JPS60207662A - 家庭用サウナ - Google Patents
家庭用サウナInfo
- Publication number
- JPS60207662A JPS60207662A JP6073584A JP6073584A JPS60207662A JP S60207662 A JPS60207662 A JP S60207662A JP 6073584 A JP6073584 A JP 6073584A JP 6073584 A JP6073584 A JP 6073584A JP S60207662 A JPS60207662 A JP S60207662A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- resistance
- sauna
- home
- sintered body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は家庭用に使用するサウナに関する。
〔発明の背景〕;
家庭用サウナは、簡単に使用できて営業用サウナと同様
の効果が得られることから、疲労回復。
の効果が得られることから、疲労回復。
美容、健康維持などの目的に広く使われるようになって
きた。
きた。
営業用サウナが熱気面であるのに対し、家庭用は熱風温
である。この熱風加熱用ヒータとして、従来はニクロム
線のような金属抵抗体を用いていた。このような金属抵
抗体を用いたヒータは、熱風中の汗からの蒸気による酸
化作用や有機物の付着による腐食作用等の影響を受け易
い。また熱風を瞬間的に得られないため、使用開始時に
冷風を身体に受けるという欠点があった。
である。この熱風加熱用ヒータとして、従来はニクロム
線のような金属抵抗体を用いていた。このような金属抵
抗体を用いたヒータは、熱風中の汗からの蒸気による酸
化作用や有機物の付着による腐食作用等の影響を受け易
い。また熱風を瞬間的に得られないため、使用開始時に
冷風を身体に受けるという欠点があった。
本発明の目的は、高温耐酸化性に優れたヒータを用いた
長寿命で熱風を瞬間的に得られる家庭用サウナを提供す
るにある。
長寿命で熱風を瞬間的に得られる家庭用サウナを提供す
るにある。
本発明の家庭用サウナは、熱風加熱ヒータの発熱部分が
高抵抗セラミックスと低抵抗セラミックスを混合焼結し
て得られる導電性セラミックスから成ることを特徴とす
る。高抵抗セラミックス成分としては、高温耐久性や強
度に憂れる炭化ケイ累(SiC)、窒化ケイ素(8ia
N<)、酸化アルミニウム(A/403 )、酸化ジル
コニウム(ZrO2)などを用いるのが良い。また低抵
抗セラミックス成分としては、周期律表の■a、 ■a
、 ■a族遣移元素の窒化物、ホウ化物、炭化物、ケイ
化物といった、耐熱性の高い高融点化合物を用いること
ができる。
高抵抗セラミックスと低抵抗セラミックスを混合焼結し
て得られる導電性セラミックスから成ることを特徴とす
る。高抵抗セラミックス成分としては、高温耐久性や強
度に憂れる炭化ケイ累(SiC)、窒化ケイ素(8ia
N<)、酸化アルミニウム(A/403 )、酸化ジル
コニウム(ZrO2)などを用いるのが良い。また低抵
抗セラミックス成分としては、周期律表の■a、 ■a
、 ■a族遣移元素の窒化物、ホウ化物、炭化物、ケイ
化物といった、耐熱性の高い高融点化合物を用いること
ができる。
以下図面によって本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明による家庭用サウナの一例を示す借成図
である。
である。
使用者の身体を包むだめのウェア1は、首を出すだめの
開口部11を有し、この内部にイス2が配置される。ウ
ェア内に熱風を送る送風機3は、導電性セラミックスを
用いたヒータ31とファン32を備える。ウェア、イス
、送風機はそれぞれに分離し、ウェアとイスは折りたた
むようにすることもできる。
開口部11を有し、この内部にイス2が配置される。ウ
ェア内に熱風を送る送風機3は、導電性セラミックスを
用いたヒータ31とファン32を備える。ウェア、イス
、送風機はそれぞれに分離し、ウェアとイスは折りたた
むようにすることもできる。
本発明の家庭用サウナにおいては、ヒータとして導電性
セラミックスを用いているため、ヒータの高温耐久性が
浸れている。これは4電性セラミツクスの高抵抗構成成
分であるS i C+ 5isN4+At20a、Zr
O2などが高温での耐酸化性、耐食性に浸れておシ、こ
れらが複合させた低抵抗セラミックス成分を保護してい
るからである。
セラミックスを用いているため、ヒータの高温耐久性が
浸れている。これは4電性セラミツクスの高抵抗構成成
分であるS i C+ 5isN4+At20a、Zr
O2などが高温での耐酸化性、耐食性に浸れておシ、こ
れらが複合させた低抵抗セラミックス成分を保護してい
るからである。
またヒータが高温耐久性に夏れているため、ヒータの保
護層等が必要でなく、むき出しで高温で使用することが
できる。従って表面の昇温速度が速く、高温の熱風を瞬
時に得ることができる。
護層等が必要でなく、むき出しで高温で使用することが
できる。従って表面の昇温速度が速く、高温の熱風を瞬
時に得ることができる。
本発明に用いられる導電性セラミックスは、原料粉を混
合、成形した後、常圧焼結またはホットプレス焼結によ
り製造することができる。この時高抵抗成分と低抵抗成
分との配合比を調整することにより、ヒータとしての容
