JPS60202845A - 白度または透明度の高いp−置換ジフエニルアミン類の製造法 - Google Patents
白度または透明度の高いp−置換ジフエニルアミン類の製造法Info
- Publication number
- JPS60202845A JPS60202845A JP59059743A JP5974384A JPS60202845A JP S60202845 A JPS60202845 A JP S60202845A JP 59059743 A JP59059743 A JP 59059743A JP 5974384 A JP5974384 A JP 5974384A JP S60202845 A JPS60202845 A JP S60202845A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diphenylamine
- silica
- reaction
- transparency
- diphenylamines
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は各種ゴム、各種潤滑油およびその他の有機化合
物の安定剤として有用なp−置換ジフェニルアミン類の
製造法に関し、さらに詳しくは、白瓜または透明度の高
いp−置換ジフェニルアミン類を工業的に有利に製造す
る方法に関するものである。
物の安定剤として有用なp−置換ジフェニルアミン類の
製造法に関し、さらに詳しくは、白瓜または透明度の高
いp−置換ジフェニルアミン類を工業的に有利に製造す
る方法に関するものである。
p−置換ジフェニルアミン類は、天然または合成ゴム、
石油系または合成系潤滑油、およびその他の有機化合物
の安定剤として、優れた性能を持っている。
石油系または合成系潤滑油、およびその他の有機化合物
の安定剤として、優れた性能を持っている。
従来、例えばジフェニルアミン類とジイソブチレンとを
反応させてp−オクチル化ジフェニルアミン類を製造す
るにあたっては、触媒−としてハロゲン化金属類が使用
されており、なかでも無水塩化アルミニウムが最も良く
使用されている(米国特許3.714.258号)6し
かしながら、これら従来のハロゲン化金属類を触媒とし
て使用した場合は、得られるp −オクチル化ジフェニ
ルアミン類は着色しているため、汚染を非常に嫌う分野
への使用がかなり制限される。
反応させてp−オクチル化ジフェニルアミン類を製造す
るにあたっては、触媒−としてハロゲン化金属類が使用
されており、なかでも無水塩化アルミニウムが最も良く
使用されている(米国特許3.714.258号)6し
かしながら、これら従来のハロゲン化金属類を触媒とし
て使用した場合は、得られるp −オクチル化ジフェニ
ルアミン類は着色しているため、汚染を非常に嫌う分野
への使用がかなり制限される。
このため、着色の少ない、できれば白瓜または透明度の
高いp−オクチル化ジフェニルアミン類を得るため、従
来法で製造した着色したp−オクチル化ジフェニルアミ
ン類を、蒸留したり、あるいは溶剤から再結晶を行なっ
ている。
高いp−オクチル化ジフェニルアミン類を得るため、従
来法で製造した着色したp−オクチル化ジフェニルアミ
ン類を、蒸留したり、あるいは溶剤から再結晶を行なっ
ている。
このようにして得られるp−オクチル化ジフェニルアミ
ン類は色相が改善されるが、精製工程を必要とすること
から全体としての工程数が多くなり、また精製のための
設備を備えなければならないので製造設備が全体として
大がかりとなり、さらに精製工程において製品の歩留ま
りが低下する等、工業的製造法として満足できるもので
はなかった。
ン類は色相が改善されるが、精製工程を必要とすること
から全体としての工程数が多くなり、また精製のための
設備を備えなければならないので製造設備が全体として
大がかりとなり、さらに精製工程において製品の歩留ま
りが低下する等、工業的製造法として満足できるもので
はなかった。
