JPS60202872A - ベンゾフラン誘導体、その製法およびそれを有効成分とする降圧剤 - Google Patents

ベンゾフラン誘導体、その製法およびそれを有効成分とする降圧剤

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JPS60202872A
JPS60202872A JP59060399A JP6039984A JPS60202872A JP S60202872 A JPS60202872 A JP S60202872A JP 59060399 A JP59060399 A JP 59060399A JP 6039984 A JP6039984 A JP 6039984A JP S60202872 A JPS60202872 A JP S60202872A
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潤 中野
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Mitsuo Hayashida
林田 三生
Yuji Suzuki
雄二 鈴木
Yoichi Maruyama
洋一 丸山
Toshimitsu Hori
堀 敏光
Akira Sakai
栄井 明
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    • C07D307/78Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans
    • C07D307/86Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans with an oxygen atom directly attached in position 7

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は文献未記載の新規な2−ヒドロキシ−3−(4
−フェニルピペラジニル)プロポキシベンゾフラン誘導
体、その製造法およびそれを有効成分とする降圧剤に関
する。
[従来技術] ベンゾフラン環を有する循環器用医薬の開発はすでに種
々行なわれている。しかしながら、β遮断作用のみなら
ずα遮断作用、C@拮抗作用など複数の薬理作用を有し
、かつ副作用の低減された降圧剤は未だかつてえられて
いない。
[発明の目的] 本発明者らは交感神経系受容体レベルでの拮抗薬に注目
し、鋭意研究を重ねた結果、強力なα −アドレナリン
遮断作用およびC亀拮抗作用を有し、かつ副作用のより
低減された新規化合物である2−ヒドロキシ−3−(4
−フェニルピペラジニル)プロポキシベンゾフラン誘導
体を見出し、本発明を完成した。
[発明の構成〕 すなわち、本発明は一般式(■): k1 (式中、Xはアセチル基、カルバモイル基、シアノ基、
低級アルコキシカルボニル基、カルボキシル基または1
−ヒドロキシエチル基であり、Rは水素原子、低級アル
コキシ基、低級アルキル基またはハロゲン原子であって
、Rはピペラジニル基に対して〇−位(オルト位、以下
同様)、ト位(メタ位、以下同様)またはp−位(バラ
位、以下同様)の任意の位置に置換し、 基はベンゾフラン環の4位、5位、6位および7位の任
意の位置に置換している)で示される2−ヒドロキシ−
3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシベンゾフ
ラン誘導体またはその塩、その製造法およびそれを有効
成分とする降圧剤を提供する。
[発明の実施態様] 本発明において、上記“低級”の語は炭素数1ないし3
の直鎖状または分枝鎖状の炭素鎖を意味する。したがっ
てRが低級アルキル基であるばあい、Rはメチル基、エ
チル基、n−プロピル基またはイソプロピル基であり、
とくに好ましくはメチル基である。またRが低級アルコ
キシ基であるばあい、Rはメトキシ基、エトキシ基、n
−プロポキシ基またはイソプロポキシ基であり、とくに
好ましくはメトキシ基である。Rがハロゲン原子である
ばあい、このましくはフッ素、塩素または臭素であり、
とくに好ましくは塩素である。
またRはピペラジニル基に対して〇−位、1位およびp
−位のいずれの位置に置換していてもよいが、とくに〇
−位に置換しているものが好ましい。
ベンゾフラン環に結合している置換基 υn ラン環4位、5位、6位および7位のいずれの位置に置
換していてもよいが、とくに5位または7位に置換して
いるものが好ましい。
置換基Xとしては、たとえばアセチル基、カルバモイル
基、シアムL低級アルコキシカルボニル基、カルボキシ
ル基、1−ヒドロキシエチル基などがあげられる。化合
物(I)において、Xが1−ヒドロキシエチル基やカル
ボキシル基のものはXがそれぞれアセチル基やカルバモ
イル基のものが生体内で代謝されて生じる活性代謝産物
でもある。
一般式(1)で示される本発明の2−ヒドロキシ−3=
(4−フェニルピペラジニル)プロポキシベンゾフラン
誘導体の塩は医薬として許容しうる鉱酸または有機酸の
塩であり、たとえば塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、酢酸塩、
シュウ酸、酒石酸塩、クエン酸塩、乳酸塩などがあげら
れる。
さらに本発明の2−ヒドロキシ−3−(4−フェニルピ
ペラジニル)プロポキシベンゾフラン誘導体は少なくと
も1個の不斉炭素原子を有する(一般式(1)において
Xが1−ヒドロキシエチル基のばはいは21)ので、本
発明の化合物は各光学活性体および各光学活性体の混合
物のすべてを包含する。
本発明の化合物(1)はつぎに示す第1〜4の方法によ
って製造される。
(第1方法) (I) (1) Jfl (1) (式中、XおよびRは前記と同じ) 水沫は、2.3−エポキシプロポキシベンゾフラン誘導
体(I)にトフェニルビペラジン誘導体lまたはその塩
を付加させることを特徴とする目的化合物(1)の製造
法である。
前記反応は通常有機溶媒中で化合物(1)に対し、等モ
ル量ないし1.5倍モル量の化合物lを作用させること
により行なわれる。前記反応において化合物lを酸化付
加塩の形で使用するばあいは、等モル量ないし1,5倍
モル量の塩基、たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、トリメチルアミ
ン、トリエチルアミンなどと反応系に加える。用いる有
機溶媒としては、たとえばメタノール、エタノール、イ
ソプロパツール、アセトニトリル、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジメチルホルムアミ
ドなどがあげられる。
反応温度および反応時間はとくに制限されず、通常室温
〜100℃程度の温度で15分〜10時間程度反応させ
ればよい。
目的化合物(I)の単離、精製は通常の処理手段、たと
えば溶媒による抽出、クロマトグラフィーによる分離、
結晶化などによって行なえばよい。
前記第1方法の反応において出発原料として用いられる
2、3−エポキシプロポキシベンゾフラン誘導体(11
はXがカルバモイル基、シアノ基、低級アルコキシカル
ボニル基またはカルボキシル基であるばあいには、文献
未記載の新規化合物である(×がアセチル基のばあい:
特公昭第50−20063号明細−を参照;Xが1−ヒ
ドロキシエチル基のばあい:特開昭第52−89685
号明細書を参照)。
新規な2.3−エポキシプロポキシベンゾフラン誘導体
mは、Xがカルボキシル基のばあいを除いて、一般式(
財): H (式中、×1はアセチル基、カルバモイル基、シアノ基
、低級アルコキシカルボニル基、カルボキシル基または
1−ヒドロキシエチル基である)で示されるヒドロキシ
ベンゾフラン誘導体(財)とエピクロルヒドリンとを要
すれば適宜の触媒(たとえば塩酸ピペリジン、ピペリジ
ン、三弗化硼素など)の存在下に加熱還流することによ
りえられる。
Xがカルボキシル基のばあいは、一般式(財)において
Xlが低級アルコキシカルボニル基である一般式■: (式中、R1は低級アルキル基である)で示されるヒド
ロキシベンゾフラン誘導体とエピクロルヒドリンよりえ
られる2位が低級アルコキシカルボニル基で置換された
2、3−エポキシプロポキシベンゾフラン誘導体を、適
当な低級アルコール、たとえばメタノール、エタノール
などと水を溶媒として用い、等モル量〜1.3倍モル量
の無機塩基たとえば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムなどを用いて通常−10℃ないし10℃、2〜30分
閤から5時間加水分解することによりえられる。
(第2方法) OH (I> (式中、XおよびRは前記と同じ) 水沫は、3−クロロ −2−ヒドロキシ−プロポキシベ
ンゾフラン誘導体側とトフェニルビベラジン誘導体Iま
たはその塩とを縮合させることを特徴とする目的化合物
+11の製造法である。
前記反応は通常有機溶媒中で化合物(至)に対し、等モ
ル量ないし1.5倍モル量の化合物Iを作用させること
により行なわれる。前記反応において化合物Iを酸付加
塩の形で使用するばあいは、等モル量ない・し1.5倍
モル量の塩基、たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、トリメチルアミ
ン、トリエチルアミンなどを反応系に加える。反応手段
そのものについては、たとえば封管中で任意の有機溶媒
を用いて化合物欄と化合物lを加熱反応させるか、また
は任意の有機溶媒を用いて加熱環流するなどの反応手段
が採用される。用いる有機溶媒としては、たとえばエタ
ノール、n−プロパツール、イソプロパツール、ブタノ
ール、5ec−ブタノール、アセトニトリル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジメチル
ホルムアミドなどが用いられる。
また反応温度および反応時間はとくに制限されず、通常
50〜150℃程度の温度で30分〜15時間程度反応
させればよい。
前記反応において、目的化合物(1)は塩酸塩の形で生
成する。この塩はそのまま単離してもよく、あるいは水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどで処理して遊離塩
基の形で単離してもよい。
目的化合物(I)の単離、精製は通常の処理手段、たと
えば溶媒による抽出、クロマトグラフィーによる分離、
結晶化などによって行なえばよい。
前記反応において出発原料として用いられる3−クロロ
 −2−ヒドロキシ−プロポキシベンゾフラン誘導体N
はXがカルバモイル基、シアノ基、低級アルコキシ基ま
たはカルボキシル基であるばあいには、文献未記載の新
規化合物である(Xがアセチル基のばあい:特公昭第5
0−20062号明細書を参照;Xが1−ヒドロキシエ
チル基のばあい:特開昭第52−89665号明細書を
参照)。
新規な3−クロロ−2−ヒドロキシ−プロポキシベンゾ
フラン誘導体動はXがカルボキシル基のばあいを除いて
前記第1方法でえられた2、3−エポキシプロポキシベ
ンゾフラン誘導体(1)のクロロホルム溶液を濃塩酸と
室温で50〜1時間振とうすることによりえられる。
Xがカルボキシル基のばあいは、一般式曝でXが低級ア
ルコキシカルボニル基である一般式(): (式中、R1は前記と同じ)で示される3−クロロ −
2−ヒドロキシ−プロポキシベンゾフラン誘導体を適当
な低級アルコール、たとえばメタノール、エタノールな
どと水を溶媒として用い、等モル量ないし10倍モル量
の無機塩基を用い、通常20℃ないし80℃で30分間
ないし3時間加水分解することによりえられる。
(第3方法) OH (V) (W) (式中、Rは前記と同じ) 水沫は、2−アセチルベンゾフラン誘導体Mまたはその
塩を通常の還元剤を用いて還元することを特徴とする目
的化合物■の製造法である。
前記反応は通常有機溶媒中で化合物Mに対し任意の還元
剤を等モル量ないし5倍モル量作用させることにより行
なわれる。
用いる溶媒としては、たとえばメタノール、エタノール
、ジオキサン、テトラヒドロフランなどがあげられ、ま
た用いる還元剤としては、たとえば水素化ホウ素ナトリ
ウム、水素化アルミニウムリチウム、ジボランなどがあ
げられる。
反応温度および反応時間はとくに制限されず、通常−1
0〜50℃程度の温度で15分〜5時間程度反応させれ
ばよい。
目的化合物(資)の単離、精製は通常の処理手段、たと
えば溶媒による抽出、クロマトグラフィーによる分離、
結晶化などによって行なえばよい。
(第4方法) 1i (式中、RおよびR1は前記と同じ) 水沫は、2−アルコキシカルボニルベンゾフラン誘導体
■またはその塩を加水分解することを特徴とする目的化
合物■の製造方法である。
前記反応は、通常水あるいは有機溶媒中で化合物■を酸
あるいはアルカリで処理することにより行なわれる。
用いる溶媒としては、たとえば水、メタノール、エタノ
ール、インプロパノール、プロパツール、ジオキサン、
テトラヒドロフランなどがあげられ、用いる酸としては
たとえば塩酸、硫酸、硝酸などがあげられ、また用いる
アルカリとしてはたとえば水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウムなどがあげ
られる。
反応温度および反応時間はとくに制限されず、通常20
〜100℃程度の温度で15分〜5時間程度反応させれ
ばよい。
目的化合物(1)の単離、精製は通常の処理手段、たと
えば溶媒による抽出、クロマトグラフィーによる分離、
結晶化などによって行なえばよい。
酸を用いて加水分解を行なったばあいはそのまま用いた
酸の塩として目的化合物を単離すればよく、アルカリを
用いて加水分解を行なったばあいは、−たん中和して目
的物を遊離塩基としたのち、適当な鉱酸あるいは有機酸
の塩として目的物を単離する。
[発明の効果] 本発明の化合物(I)はすぐれたα遮断作用(試験例(
1)を参照)および1拮抗作用(試験例(12)を参照
)を有しており、哺乳動物において心拍数の増加を伴な
わない、すなわち降圧時に頻脈を生じにくいすぐれた抗
^血圧活性(試験例(3)を参照)と冠面isの増大(
試験例(4)を参照)とを発現せしめる。したがって、
本発明の化合物(1)は副作用の少ないすぐれた血圧降
下剤として使用できる。
さらに本発明の化合物(1)は狭心症の冶療用、末梢循
環改善剤、脳循環改善剤としても有効である。
[発明の産業上の利用可能性] 本発明の化合物(I)を臨床に用いる際は、遊離塩基と
してまたは前記の医薬として許容しうる酸との付加塩と
して、通常静注または経口投与される。投与量は成人に
対して静注のばあいには0.1〜50q/1回を1日数
回に分けて、経口のばあいには10〜200η/1回を
1日1〜3回にわけて行なうのが適当である。
つぎに本発明を参考例、実施例および試験例をあげて説
明するが、本発明はもとよりこれらのみに限定されるも
のではない。
参考例および実施例中の生成物の物理化学的性質を示す
記号のうちmpは融点、Analは元素分析値、IRは
赤外線吸収スペクトル、NHRは核磁気共鳴スペクトル
、MSは質量スペクトルをそれぞれ意味する。結晶型の
後に記す溶媒は再結晶溶媒を示す。
(参考例1) (2−カルバモイル−7−(2,3エボキシプロボキシ
)ベンゾフランの製造〕 2−カルバモイル−7−ヒドロキシベンゾフラン17.
