JPS602073Y2 - 自動二輪車のリヤフオ−ク - Google Patents

自動二輪車のリヤフオ−ク

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Publication number
JPS602073Y2
JPS602073Y2 JP12971480U JP12971480U JPS602073Y2 JP S602073 Y2 JPS602073 Y2 JP S602073Y2 JP 12971480 U JP12971480 U JP 12971480U JP 12971480 U JP12971480 U JP 12971480U JP S602073 Y2 JPS602073 Y2 JP S602073Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fork
members
cross member
rear fork
motorcycle
Prior art date
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Expired
Application number
JP12971480U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5752386U (ja
Inventor
紀代司 福地
Original Assignee
本田技研工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
Priority to JP12971480U priority Critical patent/JPS602073Y2/ja
Publication of JPS5752386U publication Critical patent/JPS5752386U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動二輪車のリヤフォークに関し、特に左右一
対のフォーク部材と、これらに横断架設されるクロスメ
ンバーとからなるリヤフォークにおいて、クロスメンバ
ーをフォーク部材の外表面から突出させず、フラットな
状態で溶接接合できるようにした自動二輪車リヤフォー
クに関する。
自動二輪車のりャフォークは、前端が車体フレームに上
下揺動自在に枢着され、後端に軸架した後輪の上下動を
この揺動により行わせるものであるが、リヤフォークは
一般的に左右一対のフォーク部材と、このフォーク部材
間に横断架設されて溶接され、フォーク部材相互を結合
するクロスメンバーとによって構成される。
第7図はかかるタイプのリヤフォークの正断面図を示し
、両フォーク部材におけるクロスメンバーの溶接方法は
同じであるため、図では一方のフォーク部材30におけ
る溶接箇所のみを示した。
フォーク部材30の上下の外表面30a、30bにクロ
スメンバー31の上下端部31a、31bを当てがい、
この端部31a、31bの端縁を外表面30a、30b
に溶接接合33.34する。
これによるとフォーク部材30から肉厚分突出してクロ
スメンバー31が結合され、溶接箇所が段状となり、仕
上加工として或は手入作業として表面を磨き作業する場
合にこの段状突出部35,36が作業を阻害し、更には
りャフォークに必要とされる機器、部品等を装着する場
合にも阻害する。
本考案者は以上の如き従来における問題点に鑑み、これ
を有効に解決するために本考案を威したものである。
本考案の目的は、クロスメンバーをフォーク部材外表面
から突出することなくフラットにしてフォーク部材に溶
接でき、従って磨き作業等が容易なものとなり、又必要
な他の部材等をリヤフォーク外表面に支障なく装着でき
るようにした自動二輪車のりャフォークを提供する処に
あり、この目的を達成するために本考案は、左右一対用
意されるフォーク部材の外表面の内端側にクロスメンバ
ーの肉厚と略々同じ深さの段部を形威し、該段部上にク
ロスメンバーの左右端部を当てがって溶接するようにし
たことを特徴とし、これにより従来よりもフォーク部材
とクロスメンバーとの溶接面積を大きくでき、溶接強度
の向上をも企図し得るようにしたリヤフォークを提供す
ることも本考案は目的とする。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づいて詳述
する。
第1図はリヤフォーク1の平面図を示し、リヤフォーク
1は左右一対のフォーク部材2,3と、フォーク部材2
,3相互を結合する前後2個のクロスメンバー4,5と
からなり、これらのりャフォーク構成部材2.3. 4
. 5は断面方形の中空状の押出若しくは引抜成形材か
ら形威されている。
フォーク部材2,3の後端には後輪の車軸を軸架するた
めの後輪支持ブラケット6.7が固設され、前端には第
2図で示した車体フレーム8にリヤフォーク1を上下揺
動自在に枢着するピボットシャフト9を挿通するための
ピボットパイプ10.11が固設される。
両フォーク部材2,3には代表例として右側フォーク部
材2を示した第3図の如く、上下に窪んだ段部12,1
3が形威され、この段部12,13はフォーク部材の押
出若しくは引抜成形時にフォーク部材の上下の外表面1
4.15のうちの両フォーク部材が対面する内端側に形
威され、且つ第1図の通りフォーク部材の全長に亙り連
続して設けられる。
外表面14.15からの段部12゜13の深さをクロス
メンバー5の上下の端部5a、5b、及びクロスメンバ
ー4の上下の端部の肉厚と同じか略々同じに設定する。
フォーク部材2,3にクロスメンバー4,5を溶接接合
