JPS60203931A - X線フイルムカセツテ用フイルム取出し装置 - Google Patents

X線フイルムカセツテ用フイルム取出し装置

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JPS60203931A
JPS60203931A JP6009184A JP6009184A JPS60203931A JP S60203931 A JPS60203931 A JP S60203931A JP 6009184 A JP6009184 A JP 6009184A JP 6009184 A JP6009184 A JP 6009184A JP S60203931 A JPS60203931 A JP S60203931A
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JP
Japan
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cassette
film
ray film
stopper
drive arm
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Application number
JP6009184A
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English (en)
Inventor
Yutaka Takashima
豊 高嶋
Izumi Seto
瀬戸 泉
Mikio Tsuyuki
幹夫 露木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はX線フィルムカセツテから撮影済みのxv;j
.フィルムを取出すためのX線フイルムカセツテ用フイ
ルム取出し装置に関する。
[背景技術] 撮影済みのX線フィルムを収容しているX線フィルムカ
セツテは、フィルム装填、取出し装置へ送り込まれ、外
光が遮断した状態でカセツテの蓋が開放され、カセツテ
内のX線フィルムが取出されるようになっている。この
X線フィルムの取出しは負圧吸盤等の吸着部材がX線フ
ィルムを吸着して取出し、現像装置へと送り込むように
なっている。
ところがX線フィルムカセツテはその表板内面に貼られ
た増感紙面までの高さが複数種類あり、このためカセツ
テ内に装填されているX線フィルムはカセツテの底面か
らの高さが画一的ではない。従って撮影済みX線フイル
ム取出し用の吸着部材はX線フィルムカセツテの大きさ
すなわちフィルムの大きさが異る場合に確実にX線フィ
ルムを吸着できないことがある。
[発明の目的] 本発明は上記事実を考慮し、X線フィルムカセツテの大
きさが異る場合にも確実に撮影済みのX線フィルムを吸
着して取出すことが可能なX線フィルムカセツテ用フィ
ルム取出し装置を得ることが目的である。
[発明の概要] 本発明に係るX線フィルムカセツテ用フィルム取出し装
置では、停止位置制御手段により吸着部材のカセツテ内
への挿入停止位置をカセツテの種類に応じて変更可能と
することにより、カセツテの大きさが異る場合にも確実
に撮影済みのX線フィルムを吸着可能としている。
[発明の実施例] 第1図には本実施例に用いるX線フィルムカセツテlO
が示されている。このカセツテ10は表板のある本体1
2と、この本体12へ一端が軸支されたM 14とを有
しており、内部にX線フィルム15が装填された後に蓋
14が閉止される。
このi14には第2図に詳細に示される如く蓋係止部材
である一対のラッチ16がスライド可能に取付けられて
おり、圧縮コイルばね18によって蓋14から突出する
方向に付勢されている。このためこのラッチ16は第2
図に示される如く、蓋閉止状態では、本体12の周囲か
ら立設される側壁20の内側段部20Aへ保合されてお
り、これによって不用意な蓋開放が阻止されている。
この側壁20には貫通して本体12の前方縁24へ開口
した挿入孔22が設けられており、ラッチ16の先端が
前方縁24から若干量入り込んだ位置にすなわち内側段
部20Aに係止する位置に停止している。
この挿入孔22は側壁20の高さの中間点からずれた位
