JPS6020108Y2 - 多重露出装置 - Google Patents

多重露出装置

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Publication number
JPS6020108Y2
JPS6020108Y2 JP1977116283U JP11628377U JPS6020108Y2 JP S6020108 Y2 JPS6020108 Y2 JP S6020108Y2 JP 1977116283 U JP1977116283 U JP 1977116283U JP 11628377 U JP11628377 U JP 11628377U JP S6020108 Y2 JPS6020108 Y2 JP S6020108Y2
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JP
Japan
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operating
charge plate
intermediate member
film
plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977116283U
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English (en)
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JPS5441630U (ja
Inventor
正武 丹羽
Original Assignee
ミノルタ株式会社
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Publication date
Application filed by ミノルタ株式会社 filed Critical ミノルタ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はセルフコツキングを行なう巻上げ装置において
多重露光を行なえるようにしたものに関し、特に、巻上
げ操作によって作動せしめられシャッタをチャージする
チャージ板に、フィルムを駆動するためのフィルム駆動
部材が中介部材によって連動せしめられ、その中介部材
を移動させることにより上記連動を断ち、シャッタチャ
ージのみが行なえるようにして多重露光を行なう巻上装
置に関するものである。
このような形式の巻上装置は、特開昭50−16003
5号、実開昭50−35236号及びそれ等の対応米国
特許第3.968.508号等により、本件と同じ出願
人によって提案されている。
しかしながら、この先に提案された装置は、多重露光設
定機構がいささか複雑で、カメラ設計上その機構により
他の機構が制約され、或は組立が面倒な欠点があった。
本考案の目的はこの従来装置をより簡単な構成で、しか
も更に使い勝手がよくなるように改良した巻上げ装置を
提供するにある。
次に、図示の実施例により本考案を詳細に説明する。
第1図は実施例の要部分解斜視図で、図示の部品は、実
際には、図の状態の上下を逆にしてカメラボディの底部
に取付けられるが以下の説明では図示の上下関係におい
て説明をする。
1はカメラボディ上部に設けられる巻上レバーで、カメ
ラボディを上下に貫通する巻上げ軸3の下端(実際には
上端)に固着されており、巻上げ軸3の上端(実際には
下端)は断面が小判形になっていて、その小判形部3a
にチャージ板5の小判孔5aが嵌合し、その上からネジ
7が巻上げ軸3の上。
端のネジ部にねじ込まれ、チャージ板5を固定する。
チャージ板5は図示しない公知の手段によりシャッタチ
ャージ機構と連結され、チャージ板5が時計方向に回動
するとシャッタがチャージされるようになっている。
9は短軸11により、チャ【−ジ板5に揺動可能に設け
られる中介レバーで、折曲部9aはチャージ板5の上方
に突出し、下方へ突出するピン9bが植設されている。
13はチャージ板5の下面に固着される作用ピンである
15はその周縁のギア15aにより、図示しないフィル
ム移送構機と連結されているフィルム駆動板で、図示し
ない公知の手段でカメラボディ底部に、回動可能に設け
られ、送り爪15b、15c、15dが一体的に固設、
又は形成されており、その上端15eは、抑止板17が
