JPS60202837A - ジインジオ−ル系化合物及びアルコ−ル分離剤 - Google Patents

ジインジオ−ル系化合物及びアルコ−ル分離剤

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JPS60202837A
JPS60202837A JP5922284A JP5922284A JPS60202837A JP S60202837 A JPS60202837 A JP S60202837A JP 5922284 A JP5922284 A JP 5922284A JP 5922284 A JP5922284 A JP 5922284A JP S60202837 A JPS60202837 A JP S60202837A
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JP
Japan
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alcohol
lower alkyl
alkyl group
hydrogen atom
compound
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JP5922284A
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English (en)
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Fumio Toda
芙三夫 戸田
Koichi Tanaka
耕一 田中
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はりインジオール系化合物及び該化合物よりなる
アルコール分離剤に関する。さらに詳しくは本発明は式
(r) TL、 R。
(式中% RI R5、R@〜R1゜は水素原子又は低
級アルキル基である。ただし、R1−1’L、及びPL
、 −1’L1゜の6少なくとも1つは低級アルキル基
である。)で表わされるジインジオール系化合物〔以下
、化合物(1)という〕及び該化合物よりなる、含水ア
ルコール溶液からのアルコール分離剤に関する。本明細
書において「アルコール分離剤」とは、アルコール水溶
液に加えることによってアルコールとの錯体結晶を形成
して析出し、結果的にアルコールを分離できる化合物を
いう。
従来、エタノール水溶液勢の含水アルコール溶液中から
アルコールとの錯体化合物を形成するアセチレンアルコ
ール系化合物として式で表わされる9−(1−プロピニ
ル)−9−ヒドロキシフルオレン及び2.5−ビス(2
,4−ジメチルフェニル)ヒドロキノンが知うれている
〔日本化学会第38秋季年会(含連合討論会)・化学関
係学協会連合協饋会研究発表会・中部化学関係学協会支
部連合秋季大会合同大会講演予稿集1112NO1,6
12頁「分子を見わける特異な化合物」1社団法人日本
化学会発行(1978) zChemistry L@
tters、 pp、 1699−1702 (198
1)(publisbId by th@Chemic
al 8oaiety ofJapan ) )。
上記化合物の性質は本発明者らによって見いだされたも
のであるが、この度、化合物(I)が種々のアルコール
溶液から安定性の改良された、アルコールの錯体化合物
を形成することが見いだされた。
次に本発明をさらに詳しく説明する。
式(1)のR1−R6、R,−R1゜の定義中、低級ア
ルキル基は炭素数1−4の直鎖状もしくは分枝状のアル
キル基、たとえばメチル、エチル、n−プロピル、1−
プロピル、n−ブチル、量−と ブチル等を包含する。アルニールの錯体形成のΔ 容易性、錯体の安定性尋の観点から、R1が低級アルキ
ル、R,が水素原子、R@ R1゜の少なくとも1つが
低級アルキル基、及びR6及びR1゜の少なくとも1つ
が水素原子である化合物(1)が好ましく、特にさらに
R6が低級アルキル及びR□。
が水素原子である化合物(1)が好ましい。
化合物(1)は2段階の反応により製造することができ
る。第1段階は式(I) (式中、’R1−R1゜は前記と同義である)で表わさ
れる化合物とアセチレンとを液体アンモニア中、ナトリ
ウムアミドの存在下反応させることによシ式(DI) 几8 (式中、”1−Rloは前記と同義である)で表わされ
る化合物を製造する。化合物(II)を溶解するために
少量のテトラヒト0.7ラン、エチルエーテル尋の溶媒
を用いてもよい。反応温度は−40〜−65℃くらいが
適当である。
反応終了後、アンモニアを蒸発させた後、塩酸尋の鉱酸
で中和し、エチルエーテル尋の化合物(l[)を溶解す
るが水との相溶性に乏しい溶媒で抽出し、抽出液の溶媒
を留去することにより化合物(II)を得る。
次に化合物(III)を不活性溶媒中、塩化第−銅触媒
及び塩基の存在下、酸素もしくは空気気流下に保持する
ことにより化合物(1)を得ることができる。不活性溶
媒としてはアセトン、エチルメチルケトン等のケトン類
等が用いられる。
塩基としてはピリジン、トリエチルアミン尋の第3級ア
ミンが用いられる。反応は室温で十分進行するが、要す
れば加温下に行なってもよい。
反応終了後、濃縮後又は濃縮することなく塩酸等の鉱酸
中に注ぐことによシ化合物(I)を結晶として得ること
ができる。
化合物(1)は種々のアルコールの水溶液中、アルコー
ルと錯体を形成し、この錯体は一般に水に対する溶解性
が低く結晶として析出してくる。これを固液分離し、洗
浄・乾燥後加熱するとアルコールを遊離し、純アルコー
ルもしくはきわめて純度の高いアルコールを得ることが
できる。一方、固体は化合物(I)で再使用可能である
