JPS60203150A - 米の糊化方法 - Google Patents
米の糊化方法Info
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- JPS60203150A JPS60203150A JP59060082A JP6008284A JPS60203150A JP S60203150 A JPS60203150 A JP S60203150A JP 59060082 A JP59060082 A JP 59060082A JP 6008284 A JP6008284 A JP 6008284A JP S60203150 A JPS60203150 A JP S60203150A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は米の糊イし方法に関し、更に詳しくは米の糊化
を促進する方法に関するものである。 米を主原椙とする食品に飯−お刀1き、せんべい、もち
、団子等かある。これらは梗米や襦米等を水蒸気などで
加熱して糊化させ、必要に応じて冷却、乾燥、焼成等を
行い、製品とする。 糊化の過程に訃いて米に含捷れるてんぶんは膨潤又は溶
解(2、結晶性、複屈折性を失ない消1に酵素の作用を
うける状態になる。この状態をα化したということもあ
る。 一般に、糊化は水の存在下で行われ、てんぷんと水分子
の4’II Ij1作用である。lfり体の水は水素結
合にエリ多数全台[7ているか、高温はど単分子の水の
割合が増加する。この会合度の低い水分子がでんぷんの
微結晶の近く捷で浸入し、高温で不安定になったでんぷ
ん分子の水素結合の破壊をもたらすものと考えられる。 てんふんの糊1ヒ時の状態は、粒からmけ出し、たてん
ふんの浴液にlO数倍にも水利膨潤した粒かn、遊した
不均一な状態と考えられている。でんぷんの1、ν]化
の特徴を表現するのにもつとも重宝かられているのは、
アミログラムである。これは、てんぶん懸濁液を一定速
度(通常15“c、、y’ 1旧111’c加温したと
きの粘度と温度の関係を示すものである。ここでいう粘
度は膨潤したでんぷん粒が互いに接触しつつ動くことに
もとづき、でんぷん粒が膨潤するほど高くなるも゛のと
経験的に解せられている。 でんぷんの糊化特性は種々の物質により影響をうける。 例えば馬鈴薯てんふんに脂肪酸を添加すると糊化温度が
高くなり最高粘度が低下する。即ち、馬鈴薯でんぷん濃
度4重量%の糊化温度64“C1最1[5粘度850
Bu(8U”Clか、対でんぷん0.34重01%のラ
ウリン酸の添加により糊化温度が67°Cにあがり最高
粘度が600J3u、 + 98°C)に低下する。こ
れは脂肪酸がでんぷん構成分子中のアミロースと複合体
をつくり、でんぷん粒の膨潤を抑制するものと考えられ
ている。同じ様な現象は脂肪酸のモノグリセライド、脂
肪酸に親水性基を導入した界面活性剤でもみられる。脂
肪酸誘心体の界面活性剤は85〜90°C1ては膨潤抑
制作用が強いが、90°Cより高温になると逆に促進作
用があられれる場合もあると報告されている。これは前
述のアミロースと脂肪酸基の複合体の安定性と関係する
と報告されている。 同じ脂質でもレシチンは小麦でんぷんの糊化を促進する
。小麦でんぷん濃度8.8重量%でレシチンをでんぷん
に対し0.1重量%加えると糊化温度が78.3°Cか
ら63.5°Cに低下し、4重量%加えると45.6℃
まで低下すると報告されテイル。又、゛最高粘度’b6
0UBu(92,5°C)カ0.1重量%のレシチンの
添加で650Bu(92,5°C)に、4重量%の添加
で985 Bu、 (88”C)に増加すると報告され
ている。レシチンのとうもろこしでんぷん、米でんぷん
、甘藷でんぶんに対する作用は少ない。例えば梗米でん
ぶんに対するレシチンの作用は対てんぶんloN 、l
l爪%添加時で糊化温度が5%の低下、最高粘度が対で
んぷん2重量%の添加時で43%の増加、10重量%の
添加時で22%の増加にすぎない。 また馬鈴薯でんぷんに対
を促進する方法に関するものである。 米を主原椙とする食品に飯−お刀1き、せんべい、もち
、団子等かある。これらは梗米や襦米等を水蒸気などで
加熱して糊化させ、必要に応じて冷却、乾燥、焼成等を
行い、製品とする。 糊化の過程に訃いて米に含捷れるてんぶんは膨潤又は溶
解(2、結晶性、複屈折性を失ない消1に酵素の作用を
うける状態になる。この状態をα化したということもあ
