JPS60202120A - 電子線硬化性エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

電子線硬化性エポキシ樹脂組成物

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JPS60202120A
JPS60202120A JP5633184A JP5633184A JPS60202120A JP S60202120 A JPS60202120 A JP S60202120A JP 5633184 A JP5633184 A JP 5633184A JP 5633184 A JP5633184 A JP 5633184A JP S60202120 A JPS60202120 A JP S60202120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron beam
epoxy resin
groups
resin composition
curable epoxy
Prior art date
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Pending
Application number
JP5633184A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyonobu Oonishi
大西 廉伸
Shuji Hayase
修二 早瀬
Shiyuichi Suzuki
鈴木 脩一
Moriyasu Wada
和田 守叶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、新規な電子線重合組成物に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に、電子線硬化に用いられる材料としては、不飽和
炭素結合を含有する化合物特にアクリル系化合物が用い
られて来ている。その特徴としては、■v硬化に比して
、速硬化が期待される点があげられる。しかしながら、
用いられる材料が、アクリル系化合物であると、硬化収
縮等によシ、十分な接着性が期待されない。一方、エポ
キシ樹脂を、電子線によ多重合活性を呈する触媒によシ
硬化させる技術も知られている。
Y→ Ar−X■−Ar (式中、Arはンエエル基等を表わし;Xけ、ヨウ素原
子、イオウ原子、ジアゾ基等を表わし;Yは、BF6 
、PF6 、AsF6等を表わす。)で示される錯体を
挙げることができる〔マクロモレキュールス、i10巻
、1307頁、1977年(Macromolecul
es、 1o 、 1a 07 (1977) ) ;
ジャーナル。
オプ、ラジエーション、キユアリング。
第5巻、2頁、1978年(Journal of R
adla−tJon Curing 、5.、2 (1
978) ) ;ジャーナル、オフ。ポリマー、サイエ
ンス、ポリマー、ケミストリイ、エディシ目ン、第17
巻、2877頁、1979年(Journal of 
Polymer SclencePolymer Ch
emlstry Edition、上7,2877(1
979)):同上、第17巻、1047頁、1979年
(同上、エエ、1047(1979)):ジャーナル、
オフ。ポリマー、サイエンス、ポリマー、レターズ、エ
ディシ百ン、第17巻、759頁、1979年(Jou
rnal of Polymer SciencePo
lymer Letters Edltlon、上、、
i、、759(1979)):特開昭55−65219
号明細書;米国特許第4069054号明細書;英国特
許第1516511号明細書:英国特許第151814
1号明細書等参照〕。
しかし、エポキシ樹脂を、これらの触媒成分によって硬
化させた場合、得られた硬化物は、良好な機械的特性及
び耐熱性を有する反面、触媒成分がイオン性不純物とな
るため、この硬化物を電気機器に用いた場合、電気絶縁
性が劣下するといった電気的特性の劣下及び腐食現象を
生ずるおそれが有る。
〔発明の目的〕
本発明は、電子線硬化性が良好で、しかも得られた硬化
物が、金属等に対する腐食性がほとんどなく、電気的特
性にも優れたエポキシ樹脂系の電子線硬化組成物を提供
することを目的とするものである。
〔発明の概要〕
本発明は、ヘテロポリ酸のヨードニウムイオンを電子線
重合開始剤として含有する電子線重合可能な組成物であ
る。
本発明の組成物の中に使用するのに適した芳香族ヨード
ニウム錯塩重合開始剤は、 式 によって定義することができ、式中、 Ar1及びAr
2は炭素類子数4乃至20個の同種または異種の芳香族
基テアリ、フェニル、チェニル、フラニル、及びピラゾ
リル基から成る評から週ばれ;Xは酸素原子;硫黄原子
;S=O:C=C:0=8=0;Rが水素、低級アルキ
ルまたはアシル(アセチル、ベンゾイル、など)である
R−N ;炭素−炭素結合;あるいはILl及びR2が
水f、炭素原子数1乃至4個のアルキル基、及び炭素原
子数2乃至4個のアルケニル基から成る評から選ばれる
R1−c−R2;から成る評から選ばれ;nはゼロまた
は1であシ;X−はへテロポリ醗のアニオンであり、ホ
スホタングステート、ホスホモリプデート、タングスト
ゲルマネート、シリコンタングステート。
モリブドシリコネート、アニオン等が上げられる。
代表的なAr”及びAr2基はフェニル、チェニル。
フラニル、及びピラゾリル基から選ばれる炭素原子数4
乃至20個の芳香族基である。これらの芳香族基は任意
的に1個または1.個以上の結合ベンゼン環(例えばす
7チルなど;ベンゾチェニル。
ジペンゾチェニル:ペンゾ72ニエル、シベンゾフラニ
エル;など)をもっている、このような芳香族基はまた
必要ならば1 (fi!または1個以上の次の基によっ
て置換されてまたはN−アルキルアニリノ基、エステル
基(例えばメトキンカルボニル及びエトキンカルボニル
のようなアルコオキシカルボキシル、フェノキシカルボ
ニル)、スルホエステル基(例えば、メトキシスルホニ
ル及びブトキシスルホニルのようなアルコオキシスルホ
ニル。
フェノキシスルホニル、など)、アミド基(例えば、ア