本発明は白瓜または透明度の高いp−オクチル化ジフェ
ニルアミン等のp−置換ジフェニルアミン類を、簡単な
操作で高収率に製造する方法を提供することを目的とす
る。
ニルアミン等のp−置換ジフェニルアミン類を、簡単な
操作で高収率に製造する方法を提供することを目的とす
る。
斯かる実状に鑑み、本発明者等は白瓜または透明度の高
いp−オクチル化ジフェニルアミン類を工業的に有利に
製造する方法について鋭意研究を重ねた結果、触媒とし
て削性白土、活性白土およびシリカ−アルミナから選ば
れる少なくとも一種からなるシリカ−アルミナ系触媒を
使用した場合、本来の触媒作用ばかりでなく原料のジフ
ェニルアミン類中に含まれる微量の着色物質或は反応中
に生成する着色物質を張着し得ること、および酸素が実
質的に存在しない雰囲気下で反応を進行させると着色物
質の生成が抑制されることを見出し、これらを組み合わ
せることにより白瓜の高い粉末状または粒状−の或は透
明度の高い液状のp−オクチル化ジフェニルアミン類が
精製工程なしに直接的に得られるようになり本発明を完
成した。
いp−オクチル化ジフェニルアミン類を工業的に有利に
製造する方法について鋭意研究を重ねた結果、触媒とし
て削性白土、活性白土およびシリカ−アルミナから選ば
れる少なくとも一種からなるシリカ−アルミナ系触媒を
使用した場合、本来の触媒作用ばかりでなく原料のジフ
ェニルアミン類中に含まれる微量の着色物質或は反応中
に生成する着色物質を張着し得ること、および酸素が実
質的に存在しない雰囲気下で反応を進行させると着色物
質の生成が抑制されることを見出し、これらを組み合わ
せることにより白瓜の高い粉末状または粒状−の或は透
明度の高い液状のp−オクチル化ジフェニルアミン類が
精製工程なしに直接的に得られるようになり本発明を完
成した。
すなわち、本発明は
一般式
で表わされるジフェニルアミン類を、シリカ−アルミナ
系触媒を使用し、不活性ガス雰囲気下または空気を断っ
た雰囲気下で、分子内にオレコ7−ノー雷鈷^キ右寸ス
W査替jL 21交の脂肋披または芳香族炭化水素類の
単独または混合物と反応させることを特徴とする、白瓜
または透明度の高いp−置換ジフェニルアミン類の製造
法にかかるものである。
系触媒を使用し、不活性ガス雰囲気下または空気を断っ
た雰囲気下で、分子内にオレコ7−ノー雷鈷^キ右寸ス
W査替jL 21交の脂肋披または芳香族炭化水素類の
単独または混合物と反応させることを特徴とする、白瓜
または透明度の高いp−置換ジフェニルアミン類の製造
法にかかるものである。
本発明で原料として用いられ名前記一般式で示されるジ
フェニルアミン類の例としては、ジフェニルアミン、0
,0′−ジメチルジフェニルアミン、0−(α−メチル
ペンチル)ジフェニルアミン、p−オクチルジフェニル
アミン、p−(α、α−ジメチルベンジル)ジフェニル
アミン等がある。
フェニルアミン類の例としては、ジフェニルアミン、0
,0′−ジメチルジフェニルアミン、0−(α−メチル
ペンチル)ジフェニルアミン、p−オクチルジフェニル
アミン、p−(α、α−ジメチルベンジル)ジフェニル
アミン等がある。
分子内にオレフィン二重結合を有する炭素数4〜18の
脂肪族または芳香族炭化水素類の例としては、イソブチ
レン、ジイソブチレン、ヘキセン、ノネン、スチレン、
α−メチルスチレン、ビニルナフタレン、α−メチルビ
ニルナフタレン等があり、これらを製造物の種類に応じ
て単独でまたは混合して使用することができる。これら
のアルキル化剤は前記ジフェニルアミン類1モルに対し
1〜10モルを単独でまたは混合して使用する。これら
のアルキル化剤は前記ジフェニルアミン類に滴下して反
応を行なっても良いし、または最初に一括して仕込んで
反応を行なっても良い。
脂肪族または芳香族炭化水素類の例としては、イソブチ
レン、ジイソブチレン、ヘキセン、ノネン、スチレン、
α−メチルスチレン、ビニルナフタレン、α−メチルビ
ニルナフタレン等があり、これらを製造物の種類に応じ
て単独でまたは混合して使用することができる。これら
