JPS6045699B2 - ラジエ−タ−用銅合金 - Google Patents
ラジエ−タ−用銅合金Info
- Publication number
- JPS6045699B2 JPS6045699B2 JP4086882A JP4086882A JPS6045699B2 JP S6045699 B2 JPS6045699 B2 JP S6045699B2 JP 4086882 A JP4086882 A JP 4086882A JP 4086882 A JP4086882 A JP 4086882A JP S6045699 B2 JPS6045699 B2 JP S6045699B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- copper alloy
- radiators
- radiator
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、特に熱伝導性、耐食性および靭性に優れた自
動車のラジエーター、特にラジエーターフィン用銅合金
に関するものである。
動車のラジエーター、特にラジエーターフィン用銅合金
に関するものである。
自動車用ラジエーターは、エンジン部の温度を調節する
ために液体を冷却媒体としてエンジンとラジエーターと
を循環させて、熱を放散させるものてあり、ラジエータ
ーフィンはチューブを通して熱を放散させる働きがある
。
ために液体を冷却媒体としてエンジンとラジエーターと
を循環させて、熱を放散させるものてあり、ラジエータ
ーフィンはチューブを通して熱を放散させる働きがある
。
そのため、従来ラジエーター材料として熱伝導性の高い
銅合金が用いられている。しかるに、自動車の走行中に
ラジエーターは排気ガス、塩分を含む海岸大気さらには
工場大気の502ガス等にさらされている場合、フィン
は腐食。
銅合金が用いられている。しかるに、自動車の走行中に
ラジエーターは排気ガス、塩分を含む海岸大気さらには
工場大気の502ガス等にさらされている場合、フィン
は腐食。
してラジエーターの放熱性、強度を著しく損う恐れがあ
る。本発明は、これに鑑みて研究を行なつた結果、Pb
0.001〜1.0重量%と、Si、Al、Pからなる
群より選択された1種もしくは2種以上を総量で。
る。本発明は、これに鑑みて研究を行なつた結果、Pb
0.001〜1.0重量%と、Si、Al、Pからなる
群より選択された1種もしくは2種以上を総量で。
0.001〜0.15重量%と酸素含有量を30pμm
以下、残部Cuおよびそれに付随する不純物からなるラ
ジエーター用銅合金を開発した。
以下、残部Cuおよびそれに付随する不純物からなるラ
ジエーター用銅合金を開発した。
この合金は熱伝導性、耐食性及び靭性が著しく優れてい
る。本発明ラジエーター、特にラジエーターフィン用銅
合金における合金成分についての作用と添加量の限定理
由について説明する。Pbを添加するのは、強度および
耐食性を向上させるためであり、範囲を0.001〜1
』重量%に限定したのは0.001重量%未満では、上
記効果がほとんど期待できないため及び1.0重量%を
越えると熱伝導および加工性が低下するためである。S
i、Al、Pを添加するのは、溶解時の脱酸剤として溶
銅中の酸素量制御および耐食性を向上するためてあり、
範囲を0.001〜0.15重量%に限定したのは、0
.0川重量%未満ては効果がほとんど期待できないため
であり、0.15重量%を越えると熱伝導性が低下する
ためである。
る。本発明ラジエーター、特にラジエーターフィン用銅
合金における合金成分についての作用と添加量の限定理
由について説明する。Pbを添加するのは、強度および
耐食性を向上させるためであり、範囲を0.001〜1
』重量%に限定したのは0.001重量%未満では、上
記効果がほとんど期待できないため及び1.0重量%を
越えると熱伝導および加工性が低下するためである。S
i、Al、Pを添加するのは、溶解時の脱酸剤として溶
銅中の酸素量制御および耐食性を向上するためてあり、
範囲を0.001〜0.15重量%に限定したのは、0
.0川重量%未満ては効果がほとんど期待できないため
であり、0.15重量%を越えると熱伝導性が低下する
ためである。
不純物として含まれる酸素含有量を30pμm以下に限
定したのは、30pμmを超えると靭性が低下するため
てある。次に本発明合金の実施例について説明する。実
施例第1表に示す諸組成の合金を溶製し、熱間圧延およ
び適宜焼きなましを加えながら冷間圧延により、0.5
−の厚さの板とし試験に供した。
定したのは、30pμmを超えると靭性が低下するため
てある。次に本発明合金の実施例について説明する。実
施例第1表に示す諸組成の合金を溶製し、熱間圧延およ
び適宜焼きなましを加えながら冷間圧延により、0.5
−の厚さの板とし試験に供した。
耐食性は、板厚O、5wftの1577177Z×10
0mlの試料をJISZ2371に規定された条件で塩
水噴霧試験を4週間行ない、その後表面を5重量%硫酸
溶液で酸洗し、試験前後の重量変化より腐食減量を求め
て評価した。熱伝導性は、これと正相関である導電率を
測定し、これで評価した。
0mlの試料をJISZ2371に規定された条件で塩
水噴霧試験を4週間行ない、その後表面を5重量%硫酸
溶液で酸洗し、試験前後の重量変化より腐食減量を求め
て評価した。熱伝導性は、これと正相関である導電率を
測定し、これで評価した。
また靭性は、繰り返し曲げ試験を行ない、破断までの曲
げ回数で評価した。その結果を第2表に示した。第2表
かられかるように本発明合金は、耐食性、熱伝導性およ
び靭性の優れた合金であることがわかる。
げ回数で評価した。その結果を第2表に示した。第2表
かられかるように本発明合金は、耐食性、熱伝導性およ
び靭性の優れた合金であることがわかる。
Claims (1)
- 1 Pb0.001〜1.0重量%とSi、Al、Pか
らなる群より選択された1種もしくは2種以上を総量で
0.001〜0.15重量%と酸素含有量30ppm以
下、残部Cu及びそれに付随する不純物からなるラジエ
ーター用銅合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4086882A JPS6045699B2 (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | ラジエ−タ−用銅合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4086882A JPS6045699B2 (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | ラジエ−タ−用銅合金 |
Related Child Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8301284A Division JPS6037178B2 (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | ラジエ−タ−用銅合金 |
JP8301384A Division JPS59229455A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | ラジエ−タ−用銅合金 |
JP8301484A Division JPS59229456A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | ラジエ−タ−用銅合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58161745A JPS58161745A (ja) | 1983-09-26 |
JPS6045699B2 true JPS6045699B2 (ja) | 1985-10-11 |
Family
ID=12592497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4086882A Expired JPS6045699B2 (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | ラジエ−タ−用銅合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6045699B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134155A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-18 | Nippon Mining Co Ltd | 耐食性に優れた銅合金 |
-
1982
- 1982-03-17 JP JP4086882A patent/JPS6045699B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58161745A (ja) | 1983-09-26 |
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