79をエピクロルヒドリン200m1に加熱溶解し、塩
酸ピペリジン0.5gを加えたのち、3時間還流攪拌し
た。ついで減圧下にエピクロルヒドリンを留去し、残漬
にメタノール501を加えて成績体を洗浄濾取した。
収量:23(](定量的) mp: 19g〜200℃、無結晶性粉末(エタノール
) Anal : 012 Hll NOs として実測値
(%) : 061,76 H4,81N 5.88 計算値(%) :C61,80H4,75N 6.01 1 Rv”orrT’: 3450.3150.170
0゜m&X MS m/e : 233(M” )、203.190
.111.161 (参考例2) (2−カルバモイル−6−(2,3−エポキシプロポキ
シ)ベンゾフランの製造〕 2−カルバモイル−6−ヒドロキシベンゾフランを用い
たほかは参考例1と同様に反応を行なった。えられた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル
250g、溶出溶媒:エタノール:クロロホルム−2:
100)にて精製した。
収量:20g(86%) 19: 136〜137℃、無色針状晶(エタノール)
Anal : C+z Hll NO4として実測値(
%) : C61,69、H4,84、N 5.83 計算値(%) : C61,80、l−14,75、N
 6.01 1ReOm−1: 3450.3150.1660M5
 IIl/e : 233(M” )、 203、19
0、 。
171.161 (参考例3) 〔2−カルバモイル−5−(2,3−エポキシプロポキ
シ)ベンゾフランの製造〕 2−カルバモイル−5−ヒドロキシベンゾフランを用い
たほかは参考例2と同様にして目的物をえた。
収量: 19.3o (83%) all): 153〜155℃、無色針状晶(エタノー
ル)Anal : CI2 Hll NO4として実測
値(%) : C61,73、H4,67、N 6.0
5 計算値(%) : C61,80、H4,75、N 6
.01 r Rν需om−1: 3450.3150.1670
M5 m/e : 233(M中 )、 203、19
0.177、161 (参考例4) 〔2−シアノ−7−(2,3−エポキシプロポキシ)ベ
ンゾフランの製造〕 2−シアノ−7−ヒドロキシベンゾフラン15、J+を
エピクロルヒドリン50 IIに加熱溶解し、塩酸ピペ
リジン0.5gを加えてから、2時間加熱還流した。つ
いで減圧下にエピクロルヒドリンを留去し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル250g
、溶出溶媒:ベンゼン:酢酸エチル−95: 5)によ
り精製した。
収量:12.9g (65%) mpニア8〜80℃、無色プリズム品(ベンゼン:ヘキ
サン−5:1) Anal : CI2 Ha NO2として実測値(%
) : C72,14、H4,5g、N 6.85 計算値〈%) : C72,35、H4,55、N 7
.03 工RvKBro!11−1: 2250mllj( MS s/e : 215(M” ) 、185、 1
12、59 (参考例5) (2−シアノ−6−(2,3−エポキシプロポキシ)ベ
ンゾフランの11 2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾフランを用いたほか
は参考例と同様にして目的物をえた。
収量: 13.9o (70%) mp:90〜92℃、無色プリズム晶(ベンゼン:n−
ヘキサン−5:1) Anal : C12Ha NO2として実測値(%)
 : C72,07、H4,63、N 7.14 計算値(%) : C72,35、H4,55、N 7
.03 (R,:Om−コニ 2250 M5 i+/e : 205(M” )、185.17
2、59 (参考例6) 〔2−カルバモイル−7−(3−クロロ−2−ヒドロキ
シプロポキシ)ベンゾフランの製造〕参考例1でえた2
−カルバモイルづ−(2,3−エポキシプロポキシ)ベ
ンゾフラン2.3gをクロロホルム701に懸濁し、濃
塩酸151を加えて室温下に15分間激しく撹拌した。
クロロホルム層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥した
のち、減圧上溶媒を留去した。えられた残渣をシリカゲ
ルクロマトグラフィー(溶出溶媒:2%エタノール−ク
ロロホルム)で精製し、目的物をえた。
収量: 2,2Q (83%) imp: 163〜164℃、無色結晶性粉末(酢酸エ
チル) Anal : Cat Hat (JNO*として実測
値(%’) : C53,21、H4,56、N 4.
98 、Cf13,25 計算値〈%) : C53,43、H4,45、N 5
,19 、CI13.17 ■Rシ需om−1=3100〜3600.1660M5
 m/e : 269(M” )、 271、1901
77.161 (参考例7) 〔2−カルバモイル−6−(3−クロロ−2−ヒドロ。
キシプロポキシ)ベンゾフランの製造】参考例2でえた
2−カルバモイル−6−(2,3−エポキシプロポキシ
)ベンゾフランを用いたほかは参考例6と同様にして目
的物をえた。
収量: 2.Ig (79%) 、p: 109〜i1o℃、無色結晶性粉末(酢酸エチ
ル) Anal : CI2 HI2 CfNO4として実測
値(%) : C33,27、H4,34、N 5,0
8 、Cf13.35 計算値(%) : C53,43、H4,45、N 5
,19 、CI13,17 I Rν”rom−1: 3100〜3600.166
5lLX MS l/+3 : 269(M” )、 271、2
33171.161 (参考例8) (2−カルバモイル−5−(3−クロロ−2−ヒドロキ
シプロポキシ)ベンゾフランの11 参考例3でえた2−カルバモイル−5−(2,3−エポ
キシプロポキシ)ベンゾフランを用いたほかは参考例6
と同様にして目的物をえた。
収量: 2,00 (75%) mp: 136〜138℃、無色結晶性粉末(酢酸エチ
ル) Anal : Cl2H12CfNO4として実測値〈
%) : C54,33、H4,31、N 5,12 
、 Cf13.36 計算値(%) : C54,43、H4,45、N 5
,19 、OH2,17 IRν忠。ニー1:3100〜3600.1680M5
 m/e : 269(M” )、271.117、6
1 (参考例9) (7−(2,3−エポキシプロポキシ)−2−エトキシ
カルボニルベンゾフランの製造〕 2−エトキシカルボニル−7−ヒドロキシベンゾフラン
20.6(lをエピクロルヒドリン2001に加熱溶解
し、塩酸ピペリジン0.5gを加えたのち、5時間還流
撹拌した。ついで減圧下にエピクロルヒドリンを留去し
、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶
媒:n−ヘキサン:塩化メチレン−1:1)で精製して
無色油状の目的物をえた。
収量: 23,6(+ (90%) Anal : Css HHOsとして実測値(%) 
: 064,02 、H5,43計算値(%) : C
64,11、H5,38I R,Ia3rOrn−1:
 1725ax MS m/e : 262(M” ) 、231、 2
20.207.179 (参考例10) (7−(3−クロロ−2−ヒドロキシプロポキシ)−2
−エトキシカルボニルベンゾフランの製造〕参考@9で
えられた7−(2,3−エボキシブ酸2−1を加えて室
温下に15分間激しく攪拌した。
クロロホルム層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥した
のち、減圧下溶媒を留去した。えられた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒二〇−ヘキサン
:塩化メチレン−1:3)で精製して目的物をえた。
収量: 2,1o (70%) mp:95〜97℃、無色針状晶(n−ヘキサン:エー
テル−1:1) Anal : 0HH1s(JOsとして実測値(%)
 : C56,03、l−15,11、Cf11.97 計算値(%) : C56,28、H5,03、Cf1
1.89 I Rν:am−1: 3400.1720M5 ei
/e : 30G 、298 (M 中 ) 、219
.205.190.178.149 (参考例11) 〔2−カルボキシづ−(2,3−エポキシプロポキシベ
ンゾフランの1造) 参考例9でえた7−(2,3−エポキシプロポキシ)−
2−エトキシカルボニルベンゾフラン2.617 (0
,01モル)をエタノール101に溶解し、水冷攪拌下
に水酸化カリウム0.9g(0,012モル)のエタノ
ール溶液5−1を滴下した。そのまま3時間攪拌したの
も2NHC−にて反応液を中和して反応を終了した。減
圧下に溶媒を留去し、えられた残渣をクロロホルム30
1で抽出した。クロロホルム層を水洗し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥したのち、減圧下クロロホルムを留去し、結
晶性の残渣をえた。これをエーテル−〇−ヘキサン(4
: 1 )の混合溶媒より再結晶して目的物をえた。。
収量: 1.8a (77%) mp: 117〜119℃、無色結晶性粉末Anal 
: 012 HID Osとして実測値(%) : C
61,42、H4,37計算値(%) : C61,5
4、H4,30■R&I盈am−1: 3250〜36
00.2400〜2750.1710M5 s/e :
 234(M” )、202.190、7B (参考例12) 〔2−カルボキシ−7−(3−クロロ−2−ヒドロキシ
プロポキシ)ベンゾフランの製造〕参考例10でえられ
た7−(3−クロロ−2−ヒドロキシプロポキシ)−2
−エトキシ力ルポニルベンゾフラン3gを10%エタノ
ール性水酸化ナトリウム10−1に溶解し、50℃にて
30分間反応させた。10%塩酸で中和し、減圧下に溶
媒を留去し、えられた残渣をクロロホルム301で抽出
した。クロロホルム溶液を水洗し、硫酸マグネシウムで
乾燥したのち、減圧下にクロロホルムを留去した。えら
れた固形物をベンゼン−エーテル(4:1)で再結晶し
て目的物をえた。
収量: 2.5Q (91%) sp: 102〜103℃ Anal : CI2811 ClOsとして実測値(
%) : C53,01、H4,19、C第13,26 計算値(%) : 053.23 、H4,07、Cf
13,12 I Ry”’am−1: 3250〜36(10,24
00〜2750.1700Lt MS m/e : 272、 270(M”) 、23
5、59 ラジニル)−2−ヒドロキシプロポキシ)ベンゾフラン
およびその塩の興造〕 2−アセチルづ−(2,3−エポキシプロポキシ)ベン
ゾフラン1.2111 (0,005モル)をジオキサ
ン51に溶解し、ついで1−フェニルピペラジン0.9
o (0,0055モル)を加え、1.5時間加熱還流