回動可能に嵌合するよう環状になっている。
抑止板17は、組立状態において、チャージ板5とフィ
ルム駆動板15に挾まれ、下方折曲部17aは中介レバ
ーν9の腕9cが当接可能なレベルにあり、上方折曲部
17bはチャージ板5の上方に突出する。
コイル部が短軸11に嵌合されるバネ19は、一端19
aが前記上方折曲部17bにかけられ、他端19bが前
記中介レバー9の折曲部9aにかけら:れ、中介レバー
9を時計方向、抑止板17を反時計方向に付勢する。
21は逆転防止レバー、23は多重露光のための制御レ
バーで、両レバー21.23は、巻上げ軸3とは別の軸
25によりカメラボディに回動可能に設けられ、バネ2
7.29により夫々時計方向に付勢されている。
逆転防止レバー21は、組立状態においてフィルム駆動
板15の送り爪15b、15c、15dと同じレベルに
あり、制御レバー23は、左端内縁23aがピン9bに
当接可能なレベル、膨出部23bがピン13に当接可能
なレベルにある。
尚ピン13は巻上操作完了近くで膨出部に当接するよう
な位置にある。
31は軸方向に押込まれるとフィルム巻上系から例えば
スプロケットを解放してフィルムの巻戻しを可能にする
所謂R釦で、カメラ外郭から突出する方向(図において
上方)に付勢されており前記制御レバー23の係止部2
3dは、バネ29の付勢力によって常にこのR釦31に
弾接腰R釦が押し込まれるとその段部、又は溝部31a
(第2係合部)に係合又は嵌入してR釦の復帰を阻止す
る。
尚、そのR釦31と制御レバー23との関係は直接係合
する代りにR釦31と一体的に動く別の部材を設けそれ
に制御レバー23が弾接し、且つ復帰を阻止するよう係
合してもよい。
第2図は以上の各部品が組立られた時における、シャッ
ターチャージ前の通常撮影状態の、部品相互の平面的関
係をカメラの下方から見た図として示したもので、図中
の符号は第1図のに対応している。
但し、バネ19については、その機能を分り易くするた
め2つの端部19a、19bに対応する引張りバネとし
て示している。
このような状態で、巻上レバー1を図において時計方向
に回動して巻上げ操作を行なうと、チャージ板5が時計
方向に回動し、チャージ板5が少し進んだところで中介
レバー9の先端が送り爪15dに当接し、以後、フィル
ム駆動板15はこの中介部材により押されてチャージ板
5と共に時計方向に回動し、シャッタチャージと共にフ
ィルムが移送される。
この時、抑止板17はその上方折曲部17bの後縁にチ
ャージ板5の段部5aが当接することによりチャージ板
5と共に回動せしめられ、逆転防止レバー21はバネ2
7の付勢力によりその先端が、フィルム駆動板15の送
り爪が形成されている部分の周壁に摺接し、巻上操作完
了時、1つに送り爪15bを乗り越えてその後端直後に
入り込み、フィルム駆動板15の逆転を阻止する。
巻上レバー1が復帰するとフィルム駆動板15を巻上げ
完了位置においたまま、チャージ板5及びそれに設けら
れた中介レバー9が復帰腰又、抑止板17もチャージ板
5の突出部5bが上方折曲部17bの前縁を押すことに
よって復帰せしめられ、第二下方折曲部17cが逆転防
止レバー21の前縁に当接して止まり、以後バネ19に
よりその当接位置に保持される。
第3図は第2図と同様な図面で、多重露光のシャッタチ
ャージ前の状態を示す。
即ちこの場合、R釦31が押し込まれ、制御レバーは時
計方向に回動してR釦31の溝部に嵌合してその復帰を
阻止すると共に、左端内縁23aでピン9bを押して中
介レバー9を反時計方向に回動し、その先端を送り爪の
軌跡外へ退避させる。
この状態において巻上げ操作を行なうと、チャージ板5
が時計方向に回動するが、中介レバー9は制御レバー2
3の内縁23aで、先端が送り爪と結合しないように抑
止されつつ移動し、ピン9bと内縁との保合がはずれる
迄には、チャージ板5が、その段部端縁5aと抑止板1
7の上方折曲部17bの後縁との間の間隔分だけ、抑止
板17に対して相対的に先行し、その結果、中介レバー
9はのピン9bと制御レバー内縁23aとの係合がはず
れた後は、先端9cが抑止板17の下方折曲部17aに
当接して送り爪には係合するこはとなく、そして中介レ
バー9が抑止板17により非係合位置に抑止される状態
になっているような関係において、抑止板17はその上
方折曲部17b後端がチャージ板の段部端縁5aに押さ
れ、チャージ板5と共に回動し、結局、フィルム駆動板
