JPS6020454B2 - ラジエ−タ−用銅合金 - Google Patents
ラジエ−タ−用銅合金Info
- Publication number
- JPS6020454B2 JPS6020454B2 JP4086782A JP4086782A JPS6020454B2 JP S6020454 B2 JPS6020454 B2 JP S6020454B2 JP 4086782 A JP4086782 A JP 4086782A JP 4086782 A JP4086782 A JP 4086782A JP S6020454 B2 JPS6020454 B2 JP S6020454B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiators
- copper alloy
- weight
- thermal conductivity
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、特に耐熱性と熱伝導性が優れた自動車のラジ
エーター、特にラジエーターフィン用鋼合金に関するも
のである。
エーター、特にラジエーターフィン用鋼合金に関するも
のである。
自動車用ラジエーターは、エンジン部の温度を調節する
ために液体を冷却媒体としてエンジンとラジェ−ターと
を循環させて、熱を放散させるものであり、ラジヱータ
ーフインはチューブを通して熱を放散させる働きがある
。
ために液体を冷却媒体としてエンジンとラジェ−ターと
を循環させて、熱を放散させるものであり、ラジヱータ
ーフインはチューブを通して熱を放散させる働きがある
。
そのため、従来ラジエーターフィン材料として熱伝導性
の高い銅合金が用いられている。しかるにラジエーター
フインは、ラジエーター組立て時に種々の加熱処理が加
えられるため耐熱性が悪いとフィンの機械的強度を低下
せしめることになる。
の高い銅合金が用いられている。しかるにラジエーター
フインは、ラジエーター組立て時に種々の加熱処理が加
えられるため耐熱性が悪いとフィンの機械的強度を低下
せしめることになる。
本発明は、これに鑑みて研究を行なった結果、Pbo.
001〜1.の重量%と、Ti、Zrからなる群より選
択された1種もしくは2種を総量で0.001〜0.1
5重量%と、残部Cuおよびそれに付随する不純物から
なる耐熱性、熱伝導性の優れたラジエーター用銅合金を
開発した。
001〜1.の重量%と、Ti、Zrからなる群より選
択された1種もしくは2種を総量で0.001〜0.1
5重量%と、残部Cuおよびそれに付随する不純物から
なる耐熱性、熱伝導性の優れたラジエーター用銅合金を
開発した。
本発明ラジエーター用鋼合金における合金成分について
の作用と添加量の限定理由について説明する。
の作用と添加量の限定理由について説明する。
Pbを添加するのは、強度および耐食性を向上させるた
めであり、範囲を0.001〜1.の重量%に限定した
のは0.001重量%禾満では、上記効果がほとんど期
待できないため及び1.の重量%を越えると熱伝導性お
よび加工性が低下するためである。Ti、Zrを添加す
るのは、主として、耐熱性を向上さすためであり、範囲
を0.001〜0.15重量%に限定したのは、0.0
01重量%未満では効果がほとんど期待できないためで
あり、0.15重量%を越えると熱伝導性が低下するた
めである。
めであり、範囲を0.001〜1.の重量%に限定した
のは0.001重量%禾満では、上記効果がほとんど期
待できないため及び1.の重量%を越えると熱伝導性お
よび加工性が低下するためである。Ti、Zrを添加す
るのは、主として、耐熱性を向上さすためであり、範囲
を0.001〜0.15重量%に限定したのは、0.0
01重量%未満では効果がほとんど期待できないためで
あり、0.15重量%を越えると熱伝導性が低下するた
めである。
次に本発明合金の実施例を説明する。
実施例
第1表に示す諸組成の合金を溶製し、熱間圧延および適
宜焼きなましを加えながら冷間圧延により、0.5側厚
さの板とし試験に供した。
宜焼きなましを加えながら冷間圧延により、0.5側厚
さの板とし試験に供した。
耐熱性は、供試材を所定の温度で30分加熱し、強度が
加熱前の80%になる所を軟化温度として評価した。
加熱前の80%になる所を軟化温度として評価した。
また、熱伝導性はこれと正相関をなす導電率を測定し、
これで評価した。なお、導電率測定はJISH0505
に従って行なった。その結果を第2表に示した。第2表
からわかるように本発明合金は、耐熱性、熱伝導性の優
れた合金であることがわかる。
これで評価した。なお、導電率測定はJISH0505
に従って行なった。その結果を第2表に示した。第2表
からわかるように本発明合金は、耐熱性、熱伝導性の優
れた合金であることがわかる。
第1表第2表
* 単位 ℃×30分
** 単位 彩lAOS
Claims (1)
- 1 Pb0.001〜1.0重量%とTi、Zrからな
る群より選択された1種もしくは2種を総量で0.00
1〜0.15重量%と残部Cuおよびそれに付随する不
純物からなるラジエーター用銅合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4086782A JPS6020454B2 (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | ラジエ−タ−用銅合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4086782A JPS6020454B2 (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | ラジエ−タ−用銅合金 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8301084A Division JPS6058292B2 (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | ラジエ−タ−用銅合金 |
JP8301184A Division JPS59229453A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | ラジエ−タ−用銅合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58161744A JPS58161744A (ja) | 1983-09-26 |
JPS6020454B2 true JPS6020454B2 (ja) | 1985-05-22 |
Family
ID=12592469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4086782A Expired JPS6020454B2 (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | ラジエ−タ−用銅合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020454B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994014989A1 (en) * | 1992-12-22 | 1994-07-07 | Mitsubishi Materials Corporation | Cold- and hot-water piping made of pitting-resistant copper alloy |
WO2021002290A1 (ja) | 2019-07-01 | 2021-01-07 | 凸版印刷株式会社 | 複合粒子および複合粒子の製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134155A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-18 | Nippon Mining Co Ltd | 耐食性に優れた銅合金 |
CA1248779A (en) * | 1984-06-14 | 1989-01-17 | Ryoichi Nobuyoshi | Excellently corrosion-resistant copper alloy |
-
1982
- 1982-03-17 JP JP4086782A patent/JPS6020454B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994014989A1 (en) * | 1992-12-22 | 1994-07-07 | Mitsubishi Materials Corporation | Cold- and hot-water piping made of pitting-resistant copper alloy |
WO2021002290A1 (ja) | 2019-07-01 | 2021-01-07 | 凸版印刷株式会社 | 複合粒子および複合粒子の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58161744A (ja) | 1983-09-26 |
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