のアルキル化剤は前記ジフェニルアミン類1モルに対し
1〜10モルを単独でまたは混合して使用する。これら
のアルキル化剤は前記ジフェニルアミン類に滴下して反
応を行なっても良いし、または最初に一括して仕込んで
反応を行なっても良い。
シリカ−アルミナ系触媒としては、酸性白土、活性白土
およびシリカ−アルミナから選ばれる少なくとも一種を
使用し、ジフェニルアミンに対し1〜100ff/W)
%使用する。触媒量が少ない場合は収率が低下すると共
に着色物質の吸着効果が不十分となる。また、触媒量が
多い場合は、反応に支障を来すことはないが、経済的に
反応させるためには前記の範囲で充分である8不活性ガ
スとしては、窒素、ヘリウム、二酸化炭素等が使用でき
、反応液表面に流しても良いしまたは反応液中に吠き込
んでも良い。また、不活性ガスを使用しない場合は排気
後反応系内を締切りにするか、または低沸点分を還流す
る等により、空気を断った雰囲気下で反応を行なっても
良い。
およびシリカ−アルミナから選ばれる少なくとも一種を
使用し、ジフェニルアミンに対し1〜100ff/W)
%使用する。触媒量が少ない場合は収率が低下すると共
に着色物質の吸着効果が不十分となる。また、触媒量が
多い場合は、反応に支障を来すことはないが、経済的に
反応させるためには前記の範囲で充分である8不活性ガ
スとしては、窒素、ヘリウム、二酸化炭素等が使用でき
、反応液表面に流しても良いしまたは反応液中に吠き込
んでも良い。また、不活性ガスを使用しない場合は排気
後反応系内を締切りにするか、または低沸点分を還流す
る等により、空気を断った雰囲気下で反応を行なっても
良い。
本発明の反応は、無溶媒下または反応に対し不活性な溶
−の存在下、通常50〜200 ”0、好ましくは10
0〜150°Cで実施される。また、大気圧を含めた様
々な圧力で、回分法または連続法いずれでも実施し得る
。
−の存在下、通常50〜200 ”0、好ましくは10
0〜150°Cで実施される。また、大気圧を含めた様
々な圧力で、回分法または連続法いずれでも実施し得る
。
以」:の方法により反応を行なった後、触媒を炉別し、
低沸点分を蒸留除去して、蒸留残分として白瓜または透
明度の高いp−置換ジフェニルアミン類を得ることがで
きる。
低沸点分を蒸留除去して、蒸留残分として白瓜または透
明度の高いp−置換ジフェニルアミン類を得ることがで
きる。
本発明の製造法により製造されるp−置換ジフェニルア
ミン類としては、たとえば、p−オクチルジフェニルア
ミン、p 、 p’−ジオクチルジフェニルアミン、o
、o’−ジメチル−p−オクチルジフェニルアミン、0
−(α−メチルベンジル)=p、p′−ジオクチルジフ
ェニルアミン、o−(α−メチルヘプチル) −p 、
p’−ジオクチルジフェニルアミン、p−オクチル−
p′(a 、 n−ジメチルベンジル)ジフェニルアミ
ン、p、p−ジペンチルジフェニルアミン、p−(α、
α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン、p、p−ビ
ス(α、a−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン等が
ある。本発明の製造法により製造されるp−置換ジフェ
ニルアミン類は、他の方法、たとえば無水塩化アルミニ
ウムを触媒として製造されたp−オクチル化ジフェニル
アミン類に比べて、固体の場合は白瓜が高く、液体の場
合は透明度が高いという特徴を有している。
ミン類としては、たとえば、p−オクチルジフェニルア
ミン、p 、 p’−ジオクチルジフェニルアミン、o
、o’−ジメチル−p−オクチルジフェニルアミン、0
−(α−メチルベンジル)=p、p′−ジオクチルジフ
ェニルアミン、o−(α−メチルヘプチル) −p 、
p’−ジオクチルジフェニルアミン、p−オクチル−
p′(a 、 n−ジメチルベンジル)ジフェニルアミ
ン、p、p−ジペンチルジフェニルアミン、p−(α、