置に設けられており、この実施例では中間点よりも上端
面に近い位置に開■」シている。
従ってカセツテ10が裏返しの状態でガイド28上にあ
れば、挿入孔22は側壁20の高さの中間点よりも下端
面寄り(ガイド28寄り)に配置されることになる。
なおこのラッチ16の一部はi14の」二面に突出した
操作部29となっており、作業員がこの操作部29を圧
縮コイルばね18の付勢力に抗して移動させれば、ラッ
チ16が側壁20の内側段部20Aから外れ、蓋14を
開放できる。
カセツテ10は第2図に示される如くX線フィルム装填
、取出し装置のガイド28上を図示しない挿入口から矢
印A方向に挿入された後に、モータ等の駆動力を受けて
さらに矢印A方向に移動され、前方縁24がストッパ3
0へ当接して停止するようになっている。このカセツテ
lOがストッパ30へ当接した状態は蓋14のラッチ1
6が外される開蓋位置とされる。なお、カセツテ10の
移動状態は図示しない複数のリミットスイッチ等で検出
されている。
本実施例に係る開蓋機構は第3図に示される如くこの開
蓋位置にあるカセツテ10の前方にラッチ16に対応し
て一対配置されており、移動台32がこれを貫通するカ
イトパー34に沿ってカセツテ10への接離方向に移動
可能となっている。
このガイドバー34は機台36から立設される一対のブ
ラケット38へ固着されている。
またこの移動台32の下端部から突出したばね係止ボル
ト40には、機台36から垂下されるばね係止ボルト4
2との間に引張コイルばね44が介在されている。これ
によって移動台32はカセツテlOの前方縁24から離
間する方向に付勢されている。
この移動台32に貫通されだ円孔には移動ピン48が挿
入されており、移動台32から突出した先端部にリング
50がはめ込まれて、第2図右方向への抜は止めとなっ
ている。またこの移動ピン48の他の端部には、ばね係
止リング52がはめ込まれており、移動台32との間に
圧縮コイルばね54が介在されている。この圧縮コイル
ばね54は、移動ピン48の先端へ同軸的に固着される
抑圧ピン56を移動台32から進出させる方向にイζ1
勢している。
この抑圧ピン56は第2IAに想像線で示される如く開
蓋位置ヘカセツテ10が移動されると、本体12の挿入
孔22内へ挿入されるようになっている。更に詳しく説
明すると、この抑圧ビン56はカセツテ10の前方縁2
4がストッパ30へ当接した場合には、すでにその先端
部が挿入孔22へ挿入されるようになっている。しかし
この抑圧ピン56の先端部が挿入孔22へ挿入された状
態では、ストッパ30へ当接したカセツテ10のラッチ
16は押圧ピン56を移動台32へ押込んで退避させる
寸法関係とはなっていない。
移動ピン48には直角方向に作動ピン58が突出してお
り、移動台32に形成されるスリット60から突出して
いる。この作動ピン58には第3図に示される如く移動
台32へ取付けられるリミットスイッチ62のアーム6
4が対応しており。
抑圧ピン56が移動台32へ退避した状態を検出できる
ようになっている。またこの作動ピン58は移動ピン4
8が圧縮コイルばね54を押圧して移動台32内へ退避
した場合にはスリット60の底部60Aと当接するよう
になっている。
移動台32の背後には第2図に2点鎖線で示される如く
駆動アーム64が配置され、図示しないモータ等の駆動
力で移動台32をカセツテ10へ接近する方向に移動さ
せるようになっている。
開蓋位置にあるカセツテ10の前方にはロッカアーム6
8が対応している。このロッカアーム68は中央部がピ
ン70により機台36へ軸支されており、一端に軸支さ
れたローラ72は、他端へ図示しないモータ等の駆動力
を受けることにより第2図時計方向に回転し、N14を
本体12へ押込んでラッチ16を内側段部20Aの下側
へ保合させ、蓋14の閉止動作を行なうようになってい
る。
また開蓋位置に配置されるカセツテ10の上部には吸着
部材である一対の吸盤74が配置されて蓋14の吸着用
となっている。この吸盤74は配管74Aを介して図示
しない負圧源へ連通されており、その負圧によりカセツ
テ10を吸着して第5図に示される如くN14を開放で
きるようになっている。
これらの吸盤74は取付台75へ支持され、この取付台