した。反応後減圧下に溶媒を留去し、残渣をエーテルと
石油エーテルにより結晶化させた。
収量l: 1,9o (94%) ipニア9〜81℃、(無色結晶性粉末)Anal :
 C23H2S N204として実測値(%) : C
69,89、H6,75、N 7.32 計算値(%) : 070,03 、H6,64、N 
7.10 I R11零〇m−1: 31(10〜3600.16
8ONMRδ(CDCfs ) : 2.48〜2.9
0(5H,gi ) 2.53 (31−1,s ) 
2.95 〜3.17 (5H,m ) 、4.10 
(3H,br、s) 、6.51 〜7.12 (8H
,膳 ) 、 7.19< IH,S ) MS m/e : 3θ4(M中 )、 175、16
1、32 かくしてえられた遊離塩基1.70をエタノール101
に加熱溶解し、熱時等容量の濃塩酸を加えた。ついで減
圧下エタノールを留去し、えられた残香をエタノールと
少量のエーテルから結晶化させた。
収1: 1,4Q (70%) mp: 178〜180℃(無色結晶性粉末)I R、
零om−1,32561,2300〜2750.168
0M5 vh/e : 394(M” )、175.1
61.132.120 (実施例2a) (第1方法による2−アセチル−7−(2−ヒドロキシ
−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル)
プロポキシ)ベンゾフランおよび子の慣の1lti) 原料として2−アセチル−7−(2,3−エポキシプロ
ポキシ)ベンゾフラン1.2111 (0,005モル
)と1−(2−メトキシフェニル)ピペラジン1.1(
1(0,0055モル)を用いたほかは実施例1と同様
に反応を行なった。えられた濃縮残渣を酢酸エチルによ
り結晶化させた。
収1: 1.90 (91%) Rip: 117〜119℃、(無色結晶性粉末)An
al : C24Hzs Nz Osとして実測値(%
) : C67,65、l(6,82、N 6,54 計算値(%) : 067.90 、H6,65、N 
6.60 I R”需Q”t: D 50.168GNMRδ(C
DCf、 ) : 2.50〜2.84(6H,m )
 2.53 (3H,s ) 2.85〜 3.10 
(4H,簡 ) 、 3.10 〜 3.54(IH,
br、s)、3.74 < 38. s )、4.12
 (3H,br、s) 6.54〜7.10(γH1l
)−7−18/IJ4−*)MS m/e : 424
(M” ) 、 231、205.190、176、1
61 かくしてえられた遊離塩基1.9gをエタノール20−
1に加熱溶解し、熱時等量の濃塩酸を加えたのち冷却し
て塩酸塩をえた。
収量:1.8Ω (82%) mp: 215〜218℃、(無色結晶性粉末)IRν
1cBrcm−1=3150〜3600.2100〜2
800.1670m&X MS m/e : 424(M” ) 、 205、1
90.176.161.149 (実施例2b) 〔第2方法による2−アセチル−7−(2−ヒドロキシ
−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル)
プロポキシ)ベンゾフランの製造〕 2−アセチル−1−(3−クロロ−2−ヒドロキシプロ
ポキシ)ベンゾフラン1.3g(0,005モル)と1
−(2−メトキシフェニル)ピペラジン1.tg (0
,0055モル)をジオキサン10−1に溶解し、6時
間加熱還流した。反応後、2N水酸化ナトリウム水溶液
を加えて目的物を遊離塩基としたのち、クロロホルムで
抽出した。硫酸マグネシウムにて乾燥し、減圧上溶媒を
留去してえられた残渣を酢酸エチルにより結晶化させた
。収率: 1.5111 (73%)物理化学的性質は
実施例2aと同じであった。
(実施例3) (第1方法による2−アセチル−7−(2−ヒドロキシ
−3−(4−(4−メトキシフェニル)ピペラジニル)
プロポキシ)ベンゾフランおよびその塩の1造〕 2−アセチル−7−(2,3−エポキシプロポキシ)ベ
ンゾフラン1,2Q (0,005モル)をエタノール
31中に加え、ついで1−(4−メトキシフェニル)ピ
ペラジン塩酸塩1.3g (0,0055モル)、トリ
エチルアミン0.5h (0,0055モル1およびエ
タノール21の懸濁混合物を加え、1.5時間加熱還流
した。反発後減圧下に溶媒を留去し、残漬に酢酸エチル
を加えて結晶化させた。
収量: 1,2(1(57%) ip: 117〜119℃(淡黄色結晶性粉末)Ana
l : C24N28 N20sとして実測値(%) 
: C87,71、H6,73、N 6.66 計算値(%) : C67JO、H6,65、N 6.
60 I RII=、On−]: 3100〜3600.16
75NMRδ(CD(Js ): 2.47〜2.85
(681m > 2.52 (381s ) 2.87
〜3.07 (4H,ra )、3.62 (3H,、
)、4.10 (3H1br、s)、6.50〜7.0
6(IHlm)、7.19 (IH%& >MS s/
e : 424(M” ) 、 205、176、61 かくしてえられた遊離塩基o、sgをエタノール101
1に加熱溶解し、熱時等量の濃塩酸を加えたのち、冷却
して塩酸塩をえた。
収量: o、9g ((10%) lp: 173〜175℃、(淡黄色結晶性粉末)1 
Rν需cm−1:3250.2150〜2800.16
80M5 s/e H424(M” ) 、 205、
116、61 (実施例4a) 〔第1方法による2−アセチル−6−(2−ヒドロキシ
−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル)
プロポキシ)ベンゾフランおよびその塩の製造〕 原料として2−アセチル−8−(2,3−エポキシプロ
ポキシ)ベンゾフラン1.29 (0,005モル)と
1−(2−メトキシフェニル)ピペラジン1.19 (
0,0055モル)を用いたほかは実施例1と同様に反
応を行なった。えられた濃縮残渣を酢酸エチルにより結
晶化させた。
収量: 1.8o (86%) mp: 114〜116℃(淡黄色結晶性粉末)Ana
l : C24Hae Nz Osとして実測値(%)
 : C67,78、H6,74、N 6.85 計算値(%) : C67,90、H6,65、N 6
.60 I Rν零cm 1 : 3500.3150.167
5NMRδ (CDC#s ): 2,47〜2.85
(6H,l) 、2.49 (3H,s ) 、2.9
0〜3.17 (4H,l ) 、 3.45(iH,
br、s )、 3.72 (3H,s ) 、3.8
4〜4.13 (3H,l ) 、 6.59〜6.7
5 (4H11m ) 6.78〜6.94 (2@。
鵬 ) 、 7.14 (IHS s ) 、 7.1
8(IH。
d 1 J−8H2) MS m/e : 424(M” ) 、 205、1
90.176、 161 かくしてえられた遊離塩基1.7gをエタノール201
に加熱溶解し、熱時等量の濃塩酸を加えたのち冷却して
塩酸塩をえた。
収量: 1.6g(78%) sp: 122〜125℃(淡黄色結晶性粉末)IRν
盟品C「]:3150〜3600.2350〜2800
、675 MS m/e : 424(M十 ) 、 205、1
90.176、 161 (実施例4tl) 〔第2方法による2−アセチル−6−(2−ヒドロキシ
−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル〕
プロポキシ)ベンゾフランの製造〕 原料として2−アセチル−6−(3−クロロ−2−ヒド
ロキシプロポキシ)ベンゾフラン1.30 (0,00
5モル)と1−(2−メトキシフェニル)ピペラジン1
.IIJ (0,0055モル)を用いたほかは実施例
2bと同様に反応を行なった。えられた濃縮残渣を酢酸
エチルにより結晶化させた。収511.59 (70%
)物理化学的性質は実施例4aと同じであった。
(実施例5a) (第1方法による2−アセチル−5−(2−ヒドロキシ
−3−〔4−メトキシフェニル)ピペラジニル〕プロポ
キシ)ベンゾフランの製造)原料として2−アセチル−
5−(2,3−エポキシプロポキシ)ベンゾフラン1.
20 (0,005モル)と1−(2−メトキシフェニ
ル)ピペラジン1.ill (0,0055モル)を用
いたほかは実施例1と同様に反応を行なった。えられた
濃縮残漬を酢酸エチルにより結晶化させた。
収量: 2Q (94%) mp: 138〜140℃(無色結晶性粉末)Anal
 : C241−128N2 O5として実測値(%)
 : C67,74、H6,69、N 6,51 計算値(%) : C67,90、H6,65、N 6
.60 ■Rシ魯Cm−1:3450.168ONMRδ(CD
C#s ) : 2.42〜2.816.59〜6.8
7 、(6)1. l ) 7.15 (1]」、S)
、7.26 (IHSd SJ−8Hz )MS gi
/e : 424(M” ) 、205、 19011
76.161 かくしてえられた遊離塩基1.9gをエタノール20−
1に加熱溶解し、熱時等量の濃塩酸を加えたのち冷却し
て塩酸塩をえた。
収量: 1.8(1(82%) 鵬p: 184〜186℃(無色結晶性粉末)l Rν
需0m−1: 3200〜3600.2150〜280
G、665 MS ■/θ: 424(M” )、205.191、
50 (実施例5b) 〔第2方法による2−アセチル−5−(2−ヒドロキシ
−3−(4−メトキシフェニル)ピペラジニル〕プロポ
キシ)ベンゾフランの製造〕原料として2−アセチル−
5−(3−り0ロー2−ヒドロキシプロポキシ)ベンゾ
フラン1.30 (0,005モル)と1−〈2−メト
キシフェニル)ピペラジン1.11) (0,0055
モル)を用いたほかは実施例2bと同様に反応を行なっ
た。えられた濃縮残漬を酢酸エチルにより結晶化させた
。収量: 1,59 (70%)物理化学的性質は実施
例5aと同じであった。
(実施例6a) (第1方法による2−アセチル−7−(2−ヒドロキシ
−3−(4−(2−メチルフェニル)ピペラジニル〕プ
ロポキシ)ベンゾフランの製造〕 原料として2−アセチル−7−(2,3−■ボキシブロ
ボキシ)ベンゾフラン1.2(+ (0,005モル)
と1−(2−メチルフェニル)ピペラジン塩酸塩1,2
a (0,0055モル)を用いたほかは実施例3と同
様に反応を行なった。えられた濃縮残渣を酢酸エチルと
石油エーテルにより結晶化させた。
収量: 1,211 (58%〉 mp : 89〜91℃(淡黄色結晶性粉末)Anal
 : 024 N28 N204 として実測値(%)
 : C70,32、H6,98、N 6,69 計算値(%) : 070,56 、H6J1、N 6
,86 T Rν肥cm−1: 3100〜3600.168O
NMRδ (CDCIa ) : 2.24 (3H,
S )2.49〜2.80 (6H% m) 、 2.