α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン、p、p−ビ
ス(α、a−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン等が
ある。本発明の製造法により製造されるp−置換ジフェ
ニルアミン類は、他の方法、たとえば無水塩化アルミニ
ウムを触媒として製造されたp−オクチル化ジフェニル
アミン類に比べて、固体の場合は白瓜が高く、液体の場
合は透明度が高いという特徴を有している。
以下に実施例および比較例により本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
実施例1
攪拌装置、温度計、還流冷却器、水分離器および滴下ロ
ートを備えた500−の4つロフラスコに、ジフェニル
アミン110g、ジイソブチレン58名および活性白土
(日本活性白土株式会社製、ニラカナイトG36)33
gを仕込み、内部空間を窒素置換した。加熱昇温し、ジ
イソブチレンとの共溶により触媒に含まれる水を除去し
て、120〜130°Cにて滴下ロートよリジイソブチ
レン117gを5時間にわたって篩下し、その後同温度
にて19時間反応を続けた。
ートを備えた500−の4つロフラスコに、ジフェニル
アミン110g、ジイソブチレン58名および活性白土
(日本活性白土株式会社製、ニラカナイトG36)33
gを仕込み、内部空間を窒素置換した。加熱昇温し、ジ
イソブチレンとの共溶により触媒に含まれる水を除去し
て、120〜130°Cにて滴下ロートよリジイソブチ
レン117gを5時間にわたって篩下し、その後同温度
にて19時間反応を続けた。
この間、空気を巻き込まないように内部空間に窒素をわ
ずかずつ済した。反応後、活性白土を炉別し、低沸点分
(過剰のジイソブチレン、千ノーp−オクチル体等)を
蒸留除去することにより、蒸留残分として白瓜の高い固
体160sを得た。ガスクロマトグラフィーによる分析
ではp 、 p’−ジオクチルジフェニルアミンの含量
は90%で、融点は93〜100 ’Oであり、2%シ
クロヘキサン溶液のJIS K4101.13による色
数はハーゼンナンバー5だった。
ずかずつ済した。反応後、活性白土を炉別し、低沸点分
(過剰のジイソブチレン、千ノーp−オクチル体等)を
蒸留除去することにより、蒸留残分として白瓜の高い固
体160sを得た。ガスクロマトグラフィーによる分析
ではp 、 p’−ジオクチルジフェニルアミンの含量
は90%で、融点は93〜100 ’Oであり、2%シ
クロヘキサン溶液のJIS K4101.13による色
数はハーゼンナンバー5だった。
実施例2
活性白土の代わりに酸性白土(日本活性白土株式会社製
、ニラカナイトA 36)441を使用した以外は実施
例1と同様に反応を行ない、反応後、酸性白土を炉別し
、低沸点分(過剰のジイソブチレン、モノ−p−オクチ
ル体等)を除去することにより、蒸留残分として白瓜の
高い固体1oon#、得た。ガスクロマトグラフイーに
よる分析では、p、Pl’−ジオクチルジフェニルアミ
ンの含量は94%で、融点93〜101°Cであり、2
%シクロヘキサン溶液の色数はハーゼンナンバー5だっ
た。実施例3活性白土の代わりにシリカ−アルミナ(日
揮化学株式会社製、N 633HW)44gを使用し、
ジイソブチレンを7時間にわたって滴下しその後17時
間反応を続けた以外は、実施例1と同様に反応を行ない
、反応後、シリカ−アルミナを炉別し、低沸点分(過剰
のジイソブチレン、モノ−p−オクチル体等)を蒸留除
去することにより、蒸留残分として白瓜の高い固体79
gを得た。ガスクロマトグラフィーによる分析では、p
、p−ジオクチルジフェニルアミンの含量は96%で、
融点は95〜102°Cであり、2%シクロヘキサン溶
液の色数はバーセンナンバー5だった。
、ニラカナイトA 36)441を使用した以外は実施
例1と同様に反応を行ない、反応後、酸性白土を炉別し
、低沸点分(過剰のジイソブチレン、モノ−p−オクチ