る。 一般に、糊化は水の存在下で行われ、てんぷんと水分子
の4’II Ij1作用である。lfり体の水は水素結
合にエリ多数全台[7ているか、高温はど単分子の水の
割合が増加する。この会合度の低い水分子がでんぷんの
微結晶の近く捷で浸入し、高温で不安定になったでんぷ
ん分子の水素結合の破壊をもたらすものと考えられる。 てんふんの糊1ヒ時の状態は、粒からmけ出し、たてん
ふんの浴液にlO数倍にも水利膨潤した粒かn、遊した
不均一な状態と考えられている。でんぷんの1、ν]化
の特徴を表現するのにもつとも重宝かられているのは、
アミログラムである。これは、てんぶん懸濁液を一定速
度(通常15“c、、y’ 1旧111’c加温したと
きの粘度と温度の関係を示すものである。ここでいう粘
度は膨潤したでんぷん粒が互いに接触しつつ動くことに
もとづき、でんぷん粒が膨潤するほど高くなるも゛のと
経験的に解せられている。 でんぷんの糊化特性は種々の物質により影響をうける。 例えば馬鈴薯てんふんに脂肪酸を添加すると糊化温度が
高くなり最高粘度が低下する。即ち、馬鈴薯でんぷん濃
度4重量%の糊化温度64“C1最1[5粘度850
Bu(8U”Clか、対でんぷん0.34重01%のラ
ウリン酸の添加により糊化温度が67°Cにあがり最高
粘度が600J3u、 + 98°C)に低下する。こ
れは脂肪酸がでんぷん構成分子中のアミロースと複合体
をつくり、でんぷん粒の膨潤を抑制するものと考えられ
ている。同じ様な現象は脂肪酸のモノグリセライド、脂
肪酸に親水性基を導入した界面活性剤でもみられる。脂
肪酸誘心体の界面活性剤は85〜90°C1ては膨潤抑
制作用が強いが、90°Cより高温になると逆に促進作
用があられれる場合もあると報告されている。これは前
述のアミロースと脂肪酸基の複合体の安定性と関係する
と報告されている。 同じ脂質でもレシチンは小麦でんぷんの糊化を促進する
。小麦でんぷん濃度8.8重量%でレシチンをでんぷん
に対し0.1重量%加えると糊化温度が78.3°Cか
ら63.5°Cに低下し、4重量%加えると45.6℃
まで低下すると報告されテイル。又、゛最高粘度’b6
0UBu(92,5°C)カ0.1重量%のレシチンの
添加で650Bu(92,5°C)に、4重量%の添加
で985 Bu、 (88”C)に増加すると報告され
ている。レシチンのとうもろこしでんぷん、米でんぷん
、甘藷でんぶんに対する作用は少ない。例えば梗米でん
ぶんに対するレシチンの作用は対てんぶんloN 、l
l爪%添加時で糊化温度が5%の低下、最高粘度が対で
んぷん2重量%の添加時で43%の増加、10重量%の
添加時で22%の増加にすぎない。 また馬鈴薯でんぷんに対
【、ではレシチンの作用はほと
んどなく、逆に0,1重量 %以上の添加で最高粘度が
低下してくる。 本発明者らはでんぷんの糊化を促進する方法、特に今ま
で幼果的な糊化促進方法がなかった梗米、繻米の糊rヒ
を促進する方法を種々研究を重ねた結果、本発明に到達
したものである。 即チ、本発明はサイクロデキス) 11ン及び/又はサ
イクロデキス) 11ン包接吻を添加した後に糊化させ
ることを特徴とする米の糊1ヒ方法を要旨とするもので
ある。 本発明でいう米は梗米文びjl、i米を表子が、水浸、
乾燥−粉砕、炊る等の処理を施した例えばしん粉、白玉
粉、みじん粉、2D明寺粉等を含む。 又、米は単独で糊化【、て食品とする必要は必ずしもな
(、砂糖、あんや他のてんふん類などと併用して用いる
方が多い。本発明が適用される食品を列挙すると限りが
ないが、大福餅、羽二重餅、桜もち、草もち、相もち等
の餅や団子、ちまき、ういろう、IIJ餅、あられ、米
菓、スナック食品、水あめ、ビーフン、米麹などがある
。 本発明の糊化の方法としては水分の存在下、米を加熱す
るものであればよく、例えば水蒸気で蒸して糊化させる
方法、水と適当な比率で混ぜて加熱して糊化させる方法
、加熱と同時に圧力を刀)けて糊化・膨化させる方法な
どがある。 米菓、あられ、煎餅などを作る場合には糊化させた後、
冷却、乾燥、焼成等の工程を経て製品とする。 サイクロデキストリンはシャーデインガーデキストリン
あるいはサイクロアミロースともよばれる環伏オリゴ糖
同族体である。サイクロデキスト11ンにはα−サイク
ロデキストリン、β−サイクロデキストリン、r−サイ
クロデキストリン、δ−サイクロデキストリンさらに高
重合度のサイクロデキス) IJンの同族体かある。 サイクロデキストリンの製7去にバチルス・マーl!
