JPS60199231A - フアジイ論理回路 - Google Patents

フアジイ論理回路

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JPS60199231A
JPS60199231A JP59057125A JP5712584A JPS60199231A JP S60199231 A JPS60199231 A JP S60199231A JP 59057125 A JP59057125 A JP 59057125A JP 5712584 A JP5712584 A JP 5712584A JP S60199231 A JPS60199231 A JP S60199231A
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current
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output
input
equation
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JP59057125A
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English (en)
Inventor
Fumio Ueno
文男 上野
Retsu Yamakawa
烈 山川
Yuji Shirai
白井 雄二
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Omron Corp
Original Assignee
Tateisi Electronics Co
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明はファジィ論理回路に関する。
ファジィ論理はファジネスすなわち「あいまいさ」を取
扱う論理である。人間の思考や行動にはあいまいさがつ
きまとっている。そこで、このようなあいまいさを数i
化したり理論化できれば、交通管11LM急、応用医療
体制等の社会システム、人間を模倣してつくられるロボ
ット等の設計に応用できる筈である。1965年にり、
 A、 Zadehによってファジィ集合の概念が提唱
されて以来、このような観点から「あいまいさ」を取扱
う一つの手段としてファジィ論理の研究が行なわれてき
た。しかしながらこのような研究の多くがディジタル計
算機を用いたソフトウェア・システムへの応用に向けら
れているのが現状である。ディジタル計算機は0と1と
からなる2値論理に基づく演算を行なうものであり、そ
の演算処理はきわめて厳密ではあるが、アナログ−の入
力にはA/D変挽回路を付加する必要があり、このため
に膨大な情報を処理させようとすると最終結果が得られ
るまでに長い時間を要するという問題がある。また、フ
ァジィ論理の応用のためのプログラムはきわめて複雑に
ならざるを得す、複雑な処理のためには大型ディジタル
it s 機が必要となり経済的でない。
そもそもファジィ論理は0がら1までの区間の連続的な
値(0,1)を扱う論理であるがら、2値論理をJ1#
とするディジタル計算機にはなじまないという面をもっ
ている。またファジィ論理は巾のあるあいまいな邑を取
扱うものであるから、ディジタル計算機による演算はど
の厳密性は要求されない。そこで、ファジィ論理を取扱
うのに適した回路、システムの実現が望まれている。
発明のR飲 この発明は、ファジィ論理に適した基本的な回路であっ
て、かつ複数の演算を同時に行なうことのできるファジ
ィ論理回路を提供することを目的とする。
この発明によるファジィ論理回FMは、FETからなる
マルチ出力電流ミラー、マルチ出力電流ミラーの入力側
に接続される第1の入力用電流源、複数の第2の入力用
電流源、入力側がマルチ出力電流ミラーの複数の出力側
と複数の第2の入力用電流源にそれぞれ接続される複数
のワイヤードOR1およびワイヤーFORの出力側にそ
れぞれ接続される複数の出ツノ端子、からなることを特
徴とする。原則的には、ワイヤードORと出力端子との
間に、出力電流の向きに対して順方向となるダイオード
が設けられるが、特殊な場合にはこのダイオードを省く
ことができる。入力用電流源の形態には種々ある。たと
えば、センサの検出信号を、ファジィ論理で使用される
Oから1までの31続的な値(0,1)を表わしかつ検
出信号に対応する電流値に変換してその値の電流を出ツ
ノするもの、指令されたまたは入力された電圧、電流値
(アナログ、ディジタルを問わず)を同様にそれに対応
づる値の入力電流に変換しかつ出ツノするものなどを挙
げることができよう。また、ファジィ論理回路が多段に
接続れた場合には、前段のファジィ論理回路が後段のフ
ァジィ論理回路の入力用電流源になるだろう。さらに、
ある定まった値(たとえばファジィ論理におりる値1)
に対応する電流を発生するものも入力用電流源として用
いられるであろう。出力端子とは、ワイヤボンディング
などのための端子のみならず、単に出力電流を導(ため
の導体も含む。たとえば、次段のファジィ論理回路との
