JPS60200874A - セラミツク発泡体の製法 - Google Patents

セラミツク発泡体の製法

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JPS60200874A
JPS60200874A JP5585984A JP5585984A JPS60200874A JP S60200874 A JPS60200874 A JP S60200874A JP 5585984 A JP5585984 A JP 5585984A JP 5585984 A JP5585984 A JP 5585984A JP S60200874 A JPS60200874 A JP S60200874A
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利行 長井
西田 利一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、セラミック原料を含有するポリウレタン発
泡成型品を焼成してセラミック発泡体を製造する方法に
関する。
(従来技術) 従来、セラミック原料を含有するポリウレタン発泡成型
品を焼成してセラミック発泡体を製造する方法が知られ
ている。たとえば、(a)2を越える官能性を有し、か
つ親水性であるイソシアネートでキャップしたポリオキ
シアルキレン・ポリオールからなる第1成分、そのポリ
オールは酸化エチレンユニットを少なくとも60モル%
含み、(b)焼結可能なセラミック材を分散させた水性
反応体からなる第2成分、前記第2成分中のI420の
モル数の前記第1成分中のNGO基のモル数に対する比
が約6.5から約390であり、(c)2を越える官能
性を有する交叉結合剤からなる任意な第3成分、第3成
分が含まれる場合前記ポリオキシアルキレン・ポリオー
ルの官能性は2に等しくてもよい、からなる三次元網目
構造を有するセラミック発泡体構造体の製造に用いる焼
結可能な組成物(特公昭57−34228号公報参照)
が知られている。また他の例として、セラミック原料1
00型皿部に対し水40〜60重量部に加えて泥状とし
、この泥状セラミックに、平均分子量1500〜350
0にしてエチレンオキシド含有率70〜90重量%のエ
チレンオキシド・プロピレンオキシド共重合体と末端に
2個以上のインシアネート基を有するポリイソシアネー
ト化合物とを反応させて得られ遊離イソシアネート基4
〜8%を含有する親水性ウレタンポリマー20〜40重
量部を混合し、この混合組成液を型に注入して反応発泡
させたのち、該ウレタン発泡体を乾燥焼成する多孔質セ
ラミック成型品に製造法(特開昭56−145153号
公報参照)が知られている。
上記公知の方法は、いずれもウレタンプレポリマーを生
成するためのポリオキシアルキレンポリオールのエチレ
ンオキシド含有量が60モル%以上で多く、これを用い
たウレタンプレポリマーの官能基(NCO基)の数が2
を越えるために、ウレタンプレポリマーとセラミックス
ラリ−との反応によって発泡させて成型品を生成するに
際して、上記セラミックスラリ−とウレタンプレポリマ
ーの混合後、急激に粘度が上昇して成型性が困難となる
。そのために反応工程中に水を添加して粘度調整を行な
う必要があるが、水との混合が不均一となって円滑な発
泡反応が期待し難いのである。
またポリオキシアルキレンポリオールのエチレンオキシ
ド含有量が多いと、ポリウレタン成型品は抱水し易く、
また成型工程中に水の添加が必要となるので、ポリウレ
タン発泡成型品を乾燥したのちの成型品の収縮率が大き
くなり、歪、うねり、反りが発生し易く、不良製品とな
り易い。さらにウレタンプレポリマーの官能基数が2を
越えるために、その反応性が高く、均一なかくはんが困
難となり、ポリウレタン発泡体の内部での分離、離型直
後の成型品の膨張が起こり易い。上記の問題によって均
一なポリウレタン成型品の生成が困難となる。
そこでポリオキシアルキレンポリオールのエチレンオキ
シド含有量を小さくすることによって、ポリウレタン発
泡成型品の保水性が低下し、また反応性が低下するため
乾燥収縮率を小さくすることができ、さらにセラミック