Q ン7. (Bacj−11us macerans
) (7) 1 ミ’j−ゼをでんぷんに作用させる
方法等があるが、この方法によりα−サイクロデキスト
リン、β−サイクロデキストリン、r−サイクロデキス
トリンと少量のより高重合度のサイグロデキストリンを
含むでんぷん分解物が得られる。 本発明に用いるサイクロデキストリンは上記のでんぷん
分解物力)らα、β、r−サイ〃ロデ:¥−ストIIン
を分用[シて用いて゛もよいが、マルトースやその他の
デギス) +1ンを含有するでんぷん分解物をそのまま
使用してもよい。 −リーイクロデキストリン包接吻はサイクロデキストリ
ンと油脂、脂肪酸、モノグリセライド′、シクリセライ
1−”、レシチン等の包接対象物を適当な水の存在のも
と混合捏和して得られる。包接対象物とサイクロデキス
トリンの比率などにより未包接のものが残ることもある
が、その場合は溶剤洗浄等の手段で未包接のものを除く
ことができる。なお、上記の混合捏和物をそのま1使用
しても本発明の効果は変わることがない。 本発明のサイクロデキスト11ン、サイ〃ロテキストリ
ン包接物の米への添加はは目的とする食品にもよるが、
一般に米に対して0.05重量%力・ら10重量%でよ
い。 本発明の方法により米の糊化が促進され、米を主原料と
する食品の食感を改良することが可能となる。本発明に
より米の糊化が促進される理由は必ずしも明らかでない
。本発明者らの実験によると、サイクロデキストリン、
サイクロデキストIIン包筬物を小麦でんぷん、馬鈴薯
てんふん、コーンスターチに添加しても糊化は促進され
なかった。即ち米類のてんふんの組織状態とサイクロデ
キストリン、サイクロデキスト11ン包接吻との親和性
により本発明の糊化特性の改善が達せられるものと考え
られる。 以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものでないことは勿論であ
る。 実施例1 市販の稲米にβ−サイクロデキストリン(五泉オーシャ
ン(株)製、リングデックス)を添加し、アミログラフ
(Brabender社製)を用いて糊化特性を測定し
た。測定方法は60メツシユに粉砕したt1a米46.
5g(水分14.0重量%〕に水を加えて500yとし
〔tん米濃度8.0重量%(dr、’y’ l 〕−初
1j+?r 25°C7)−ら925°C−Eテ1.5
′″C/分の法度て加熱+A−温し、粘度を記録した。 なおアダプターは700cm−f/を使用した。糊化特
性の評価は転移温度(粘度が2 (J 、[3uの1寺
の温度)、最+>’A粘度、ピーク温度(最高粘度に達
した時の温度)、加熱後粘度[92,5°Cで10分間
力1目架1〜た後の粘度)で11つだ。 実ノjロL1タリ 2 実施例1のβ−ザイクロデキストリンノカワりにα−ザ
イクロデキストリン〔塩水1’JE t1’i 糖(株
)製、純度99%以上(l筐体クロマ1−分υ↑による
)〕を用い、その能は実施例1と同様に行った。 実施例3 β−ザイクロデキストリン(実施例1に同じ〕5 Fj
l≦(市41品、U1同じ)、レシチン(味の累(株)
製、入党レシチン)5部を90F!Asの水に分散 溶
解させ、ホモミキ′ザーで混合・捏和した。 この混合II、l 1:11物を凍結乾燥により水をと
げし、粉末を↑■)た。この゛粉末を実力亀例1のβ−
サイクロテ゛キストリンの711)わりに用い、他は実
施例1と同様とした。 実施例4 β−サイクロデキスト11ン(実施例1に同じ)1部、
オレイン酸(牛丼化学製、−級)2部、水4部をホモミ
キザーで混合捏和しベーストを得た。このベーストを水
洗し過剰のβ−サイクロテキストリンを除去した後、エ
タノールに分散させ濾取した固型物をさらにエチルエー
テルで洗浄し、未包接のオレイン酸を除去してβ−サイ
クロデキストリン/オレイン酸包接物の粉末ヲ得た。こ
のβ−サイクロデキストリン7/オL/、(ン酸包接物
を実施例1のβ−サイクロデキス) +1ンのかわりに
用い、他は実施例1と同様にした。 実施例5 β−サイクロテキストリン(実施例1に同じ)1部、サ
ラダ油2部、水4耶をホモミキザーで混合°捏和しベー
ストを?81こ。このベースト刀)ら実施例4と同様の
操作によりβ−サイクロデキス) IIン/油脂旭接吻
の粉末をれ)た。このβ−サイクロデギスト11ン/油
脂包接物を実施例1(7)β−サイクロテ゛キストリン
のかわりに用イ、他は実施例1と同様にした。 実施例6 実施例5て得たβ−サイクロデキストリン/ザラダ油油
水水力らなるベースト14部、さらにサラダ油64部、
水22部を加えホモミキサーで混合・捏和し、油分50
重量%の水和を連続相とする油脂食品を得た。これを実
施例1のβ−ザイクロデキストリンのかワリに用イ、他
