子M,
,M2間に並列接続された一対の光励起サィリスタ20
71,2072とによって構成される。また、上記ブザ
ー駆動回路202は、主制御部64の出力制御部147
から送出されるブザー駆動信号に応じて前記ブザー53
を駆動制御するもの0であり上記ブザー駆動信号に応じ
てオンーオフ作動するトランジスタ208、このトラン
ジスタ208のオンーオフに応じてオンーオフ作動する
ホトカプラ209などで構成される。上記ホトカプラ2
09は、トランジスタ208に対し直列接続5された一
対の発光ダイオード210・,2102と、これらダイ
オード210,,2102から各光に応動し、前記端子
B,B2間に並列接続された一対の光励起サイリスタ2
11,,2112とによって構成される。0 次に、上
記のような構成において本電子レンジの全体的な動作に
ついて説明する。まず電源スイッチ14を投入すること
により、加熱制御回路45に電線が供V給されて図示し
ないパルス発生部から初期設定パルスが発生し、その初
期設定パルス夕が主制御部64の入力制御部141およ
び制御部142に印加される。これにより入力制御部1
41‘ま記憶部143およびクロック制御部145のク
リア(イニシヤライズ)を行い、また制御部142は演
算部144のクリアを行うとともに、ク0リアされた記
憶部143の第1〜第3ステージに対する出力レベル記
憶用レジスタRS7〜RS9に、最大出力レベルデータ
この例では数値「99」(連続発振)をそれぞれ設定(
記憶)する。さらに、これと同時に入力制御部141は
ステータスレジタスタ149のクリアを行う。これによ
り、第2表示制御部15川ま、表示回路66へ第1ステ
ージランプ表示信号を送出し、第1ステージランプ15
,を点灯させることにより、第1ステージに対するデー
タ入力が可能であることを表示する。す0なわち、この
場合、第2表示制御部150はデジツト信号D3に同期
したランプ表示信号(パルス)を送出し、この信号はラ
ンプ駆動回路174,に供給される。このとき、デジッ
ト信号D3によってオンーオフ動作する桁駆動回路17
22の出力信号が第1ステージランプ15・に供V給さ
れているので、ランプ駆動回路174,は供孫溝される
ランプ表示信号に応じて第1ステージランプ15,を点
灯させるものである。しかして、主制御部64に時計機
能を持たせるために次のようにして時刻の設定を行う。
まずクロツクキー12を押し、その後クリアキー11を
押す。この操作が行われると、そのキー信号を受けた入
力制御部141はこれを検知し、ク。ック制御部145
内のデータ(このときは“0”となZつている)を第1
表示制御部146へ転送し、次のテンキー部10‘こよ
る数値入力を持つ状態となる。ここで、テンキー部10
によって数値(時刻)を順次入力することにより、入力
制御部141は順次その数値を解読し、クロック制御部
145および第1表示制御部146に対してコード化し
た数値を転送する。これにより、第1表示制御部146
は、供給された数値データ(設定時刻)に応じたセグメ
ント信号A〜Gを各桁ごとに瓶次送出し、これらセグメ
ント信号A〜Gはデジタル表示部7の各文字表示器7・
〜74 に供総合されることにより、デジタル表示部7
は設定された数値(時刻)を表示する。すなわち「テン
キー部10においてたとえばm→皿→図→四と順次キー
を押した場合、1餌時24分と時刻設定されたことにな
り、デジタル表示部7は第5図bのように表示する。こ
こで、再度クロックキー12を押すと時計動作が開始さ
れ、デジタル表示部7のコロン表示器75が1秒間に1
回点滅して時計動作が開始したことを表示する。すなわ
ち、再度クロックキー12が押されるとト入力制御部1
41はステータスレジス夕149にクロック開始信号を
送る。この信号を制御部142が検知し、制御部142
はクロック制御部145内の入力データ(設定時刻)を
演算部144に転送してその入力データが正しいか否か
をチェックし、正しければクロツク動作開始信号をクロ
ック制御部145へ送る。この時点でクロック制御部1
45は動作を開始するが、この後はクロツク制御部14
5がクロツク発生部148から発生する1分の基準時間
パルスにより、時、分の加算を行う。また、クロツク発
生部148が動作を開始すると、このときステータスレ
ジスタ149にクロック開始信号が記憶されているので
、それにより第2表示制御部150は、クロツク発生部
148から発生する1秒の基準時間パルスに同期したコ
ロン表示信号(この場合は点滅信号)を送出し、この信
号は表示回路66のコロン駆動回路173に供給される
。これにより、コロン表示器75 は1秒周期で点滅動
作するものである。しかし、前記入力データのチェック
時において入力データが誤っていれば、制御部142は
第1表示制御部146に誤設定信号を送り、これを受け
た第1表示制御部146は表示回路66に対し謀設定部
のフラツシング信号を送出する。
すなわち、たとえば1独特96分と言うように時刻とし
てはありえないような設定を行うと、クロックキー12
を押した直後から、第2表示制御部146が謀タ設定を
