JPH0322539B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0322539B2 JPH0322539B2 JP60157603A JP15760385A JPH0322539B2 JP H0322539 B2 JPH0322539 B2 JP H0322539B2 JP 60157603 A JP60157603 A JP 60157603A JP 15760385 A JP15760385 A JP 15760385A JP H0322539 B2 JPH0322539 B2 JP H0322539B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- display
- current time
- microwave
- time
- Prior art date
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 77
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 210000001072 colon Anatomy 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は電子レンジなどの電子制御式調理器に
関する。
関する。
(ロ) 従来の技術
近年の電子レンジは、特公昭59−38481号公報
などに見られる如く、マイクロコンピユータの搭
載にて電子制御化が図られており、それに伴つて
様々な制御が可能となり、表示部1つをとつてみ
ても加熱時間、加熱出力などの加熱条件などの
様々な情報を表示できるようになつている。
などに見られる如く、マイクロコンピユータの搭
載にて電子制御化が図られており、それに伴つて
様々な制御が可能となり、表示部1つをとつてみ
ても加熱時間、加熱出力などの加熱条件などの
様々な情報を表示できるようになつている。
而して、斯る電子レンジの販売においては、販
売店にて、所望操作に基づいてこれら制御を顧客
の前で実際に行ない、表示部での表示が実際どの
ように行なわれるのか等を示した方が、販売促進
につながる。
売店にて、所望操作に基づいてこれら制御を顧客
の前で実際に行ない、表示部での表示が実際どの
ように行なわれるのか等を示した方が、販売促進
につながる。
しかるに、この場合、加熱エネルギとしてのマ
イクロ波を発生するマグネトロンまでも駆動制御
され、斯る駆動制御においては必ず加熱室内に水
などの負荷を配置せねばならず面倒である。
イクロ波を発生するマグネトロンまでも駆動制御
され、斯る駆動制御においては必ず加熱室内に水
などの負荷を配置せねばならず面倒である。
そこで、特定の操作を行なつた場合に限り、そ
の後の操作に対しては、上記マグネトロンの駆動
制御を行なわない状態で上記表示部の表示制御な
どを行なうようにした電子レンジが提案されてい
る。
の後の操作に対しては、上記マグネトロンの駆動
制御を行なわない状態で上記表示部の表示制御な
どを行なうようにした電子レンジが提案されてい
る。
ところが、斯る電子レンジにおいては、顧客が
電子レンジを購入し操作する段階にて、上記特定
操作が誤つて行なわれないように特別な措置を講
じる必要があり、そのためには複雑な構成を要す
ると云う欠点がある。
電子レンジを購入し操作する段階にて、上記特定
操作が誤つて行なわれないように特別な措置を講
じる必要があり、そのためには複雑な構成を要す
ると云う欠点がある。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
本発明は、複雑な構成を要することなく、顧客
が誤操作しても行なわれることがないような特別
な操作条件のもとに、マグネトロンなどの加熱エ
ネルギ発生手段の駆動制御を行なわない状態で表
示部の表示制御などを行なえるようにすることを
目的とする。
が誤操作しても行なわれることがないような特別
な操作条件のもとに、マグネトロンなどの加熱エ
ネルギ発生手段の駆動制御を行なわない状態で表
示部の表示制御などを行なえるようにすることを
目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明は、食品を収納する加熱室、加熱条件及
び現在時刻を設定するための操作部、該操作部に