は実施例1と同様にした。 比較1//lj1 本発明の効果を示すために実施例1においてβ−サイク
ロデキスト11ンを添加せr、他は実7AfIAJ l
と同様↓こ(−てモ1d米の糊1ヒ特性を評価した。 比較例2 実Mli例11こおいてβ−サイクロデキストリンのか
わりにレシチン(光K l+’0 会、AY−A 81
859−1−1+をホモミキサーで水に分散すせ、L’
フシ−−ン淵度か対111d米(dT’、Y) 1重量
%になるように加えた他は実施例1と同条件〔籾米濃度
8,0重量%f(1,ry) )で行った。 比較例3 実施例1においてβ−サイクロデキストリンのかわりに
蔗糖脂肪酸エステル(第一工業製薬(株)製、DKエス
テルF16U )を用い、その他は実施例1と同様に行
った。 比較例4 蔗糖脂肪酸エステル(比較例3に同じ)0.3部、サラ
ダ油50部、水50部をホモミキサーで混合・捏和して
油分50重量%のOW型エマルションを得た。このエマ
ルションを実施例1のβ−サイクロデキストリンの刀)
わりに用いた他は実施例1と同条件〔瑞米濃度8.0重
量%(clry))にて行つ1こ。 実施例1〜6及び比較例1〜4によるt1d米糊化特性
測定結果を表1に示した。 表1かう明うかなようにサイクロデキストリン、サイク
ロデキストリン包接吻の少量のt添加【こエリ繻米の糊
化特性は大[1]に改良される。即ち、転移/l11’
1度、ピーク温度に変化はなりものの糊化11ηの最、
1う粘度か人11]に増加1−でおり、糊化が促進され
ていることが明らかである。 なお、実施例1.2に示したようにα−ザイ〃ロデギス
トリンでもβ−サイクロデキストリンでもほぼ同じ糊1
ヒ促進効果かあり、その添加i」i i、、を仙米に苅
し0.1重量%の添加で十分な効果かあり、さらに00
5市瓜%の徽11支の添加で61−分な効果があると予
想される。又、このlWu米糊化促進効果はザイクロデ
キスト11ン包接物でも照降て− レシチン、オレイン
酸とサイクロデキストリンとの包接物は同一添加量でも
ザイクロデキス) 17以上のt&米糊化促進効果があ
る。 なお、このサイクロデキストリン、サイクロデキストリ
ン包接物のfニア1i米糊化促進効果は、実施例6に示
したように、油脂の存在下でも父わるものでない。 表 1 実施例7 市販の1吏米粉(紫米の粉)にβ−サイクロデキストリ
ン(実施例11こ同じ)を添加し、アミログラフを用い
て糊化特性を評価した。測定方法は穂木粉465g(水
分14.0重量%)に水を加えて500gとし〔穂木濃
度80重量%((」丁゛y)〕、初湿温5“′Cから9
5°C4て15°C/分の法度で加熱ゲ1温し、粘度を
記録した。糊化特性評価は加熱後粘度を95°Cて10
分間加熱した後の粘度とした以外は実施例1に準じた。 実施例8 実施例7のβ−ザイクロデギストリンの−D1わりにα
−ザイ〃ロデキストリン(実施例2に同じ)を用い、そ
の他は実施例7と同様に行った。 実施例9 実施例7のβ−サイクロデキストリンの刀)わりにβ−
サイクロデギストリン/オレイン酸包接物(実施例41
こ同じ)を用い、その他は実施例7と同様に行った。 実施例1tJ 実施例7のβ−サイグロデキストリンノ刀\わりにβ−
サイクロデギストリン/レシモン混混捏捏和物凍結乾燥
品実施例3に同じ)を用い、その他は実施例7と同様に
行った。 比較例5 本発明の効果を示すために実施例7において、β−サイ
クロデキス) IIンを添加せず、他は実施例7と同様
にして穂木の糊1し特性を評価した。 実施例7〜10−比較例5による穂木糊化特性測定結果
を表2に示[7た。 表2刀)ら明らかなようにサイクロデキストリン、サイ
ク包接物ストリン包接吻の少量のlβ力11により穂木
の糊化特性は大[1]に改良される。即ち転移温度、ピ
ーク温度に変化はないものの糊化時の最高粘度が大[1
]に増加しており、糊化か促進されていることが明らか
である。なお、実施例7.8に示したように、α−サイ
クロデキストリンでもβ−サイクロデキストリンでモホ
は同じ糊化促進作用かあり、その添加量は端本と同様穂
木に対し0. I M量%の添加で十分な効果かある。 父、この穂木糊化促進作用はサイク包接物スト11フ包
接吻でも顕著であり、レシチン、オレイン酸とサイクロ
デキストリンとの包接物では同一添加量でもサイクロデ
キス) IJンリトの1更米糊化促進効果かある。 表 2 参考と[、で米以外の小麦でんぷん、コーンスターチ、
馬鈴薯でんぷんの糊化特性に与えるサイクロデキストリ
ン1ンの効果を表3に示した。 測だ条件は小麦でんぷん(ヤマヨ旭王)、コーンスター
4−(市販品)、馬鈴薯てんぶん(和光紬薬、化学用)
の各でんぷんの濃度を各々8゜0%〔重量%+dry)
−以下同じ〕、78%、3゜0%とし、アミログラフの
条件、添加物については実施例又は比較例と同様と[7