ル体等)を除去することにより、蒸留残分として白瓜の
高い固体1oon#、得た。ガスクロマトグラフイーに
よる分析では、p、Pl’−ジオクチルジフェニルアミ
ンの含量は94%で、融点93〜101°Cであり、2
%シクロヘキサン溶液の色数はハーゼンナンバー5だっ
た。実施例3活性白土の代わりにシリカ−アルミナ(日
揮化学株式会社製、N 633HW)44gを使用し、
ジイソブチレンを7時間にわたって滴下しその後17時
間反応を続けた以外は、実施例1と同様に反応を行ない
、反応後、シリカ−アルミナを炉別し、低沸点分(過剰
のジイソブチレン、モノ−p−オクチル体等)を蒸留除
去することにより、蒸留残分として白瓜の高い固体79
gを得た。ガスクロマトグラフィーによる分析では、p
、p−ジオクチルジフェニルアミンの含量は96%で、
融点は95〜102°Cであり、2%シクロヘキサン溶
液の色数はバーセンナンバー5だった。
実施例4
攪拌装置、1温度計、還流冷却器および水分離器を備え
た500−の4つ目フラスコに、p−(α、α−ジメチ
ルベンジル)ジフェニルアミン115g、ジイソブチレ
ン681!および活性白土(日本活性白土株式会社製、
ニツカナイ) G 36)34gを仕込み、内部空間を
窒素置換した。加熱昇温し、ジイソブチレンとの共溶に
より触媒に含まれる水を除去して、115〜125°C
にて9時間反応を行なった。この間、空気を巻き込まな
いように内部空間に窒素をわずかずつ流した。反応後、
活性白土を炉別し、低沸点分(過剰のジイソブチレン、
千ノーp−オクチル体、モノ−p−(α、α〜ジメチル
ベンジル)体等)を茫留除去することにより、蒸留残分
として透明度の高い粘稠性液体111Sを得た。ガスク
ロマトグラフィーによる分析ではp−オクチル−p−(
α2α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミンの含量は
60%、II)、Pl’−ジオクチルジフェニルアミン
の含量は9%、p 、 p’−ビス(α、α−ジメチル
ベンジル)ジフェニルアミンの含量は28%であり、2
%シクロヘキサン溶液の色数はハーゼンナンバー10だ
った。
た500−の4つ目フラスコに、p−(α、α−ジメチ
ルベンジル)ジフェニルアミン115g、ジイソブチレ
ン681!および活性白土(日本活性白土株式会社製、
ニツカナイ) G 36)34gを仕込み、内部空間を
窒素置換した。加熱昇温し、ジイソブチレンとの共溶に
より触媒に含まれる水を除去して、115〜125°C
にて9時間反応を行なった。この間、空気を巻き込まな
いように内部空間に窒素をわずかずつ流した。反応後、
活性白土を炉別し、低沸点分(過剰のジイソブチレン、
千ノーp−オクチル体、モノ−p−(α、α〜ジメチル
ベンジル)体等)を茫留除去することにより、蒸留残分
として透明度の高い粘稠性液体111Sを得た。ガスク
ロマトグラフィーによる分析ではp−オクチル−p−(
α2α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミンの含量は
60%、II)、Pl’−ジオクチルジフェニルアミン
の含量は9%、p 、 p’−ビス(α、α−ジメチル
ベンジル)ジフェニルアミンの含量は28%であり、2
%シクロヘキサン溶液の色数はハーゼンナンバー10だ
った。
実施例5
攪拌装置、温度計、還流冷却器および水分離器を備えた
500 mQの4つロフラスコに、ジフェニルアミン1
10g、ジイソブチレン66s、スチレン41J&およ
び活性白土〔日本活性白土株式会社製、ニラカナイトG
36)4.41を仕込み、加熱昇温してジイソブチレン
を還流し、□共沸により触媒に含まれる水を除去して、
内温が120°Cになった時を反応の開始点として12
時間反応を行なった。この間、空気を巻き込まないよう
にジイソブチレンを還流し続けた。反応後、活性白土を
炉別し、低沸点分(過剰のジイソブチレン、未反応ジフ
ェニルアミン等)を蒸留除去することにより、蒸留残分
として透明度の高い粘稠性液体139sを得た。2%シ