量に見合った抵抗率をもつ焼結体を得ることができる。
合、成形した後、常圧焼結またはホットプレス焼結によ
り製造することができる。この時高抵抗成分と低抵抗成
分との配合比を調整することにより、ヒータとしての容
量に見合った抵抗率をもつ焼結体を得ることができる。
なお高抵抗成分の種類に応じて、その焼結を促進するた
めの助剤を添加することが望ましい。
めの助剤を添加することが望ましい。
実施例1
黒色炭化ケイ素(S i C)粉末67.6重量%、酸
化アルミニウム(kt203) A’tj末0,4重M
チ及びホウ化ジルコニウム(z r B2)粉末32重
量−の混合粉に成形バインダ(5%PVA溶液)を20
重世部加え、混合した。混合粉末を1000に9/Cr
n”の圧力で成形した後、真空ホットプレス装置を用い
て圧力300 K97 cm” 、温度2000Cの条
件で焼結し、径130mm、厚さ1咽の焼結体を得た。
化アルミニウム(kt203) A’tj末0,4重M
チ及びホウ化ジルコニウム(z r B2)粉末32重
量−の混合粉に成形バインダ(5%PVA溶液)を20
重世部加え、混合した。混合粉末を1000に9/Cr
n”の圧力で成形した後、真空ホットプレス装置を用い
て圧力300 K97 cm” 、温度2000Cの条
件で焼結し、径130mm、厚さ1咽の焼結体を得た。
次いでこの焼結体からレーザ加工によシ、第2図に示す
形状のヒータ31を切シ出した。ヒータの両端部をNi
でメタライズした後、これと同様に作製したヒータ2個
と合わせて計3個を並列に配置し、これをファンの前方
に配した熱風送風機を有する家庭用サウナを作製した。
形状のヒータ31を切シ出した。ヒータの両端部をNi
でメタライズした後、これと同様に作製したヒータ2個
と合わせて計3個を並列に配置し、これをファンの前方
に配した熱風送風機を有する家庭用サウナを作製した。
得られたヒータの容量は家庭用100vに対し各400
Wであり、スイッチの切換えによpsoowまたは12
00Wで使用できるようにした。ウェア内の熱風温度は
、800W時に165C,1200W時はSOCであっ
た。
Wであり、スイッチの切換えによpsoowまたは12
00Wで使用できるようにした。ウェア内の熱風温度は
、800W時に165C,1200W時はSOCであっ
た。
本実施例で用いたヒータを水蒸気中で800Cに加熱し
ながら重量の変化すなわち酸化増量を調べた結果、従来
の金属線ヒータの酸化増量に比べて1/10以下であっ
た。従って本実施例の家庭用サウナのヒータ寿命は、金
属線を用いた場合に比べて格段に浸れることが明らかで
ある。
ながら重量の変化すなわち酸化増量を調べた結果、従来
の金属線ヒータの酸化増量に比べて1/10以下であっ
た。従って本実施例の家庭用サウナのヒータ寿命は、金
属線を用いた場合に比べて格段に浸れることが明らかで
ある。
また本実施例に用いたヒータは機械的強度、耐熱衝撃性
にも愛れている。通電により瞬時に80Cの熱風が得ら
れ、この急激な高温加熱によってヒータが破損するなど
の問題は起きない。
にも愛れている。通電により瞬時に80Cの熱風が得ら
れ、この急激な高温加熱によってヒータが破損するなど
の問題は起きない。
実施例2
酸化アルミニウム(ATOs )粉末51.7重量%、
酸化マグネシウム(MgO)粉末0.3重量%及びホウ
化ハフニウム(HfB2)粉末48重i%の混合粉に成
形バインダ(3%PVA溶液)を20重量部加えて混合
し、ヒータ組成物を調合した。次いでこの組成物を成形
した後、ガス圧力が1気圧の窒素ガス雰囲気の炉内で1
700Cの温度で焼結した。得られた焼結体よシ実施例
1と同様にしてヒータを作製し、これを2個組み込んだ
家庭用サウナを作製した。
酸化マグネシウム(MgO)粉末0.3重量%及びホウ
化ハフニウム(HfB2)粉末48重i%の混合粉に成
形バインダ(3%PVA溶液)を20重量部加えて混合
し、ヒータ組成物を調合した。次いでこの組成物を成形
した後、ガス圧力が1気圧の窒素ガス雰囲気の炉内で1
700Cの温度で焼結した。得られた焼結体よシ実施例
1と同様にしてヒータを作製し、これを2個組み込んだ
家庭用サウナを作製した。
イむられた家庭用サウナの消費電力は家庭用100Vに
対し1200W、ウェア内の熱風温度は80Cであった
。本実施例で用いたヒータの耐酸化性は、実施例1の場
合と同様、従来の10倍以上であった。また通電して1
秒以内に80Cの熱風を得ることができた。
対し1200W、ウェア内の熱風温度は80Cであった
。本実施例で用いたヒータの耐酸化性は、実施例1の場
合と同様、従来の10倍以上であった。また通電して1
秒以内に80Cの熱風を得ることができた。
実施例3
窒化ケイ素(8isN4)粉末62M量チ、酸化イツト
リウム(Y2O2)粉末5.5重量%、酸化アフル、ミ
ニラム(AtzOa )粉末2.5重量%、窒化チタン
(TiN)粉末30重量−の混合物に成形バインダを加
えて成形した後、窒素ガス中、1750Cで常圧焼結し
た。焼結体から第2図と同様のヒータを作製し、これを
4個組合せて家庭用サウナの柊ヒータとして用いた。
リウム(Y2O2)粉末5.5重量%、酸化アフル、ミ
ニラム(AtzOa )粉末2.5重量%、窒化チタン
(TiN)粉末30重量−の混合物に成形バインダを加
えて成形した後、窒素ガス中、1750Cで常圧焼結し
た。焼結体から第2図と同様のヒータを作製し、これを
4個組合せて家庭用サウナの柊ヒータとして用いた。
