JPS60205518A - レンズ鏡筒の摺動音防止装置 - Google Patents

レンズ鏡筒の摺動音防止装置

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JPS60205518A
JPS60205518A JP59063048A JP6304884A JPS60205518A JP S60205518 A JPS60205518 A JP S60205518A JP 59063048 A JP59063048 A JP 59063048A JP 6304884 A JP6304884 A JP 6304884A JP S60205518 A JPS60205518 A JP S60205518A
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JP
Japan
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sliding
turning
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lathe turning
cylinder
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JP59063048A
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JPH0222923B2 (ja
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Morio Takizawa
滝沢 司雄
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、ズームレンズ、フローティングレンズ、イン
ナーフォーカスレンズ等、少なくとも一対の相対摺動す
る筒体を有するレンズ鏡筒に係り、特に相対摺動に伴な
う音の発生を防止する装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 上記のようなレンズ鏡筒はいずれも、フォーカシングの
ためのへリコイド結合の外に1回転を伴なわず、あるい
はカムによる若干の回動を伴ないながら相対摺動する一
対以上の筒体を有している。これらの筒体の摺動円筒面
は、摺動音や振動の発生を防止するため、高い面精度が
要求される0面精度が低ければ、大きな摺動音が発生し
、摩ILが生じ1円滑な摺動ができなくなる。そこで従
来は、旋盤による旋削加工の後、ホーニング、ラップ、
パフ、あるいはサンドペーパ仕上等の手段で面精度の向
上を図り、その上でさらに乾式潤滑剤の塗布を行なって
実用上支障のない摺動円筒面を得ている。しかしこれら
の従来の加工方法は、旋削加工において仕上り寸法に対
する加工代を見込み、その後に別の表面加工および処理
を施さねばならないため、生産性が悪く、コストが増加
し、ざらに嵌合寸法の精度維持が困難という問題がある
。ところが従来の摺動円筒面についての開発研究の方向
は、いずれも面精度の向上に向けられており、したがっ
て、これらの問題の根本的な解決にはなり得ない。
「発明の目的」 本発明は、面精度の向上という観点とは全く別の視点か
ら、摺動円筒面の摺動音を防止することを目的とする。
「発明の構成」 本発明は、従来の摺動円筒面は、その旋削の際、すべて
同一のり−ド角で旋削されており、このため微視的には
同一のピッチで光軸方向の凹凸が存在すること、および
このため摺動に伴ない相対摺動面の凹凸が一致し、また
は、ずれる際、摺動円筒面を有する円筒が径方向に移動
し、これが振動および摺動音の原因になるという解析に
基づいてなされたもので、一対の摺動円筒面の旋削り一
ド角を互いに異ならせたことを特徴としている。向きの
異なる旋削り一ド角もここにいう「異なる旋削リード角
」に含む、このように旋削り−ト角を異ならせると、一
対の摺動円筒面を相対摺動させても微細な凹凸の位置が
一致することがなく、シたがって円筒が径方向に移動す
ることがないので、振動音の発生が防止される。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第1図は、
直線的に摺動する摺動筒を有するレンズ鏡筒として、4
群タイプのズームレンズを例示するもので、11は固定
支持筒、12は摺動筒である。固定支持筒11は、第2
mのバリエータレンズ群な保持した摺動筒12と嵌合し
ていて、操作筒13の直進動に従い摺動筒12が摺動筒
11に対し摺動しつつ直進動する。
第2図は、この固定支持筒llと摺動筒12の摺動円筒
面を同一のリード角によって旋削した場合、つまり従来