て設定された加熱条件及び現在時刻を表示する表
示部、上記加熱室内の食品に加熱エネルギを与え
る加熱エネルギ発生手段、上記操作部にて設定さ
れた加熱条件などに基づいて上記表示部及び加熱
エネルギ発生手段の駆動制御を行なう制御部を備
えた電子制御式調理器において、上記制御部は、
上記操作部での特定現在時刻の設定の有無を判定
する第1手段と、上記操作部での他の特定操作の
有無を判定する第2手段と、上記第1及び第2手
段双方で肯定判定がなされた場合、以後上記操作
部にて設定される加熱条件などに対し、上記加熱
エネルギ発生手段の駆動制御を行なわない状態で
上記表示部の駆動制御を行なう第3手段とを有す
ることを特徴とする。
び現在時刻を設定するための操作部、該操作部に
て設定された加熱条件及び現在時刻を表示する表
示部、上記加熱室内の食品に加熱エネルギを与え
る加熱エネルギ発生手段、上記操作部にて設定さ
れた加熱条件などに基づいて上記表示部及び加熱
エネルギ発生手段の駆動制御を行なう制御部を備
えた電子制御式調理器において、上記制御部は、
上記操作部での特定現在時刻の設定の有無を判定
する第1手段と、上記操作部での他の特定操作の
有無を判定する第2手段と、上記第1及び第2手
段双方で肯定判定がなされた場合、以後上記操作
部にて設定される加熱条件などに対し、上記加熱
エネルギ発生手段の駆動制御を行なわない状態で
上記表示部の駆動制御を行なう第3手段とを有す
ることを特徴とする。
(ホ) 作用
上記手段により、顧客が誤操作しても行なわれ
ることがないような特別な操作を得ることがで
き、よつて複雑な構成を要することなく、マグネ
トロンなどの加熱エネルギ発生手段の駆動制御を
行なわない状態で表示部の表示制御などを行なう
ことができる。
ることがないような特別な操作を得ることがで
き、よつて複雑な構成を要することなく、マグネ
トロンなどの加熱エネルギ発生手段の駆動制御を
行なわない状態で表示部の表示制御などを行なう
ことができる。
(ヘ) 実施例
以下本発明実施例の電子レンジを説明する。
第1図は電子レンジの外観を示し、電子レンジ
本体1内に食品2を収納する加熱室3が配置さ
れ、且つ上記本体1の前面には上記加熱室3の前
面開口を開閉するドア4及び前面パネル5が設け
られている。
本体1内に食品2を収納する加熱室3が配置さ
れ、且つ上記本体1の前面には上記加熱室3の前
面開口を開閉するドア4及び前面パネル5が設け
られている。
第2図は斯る前面パネル5の詳細を示し、該パ
ネルには、7セグメントの日字状表示部を4つ有
すると共にコロン表示部を1つ有する周知のデジ
タル表示器6及び操作部7が配置されている。該
操作部は、マイクロ波強、マイクロ波弱、グリ
ル、解凍、予熱、温度、オーブン、時刻キー等の
フアンクシヨンキー、スタートキー、取消キー、
及び摘み8を有し、斯る操作部7にて加熱時間、
加熱温度等の加熱条件と現在時刻とを設定する。
ネルには、7セグメントの日字状表示部を4つ有
すると共にコロン表示部を1つ有する周知のデジ
タル表示器6及び操作部7が配置されている。該
操作部は、マイクロ波強、マイクロ波弱、グリ
ル、解凍、予熱、温度、オーブン、時刻キー等の
フアンクシヨンキー、スタートキー、取消キー、
及び摘み8を有し、斯る操作部7にて加熱時間、
加熱温度等の加熱条件と現在時刻とを設定する。
第3図は上記電子レンジの回路を示し、電子レ
ンジの制御はマイクロコンピユータ9にて行なわ
れる。即ち、該マイクロコンピユータは、上記操
作部7から加熱条件及び現在時刻が設定される
と、これら加熱条件及び現在時刻を上記表示器6
に表示せしめると共に、加熱信号Hを出力制御す
る。加熱信号Hが出力されると、スイツチング回
路10がオンし、商用電源11からの電力が高圧
回路12に供給され、これによりマグネトロン1
3に高圧が供給され、マグネトロン13が発振
し、上記加熱室3内の食品2に加熱エネルギとし
てのマイクロ波が与えられる。
ンジの制御はマイクロコンピユータ9にて行なわ
れる。即ち、該マイクロコンピユータは、上記操
作部7から加熱条件及び現在時刻が設定される
と、これら加熱条件及び現在時刻を上記表示器6
に表示せしめると共に、加熱信号Hを出力制御す
る。加熱信号Hが出力されると、スイツチング回
路10がオンし、商用電源11からの電力が高圧
回路12に供給され、これによりマグネトロン1
