JPS6020097Y2 - メガネの蝶番 - Google Patents

メガネの蝶番

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Publication number
JPS6020097Y2
JPS6020097Y2 JP12139980U JP12139980U JPS6020097Y2 JP S6020097 Y2 JPS6020097 Y2 JP S6020097Y2 JP 12139980 U JP12139980 U JP 12139980U JP 12139980 U JP12139980 U JP 12139980U JP S6020097 Y2 JPS6020097 Y2 JP S6020097Y2
Authority
JP
Japan
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hinge
female
male
glasses
hinges
Prior art date
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Expired
Application number
JP12139980U
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English (en)
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JPS5743424U (ja
Inventor
繁実 山本
Original Assignee
萬世工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 萬世工業株式会社 filed Critical 萬世工業株式会社
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Publication of JPS5743424U publication Critical patent/JPS5743424U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はメガネの蝶番に関するものであり、その目的と
するところは蝶番の回転摩擦抵孔、所謂メガネ抵抗を容
易に調節することができ、それにより適正なメガネを有
することができるメガネ用蝶番と提供することにある。
一般にメガネの蝶番は雄蝶番と雌蝶番、それにこれら雄
雌両蝶番を回動自在に連結させるネジ体から構成されて
いるが、この種の蝶番においては雄蝶番と雌蝶番の間の
メガネが適当であることが要求される。
このため、従来より種々の蝶番が提案されている。
例えばネジ体の先端をカシメで雄蝶番と雌蝶番とを圧接
させたり、あるいはまたネジ体の周囲に合成樹脂の筒体
を挿入し、筒体と雄蝶番との接触によって適当なメガネ
を得るようにした装置が提案されている。
しかしながら、このような従来装置においては、蝶番の
適当なメガネを得るために上述の如く工程数を増やした
り、あるいは部品数を増すものであり、したがって構成
及び工程が複雑になり、又、余計なコストがかかるとい
う欠点を有している。
本考案は斯かる点に鑑み提案されたもので、雄蝶番と雌
蝶番との結合部分の間のすき間をせまくすることにより
該両蝶番間のメガネ抵抗を増大するという関係に注目し
、前記雌蝶番をたわみやす<シ、これにより前記雄蝶番
との締めつけをしやすくして所望のメガネ抵抗を得よう
とするものであり、構成が簡単で容易に適当なメガネが
得られるメガネの蝶番を提供するものである。
以下図面に従い本考案の実施例を説明する。
第1図において、蝶番Aはチタン材等の金属で作られた
雄蝶番1、雌蝶番2よりなり、前記雌蝶番2には相対向
する耳片4,4′が、また前記雄蝶番1には1つの連結
片5が形成されている。
前記耳片4,4′と連結片5にはそれぞれ貫通孔6が穿
設されており、ネジ体3をこの貫通孔6に挿入し前記雄
雌両蝶番1,2を互いに回動自在に連結する。
前記雄雌蝶番1,2はそれぞれメガネのつる又はレンズ
枠(図示せず)に取り付けられている。
第2図は前記雄蝶番1と雌蝶番2との結合状態を示し、
7は前記雄蝶番1と雌蝶番2との結合部分の間のき間、
即ち前記雌蝶番2の前記対相対向する耳片4,4′と前
記雄蝶番1の前記連結片5との間のすき間を示し、第3
図は前記すき間7の増減とその場合の前記雄雌両蝶番1
,2間のメガネ抵抗との関係を示したものであり、この
図から前記すき間7をせまくするとメガネ抵抗が増大す
ることがわかる。
したがって前記すき間7を調整することにより適当なメ
ガネを得ることができる。
しかしながら、この場合には前記第3図かられかる様に
前記すき間7が0.01mm大きくなるとメガネ抵抗が
8g−0程度低下するものであり、従って適正なメガネ
を得るためには前記雄蝶番1と雌蝶番2との結合部分4
.4’、7の寸法精度を厳密に出さなくてはならず加工
が複雑になり、又コストアップになる。
本考案は前記雌蝶番2を形成する工程において焼鈍処理
を施すことにより前記雌蝶番2に110から19咀度の
ビッカース硬度を備えさせ、これにより前記雌蝶番2の