75の両端は軸76でブラケツ177へ軸支されており
、軸76はN14の本体】2への回動軸芯と平行とされ
吸盤74がこの軸76回りに回動可能となっている。ブ
ラケット77と取イ寸台75との間には引張コイルばね
78が介在されて、吸盤74が第4図反時計方向に付勢
回転されている。しかし、取Il:j台75はブラケッ
ト77″b)ら−r’を一般したピン79によって回動
量が制限されている。
一対のブラケット77間には一対の支軸82が掛は渡さ
れている。これらの支軸82の両端部Liブラケット7
7を貫通しており、先端部にローラ84がそれぞれ軸支
されている。これらのローラ84は駆動アーム86の先
端部へ形成される長孔88内へ挿入されており、長孔8
8内で駆動アーム86の長手方向へ転勤可能となってl
、)る。このブラケット80を駆動アーム86の先端方
向へ駆動するためにブラケット80と駆動アーム86と
の間には引張コイルばね89が介在されてl、)る。
駆動アーム86は中間部及び基部に長孔90、長孔92
を有しており、これらの長孔90、長イL92には一対
の駆動アーム94間へ軸支される支軸96、支軸98が
貫通している。従って駆動アーム86は駆動アーム94
に対してこの長孔90、長孔92の長手方向に長孔の長
さだけ移動可能となっている。この長孔90、長孔92
の長手方向は駆動アーム94の長手方向と角度0だけ傾
斜している。
支軸96には両端部付近にピニオンlOOが固着されて
おり、駆動アーム86へ長孔90に沿って固着されるラ
ック102とかみ合っている。この支軸96の一端は駆
動アーム94から突出した先端部にピニオン103が固
着されている。
駆動アーム94の基部は支軸104へ回転可能に軸支さ
れており、支軸104は機台36へ軸支されると共にピ
ニオン105が固着されており、ピニオン103との間
にチェーン107が掛は渡される。従って駆動アーム9
4、駆動アーム86は支軸104回りに回動可能であり
、支軸104かモータ等の駆動力で回転されるとピニオ
ン100がラック102を直進させ、駆動アーム86を
駆動アーム94から繰り出して伸長させる。なお支Ih
1196には第4図に示される如くクランク108.1
09が軸支されており、クランク109が回転軸110
回りに図示しないモータ等の駆動力を受けて回転すれば
、駆動アーム94、駆動アーム86が支軸104回りに
回転されるようになっている。
第5図に示される如く蓋14が開放されたカセツテ10
にはフィルム取出し機構112が対応し、本体12内の
X線フィルム15を取出し可能となっている。
このフィルム取出し機構112は機台36へ支軸114
により軸支されるアーム116が設けられており、第7
.8図に示される如くこのアーム116の先端部にはピ
ン118を介して回転プレー1−120が軸支されてい
る。この回転プレー1−120は両端部にスプロケット
122が固着されており、このスプロケット122は支
軸114へ固着されるスプロケット124との間にタイ
ミングチェン126が掛は渡されている。従ってスプロ
ケット122,124とタイミングチェン126とは平
行運動機構を構成し、この回動プレート120はアーム
116が支軸114回りに回転する場合にその姿勢(こ
の実施例では水平状態とする)を変更することなく平行
移動するようになっている。
回動プレート120の下方には取付プレー)128が配
置されており、この取付プレート128と回動プレート
120との間には保持軸130が貫通しており、この保
持軸130は下端部が取付プレー)12’8へ固着され
ると共に、上端部付近にはリング132がはめ込まれて
回動プレート120、取付プレート12Bの離間方向の
移動量を規制している。この回動プレート120と取付
プレート128との間には圧縮コイルスプリング136
が介在されて回動プレー)120と取付プレート128
とを互いに離間する方向に付勢すると共に取付プレート
128を回動プレー)120と平行に保持している。
取付プレート128には吸着部材としての吸盤138が
複数個取付けられている。すなわち、吸盤138へそれ
ぞれ連通された負圧管140が取(−1プレート128
及び回動プレー)120を貫通している。この負圧管1