した数値この例の場合では2桁目の「9」に対応するセ
グメント信号A〜Gを一定周期でオンーオフさせること
により、デジタル表示部7は2桁目の数値「9」をフラ
ッシングさせて謀設定である旨をオペレータに報知する
ものであ。0 次に、調理食品を加熱室2内に入れるた
めに扉3を開くと、ドアースィッチ33は可動接点33
cを固定接点33bに閉成するのでリレー36が付勢さ
れ、その切襖接点362が可動接点362cを固定接点
36ぷこ閉成する。
したがって庫内灯夕52が点灯し、加熱室2内を明るく
する。しかる後、加熱室2内に調理食品5を入れて扉3
を閉じると、上記ドアースィッチ33は切換動作してリ
レー36が消勢されるので、鹿内灯52は消灯する。こ
の操作の間、デジタル表示部7による時刻0表示は継続
している。この状態において、食品を加熱調理するため
に、まず一番単純な例として時間のみによる調理動作例
(これを動作例Aとする)について説明する。
上記したように加熱室2内に食品5を入れた35扉3を
閉じた後、時間キー24を押す。このキー24が押され
ると、デジタル表示部7におけるそれまでの時刻表示が
「0」表示となり、加熱時間設定可能状態となる。すな
わち、時間キー24が押されると、入力制御部141は
どのステージの40時間キーが押されたかを判断し(こ
の場合は第1ステージである)、そのステージに対応す
る記憶部143のレジスタRS,に記憶されている時間
データ(このときは“0”となっている。)を第1表示
制御部146へ転送し、次のテンキー部10による数値
入力を待つ状態となる。これにより、第1表示制御部1
46は数値「0」に対応するセグメント信号A〜Gを送
出し、よってデジタル表示部7は数値「OJを表示する
ものである。しかして、テンキ一部IQ‘こよって数値
(時間)を順次入力することにより、入力制御部亀奪1
1まその数値を解読し記憶部143のレジスタRS.お
よび第1表示制御部翼亀6へコード化した数値つまり時
間データを転送する。これにより、記憶部143は上記
時間データを記億するとともに第1表示制御部146は
供給された数値データ(設定時間)に応じたセグメント
信号A〜Gを各桁ごとに順次送出し、これを受けたデジ
タル表示部7は設定された数値(時間)を表示する。す
なわち、テンキー部1Q‘こおいてたとえばm→図→図
→皿と順次キーを押した場合、デジタル表示部7は第5
図aのように表示し、18分3晩愛の時間が設定される
。ここで「スタートキー13を押すと、入力制御部14
1はこれを検知し、スタート信号をステータスレジスタ
149に送る。
この信号を制御部142が検知し、制御部142は記憶
部143のレジス夕RS,内の入力データ(設定時間)
を演算部144に額次転送してその入力データが正しい
か杏かをチェックし、正しければ電子レンジとしての動
作を開始する。すなわち、この例ではタイマ動作なので
その動作を説明すると、動作開始時には全てのデータが
正しいと判断されているのでち制御部142はまず出力
制御部147へ電磁接触器駆動指令を与える。これを受
けた出力制御部1 347は出力回路68へ電磁接触器
駆動信号を送出し、これを受けた出力回路68の電磁接
触器駆動回路201はオン状態となり、よってこのとき
ロックスイッチ50は開成しているので電磁接触器51
が付勢され、その主接点51,,512が開3成する。
また、このときリレー36は消勢状態にあるので、送風
機モータ亀8が通貫されて送風機が動作するとともに、
庫内灯52も点灯する。またこのとき出力制御部147
は表示回路66へクック表示信号を送出し、これを受け
た表示回路6 46のランプ駆動回路1743はクック
ランプ18を点灯させる。次に、制御部142は、出力
レベルデータ(この例では最大値“99’となっている
)を記憶部I亀3のレジスタRS7から議出して演算部
144へ転送し「そのデータをコード化し、対応する出
力レベルで加熱するよう出力制御部147に指令を与え
る。
これを受けた出力制御部147は「指令夕 された出力
レベルに対応した出力制御信号(この場合は最大出力レ
ベルであるので連続オン信号)を出力制御回路67へ送
出し、これにより出力制御回路67のスイッチング回路
181は供聯合された出力制御信号に応じたオンーオフ
動作(この錫り合は連続オン動作)を開始する。したが
って、マグネトロン42はそれに応じて発振動作し、加
熱調理を開始する。さらに「 このとき制御部蔓42は
「記憶部翼43のレジスタRS,内のデータ(設定時間
)を演算部144に転送し、演算部1446においてク
ロック発生部148から1秒の基準時間パルスが出力さ
れるごとに6G隼のダウンカントを行なわせる。そして
、このダウンカントしたデータを記憶部竃43のレジス
タRS,に再度入力し(つまり内容を書替える)、同時
に第1表示制御部0846へもそのデ−夕を送る。これ
により、第1表示制御部146は供給されたデータに応
じたセグメント信号A〜Gを順次送出する。したがって
「デジタル表示部7の表示内容は、この例では15分3
碗@の時間設定を行ったので、「15:30」→夕「1
5:291→「15:28」→……のように変化する。