54(3H,s) 、2.81〜2.94 (4H,−
)2.96 〜3.42 (I H,br、s) 、 
4.13(3HSbr、s) 、 6.71 〜7.0
3(7H。
■ )、 7.22 (IHl B )MS l/+1
1 : 408(M” ’) 、268、 219.1
89、 176、 161 かくしてえられた遊離塩基1.1gをエタノール101
に加熱溶解し、熱時等量の濃塩酸を加えたのち減圧下に
溶媒を留去した。えられた残渣をエタノールとエーテル
により結晶化させた。
収量: 1.O5Q (81%) all: 159〜161℃、(淡黄色結晶性粉末)■
Rν”rom−1: 3200〜36001.2200
〜2800、ax 680 MS m/e : 408(M” ) 、189、 1
76、61 (実施例6b) (第2方法による2−アセチル−7−(2−ヒドロキシ
−3−(4−(2−メチルフェニル)ピペラジニル〕プ
ロポキシ)ベンゾフランの製造〕 原料として2−アセチル−7−(3−クロロ−2−ヒド
ロキシプロポキシ)ベンゾフラン1.3g(0,005
モル)と1−(2−メチルフェニル)ピペラジン1.0
!II (0,0055モル)を用いたほかは実施例2
bと同様に反応を行なった。えられた濃縮残渣を酢酸エ
チルと石油エーテルにより結晶化させた。収量: 、1
.30 (65%)物理化学的性質は実施例6aと同じ
であった。
(実施例7) 〔第1方法による2−7セチルー7−(3−(4−く3
−クロロフェニル)ピペラジニル) −2−ヒドロキシ
プロポキシ)ベンゾフランおよびその塩の製造) 原料として2−アセチル−7−(2,3−エポキシプロ
ポキシ)ベンゾフラン1.20 (0,005モ1ル)
と1−(3−クロロフェニル)ピペラジン塩酸塩1.4
Q (0,0055モル)を用いたほかは実施例3と同
様に反応を行なった。えられた濃縮残渣を酢酸エチルと
石油エーテルにより結晶化させた。
収ii: 1.1!I+ (52%) mp: 104〜106℃(淡黄色結晶性粉末)Ana
l : C23N25 ClNz O4として実測値(
%) : C64,08、H5,81、CI 8.54
 、N 6.37 計算値(%’) : C64,40、H5,8g、CI
 8,27 、N 6.53 r RecmlH3100〜380G、 168ONM
Rδ(CD(Ja ): 2.42〜2.85(81−
1、l)、2.52 (3H,s )、2.98〜3.
22 (4日1@ )、4.11(3H,br、 6 
)、6.45〜6.66 (3HlII > 6.70
 〜 7.04 (41−111) 、 7.20(1
1−1,s) MS m/e : 428(M” )、430. 20
9.211.176.161 かくしてえられた遊離塩基1Qをエタノール101に加
熱溶解し、熱時等量の濃塩酸を加えたのち減圧上溶媒を
留去した。えられた残渣をエタノールとエーテルにより
結晶化させた。
収量: 1(1(85%) sp: 203〜205℃(淡黄色結晶性粉末)IRν
需0m−1:3300.2300〜2800.1680
M5 l/e : 428(M” )、430.209
.211.176.161 (実施例8a) 〔第1方法による2−カルバモイル−7−(2−ヒドロ
キシ−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニ
ル)プロポキシ)ベンゾフランの製造〕 2−カルバモイル−7−(2,3−エポキシプロポキシ
)ベンゾフラン1.20 (0,005モル)をエタノ
ール151に懸濁し、ついで1−(2−メトキシフェニ
ル)ピペラジン1.1g(0,0055モル)を加え、
2時間加熱還流しな。
反応後減圧下に溶媒を留去し、えられた残渣をクロロホ
ルムと石油エーテルにより結晶化させた。
収量:1.θg(91%) sp: 166〜168℃(無色結晶性粉末)Anal
 : C23H4F Ns Osとして実測値(%) 
: C64,73、H6,58、N 9.77 計算値(%) : C64,92、H6,40、N 9
.88 I RνKB” : 3050〜3600.1665a
xCm NMRδ<CDCIg ) : 2.46〜2.84(
6H,I )、2.84〜3.10 (4H,I )3
.71 (3H,8)、4.09 (3H,br、s 
) 6.59 〜 8.82(5H,鴎 ) 、 6.
88〜7.00 (2H,m ) 7.20 (IH,
s )MS m/e : 425(M” )、407.
205.190.177.161 (実施例8b) (第2方法による2−カルバモイル−7−(2−ヒドロ
キシ−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニ
ル)プロポキシ)ベンゾフランの製造〕 2−カルバモイル−7−(3−クロロ−2−ヒドロキシ
プロポキシ)ベンゾフラン1.3g(0,005モル)
と1−(2−メトキシフェニル)ピペラジン1.111
1 (0,0055モル)をジオキサン101とエタノ
ール10−1の混合溶媒に溶解し、7時間加熱還流した
。反応後、2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて目的物
を遊離塩基としたのち、クロロホルムで抽出した。硫酸
マグネシウムにて乾燥し、減圧上溶媒を留去してえられ
る残渣をクロロホルムと石油エーテルにより結晶化させ
た。収量: 1.6a (75%〉物理化学的性質は実
施例8aと同じであった。
(実施例9) (第1方法による2−カルバモイル−7−(2−ヒドロ
キシ−3−(4−(4−メトキシフェニル)ピペラジニ
ル)プロポキシ)ベンゾフランの製造〕 2−カルバモイル−7−(2,3−エポキシプロポキシ
)ベンゾフラン1.2G (0,005モル)をエタノ
ール151にとり、ついで1−(4−メトキシフェニル
)ピペラジン塩酸塩1.3g(0,0055モル)、ト
リエチルアミン0.56+It(0,0055モル)お
よびエタノール5−1の懸濁物を加えて2時間加熱還流
した。反応後減圧下に溶媒を留去し、えられた残渣を酢
酸エチルで抽出し、水洗して硫酸マグネシウムにて乾燥
した。減圧上溶媒を留去しえられた残渣をクロロホルム
と石油エーテルから結晶化させた。
収量: 1,4o (67%) gip: 181〜183℃(無色結晶性粉末)Ana
l : C23H4F N30sとして実測値(%) 
: C64,69、)l 6.60 。
N 10.05 計算値(%) : C64,92、H6,40、No、
88 I Rシ:am1: 3G50〜3600.1655N
MRδ(CDCIg ) : 2.45〜2.83(6
H、■ ) 、 2.87 〜 3.05 (4H,−
)3.70 (3H,s )、4.05 (3H,br
、S ) 、 5.80〜8.00 (br、s) 、
 6.52〜6.71 (5H,輸 )、 6.85〜
6.95<28. II ) 、 7.15 (IH,
S )MS i/e : 425(M” ) 、 40
7、205.190、177、161 (実施例10a) (第1方法による2−カルバモイル−6−(2−ヒドロ
キシ−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニ
ル)プロポキシ)ベンゾフランの製造〕 2−カルバモイル−6−(2,3−エポキシプロポキシ
)ベンゾフラン1.2g(0,005モル)と1−(2
−メトキシフェニル)ピペラジン1.1g ((1,0
055モル)を用いたほかは実施例8aと同様にして目
的物をえた。
帽1: 2.0(] (993% 個ρ:152〜154℃(無色結晶性粉末〉Anal 
: C23H27Ns Osとして実測値(%) : 
C64,73、l−16,55、N 9.74 計算値(%) : C64,92、H6,40。
N 9.sg I RLI邦am−1−: 340013200.16
55NMRδ <CDCIg ): 2,55 〜3.
10(IOH1鴎 ) 、3.75 (3H,S ) 
3.86〜419 (3)−1,I ) 、 6.70
 (br、s) 、6.60〜 B、87 (6H,I
m ’) 、 7.20(l(−1,8) 、 7.2
9 < I H,d 、J−882) MS gi/e : 425(M” ) 、407、 
205.190、 177、181、150 (実施例10b) 〔第2方法による2−カルバモイル−612−ヒドロキ
シ−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル
〕プOボキシ)ベンゾフランの製造) 2−カルバモイル−6−(3−クロロ−2〜ヒドロキシ
プロポキシ)ベンゾフラン1.3g(0,005モル)
と1−(2−メトキシフェニル)とペラジン1.IQ 
(0,0055モル)を用いたほかは実施例8bと同様
にして目的物をえた。収量: 1.5Q (70%) 物理化学的性質は実施例10aと同じであった。
(実施例11a) (第1方法による2−カルバモイル−5−(2−ヒドロ
キシ−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニ
ル)プロポキシ)ベンゾフランの製造〕 2−カルバモイル−5−(2,3−エポキシプロポキシ
)ベンゾフラン1,2a (0,005モル)と1−(
2−メトキシフェニル)ピペラジン1.1111 (0
,(1055モル)を用いたほかは実施例8aと同様に
して目的物をえた。
収It: 1,9o (89%) *p: 189〜191℃(無色結晶性粉末)Anal
 : 023 H27Nt Osとして実測値(%) 
: C(34,76、H6,58、N 9.94 計篩値(%) : C64,92、H6゜40、N 9
.11g ■R5cm−1: 3400.3200.166GNM
Rδ(CDCfa ) : 2.50〜3.12(IO
81ml 、 3.75 (3H,8”)、3.86 
〜 4.17 (3H11) 、 5.75 〜6.5
0 (br、 s )、 6.65〜6.96 (6H
霞)、 7.21 (IH,8)、 7.17(IH。
d 、J−8H2) MS s/e : 425(M” )、 218、23
3.220、205、191、177、162、50 (実施例11b) (第2方法による2−カルバモイル−5−(2−ヒドロ
キシ−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニ
ル)プロポキシ)ベンゾフランの製造〕 2−カルバモイル−5−(3−り0ロー2−ヒドロキシ
ブOボキシ)ベンゾフラン1.31+(0,005モル
)と1−(2−メトキシフェニル)ピペラジン1.IQ
 (0,0055モル)を用いたほかは実施例8bと同
様にして目的物をえた。収II:1.517 (70%
) 物理化学的性質は実施例11aと同じであった。
(実施例12) (第1方法による2−カルバモイル−7−(,2−ヒド
ロキシ−3−(4−(2−メ チルフェニル)ピペラジ
ニル)プロポキシ)ベンゾフランの製造) 2−カルバイモルー7−(2,3−エポキシプロポキシ
)ベンゾフラン1.2g< (1,005モル)と1−
(2−メチルフェニル)ピペラジン塩酸塩1.2(+ 
(0,0055モル)を用いたほかは実施例9と同様に
反応を行なった。えられた濃縮残渣を酢酸エチルと石油
エーテルにより結晶化させた。
収1: 1.211 (60%) mp:94〜97℃(無色結晶性粉末)Anal : 
C23N27 Ns Onとして実測値〈%) : C
67,51、H6,72、N 10.04 計算値(%) : 067.46 、H6,85、N 
10.26 T Rν1cBrom−1: 3050〜3600.1
665lLX NMRδ (CDCIs ) : 2.15 (3HX
s )2.40〜2.85 (101−1,m)、 3
.92〜4.23 (3H,I )、 5.80〜6.
30 (br。
S)、 6.55〜6.98 (7H,II )、7.