40は図示しない負圧源へ連通されており、吸盤138
がカセツテ本体内のX線フィルム15を吸着できるよう
になっている。
従ってこの吸盤138はアーム116の回動時に回動プ
レー) 120と共に軸芯が垂直状態を維持しながら本
体12内のX線フィルム15上へ降下するようになって
いる。
第81;!llに示される如く、この取付プレート12
8は吸盤138が正確にX線フィルム15上へ配置され
るように、両端部は下降量を規制するストッパ144上
八当接するようになっている。すなわぢスI・ツバ14
4は取付プレート128の両端部に対応して機台36へ
固着されており、取付プレート128がこのストッパ1
44上八当接することにより吸盤138は正確にX線フ
ィルム15へ当接し、その吸引力でカセツテ10を確実
に吸引できるようになっている。
しかしアーム116は第5図時計方向の回転時に吸盤1
38を正確にX線フィルム15へ当接させるために、吸
1138がX線フィルム15へ当接した後にも若干量だ
け時計方向へ回転されるようになっており、このオーバ
ーストロークは回動プレー)120が圧縮コイルスプリ
ング136の付勢力に抗して取付プレート128方向へ
移テ動することにより吸収される。
なお、第7図に示される如く、取付プレー)128には
エアノズル143が設けられ、エアをカセツテ本体12
の内壁へ向けて噴射し、その反射風でX線フィルム15
の端部をカセツテ本体12内に貼られている増感紙から
浮上させ、吸盤138による吸引を容易にしている。
第8図に示される如く、ストッパ144上には調節プレ
ー)146が搭載されており、この調節プレート146
はストッパ144ヘブラケツト148を介して取付けら
れるソレノイド150の可動鉄心152へ固着されてい
る。従ってソレノイド150が通電されて可動鉄心15
2を吸着すると調節プレー)146はストッパ144上
から第8図に示される如く退避して、取付プレート12
8が直接ストッパ144八当接することができるように
し、ソレノイド150の励磁力が解除された後には図示
しないリタンスプリングの付勢力によりストッパ144
上へ進出してストッパ144の有効高さを増大し、取付
プレート128をこの調節プレート146上へ当接して
停止させるようになっている。
従ってXMフィルム15の載置面、すなわち本体12の
表板内側に貼られた増感紙面までの高さが異なるカセツ
テ1.0が装填、取出し装置内へ挿入された場合には、
このカセツテ10の増感紙面までの高さに応じて調節プ
レート146をストッパ144上へ進出又は退避させる
ことによりX線フィルム15の搭載面の高さが異なるに
も拘らず正確にX線フィルム15を吸着可能となってい
る。
フィルム取出し機構112には第5図に示される如く一
対の搬出ローラ154.156が対応しており、吸盤1
3gで持上げられたX線フィルム15の一端を挟持し、
図示しない現像装置へと送り出すことができるようにな
っている。
また装填、取出し位置にあるカセツテ10の前方上部に
は一対のフィードローラ158.160が配置されてお
り、図示しないマガジンから未使用のX線フィルム15
をカセツテ10内へ送り出すことができるようになって
いる。これらのローラ158.160は第5図実線で示
される如くフィルム取出位置にあるカセツテ10の前方
縁24よりもさらに前方に配置されて、昇降する吸盤l
 。
38と干渉しないようになっている。
次に本実施例の作用を説明する。
図示しない装填、取出し装置の挿入ロヘカセツテ10が
挿入されると、このカセツテ10は第2図に矢印Aで示
されるようにガイド28上を移動し、ストッパ30へと
当接して停止する。
カセツテ10が正規の挿入状態である場合には、このカ
セツテlOがストッパ30へ当接した初期に抑圧ピン5
6が移動台32へ押込まれていない状態によってこれが
検出される。その後、移動台32はアーム64の駆動力
によってカセツテ10の前方縁24方向へ駆動され、押
圧ピン56がラッチ16を押込んで内側段部20Aへの
係合から脱出させるのでカセツテlOのi14は開放i
if能とされる。
ここでカセツテ10は第5.6図実線状態へと後退移動
される。この状態でクランク109が回転駆動され、駆
動アーム86が図示しない駆動装置により第4図の如く