なお〜 この場合、前記時刻表示の場合とは異なり、コ
ロン表示器75は点滅せず、連続点灯するように制御さ
れる。このように、スタートキー翼3が押されると、デ
ジタル表示部7の表示時間ひは1秒ごとに減ぜられると
同時に、マグネトロン亀2が発振動作して食品5の加熱
調理が開始され〜 また調理状態が良く判るように庫内
灯52が点灯し、かつクックランプ18も点灯するもの
である。演算部畳44において時間データ(設定時間)
のダウンカントを繰り返し、しかる後上記データが“0
”になると、制御部142はこれを検知して出力制御部
147へ電磁接触器オフ指令、出力制御回路オフ指令、
およびブザ−駆動指令を与える。
これを受けた出力制御部147は、表示回路66へのク
ツク表示信号、出力回路68への電磁接触器駆動信号、
および出力制御回路67への出力制御信号の送出を停止
し、出力回路68へブザー騒動信号を一定時間(たとえ
ば5秒)だけ送出する。これにより、出力制御回路67
はオンーオフ動作を停止するが、出力回路68のブザー
駆動回路202は一定時間だけオン状態となり、一方電
磁接触器駆動回路201はこのときブザー駆動信号が供
給されるので継続してオン状態を維持すょる。したがっ
てマグネトロン42は発振動作を停止するとともにクツ
クランブ18は消灯し、一方ブザー53は一定時間だけ
鳴動する。そして、ブザー駆動信号の送世が停止される
ことにより、ここで電磁接触器駆動回路201がオフ状
態となZり、よって電磁接触器51は消勢されるととも
に送風機モータ48への通電がしや断され、塵内灯52
が消灯する。また、このとき(時間データが“0”にな
ると)、制御部142はステータスレジスタ149を適
して入力制御部141に記憶部I Z43および第1表
示制御部146に対するィニシャラィズ信号を送り、制
御部142の動作は停止する。上記ィニシャライズ信号
を入力制御部141が検知すると、入力制御部141は
記憶部143および第1表示制御部146のィニシャラ
ィズ2を行う。これにより、デジタル表示部7の表示内
容は全部消える(零は表示しない)ようになっている。
なお、この時点で表示が消えてもクロック制御部145
は独立に動作しているので、内部では時計機能の動作が
続行している。このように、時間データが順次減算され
、デジタル表示部7は設定時間の残余時間を表示するが
、残余時間「0」になった瞬間に表示は消えると同時に
マグネトロン42の発振が停止し、さらにクックランプ
18が消灯しブザー53が一定時間だけ鳴って調理が終
了したことをオペレータに報知し、ブザー53が停止す
ると同時に庫内灯52も消灯するものである。次に、更
に複雑な例として時間と出力レベルとの組合せによる時
間加熱機能(第1ステージ)温度と出力レベルとの組合
せによる温度加熱機能(第2ステージ)温度と時間との
組合せによる保温加熱機能(第3ステージ)を順序的に
行い、しかも希望の時刻からその加熱調理を開始させる
プリセット機能(プリセットステージ)の動作例につい
て説明する。
まず、食品5の温度を検知するための温度検知プローブ
4のプラグPを加熱室2の内壁に設けられたジャックJ
に差し込み、温度検知プローブ4の温度検知部分を食品
5に差し込む。このようにしてプラグPをジャックJに
差し込むと、温度検知部63のプラグ挿入検知回路70
からプラグ挿入検知信号が出力され、この信号は主制御
部64の制御部142に供給されるとともに、表示回路
66のランプ駆動回路1742 にも供離合される。こ
れにより、制御部142は温度検知ブローブ4が挿着さ
れたことを認識し、一方プラグィンランプ16が点灯し
て温度検知プローブ4が挿着されたことを表示する。し
かして、食品5に温度検知プローブ4を差し込み、扉3
を閉じた後、まず前記動作例Aと同様に時間キー24を
押し、次にテンキー部10によって数値(時間)を入力
することにより、前記動作例Aと同機な動作が行われ、
記憶部143のレジスタM,にはその入力データつまり
時間データが記憶され、一方デジタル表示部7には上記
設定時間が表示される。
次に、出力レベルキー22を押すと、入力制御部141
はどのステージの出力レベルキーが押されたかを判断し
(この場合は第1ステージである)、そのステージに対
応する記憶部143のレジスタRS7に記憶されている
出力レベルデータ(このときは最大値“99’’となっ
ている)を第1表示制御部146へ転送し、次の数値入
力を待つ状態となる。これにより、デジタルタ表示部7
は第5図dのように上記出力レベルデータつまり数値「
99」を表示する。しかして、テンキー部10によって
数値(出力レベル)を入力することにより、入力制御部
141‘まその数値を解読してコード化し、このコード
化した数値つまり0出力レベルデータを記憶部143の
レジスタRS7および第1表示制御部146へ転送する
。これにより、記憶部143は上記出力レベルデータを
記憶するとともに、デジタル表示部7は設定された数値
(出力レベル)を表示する。すなわち、テンタキー部1
0においてたとえば回→血と順次キーを押した場合、デ
ジタル表示部7は数値「50」を表示し、出力レベル「