た。 表3から明ち刀)なように米[1’i?J米、穂木)の
場合の結果に反し、小麦でんぷん、コーンスターチ、馬
鈴薯でんぷんに対し7てはサイクロデキス) IJンの
糊化促進効果はほとんど認められな刀為っだ。 表 3 実施例11 本発明のサイクロデキストリン、サイクロデキス) +
1ン包接物の未糊化促進効果が食品の食感を改良するこ
とを実証する゛ため、1ilj米を主原料として「おか
き」を作成【、1こ。 籾米3 kqに水1.4 kLjを加え、さらにβ−サ
イクロデキストリン30gを加えた後、蒸練磯(品用]
−業所(株)製)を用い間拌しながら100パCて3分
間蒸しfこ。さらにもち練り機(■餅練製粉機)を用い
て水切りした後、5°Cにて48時間冷却1.た。この
1υ1生地を厚み2 mm、ll] 1.5tln 、
Hサ2.0 on ニ切11i 1−1l’f+A
度’l IJ ”C2湿度88%の恒温機を用いて水分
18重11こ1て乾燥し、自社製のあられ焼成機を用い
て240°Cで焼成12、お刀)きを得た。 実施例】2 実施例】lの、i−71,きの作成においてβ−サイク
ロデキストリンのかわりにβ−サイクロデキス) II
ン/油脂包接吻(実施例5に同じ)を30g用い、他は
実施例11と同様にしてお刀諷き比較例6 実施例11のおかきの作成におAてβ−サイクロデキス
) +1ンを添加せず、その他は実施例11と同様に(
−籾米のみでお刀1きを作成した。 比較例7 実施例11のお刀)きの作成においてβ−サイクロテ゛
キストリンを添加せず、刀1わりに0w H2エマ7レ
ジヨン(比較例4に同じ)4209を加え、その他は実
施例11と同様にしてお刀)きをイ4)だ。 実施例11.12、比較例6.7により得られたおかき
の食感を評価するため、テンシフ”レッサー(タケトモ
電機(株]製)を用いてお刀)きの硬度を測定E7た。 測定には断面積0.05 crlのステンレス製円柱を
用い測定の初めにあられれるピークの高さを硬さとした
。なお測定は30個のおかきを用い平均値をもってその
お刀)きの硬度と」〜た。I!1!度測定結果を表4に
示しfこ。 表4 卦η・き硬度測定結果 表4に示したように、本発明により糊化促進を【2て得
たおかきは本発明によらない通常の方法て糊1ヒさせて
得たお刀1き、若L(はOW型エマルションの形で油脂
を加えて得たおかきよりソフトになる。ただ、おかきの
映さば乾燥、焼成等の条件により便化するものであり、
本発明の効果は表4の値のみに限定されるものではない
。本発明により食感が改良される食品はおかきに限らな
いことは前述した通りである。 以りのように本発明により米の糊化を大きく促進するこ
とかjIJ能であり、その程度は、例えば穂木にレシチ
ンを添加した場合に糊化時の最大粘度が1.2〜1.4
倍になるのと比べても極端に優れている。このようにし
て糊1ヒを促進して得た食品は、例えばあられがソフト
になる等、米を主原料とした食品の食感を改良1−1食
生活を−J@豊かにすることがnJ能である。 特許出願人 鐘淵化学工業株式会社
んどなく、逆に0,1重量 %以上の添加で最高粘度が
低下してくる。 本発明者らはでんぷんの糊化を促進する方法、特に今ま
で幼果的な糊化促進方法がなかった梗米、繻米の糊rヒ
を促進する方法を種々研究を重ねた結果、本発明に到達
したものである。 即チ、本発明はサイクロデキス) 11ン及び/又はサ
イクロデキス) 11ン包接吻を添加した後に糊化させ
ることを特徴とする米の糊1ヒ方法を要旨とするもので
ある。 本発明でいう米は梗米文びjl、i米を表子が、水浸、
乾燥−粉砕、炊る等の処理を施した例えばしん粉、白玉
粉、みじん粉、2D明寺粉等を含む。 又、米は単独で糊化【、て食品とする必要は必ずしもな
(、砂糖、あんや他のてんふん類などと併用して用いる
方が多い。本発明が適用される食品を列挙すると限りが
ないが、大福餅、羽二重餅、桜もち、草もち、相もち等
の餅や団子、ちまき、ういろう、IIJ餅、あられ、米
菓、スナック食品、水あめ、ビーフン、米麹などがある
。 本発明の糊化の方法としては水分の存在下、米を加熱す
るものであればよく、例えば水蒸気で蒸して糊化させる
方法、水と適当な比率で混ぜて加熱して糊化させる方法
、加熱と同時に圧力を刀)けて糊化・膨化させる方法な
どがある。 米菓、あられ、煎餅などを作る場合には糊化させた後、
冷却、乾燥、焼成等の工程を経て製品とする。 サイクロデキストリンはシャーデインガーデキストリン
あるいはサイクロアミロースともよばれる環伏オリゴ糖
同族体である。サイクロデキスト11ンにはα−サイク
ロデキストリン、β−サイクロデキストリン、r−サイ
クロデキストリン、δ−サイクロデキストリンさらに高
重合度のサイクロデキス) IJンの同族体かある。 サイクロデキストリンの製7去にバチルス・マーl!