問を接続するためのへlパターンなども出力端子の概念
に含まれる。
この発明はFETを用いて電流ミラーを構成しているか
ら、ミラ一定数を常に1に保つことが可能であり、正確
なファジィ論理演算ができるとともに、演算速度の高速
化が可能である。
また、電流モードで動作するから、算術和、算術差をワ
イヤードORで実現することが可能であり、回路構成を
きわめて簡素化することができる。そして、この発明に
よるファジィ論理回路は、同時に複数の演算を行ないか
つ複数の出力を発生するものであるから、素子の節約が
可能でありIC(集積回路)化に最適である。
実施例の説明 1) ファジィ論理回路における電流の入出力形態 この発明におけるファジィ論理回路はmmモードで動作
する。そこで電流の入出力形態を簡単に説明しておく。
第1図において、ファジィ論理回路(10)の入力電流
がliで、出ツノ電流が10でそれぞれ表わされている
。(A)は、入力電流11が回路(10)に向って流れ
込み、出力電流1oが回路(10)から流出する入出力
形態を示している。これを、吸い込み入力、吐き出し出
力と名付ける。(B)は、入力電流11が回路(10)
から流出し、出力ffi流10が回路(10)に流入す
る吐き出し入力、吸い込み出力の形態を示している。同
様にして、(C)は吸い込み入力、吸い込み出力を、(
D)は吐き出し入力、吐き出し出力をそれぞれ示してい
る。
ファジィ論理回路を多段(カスケード)に接続する場合
には、第1図(A>または(B)の形態を採用すること
が好ましい。第1図は1人力、1出力の例であるが、多
入力、多出力の回路においても電流の入出力形態は変わ
らない。
2) ファジィ論理の基本演算 ファジィ集合Xはメンバーシップ関数μXによって特性
づけられる。メンバーシップ関数とはその変数がファジ
ィ集合Xに属している度合いを表わすものであり、この
度合いはOから1までの区間の連続的な値(0,1)に
よって表わされる。したがって、メンバーシップ関数は
その変数を(0,1)に変換するものであるということ
ができる。ファジィ集合Yも同様にメンバーシップ関数
μyによって特性づけられる。
ファジィ論理とは、あいまいさをファジィ集合の形で表
わし、これを用いて、通常の論理をあいまいさを取扱う
ことができるように拡張したものである。ファジィ論理
の基本演算には、限界差、論理補、限界和、限界積、論
理和、論理積、絶対差、含意および対等がある。後に明
らかになるように、これらの9の基本演算は限界差と算
術和によって表わすことができる。このことは、ファジ
ィ論理の基本演算の最少単位が限界差と算術和であるこ
とを意味している。
電流モードで動作する回路の利点の1つは、算術和を(
算術差も)ワイヤードORで実現できることである。
以下に、まずこれらのファジィ基本部界を実行する回路
について説明し、その後、この発明によるマルチ出力の
ファジィ論理回路について述べる。以下の実施例では、
ファジィ演算回路はPチャネルMO8形FET (電界
効果トランジスタ)(1)−MOS FE’l’)で実
現されており、かつ吐き出し入力、吸い込み出力の電流
入出力形態が採用されている。ファジィ論理回路はP−
MOS FETのみならず、NヂャネルMO8形FET
(N−MOS FET)、相補形MO8(C−MOS)
FETによっても実現できるのはいうまでもない。
3) 限界差回路 ファジィ集合X、Yに対して、限界差は、それらのメン
バーシップ関数μ×、μyにより次のように定義される
XeY→μ8ey 三μ×θμy −OV (μ×−μV) ・・・(1)ここでeは限界
差、■は論理和(WaX ) (大きい方を選択するこ
と)、−は算術上の引算(算術差)をそれぞれ表してい
る。ファジィ論理では負の値は使用しないから、第(1
)式において、(μ×−μy)が負の値になった場合に
は論理和■によって限界差はOとなる。すなわら、第(
1)式は具体的には次の関係を表わしている。
・・・ (2) 第2図に限界差回路が示されている。限界差回路は、P
−MOS FETにより構成される電流ミラー(1)、
ワイヤードOR,ダイオード(2)、2つの電流源(3
)(4)および1つの出力端子(5)からなる。11m
ミラー(1)は2つのP−MOS FETからなる電流
ミラーと等価である。第4図において、(A)は第2図
における電流ミラー(1)を、(B)4.12つのP−
MOS FET (11) (12)からなる電流ミラ
ーをそれぞれ示している。
第4図(B)において、2つのFET(11)(12)
のソース(S)が接地されている。またこれらのゲート
(G)が互いに接続され、かつこれらのゲート(G)が
一方のFET(11)のドレイン(D)に接続されてい
る。一方のFET(11)のトレイン(D)に吐き出し
入力M流1iを与えると、他方のFET(11’)のド
レイン(D)から1i−Joとなる吐き出し出力型Wt
 Io ff1mラレル。コレハ、FET(11)(7
)トレイン電流がliに等しくなるようにゲート電圧(
ゲート/ソース間電圧)が加わるからであり、このゲー
ト電圧は他方のFET(12)にも作用してFEI’(