14 (IH,S ) MS −/e : 409(M” ) 、390. 2
69.233、220、203、190. 187、6
1 (実施例13) 〔第1方法による2−カルバモイル−6−(2−ヒドロ
キシ−3−(4−(2−メチルフェニル)ピペラジニル
)プロポキシ)ベンゾフランの製造〕 2−カルバモイル−6−(2,3−エポキシプロポキシ
)ベンゾフラン1.2(1(0,005モル)と1−(
2−メチルフェニル)ピペラジン塩酸塩1.10 (0
,0055モル)を用いたほかは実施例9と同様にして
反応を行なった。えられた残渣を酢酸エチルとエーテル
から結晶化させた。
収量: 1.4o (68%) ip:86〜87℃(無色結晶性粉末)Anal : 
Cz3 N27 N304 (!:して実測値(%) 
: C87,2B 、H6,81、N 10.13 割算値(%) : C67,46、H6,65、N 1
0.26 I Rシ=am−1:3a 5o、3150.166O
NMRδ(CD(J3 ) :、 2.24 (3H,
8)、2.45〜3.00 (9H,I )、3.64
〜3.74 (IH,l )、3.91〜4.25(3
H,+a)、6.25 (br、 s )、6.65〜
7.05 (6H,Im >、7.21 (IH,S 
)7.29 (I HSd 、 J−8Hz )MS 
m/e : 409(M” )、269.233.18
9.177.161 〈実施例14) 〔第1方法による2−カルバモイル−7−(3−(4−
(3−クロロフェニル)ピペラジニル−2〜ヒドロキシ
プロポキシ)ベンゾフランC製造〕 2−カルバモイル−7−<2.3−エポキシプロポキシ
)ベンゾフラン1.20 (0,005モル)と1−(
3−クロロフェニル)ピペラジン塩酸塩1.40 (0
,0055モル)を用いたほかは実施例9と同様にして
反応を行なった。反応液を濃縮してえられた結晶を水洗
、乾燥して酢酸エチルより再結晶した。
収It: 1.io (52%) gip: 141〜144℃(無色結晶性粉末)A、n
al : C22H24C#N204として実測値(%
) : C61,22、H5,64、N 9.57 、
CI 8.46 計算値(%) : C81,47、H5,59、N 9
,78 、CI 8.27 ■Rν魯otm’ : 3050〜3600.166゜
NMRδ(CDCIs ) : 2,35〜2.80(
61−ISl )、 2.82〜3.07 (4H,m
)3.95〜4.05 (3t−(1m ) 、 6.
38〜6.97 (7HS I ) 、 7.13 (
1)−1,S )MS g+/e : 429(M” 
) 、 269、233.220、209、 190、
 117、161(実施例15) 〔第1方法による2−シアノ−7−(2〜ヒドロキシ−
3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル)プ
ロポキシ)ベンゾフランおよびその塩の製造〕 2−シアノづ−(2,3−エポキシプロポキシベンゾフ
ラン1.10 (0,005モル〉と1−(2−メトキ
シフェニル)ピペラジン1.1g(0,0055モル)
を用いたほかは実施例1と同様に反応を行なった。えら
れた残渣を酢酸エチルと石油エーテルにより結晶化させ
た。
収量: 1.3o (65%) 輪p: 109〜111℃(無色結晶性粉末)Anal
 : C28N25 N 304 として実測値(%)
 : 067.65 、H6,27、N10.18 計算値(%) : C67,79、H6,1B、N 1
0.31 1 Ru’:Qm”−’: 3050〜36(1(1,
2250゜NMRδ (CDC#s ): 2,50〜
3.10(IOH,Im ) 、 3.15 (br、
s ) 、 3.12(3)1.S) 、 4.09 
(3H,br、s ) 、6.58〜6.91 (5t
−1,m ) 、 6.94〜7.05 (2H,l 
) 、 7.15 (IH,S )MS −/e : 
407(M” ) 、205、 190、59 かくしてえられた遊離塩11oをエタノール201に加
熱溶解し、熱時等量の濃塩酸を加えたのち、減圧下WI
媒を留去した。えられた残渣を酢酸エチルにより結晶化
させた。
収量: 1.IQ (90%) 1F) :194〜196℃(無色針状晶)l Rdc
m−1: 3100.3200〜3600.2250M
5 i/e : 407(M” )、205.190、
59 (実施例16) 〔第1方法による2−シアノ−6−(2−ヒドロキシ〜
3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル〕プ
ロポキシ)ベンゾフランおよびその 塩の製造) 2−シアノ−6−(2,3−エポキシプロポキシ)ベン
ゾフラン1.1a (0,005モル)と1−〈2−メ
トキシフェニル)ピペラジン1.1Q(0,0055モ
ル)を用いたほかは実施例1と同様に反応を行なった。
えられた残渣をエーテルと石油エーテルにより結晶化さ
せた。
収量: 1.h (88%) sp: 104〜105℃(無色結晶性粉末)Anal
 : C23N25 Ns 04として実測値(%) 
: C67,71、H6,27、N 10.14 計算値(%) : C67,79、H6,18、N 1
0.31 ■R惚om−1:3450.225O NMRδ(CDC#s ) : 2.47〜3.06<
IOH,s) 、3.70 (31−1,8) 、3.
85〜4.18 (3H11) 、 6.57〜6.8
1 (6H,I ) 、 7.06 (IH,S ”)
 、7.21 (1HSd 1J−8Hz ’)MS 
I/e : 407(M” )、 205、179かく
してえられた遊離塩111aをエタノール201に加熱
溶解し、熱時等量の濃塩酸を加えたのち、減圧上溶媒を
留去した。えられた残漬を酢酸エチルと石油エーテルに
より結晶化させた。
収@: 1lll (85%) ■D: 220〜223℃(無色結晶性粉末)I Rν
需am−1: 3150〜3600.2100〜28o
o1240 MS l/e : 407(M” ) 、 205、1
9o159 (実施例17) (第1方法による2−エトキシカルボニル−7−(2−
ヒドロキシ−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペ
ラジニル)プロポキシ)ベンシフランおよびその塩の製
造) 7−(2,3−エポキシプロポキシ)−2−エトキシカ
ルボニルベンゾフラン1.30 (0,005モル)と
1−(2−メトキシフェニル)ピペラジン1.10 (
0,0055モル)を用いたほかは実施例1と同様にし
て反応を行なった。えられた濃縮残渣をエーテル、と石
油エーテルにより結晶化させた。
収量: 2Q (90%) ip:90〜91℃(無色結晶性粉末)Anal : 
C25H2ON206として実測値(%) : C65
,8g 、H6,80、N 6.36 計算値(%) : C66,06、H6,65、N 6
.16 ■Rシ需需用m−1:3450172ONMRδ(CD
CJt ): 1.31 (3H,t、J−7H2)、
2.50〜2.85 (6H,I 、)2、H〜3.1
2 (4H,Ill )、3.60 (br。
S)、4.15 (3H、br、s)、4.31(2H
,q 、J−7Hz )、 6.58〜6.90(5日
 1 鴎 ) 、6.92〜7.06 (2H,l )
7.26 (1H,S ) MS g+/e : 454(M中 )、 205、1
90、かくしてえられた遊離塩基2.4gをエタノール
20−1に加熱溶解し、熱時等量の濃塩酸を加えた。つ
いで減圧下にエタノールを留去し、えられた残渣をエタ
ノールと少量のエーテルから結晶化させた。
収11: 2.1(J (80%) iip: 203〜205℃(無色結晶性粉末)i R
4aNl: 3150〜3600.1725M5 m/
e : 454(M” ) 、409、 205、90 (実施例18a) 〔第4方法による2−カルボキシ−7−(2−ヒドロキ
シ−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル
)プロポキシ)ベンゾフランおよびその塩の製造〕 実施例17でえられた2−エトキシカルボニル−7−(
2−ヒドロキシ−3−(4−(2−メトキシフェニル)
ピペラジニル〕プロポキシ)ベンゾフラン2.3o (
0,0054モル)をエタノール501に溶解し、水酸
化ナトリウム0.5gを加え、2時間加熱還流した。反
応後、水冷下にて等量の濃塩酸で中和し、減圧下溶媒を
留去し粗製の遊離塩基をえた。つぎにエタノール30−
1を加えて遊離塩基を熱時溶解し、不溶物を除いたのち
、該溶液に過剰の濃塩酸を加えて塩酸塩とし、15分後
に減圧下溶媒を留去した。
えられた残渣を2−プロパツールより結晶化させて目的
物の塩酸塩をえた。
収量: 1.8o (85%) sp: 169〜174℃(無色結晶性粉末)I Rv
4om−’ : 3200〜3600.2100〜27
50.1715NMRδ(CD(J8 ): 3.56
〜3.68(3H,m )、3.87 (3H,li 
>、3.92 (6H1br、 S )、4.15〜4
.27(2H,br、 d ) 4.45〜4.65 
(281鴎)、6.78〜7.20 (6H,l )、
7.35(IH,S) 、 7.30〜7.45(IH
,l) MS m/e : 426(M” ) 、 381、2
84.205、190、178、162、150(実施
例18b) (第1方法による2−カルボキシづ−(2−ヒドロキシ
−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル〕
プロポキシ)ベンゾフランおよびその塩の1造〕 2−カルボキシづ−(2,3−エポキシプロポキシ)−
ベンゾフラン2.3o (0,005モル)と1−(2
−メトキシフェニル)ピペラジン1.1g (o、oo
ssモル)を用いたほかは実施例1と同様にして反応を
行なった。反応液を減圧上濃縮してえられる残渣を酢酸
エチルより結晶化させた。
収量: 1.h (88%) apニア8〜80℃(淡黄色結晶性粉末)Anal :
 C23H2S N z Osとして実測値(%) :
 C64,52、H6,24、N 6.71 計算値(%) : C64,77、H6,15、N 6
.57 ■Rv零cm−’ : 3200〜3600.2250
〜2750.1715M5 ta/e : 426(M
” ) 、381、284.205、 190、 17
8 かくしてえられた遊離塩’142.1(Jをエタノール
201に溶解し、熱時等量の濃塩酸を加えた。
ついで減圧下にエタノールを留去し、えられた残渣を2
−プロパツールより結晶化させた。収量:2g(80%
) 物理化学的性質は実施例18aに同じであった。
(実施例19a) 〔第3方法による2−(1−ヒドロキシエチル)−7−
(2−ヒドロキシ−3−(4−(2−メトキシフェニル
)ピペラジニル)プロポキシ)ベンゾフランの製造〕 実施例2でえられた2−アセチル−7−(2−ヒドロキ
シ−3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル
〕プロポキシ)ベンゾフラン4.30 (0,01モル
)をエタノール501に溶解し、水冷下水素化ホウ素ナ
トリウム0.350を徐々に加えた。1時間攪拌したの
ちアセトンを加えて過剰の水素化ホウ素ナトリウムを分
解し、減圧下に溶媒を留去した。残渣を酢酸エチルで抽
出し、水洗塾後マグネシウムで乾燥した。減圧上酢酸エ
チルを留去し、えられた残渣を酢酸エチルにより結晶化
した。
収量: 2.8g(65%) mp: 102〜105℃(無色結晶性粉末)Anal
 : C24H3ON20Sとして実測値(%) : 
C67,43、H7,15、N 6.48 計算値(%) : C67,58、H7,09、N 6
.57 I R1’盟;0m−1: 3100〜3600.24
00〜280ONMRδ(CD Cag ) : 1,
55 (3H,d、J−6f−(z ) 3.13〜s
、so (8H,m )、3.69 (3H,S )、
3.85〜4.23(3H,m) 、 4.50〜4.