スラリ−の水混合量を少なく限定することができて、ポ
リウレタン成型品の成型性、乾燥性を向上させ、かつ反
り、うねり等の異形収縮を減少させることができる。し
かしその反面、セラミックスラリ−とウレタンプレポリ
マーとの分散性が低下するため反応が遅く、ポリウレタ
ン発泡体が硬化しにくくなる。また保水性が低下するた
めに、セラミック原料を保持する力が低下し、従ってポ
リウレタン成型品の硬度が低下し、もろくなるという欠
点がある。
(発明の目的) この発明は、ポリオキシアルキレンポリオールのエチレ
ンオキシド含有量を少なくすることによる利点を維持し
つつ、上記欠点を改良することを目的とするものである
(発明の構成) この発明は、セラミック原料100重量部に対して(a
)水を20〜80重量部、(b)HLB値9以上の界面
活性剤及び(又は)タンニン酸もしくはその塩を加え混
合してセラミックスラリ−とし、このセラミックスラリ
−に、(c)エチレンオキシド含有量30〜60重量%
、官能基数が2個以上にして平均分子量1000〜10
000のポリオキシアルキレンポリオールに、ポリイソ
シアネート化合物をNGO10H当量比が2以上である
ように反応させて得られる末端NC○基2個以上を有す
るウレタンプレポリマーをセラミック原料100重量部
に対して5〜40重量部混合し、この混合組成液を型に
注入して反応発泡させたのち、該ポリウレタン発泡成型
品を乾燥、焼成することを特徴とするセラミック発泡体
の製法である。
(構成要件の説明) この発明に使用されるセラミック原料は、高温に加熱す
ることによって一般に焼結体となり得るものであって、
カオリン、粘土類、シリカ、アルミナ、長石、陶石、ム
ライト、ジルコン、ジルコニア、チタニア、炭化ケイ素
、コージライトなどが例示され、またこれらの各種原料
を混合したものである。
上記セラミック原料に混合する(a)水の量は、セラミ
ック原料100重量部に対し20〜80重量部であり、
水の量が20重量部未満の場合はセラミックスラリ−の
粘度が高くなって作業性が悪く、分散性、反応性が低下
し、反対に80重量部を越えるとセラミック成分が沈降
し易く、またポリウレタン発泡体中の水分が多くなって
発泡成型品の乾燥収縮率が大きくなり、また得られる成
型品は独立気泡となり易い。上記の水の混合量は、セラ
ミック原料の粒度によって調節され、粒度が大きいほど
水の混合量を少なく、粒度が小さいほど水の混合量を多
くすることが好ましい。この水は、セラミック原料をス
ラリーにする目的のほかに、後記するウレタンプレポリ
マーの反応、発泡作用をなすものである。
セラミックスラリ−の生成に混合される(b)界面活性
剤及び(又は)タンニン酸もしくはその塩は、この発明
の特長の一つである。界面活性剤としてはアニオン系、
カチオン系、ノニオン系及び両性系のいずれの系も使用
できる。アニオン系は高級アルコール硫酸エステル塩、
アルキルベンゼンスルホン酸塩、ジアルキルスルホカル
ボン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル硫酸エステル塩など、カチオン系はアミド結合ピリジ
ニウム塩、エステル結合アミンなど、ノニオン系はポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
・ポリオキシプロピレン共重合体、ポリオキシエチレン
カルボン酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテルなど、両性系はベタイン、イミダシリンカ
ルボン酸などがそれぞれ例示される。上記各県の界面活
性剤は。
ポリウレタン発泡体の離型性、低収縮性の点からすれば
、アニオン系、カチオン系、両性系、ノニオン系の順に
従って効果が減少されるが、セラミックスラリ−とウレ
タンプレポリマーとの混合直後の粘度の安定性、ポリウ
レタン発泡体の硬度の点からみればノニオン系が優れて
いる。総合的にみれば、ノニオン系のポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテルが好適である。ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテルが好適である理由は