かかるアルコールは低級アルカノール、脂肪族不飽和ア
ルコール(アリルアルコール、クロチルアルコール、フ
ロノルギルアルコール等)、脂環式アルコール(シクロ
ペンタノール、シクロヘキサノール等)、芳香族アルコ
ール(ベンジルアルコール、シンナミルアルコール尋)
、arm式アルコール(フルフリルアルコール等)、低
級アルキレングリコール、低級アルカントリオール、低
級アルカンテトラオール尋を包含する。
上記低級アルカノールは炭素数1〜6の直鎖状もしくは
分枝状のアルカノール、たとえばメタノール、エタノー
ル、n −フロノ々ノール、l−プロパツール、n−ブ
タノール、l−ブタノール、5ee−ブタノール、te
r’t−ブタノール、n−ペンタノール、n−ヘキサノ
ールev包tする。
低級アルキレングリコールは炭素数1へ−6の直鎖状も
しくは分枝状のアルキレングリコール、−ル、1.4−
ブタンジオール等を包含する。低級アルカントリオール
は炭素数1〜6の直鎖状もしくは分枝状のアルカントリ
オール、たとえばグリセリン等を包含する。低級アルカ
ンテトラオールは炭素数1〜6の直鎖もしくは分校状の
アルカンテトラオール、たとえばペンタエリスリトール
等を包含する。
化合物(1)と接触させるアルコール水溶液中のアルコ
ールの濃度は特に限定ないが通常30チ以上、特に70
%以上が適当である。
7 # :=y −ル水溶Hkt フルコール発酵ブロ
ス1アルコール合成の反応液等も含む。
接触の方法としては単に化合物(1)をアルコール水溶
液に投じてもよいが、必要に応じ加熱して溶解もしくは
融解させる方が一般に効率的である。又、少量のエーテ
ル尋の溶媒に化合物(I)を溶解し、ついでアルコール
水溶液と混合してもよい。
接触後は通常室温またはさらに冷却下に放置することに
より、アルコールと水酸基数で1:1の錯体結晶が析出
するので、固液分離し、加熱するとアルコールを放出す
る。加熱温度としては通常描該アルコールの沸点以上に
加熱すればよい。
化合物(1)は一般にそのアルコールとの錯体の安定性
が良好で、r築後乾燥時の損失がほとんどないか、きわ
めて少ない。又、通常70優以上のアルコール溶液への
溶解性が良好で錯体形成が容易である。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1 液体アンモニア1.51中にF・(No、)、・9H8
00,5y及びナトリウム49Jilを加えてナトリウ
ムアミFを調製する。次にこれを一40℃−一65℃に
冷却(ドライアイス−メタノール)攪拌下アセチレンガ
スを1時間通じる。次にジー(2,4−ジメチルフェニ
ル)ケトン476 Iiの無水テトラヒドロフラン溶液
を冷却攪拌下部下し、さらに2時間攪拌する。室温で一
夜放置してアンモニアを蒸発させた後、3N希塩酸30
0−を加えエーテルで抽出する。エーテル層を水洗乾燥
後エーテルを留去すると無色油状物として1,1−ビス
(2,4−Nメチルフェニル)−2−プロピン−1−オ
ールf3%得られる。収量45Qj’。
ここで得られた1、1−ビス(2,4−ジメチルフェニ
ル)−2−プロピン−1−オール415011をアセト
ン11に溶解し、塩化第一銅50Iiとピリジン100
i/を加え、酸素気流中で一夜攪拌する。反応混合物を
3N塩酸11中に注ぐと1,1゜6.6−テトラ(2,
4−ジメチ/I/フェニル)−2゜4−ジイン−1,6
−ジオールが白色結晶として得られる。収量40019
.、融点198℃。
実施例2 化合物1 、 1.011を95チエタノール50コに
加熱溶解し、室温で12時間放置すると化合物1とエタ
ノールの1=2(モル比)錯体が無色プリズム晶として
1.i p得られる。この結晶の融点は明確でない。
この錯体結晶1.1pを約100℃に加熱するとエタノ
ール0.13 Iiが得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)式 (式中、R1−R,、R,−R,。は水素原子又は低級
    アルキル基である。ただし、R1−R,及びR6−R1
    0の6少なくとも1つは低級アルキル基である。)で表
    わされるジインジオール系化合物。 (21R1が低級アルキル基、R11が水素原子、R,
    −R1゜の少なくと41つが低級アルキル基、及びR6
    及びRlGの少なくとも1つが水素原子である特許請求
    の範囲M1.!J記載の化合物。 (3) R,が低級アルキル基及び町。が水素原子であ
    る特許請求の範囲第2項記載の化合物。 (4)式 (式中、几□−TL@、R@ R1゜は水素原子又は低
    級アルキル基である。ただし、RI R5及びR6−R
    1゜の6少なくとも1つは低級アルキル基である。)で
    表わされるジインジオール系化合物よシなる、含水アル
    コール溶液からのアルコール分離剤。 (5) R,が低級アル中ル基、R6が水素原子、R,
    −R□。の少なくとも1つが低級アルキル基、及びR6
    及びR1゜の少なくとも1つが水素原子である特許請求
    の範囲第4項記載のアルコール分離剤。 (61R,が低級アルキル基及びR1゜が水素原子であ
    る特許請求の範囲第5項記載のアルコール分離剤。 (7) 分離されるアルコールが低級アルカノール、ア
    リルアルコール、クロチルアルコール、フロパルギルア
    ルコール、シクロペンタノール、シクロヘキサノール、
    ベンジルアルコール、シンナミルアルコール、フルフリ
    ルアルコール、低級アルキレングリコール、低級アルカ
    ントリオール又は低級アルカンテトラオールである特許
    請求の範S第4v5又は6項記載のアルコール分離剤。
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