12)のドレイン電流も11に等しくなるからである。
ただし、2つのFET(11) (12)の構造および
Si 5tCh界面物性が等しいことが条件である。ゲ
ート(G)と一方のFET(11)のドレイン(D)と
の開の短絡路には電流は流れない。
2つのFETの構造および5i−8i Ot界面物性が
等しければ、入力ri流の大きさに関係なく入力電流I
iに等しい出力電流■0が得られるというのはFETを
用いたM流ミラーの大きな特徴である。バイポーラ素子
、たとえば通常の接合トランジスタを用いた電流ミラー
では、電流増幅率βが非常に大きい場合にのみli −
IOが成立する。入力電*Itが小さい場合には電流増
幅率βも小さくなるので上記の等式が成立しなくなる。
第4図(B)の電流ミラーを、以下第4図(A)の記号
で表境する。
第2図に戻って、電流ミラー(1)の入力用ドレイン(
ゲート)に吐き出しm流lyのN流源(4)を接続すれ
ば、その出力用ドレインにはこれと等しい値Iyの吐き
出し電流が得られることは、上述の説明から明らかであ
ろう。この出力用ドレインに、吐き出しM流(Xの電流
源(3)と、電流ミラーの吐き出し方向に対して逆方向
となるダイオード(2)を介して出力端子(5)とを接
続しておく。電流諒(3)によってlxの値の電流が引
っばられるので、lx>Iyの場合にのみ12−IX−
IYの出力f?!流が端子(5)からダイオード(2)
を通して吸い込まれることになる。[X≦IVの場合に
はIy−1xの出力W1流が吐き出されようとするが、
ダイオード(2)によって阻止されるので、端子(5)
に流れる出力l!流は零となる。
以上の関係をまとめると、次のようになる。
・・・(3) メンバーシップ関数μ×、μyをそれぞれ入力rH流1
x、Iyに、限界差μxta7を出力電流lzにそれぞ
れ対応させれば、第(3)式は第(2)式と全く同じ関
係を表わしている。第2図の回路が限界差の基本演算回
路であることが理解できよう。
第3図は、入力電流の−hIyをパラメータとした場合
における、他方の入力筒fIlEI Xと出力側1zと
の関係を示している。ここで、人、出力電流はいずれも
、最大値が1となるように正規化されている。
第5図は、第2図に示される限界差回路をIC(集積口
路)によって実現した場合のICの構造の一例を示して
いる。(A)は平面パターン図、CB>はb−b線にそ
う断面図、(C)はC−C線にそう断面図であり、いず
れも図式的に示されている。また、リブストレートく第
2ゲート)は省略されている。この回路は、n形基板(
30)上に通常のP−MO3製造プロセスによってつく
ることができる。
ffi流ミラー(1)におけるソースとなるA/(II
休)パターン(61)はn領域(41)にオーミック接
触している。入力側のドレインとなるA/パターン(6
2)はn領域(42)に接続されている。出力側のドレ
インとなるAIパターン(63)もまたp領11!(4
3)に接続されている。
2つのFETのチャネル巾、チャネル長、ゲート酸化膜
厚はそれぞれ等しくなるように製作されている。n領域
(41)と(42) (43)との間にのぞむように、
ゲートとなる多結晶Si (Bドープ、p形)(50)
がSiO2絶縁膜(51)を介して設けられている。こ
の多結晶3i(50)はA/パターン(62)に接続さ
れているが、A/パターン(63)とはSi 02 (
51)を介して絶縁されている。n領域(44)とn領
域(45)とによりダイオード(2)が構成されている
A/パターン(63)がカソード側となるn領域(45
)上までのばされ、このnfi域(45)に接続されて
いる。出力端子(5)に接続されるAIバター> (6
4) ハt) (ri域(44)k−接続サレテいる。
第6図は、N−MOS FETにより構成された限界差
回路を示している。吸い込み六ツノ、吐き出し出力の1
[E入出力形態となっている。
また2つのドレインが設けられ、一方がゲートに接続さ
れ、他方は出力側に接続されている。
ソースは接地されている。ダイオード(2)は第2図に
示すものとは当然のことながら向きが逆である。このよ
うな回路においても第(3)式の演算が達成されるのは
いうまでもない。
第6図においてffl流源が入力端子(3)(4)に置
きかえられているが、以下に説明する種々の回路におい
ても、簡略化のために同じやり方を採用する。
4) 論理補 ファジィ集合Yに対して、論理補はそのメンバーシップ
関数μyを用いて次のように定義され、かつ限界差を用
いて表現することができる。
Y@μy 三1−μy −1θμy ・・・(4) 第(1)式または第(2)式とこの第(4)式とを比較
すれば、論理補は限界差においてμx−1としたもので
あることが分るであろう。
したがって、論理補回路は第7図に示すように、第2図
においてlX−1とすればよい。すなわち、入力電流源
(3)として1の値(最大値)の入力電流を発生するも
のを用いればよい。
この場合、出力側ドレインから流出する電流(Iyに等
しい)は、端子(3)の入力電流1よりも大きくなるこ
とはあり袴ないから、ダイオード(2)を省略すること
が可能である。第8図は、論理補演算における入力N流