明らかでないが、フェニル基を含むことによってウレタ
ンプレポリマーとの親和性がよく、分散性が改良される
ものと推定される。上記界面活性剤のHLB値は9以上
、好ましくは17以上であり、HLB値が9未満ではポ
リウレタン発泡体の硬度、セラミックスラリ−の分散性
の向上に寄与しない。界面活性剤の混合量は、セラミッ
ク原料100重量部に対し0.05〜2.0重量部、好
ましくは0.3〜0.8重量部であり、0.05重量部
未満であるとその効果が得られず、2.0重量部を越え
るとポリウレタン発泡体の乾燥収縮率が大きくなる傾向
がある。
タンニン酸もしくはその塩としては、五倍子タンニン、
ピロガロールタンニン及びこれらのナトリウム塩などで
あって、複雑な成分と有する天然物を加工したものが例
示される。このタンニン酸もしくはその塩は、フェノー
ル性水酸基を有し、かつ水がはるかに多いために、NG
O基との反応による架橋剤として作用するとは考えられ
ないが、結果的には明らかにポリウレタン発泡体の硬度
、収縮率、反応性が改良されているので、分散効果と触
媒効果との相乗的効果がみられる。タンニン酸もしくは
その塩の混合量は、セラミック100重量部に対して0
.O1〜2.0重量部、好ましくは0.04〜0.08
重量部であり、0.01重量部未満では効果がなく、ま
た2、0重量部を越えても効果の向上は得られない。こ
のタンニン酸もしくはその塩は、従来、有用な保護コロ
イドとして使用されているが、上記したような反応性、
ポリウレタン発泡体の硬度を向上させるという現象は、
単にセラミックスラリ−の安定分散性という点からみれ
ば特異のものといわざるを得ない。
上記界面活性剤及びタンニン酸もしくはその塩は、それ
ぞれ単独に、又は併用してもよい。併用する場合は、そ
の混合量はそれぞれ単独の場合の混合量より若干少ない
量でよい。
上記セラミックスラリ−には、ピロリン酸ソーダ、ケイ
酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸、アルミン酸ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム、ジエチルアミン、ピリジンなど
の解こう剤、またはカルボキシメチル、ヒドロキシエチ
ルセルロース、メチルセルロース、ポリビニルアルコー
ルなどの粘度調節剤を添加してもよい。これら解こう剤
、粘度調節剤の混合量はセラミック100重量部に対し
て0.01〜0.1重量部が好ましい。
上記セラミックスラリ−に反応させるとウレタンプレポ
リマーは、エチレンオキシド含有量30〜52重量%、
官能基数が2個以上であって、平均分子量1000〜t
ooooのポリオキシアルキレンポリオールに、ポリイ
ソシアネート化合物をNGO1011量比が2以上であ
るように反応させて得られた末端NGO基を2個以上有
するものである。
上記ポリオキシアルキレンポリオールのエチレンオキシ
ド含有量は30〜52重量%(34〜59モル%)、好
ましくは40〜50重量%である。エチレンオキシド含
有量が30重量%未満ではウレタンプレポリマーの反応
性が低下し、セラミックスラリ−に対して分散性が悪く
なり、反対に52重量%を越えるでポリウレタン発泡体
の熱収縮率が大きくなって亀裂を生じ易くなる。
ポリオキシアルキレンポリオールの官能基数は2個以上
、好ましくは2個より大きく3個以下である。官能基数
が2個未満であるとポリウレタン発泡体が硬化しなくな
る。ポリオキシアルキレンポリオールの平均分子量が1
000未満の場合は、ウレタンプレポリマーの分散性が
低下し、ポリウレタン発泡体が硬化しにくくなり、反対
に平均分子量がtooooを越えると粘度が大きく反応
が困難となる。上記ポリオキシアルキレンポリオールは
、開始剤としてグリセリン、トリメチルロールプロパン
、トリエタノールアミンを用い、これらにプロピレンオ
キシド、エチレンオキシドを付加したもの、またはエチ
レングリコール、1,4−ブタジオール等の2官能性グ
リコールにプロピレンオキシド、エチレンオキシドを付
加したものを、上記ポリオール(官能基3以上)と混合