の旋削円筒面の模式的拡大断面図である。第3図には、
互いに等しい固定支持筒11および摺動筒12の摺動円
筒面のリード角α1と、α2を示している。いま旋削面
各部の真円度、円筒度、面精度が理想状態に仕上がって
いるものと仮定し、この面形状で固定支持筒11に対し
摺動筒12を摺動させると、両槽動面の凹凸に従い摺動
筒12は微小な半径方向移動を繰り返−し、この振動が
摺動音となって現れる。このときの振動は、理想状態で
は高さH,、H2で示す摺動円筒面の旋削による凹凸に
よって生じると考えられ、これが従来装置における摺動
音の発生の原因になっている。
第4図、第5図は本発明の原理を示すもので、固定支持
筒11と摺動筒12の摺動円筒面の旋削リード角α1、
α2を、α1〉α2としたものである。lla、12a
は固定支持筒11.摺動筒12の旋削山稜線を示す。こ
のようにα1〉α2にすれば、摺動筒12を固定支持筒
11に対して摺動させる際、摺動筒12の旋削山稜線1
2aが、固定支持筒11の旋削山稜線11a間の旋削谷
面flbに落ち込むことなく、固定支持筒11の旋削山
稜線11aが形成する仮想円筒面上を円滑に摺動できる
。したがって旋削によって形成される微小な凹凸は、振
動発生の原因とはならない。リード角は、旋削送り速度
に依存するから、旋削工具を旋削送り速度に合わせて選
定すればリード角を適宜具ならせることができる。
いま固定支持筒11、摺動筒12の旋削面のリードをそ
れぞれり、、L、とじ、摺動円筒面の直径をdとすると
、理論的には、第6図から明らかなように、 αl > tan’ Lz /πd の関係が満足されれば、摺動筒12の旋削山稜線12a
が、固定支持筒11の旋削山稜線11a間の旋削谷面1
1bに落ち込むことがない筈である。しかし一般的な加
工法により得た旋削面では、旋削用の稜線に僅かな「う
ねり」や「いびつ」および微小な「かえり」や「ぼり」
等の変形が残存するため、α1とα之の差が小さい場合
は、円周方向の低周期的な凹凸も摺動方向では高周期の
可聴音となって現れる可能性がある。このため、実際に
は加工の際の理想状態からのずれを考慮して、α1とα
2の差をlO″以上とすることが好ましい。また以上は
旋削リード角が同一方向を向いている場合であるが、リ
ード角の方向を異ならせても同様の効果を得ることがで
きる。
第7図ないし第9図は、本発明の別の実施例を示すもの
で、摺動円筒面の一方を複数条の旋削面としている。こ
の実施例については、具体的数値を上げて説明する。ま
ず摺動筒12は、先の実施例と同様に−・条の旋削面か
ら構成したもので、そのリードL2 (ピッチP2) 
= 0.2m+a、谷面半径(ノーズ半径)Rt=1m
m、凹凸の高さH2=51Lmとしている。α2は、摺
動円筒面の径dに依存する変動値で、 ’d = 5h
mφとしたとき。
(X2 = tan’ L2 / πd 岬0.073
 ”となる。
これに対し、固定支持筒11は、光軸直角断面における
旋削螺旋面を6条としたもので、その各基本数値は、旋
削用コーナR1=0.5+am 、旋削溝幅W+=1m
+*、凹凸の高さH1=0.1mm 、 al =13
″ としている、リードL1、ピッチPI、および旋削
溝W、は、摺動円筒面の径dによる変動値で、d = 
50mmφとしたとき、 L+=tan13’拳πd+ミ;3B、28m+s、P
 + = L+ / 6 句8.04mm、W ) =
 P 1− W2 句5.04mmとなる。
このように本実施例は、固定支持筒11の摺動円筒面を
Plの幅を有する特殊形状とし、摺動筒12の摺動円筒
面に直接旋削中14をち接させるようにしたものである
。旋削用14は、Plなる旋削ピッチの幅を持つ総形バ
イトを−用いて形成している。この総形バイトを用いた
ターニング加工の場合、固定支持筒11の外面には、予
め総形バイトの端部位置が対応する継部を、四部として
形成するのが好ましい6総形バイトの端部によって生じ
る「ぼり」や「かえり」が、摺動面の面精度に影響を1
ノ・えるおそれを回避することができるからである。
このように幅の広い旋削用14を形成すると、恰も第4
図の旋削谷面11bがこの旋削用14に置換された形と
なり、したがって摺動筒12を摺動させても、旋削山稜
線12aが固定支持筒11の旋削溝11cに落ち込むこ
とはない、すなわち摺動方向の相対面精度が−・層向上
し、旋削加工後の表面加工や処理を施さなくとも充分な
防音効果を上げることがI+7能となる。また固定支持
筒11はPlなる幅を持って旋削するために、旋削長を
著しく短縮できるという附随的な効果もある。
なお固定支持筒11の旋削溝lieは、油溝として用い
ることが可能であり、油溝として用いれば、円筒摺動面
の油切れを長期間に渡って防止することができる。また