IVと出力電流1zとの関係を示しでいる。
5) 限界用 ファジィ集合X、Yに対して、限界用は、それらのメン
バーシップ関数μX、μyにより次のように定義される
X@Y仲μx8゜ 一μ×Φμy 三1Δ(μX十μy) ・・・(5) ここで、■は限界用、△は論理積(win ) (小さ
い方を選択する)、+は拝術和をそれぞれ表している。
ファジィ論理では1を超えた値は使用されないから、(
μX十μy)が1を超えた場合には論理積△によって限
界用は1となる。
すなわち、第(5)式は具体的には次の関係を表わして
いる。
・・・(6) 第(5)式の限界用は次式のように表わされうる。
1Δ(μχ十μy) −18(1θ(μX十μy)) ・・・(7) 第(7)式は次のようにして証明できる。
1θ(1e(μX+μy))三1θ(1θ(X+y )
) −OV (1−(1θ (x +y > ) )−OV
 (1−(OV (1−x −y ) ) )−OV 
((1−0) Δ (1−(1−x−y))) −OV (1△(x 十y ) ) −1△(x 十y ) 三1Δ(μX十μy) ・・・(8) 第(7)式から分るように、限界用は1回の算術和演算
と2回の限界差演算によりめることが可能である。この
ことは、限界和回路を1つのワイヤードORと2つの限
界差回路とにより実現できることを示している。
第9図は限界和回路を示している。入力端子(3)(4
)の吐き出し入ノコ電流l×とIVの算術和1a−1x
+IVがワイA7−ド0Rk−よつて演算され、この電
流1aが第1段の限界差回路の入力となる。この限界差
回路のもう1つの入力端子(6)には1の値をもつ吐き
出し入力電流が与えられている。したがって、第1段の
限界差回路の吸い込み出力電流1bは次式で与えられる
・・・(9) この出力電流1bは、第2段の限界差回路の入力となる
。この限界差回路は、電流ミラー(21)とダイオード
(22)とから構成され、も(25)の吸い込み出力電
流1zは次式で与えられる。
・・・(10) 第(10)式は第(6〉式に対応し、第9図の回路によ
って限界和の演算が実行されることが理解できよう。第
9図の回路もまた、第5図に示すICパターンを2段に
設けることにより容易にIC化することができる。
電流ミラー(1)および(21)の出力側ドレインから
流出する電流(それぞれIa、Ibに等しい)は、それ
ぞれ端子(6)(23)の入力電流1よりも大きくなる
ことはあり得ないから、ダイオード(2)(22)を省
略することが可能である。このことは、回路のIC化に
とって好都合である。
6) 限界積 ファジィ集合X、Yに対して、限界積は、それらのメン
バーシップ関数μ×、μyにより次のように定義され、
かつ限界差を用いて表わずことができる。
xoaywμ%Q。
ヨOV(μχ+μy−1) −(μX+μy)θ1 ・・・(11)ここで■は限界
偵を表わしている。第(11)式の限界積の定義による
と、限界積とは、メンバーシップ関数μ×とμyとの算
術和から1を引き、この減算結果とOのいずれか大ぎい
方を選択することを意味している。これは具体的には次
の関係を示すものである。
・・・ (12) 一方、第(11)式は限界積の演算が算術和と限界差に
より行なわれることを示している。限界積回路が第10
図に示されている。この図において、電流ミラー(1)
のゲート側入力端子(6)には1の値をもつ吐き出し入
力端子が供給されている。また、2つの入力N流I×と
1yとの和ワイヤーFOR回路によって演算され、この
和電流が電流ミラー(1)の出力側ドレンの入力となっ
ている。したがって、この回路の出力N流IZは次式で
与えられる。
、・・(13) 第(13)式は第(12)式に対応しているから、11
10図の回路によって限界積が演算されることは明らか
である。第10図の限界積回路は、第5図(A)におい
てA/パターン(63)に接続されたもう1つのAIパ
ターン(65)を設けることにより容易にIC化するこ
とができる。
7) 論理和 ファジィ集合X、Yに対して、論理和はそれらのメンバ
ーシップ関数μ×、μyにより次のように定義される。
xuy鋳μxuy 三μXVμy ・・・(14/ 論理和■はμX、μyのいずれか大きい方を選択づるこ
とを意味しているから、第(14)式は次のように書き
なおすことができる。
・・・ (15) 第(14)式は次のように変形することが可能である。
μXVμy−(μXθμy)十μy −(μyeμX)十μ× ・・・(16) 第(16)式は次のようにして証明される。
(μ×θμy)十μy三(Xθy)+y−[OV (x
 −y ) ) ] +y= (V +O) V <V
 + (X−y) )y Vx 三μyvμX ・・・(17) 第(16)式より、論理和の演搾は限界差回路とワイヤ
ードORとにより実現できることが分かる。第11図は
、論理和回路を示している。
この図において、限界差回路の出力電流(aは次式で与
えられる。
・・・(18) 入力端子(6)に電流1yが供給されており、ワイA7
−FORによりrfi流1aとIVが加算される。そし
て、最終的な出力電流lzは、Iz−Ia+Iyで与え