50」が設定されたことになる。これで第1ステージに
対する所望の加熱時間および加熱出力レベルが設定され
たことになる。0すなわち、たとえば出力レベル「50
」で設定した時間だけ加熱せよという作動条件が設定さ
れる。
ここでメモリキー19を押すと、入力制御部141はこ
れを検知し、その旨の信号をステータスレジスタ149
に送る。これにより、第2表示制御都150は、表示回
路66へ第2ステージランプ表示信号を送出し、第2ス
テージランプ152を点灯させる(第1ステ−ジランプ
15,は消灯する)ことにより、第2ステージに対する
データ入力が可能であることを表示する。すなわち、こ
の場合、第2表示制御部150はデジット信号D4に同
期したランプ表示信号をランプ駆動回路174,へ送出
する。このとき、デジツト信号D4によってオンーオフ
動作する桁駆動回路1 723の出力信号が第2ステー
ジランプ152に供給されているので、ランプ駆動回路
174,は供給されるランプ表示信号に応じて第2ステ
ージランプ152を点灯させるものである。次に、温度
キー23を押すと入力制御部141はどのステージの温
度キーが押されたかを判断し(この場合は第2ステージ
である)、そのステ−ジに対応する記憶部143のレジ
スタR蚤に記憶されている温度データ(このときは“O
C”となっている)を第1表示制御部146へ転送し、
次の数値入力を待つ状態となる。これにより「デジタル
表示部7は、上記温度データつまり数値「0」と単位文
字「C」(またはF)を表示する。しかして、テンキー
部1川こよって数値(温度)を入力することにより、入
力制御部141はそれをコード化した数値つまり温度デ
ータを記憶部143のレジスタRミおよび第1表示制御
部146へ転送する。これにより「記憶部143は上記
温度データを記憶するとともに、デジタル表示部7は設
定された数値(温度)を表示する。すなわち、テンキー
部10においてたとえば回→皿と順次キーを押した錫3
合、デジタル表示部7は第5図cのように表示し、9ぴ
○の温度が設定される。次に、出力レベルキー22を押
すと、入力制御部141はどのステージの出力レベルキ
ーが押されたかを判断し(この場合は第2ステージであ
る)そのステージに対3応する記憶部143のレジスタ
RS8に記憶されている出力レベルデータ(このときは
最大値“99”となっている)を第1表示制御部146
へ転送し、次の数値入力を待つ状態となる。これにより
、デジタル表示部7は、上記出力レベルデータ4つまり
数値「99」を表示する。しかして、テンキー部10に
よって数値(出力レベル)を入力することにより、入力
制御部141はそれをコード化した数値つまり出力レベ
ルデータを記憶部143のレジスタRS8および第1表
示制御部146へ転送する。これにより、記憶部143
は上記出力レベルデータを記憶するとともに、デジタル
表示部7は設定された数値(出力レベル)を表示する。
夕 これで第2ステージに対する所望の食品温度および
加熱出力レベルが設定されたことになる。すなわち、た
とえば食品温度が90q0になるまで設定した出力レベ
ルで調理せよという作動条件が設定される。0 ここで
保温キー21を押すと、入力制御部141はこれを検知
し、その旨の信号をステータスレジスタ149に送る。
これにより、第2表示制御部150は、表示回路66へ
第3ステージランプ表示信号を送出し、第3ステージラ
ンプ153をタ点灯させる(第2ステージランプ152
は消灯する)ことにより、第3ステージに対するデー
タ入力が可能であることを表示する。すなわち、この場
合、第2表示制御部150はデジット信号D,に同期し
たランプ表示信号をランプ駆動回路1704.へ送出す
る。このとき、デジット信号D,によってオン−オフ動
作する桁駆動回路1724の出力信号が第3ステージラ
ンプ153 に供給されているので、ランプ駆動回路1
74,は供給されるランプ表示信号に応じて第3ステー
ジランプ1夕53 を点灯させるものである。次に、前
記第2ステージに対する温度設定時と同様に温度キー2
3を押し、テンキー部101こよって数値(温度)を入
力することにより、前記第2ステージに対する温度設定
時と同様な動作が行われ、記憶部1430のレジス夕R
S6にはその入力データつまり温度データが記憶され、
一方デジタル表示部7には上記設定温度が表示される。
次に、前記第2ステージに対する時間設定時と同様に時
間キ−24を押し、テンキー部10‘こよって数値(時
間)を入力ぅすることにより、前記第2ステージに対す
る時間設定時と同様な動作が行われ、記憶部143のレ
ジスタRS3にはその入力データつまり時間データが記
憶され、一方デジタル表示部7には上記設定時間が表示
される。これで第3ステージに対する所望の保温温度(
食品温度)および保温持続時間(加熱時間)が設定され
たことになる。すなわち、設定した温度で設定した時間
の間食品を保温せよという作動条件が設定される。ここ
でプリセットキー20を押する、入力制御部141はこ
れを検知し、その旨の信号をステ−タスレジスタ149
に送る。
これにより、第2表示制御部150は、表示回路66へ