3に高圧が供給され、マグネトロン13が発振
し、上記加熱室3内の食品2に加熱エネルギとし
てのマイクロ波が与えられる。
第4図は上記マイクロコンピユータ9のプログ
ラムのフローチヤートを示し、以下斯るフローチ
ヤートに沿つて電子レンジの動作を説明する。
ラムのフローチヤートを示し、以下斯るフローチ
ヤートに沿つて電子レンジの動作を説明する。
電子レンジのコードプラグを家庭のコンセント
に差込んで、電子レンジに商用電源11を投入す
ると、プログラムはS1ステツプに至り、マイク
ロコンピユータ9のイニシヤライズが行なわれ
る。続いてS2スイツプにおいては操作部7にて
時刻キーが操作されたか否かが判断される。今の
場合操作されていないので、プログラムは斯る
S2ステツプに留まる。そして、その後時刻キー
を操作すると、プログラムはS3ステツプに至り、
現在時刻の時間単位が設定されない限り同ステツ
プに留まる。そして、時間単位が設定されると、
同ステツプは斯る時間単位が11時であるか否かが
判断される。斯る時点では、摘み8は現在時刻の
時間単位のみ設定可能となつている。
に差込んで、電子レンジに商用電源11を投入す
ると、プログラムはS1ステツプに至り、マイク
ロコンピユータ9のイニシヤライズが行なわれ
る。続いてS2スイツプにおいては操作部7にて
時刻キーが操作されたか否かが判断される。今の
場合操作されていないので、プログラムは斯る
S2ステツプに留まる。そして、その後時刻キー
を操作すると、プログラムはS3ステツプに至り、
現在時刻の時間単位が設定されない限り同ステツ
プに留まる。そして、時間単位が設定されると、
同ステツプは斯る時間単位が11時であるか否かが
判断される。斯る時点では、摘み8は現在時刻の
時間単位のみ設定可能となつている。
而して、摘み8を回動して例えば現在時刻の時
間単位として9時を設定すると、斯る9時は11時
でないと判断され、プログラムは次いでS2ステ
ツプと同じS4ステツプに至る。その後再び時刻
キーを操作すると、プログラムはS5ステツプに
至り、現在時刻の分単位が設定されない限り同ス
テツプに留まる。そして、分単位が設定される
と、同ステツプでは斯る分単位が11分であるか否
かが判断される。斯る時点では、摘み8は現在時
刻の分単位のみ設定可能となつている。
間単位として9時を設定すると、斯る9時は11時
でないと判断され、プログラムは次いでS2ステ
ツプと同じS4ステツプに至る。その後再び時刻
キーを操作すると、プログラムはS5ステツプに
至り、現在時刻の分単位が設定されない限り同ス
テツプに留まる。そして、分単位が設定される
と、同ステツプでは斯る分単位が11分であるか否
かが判断される。斯る時点では、摘み8は現在時
刻の分単位のみ設定可能となつている。
而して、摘み8を回動して例えば現在時刻の分
単位として30分を設定すると、斯る30分は11分で
ないと判断され、プログラムは次いでS2ステツ
プと同じS6ステツプに至る。その後三たび時刻
キーを操作すると、プログラムはS8ステツプに
至り、現在時刻が、設定された時刻9時30分か
ら、1分毎に更新され始め、且つ表示器6にて逐
次現在時刻を「9:30」「9:31」「9:32」…の
如く表示することが開始される。
単位として30分を設定すると、斯る30分は11分で
ないと判断され、プログラムは次いでS2ステツ
プと同じS6ステツプに至る。その後三たび時刻
キーを操作すると、プログラムはS8ステツプに
至り、現在時刻が、設定された時刻9時30分か
ら、1分毎に更新され始め、且つ表示器6にて逐
次現在時刻を「9:30」「9:31」「9:32」…の
如く表示することが開始される。
プログラムは以後通常の運転モードに至る。即
ち、斯るモードにおいては、例えばマイクロ波強
出力で1分間マイクロ波加熱する場合は、操作部
7にてまずマイクロ波強キーを操作し、次いで摘
み8を回動して1分を設定する(マイクロ波強キ
ーが操作された時点では、摘み8は加熱時間のみ
設定可能となる)。この場合、表示器6では現在
時刻表示にかわつて上記加熱時間が「100」の如
く表示される。その後スタートキーを操作する
と、上記加熱信号Hが出力制御されてマイクロ波
強出力による加熱が開始されると共に加熱時間が
1秒毎にダウンカウントされ、且つその残り時間
が「59」「58」…の如く表示器6にて表示される。
そして、残り時間が0になると、加熱信号Hの出
