JPS63204208A - レンズ保持機構 - Google Patents

レンズ保持機構

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JPS63204208A
JPS63204208A JP3703587A JP3703587A JPS63204208A JP S63204208 A JPS63204208 A JP S63204208A JP 3703587 A JP3703587 A JP 3703587A JP 3703587 A JP3703587 A JP 3703587A JP S63204208 A JPS63204208 A JP S63204208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
recess
projection
concave
lens holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP3703587A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kobayashi
俊夫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3703587A priority Critical patent/JPS63204208A/ja
Publication of JPS63204208A publication Critical patent/JPS63204208A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はレンズ保持機構に係り、特に、レンズをレンズ
保持体に対して所定の位置に位置決めしながら装着せし
めるようにしたレンズ保持機構に関する。
(従来技術) 一般の光学機器に用いられるレンズは、レンズ保持体と
しての鏡胴あるいは他のレンズに対して所定の位置に位
置決めした上で装着されている。
この場合、組込まれるべきレンズおよびレンズ保持体と
しての鏡胴もしくは他のレンズのそれぞれには、位置決
め用の凹凸部が設けられており、この凹凸部を互いに接
触嵌合させることによってレンズの光軸が鏡胴側の基準
軸と正確に一致するように位置決めされている。
このような凹凸部を備えるレンズ保持機構としN 2− ては、例えば、特開昭59−152430や特開昭58
−〇7506等に記載されたものがある。
しかし、これらの従来から提案されているレンズ保持機
構には、以下のような問題点がある。
■凹凸部が複数個に分割されて形成されているため、各
凹凸部どうしの間における位置関係もしくは形状のばら
つきを小さくして形成じなければならない。
■レンズの型を加工する場合において、複数の各凹凸部
のそれぞれを一つ一つ加工していかねばならないため、
加工作業に要する時間が長くなりがちで、生産性がよく
ない。
■複数の各凹凸部が半球形状をなしているため、各凹凸
部にクリアランスが必要となり、その分が偏心要素とな
って正確な位置決めができない。
(目  的) そこで本発明は、レンズ保持体に対してレンズを正確に
位置決めすることができるとともに、位置決め用の凹凸
部を容易に製作することができるようにしたレンズの保
持機構を提供することを目的とする。
(構 成) 上記目的を達成するため本発明は、レンズ保持体および
このレンズ保持体に保持されるレンズに、位置決め用の
凹凸部をそれぞれ形成しておき、この凹凸部を互いに接
触嵌合させて上記レンズを所定の位置に装着せしめるよ
うにしたレンズ保持機構において、上記位置決め用の凹
凸部は、光軸を中心にして環状に形成されるとともに、
該凹凸部 ゛の接触嵌合部は、互いに凹凸嵌合し合う横
断面部分円形状の湾曲面に形成されていることを特徴と
している。
このような構成からなるレンズ保持機構においては、ま
ずレンズの高さ方向の位置は、凹凸部の凸部の頂点と凹
部の谷との突きあてで決まる。この場合、凹凸部がその
曲率半径寸法や形成位置において完全な対称になされて
いなくても、大きな影響を受けることはない。次にレン
ズの横方向の位置は、凹凸部の凸部および凹部全体で決
まる。
この場合も、凹凸部がその曲率半径寸法や位置関係にお
いて完全な対称になされていなくても、断面円弧状の湾
曲面どうしの接触嵌合なので大きな横ずれを起こすこと
はない。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図には、本発明の一実施例にかかるレンズ1が示さ
れているとともに、第2図には、そのレンズ1をレンズ
保持体としての鏡胴2に保持させた状態が示されている
。すなわち、レンズ1の有効径部分の外側領域であるレ
ンズ周端面部(コバ部)の一方側の端縁角部に、凸部3
が形成されている。この凸部3は、レンズ1の光軸4を
中心にして環状に形成されており、レンズ表面から軸方
向に所定量突出するように設けられている。またこの凸
部3は、横断面半円をなす円弧形状に形成されており、
その半径方向外側半分がレンズ周端面部(コバ部)の外
側に張出すように設けられている。
一方、鏡胴2の内壁部には、半径方向内側に向かって環