プリセットランプ17を点灯させる(第3ステージラン
プ153 は消灯する)ことにより、プリセット設定が
可タ能であることを表示する。すなわち、この場合、第
2表示制御部150はデジット信号D2に同期したラン
プ表示信号をランプ駆動回路174,へ送出する。この
とき、デジツト信号02によってオンーオフ動作する桁
駆動回路172,の出力信ZO号がプリセットランプ1
7に供給されているので、ランプ駆動回路174,は供
給されるランプ表示信号に応じてプリセットランプ17
を点灯させるものである。また、プリセットキー20が
押されると、入力制御部141は記憶部143のしZジ
スタRS,oに記憶されているプリセット時刻データ(
このときは“0”となっている)を第1表示制御部14
6へ転送し、次の数値入力を待つ状態となる。これによ
り、デジタル表示部7は数値「0」を表示する。しかし
て、テソキ一部101こ2よって数値(時刻)を入力す
ることにより、入力制御部141はそれをコード化した
数値つまり時刻データを記憶部143のレジスタRSI
Oおよび第1表示制御部146へ転送する。これにより
、記憶部143は上記時刻データを記憶すると2ともに
、デジタル表示部7は設定時刻を表示する。すなわち、
テンキー部101こおいてたとえば回→風→血と順次キ
ーを押した場合、デジタル表示部7は「7:00」を表
示し、プリセット時刻が設定されたことになる。すなわ
ち、たとえば9時3から調理を開始せよという作動条件
が設定される。なお、この場合、デジタル表示部7のコ
ロン表示器75 は点滅せず、連続点灯するように制御
される。このようにして、全ての作動条件を設定し終る
と、つまり全てのデータ入力が終了すると、ここでスタ
ートキー13を押す。
このキー13が押されると、入力制御部141はステー
タスレジスタ149にスタート信号を送る。この信号を
制御部142が検知し、制御部142は記憶部143に
記憶されている全ての入力データを演算部144に順次
転送してチェックを行い、かつどのステージを何で(時
間か温度かなど)実行するかをコード化し、ステータス
レジスタ149に記憶してお〈。そして、制御部142
は出力制御部147にその制御信号を送り、調理動作を
開始する。すなわち、この例では、まずプリセットステ
ージを実行するが、このときには、制御部142は最初
に記憶部143のレジスタRS,oに記憶されているプ
リセット時刻データ(設定時刻)を論出して演算部14
4へ転送し、内部時刻つまりクロック制御部145内の
時刻データと一致したかを判断し、一致するまでブリセ
ット時刻の表示を続ける。そしてプリセット時刻データ
とクロツク制御部145内の時刻データとが一致する信
設定時刻になる)と、制御部142はこれを検知し、ま
ず第1ステージに対する制御を開始する。すなわち、記
憶部143に設定記憶された第1ステージに対する各作
動条件に応じた加熱調理(時間加熱)を開始する。この
場合、前記動作例Aと同様な制御を行い、しかるのち第
1ステージの時間が「0」になると、つまり記憶部14
3のレジスタRS,内の時間データ(設定時間)が“0
”になると、制御部142はこれを検知して第1ステー
ジの動作終了をステータスレジスタ149に知らせ、次
に第2ステージに対する制御に移り、記憶部143に設
定記憶された第2ステージに対する各作動条件に応じた
加熱調理(温度加熱)を開始5する。この第2ステージ
の制御は次のように行つo第2ステージは温度制御であ
るので、制御部142は温度検知部63から出力される
デジタル信号つまり食品5の温度データを受入れ、その
温度0データを演算部144に送ってIG隼コード化し
、このコード化した温度データを第1表示制御部146
へ転送する。
これにより、デジタル表示部7の表示内容は、時間表示
から食品5の温度表示に切換わるわけである。また、制
御部142は、上5記コード化した温度データ(検知温
度)と記憶部143のレジス夕Rミに記憶されている温
度データ(設定温度)とを演算部144で比較させ、食
品5の温度が設定温度に達するまで出力制御部147を
介して出力制御回路67を制御する。すな40わち、設
定温度になるまで設定した出力レベルで加熱するよう出
力制御部147に指令を与えるものである。しかる後、
食品5の温度が設定温度以上になったことを演算部14
4にて確認すると、制御部142はこれを検知して第2
ステージの動作終了をステータスレジス夕149に知ら
せ、次に第3ステージに対する制御に移り「記憶部14
3に設定記憶された第3ステージに対する各作動条件に
応じた加熱調理(保温加熱)を開始する。この第3ステ
−ジの制御は次のように行う。第3ステージは保温制御
であるので、制御部142は最初に記憶部143のレジ
スタRS6に記憶されている温度データ 信設定温度)
を議出して演算部144へ転送し、制御部142から送
られてくる食品5の温度データ(検知温度)との比較を
行う。このとき、もし検知温度が設定温度よりも低けれ
ば、制御部1卒2はこれを検知し、記憶部143のレジ
スタRS9に記憶されている出力レベルデータ(この例