したもの、さらに開始剤として官能基2以上と官能基3
以上とを混合し、これにプロピレンオキシド、エチレン
オキシドを付加したものが例示される。
ポリイソシアネート化合物は、末端に2個のNGO基を
有するもので、トリレンジイソシアネート(TDI)、
シフエルメタンジイソシアネート(MDI)、ポリメチ
レンポリフェニレンジイソシアネート(PAPI)など
があげられ、原価の点からみればTDl、粗製MDIが
好ましい。
上記ポリオキシアルキレンポリオールとポリイソシアネ
ート化合物とのN G O/ 01−1モル比は2以上
であり、ウレタンプレポリマーの末端NCO基は2個以
上である。NGO10Hモル比が2未満の場合はポリウ
レタン発泡体は硬化しない。
セラミックスラリ−に対するウレタンプレポリマーの混
合量は、上記セラミック原料100重量部に対し5〜4
0重量部である。ウレタンプレポリマーの混合量が5重
量部未満であると、ポリウレタン反応時の発泡力が小さ
くて気孔率が小さく比重が大きくなり、またポリウレタ
ン発泡体の強度が小さくなる。反対に40重量部を越え
ると発泡倍率が大きくなり、ポリウレタン発泡体の乾燥
時の収縮および変形が大きく、かつセラミック焼結発泡
体の強度が小さくなる。
上記ウレタンプレポリマーには、連続気泡剤を添加する
ことができる。連続気泡剤の好適なものとしてポリジメ
チルシロキサン・ポリオキシアルキレン共重合体があげ
られ、その添加量はセラミック原料100重量部に対し
1〜2重量部が適当である。上記連続気泡剤は、硬質ウ
レタンフオームの連通性整泡剤として使用されているも
のであり、ポリウレタン発泡の際に生成した気泡の一部
が破壊されて連続気泡性のポリウレタン発泡体が得られ
、この連続気泡のポリウレタン発泡体は、その乾燥時に
おける収縮、変形や、また焼成時におけるひび割れ、変
形が軽減される。上記の連続気泡剤は、水に対する分散
性が悪く、これをセラミックスラリ−に直接混合すると
、セラミックスラリ−の粘度を上昇させ、また加水分解
される恐れがあるので、連続気泡剤はウレタンプレポリ
マーに混合しておくことが好ましい。
またウレタンプレポリマーには、ポリウレタン発泡時に
広く利用されている触媒、例えばジグチルチンジラウレ
ートやトリエタノールアミンなどを添加してもよい。
上記に説明したセラミックスラリ−とウレタンプレポリ
マーを混合して十分にかくはんした混合組成液は、型に
注入され、型内で反応、発泡させてポリウレタン発泡成
型品を得る。型内での反応は常温〜50℃、3〜5分で
行なわれる。
型内で成型されたポリウレタン発泡体は、型から取出し
たのち、80〜100℃、15〜24時間乾燥してポリ
ウレタン発泡体に含有する水分を除去する。
次いで乾燥されたポリウレタン発泡体は、高温の加熱炉
中で加熱される。この加熱はポリウレタンの熱分解とセ
ラミック原料の焼結を行なうものであり、前者の工程は
常温から400℃に範囲に上昇されて行なわれ、その間
にポリウレタンが徐々に酸化分解するか、もしくは酸素
が不十分な雰囲気での熱分解を生じ、また後者の工程は
セラミック原料によって異なるが通常1100℃以上の
温度にて行なわれる。焼結後は、徐々に放冷したのち加
熱炉から取出す。
実施例 各種セラミック材料を混合したセラミック原料に水、界
面活性剤及び五倍子タンニン、解こう剤を第1表の配合
量に加えて均一に混合かくはんしてセラミックスラリ−
を製造する。一方、エチレングリコールを開始剤とする
エチレンオキシド・プロピレン共重合体1モルと、トリ
レンジイソシアネート数モルとを混合して120℃、3
時間反応させてウレタンプレポリマーを製造し、このウ
レタンプレポリマー25重量部に連続気泡剤(商品名Y
−6827、日本ユニカ社製)1重量部を加えて混合す
る。次いで上記セラミックスラリ−にウレタンプレポリ
マーを加えて均一に混合するようかくはくし、この混合
組成物を、あらかじめ内面にシリコーン系離型剤を塗布
したポリ塩化ビニル製の筒状モールド(直径50■、長
さ280+um)に所定量注入し、5分間反応発泡させ
る。このポリウレタン発泡成型器をモールドから取出し
たのち、直ちに乾燥器で24時間乾燥し、次に上記乾燥