状に張出すように段部5が形成されてお、この段部5の
周端縁角部に凹部6が形成されている。この凹部6は、
鏡胴2の基準軸7を中心にして環状に形成されており、
上記レンズ1の凸部3を受けるようにその横断面が、円
形の約174の円弧形状に形成されている。そして、前
記レンズ1の凸部3側の曲率半径は、鏡胴2の凹部6側
の曲率半径よりわずかに小さくなるように形成されてい
る。また、鏡胴2の凹部6の円弧長は、円形の1/4の
長さよりやや短く形成されており、凸部3における外側
円弧部の一部が凹部6の円弧部からはみだすようにして
両者が接触嵌合されている。
さらに、上記鏡胴2の内壁には、前記段部5から所定距
離離間して雌ネジ部8が刻設されているとともに、この
雌ネジ部8に、固定用リング体9が螺着されている。そ
して、この固定用リング体9を締付けることによりレン
ズ1が押圧されて固定されている。上記固定用リング体
9は、樹脂類等の各種弾性部材から形成されている。
第3図には、前記レンズ1を形成するための型が示され
ている。この型は、上型11と、人込み−〇 − 式の下型12とから構成されている。そして、上型11
側に、レンズ1の凸部3を形成するための凹型部11a
が設けられている。この凹型部11aは、上型11の外
周面部を基準として回転加工するものであるので、対称
的な形状を精度良くしかも簡単に加工を行なうことがで
きる。この場合の加工手段は、切削、研削、放電加工等
の型の材料に合わせて選択すればよい。一方、鏡胴2の
凹部6は、レンズ1の凸部3に合った形状の半円形状の
総形刃物にて加工する。
このような実施例においては、まずレンズ1の高さ方向
の位置は、レンズ1の凸部3の頂点と鏡胴2の凹部6の
谷との突きあてで決まる。この場合、凸部3および凹部
6がその曲率半径寸法や位置関係において完全な対称に
なされていなくても、大きな影響を受けることはない。
次にレンズ1の横方向の位置は、レンズ1の凸部3およ
び鏡胴2の凹部6の全体で決まる。この場合も、凸部3
および凹部6がその曲率半径寸法や位置関係において完
全な対称になされていなくても、円弧形状の湾曲面どう
しの接触嵌合なので大きな横ずれを起こすことはない。
また、固定用リング体9は、単に締付けるだけでよく、
状来のようにアルミ材等で加工されたものを高精度で装
着する必要はない。この固定用リング体9を締付けると
き、該固定用リング体9は、弾性部材から形成されてい
るためにレンズ1の表面に沿うようにして装着されるこ
ととなる。
第4図には、凹レンズ11に本発明を適用した場合が示
されており、位置決め用の凸部13および凹部(図示省
略)は、上記実施例と全く同様である。
第5図には、本発明の他の実施例にかかるレンズ31が
示されているとともに、第6図には、そのレンズ31を
レンズ保持体としての鏡胴32に保持させた状態が示さ
れている。すなわち、レンズ31の有効径部分の外側領
域であるレンズ周端面部(コバ部)の一方側の端縁角部
のやや内側に、凸部33が形成されている。この凸部3
3は、レンズ31の光軸34を中心にして環状に形成さ
れており、レンズ表面に対して軸方向に所定量突出する
ように設けられている。
一方、鏡胴32の内壁部には、半径方向内側に向かって
環状に張出すように段部35が形成されており、この段
部35の周端縁角部に凹部36が形成されている。この
凹部36は、鏡胴32の基準軸37を中心にして環状に
形成されており、上記レンズ1の凸部33を受けるよう
に横断面が、円形の約174の円弧形状に形成されてい
る。そして、前記レンズ31の凸部33側の曲率半径は
、鏡胴32の凹部36側の曲率半径よりわずかに小さく
なるように形成されている。また、鏡胴32の凹部36
の円弧長は、円形の174の長さよりやや短く形成され
ており、凸部33の円弧部の一部が凹部36の円弧部か
らはみだすようにして両者が接触嵌合されている。
さらに、上記鏡胴32の内壁には、前記段部35から所
定距離離間して雌ネジ部38が刻設されているとともに
、この雌ネジ部38に、固定用リング体39が螺着され
ている。そして、この固窓用リング体39を締付けるこ
とによりレンズ31が押圧されて固定されている。上記
固定用リング体39は、樹脂類等の各種弾性部材から形
成されている。
第7図には、前記レンズ31を形成するための型が示さ
れている。この型は、上型41と、人込み式の下型42
とから構成されている。そして、下型42側に、レンズ
31の凸部33を形成するための凹型部42aが設けら
れている。この凹型部42aは、下型42の外周面部を
基準として回転加工するものであるので、対称的な形状
を精度良くしかも簡単に加工を行なうことができる。こ
の場合の加工手段は、切削、研削、放電加工等の型の材
料に合わせて選択すればよい。一方、鏡胴32の凹部3
6は、レンズ31の凸部33に合った形状の半円形状の
総形刃物にて加工する。
このような実施例においても上記実施例と同様に、まず
レンズ31の高さ方向の位置は、レンズ31の凸部33
の頂点と鏡胴32の凹部36の谷との突きあてで決まる
。この場合、凸部33および凹部36がその曲率半径寸
法や位置関係において完全な対称になされていなくても
、大きな影響を受けることはない。次にレンズ31の横
方向の位置は、レンズ31の凸部33および鏡胴32の