では最大値“99’’となっている)を議出して演算部
144でコード化し、出力制御部147に最大出力レベ
ル(連続発振)で加熱するよう指令を与えるまた、この
とき制御部142は記憶部143のレジスタRS3に記
憶されている時間データ(設定時間)を第1表示制御部
母亀6へ転送する。これにより、デジタル表示部7の表
示内容は「温度表示から再び時間表示に切換わるわけで
ある。しかして、食品5の温度が設定温度以上になった
ことを演算部亀44!こて確認すると制御部142はこ
れを検知して出力制御部147に出力制御回路67を一
時オフさせるよう指2令を与える。これにより、マグネ
トロン42は発振動作を一時停止する。また、設定温度
以上になると、制御部842は記憶部143のレジスタ
RS3に記憶されている時間データ(設定時間)を演算
部144に転送することにより「前記動作例3Aと同様
な設定時間のダウンカウント動作を行う。したがって、
ここで始めてデジタル表示部7に表示されている設定時
間が1秒ごとに減ぜられ、設定時間に対する残余時間が
表示されることになる。しかして、一度設定時間のダウ
ンカウン3トを開始すると、その時間カウント内容と制
御部貴42から送られてくる温度データ(検知温度)の
各チェックが演算部144にてそれぞれ行われる。すな
わち、時間チェックを行った後に温度チェックを行い、
検知温度(食品温度)が設定温度40よりも低くなると
、制御部142は出力制御部147に出力制御回路67
を再びオンさせるよう指令を与える。これにより、マグ
ネトロン42は再び発振動作し、食品5の加熱を行う。
そしてまた、上記同様に時間チェックと温度チェックを
行い、検知温度が設定温度よりも高くなると出力制御回
機67を再びオフさせ、マグネトロン42の発振動作を
一時停止させる。この一連の動作を設タ定時閥が「0」
になるまで続行し、設定時間「ojになったことを制御
部142が検知すると「 これ以後の動作は前記動作例
Aと同様に行われ「全ての動作を終了してブザー53が
鳴動する。ZO このように第3ステージは、食品5の
温度が設定保温温度よりも低くければ、最大出力レベル
で加熱するとともに設定保温持続時間を表示してその表
示変化は行わず、食品の温度が設定保温温度になった瞬
間、加熱を一時停止して設定保温持続仏時間を1秒ごと
に減算し、残余時間を表示する。
そして、食品5の温度が設定保温温度以下(一1℃)に
なった瞬間に再び加熱を行う。このようにして食品5の
温度を一定に保持する。しかる後、設定保温持続時間が
経過すると全ての調理が終了ひし、ブザー53で調理終
了をオペレータに報知するものである。このようにして
、設定された各作動条件にしたがって時間加熱機能、温
度加熱機能および保温加熱機能をシーケンスに作動させ
るものである。
な夕お、各機能を単独で作動させる場合は、それに対す
る作動条件を設定すれ‘よ前記同機な動作により行うこ
とができる。次に、以前入力した内容つまり設定内容を
呼出してそれを目視確認したい場合は、設定中あるし、
0は動作中にかかわらず、設定中あるいは動作中のステ
ージに限り、呼出して確認したい設定内容に対応するフ
ァンクションキーを押すことにより行うことができる。
すなわち「たとえば第1ステージに対する設定時(ある
いは動作中)おいて設定時間を確認したい場合は、時間
キー24を押すことにより「入力制御部14亀はどのス
テージの時間キーが押されたかを判断し(この例では第
1ステージである)「そのステージに対応する記憶部1
43のレジスタRS,に記憶されている時間デー夕(設
定時間)を議出して第1表示制御部146へ転送し、一
定時間(たとえば5秒間)後にそれまで表示していた内
容のデータを再び第1表示制御部146へ転送する。こ
れにより、デジタル表示部7は「上記呼出された時間デ
ータ(設定時間)を一定時間だけ表示し、元の表示たと
えば出力レベルあるいは時刻を表示していたんであれば
その表示に戻る。このとき、上記呼出した設定時間が不
適当であってそれを変更したい場合には、それを表示し
ている一定時間以内にテンキー部ioで再び数値(時間
)を入力することにより入力制御部141はそれをコー
ド化して記憶部翼亀3のレジスタRS,に転送すること
により、そのレジスタRS,の内容(以前に入力したデ
ータ)を新しいデータに書替える。このように他の設定
内容はZそのままで設定時間だけを変更できる。これは
調理動作中においても行うことができるが、その場合は
テン2キー部10を操作した瞬間に調理動作が中断する
。すなわち、一定時間内にテンキ一部軍0が操作される
と「入力制御部1亀1はこれをZ検知し、ステータスレ
ジスタ亀49に動作停止信号を送る。制御部142はこ
の信号を検知し、記憶部143および演算部14川こ対
して適当な処理を行って動作を停止する。もし一定時間
以内にテンキー部10が操作されなければ、あるいは一
2定時間後テンキー部10が操作されても入力制御部1
4川まその入力を無視し、制御部142は動作を続行す
る。この場合、第1表示制御部146の制御は、一定時
間の間は入力制御部141によって行われ、それ以後は