クロヘキサン溶液の色数はハーゼンナンバー5だった。
500 mQの4つロフラスコに、ジフェニルアミン1
10g、ジイソブチレン66s、スチレン41J&およ
び活性白土〔日本活性白土株式会社製、ニラカナイトG
36)4.41を仕込み、加熱昇温してジイソブチレン
を還流し、□共沸により触媒に含まれる水を除去して、
内温が120°Cになった時を反応の開始点として12
時間反応を行なった。この間、空気を巻き込まないよう
にジイソブチレンを還流し続けた。反応後、活性白土を
炉別し、低沸点分(過剰のジイソブチレン、未反応ジフ
ェニルアミン等)を蒸留除去することにより、蒸留残分
として透明度の高い粘稠性液体139sを得た。2%シ
クロヘキサン溶液の色数はハーゼンナンバー5だった。
実施例6
および滴下ロートを備えた500 mQ 4つ目フラス
コに、ジフェニルアミン110g、)ルエン80mQお
よび削性白土(日本活性白土株式会社製、ニラカナイト
A36) 17gを仕込み、内部空間を窒素置換した。
コに、ジフェニルアミン110g、)ルエン80mQお
よび削性白土(日本活性白土株式会社製、ニラカナイト
A36) 17gを仕込み、内部空間を窒素置換した。
加熱昇温し、トルエンを還流して触媒に含まれる水を除
去して、 130〜135°Cにて滴下ロートよりα−
メチルスチレン161sを5時間にわたって滴下し、そ
の後同温度にて2時間反応を続けた。この間、空気を巻
き込まないように内部空間に窒素をわずかずつ流した。
去して、 130〜135°Cにて滴下ロートよりα−
メチルスチレン161sを5時間にわたって滴下し、そ
の後同温度にて2時間反応を続けた。この間、空気を巻
き込まないように内部空間に窒素をわずかずつ流した。
反応後、酸性白土を一/p別し、低沸点分(トルエン、
α−メチルスチレンニ偵休体)を蒸留除去することによ
り、鼻留残分として白瓜の高い固体245gを得た。ガ
スクロマトグラフィーによる分析では、p、p’−ビス
(α2α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミンの含量
は91%で、融点は88〜98°Cであり、2%シクロ
ヘキサン溶液の色数はハーゼンナンバー5だった。
α−メチルスチレンニ偵休体)を蒸留除去することによ
り、鼻留残分として白瓜の高い固体245gを得た。ガ
スクロマトグラフィーによる分析では、p、p’−ビス
(α2α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミンの含量
は91%で、融点は88〜98°Cであり、2%シクロ
ヘキサン溶液の色数はハーゼンナンバー5だった。
活性白土の代わりに無水塩化アルミニウム1111を使
用し、ジイソブチレンを3時間にわたって滴下しその後
7時間反応を続けた以外は実施例1と同様に反応を行な
った。反応後、窒素雰囲気下で、水洗、炭酸ナトリウム
水溶液による中和、有機層からの脱水を行ない、不溶分
を炉別した後、低沸点分(過剰のジイソブチレン、千ノ
ーp−オクチル体等)を蒸留除去したところ、g留残分
として濁った黄色の固体1851!を得た。ガスクロマ
トグラフィーによる分析では、p 、 p’−ジオクチ
ルジフェニルアミンの含量は94%で、融点は91〜1
01°Cであり、2%シクロヘキサン溶液の色数はハー
ゼンナンバー70だった。
用し、ジイソブチレンを3時間にわたって滴下しその後
7時間反応を続けた以外は実施例1と同様に反応を行な
った。反応後、窒素雰囲気下で、水洗、炭酸ナトリウム
水溶液による中和、有機層からの脱水を行ない、不溶分
を炉別した後、低沸点分(過剰のジイソブチレン、千ノ
ーp−オクチル体等)を蒸留除去したところ、g留残分
として濁った黄色の固体1851!を得た。ガスクロマ
トグラフィーによる分析では、p 、 p’−ジオクチ
ルジフェニルアミンの含量は94%で、融点は91〜1
01°Cであり、2%シクロヘキサン溶液の色数はハー
ゼンナンバー70だった。
比較例、?