蓋14上へと降下し、吸盤74が図示しない負圧源から
の負圧により蓋14を吸着する。この駆動アーム86は
第4図時計方向に駆動されて第5図に示される如< M
 14を開放する。この場合、蓋14の回転中心と駆動
アーム86の回転中心とが異るため、吸盤74はi14
と相対移動すると共に吸盤74の蓋14への吸A角度が
変化する。
しかしこの実施例ではg、盤74が軸76回りに回転可
能であり、かつローラ84は長孔88内を移動可能であ
るため、確実に蓋14を吸着したままでM14を開放さ
せることができる。
蓋14が開放されると、第5図の想像線で示される如く
、フィルム取出機構112のアームl16は時計方向に
回転し、取付プレート128がストッパ144に当接し
て停止する。この数句プレート128がストッパ144
へ当接した状態では吸盤138が本体12内のX線フィ
ルム15を確実に吸着できる状態にあり、負圧力により
X線フィルム15は確実に吸盤138へ吸着される。
増感紙面までの高さが異るカセツテ10に対してはソレ
ノイド150の励磁力発生及び解消により、調節プレー
ト146がストッパ144上へ進出又は退避して取付プ
レー)128の停止高さを変更することにより対応でき
、予め定められた増感紙面までの高さを有するカセツテ
10に対して適切な取付プレー)128の降下高さを設
定できる。
調節プレート146は階段上に厚さの異る部分を複数箇
所設けて、取付プレート128の停止高さを多段階に調
節してもよい。また、ソレノイド150に拘らず、モー
タ等の駆動力でカムを回転して増刊プレート128の降
下量を制御する等の他の停止位置制御手段でもよい。
吸q413 aがX線フィルム15を吸着した後には、
アーム116は再び第5図反時計方向に回転し、これに
よって吸着されたX線フィルム15は一端が搬出ローラ
154.156間へ挟持され、これらの搬出ローラ15
4.156の回転により図示しない現像装置へと送られ
る。
撮影済みのX線フィルム15が取出された後は、図示し
ないマガジンから供給される未使用のX線フィルム15
がフィードローラ158.160間から送り出されてカ
セツテ10の本体12内−載置される。
この場合、カセツテ10は第5図実線状態から一点鎖線
で示される状態、即ちフィルム取出し位置とストッパ3
0へ当接する開蓋位置との中間の位置まで移動してカセ
ツテ10の前方縁24がフィードローラ158.160
の下方まで入り込み、この状態で未使用のX線フィルム
15が挿入される。
これにより、本体12の前端部はフィー・トローラ15
8、フィードローラ160の下方賞:で入り込み、供給
される未使用のX線フィルム15の末端をも確実に本体
12内へ挿入させることができる。
この場合、カセツテlOが第5図左方向へ移動すると、
吸盤74と離れる方向に移動することになる。しかしこ
の実施例では駆動アーム94が駆動アーム86と相対移
動可能であり、チェノlO7からの駆動力を受けるピニ
オン100がラック102を直線移動させることにより
駆動アーム86を支軸94から伸長させて第5.6図左
方向へ移動させることにより、カセツテ10の左方向移
動に追従して移動することができ、M14の吸着状態を
維持し続けることができる。また、E414と吸盤74
との吸着が十分に確保できるようにしておけば、前記チ
ェノ107、ピンオンlOO及びラック102を使用し
て駆動力を与えなくても伸長動作が行なわれる。このた
め未使用のX線フィルム15がカセツテlOへ挿入され
る場合には、長孔90の長手方向は水平方向とされるよ
うに駆動アーム86への刻設角度0が決定されている。
本体12内へ新規のX線フィルム15が挿入された後は
、駆動アーム86が第5図反時計方向へ駆動されると共
に、吸盤74による吸着が解除され、蓋14が閉止可能
な状態となる。
ここでカセツテ10は再び開蓋位置へと移動されると共
にロッカアーム68は図示しない駆動装置の駆動力によ
り第2.5図時計方向に回転され、ローラ72は蓋14
を本体12内へ押込む。
これによってラッチ16は内側段部20Aと係合し、−
HI3は確実に本体12と係合して閉止される。
その後カセツテ10は図示しない駆動装置の駆動力によ