Q ン7. (Bacj−11us macerans
) (7) 1 ミ’j−ゼをでんぷんに作用させる
方法等があるが、この方法によりα−サイクロデキスト
リン、β−サイクロデキストリン、r−サイクロデキス
トリンと少量のより高重合度のサイグロデキストリンを
含むでんぷん分解物が得られる。 本発明に用いるサイクロデキストリンは上記のでんぷん
分解物力)らα、β、r−サイ〃ロデ:¥−ストIIン
を分用[シて用いて゛もよいが、マルトースやその他の
デギス) +1ンを含有するでんぷん分解物をそのまま
使用してもよい。 −リーイクロデキストリン包接吻はサイクロデキストリ
ンと油脂、脂肪酸、モノグリセライド′、シクリセライ
1−”、レシチン等の包接対象物を適当な水の存在のも
と混合捏和して得られる。包接対象物とサイクロデキス
トリンの比率などにより未包接のものが残ることもある
が、その場合は溶剤洗浄等の手段で未包接のものを除く
ことができる。なお、上記の混合捏和物をそのま1使用
しても本発明の効果は変わることがない。 本発明のサイクロデキスト11ン、サイ〃ロテキストリ
ン包接物の米への添加はは目的とする食品にもよるが、
一般に米に対して0.05重量%力・ら10重量%でよ
い。 本発明の方法により米の糊化が促進され、米を主原料と
する食品の食感を改良することが可能となる。本発明に
より米の糊化が促進される理由は必ずしも明らかでない
。本発明者らの実験によると、サイクロデキストリン、
サイクロデキストIIン包筬物を小麦でんぷん、馬鈴薯
てんふん、コーンスターチに添加しても糊化は促進され
なかった。即ち米類のてんふんの組織状態とサイクロデ
キストリン、サイクロデキスト11ン包接吻との親和性
により本発明の糊化特性の改善が達せられるものと考え
られる。 以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものでないことは勿論であ
る。 実施例1 市販の稲米にβ−サイクロデキストリン(五泉オーシャ
ン(株)製、リングデックス)を添加し、アミログラフ
(Brabender社製)を用いて糊化特性を測定し
た。測定方法は60メツシユに粉砕したt1a米46.
5g(水分14.0重量%〕に水を加えて500yとし
〔tん米濃度8.0重量%(dr、’y’ l 〕−初
1j+?r 25°C7)−ら925°C−Eテ1.5
′″C/分の法度て加熱+A−温し、粘度を記録した。 なおアダプターは700cm−f/を使用した。糊化特
性の評価は転移温度(粘度が2 (J 、[3uの1寺
の温度)、最+>’A粘度、ピーク温度(最高粘度に達
した時の温度)、加熱後粘度[92,5°Cで10分間
力1目架1〜た後の粘度)で11つだ。 実ノjロL1タリ 2 実施例1のβ−ザイクロデキストリンノカワりにα−ザ
イクロデキストリン〔塩水1’JE t1’i 糖(株
)製、純度99%以上(l筐体クロマ1−分υ↑による
)〕を用い、その能は実施例1と同様に行った。 実施例3 β−ザイクロデキストリン(実施例1に同じ〕5 Fj
l≦(市41品、U1同じ)、レシチン(味の累(株)
製、入党レシチン)5部を90F!Asの水に分散 溶
解させ、ホモミキ′ザーで混合・捏和した。 この混合II、l 1:11物を凍結乾燥により水をと
げし、粉末を↑■)た。この゛粉末を実力亀例1のβ−
サイクロテ゛キストリンの711)わりに用い、他は実
施例1と同様とした。 実施例4 β−サイクロデキスト11ン(実施例1に同じ)1部、
オレイン酸(牛丼化学製、−級)2部、水4部をホモミ
キザーで混合捏和しベーストを得た。このベーストを水
洗し過剰のβ−サイクロテキストリンを除去した後、エ
タノールに分散させ濾取した固型物をさらにエチルエー
テルで洗浄し、未包接のオレイン酸を除去してβ−サイ
クロデキストリン/オレイン酸包接物の粉末ヲ得た。こ
のβ−サイクロデキストリン7/オL/、(ン酸包接物
を実施例1のβ−サイクロデキス) +1ンのかわりに
用い、他は実施例1と同様にした。 実施例5 β−サイクロテキストリン(実施例1に同じ)1部、サ
ラダ油2部、水4耶をホモミキザーで混合°捏和しベー
ストを?81こ。このベースト刀)ら実施例4と同様の
操作によりβ−サイクロデキス) IIン/油脂旭接吻
の粉末をれ)た。このβ−サイクロデギスト11ン/油
脂包接物を実施例1(7)β−サイクロテ゛キストリン
のかわりに用イ、他は実施例1と同様にした。 実施例6 実施例5て得たβ−サイクロデキストリン/ザラダ油油
水水力らなるベースト14部、さらにサラダ油64部、
水22部を加えホモミキサーで混合・捏和し、油分50
重量%の水和を連続相とする油脂食品を得た。これを実
施例1のβ−ザイクロデキストリンのかワリに用イ、他
は実施例1と同様にした。 比較1//lj1 本発明の効果を示すために実施例1においてβ−サイク
ロデキスト11ンを添加せr、他は実7AfIAJ l
と同様↓こ(−てモ1d米の糊1ヒ特性を評価した。 比較例2 実Mli例11こおいてβ−サイクロデキストリンのか
わりにレシチン(光K l+’0 会、AY−A 81
859−1−1+をホモミキサーで水に分散すせ、L’
フシ−−ン淵度か対111d米(dT’、Y) 1重量
%になるように加えた他は実施例1と同条件〔籾米濃度
8,0重量%f(1,ry) )で行った。 比較例3 実施例1においてβ−サイクロデキストリンのかわりに
蔗糖脂肪酸エステル(第一工業製薬(株)製、DKエス