力制御が停止してマイクロ波強出力による加熱が
終了し、表示器6では現在時刻の表示に戻る。而
して、この様に加熱が終了したところで、プログ
ラムは別のステツプに移ることなく、上記通常の
運転モードに留まり、次に加熱に対処する。
ち、斯るモードにおいては、例えばマイクロ波強
出力で1分間マイクロ波加熱する場合は、操作部
7にてまずマイクロ波強キーを操作し、次いで摘
み8を回動して1分を設定する(マイクロ波強キ
ーが操作された時点では、摘み8は加熱時間のみ
設定可能となる)。この場合、表示器6では現在
時刻表示にかわつて上記加熱時間が「100」の如
く表示される。その後スタートキーを操作する
と、上記加熱信号Hが出力制御されてマイクロ波
強出力による加熱が開始されると共に加熱時間が
1秒毎にダウンカウントされ、且つその残り時間
が「59」「58」…の如く表示器6にて表示される。
そして、残り時間が0になると、加熱信号Hの出
力制御が停止してマイクロ波強出力による加熱が
終了し、表示器6では現在時刻の表示に戻る。而
して、この様に加熱が終了したところで、プログ
ラムは別のステツプに移ることなく、上記通常の
運転モードに留まり、次に加熱に対処する。
そして、次に例えば食品温度が90℃に到達する
までマイクロ波加熱する場合は、操作部7にてま
ず温度キーを操作し、次いで摘み8を回動して90
℃を設定する(温度キーが操作された時点では、
摘み8は温度のみ設定可能となる)。この場合、
表示器6では現在時刻表示にかわつて上記温度が
「90」の如く表示される。その後スタートキーを
操作すると、上記加熱信号Hが出力制御されてマ
イクロ波加熱が開始されると共に食品温度が図示
しない赤外線温度センサにて逐次検知されその検
知温度が表示器6にて「45」「46」の如く表示さ
れる。そして、検知温度が上記温度90℃に到達す
ると、加熱信号Hの出力制御が停止して加熱が終
了し、表示器6では再び現在時刻の表示に戻る。
までマイクロ波加熱する場合は、操作部7にてま
ず温度キーを操作し、次いで摘み8を回動して90
℃を設定する(温度キーが操作された時点では、
摘み8は温度のみ設定可能となる)。この場合、
表示器6では現在時刻表示にかわつて上記温度が
「90」の如く表示される。その後スタートキーを
操作すると、上記加熱信号Hが出力制御されてマ
イクロ波加熱が開始されると共に食品温度が図示
しない赤外線温度センサにて逐次検知されその検
知温度が表示器6にて「45」「46」の如く表示さ
れる。そして、検知温度が上記温度90℃に到達す
ると、加熱信号Hの出力制御が停止して加熱が終
了し、表示器6では再び現在時刻の表示に戻る。
以後、同様にして適宜所望加熱を実行できる。
一方、プログラムをS1ステツプに戻すには、
プラグをコンセントから抜き再度コンセントに差
込み、電源11を再投入することにより実行でき
る。
プラグをコンセントから抜き再度コンセントに差
込み、電源11を再投入することにより実行でき
る。
さて、電子レンジの販売において、販売店にて
表示器6での表示が実際どのように行なわれるか
等を顧客に示した方が販売促進につながり易い。
斯る販売促進行為の時には、加熱室3内に水など
の負荷を配置する面倒をなくすために、マイクロ
波加熱は禁止される。
表示器6での表示が実際どのように行なわれるか
等を顧客に示した方が販売促進につながり易い。
斯る販売促進行為の時には、加熱室3内に水など
の負荷を配置する面倒をなくすために、マイクロ
波加熱は禁止される。
而して、この場合、プログラムが電波投入後
S1ステツプを経てS2ステツプに至つている状態
において、同様に時刻キーを操作する。すると、
プログラムはS2ステツプからS3ステツプに至る。
その後現在時刻の時間単位として予め決められた
11時を摘み8を回動して設定すると、プログラム
はS9ステツプに至り、マイクロコンピユータ6
内の時刻フラグがセツトされる。続いてプログラ
ムはS4ステツプに至り、同様に再び時刻キーを
操作すると、プログラムは次いでS5ステツプに
至る。而して現在時刻の分単位として予め決めら
れた11分を摘み8を回動して設定すると、プログ
ラムはその後S2ステツプと同じS6′ステツプ及び
マイクロ波強キーの操作の有無を判断するS7ス
テツプを循環する。その後予め決められた操作、
即ちマイクロ波強キーの操作を行なうと、プログ