活性白土の代わりに無水塩化アルミニウム1.1gを使
用した以外は実施例5と同様に反応を行なった。反応後
、窒素雰囲気下で、水洗、炭酸ナトリウム水溶液による
中和、有機層からの脱水を行ない、不溶分を炉別した後
、低沸点分(過剰のジイソブチレン、未反応ジフェニル
アミン等)を蒸留除去したところ、蒸留残分として黄褐
色の粘稠性液体13(Igを得た。
用した以外は実施例5と同様に反応を行なった。反応後
、窒素雰囲気下で、水洗、炭酸ナトリウム水溶液による
中和、有機層からの脱水を行ない、不溶分を炉別した後
、低沸点分(過剰のジイソブチレン、未反応ジフェニル
アミン等)を蒸留除去したところ、蒸留残分として黄褐
色の粘稠性液体13(Igを得た。
2%シクロヘキサン溶液の色数はハーゼンナンバー20
だった。
だった。
以上述べたように本発明の製造法によれば、下記の如き
種々の優れた効果を発揮する。
種々の優れた効果を発揮する。
(1)触媒としてシリカ−アルミナ系触媒を使用するの
で、ジフェニルアミン類のp−置換反応を促進するばか
りでなく、原料のジフェニルアミン中の着色物質或は反
応中に生成する着色物質を吸着することができる。
で、ジフェニルアミン類のp−置換反応を促進するばか
りでなく、原料のジフェニルアミン中の着色物質或は反
応中に生成する着色物質を吸着することができる。
(It) M換反応を不活性ガス雰囲気下または空気を
断った雰囲気下で行なうようにしたので、空気中の醸素
により原料のジフェニルアミン或は反応生成物であるp
−置換ジフェニルアミン類が酸化されて着色物質が生成
すのを抑制できる。
断った雰囲気下で行なうようにしたので、空気中の醸素
により原料のジフェニルアミン或は反応生成物であるp
−置換ジフェニルアミン類が酸化されて着色物質が生成
すのを抑制できる。
010 (+)(10により反応生成物であるp−置換
ジフェニルアミン類の白瓜または透明度が従来法に比較
して著しく高められ、再結晶等の精製操作を行なうこと
なく簡単な操作で最終製品が得られる。
ジフェニルアミン類の白瓜または透明度が従来法に比較
して著しく高められ、再結晶等の精製操作を行なうこと
なく簡単な操作で最終製品が得られる。
■ 再結晶等の精製工程が不要となるので、工程数を減
少でき、製造設備も全体として縮少でき、さらに精製の
際の歩留まり低下の問題もなく、比較的簡単な設備で収
率よく大量生産できるようになり、工業的製造法として
優れている。
少でき、製造設備も全体として縮少でき、さらに精製の
際の歩留まり低下の問題もなく、比較的簡単な設備で収
率よく大量生産できるようになり、工業的製造法として
優れている。
特 許 出 願 人
精王化学株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)一般式 で表わされるジフェニルアミン類を、シリカ−アルミナ
系触媒を使用し、不活性ガス雰囲気下または空気を断っ
た雰囲気下で、分子内にオレフィン二重結合を有する炭
素数4〜18の脂肪族または芳香族炭化水素類の単独ま
たは混合物と反応させることを特徴とする、白瓜または
透明度の高いp−置換ジフェニルアミン類の製造法。 2)シリカ−アルミナ系触媒が酸性白土、活性白土およ
びシリカ−アルミナから選ばれる少なくとも一種からな
るシリカ−アルミナ系触媒である特許請求の範囲第1項
記載の白瓜または透明度の高いp−置換ジフェニルアミ
ン類の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59059743A JPS60202845A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 白度または透明度の高いp−置換ジフエニルアミン類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59059743A JPS60202845A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 白度または透明度の高いp−置換ジフエニルアミン類の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60202845A true JPS60202845A (ja) | 1985-10-14 |
JPH0432819B2 JPH0432819B2 (ja) | 1992-06-01 |
Family
ID=13122011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59059743A Granted JPS60202845A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 白度または透明度の高いp−置換ジフエニルアミン類の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60202845A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001316336A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-11-13 | Hodogaya Chem Co Ltd | 電子製品材料の製造方法 |
EP1411044A1 (en) * | 1996-05-30 | 2004-04-21 | Noveon IP Holdings Corp. | Oxidation stabilized lubricating oils and polyol solutions |
JP2007512409A (ja) * | 2003-11-25 | 2007-05-17 | デュスロ エイエス | オクチル化ジフェニルアミンの抗酸化組成物及びその調製方法 |
JP2009519928A (ja) * | 2005-12-14 | 2009-05-21 | ケムチュア コーポレイション | イオン液体中のジフェニルアミン化合物のアルキル化 |
JP2009197026A (ja) * | 1997-06-06 | 2009-09-03 | Ciba Holding Inc | ノニル化ジフェニルアミン |