75 (2H,m )4.84 (I H,Q 1J−
6H2)、 6.30(1H,S) 、 6.38 〜
 6.95 (7H,l )MSta/θ : 42B
(M” )、 408、205、90 〈実施例19b) (第1方法による2−(1−ヒドロキシエチル)−7−
(2−ヒドロキシ−3−(4−(2−メトキシフェニル
)ピペラジニル)プロポキシ)ベンゾフランの1造〕 7−(2,3−エポキシプロポキシ)−2−(1−ヒド
ロキシエチル)ベンゾフラン1.2g(0,005モル
)と1−(2−メトキシフェニル)ピペラジン1.1g
(0,0055モル)を用いたほかは実施例1と同様に
反応を行なった。えられた濃縮残渣を酢酸エチルより結
晶化させた。収量:1.9o (90%) 物理化学的性質は実施例19aと同じであった。
(実施例20a) 〔第3方法による2−(1−ヒドロキシエチル)−7−
(2−ヒドロキシ−3−(4−(2−メチルフェニル)
ピペラジニル)プロポキシ)ベンゾフランの1造) 実施例6aまたは6bでえられた2−アセチル−7−(
2−ヒドロキシ−3−(4−(2−メチルフェニル)ピ
ペラジニル)プロポキシ)ベンゾフラン4.1(1(0
,01モル)を用いたほかは実施例19aと同様にして
反応を行なった。えられた残渣を酢酸エチルとエーテル
より結晶化させた。
収量: 2,8G (68%) Ip: 129〜130℃、(無色結晶性粉末)Ana
l : C24H3ON 204 として実測値(%)
 : C69,98、H7,52、N 6.56 計算値(%) : C70,22、Hγ、37、N 6
.82 I Rνp、、;am−1: 3100〜3600.2
500〜280ONMRδ(CD C1K ) : 1
.54 (3H,d 。
J−6H2) 、 2.13 (3H,S ) 、2.
18〜3.22 (8H,m ) 、 3.85〜4.
25 (31−1,鴎 ) 、4.51〜4.19(2
H,Im ) 、 4.84 (IH,Q 1 J−6
Hz ) 、 6.31 (IH,s > 、 6.3
9〜6.56 (1H,II ) 、 6.60 〜6
.98(6H1膳 ) MS am/e : 410(M” ) 、 392、
189.174、 146 (実施例20b) 〔第2方法による2−(1−ヒドロキシエチル)−7−
(2−ヒドロキシ−3−(4−(2−メチルフェニル)
ピペラジニル〕プロポキシ)ベンゾフランの製造〕 2−(1−ヒドロキシエチル)−7−(3−クロロ−2
−ヒドロキシプロポキシ)ベンゾフラン1.30 (0
,005モル)と1−(2−メチルフェニル)ピペラジ
ン1.OQ (0,0055モル)を用いたほかは実施
例2bと同様にして反応を行なった。えられた残渣を酢
酸エチルとエーテルより結晶化させた。収量: 1.8
o (88%)物理化学的性質は実施例2aと同じであ
った。
(実施例21) 下記の処方にしたがって1錠1ooiioの錠剤を調整
した。
成 分 10 2−アセチル−7−(2−ヒドロキシ −3−(4−(2−メトキシフェニル)10ピペラジニ
ル〕プロポキシ)ベンゾ フラン塩酸塩 ラクトース 25 コンスターチ 45 結晶セルロース 15 メチルセルロース 3 ステアリン酸カルシウム 2 (実施例22) 下記の処方にしたがって100110の混合成分を5号
カプセルに充填してカプセル剤を調製した。
成 分 1g 2−カルバモイル−7−(2−ヒドロ キシ−3−(4−(2−メトキシフエ 10ニル)ピペ
ラジニル〕プロポキシ) ベンゾフラン ラクトース 45 コーンスターチ 35 結晶セルロース 8 ステアリン酸カルシウム 2 (実施8%23) 下記の処方にしたがって各成分を混合し、スラッグマシ
ンによりコアを作ってから粉砕整粒した。つづいてTc
−5R(フィルムコーティング剤)でマスキングして2
0ないし40メツシユにそろえて5001(+の顆粒剤
を調製した。
成 分 −0 2−アセチル−5−(2−ヒドロキシ −3−(4−(2−メチルフェニル)ピペラジニル〕プ
ロポキシ)ベンゾフラ 10ン塩酸塩 ラクトース 355 リン酸水素カルシウム 80 結晶セルロース 40 ステアリン酸カルシウム 5 Tc−5R10 (実施例24) 下記の処方にしたがって、顆粒剤のばあいと全く同様に
操作し、整粒時にスクリーンを変え50ないし100メ
ツシユにそろえて500mgの細粒剤を講顎した。
成 分 −Ω 2−アセチル−7−(2−ヒドロキシ −3−(4−(2−メチルフェニル)ピペラジニル〕プ
ロポキシ)ベンゾフラ 10ン塩酸塩 ラクトース 365 リン酸水素カルシウム 80 結晶セルロース 30 ステアリン酸カルシウム 5 Tc−5R10 (実施例25) 2−アセチル−7−(2−ヒドロキシ−3−(4−(2
−メトキシフェニル)ピペラジニル〕プロポキシ)ベン
ゾフラン塩酸塩1■を生理食塩水11に溶解し、11 
)17.0に調整して注射剤を1ii製した。
(試験例1) 〔α−アドレナリン遮断作用〕 ウィスター系雄性ラット6週齢より摘出した輸精管標本
を用い、マグヌス法によりノルアドレナリンによる収縮
反応を用量反応曲線としてしてめ、各被験化合物による
拮抗作用をρA2値(アゴニストの用量反応曲線を2倍
だけ高濃度側に平行移動させるのに必要な拮抗薬の用量
の負の対数)で表わした。比較のために、α−アドレナ
リン遮断剤として通常用いられているフェントルアミン
(Phentolaiine ) 、a・β−アドレナ
リン遮断剤として通常用いられているラベタロール(L
 abetalol )についても同様な実験を行なっ
た。結果を第1表に示す。。
(試験例2) (カルシウム拮抗作用) バートリー(Hartly)系雄性モルモット(400
〜aoog )の胸部大動脈から摘出されたら線状の血
管標本を用い、マグヌス法によりカルシウムによる収縮
反応を用量反応曲線としてめ、各被験化合物による拮抗
作用をDAZ値で表わした。比較のためにカルシウム拮
抗剤として通常用いられているジルチアゼム(D 1l
Nazes+)についても同様な実験を行なった。結果
を第1表に示す。
(試験例3) 〔高血圧自然発症ラット(SHR)における降圧作用と
心拍数に対する作用〕 収縮期血圧が170+an H(1以上のSHRを用い
て実験を行なった。血圧は無麻酔下で、理研開発■製の
尾動脈血圧、心拍数記録装置(PS−802)を用いて
測定し、同時に心拍数も測定した。
被験化合物は5重量%アラビアゴム水溶液に溶解または
懸濁し、−夜絶食した5l−IRに一回経口投与した。
血圧と心拍数は投与前、投与後1時間、3時間、5時間
および7時間に測定し、投与前値と比較して最大変化値
をめた。
比較のため前述したラベタロール、ジルチアゼムについ
ても同様な実験を行なった。
なお、被験化合物の投与量に関しては、実施例2.5.
6.8および17〜20でえられた化合物は 1001
0 /k(+および1011<1 /killを投与し
、実施例1.3.4.7および9〜16でえられた化合
物は100m<1/ kaを投与して試験を行なった。
結果をそれぞれ第2表および第3表に示す。
(試験例4) C冠血流の増加作用〕 体重9〜13klllの雑種成犬をベンドパルビタール
(30sa /ko、静注)で麻酔して実験に用いた。
人工呼吸下で開胸し、ヘパリン(1000(J 7向、
静注)投与後、左鎖骨下動脈を経て左冠状動脈回旋枝に
ガラスカニユーレを挿入し、右頚動脈から導びいた血液
で潅流を行なった。潅流経路内に電磁流量計を設置して
冠血流量を測定した。
被験化合物を生理食塩水に溶解し、潅流経路内に一回投
与した。冠面流量増加は投与前値と投与後最大値とを比
較して増加率(%)で示した。
比較のため冠拡張剤として通常用いられているパパベリ
ン(ρapavelin )についても同様な実験を行
なった。
結果を第4表に示す。
(試験例5) 〔急性毒性試験(L D50値)〕 66週のddv系雄性マウスを用いて実験を行なった。
被験化合物は5重量%アラビアゴム水溶液に懸濁し、胃
ゾンデを用いて経口的に一回強制投与した。投与開始時
より6時間までの閣は連続してI12察を行ない、その
後は24時間ごとに7日間観察を行ない、7日までの累
積死亡数をめた。
LDbo値はリッチフィールドーウィルコクスン(L 
1tchfleld −Wllcoxon )法にした
がって計算した。結果を第5表に示す。
第 5 表 手続ネ甫正書(自発) 1事件の表示 昭和59年特許願第60399号 2発明の名称 ベンゾフラン誘導体、その製法およびそれを有効成分と
する鋳圧剤 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 4代理人 〒540 5補正の対象 (1) 明細書の「特許請求の範囲」の欄2)明細書の
「発明の詳細な説明」の欄補正の内容 (1) 明細書の「特許請求の範囲」の欄を別紙[補正
された特許請求の範囲」の欄のとおり補正する。
(2) 明細書51頁12行の「(実施例7)」を「(
実施例7) [第1方法による2−アセチル−5−(2−ヒトOキシ
−3−[4−(2−メチルフェニル)ピペラジニル]プ
ロポキシ)ベンゾフランおよびその塩の製造] 原料として2−アセチル−5−(2,3−エポキシプロ
ポキシ)ベンゾフラン1,2gと1−(2−メチルフェ
ニル)ピペラジニル塩酸塩1.1gを用いたほかは実施
例3と同様にして反応を行なった。えられた濃縮残渣を
酢酸エチルにより結晶化させた。
収量: 1.3(1(60%) ml): 125〜126℃〈淡黄色結晶性粉末)An
al:C24■28N204として実測値(%) : 
C70,33、H6,9986,59 計算値(%) : C70,561、H6,9186,
86 IRv”rcl−1:3100〜3600.1680I
!IIL! NHRδ(CD C1s ) : 2.15 (3H,
S)2.42 (3H,sl、 2.49〜2.85 (1ON、 11)3.13〜4
.00 (3N 、 II)6.45〜7.06(8)
1 、 m)H8ta/θ: 408()l” )、2
68.219189.176 かくしてえられた遊離塩基1.1gをエタノール10a
f!に加熱溶解し、熱時等量の濃塩酸を加えたのち、減
圧下に溶媒を留去した。えられた残漬をエタノールとエ
ーテルにより結晶化させた。
収1 : 1.1g(83X) ip: 207〜210℃(淡黄色結晶性粉末)IRv
志 ci−1: 3200〜3600.2200〜28
00.1680 83 mle : 408(H” )、189.176
(実施例8) 」 と補正する。
(3) 明細書16頁下か56行の[(実施例18a)
Jを 「(実施例19) [第1方法による2−エトキシカルボニル−5−12−
ヒドロキシ−3−[4−(2−メトキシフェニル)ピペ
ラジニル]プロポキシ)ベンゾフランおよびその塩の製
造] 5−(2,3−エポキシプロポキシ)−2−エトキシカ
ルボニルベンゾフラン1.39と1−(2−メトキシフ
ェニル)ピペラジン10を用いたほかは実施例1と同様
にして反応を行なった。えられた濃縮残漬をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:塩化メチレン)
により精製した。
収ffi : 1.9(1(88%) 無色油状物 Anal : C25H3oN204として実測値(%
) : C7(+、81 、l−17,23、N 6.
35 計呻値(X) : C71,06、H7,16、N 6
.63 1Rν″”tClll−1: 3450.1720ax NHRδ(CD Cu2) : 1.34 (3H1t
1J=711z)、2.30〜3.05 (1011,1,3,61(311、S)3.68〜4
.00 (3H、l) 4.14 (2H%Q 、 J=7H2)6.30〜7
.05 (8H、l1l)H3Ill/θ: 454(
H” )、205.190かくしてえられた遊離塩基2
.4gをエタノール20dに溶解し、熱時等量の濃塩酸
を加えた。ついで減圧下にエタノールを留去し、えられ
た残漬をエタノールと少量のエーテルがら結晶化させた
収量: 、2(1(78%) mp: 197〜201℃(無色結晶性粉末)IRv 
KBrcta−1: 3150〜3600.1725L
x H8mle : 454(H’ )、409.205.