ラムは上記循環をS7ステツプにて脱してS10ステ
ツプに至り、上記時刻フラグがセツトされている
か否かが判断される。今の場合、S9ステツプに
てセツトされているので、プログラムは次いで
S11ステツプに至る。同ステツプにおいて、その
後の操作部7での操作に対しては一切加熱信号H
の出力制御を行なわずマイクロ波加熱を禁止する
ことが指令される。
S1ステツプを経てS2ステツプに至つている状態
において、同様に時刻キーを操作する。すると、
プログラムはS2ステツプからS3ステツプに至る。
その後現在時刻の時間単位として予め決められた
11時を摘み8を回動して設定すると、プログラム
はS9ステツプに至り、マイクロコンピユータ6
内の時刻フラグがセツトされる。続いてプログラ
ムはS4ステツプに至り、同様に再び時刻キーを
操作すると、プログラムは次いでS5ステツプに
至る。而して現在時刻の分単位として予め決めら
れた11分を摘み8を回動して設定すると、プログ
ラムはその後S2ステツプと同じS6′ステツプ及び
マイクロ波強キーの操作の有無を判断するS7ス
テツプを循環する。その後予め決められた操作、
即ちマイクロ波強キーの操作を行なうと、プログ
ラムは上記循環をS7ステツプにて脱してS10ステ
ツプに至り、上記時刻フラグがセツトされている
か否かが判断される。今の場合、S9ステツプに
てセツトされているので、プログラムは次いで
S11ステツプに至る。同ステツプにおいて、その
後の操作部7での操作に対しては一切加熱信号H
の出力制御を行なわずマイクロ波加熱を禁止する
ことが指令される。
プログラムは以後特別な運転モードに至る。こ
こに、プログラムは、特定の現在時刻11時11分を
設定すると共に、他の特定操作であるマイクロ波
強キー操作を行なつた場合に上記特別な運転モー
ドに至つたことになる。斯る現在時刻11時11分の
設定及びマイクロ波強キーの操作の組合せは、単
なる誤操作では決して行なわれるものではない。
こに、プログラムは、特定の現在時刻11時11分を
設定すると共に、他の特定操作であるマイクロ波
強キー操作を行なつた場合に上記特別な運転モー
ドに至つたことになる。斯る現在時刻11時11分の
設定及びマイクロ波強キーの操作の組合せは、単
なる誤操作では決して行なわれるものではない。
而して、表示器6での表示が実際どのように行
なわれるか等を顧客に示す場合、例えば既述の如
くマイクロ波強出力で1分間マイクロ波加熱する
に際して表示器6での表示が実際どのように行な
われるかを顧客に示す場合、同様に操作部7にて
まずマイクロ波強キーを操作し、次いで摘み8を
回動して1分を設定する。すると、表示器6では
上記加熱時間が「100」の如く表示される。その
後スタートキーを操作すると、加熱時間が1秒毎
にダウンカウントされ、且つその残り時間が
「59」「58」…の如く表示器6にて表示される。そ
して、残り時間が0になると、表示器6は残り時
間の表示を終了する。ここに、上記加熱に対して
は表示器6での表示がどのようになるのかが顧客
に充分示される。この場合、マイクロ波加熱は上
記S11ステツプにて禁止されているから一切行な
われない。そして、上述の如く残り時間が0にな
つたところで、プログラムは別のステツプに移る
ことなく上記特別な運転モードに留まり、次の操
作に対処する。
なわれるか等を顧客に示す場合、例えば既述の如
くマイクロ波強出力で1分間マイクロ波加熱する
に際して表示器6での表示が実際どのように行な
われるかを顧客に示す場合、同様に操作部7にて
まずマイクロ波強キーを操作し、次いで摘み8を
回動して1分を設定する。すると、表示器6では
上記加熱時間が「100」の如く表示される。その
後スタートキーを操作すると、加熱時間が1秒毎
にダウンカウントされ、且つその残り時間が
「59」「58」…の如く表示器6にて表示される。そ
して、残り時間が0になると、表示器6は残り時
間の表示を終了する。ここに、上記加熱に対して
は表示器6での表示がどのようになるのかが顧客
に充分示される。この場合、マイクロ波加熱は上
記S11ステツプにて禁止されているから一切行な
われない。そして、上述の如く残り時間が0にな
つたところで、プログラムは別のステツプに移る
ことなく上記特別な運転モードに留まり、次の操
作に対処する。
次に例えば既述の如く食品温度が90℃に到達す
るまでマイクロ波加熱するに際して表示器6での