り第2図矢印A方向と反対方向に移動されて装填、取出
し装置から取出される。
なお上記実施例では駆動アーム94が支軸104回りに
回転可能とされているが、駆動アーム94は一点を中心
に回転する構造に限らず、機台36に対してスライド可
能とするような他の構造も適用可能である。また駆動ア
ーム86は駆動アーム94に対して伸縮する構造として
示されたが、駆動アーム86が駆動アーム94に対して
回転可能に支持されるように配置することもn、能であ
 □る。また吸盤138の駆動アーム86への取付は手
段も上記実施例の構造に限定されるものではない。更に
X線フィルムカセツテの蓋を吸着する手段は負圧吸着に
限らず、磁石等の他の吸着手段も適用可能である。
[発明の効果] 以上説明した如く本発明に係るX線フィルムカセツテ用
フィルム取出し装置では吸着部材の停止位置制御手段を
設けたので、X線フィルムカセツテの大きさが異る場合
にも確実にX線フィルムを吸着して取出すことが可能と
なる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に用いるカセツテを示す蓋開放
状態の斜視図、第2図は装填、取出し装置ヘカセツテが
挿入された状態を示す断面側面図、第3図は開蓋機構及
び駆動アームの斜視図、第4図は駆動アームを示す側面
図1、第5図は駆動アームによるカセツテの蓋開放状態
を示す側面図、第6図は駆動アームの先端部を示す第5
図■線矢視に相当する斜視図、第7図はフィルム取出し
用の吸盤を備えた回動プレートを示す正面図、第8図は
吸盤の降下状態を示す拡大斜視図である。 lO・・・カセツテ、 12・1本体、 14−−・蓋、 15・・・X線フィルム、 128や・φ取付プレート、 138・・・吸盤、 144・・・ストッパ、 146・・・調節プレート、 150・・・ソレノイド、 152・・・可動鉄心。 代理人 弁理士 中瓶 淳 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 、X線フィルムカセツテ内のX線フィルムを吸
    着部材で吸着して取出すX線フィルムカセツテ用フィル
    ム取出し装置であって、前記吸着部材のカセツテ内への
    挿入停止位置をカセツテの種類に応じて変更可能な停止
    位置制御手段を設けたことを特徴としたX線フィルムカ
    セツテ用フィルム取出し装置。
  2. (2)、前記停止位置制御手段は、前記吸着部材の支持
    板が当接するストッパと、このストッパ上へ進出してス
    トッパの有効高さを変更する調整部材と、な有すること
    を特徴とした前記特許請求の範囲第(1)項に記載のX
    線フィルムカセツテ用フィルム取出し装置。
JP6009184A 1984-03-28 1984-03-28 X線フイルムカセツテ用フイルム取出し装置 Pending JPS60203931A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6009184A JPS60203931A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 X線フイルムカセツテ用フイルム取出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6009184A JPS60203931A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 X線フイルムカセツテ用フイルム取出し装置

Publications (1)

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JPS60203931A true JPS60203931A (ja) 1985-10-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5636961A (en) * 1992-03-31 1997-06-10 Fuji Photo Film Co., Ltd. Cassette

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