凹部36の全体で決まる。この場合も、凸部33および
凹部36がその曲率半径寸法や位置において完全な対称
になされていなくても、円弧形状の湾曲面どうしの接触
底台なので大きな横ずれを起こすことはない。
第8図には、凹レンズ51に本発明を適用した場合が示
されており、位置決め用の凸部53および凹部(図示省
略)は、上記実施例と全く同様である。
(効  果) 以上述べたように、本発明によるレンズ保持機構におい
ては、位置決め用の凹凸部が、容易に作成しうるように
光軸を中心にして環状に形成されるとともに、該凹凸部
の接触嵌合部は、位置ずれが少ないように横断面円弧形
状をなす湾曲面に形成されているから、レンズ保持体に
対してレンズを正確に位置決めすることができるととも
に、位置決め用の凹凸部を容易に製作することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるレンズの半断面図、
第2図は第1図に示すレンズをレンズ保特休に装着した
状態を示す半断面図、第4図は第1図に示すレンズの製
作用型を示す縦断面図、第4図および第5図は本発明の
他の実施例におけるレンズを示した半断面図、第6図は
第5図に示すレンズをレンズ保持体に装着した状態を示
す半断面図、第7図は第5図に示すレンズの製作用型を
示す縦断面図、第8図は本発明のさらに他の実施例にお
けるレンズを示した縦断面図である。 1、.11,31.51・・・レンズ、2,32・・・
鏡胴、3,13.33.53・・・凸部、4.34・・
・光軸、6,36・・・凹部、7,37・・・基準軸、
9゜39・・・固定用リング体。 イ21し   4   5く 処δ U 箒6 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、レンズ保持体およびこのレンズ保持体に保持される
    レンズのそれぞれに、位置決め用の凹凸部を形成してお
    き、この凹凸部を互いに接触嵌合させて上記レンズを所
    定の位置に装着せしめるようにしたレンズ保持機構にお
    いて、前記位置決め用の凹凸部は、光軸を中心にして環
    状に形成されるとともに、該凹凸部の接触嵌合部は、互
    いに凹凸嵌合し合う横断面円弧形状の湾曲面に形成され
    ていることを特徴とするレンズ保持機構。 2、凹凸部の接触嵌合部における凸部側の曲率半径は、
    凹部側の曲率半径よりわずかに小さくなるように形成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    レンズ保持機構。 3、レンズは、レンズ保持体側に螺着された固定用リン
    グ体により押圧固定されてなり、該固定用リング体は、
    弾性部材から形成されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のレンズ保持機構。
JP3703587A 1987-02-20 1987-02-20 レンズ保持機構 Pending JPS63204208A (ja)

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JP3703587A JPS63204208A (ja) 1987-02-20 1987-02-20 レンズ保持機構

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JP3703587A JPS63204208A (ja) 1987-02-20 1987-02-20 レンズ保持機構

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JPS63204208A true JPS63204208A (ja) 1988-08-23

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ID=12486366

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5295020A (en) * 1989-05-08 1994-03-15 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Lens assembling structure
JP2014130381A (ja) * 2012-07-27 2014-07-10 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd レンズモジュール
JP2015132802A (ja) * 2014-01-13 2015-07-23 エーエーシーアコースティックテクノロジーズ(シンセン)カンパニーリミテッドAAC Acoustic Technologies(Shenzhen)Co.,Ltd レンズモジュール
DE102015004285A1 (de) * 2015-04-08 2016-10-13 Jenoptik Polymer Systems Gmbh Optisches System

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