CN105732400A (zh) * | 2014-12-12 | 2016-07-06 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种对,对-二异丙苯基二苯胺产品的制备方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101373568B1 (ko) * | 2012-12-17 | 2014-03-14 | 오텍캐리어냉장 유한회사 | 냉장 및 냉동 시스템의 제상 제어 장치 및 방법 |
-
1984
- 1984-03-28 JP JP59059743A patent/JPS60202845A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1411044A1 (en) * | 1996-05-30 | 2004-04-21 | Noveon IP Holdings Corp. | Oxidation stabilized lubricating oils and polyol solutions |
JP2009197026A (ja) * | 1997-06-06 | 2009-09-03 | Ciba Holding Inc | ノニル化ジフェニルアミン |
JP2012197462A (ja) * | 1997-06-06 | 2012-10-18 | Ciba Holding Inc | ノニル化ジフェニルアミン |
JP2001316336A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-11-13 | Hodogaya Chem Co Ltd | 電子製品材料の製造方法 |
JP2007512409A (ja) * | 2003-11-25 | 2007-05-17 | デュスロ エイエス | オクチル化ジフェニルアミンの抗酸化組成物及びその調製方法 |
JP2009519928A (ja) * | 2005-12-14 | 2009-05-21 | ケムチュア コーポレイション | イオン液体中のジフェニルアミン化合物のアルキル化 |
JP4875106B2 (ja) * | 2005-12-14 | 2012-02-15 | ケムチュア コーポレイション | イオン液体中のジフェニルアミン化合物のアルキル化 |
CN105732400A (zh) * | 2014-12-12 | 2016-07-06 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种对,对-二异丙苯基二苯胺产品的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0432819B2 (ja) | 1992-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3660505A (en) | Hindered alkenyl phenols from quinone methide | |
US4009122A (en) | Novel glycol soluble molybdenum catalysts and method of preparation | |
EP0108149B1 (en) | Process for preparing dialkyl trisulfides | |
JPS60202845A (ja) | 白度または透明度の高いp−置換ジフエニルアミン類の製造法 | |
EP0107176B1 (en) | Method for preparing a benzoquinone | |
US4093667A (en) | Preparation of 4-n-hexylresorcinol | |
JPS595340B2 (ja) | アクリロニトリルの二量化用触媒組成物 | |
EP0127128B1 (en) | Process for the conversion of the e isomer of 1,2-diphenyl-1-(4-(2-dimethylaminoethoxy)-phenyl)-1-butene to tamoxifen hcl | |
JPH0133488B2 (ja) | ||
GB2080294A (en) | Method for the Production of N- Cyclohexylbenzothiazole-2- sulfenamide | |
JPS62501911A (ja) | インブチルベンゼン類の製造方法 | |
JPH04198139A (ja) | アルキルベンゼンの製造方法 | |
US4727161A (en) | Process for the preparation of indoles | |
JPS5858333B2 (ja) | フエノ−ルの製造法 | |
US2404914A (en) | Manufacture of cyclic hydrocarbons | |
JPH0475222B2 (ja) | ||
US2645671A (en) | Stilbene from benzyl mercaptan | |
EP0576468B1 (en) | Process for preparing hydrocarbylthio aromatic amines | |
GB2031422A (en) | Preparation of 2,2'-bis(4-substituted-phenol sulfides | |
JP4239289B2 (ja) | ジアリールアミン類の製造方法 | |
JP2009013121A (ja) | シクロヘキシルイソシアネートの精製方法、およびグリピシドの製造方法 | |
JPS6169736A (ja) | テトラリン誘導体の製法 | |
US4659841A (en) | Process for the preparation of indoles | |
US2581986A (en) | Method for the preparation of aminophthalidylalkane salts | |
US3084197A (en) | Refining of thiocresols |