15は駆動されることなくシャッタチャージのみが行な
われ多重露光が可能になる。
シャッタチャージが完了する時、チャージ板5に固着さ
れたピン13が制御レバー23の膨出部23bに当接し
て、該制御レバー23を反時計方向に回動し、右端をR
釦の溝部から引出してR釦を復帰させ、制御レバー23
の係止部23dはR釦の大径部31b(第1係合部)に
より第2図の位置に抑止される。
巻上レバー1が復帰するとチャージ板5、中介レバー9
及び抑止板17も復帰し、第二下方折曲部17cが逆転
防止レバー21の前縁に当接して抑止板17が停止せし
められた後も、チャージ板5は更に回動し、抑止板17
による中介レバー9の抑止が解除され、制御レバー23
は既に退避していることにより中介レバー9が送り爪の
軌跡内に入り込み、第2図の状態になって巻上動作が完
了する。
尚、巻上げ動作完了時、通常フィルム駆動板15は、該
駆動板からフィルムスプールに到るまでの伝動系におけ
るバックラッシュによって可成強制的に逆転させられる
傾向があるが、上記実施例では、逆転防止レバー21が
確実にこれを防止している。
又、中介レバーは、抑止板17がなくとも、少しの間、
制御レバー内縁で抑止されておけば、その抑止が解除さ
れた後、送り爪の前方へ入り込むことにより、フィルム
駆動板15がチャージ板5に連動しないようにすること
ができるが、上記実施例のようにすれば、例えフィルム
送り爪が若干送り不足になり所定位置にない場合でも、
確実に連動が断たれる。
本考案の巻上げ装置は、操作部材をを設定位置へ移動さ
せることにより、操作部材の第1係合部に当接していた
制御部材が第2係合部に当接するようになり、作用位置
へ移動して、中介部材をフィルム駆動部材の送り爪と係
合しない非係合位置へ押動する。
その結果、巻上操作時、チャージ板の作動がフィルム巻
上機構に伝えられなくなり、フィルムが巻上げられずシ
ャッタチャージのみが行なわれて、多重露出が行なわれ
る。
しかも、巻上操作中に、チャージ板の当接部が制御部材
の被当接部を押動することにより、制御部材が非作用位
置へ押動されるため、制御部材の係止部による操作部材
の第2係合部の設定位置への係止が解除されて、操作部
材がそれの付勢により復帰位置へ戻る。
すなわち、巻上操作が終了したときには、多重露出設定
が自動的に解除されるから、次の通常撮影に際して、多
重露出設定を解除する必要がなく、該設定解除忘れによ
る誤動作も生じない。
この巻上装置は、もともと巻上装置に必要な送り爪と中
介部材をフィルム巻上機構とシャッタチャージ機構の間
のクラッチ手段に利用するから、多重露出を可能として
いるにもかかわらず、クラッチ主段のための部品点数が
増加しない。
さらに、操作部材がフィルム巻戻しの設定部材を兼ねて
おり、且つ上述した如く制御部材により操作部材を設定
位置に係止するとともに、巻上操作に際して該係止を解
除でき、多重露出設定時の該設定状態の保持および解除
の機構がフィルム巻戻し設定の保持および解除の機構と
兼用できるから、部品点数が大巾に減少できる。
しかも、制御部材の縁部と中介部材の係合が外れた後も
、中介部材と一体的に回動して中介部材とフィルム駆動
部材の送り爪の保合を阻止する抑止部材を設けたので、
多重露出のシャッタチャージの際、シャッタチャージ機
構とフィルム巻上機構を確実に切離すことができ、しか
も、その抑止部材を、フィルム駆動部材およびチャージ
板と同軸的に配置したので、巻上装置をコンパクトに構
成できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案実施例の要部分解斜視図、第2図、第3
図は同じ実施例の要部平面図である。 5・・・・・・チャージ板、9・・・・・・中介部材、
13・・曲チャージ板の当接部、15・曲・フィルム駆
動部材、15 b= 15 ct 15 d””送
り爪、17−・・・・・抑止部材、23・・・・・・制
御部材、23a・・・・・・縁部、23b・・・・・・
被当接部、23d・・・・・・係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 複数の送り爪を有し、フィルム巻上機構内において
    所定軸のまわりを回転するよう支持された1フィルム駆
    動部材と、 当接部を有し、シャッターチャージ機構において巻上操
    作に応じて上記所定軸のまわりを回動するチャージ板と