テルF16U )を用い、その他は実施例1と同様に行
った。 比較例4 蔗糖脂肪酸エステル(比較例3に同じ)0.3部、サラ
ダ油50部、水50部をホモミキサーで混合・捏和して
油分50重量%のOW型エマルションを得た。このエマ
ルションを実施例1のβ−サイクロデキストリンの刀)
わりに用いた他は実施例1と同条件〔瑞米濃度8.0重
量%(clry))にて行つ1こ。 実施例1〜6及び比較例1〜4によるt1d米糊化特性
測定結果を表1に示した。 表1かう明うかなようにサイクロデキストリン、サイク
ロデキストリン包接吻の少量のt添加【こエリ繻米の糊
化特性は大[1]に改良される。即ち、転移/l11’
1度、ピーク温度に変化はなりものの糊化11ηの最、
1う粘度か人11]に増加1−でおり、糊化が促進され
ていることが明らかである。 なお、実施例1.2に示したようにα−ザイ〃ロデギス
トリンでもβ−サイクロデキストリンでもほぼ同じ糊1
ヒ促進効果かあり、その添加i」i i、、を仙米に苅
し0.1重量%の添加で十分な効果かあり、さらに00
5市瓜%の徽11支の添加で61−分な効果があると予
想される。又、このlWu米糊化促進効果はザイクロデ
キスト11ン包接物でも照降て− レシチン、オレイン
酸とサイクロデキストリンとの包接物は同一添加量でも
ザイクロデキス) 17以上のt&米糊化促進効果があ
る。 なお、このサイクロデキストリン、サイクロデキストリ
ン包接物のfニア1i米糊化促進効果は、実施例6に示
したように、油脂の存在下でも父わるものでない。 表 1 実施例7 市販の1吏米粉(紫米の粉)にβ−サイクロデキストリ
ン(実施例11こ同じ)を添加し、アミログラフを用い
て糊化特性を評価した。測定方法は穂木粉465g(水
分14.0重量%)に水を加えて500gとし〔穂木濃
度80重量%((」丁゛y)〕、初湿温5“′Cから9
5°C4て15°C/分の法度で加熱ゲ1温し、粘度を
記録した。糊化特性評価は加熱後粘度を95°Cて10
分間加熱した後の粘度とした以外は実施例1に準じた。 実施例8 実施例7のβ−ザイクロデギストリンの−D1わりにα
−ザイ〃ロデキストリン(実施例2に同じ)を用い、そ
の他は実施例7と同様に行った。 実施例9 実施例7のβ−サイクロデキストリンの刀)わりにβ−
サイクロデギストリン/オレイン酸包接物(実施例41
こ同じ)を用い、その他は実施例7と同様に行った。 実施例1tJ 実施例7のβ−サイグロデキストリンノ刀\わりにβ−
サイクロデギストリン/レシモン混混捏捏和物凍結乾燥
品実施例3に同じ)を用い、その他は実施例7と同様に
行った。 比較例5 本発明の効果を示すために実施例7において、β−サイ
クロデキス) IIンを添加せず、他は実施例7と同様
にして穂木の糊1し特性を評価した。 実施例7〜10−比較例5による穂木糊化特性測定結果
を表2に示[7た。 表2刀)ら明らかなようにサイクロデキストリン、サイ
ク包接物ストリン包接吻の少量のlβ力11により穂木
の糊化特性は大[1]に改良される。即ち転移温度、ピ
ーク温度に変化はないものの糊化時の最高粘度が大[1
]に増加しており、糊化か促進されていることが明らか
である。なお、実施例7.8に示したように、α−サイ
クロデキストリンでもβ−サイクロデキストリンでモホ
は同じ糊化促進作用かあり、その添加量は端本と同様穂
木に対し0. I M量%の添加で十分な効果かある。 父、この穂木糊化促進作用はサイク包接物スト11フ包
接吻でも顕著であり、レシチン、オレイン酸とサイクロ
デキストリンとの包接物では同一添加量でもサイクロデ
キス) IJンリトの1更米糊化促進効果かある。 表 2 参考と[、で米以外の小麦でんぷん、コーンスターチ、
馬鈴薯でんぷんの糊化特性に与えるサイクロデキストリ
ン1ンの効果を表3に示した。 測だ条件は小麦でんぷん(ヤマヨ旭王)、コーンスター
4−(市販品)、馬鈴薯てんぶん(和光紬薬、化学用)
の各でんぷんの濃度を各々8゜0%〔重量%+dry)
−以下同じ〕、78%、3゜0%とし、アミログラフの
条件、添加物については実施例又は比較例と同様と[7
た。 表3から明ち刀)なように米[1’i?J米、穂木)の
場合の結果に反し、小麦でんぷん、コーンスターチ、馬
鈴薯でんぷんに対し7てはサイクロデキス) IJンの
糊化促進効果はほとんど認められな刀為っだ。 表 3 実施例11 本発明のサイクロデキストリン、サイクロデキス) +
1ン包接物の未糊化促進効果が食品の食感を改良するこ
とを実証する゛ため、1ilj米を主原料として「おか
き」を作成【、1こ。 籾米3 kqに水1.4 kLjを加え、さらにβ−サ
イクロデキストリン30gを加えた後、蒸練磯(品用]
−業所(株)製)を用い間拌しながら100パCて3分
間蒸しfこ。さらにもち練り機(■餅練製粉機)を用い
て水切りした後、5°Cにて48時間冷却1.た。この
1υ1生地を厚み2 mm、ll] 1.5tln 、
Hサ2.0 on ニ切11i 1−1l’f+A
度’l IJ ”C2湿度88%の恒温機を用いて水分
18重11こ1て乾燥し、自社製のあられ焼成機を用い
て240°Cで焼成12、お刀)きを得た。 実施例】2 実施例】lの、i−71,きの作成においてβ−サイク
ロデキストリンのかわりにβ−サイクロデキス) II
ン/油脂包接吻(実施例5に同じ)を30g用い、他は
実施例11と同様にしてお刀諷き比較例6 実施例11のおかきの作成におAてβ−サイクロデキス