前記耳片4,4′をたわみやすくし、この結果前記ネジ
体3により前記雄雌両蝶番1,2を締めつけた時前記雄
蝶番1と雌蝶番2との締めつけがしやすくなり従ってア
ガキ抵抗の増加が得られるのであり、上述の如く雄雌両
蝶番の寸法精度を厳密にすることなく適正なアガキが得
られる蝶番を提供するものである。
即ち、本考案においては、先ずチタン材等の金属材料を
引き抜き工程をくりかえすことにより異形引き抜き線を
成形する。
次にこの異形線に焼鈍処理を施こすことにより前記異形
線の硬度を下げ、110から19喝度のビッカース硬度
を備えさせる。
この場合、前記硬度は好ましくは17限度にするのが良
い。
焼鈍処理が施された後、前記異形線は蝶番として必要な
適当な長さに切断される。
前記切断された各々の異形物にはネジ体が挿入される貫
通孔が穿設され、最終的に前記第1図に示される様な前
記雌蝶番2が作られる。
前記雌蝶番2はこの様に焼鈍された結果その耳片部分4
゜4′においてたわみやすくなる。
従って前記第2図に示した如く前記雌蝶番2に前記雄蝶
番1を嵌合し、前記ネジ体3で前記雄雌両蝶番1,2を
締めつける際前記雌蝶番2の前記耳片4,4′と前記雄
蝶番1の前記連結片5との締めつけがしやすくなり、し
かも前記耳片4,4′はその面全体にわたって前記連結
片5に当接する。
この結果前記耳片4,4′を前記連結片5との間のアガ
キ抵抗が増大し、従って適正なアガキが得られる。
第4図は上述の如く焼鈍処理を施した雌蝶番と焼鈍処理
を施さない雌蝶番とを使用したそれぞれ。
の蝶番とアガキ抵抗との関係を示したものであり、この
図から雌蝶番に焼鈍処理を施した蝶番の方が前記耳片ど
連結片との間のすき間が大きくとも容易にアガキ抵抗を
増加させることが可能であることがわかる。
尚、本実施例においては、蝶番Aを構成する雌蝶番2の
みに焼鈍処理を施しているが雄蝶番1にも前述した方法
にしたがい焼鈍処理を行い、これにより前記雄蝶番1の
連結片5をたわみやすくしても良い。
本考案は上述した様に、金属材料に何回かの引き抜き成
形を行った後、最後に焼鈍処理を施すことによりその硬
度を下げ110から19喝度のビッカース硬度を雌蝶番
に備えさせ、これにより雌蝶番の耳片にたわみをもたせ
るものであり、この耳片のたわみを利用することにより
ネジ体の締めっけ時に前記雄蝶番と雌蝶番との結合部分
の間の締めつけがしやすくなり、その結果雄雌両蝶番間
のアガキ抵抗が簡単に調節でき、蝶番Aに適正なアガキ
を提供することができるものであり、従って雌蝶番の耳
片と雄蝶番の連結片の寸法精度を厳密にする必要がなく
、また前記耳片と連結片との間のすき間が大きい場合に
も容易にアガキ抵抗を増加させて所望のアガキを蝶番に
得させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は蝶番の分解斜視図、第2図は蝶番の断面図、第
3図は雌蝶番の耳片と雄蝶番の連結片との間のすき間の
大小とその場合の前記雄雌両蝶番間のアガキ抵抗との関
係を示すグラフであり、第4図は雌蝶番に焼鈍処理を施
した場合と施さない場合のそれぞれの蝶番とアガキ抵抗
との関係を示すグラフである。 1・・・・・・雄蝶番、2・・・・・・雌蝶番、3・・
・・・・ネジ体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雄蝶番1と雌蝶番2とネジ体3により回動自在に連結し
    たメガネ用蝶番のうちで、少なくとも前記雌蝶番2を金
    属材料から引き抜き成形した後、焼鈍処理を施すことに
    より110から19咀度のビッカース硬さを備えたメガ
    ネの蝶番。
JP12139980U 1980-08-27 1980-08-27 メガネの蝶番 Expired JPS6020097Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12139980U JPS6020097Y2 (ja) 1980-08-27 1980-08-27 メガネの蝶番

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JP12139980U JPS6020097Y2 (ja) 1980-08-27 1980-08-27 メガネの蝶番

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5743424U JPS5743424U (ja) 1982-03-10
JPS6020097Y2 true JPS6020097Y2 (ja) 1985-06-17

Family

ID=29482064

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JP12139980U Expired JPS6020097Y2 (ja) 1980-08-27 1980-08-27 メガネの蝶番

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JPS5743424U (ja) 1982-03-10

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