表示が実際どのように行なわれるかを顧客に示す
場合、同様に操作部7にてまず温度キーを操作
し、次いで摘み8を回動して90℃を設定する。す
ると、表示器6では上記温度が「90」の如く表示
される。その後スタートキーを操作すると、赤外
線温度センサが加熱室3の壁面温度(食品が加熱
室3内に配置されていないことによる)を逐次検
知し、その検知温度が表示器6にて「20」の如く
表示される。この場合、加熱室3内には食品がな
く且つマイクロ波加熱も行なわれないから、検知
温度は変化せず決して90℃に到達することはな
く、表示器6での表示は「20」のままである。こ
こに、検知温度の表示は変化しないが、この場合
の加熱に対して表示器6での表示がどのようにな
るのかが顧客には充分示される。そして、上記状
態を終了させるには操作部7にて取消キーを操作
する。すると、プログラムは同様に別のステツプ
に移ることなく上記特別な運転モードに留まり、
次の操作に対処する。
るまでマイクロ波加熱するに際して表示器6での
表示が実際どのように行なわれるかを顧客に示す
場合、同様に操作部7にてまず温度キーを操作
し、次いで摘み8を回動して90℃を設定する。す
ると、表示器6では上記温度が「90」の如く表示
される。その後スタートキーを操作すると、赤外
線温度センサが加熱室3の壁面温度(食品が加熱
室3内に配置されていないことによる)を逐次検
知し、その検知温度が表示器6にて「20」の如く
表示される。この場合、加熱室3内には食品がな
く且つマイクロ波加熱も行なわれないから、検知
温度は変化せず決して90℃に到達することはな
く、表示器6での表示は「20」のままである。こ
こに、検知温度の表示は変化しないが、この場合
の加熱に対して表示器6での表示がどのようにな
るのかが顧客には充分示される。そして、上記状
態を終了させるには操作部7にて取消キーを操作
する。すると、プログラムは同様に別のステツプ
に移ることなく上記特別な運転モードに留まり、
次の操作に対処する。
而して、プログラムは、プラグをコンセントか
ら抜き再度コンセントに差込み電源11を再投入
すると、上記特別な運転モードを脱しS1ステツ
プに戻る。
ら抜き再度コンセントに差込み電源11を再投入
すると、上記特別な運転モードを脱しS1ステツ
プに戻る。
今や明らかな如く、上記S3及びS5ステツプは
本発明の第1手段に相当し、上記S7ステツプは
本発明の第2手段に相当し、上記特別運転モード
は本発明の第3手段に相当する。
本発明の第1手段に相当し、上記S7ステツプは
本発明の第2手段に相当し、上記特別運転モード
は本発明の第3手段に相当する。
尚、上記実施例においては、加熱室3内を照明
するランプ及びマグネトロン13を冷却するフア
ンが設けられていないが、これらを設け、この場
合、上記ランプは上記特別な運転モードの時も通
常の運転モードと同様の駆動制御を行ない、一方
上記フアンは上記特別な運転モードの時は上記マ
イクロ波加熱と同様に駆動を禁止せしめるように
しても良い。
するランプ及びマグネトロン13を冷却するフア
ンが設けられていないが、これらを設け、この場
合、上記ランプは上記特別な運転モードの時も通
常の運転モードと同様の駆動制御を行ない、一方
上記フアンは上記特別な運転モードの時は上記マ
イクロ波加熱と同様に駆動を禁止せしめるように
しても良い。
更に、上記実施例においては、食品加熱はマグ
ネトロンからのマイクロ波にて行なうことしか述
べていないが、他にヒータも内蔵しており、よつ
て食品加熱は幅射熱にて行なうこともできる。こ
の場合、ヒータ駆動は、上記特別な運転モードの
時は上記マイクロ波加熱と同様に禁止せしめられ
る。
ネトロンからのマイクロ波にて行なうことしか述
べていないが、他にヒータも内蔵しており、よつ
て食品加熱は幅射熱にて行なうこともできる。こ
の場合、ヒータ駆動は、上記特別な運転モードの
時は上記マイクロ波加熱と同様に禁止せしめられ
る。
(ト) 発明の効果
本発明の電子制御式調理器によれば、顧客が誤
つても操作することがないような特別な操作(特
定現在時刻の設定と他の特定操作)を得ることが
でき、従つて、複雑な構成を要することなく、上
記特別な操作の下に、マグネトロンなどの加熱エ
ネルギ発生手段の駆動制御を行なわない状態で表
示部の販売促進用表示制御を行なうことができ
る。
つても操作することがないような特別な操作(特