られるのでlzは次のようになる。
・・・(19) 第(19)式を第(15)式と対応させることにより論
理和の演1算が行なわれていることが分る。
論理和回路についてのIC回路は、第5図(A1におい
”’(A /パターン(64)に接続されるA/パター
ン(66)を追加すればよい。
なお、論理和回路番よ第11図に示されているように、
一方の入力型11E(第11図では+y>について2つ
の電流源が必要となる。また第11図において、入力電
流lxとIyとを交換しても同じ結果が得られるのはい
うまでb /Jい。
8) 論理積 ファジィ集合X、Yに対して、論理積はそれらのメンバ
ーシップ関数μ×、μyにより次のように定義される。
X/IY@μ8ハ。
三μ×へμy ・・・(20) 論理積△はμX、μyのいずれか小さい方を選択するこ
とを意味しているから、第(20)式は次のように書き
なおすことができる。
・・・ (21〉 第(20)式は次のように変形することが可能である。
μX11y −μXθ(μXθμV) −μye(μyθμ×)・・・(22)第(22)式は
次のようにして証明される。
μxe(μxeμy)三Xθ(x ey )−OV [
x −(xθy)] −OV [x−[OV (x −V ) ] ]−OV
 [(x−0)△(x −(x −YL) ]−OV 
(x Ay ) 譚×△y 三μ×へμy ・・・(23) 第(22)式より、論理積の演算は2つの限界差回路に
より実現できることが分る。第12図は、論理積回路を
示している。この図において、第1段の限界差回路の出
力電流1aは次式で与えられる。
・・・(24) この電流1aが第2段の限界差回路の一方の入力電流と
なり、他方の入力111f流(端子(23)としてはI
Xが与えられている。したがって、この第2段の限界差
回路の出力電流1zは次式%式% (25) 第(25)式を第(21)式に対応させることにより、
論理積の演算が実行されていることが理解できるであろ
う。
後段の限界差回路の電流ミラー(21)のゲートに電流
が流入することはあり得ないから、ダイオード(2)を
省略することができる。
第13図は、第12図の論理積回路をIC化した場合の
構造を示している。第12図においてダイオード(2)
を省略することができるので、第13図ではこのダイオ
ードが除かれている。また、第1段の限界差回路におけ
る電流ミラー(1)のICパターンに関しては、第5図
(A>にyおける対応するものと同一符号が付(プられ
ている。、b−b線断面およびC−C@断面は第5図(
B)(C)にそれぞれ示すものと同じである。そして、
d−d線断面はw45図(B)に示された断面図の一部
(後述する第17図(B)と同じである。第1段の電流
ミラーはAIパターン(63)によって第2段の電流ミ
ラーに接続されている。第5図との対応から、第13図
に示すIcパターンが第12図の回路を構成しているこ
とが容易に理解できよう。
なお、限界和回路第9図のICパターンは、第13図に
おいて、A/パターン(62)に接続されたA/パター
ン(67)を付加することにより実現される。
9) 絶対差 ファジィ集合X、Yに対して、絶対差は、それらのメン
バーシップ関数μX、μyにより次のように定義される
IX−Ylsμ+x−y+ 三1μ×−μv1 ・・・ (26) 第(26)式は次のように変形することが可能である。
μIX−γ、−<μ×θμy)+(μνθμ×)・・・
(21) 第(27)式は次のようにして証明される。
(μXθμy)+(μyθμ×) 三(×θV)+(VθX) −(xθy ) +[OV (y −x ) ]−[(
Xey)+O]V[(xθy)+(y −x ) 1 − [[OV (x −y ) ] 十〇] V[[0
V(x−y)]+(y−x)] = [(0+O) V (0+x −y ) ] V[
(y−x十〇)V(x−y+y−x)]−OV (X 
−1)V (V −X )VO= (x −V ) V
 (y −x )ヨ(μX−μy)V(μy−μX)・
・・(28)第(27)式より絶対差の演$1は、2つ
の限界差回路と1つのワイ17−FORにより実現でき
ることが分る。第14図は絶対差回路を示している。こ
の図において、電流ミラー(1)とダイオード(2)と
を含む一方の限界差回路の出力電流1aは次式で与えら
れる。
・・・(29) 電流ミラー(21)とダイオード(22)とを含む他方
の限界差回路においては、その入力電11XとIVとが
上記一方の限界差回路の入ツノtFi流と交換されてい
るので、その出力ff1lillbは次式で与えられる
・・・(30) 絶対差回路の出力電流1zは、出力電流1aとIbとの
粋術和であるから、次のようになる。
1z−1a+lb ・・・(31) 第(31)式を第(26)式に対応させることにより、
絶対差の演算が実行されていることが理解できるであろ
う。
第15図は、第14図の絶対差回路をIC化した場合の
構造を示している。2つのダイオード(2>(22)は
省略することができないから、ff115図のIC回路
は、第5図に示す限界差IC回路を2つ並べ、かつダイ
オード(2)(22)のアノードに接続されたA/パタ