190(実施例20> 「第1方法による2−エトキシカルボニル−5−(2−
ヒドロキシ−3−[4−(2−メチルフェニル)ピペラ
ジニル]プロポキシ)ベンゾフランおよびその塩のli
t造] 5−(2,3−エポキシプロポキシ)−2−エトキシカ
ルボニルベンゾフラン ルフェニル)ピペラジン塩酸塩1.1gを用いたほかは
実施例3と同様にして反応を行なった。反応液を濃縮し
これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒
:塩化メチレン)により精製した。
収1 : 1.5(1 (65%) 無色油状物 Anal: C25 II3ON203として実測In
 : C73,62、)17.63N677 計算値(%) : C73,86、H7,44N6.8
9 IRν”′LtCat−1: 3450.17201L
X N旧 δ(CDC1s ) : 1.34 (311,
t 、J−7Hz)、 2.16 (3N、S)、 2.40〜2.85 (101(、R113,73〜 
3.90 (31+ 、l11)4.13 (2N 、
+1 、J=7Hz)、6.45〜7.10 (8H、
III)H8IIl/e : 438(H士 ) 、2
05、 190かくしてえられた遊離塩基2.2gをエ
タノール20mに溶解し、熱時等量の濃塩酸を加えた。
ついで減圧下にエタノールを留去し、えられた残漬をエ
タノールと少量のエーテルから結晶化させた。
収量: 1.7+1 (71X) mp: 172〜175℃(無色結晶性粉末)IR)J
KBrcm−1:3150〜3600.1725m&X 88 m/e : 438(H+ ) 、 393、2
05、190(実施例21a) J と補正する。
(4) 明細書17頁下から6行から5行の「ベンゾフ
ラン環4位Jを「ベンゾフラン環の4位」と補正する。
(5)明1[1118頁11行の「シュウ酸」を「シュ
ウ酸塩」と補正する。
(6)明細I20頁7行の「イソプロパツール」を「2
−プロパツール」と補正する。
(71明細[24頁9行の「n−プロパツール」を「プ
ロパツール」と補正する。
(8)明細書24頁9行の「イソプロパツール」を「2
−プロパツール」と補正する。
(9) 明細924頁10行の[5ec−ブタノール」
を「2−ブタノール」と補正する。
(10)明細1125頁7行の「低級アルコキシ基」を
[低級アルコキシカルボニル基」と補正する。
(11)明細書25頁下から5行の「50」を「30分
」と補正する。
(12)明細書29頁下から2行の[試験例(12)J
を「試験例(2)」と補正する。
(13)明@959頁9行の「8a]を「9aJと補正
する。
(14)明細−60頁下から4行の「8b」を「9b」
と補正する。
(15)明細−61頁下から7行の「9」を「10」と
補正する。
(16)明細−63頁6行の「10aJをrllaJと
補正する。
(17)明細書64頁下から9行の「10b」を111
bJと補正する。
(18)明細965頁1行の「8b」を「9b」と補正
する。
(19)明細−65頁3行の「10aJを「11aJと
補正する。
(20)明細書65頁5行の[11aJを[12aJと
補。
正する。
(21)開側15頁下から7行の「8a」を「9a」と
補正する。
(22)明細書66頁下から9行のI’11bJを「1
2b」と補正す。
(23)明l1l−67頁3行の111aJを[12a
Jと補正する。
(24)明細−67頁5行の「12」を「13」と補正
する。
(25)明細書66頁下から7行の「9」を「10」と
補正する。
(26)明細−68真下から8行の「13」を「14」
とと補正する。
(21)明劃I9頁2行の「9」を「10」と補正する
(28)明細−69頁末行の「14」を「15」と補正
する。
(29)明細書70頁9行の「9」を「10」と補正す
る。
(30)明1r1頁6行の「15」を「16」と補正す
る。
(31)明細書73頁1行の「16Jを「17」と補正
する。
(32)明細書74頁下から4行の「17」を「18」
と補正1−る (33)明細書76頁下から6行のr18aJをl”2
1aJと補正する。
(34)明細書76頁末行の「実施例17」を「実施例
18」と補正する。
(35)明細書78頁5行のr18bJを「21b」と
補正する。
(36)明細書79頁12行の「18a」を[21aJ
と補正する。
(37)明細書79頁下から7行の「19a」を[22
aJ正する。
(38)明細−81頁6行のr19bJを[22bJと
補正する。
(39)明細−81頁下から3行の1’19aqを「2
2aJと補正する。
(40)明細書81頁末行の「20aJを「23aJと
補正する。
(41)明細−82頁9行の[19aJを「22aJと
補正する。
(42)明細書83頁10行のJ20bJを「23b」
と補する。
(43)明細書84頁3行の「21」を「24」と補正
プる。
(44)明細書84頁下から5行の122」を「25」
と補正する。
(45)明細書85頁8行の「23」を「26」と補正
する。
(46)明細−85頁下から5行の「メチルフェニル」
「メトキシフェニル」と補正する。
(47)明細−86頁4行の「24」を「27」と補正
する。
(48)明細−86頁下から2行の「25」を「28」
と補正する。
[以下余白] (51)明細−89頁の第5表金体を 1 □ 56 と補正する。
(52)明細−84頁12行の「コンスターチ」を「コ
ーンスターチ」と補正する。
(53)明細−87頁9行から10行の「とじてしてめ
」を「とじてめ」と補正する。
7添付書類の目録 (1)補正された特許請求の範囲 1通補正された特許
請求の範囲 [1一般式(I): (式中、Xはアセチル基、カルバモイル基、シアノ基、
低級アルコキシカルボニル基、カルボキシル基または1
−ヒドロキシエチル基であり、Rは水素原子、低級アル
コキシ基、低級アルキル基またはハロゲン原子であって
、Rはピペラジニル基に対してオルト位、メタ位および
パラ位の任意の位置に置換しており、フラン環の4位、
5位、6位および7位の任意の位置に置換している)で
示される2−ヒドロキシ−3−(4−フェニルピペラジ
ニル)プロポキシベンゾフラン誘導体またはその塩。
2 前記一般式(I)において、Xがアセチル基である
特許請求の範囲第1項記載の誘導体またはその塩。
32−アセチル−7−(3−(4−フェニルピペラジニ
ル)−2−ヒドロ゛キシプロポキシ]ベンゾフランであ
る特許請求の範囲第2項記載の誘導体またはその塩。
42−アセチル−7−(2−ヒドロキシ−3−[4−(
2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)ベ
ンゾフランである特許請求の範囲第2項記載の誘導体ま
たはその塩。
52−アセチル−7−(2−ヒドロキシ−3−(4−(
4−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)ベ
ンゾフランである特許請求の範囲第2項記載の誘導体ま
たはその塩。
62−アセチル−6−(2−ヒドロキシ−3−[4−(
2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)ベ
ンゾフランでおる特許請求の範囲第2項記載の誘導体ま
たはその塩。
72−アセチル−5−(2−ヒドロキシ−3−[4−(
2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)ベ
ンゾフランである特許請求の範囲第2項記載の誘導体ま
たはその塩。
82−アセチル−7−(2−ヒドロキシ−3−(4−(
2−メチルフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)ベン
ゾフランである特許請求の範囲第2項記載の誘導体また
はその塩。
10 2−アセチル−7−(3−[4−(3−クロロフ
ェニル)ピペラジニル]−2−ヒドロキシプロポキシ)
ベンゾフランである特許請求の範囲第2項記載の誘導体
またはその塩。
■ 前記一般式(I)において、Xがカルバモイル基で
ある特許請求の範囲第1項記載の誘導体またはその塩。
其 2−カルバモイル−1−(2−ヒドロキシ−3−[
4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキ
シ)ベンゾフランである特許請求の範囲第U項記載の誘
導体またはその塩。
貝 2−カルバモイル−7− (4−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)
ベンゾフランである特許請求の範囲第■項記載の誘導体
またはその塩。
旦 2−カルバモイル−6−(2−ヒドロキシ−3− 
[4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニルコプロポ
キシ)ベンゾフランである特許請求の範囲第U項記載の
誘導体またはその塩。
■2ーカルバモイルー5−(2−ヒドロキシ−3−[4
−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ
)ベンゾフランである特許請求の範囲第U項記載の誘導
体またはその塩。
且 2−カルバモイル−7−(2−ヒドロキシ−3−[
4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニルコプロポキ
シ)ベンゾフランである特許請求の範囲第U項記載の誘
導体またはその塩。
N2−カルバモイル−6− (2−メチルフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)ベ
ンゾフランである特許請求の範囲第■項記載の誘導体ま
たはその塩。
基2ーカルバモイル−7− ル)ピペラジニル]−2−ヒドロキシプロポキシ)ベン
ゾフランである特許請求の範囲第2項記載の誘導体また
はその塩。
昶 前記一般式(1)において、Xがシアノ基である特
許請求の範囲第1項記載の誘導体またはその塩。
毅 2−シアノ−7−(2−ヒドロキシ−3−[4−(
2−メトキシフェニル)ピペラジニルコプロポキシ)ベ
ンゾフランである特許請求の範囲第1項記載の誘導体ま
たはその塩。
N2−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−3−(4−(2
−メトキシフェニル)ピペラジニルコプロボキシ)ベン
ゾフランである特許請求の範囲第■項記載の誘導体また
はその塩。
双 前記一般式(11において、Xが低級アルコキシカ
ルボニル基である特許請求の範囲第1項記載の誘導体ま
たはその塩。
23 2〜エトキシカルボニル−7−(2−ヒドロキシ
−3−[4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル]
プロポキシ)ベンゾフランである特許請求の範囲第U項
記載の誘導体またはその塩。
匹 前記一般式(I)において、Xがカルボキシル基で
ある特許請求の範囲第1項記載の誘導体またはその塩。
N2−カルボキシ−7−(2−ヒドロキシ−3−[4−
(2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)
ベンゾフランである特許請求の範囲第並項記載の誘導体
またはその塩。
28 前記一般式(I)において、Xが1−ヒドロキシ
エチル基である特許請求の範囲第1項記載の誘導体また
はその塩。
29 2−(1−ヒドロキシエチル)−7−(2−ヒド
ロキシ−3−[4−(2−メトキシフェニル)ピペラジ
ニル]プロポキシ)ベンゾフランである特許請求の範囲
第並項記載の誘導体またはその塩。
30 2−(1−ヒドロキシエチル)−7−(2−ヒド
ロキシ−3−(4−(2−メチルフェニル)ピペラジニ
ル]プロポキシ)ベンゾフランである特許請求の範囲第
1項記載の誘導体またはその塩。
旦 一般式(「): OCH3 CHCN2 ゝ0′ (式中、Xはアセチル基、カルバモイル基、シアノ基、
低級アルコキシカルボニル基、カルボキシル基または1
−ヒドロキシエチル基であり、2,3−エポキシプロポ
キシ基はベンゾフラン環の4位、5位、6位および7位
の任意の位置に置換している)で示される2,3−エポ
キシプロポキシベンゾフラン誘導体と一般式(): (式中、Rは水素原子、低級アルコキシ基、低級アルキ
ル基またはハロゲン原子であって、Rはピペラジニル基
に対してオルト位、メタ位およびバラ位の任意の位置に
置換している)で示されるN−フェニルピペラジン誘導
体またはその塩とを反応せしめることを特徴とする一般
式(■): (式中、XおよびRは前記と同じ)で示される2−ヒド
ロキシ−3−(4−フェニルピペラジニル)−プロポキ
シベンゾフラン誘導体またはその塩の製法。
牝 一般式■: (式中、Xはアセチル基、カルバモイル基、シアン基、
低級アルコキシカルボニル基、カルボキシル基または1
−ヒドロキシエチル基であり、3−クロル−2−ヒドロ
キシプロポキシ基はベンゾフラン環の4位、5位、6位
および7位の任意の位置に置換している)で示される3
−クロル−2−ヒドロキシプロポキシベンゾフラン誘導
体と一般式(■): (式中、Rは水素原子、低級アルコキシ基、低級アルキ
ル基またはハロゲン原子であって、Rはピペラジニル基
に対してオルト位、メタ位およびパラ位の任意の位置に
置換している)で示されるN−フェニルピペラジン誘導