制御部142によって行2われる。なお、動作を停止さ
せてから再びスタートキー13が押されると、制御部】
42はデータチェック→動作開始という以前述べたよう
な動作を最初からやり直す。また、現在の時刻を確認し
たい場合は、停止中3あるいは動作中にかかわらず、ク
ロツクキ−12の操作により行うことができる。
すなわちたとえば調理動作の停止中においては、クロッ
クキー翼2を押すことにより、入力制御部亀亀2はこれ
を検知し、クロツク制御部145内の時刻データ3(現
在の時刻)を読出して第1表示制御部146へ転送する
ことにより、デジタル表示部?はこのときの時刻を連続
表示せしめるものである。なお、この時刻表示を消す場
合、ファンクションキー部9中の適当なキーたとえばメ
モリキー19を押すことにより、入力制御部141はこ
れを検知して第1表示制御部146をクリアし、よって
デジタル表示部7の時刻表示が消える。一方、競理動作
中においては、上記のように連続表示はせず、前記設定
内容の確認の場合と同様な動作により一定時間(5秒間
)だけ表示し、しかるのち元の表示内容に戻るようにな
っている。また、前記説明では述べなかったが、設定時
間および設定温度に誤りがあった場合、スタートキー1
3が操作された後における入力データのチェックにより
、たとえば前記時刻設定時における謀設定の場合と同様
な動作により、誤設定をした時間あるいは温度をデジタ
ル表示部7に表示して誤0設定部分(数値)をフラッシ
ングさせるとともにト対応するステージのランプを点滅
動作させることにより、オペレータに対して謀設定のあ
ることを表示し「以後の動作を行わないようになってい
る。
また〜出力レベルに譲設定があった場合「夕たとえばこ
の実施例では設定可能な出力レベルがfo〜99」段階
であるので、3桁以上の出力レベル設定があると「最上
位桁の数値がオーバフローして消滅し、下位2桁の数値
のみを有効とするようになっている。0 また、調理不
可能な設定を行った場合、たとえば温度検知ブローブ4
を挿着しないで温度加熱あるいは保温加熱を行なうとし
た場合、温度検知部63からプラグ挿入検知信号が出力
されないので「制御部142はスタートキー13が押さ
れる夕とデジタル表示部7で「OC」の表示をフラッシ
ングするよう第1表示制御部146を制御し、調理不可
能である旨をオペレータに報知する。
ただしトこの場合は設定内容を保持しているので「温度
検知プローブ4を挿着してスタートキー13をひ押せば
動作を開始するようになっている。また、調理動作中に
扉3を開けた場合、扉3のハンドルに連動するロックス
イッチ46がドアースイッチ33に先立って開放するの
で、その信号が制御部142に送られる。これにより制
御部1542は扉3が開けられたことを検知し実行中の
ステージおよび後続ステージのある場合、その時点の内
容を保持したままの状態で動作を中断する。ただし、こ
の場合は扉3を再び閉じてスタートキー!3を押せば継
続して動作を行うようになって○いる。なお、ファンク
ションキー部9、テンキー部10、クリアキー竃1、ク
ロツクキー12およびスタートキー13は「機械的なキ
ースィッチあるいは電子的なタッチスイッチなどいずれ
を用いてもよい。
また、操作パネル6における各部品などの配置も、前記
実施例に限定されるものではなく、任意である。その他
、本発明は前記実施例に限定されるものでなく、本発明
の要旨を変えない範囲で種々変形実施可能なことは勿論
である。以上詳述したように本発明によれば、加熱時間
、加熱出力レベル、食品温度などの作動条件を設定する
だけで、設定時間と出力レベルの組合せによる時間加熱
機能、設定温度と出力レベルの組合せによる温度加熱機
能、設定温度と時間の組合せによる保温加熱機能などを
単独あるいはシーケンスに作動させることができ「しか
も作動条件の設定は簡単な操作で任意に行え、よって調
整、操作および取扱いの不便を解消し〜きわめて便利で
あり、さらに全てデジタル的に制御しているのでZ正確
で精度の高い制御を円滑に行える電子レンジを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は電子レ
ンジの外観を示す斜視図、第2図は電子2レンジの外観
を扉を開いた状態で示す斜視図、第3図は操作パネル面
の部品配置状態を示す平面図、第4図は文字表示器のセ
グメント配層状態を示す図、第5図a〜dはデジタル表
示部の表示例を示す図、第6図は電気回路全体を示す構
成図、2第7図は加熱制御回路のブロック線図「第8図
はキー回路の構成図、第9図は温度検知回路「プラグ挿
入検知回路および直線化回路の構成図、第10図はサー
シスタの抵抗値と温度との関係を示す図、第11図は温
度検知回路の出力電圧と温度と3の関係を示す図「第1
2図は温度と直線化回路の増幅度との関係を示す図〜第
13図は直線化回路の出力電圧と温度との関係を示す図
、第14図はAノ○変換回路のブロック線図、第15図
はサンプリング回路のブロック線図、第16図a〜dお
よび第17図a〜fはサンプリング回路のタイミングチ
ャート、第S8図は主制御部の概略的なブロック線図、
第19図は主制御部の詳細なブロック線図、第28図は