ウレタン発泡体を電気炉内に入れ、400℃まで5時間
、次いで高温まで2時間の割合で昇温し、高温で2時間
保持して焼成し、焼成後15時間で冷却してセラミック
発泡体を得た。上記各工程の条件、物性値を第2表に示
した。
(以下空白) 第1表中、界面活性剤の種類(イ)はノニルフェニルエ
ーテル(ノニオン系)、(ロ)は商品名エマルジェット
−9(ノニオン系)、(ハ)は商品名モノゲンY−50
0(アニオン系)、(ニ)は商品名力チオノーゲンしく
カチオン系)、(ホ)は商品名ノイゲンEA33(ノニ
オン系)にしていす匙も第−工業製薬社の製品である。
また解こう剤の種類(へ)はピロリン酸ソーダ、(ト)
はへキサメタリン酸ソーダである。
第2表中の保水性は、ウレタンプレポリマー20gに添
加剤0.5g、所定の水の量を加えて発泡させたとき、
5分後のフオーム中の水の最大保持量で示し、流水性は
、500ccカツプにスラミックスラリーをいれ、これ
に計算量のウレタンプレポリマーを10〜15秒間かく
はん混合し、この混合組成液を型に流し込む時、カップ
に残らずに流入できるものを良、カップにかなりの量が
残るものを不良とした。第2表中の成型5分後の硬度は
JIS硬さ計タイプCによった。
第2表でみられるように、界面活性剤及び五倍子タンニ
ンを添加しない比較例Nαlはポリウレタン発泡体の硬
化が遅く、10分で脱型可能となるが型くずれを生じて
いたので焼成しなかった。ポリオールのエチレンオキシ
ド含有率が70%である比較例Nα2は乾燥収縮率が実
施例に比べて大きいので焼成しなかった。界面活性剤の
HLB値の小さい比較例Nα3は、成型5分後硬度が著
しく小さく、型くずれして脱型困難であるので焼成でき
なかった。
(発明の作用効果) この発明は、ウレタンプレポリマーを生成するためのポ
リオキシアルキレンポリオールのエチレンオキシド含有
量を30〜52重量%を小さくすることによってポリウ
レタン発泡成型品の乾燥収縮率を減少させて乾燥時の文
法安定性、焼成体の文法安定性を維持し、ひいてはセラ
ミック発泡体の不良品発生を減少させる。そして上記エ
チレンオキシド含有量の減少によってプレポリマーの分
散性、ポリウレタン発泡体の保水性が低下し、ポリウレ
タン発泡体の強度が低下するのを、セラミックスラリ−
に界面活性剤及び(又は)タンニン酸を添加することに
よって上記分散性、保水性を向上させ、ポリウレタン発
泡体及びセラミック発泡体の強度を保持させるのである
特許出願人 東洋ゴム工業株式会社 代理人 弁理士 坂 野 威 失 言 1) 了 司

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミック原料100重量部に対して(a)水を
    20〜80重量部、[b)HLB値9以上の界面活性剤
    及び(又は)タンニン酸もしくはその塩を加え混合して
    セラミックスラリ−とし、このセラミックスラリ−に、
    (C)エチレンオキシド含有量30〜52重量%、官能
    基数が2個以上にして平均分子量1000〜10000
    のポリオキシアルキレンポリオールに、ポリイソシアネ
    ート化合物をNGO10H当量比が2以上であるように
    反応させて得られる末端NC○基2個以上を有するウレ
    タンプレポリマーをセラミック原料100重量部に対し
    5〜40重量部混合し、この混合組成液を型に注入して
    反応発泡させたのち、該ポリウレタン発泡成型品を乾燥
    、焼成することを特徴とするセラミック発泡体の製法。 〔2〕界面活性剤の混合量がセラミック原料100重量
    部に対して0.05〜2.0重量部である特許請求の範
    囲第1項に記°載のセラミック発泡体の製法。 〔3〕タンニン酸もしくはその塩の混合量がセラミック
    原料100重量部に対して0.01〜2.0重量部であ
    る特許請求の範囲第1項に記載のセラミック発泡体の製
    法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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