) +1ンを添加せず、その他は実施例11と同様に(
−籾米のみでお刀1きを作成した。 比較例7 実施例11のお刀)きの作成においてβ−サイクロテ゛
キストリンを添加せず、刀1わりに0w H2エマ7レ
ジヨン(比較例4に同じ)4209を加え、その他は実
施例11と同様にしてお刀)きをイ4)だ。 実施例11.12、比較例6.7により得られたおかき
の食感を評価するため、テンシフ”レッサー(タケトモ
電機(株]製)を用いてお刀)きの硬度を測定E7た。 測定には断面積0.05 crlのステンレス製円柱を
用い測定の初めにあられれるピークの高さを硬さとした
。なお測定は30個のおかきを用い平均値をもってその
お刀)きの硬度と」〜た。I!1!度測定結果を表4に
示しfこ。 表4 卦η・き硬度測定結果 表4に示したように、本発明により糊化促進を【2て得
たおかきは本発明によらない通常の方法て糊1ヒさせて
得たお刀1き、若L(はOW型エマルションの形で油脂
を加えて得たおかきよりソフトになる。ただ、おかきの
映さば乾燥、焼成等の条件により便化するものであり、
本発明の効果は表4の値のみに限定されるものではない
。本発明により食感が改良される食品はおかきに限らな
いことは前述した通りである。 以りのように本発明により米の糊化を大きく促進するこ
とかjIJ能であり、その程度は、例えば穂木にレシチ
ンを添加した場合に糊化時の最大粘度が1.2〜1.4
倍になるのと比べても極端に優れている。このようにし
て糊1ヒを促進して得た食品は、例えばあられがソフト
になる等、米を主原料とした食品の食感を改良1−1食
生活を−J@豊かにすることがnJ能である。 特許出願人 鐘淵化学工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l ザイイ70デキストリン及び/又はザイクロデキス
トリン包接物を流力[1した後に糊化させることを特徴
とする米の糊1ヒ方法。 2 ザイ〃ロデギス)・リン包接吻か油脂、脂肪酸、モ
ノクリセライト゛、レシチン又はシクリセライドとザイ
クロデギスト11ンとの包接物である特πF 請求の範
囲第1項記載の方法。 3 サイクロデキストリンがα−サイグロデキストリン
、β−ザイクロデキストリン及ヒr−サイクロテ゛ギス
トリン刀1ら」巽ばれた1本市若1、〈は2種以北であ
る特許請求のi頭囲第1〜項又は第2項記載の方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59060082A JPS60203150A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | 米の糊化方法 |
JP1292925A JPH02231040A (ja) | 1984-03-27 | 1989-11-10 | 米菓類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59060082A JPS60203150A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | 米の糊化方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1292925A Division JPH02231040A (ja) | 1984-03-27 | 1989-11-10 | 米菓類の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60203150A true JPS60203150A (ja) | 1985-10-14 |
JPH0231936B2 JPH0231936B2 (ja) | 1990-07-17 |
Family
ID=13131801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59060082A Granted JPS60203150A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | 米の糊化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60203150A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56127058A (en) * | 1980-03-13 | 1981-10-05 | Takeda Chem Ind Ltd | Quality improvement of boiled rice |
-
1984
- 1984-03-27 JP JP59060082A patent/JPS60203150A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56127058A (en) * | 1980-03-13 | 1981-10-05 | Takeda Chem Ind Ltd | Quality improvement of boiled rice |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0231936B2 (ja) | 1990-07-17 |
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