ーン(64)を相互に接続して1つの出力を導くように
形成されている。b−b線断面およびC−C線断面は第
5図(B)(C)にそれぞれ示すものと同じである。
10) 含意 ファジィ集合X、Yに対して、含意はそれらのメンバー
シップ関数μX、μyにより次のように定義される。
X→ YぐうμX→ン 三1△(1−μX十μy) ・・・(32)μ×は集合
Xに属している度合を表わすから、(1−μ×)は集合
Xに属していない度合を表わすことになる。また論理積
Δはいずれか小さい方を選択するものである。以上を考
慮すると、含意とは、集合Xに属していない度合と集合
Yに属している度合との算術和を表わし、この算術和が
1よりも大きい場合には結果を1とすることを意味して
いる。第(32)式をより分りやづく表現すると次のよ
うになる。
1Δ(1−μX十μy) ・・・(33) また、第(32)式は次のように変形することが可能で
ある。
1△(1−μX+μy) 一1θ(μXθμy) ・・・(34)第(34)式は
次のようにして証明される。
le(μ×θμy)三1θ(Xθy) −OV[1−(x θy)] −OV [1−[OV (x −v ) ] ]=OV
[(1−0)△ (1−(x−y))]=ov ci△
 (1−x+y)] =1Δ (1−X−N’) 三1△(1−μχ十μy) ・・・(35)第(34)
式により、含意の演算は2つの限界差回路により実現で
きることが分る。第16図は含意回路を示している。こ
の図において、第1段の限界差回路の出力電流1aは次
式で与えられる。
・・・(3G) この電流1aが第2段の限界差回路の一方の入力電流と
なり、他方の入力電流(端子(23) )としでは値が
1の電流が与えられている。したがって、この第2段の
限界差回路の出力電流■2は次式で与えられる。
・・・(37) 第〈37)式を1(33)式に対応させることにより、
含意の演算が実行されていることが理解できるであろう
第16図において、ダイオード(2)は論理積回路(第
12図)の場合と同じ理由により省略づることが可能と
なる。また、第2段の電流ミラー(21)の出力側ドレ
インから流出する電流(Iaに等しい)は、端子(23
)の入力電流1よりも大きくなることはあり得ないから
、ダイオード(22)もまた省略することが可能である
。したがって、第16図の含意回路をIC化する場合に
は、第17図(A)に示すように、ダイオード(2)(
22)を設ける必要はない。
第17図(A>におけるb−b%ll!7i面は同図(
B)に示されている。C−C線断面は第5図(C)に示
すものと同じである。
11) 対等 一一〜−。
ファジィ集合X、Yに対して、対等は、それらのメンバ
ーシップ関数μX、μyにより次のように定義される。
X4iY@μXノy 三μXオχ△μytx ・・・(38)対等はこのよう
に2つの含意μ 、μ X−P7 ツJpx のいずれか小さい方によって表わされるので、上述の含
意の定義(第33式)を利用すると、次のように表現す
ることもできる。
・・・ (39) 第(39)式は次のように変形することが可能である。
Ix2ソ ー10((μ×θμy)+(μyθμX))・・・(4
0) 第(40)式は次のようにして証明される。
X、2Y 三(X−Y)Δ(Y−X) 1x−yl −1−IX−yl −1−((Xθl+(Yθ×)) 一1θ((x ey ) + (y ex ) )・・
・(41)第(40)式より、対等の演算は3つの限界
差回路と1つのワイヤーFORとにより実現できること
が分る。第18図は対等回路を示している。、電流ミラ
ー(1)を含む第1の限界差回路と電流ミラー(21)
とを含む第2の限界差回路とが並列に接続されている。
この並列に接続された2つの限界差回路は、上述の絶対
差回路である。したがって、その出力電流1cは、第(
31)式を参照すれば次のように表わされる。
・・・(42) 第3式の限界差回路は、電流ミラー(31)とダイオー
ド(32)とから構成され、その一方の入力電流は上記
出力電流IC1他方の入力N流は1の値の電流である。
しがって、この第3の限界差回路の出ノj電流Izは次
式で与えられる。
・・・(43) 第(43)式を第(39)式に対応させることにより対
等の演算が実行されていることが分るであろう。
第(43)式において、1x−1yの場合には(lx−
1y )−(Iy−Ix )=Oとなるから、Iz−1
である。すなわち、2つの入力電流lxとIYが等しい
ときには出力電流1xは1の罐をとり、それ以外の場合
にはlz≠1となる。したがって、出ツノ電流1zが1
かどうかという点のみに着12すれば、対等回路は一致
回路と考えることができる。
第(42)式から分るように、電流1cは1×とIVと
の差を表わしている。1x−ryの場合にはIc−0で
ある。また、電流ミラー(31)において、短絡路(3
4)を開放した場合にはこの素子は単なる1個のFET
となる。このFETはIC=Oの場合にのみオフとなる
。FETがオフであれば、入力端子(33)に1の値の
吐き出し電流が与えられているからIZ−1となる。F
ETがオンの場合には(Jcf=o>、入力端子(33