得られた家庭用サウナの100■に対する消費電力と熱
風温度は、ヒータ4個に通電した時1200W、s;o
Cv 3個に通電しだ時900W。
風温度は、ヒータ4個に通電した時1200W、s;o
Cv 3個に通電しだ時900W。
70Uであった。この家庭用サウナは、実施例1のもの
と同様の性能を示した。
と同様の性能を示した。
実施例4
酸化アルミニウム(Atzes )粉末42.8重量%
、酸化ジルコニウム(zroz)粉末28重債チ、酸化
マグネシウム(MgO)粉末0.2重量%、酸化イツト
リウム(YzOs)4&末2重量%、炭化チタン(Ti
c)粉末27重量%の混合物に成形バインダを加えて成
形した後、大気中、1600Cで常圧焼結した。焼結体
から第2図と同様のヒータを作製し、これ’!11−2
個組合わせて家庭用サウナのヒータとして用いた。
、酸化ジルコニウム(zroz)粉末28重債チ、酸化
マグネシウム(MgO)粉末0.2重量%、酸化イツト
リウム(YzOs)4&末2重量%、炭化チタン(Ti
c)粉末27重量%の混合物に成形バインダを加えて成
形した後、大気中、1600Cで常圧焼結した。焼結体
から第2図と同様のヒータを作製し、これ’!11−2
個組合わせて家庭用サウナのヒータとして用いた。
得られた家庭用サウナは100■で消費電力900W、
熱風温度は70Cで、実施例1の家庭用サウナと同様の
性能を示した。
熱風温度は70Cで、実施例1の家庭用サウナと同様の
性能を示した。
以上に述べたように、本発明によれば耐酸化性耐食性等
の高温耐久性に浸れたヒータを用いることにより、長寿
命で速熱性に浸れた家庭用サウナを得ることができる。
の高温耐久性に浸れたヒータを用いることにより、長寿
命で速熱性に浸れた家庭用サウナを得ることができる。
なおこの効果は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に
示される高抵抗セラミックスと低抵抗セラミックスの他
の組合せについても同様に得られる。
示される高抵抗セラミックスと低抵抗セラミックスの他
の組合せについても同様に得られる。
第1図は本発明の一実施例による家庭用サウナの断面図
、第2図は本発明の実施例で用いたヒータの平面図であ
る。 1・・・ウェア、2・・・イス、3・・・送風機、11
・・・開口部、31・・・ヒータ、32・・・ファン。 代理人 弁理士 高橋明夫 第 1 図 // 鴇 2 図 第1頁の続き ■発明者 山1)誠−日立車輌 所内
、第2図は本発明の実施例で用いたヒータの平面図であ
る。 1・・・ウェア、2・・・イス、3・・・送風機、11
・・・開口部、31・・・ヒータ、32・・・ファン。 代理人 弁理士 高橋明夫 第 1 図 // 鴇 2 図 第1頁の続き ■発明者 山1)誠−日立車輌 所内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 10通電により発熱するヒータによって加熱された熱風
を浴びるための家庭用サウナにおいて、前記ヒータの発
熱部分が高抵抗セラミックスと低抵抗セラミックスの混
合焼結体から成る導電性セラミックスで構成されること
を特徴とする家庭用サウナ。 2、%許請求の範囲第1項において、前記導電性セラミ
ックスが炭化ケイ素、窒化ケイ素、酸化アルミニウム及
び酸化ジルコニウムのうち少なくとも一種と低抵抗セラ
ミックスを主成分とする混合焼結体から成ること乞特徴
とする家庭用サウナ。 3、特許請求の範囲第1項または第2項において、前記
導電性セラミックスが低抵抗セラミックス成分として周
期律表の■a、 ■a、 ■a族遷移元素の窒化物、ホ
ウ化物、炭化物、ケイ化物のうち少なくとも一種を含む
混合焼結体から成ることを特徴とする家庭用サウナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6073584A JPS60207662A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 家庭用サウナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6073584A JPS60207662A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 家庭用サウナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60207662A true JPS60207662A (ja) | 1985-10-19 |
Family
ID=13150814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6073584A Pending JPS60207662A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 家庭用サウナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60207662A (ja) |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP6073584A patent/JPS60207662A/ja active Pending
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