体またはその塩とを反応せしめることを特徴とする一般
式(Il (式中、XおよびRは前記と同じ)で示される2−ヒド
ロキシ−3−(4−フェニルピペラジニル)−プロポキ
シベンゾフラン誘導体またはその塩の製法。
33一般式(■: (式中、Rは水素原子、低級アルコキシ基、低級アルキ
ル基またはハロゲン原子であって、Rはピペラジニル基
に対してオルト位、メタ位およびパラ位の任意の位置に
置換しており、ラン環の4位、5位、6位および7位の
任意の位置に置換している)で示される2−アセチルベ
ンゾフラン誘導体またはその塩を還元せしめることを特
徴とする一般式(IIFI] :(式中、Rは前記と同
じ)で示される2−ヒドロキシ−3−(4−フェニルピ
ペラジニル)プロポキシベンゾフラン誘導体またはその
塩の製法。
阻 一般式■; (式中、Rは水素原子、低級アルコキシ基、低級アルキ
ル基またはハロゲン原子であって、Rはピペラジニル基
に対してオルト位、メタ位およびパラ位の任意の位置に
置換し、ラン環の4位、5位、6位および7位の任意の
位置に置換している、R1は低級アルキル基である)で
示されるベンゾフラン誘導体またはその塩を加水分解せ
しめることを特徴とする一般式■: (式中、Rは前記と同じ)で示される2−ヒドロキシ−
3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシベンゾフ
ラン誘導体またはその塩の製法。
35 一般式(■): (式中、Xはアセチル基、カルバモイル基、シアノ基、
低級アルコキシカルボニル基、カルボキシル基または1
−ヒドロキシエチル基であり、Rは水素原子、低級アル
コキシ基、低級アルキル基またはハロゲン原子であって
、Rはピペラジニル基に対してオルト位、メタ位および
バラ位の任意の位置に置換しており、ラン環の4位、5
位、6位および7位の任意の位置に置換している)で示
される2−ヒドロキシ−3−(4−フェニルピペラジニ
ル)プロポキシベンゾフラン誘導体またはその塩を有効
成分とする降圧剤。」 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1一般式(I): H (式中、Xはアセチル基、カルバモイル基、シアムL低
    級アルコキシカルボニル基、カルボキシル基または1−
    ヒドロキシエチル基であり、Rは水素原子、低級アルコ
    キシ基、低級アルキル基またはハロゲン原子であって、
    Rはピペラジニル基に対してオルト位、メタ位およびパ
    ラ位の任意の位置に置換しており、Jfl フラン環の4位、5位、6位および7位の任意の位置に
    置換している)で示される2−ヒドロキシ−3−(4−
    フェニルピペラジニル)プロポキシベンゾフラン誘導体
    またはその塩。 2 前記一般式mにおいて、Xがアセチル基である特許
    請求の範囲第1項記載の誘導体またはその塩。 32−アセチル−7−[3−(4−フェニルピペラジニ
    ル)−2−ヒドロキシプロポキシ]ベンゾフランである
    特許請求の範囲第2項記載の誘導体またはその塩。 42−アセチル−7−(2−ヒドロキシ−3−(4−(
    2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)ベ
    ンゾフランである特許請求の範囲第2項記載の誘導体ま
    たはその塩。 52−アセチル−7−(2−ヒドロキシ−3−[4−(
    4−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)ベ
    ンゾフランである特許請求の範囲第2項記載の誘導体ま
    たはその塩。 62−アセチル−6−(2−ヒドロキシ−3−[4−(
    2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)ベ
    ンゾフランである特許請求の範囲第2項記載の誘導体ま
    たはその塩。 72−アセチル−5−(2−ヒドロキシ−3−[4−(
    2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)ベ
    ンゾフランである特許請求の範囲第2項記載の誘導体ま
    たはその塩。 82−アセチル−7−(2−ヒドロキシ−3−[4−(
    2−メチルフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)ベン
    ゾフランである特許請求の範囲第2項記載の誘導体また
    はその塩。 92−アセチル−7−(3−(4−(3−クロロフェニ
    ル)ピペラジニル1−2−ヒドロキシプロポキシ)ベン
    ゾフランである特許請求の範囲第2項記載の誘導体また
    はその塩。 10 前記一般式Hにおいて、Xがカルバモイル基であ
    る特許請求の範囲第1項記載の誘導体またはその塩。 112−カルバモイルづ−(2−ヒドロキシ−3−[4
    −(2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ
    )ベンゾフランである特許請求の範囲第10項記載の誘
    導体またはその塩。 122−カルバモイル−7−(2−ヒドロキシ−3−(
    4−(4−メトキシフェニル)ピペラジニルコプロポキ
    シ)ベンゾフランである特許請求の範囲第10項記載の
    誘導体またはその塩。 132−カルバモイル−6−(2−ヒドロキシ−3−(
    4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキ
    シ)ベンゾフランである特許請求の範囲第10項記載の
    誘導体またはその塩。 142−カルバモイル−5−(2−ヒドロキシ−3−[
    4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキ
    シ)ベンゾフランである特許請求の範囲第10項記載の
    誘導体またはその塩。 152−カルバモイル−7− (2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)
    ベンゾフランである特許請求の範囲第10項記載の誘導
    体またはその塩。 162−カルバモイル−6−(2−ヒドロキシ−3−[
    4−(2−メチルフェニル)ピペラジニル]プロポキシ
    )ベンゾフラン、である特許請求の範囲第10項記載の
    誘導体またはその塩。 172−カルバモイル−7−(3−[4−(3−クロロ
    フェニル)ピペラジニル1−2−ヒドロキシプロポキシ
    )ベンゾフランである特許請求の範囲第2項記載の誘導
    体またはその塩。 18 前記一般式(1)において、Xがシアノ基である
    特許請求の範囲第1項記載の誘導体またはその−。 192−シアノ−7−(2−ヒドロキシ−3−(4−(
    2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)ベ
    ンゾフランである特許請求の範囲第18項記載の誘導体
    またはその塩。 202−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−3−(4−(
    2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ)ベ
    ンゾフランである特許請求の範囲第18項記載の誘導体
    またはその塩。 21 前記一般式(1)において、Xが低級アルコキシ
    カルボニル基である特許請求の範囲第1項記載の誘導体
    またはその塩。 222−エトキシカルボニル−7− −(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロ
    ポキシ)ベンゾフランである特許請求の範囲第21項記
    載の誘導体またはその塩。 23 前記一般式(1)において、Xがカルボキシル基
    である特許請求の範囲第1項記載の誘導体またはその塩
    。 242−カルボキシ−7−(2−ヒドロキシ−3−(4
    −(2−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシ
    )ベンゾフランである特許請求の範囲第23項記載の誘
    導体またはその塩。 25 前記一般式(11において、Xが1−ヒドロキシ
    エチル基である特許請求の範囲第1項記載の誘導体また
    はその塩。 26 2−(1−とドロキシエチル)−7−(2−ヒド
    ロキシ−3−[4−(2−メトキシフェニル)ピペラジ
    ニル]プロポキシ)ベンゾフランである特許請求の範囲
    第25項記載の誘導体またはその塩。 27 2−(1−ヒドロキシエチル)−7−(2−ヒド
    ロキシ−3−(4−(2−メチルフェニル)ピペラジニ
    ル]プロポキシ)ベンゾフランである特許請求の範囲第
    25項記載の誘導体またはその塩。 28 一般式(Ill : (式中、Xはアセチル基、カルバモイル基、シアン基、
    低級アルコキシカルボニル基、カルボキシル基または1
    −ヒドロキシエチル基であり、2.3−エポキシプロポ
    キシ基はベンゾフラン環の4位、5位、6位および7位
    の任意、の位置に置換している〉で示される2、3−エ
    ボキシプOボキシベンゾフラン誘導体と一般式(: (式中、Rは水素原子、低級アルコキシ基、低級アルキ
    ル基またはハロゲン原子であって、Rはピペラジニル基
    に対してオルト位、メタ位およびパラ位の任意の位置に
    置換している)で示されるN−フェニルピペラジン誘導
    体またはその塩とを反応せしめることを特徴とする一般
    式(I): υh (式中、XおよびRは前記と同じ)で示される2−ヒド
    ロキシ−3−(4−フェニルピペラジニル)−プロポキ
    シベンゾフラン誘導体またはその塩の製法。 29 一般式N: (式中、Xはアセチル基、カルバモイル基、シアノ基、
    低級アルコキシカルボニル基、カルボキシル基または1
    −ヒドロキシエチル基であり、3−クロル−2−ヒドロ
    キシプロポキシ基はベンゾフラン環の4位、5位、6位
    および7位の任意の位置に置換している)で示される3
    −クロル−2−ヒドロキシプロポキシベンゾフラン誘導
    体と一般式(Ill: (式中、Rは水素原子、低級アルコキシ基、低級アルキ
    ル基またはハロゲン原子であって、Rはピペラジニル基
    に対してオルト位、メタ位およびパラ位の任意の位置に
    置換している)で示されるN−フェニルピペラジン誘導
    体またはその塩とを反応せしめることを特徴とする一般
    式(1) (式中、XおよびRは前記と同じ)で示される2−ヒド
    ロキシ−3−(4−フェニルピペラジニル)−プロポキ
    シベンゾフラン誘導体またはその塩の製法。 3〇 一般弐M: (式中、Rは水素原子、低級アルコキシ基、低級アルキ
    ル基またはハロゲン原子であって、Rはピペラジニル基
    に対してオルト位、メタ位およびパラ位の任意の位置に
    置換しており、11 ン環の4位、5位、6位および7位の任意の位置に1換
    している)で示される2−7セチルベンゾフラン誘導体
    またはその塩を還元せしめることを特徴とする一般式醐
    : (式中、Rは前記と同じ)で示される2−ヒドロキシ−
    3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシベンゾフ
    ラン誘導体またはその塩の製法。 31 一般式霞: il (式中、Rは水素原子、低級アルコキシ基、低級アルキ
    ル基またはハロゲン原子であって、Rはピペラジニル基
    に対してオルト位、メタ位およびパラ位の任意の位置に
    H検し、Ji フラン環の4位、5位、6位および7位の任意の位置に
    置換している R1は低級アルキル基である)で示され
    るベンゾフラン誘導体またはその塩を加水分解せしめる
    ことを特徴とする一般式(Ill: 11i (式中、Rは前記と同じ)で示される2−ヒドロキシ−
    3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシベンゾフ
    ラン誘導体またはその塩の製法。 32 一般式【■): υh (式中、Xはアセチル基、カルバモイル基、シアノ基、
    低級アルコキシカルボニル基、カルボキシル基または1
    −ヒドロキシエチル基であり、Rは水素原子、低級アル
    コキシ基、低級アルキル基またはハロゲン原子であって
    、Rはピペラジニル基に対してオルト位、メタ位および
    パラ位の任意の位置に置換しており、フラン環の4位、
    5位、6位および7位の任意の位置に置換している)で
    示される2−ヒドロキシ−3−(4−フェニルビペラジ
    ニル)プロポキシベンゾフラン誘導体またはその塩を有
    効成分とする、降圧剤。
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