タイミング信号発生部のタィ0ミングチャート、第21
図は表示回路のブロック線図、第22図は出力制御回路
の横成図、第23図a,bおよび第24図a〜hは出力
制御回路のタイミングチャート、第25図は出力回路の
構成図である。 タ 量……隆体「 2・・・・・・加熱室、3……扉
、4…・・・温度検知プローブ、5……調理食品、6…
…操作パネル、7・・…・デジタル表示部、8……機能
表示部、9……ファンクションキー部、10……テンキ
ー部、亀2……クロツクキー、42…・・・マグネトロ
ン、45……加熱制御回路、62・・・・・・キー回路
、奪3…・・−温度検知部、64……主制御部、66…
・・・表示回路、67・・・・・・出力制御回路、69
…・・・温度検知回路、70・・…・プラグ挿入検知回
路、7亀・・・・・・直線化回路、72…・・・A/D
変換回路、73・…。 ・サンプリング回路、141・・・・・・入力制御部「
142……制御部、143…・・・記憶部、144…
・・・演算部、145…・・・クロック制御部、146
・…・・第1表示制御部、147・・・・・・出力制御
部〜148・…・・クロック発生部、149・…・・ス
テータスレジスタ、150…・・・第2表示制御部。第
1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第12図 第9図 第10図 第11図 第13図 第14図 第15図 第161図 第17図 第18図 第19図 第20図 第21図 第22図 第23図 第24図 第25図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 本体と、この本体内に形成された加熱室およびこの
    加熱室の開口部に設けられたドアと、この加熱室内にマ
    イクロ波を供給するマグネトロンと、このマグネトロン
    を付勢する電源回路と、前記本体の前面に設けられ、置
    数キー部、設定データの記憶に際して用いるメモリキー
    、保温条件設定に際して用いる保温キー、加熱出力設定
    に際して用いる出力レベルキー、食品温度設定に際して
    用いる温度キー、加熱時間設定に際して用いる時間キー
    を含むフアンクシヨンキー部、スタートキー、およびク
    リアキーなどからなるキー手段と、キーエンコーダおよ
    び予めプログラムが記憶されたROMからなり、前記キ
    ー手段におけるフアンクシヨンキー部および置数キー部
    の操作によつて定まる作動条件などをエンコードする入
    力制御部と、この入力制御部によりエンコードされる作
    動条件をデジタル表示するための表示手段と、前記入力
    制御部によりエンコードされる作動条件の加熱時間、食
    品温度、加熱出力レベルなどを記憶するための記憶部と
    、前記スタートキーの操作に際して前記記憶部から読出
    される作動条件が正しいか否かをチエツクする演算部と
    、この演算部で正しいと判定される作動条件および前記
    入力制御部のROMからの指令などを保持するステータ
    スレジスタと、このステータスレジスタを介して前記入
    力制御部のROMと接続され且つ予めプログラムが記憶
    されたROMを有し、このROMのプログラムにより、
    前記ステータスレジスタの内容に基づいて前記マグネト
    ロンを駆動すべく前記スタートキーの操作に応じて演算
    を開始し、設定時間と加熱出力レベルとの組合せによる
    時間加熱機能、設定温度と加熱出力レベルとの組合せに
    よる温度加熱機能、および設定温度と時間との組合せに
    よる保温加熱機能などを単独またはシーケンスに作動さ
    せるべく前記電源回路を制御する制御手段とを具備した
    ことを特徴とする電子レンジ。
JP52030108A 1977-03-18 1977-03-18 電子レンジ Expired JPS6020879B2 (ja)

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JP52030108A JPS6020879B2 (ja) 1977-03-18 1977-03-18 電子レンジ
GB10229/78A GB1572209A (en) 1977-03-18 1978-03-15 Microwave ovens
CA299,216A CA1110713A (en) 1977-03-18 1978-03-17 Microwave oven with a combined control on time, temperature, function and power
US06/113,050 US4295027A (en) 1977-03-18 1980-01-17 Microwave ovens with programmable control

Applications Claiming Priority (1)

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