)の吐き出し入力電流はFETから流れてしまうのでI
z−0となる。第18図の回路は、短絡路(34)を開
放すると、2値出力の一致回路どなることが理解されよ
う。
また、N流ミラー(31)の出力側ドレインから流出す
る電流(Icに等しい)は、端子(33)の入力電*i
よりも大きくなることはあり得ないから、ダイオード(
32)を省略することが可能である。
第19図は、第18図の回路をIC化した場合の平面パ
ターンを示している。対等回路においては、上述のよう
にダイオード(32)を省略することはできるが、ダイ
オード(2)(22)を省略J゛ることができない。そ
のために、IC基板上には、電流ミラーとダイオードと
からなる2つの限界差回路ともう1つの電流ミラーとが
設けられている。b−b線断面およびC−C線断面は、
第5図(B)(C)に承りものと同じである。
12) 電流分配回路 限界和回路(第9図)においては1の値の電流源が2つ
必要である。同様に、論理和回路(第11図)、論理積
回路(第12図)、絶対差回路(第14図)、対等回路
(第18図)においては、入力電流lxやIVの電流源
が2つ必要となる。このように、同じ給で同り向の電流
が必要な場合には電流分配回路を用いるとよい。電流分
配回路は電流ミラーの考えhを拡張して容易に作成でき
る。すなわち、第4図(A)に示すrH電流ミラー、第
5図のICをみても分るように、基板上に2つのドレイ
ン、共通のソースおよび共通のゲートを設番ノ、一方の
ドレインをゲートに接続したものである。3つ以上のド
レインを基板上に設置プそのうちの1つをゲートに接続
すれば(マルチ出力電流ミラー)、ゲ−1!!(入力ド
レイン電流)に等しい餡の電流を、他の2つ以上のドレ
インから同時に得られる。このようなマルチ出力N流ミ
ラーは第20図に示すように表現することができる。第
20図は4出力の例を示している。
第21図は、電流分配回路を論理和回路(第11図)に
適用した例を示している。論理和回路では、2つの端子
(4)および(6)に電流Iy (吐き出し入力)を入
力させなければならない。そこで、端子(73)の吐き
出し入力電流Iyを電流ミラー(72)によって吸い込
み入力電流1yに変換する。さらにこの吸い込み入力電
流IVを入力とするマルチ出力電流ミラー(71)を用
いて、2つの吐き出し入力電流1yを生成している。マ
ルチ出力電流ミラー(71)はN−MOS FETによ
り構成されている。
このようなマルチ出力電流ミラーを含めた論理和回路(
第21図)は、ポリシリコンゲート・セルファラメイト
P−MO8製造プロセス、またはイオン注入法を01用
したC−MO8製造プロセスなどによりIC化すること
が可能であろう。
13) マルチ出力回路 マルチ出力電流ミラーを、同じ値の出力を多数得る必要
がある場合にも応用することができる。第22図は、上
述の電流ミラー(72)およびマルチ出力ffit1m
ミラー(71) (ただし出力端子の数は異なる)を、
限界差回路(第2図)に適用した例を示している。1つ
の吸い込み出力型*Izから4つの吸い込み出力電流I
Zが得られていることが分るであろう。電流ミラー(7
1)と(12)からなる回路は、その入力電流と同じ値
でかつ同方向の複数の出力電流を生成しているので実質
的には電流分配回路である。
14) マルチ出力限界差回路 マルチ出力回路をさらに拡張することにより、第23図
に示すように、マルチ出力限界差回路を#l成すること
が可能である。マルチ出力電流ミラー(80) (簡単
のために4出力とする)の各出力側ドレインにそれぞれ
ワイヤーFORの一方の入力側が接続されている。この
ワイヤーFORの他方の入力側はそれぞれ入力端子(9
1)〜(94)に接続され、出力側はダイオード(81
)〜(84)を介してそれぞれ出力端子(101)〜(
104)に接続されている。入力端子(91)〜(94
)の入力電流をそれぞれIX+=IX4とし、出力端子
< 1(11)〜(104)の出力Wi流をそれぞれ1
21−124 とする。そうすると、第(3)式に対応
して次のような出力電流がtuられる。
ただしn=i〜4 ・・・(44) 第23図の回路によって、一度に4種類の限界差演幹が
達成されている。このことは、一方のメンバーシップ関
数μyが一定で、他方のメンバーシップ関数μxnが変
数の場合に、μxnθyの演拝を多数の値μxnについ
て一挙に行なうことが可能であることを示し、演算速度
を高めることができるとともに、μxnの時間的なスキ
ャニングを省くことができることを意味している。
なお、lx I = lx 2− IX 3− IX 
4−1×と覆れば、第23図の回路は第22図の回路と
等価になる。
第24図は、第23図のマルチ出力限界差回路をIC化
した場合のその構造を示している。
(A)は平面パターン、(B)(C)および(D)はそ
れぞれ(A)のb−b線、C−C線およびd−d線にそ
う断面図である。n形基板(30)上に、平面からみて
櫛形のn領域(110)が形成され、このn領域(11
0ンにAIパターン< 146)がオーミック接触する
ことによりマルチ出力電流ミラー(80)のソースがつ