定現在時刻の設定と他の特定操作)を得ることが
でき、従つて、複雑な構成を要することなく、上
記特別な操作の下に、マグネトロンなどの加熱エ
ネルギ発生手段の駆動制御を行なわない状態で表
示部の販売促進用表示制御を行なうことができ
る。
更に、上記特別操作は加熱条件及び現在時刻を
設定する操作部を兼用して行なうものであるた
め、この点でも構成の複雑化を招くのを抑制でき
る。
設定する操作部を兼用して行なうものであるた
め、この点でも構成の複雑化を招くのを抑制でき
る。
図面は本発明実施例の電子レンジを示し、第1
図は外観斜視図、第2図は前面パネルの正面図、
第3図は回路図、第4図はマイクロコンピユータ
のプログラムのフローチヤートである。 3……加熱室、6……デジタル表示器、7……
操作部、9……マイクロコンピユータ、13……
マグネトロン。
図は外観斜視図、第2図は前面パネルの正面図、
第3図は回路図、第4図はマイクロコンピユータ
のプログラムのフローチヤートである。 3……加熱室、6……デジタル表示器、7……
操作部、9……マイクロコンピユータ、13……
マグネトロン。
Claims (1)
- 1 食品を収納する加熱室、加熱条件及び現在時
刻を設定するための操作部、該操作部にて設定さ
れた加熱条件及び現在時刻を表示する表示部、上
記加熱室内の食品に加熱エネルギを与える加熱エ
ネルギ発生手段、上記操作部にて設定された加熱
条件などに基づいて上記表示部及び加熱エネルギ
発生手段の駆動制御を行なう制御部を備えた電子
制御式調理器において、上記制御部は、上記操作
部での特定現在時刻の設定の有無を判定する第1
手段と、上記操作部での他の特定操作の有無を判
定する第2手段と、上記第1及び第2手段双方で
肯定判定がなされた場合、以後上記操作部にて設
定される加熱条件などに対し、上記加熱エネルギ
発生手段の駆動制御を行なわない状態で上記表示
部の駆動制御を行なう第3手段とを有することを
特徴とする電子制御式調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15760385A JPS6217523A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 電子制御式調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15760385A JPS6217523A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 電子制御式調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6217523A JPS6217523A (ja) | 1987-01-26 |
JPH0322539B2 true JPH0322539B2 (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=15653330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15760385A Granted JPS6217523A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 電子制御式調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6217523A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3182361B2 (ja) * | 1997-01-27 | 2001-07-03 | 三洋電機株式会社 | 電子レンジ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61170910U (ja) * | 1985-04-15 | 1986-10-23 |
-
1985
- 1985-07-16 JP JP15760385A patent/JPS6217523A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6217523A (ja) | 1987-01-26 |
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