セトアミド、プチルブミド、エチルスルホンアミド、な
ど)、カルバミル基(例えば、カルバミル、N−アルキ
ルカルバミル、N−フェニルカルバミル、など)、スル
ファミル基(例えば、スルファミル、N−アルキルスル
ファミル、 N、N’−ジアルキルスルファミル%N−
フェニルスルファミル、など)、アルコオキシ基(例え
ばメトキシ、エトキシ、ブトキシ、など)、アリール基
(例えば、フェニル)、アルキル基(例えば、メチル、
エチル、ブチル、など)%アリールオキシ基例L ハ%
、、 71 fルスルホニル、エチルスルホニル。
lJtばフェノキシ)、アルキルスルホニル基(なト)
、アリールスルホニル’G (flJ tば、フェニル
スルホニル基)、パーフルオロアルキル基(例エバ、ト
リフロロメチル、パーフルオロエチル、など)及び、パ
ーフルオロアルキルスルホニル基(例エバ、トリフルオ
ロメチルスルホニル、パーフルオロブチルスルホニルな
ど)である。
具体的には、 ジフェー二°1ル・・ヨードニウム ホスホモリプデー
ト、ジフェニルヨードニウム ホスホタングステート、
ジ(4−メチルフェニル)ヨードニウム ホスホシリコ
ンタングステート、ジ(4−へブチルフェニル)ヨード
ニウム タングストケルマネー1−、ジ(5−ニトロフ
ェニル)ヨードニウム ホスホクンゲステート、ジ(4
−クロロフェニル)ヨードニウム モリプドンリコネ)
、シ(ナフチル)ヨードニウム ホスホタングステート
、ジ(4−トリフルオロメチルフェニル)ヨードニウム
 ホスホタングステート。
ジ(2−ベンゾチェニル)ヨードニウム リンタングス
テート。
等である。
本発明の組成分中で、好ましい塩は、ジフェニルヨード
ニウム、ホスホタングステートである。
これらのヨードニウム塩は、Macromolecul
eslo(6) 、1307(1977)に記載された
方法等で得ることができる。
本発明に於て使用できる有用匁エポキシ含有化合物とし
ては5例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂;ビス
フェノールF瀧エポキシ樹脂;フェノールノボラック型
エポキシ樹脂;脂環式エポキシ樹脂;トリグリシジルイ
ンシアネートやヒダントインエポキシの如き含複素環エ
ポキシ樹脂;水添ヒスフエノルA型エポキシ樹脂;プロ
ピレングリコールージグシジルエーテルやペンタエリス
リトール−ポリグリシジルエーテルなどの脂肪族系エポ
キシ樹脂;芳香族、脂肪族もしくは脂環式のカルボン酸
とエピクロルヒドリンとの反応によって得られるエポキ
シ樹脂;スピロ環含有エポキシ樹脂;0−アリルフェノ
ールノボラック化合物とエピクロルヒドリンとの反応生
成物であるグリシジルエーテル型エポキシ樹脂;ビスフ
ェノールAのそれぞれの水酸基のオルト位にアリル基を
有するジアリルビスフェノール化合物とエピクロルヒド
リンとの反応生成物であるグリシジルエーテル型エポキ
シ樹脂などが挙げられる。
本発明の電子線硬化組成物は、電子線照射だけによる硬
化方法、電子線照射後アフターキーア−がどの方法によ
シ硬化させて実用に供される。用いられる電子線のエネ
ルギーとしては、電子の加速電圧として150kVから
3oookvである。特に、150kvから300 k
vまでの低エネルギー電子線を用いると、安全性、価格
等から有用となる。
照射量は、用いる樹脂の種類等によって異なるが、l 
Mradから100Mradである。
〔実施例〕
エポキシ樹脂として、エピコー)828(商品名、シェ
ル化学社e 、 ビスフェノールA型、エポキシ当量1
90〜210)、エピコー) 1004(商品名、シェ
ル化学社製、ビスフェノールA型、エポキシ当量900
〜1000 、分子量1400)、 ERL−4221
(商品名、ucclg、脂環式、エポキシ当量145)
%を使用し、電子線硬化触媒として(−4,ジフェニル
ヨードニウムホスホタングステート、ジ(トリル)ヨー
ドニウム、ホスホタングステート、ジ(ヒープチルフェ
ニル)シリコンタングステートを用いた。これらの組成
物をアルミ板上に塗り、所定量の電子線を照射した後、
鉛筆硬度、電気特性を測定し、その結果を表に示した。
用いた電子線の加速電圧は。
165kvであった。 シスT−琢白 上記の表0ζケに、得られた硬化物は、優れた電気特性
を発揮する。
〔発明の効果〕
本発明組成物によれば、金属に対する腐食性もなく電気
的特性に優れた硬化物を得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ヘテロポリ酸の芳香族ヨードニウム塩を電子線重合開始
    剤として含有する電子線硬化性エポキシ樹脂組成物
JP5633184A 1984-03-26 1984-03-26 電子線硬化性エポキシ樹脂組成物 Pending JPS60202120A (ja)

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JP5633184A JPS60202120A (ja) 1984-03-26 1984-03-26 電子線硬化性エポキシ樹脂組成物

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ID=13024210

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62231743A (ja) * 1986-03-31 1987-10-12 住友金属工業株式会社 塗装鋼板
US5877229A (en) * 1995-07-26 1999-03-02 Lockheed Martin Energy Systems, Inc. High energy electron beam curing of epoxy resin systems incorporating cationic photoinitiators
WO2007148566A1 (ja) * 2006-06-20 2007-12-27 Nippon Steel Chemical Co., Ltd. カチオン重合性組成物及びカチオン重合を制御する方法

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