するにさいし、第3図の如く段部12゜13上にクロス
メンバー5の端部5a、5bを当てがい、端部5a、5
bの端縁と段部12,13の起立壁部との間にクリアラ
ンスSを開け、クリアランスSに溶接ビードを侵入させ
るようにして端部5a、5bを段部12,13に溶接接
合16.1了する。
以上の作業は前側のクロスメンバー4についても同様に
行い、これによりクロスメンバー4,5は外表面14.
15から突出することなくフラットに左右一対のフォー
ク部材2,3に溶接されるとともに、フォーク部材2,
3とクロスメンバー4,5との溶接面積は第7図で説明
した従来のものよりも大きくなり、溶接強度が増大する
尚、前後のクロスメンバー4,5間にはブラケット20
.20が架は渡されて固着される。
このブラケット20.20は杆部材21とともにリンク
機構であるプロフレシブ機構を構成するレバ一部材22
をピン23でリヤフォーク1に枢着するために用いられ
、下端がレバ一部材22に連結された自動二輪車の後部
緩衝器24はリヤフォーク1の上方への揺動とともに杆
部材21の円弧運動によりピン23廻りに回動するレバ
一部材22によって圧縮せしめられ、リヤフォーク揺動
量に対し曲線カーブで緩衝力が増大するプロフレシブ特
性を発揮する。
上記フォーク部材の段部12,13はクロスメンバーを
結合するための他、第4図に示す如く例えばチェーンガ
イドステー25をフォーク部材2に取り付けるためにも
利用され、ステー25の上下端部25at 25bが段
部12,13に当てかわれて溶接される。
第5図、第6図は以上の如く構成されるリヤフォーク1
の外表面にリヤフォークに必要とされる他の部材を装着
した場合を示し、図示例ではこの部材は後輪駆動用チェ
ーンがリヤフォーク1に直接接触するのを防止するため
の例えばゴム板製のチェーンスライダー26である。
このようにチェーンスライダー26をリヤフォーク1の
外表面に装着するにさいし、この外表面はクロスメンバ
ー4.5が突出しないフラットな面となっているため、
装着作業を支障なく行える。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、クロスメン
バーの左右端部の肉厚と略々同じ深さの段部をフォーク
部材に形威し、この段部に左右端部を当てがってクロス
メンバーの溶接を行つようにしたため、段状に突出する
ことなくフラットな状態となってクロスメンバーは溶接
され、これによりリヤフォークを磨き作業するなどの作
業が容易となり、且つリヤフォークに他の部材を装着で
きるようにもなり、更には溶接面積の増大、溶接強度の
向上等を達成できる利点を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はリヤフ
ォークの平面図、第2図、第3図、第4図は第1図の2
−2.3−3.4−4線断面図、第5図はりャフォーク
にチェーンスライダーを装着した場合のリヤフォークの
一部平面図、第6図は同側断面図、第7図は従来例を示
す第3図と同様の図である。 尚図面中、1はリヤフォーク、2,3はフォーク部材、
4,5はクロスメンバー、12,13は段部、14,1
5は外表面である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)左右一対のフォーク部材にクロスメンバーを横断
    架設して溶接することにより構成される自動二輪車のり
    ャフォークにおいて、左右一対のフォーク部材の外表面
    の内端側にクロスメンバーの肉厚と略々同じ深さの段部
    をフォーク部材の長手方向全長に亘って形威し、該段部
    上にクロスメンバーの左右端部を当てがってフォーク部
    材に溶接接合したことを特徴とする、自動二輪車のリヤ
    フォーク。
  2. (2)前記段部は左右一対のフォーク部材の内端側で且
    つ上下端に平行に形威されていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の自動二輪車のリヤフォ
    ーク。
JP12971480U 1980-09-11 1980-09-11 自動二輪車のリヤフオ−ク Expired JPS602073Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12971480U JPS602073Y2 (ja) 1980-09-11 1980-09-11 自動二輪車のリヤフオ−ク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12971480U JPS602073Y2 (ja) 1980-09-11 1980-09-11 自動二輪車のリヤフオ−ク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5752386U JPS5752386U (ja) 1982-03-26
JPS602073Y2 true JPS602073Y2 (ja) 1985-01-21

Family

ID=29490048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12971480U Expired JPS602073Y2 (ja) 1980-09-11 1980-09-11 自動二輪車のリヤフオ−ク

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JPS5752386U (ja) 1982-03-26

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