    、 該チャージ板上において上記送り爪に係合する係合位置
    および係合しない非係合位置の間を回動するよう支持さ
    れるとともに該係合位置へ付勢され、係合位置において
    上記チャージ板の作動を上記送り爪に伝える中介部材と
    、 フィルム巻戻しおよび多重露出設定のための設定位置お
    よび該設定解除のための復帰位置の間を移動するよう支
    持されるとともに復帰位置へ付勢され、且つ第1係台部
    および第2保合部が形成された操作部材と、 上記操作部材の第1係合部および第2保合部に当接する
    係止部、上記中介部材に係合する縁部および上記チャー
    ジ板の当接部に当接する被当接部を有し、該縁部によっ
    て上記中介部材をそれの付勢に抗して上記非係合位置へ
    押動する作用位置および該作用位置から退避する非作用
    位置の間を移動するよう支持されるとともに、該作用位
    置へ付勢された制御部材とを備えており、 上記操作部材の第1係合部および第2保合部と上記制御
    部材の係止部とは、操作部材が復帰位置にあるとき係止
    部と第1係合部が互いに係合して制御部材をそれの付勢
    に抗して非作用位置に係止し、且つ操作部材が設定位置
    にあるとき係止部と第2保合部が互いに係合して制御部
    材のそれの付勢による作用位置への移動を許す一方操作
    部材をそれの付勢に抗して設定位置に係止するよう形成
    され、 上記チャージ板の当接部と上記制御部材の被当接部とは
    、チャージ板の巻上操作に応じた作動中に互いに当接し
    、上記中介部材が所定の送り爪を乗越えた後に制御部材
    をそれの付勢に抗して非作用位置に移動させるよう形成
    され、且つ、 上記所定軸のまわりを回動するよう支持され、上記チャ
    ージ板の巻上操作に応じた回動中において上記制御部材
    の縁部から離れた上記中介部材に係合する待機位置に停
    止し、上記中介部材と当接した後上記チャージ板に押動
    されることにより上記中介部材と係合した状態で回動し
    て、中介部材を上記非係合位置に保持するよう形成され
    た抑止部材を備えた巻上げ装置。 2 巻上げ完了時、フィルム駆動部材の送り爪の後方に
    入り込みフィルム駆動部の逆転を防止する逆転防止部材
    を備えた実用新案登録請求の範囲第1項記載の巻上げ装
    置。
JP1977116283U 1977-08-29 1977-08-29 多重露出装置 Expired JPS6020108Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977116283U JPS6020108Y2 (ja) 1977-08-29 1977-08-29 多重露出装置

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JP1977116283U JPS6020108Y2 (ja) 1977-08-29 1977-08-29 多重露出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5441630U JPS5441630U (ja) 1979-03-20
JPS6020108Y2 true JPS6020108Y2 (ja) 1985-06-17

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ID=29068684

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JP1977116283U Expired JPS6020108Y2 (ja) 1977-08-29 1977-08-29 多重露出装置

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4875227A (ja) * 1972-01-10 1973-10-11
JPS4956622A (ja) * 1972-09-29 1974-06-01
JPS5044819A (ja) * 1973-08-24 1975-04-22
JPS50160035A (ja) * 1974-06-17 1975-12-25

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