この実施例における固定支’l;i 11側に1条の螺
旋旋削面、摺動筒12側に複数条の螺旋旋削面を形成し
てもよいのは明らかである。さらにリード角の方向を異
ならせてもよいことは前述の通りである。
「発明の効果」 以上のように本発明によれば、一対の摺動円筒面を旋削
によって形成する場合において、その旋削り一ド角を異
ならせるという簡単な構成によって、相対摺動する筒体
の半径方向移動を抑制し、半径方向移動に伴なう振動お
よび摺動音の発生を効果的に防止できる。特に一般的な
旋盤による旋削加工のみの仕上面で使用することが可能
であるため、加工コストおよび表面処理コストの大幅な
削減を図ることができる。もっとも本発明は旋削後さら
に後加工することを妨げるものではなく、旋削による微
細な凹凸が残される範囲でさらに精密な後加工を施して
も、上記効果は維持される。
【図面の簡単な説明】
例示した4群タイプズームレンズの断面図、第2図は従
来の摺動円筒面の拡大模式断面図、第3図は第2図の摺
動円筒面の旋削リード角の関係を示す図、第4図は本発
明の実施例を示す第2図と同様の拡大模式断面図、第5
図は同第3図と同様の旋削り一ド角の説明図、第6図は
振動を防止し得る旋削リード角の関係図、第7図は本発
明の他の実施例を示す第4図と同様の拡大模式断面図、
第8図はftS7図の摺動筒単体の断面図、第9図は第
7図の固定支持筒単体の側面図である。 11・・・固定支持筒、12・・・摺動筒、α1、α2
・・・リード角。 特許出願人 旭光学工業株式会社 同代理人 三 浦 邦 夫 第7図 第2図 1フ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)相対摺動する一対の筒体の摺動円筒面をそれぞれ
    旋削によって形成するレンズ鏡筒において、上記一対の
    摺動円筒面の旋削リード角を互いに異ならせたことを特
    徴とするレンズ鏡筒の摺動音防止装置。 (2、特許請求の範囲第1項において、一対の摺動円筒
    面の旋削リード角は、方向が異なっているレンズ鏡筒の
    摺動音防止装置。 (3)特許請求の範囲第1項において、−・対の摺動円
    筒面の旋削リード角は、同一方向を向いていて、両者の
    リード角間には、106以上の差が付与されているレン
    ズ鏡筒の摺動音防止装置。 (4)特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか−
    において、リード角の大きい側の摺動円筒面には、旋削
    工具の端部位置に対応する螺旋状の継部が、摺動面に関
    与しない凹部として予め形成されているレンズ鏡筒の摺
    動音防止装置。 (5)特許請求の範囲第4項において、旋削工具は、総
    形バイトであるレンズ鏡筒の摺動音防止装置。
JP59063048A 1984-03-30 1984-03-30 レンズ鏡筒の摺動音防止装置 Granted JPS60205518A (ja)

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GB08508345A GB2157020B (en) 1984-03-30 1985-03-29 Sliding sound preventing device for lens barrel
US06/718,123 US4676600A (en) 1984-03-30 1985-03-29 Sound preventing means in sliding lens barrel and method of manufacture thereof

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GB2210704B (en) * 1987-10-02 1991-11-06 Olympus Optical Co Zoom mechanism for zoom lenses

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Publication number Publication date
JPH0222923B2 (ja) 1990-05-22
GB2157020A (en) 1985-10-16
DE3510093C2 (ja) 1988-01-14
GB8508345D0 (en) 1985-05-09
DE3510093A1 (de) 1985-10-03
US4676600A (en) 1987-06-30
GB2157020B (en) 1987-05-20

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