くられている。このn領域(1io)には5つの突出部
分があり、この突出部分に適当な間隔をおいて対向する
ように他の5つのn領域(111)〜(05)が形成さ
れている。これらのn領域(110)の突出部分とpf
ll域(111)〜(115)との間にそれぞれ形成さ
れるチャネルの巾、長さは等しく設定されている。n領
域(110)の突出部分とn領域(111)〜(115
)との間の間隙にのぞむようにゲートどなる多結晶5i
(50)が設けられている。この多結晶5i(50)に
は入力側ドレインとなるA/パターン(145)が接続
されている。Δeパターン(14!i)はまたn領域(
115)にオーミック接触しでいる。
ダイA−ド(81)〜(84)はそれぞれ、n領域(1
21)〜(124)どn領域(131)〜(134)と
から構成されている。を記のA/パターン(141)〜
(144)はそれぞれn領域(131)〜(134)に
接続されている。出力端子(101)〜(104)にそ
れぞれ接続されるA/パターン(151)〜(154)
はn領域(121)〜(124)に接続されている。
第25図は、マルチ出力限界差回路を論理和回路(第1
1図)に応用した例を示している。
第11図における電流ミラー(1)とダイオード(2)
とからなる限界差回路が第23図に示すマルチ出力限界
差回路に置きかえられている。
また、各ダイオードク81)〜(84)のアノード側に
、入ノ〕電流1yを供給するための入ノ〕端子〈6)が
それぞれ接続されている。4つの入力端子(6) J3
よび入力端子(4)には、上述した電流分配回路(第2
0図)を用いて等しい値の入力端子■yを供給すること
が可能である。
各出力端子(161)〜(164)からは、第(19)
式を参照すれば、次式で与えられる論理和出力が1!7
られることは容易に理解でさよう。
1l−IXllViV ただしx=1〜4 ・・・(45) マルチ出力限界差回路は、ダイオード(81)〜(84
)(第23図)を省いて用いることも可能なことはいう
までもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は電流の入出力形態の説明図、第2図は限界差回
路を示す回路図、第3図はその入出力特性を示づグラフ
、第4図は等1fiな2つの電流ミラーの回路図、第5
図は、限界差回路をIC化した場合のその構造を示すも
のC1<A)は平面パターン図、(B)は(△)のb−
b線にそう断面図、(C)は(A)のC−C線にそう断
面図、第6図はN−MOS FETにより構成された限
界差回路を示す回路図、第7図は論理補回路を示す回路
図、第8図はその人出力特性を示すグラフ、第9図は限
界和回路を示す回路図、第10図は限界積口路を示す回
路図、第11図は論理和回路を示づ回路図、第12図は
論理積回路を示す回路図、第13図はその1Cの平面パ
ターン図、第14図は絶対差回路を示す回路図、第15
図はそのIC平面パターン図、第16図は含意回路の回
路図、第17図はそのICパターンを示すもので、(A
>は平面パターン図、(B)は(A)のb−b線にそう
断面図、第18図は対等回路の回路図、第19図はその
IC平面パターン図、第20図はマルチ出力電流ミラー
を承り回路図、第21図は電流分配回路を利用した論理
和回路を示す回路図、第22図は電流分配回路を利用し
た限界差回路を示す回路図、第23図はマルチ出力限界
差回路を示ず回路図、第24図はそのIC構造を示づも
ので、(A)Gよ平面パターン図、(B)(C)(D>
はそれぞれ(A)のb−b線にそう断面図、c−clに
そう断面図、d−d線にそう断面図、第25図はマルチ
出力限界差回路を利用した論理和回路を示す回路図であ
る。 (80)・・・マルチ出力電流ミラー、(81)〜(8
4)・・・ダイオード、(4)<91)〜(94)・・
・入力端子(入力電流源)、(101)〜(104)・
・・出力端子。 以 」− 外4名 第5トl 第61=X1 z(57ド1 第Ω図 ’−’+; ’Q、 !”1 第14図 第1.5図 ’Ts i61gl 第117図 第2駆1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) FETからなるマルチ出力電流ミラー、マルチ
    出力電流ミラーの入力側に接続される第1の入力用電流
    源、 複数の第2の入力用電流源、 入力側がマルチ出力電流ミラーの複数の出力側と複数の
    第2の入力用電流源にそれぞれ接続される複数のワイヤ
    ードOR,および ワイヤードORの出ツノ側にそれぞれ接続される複数の
    出力端子、 からなるファジィ論理回路。
  2. (2) ワイヤードORと出力端子との間にダイオード
    が設けられている、特許請求の範囲第(1)項に記載の
    ファジィ論理回路。
  3. (3) 第1の入力用ffi流源と第2の入力用電流源
    との電流の向きが、ファジィ論理回路に対して同方向で
    ある、特許請求の範囲第(1)項に記載のファジィ論理
    回路。
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