JPS6019829A - 岩盤法面の緑化工法 - Google Patents
岩盤法面の緑化工法Info
- Publication number
- JPS6019829A JPS6019829A JP12465583A JP12465583A JPS6019829A JP S6019829 A JPS6019829 A JP S6019829A JP 12465583 A JP12465583 A JP 12465583A JP 12465583 A JP12465583 A JP 12465583A JP S6019829 A JPS6019829 A JP S6019829A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- slope
- layer
- soil layer
- portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D17/00—Excavations; Bordering of excavations; Making embankments
- E02D17/20—Securing of slopes or inclines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は岩盤法面の緑化工法に関し、法面全面に施こさ
れる客土層の水枯れ及び肥料枯れを防止して、客土層よ
り発芽して生長する植物の長寿命化を図ると同時に、風
雨や融雪等によって客土層に侵食や土壌流出が生じない
ように改良したものである。
れる客土層の水枯れ及び肥料枯れを防止して、客土層よ
り発芽して生長する植物の長寿命化を図ると同時に、風
雨や融雪等によって客土層に侵食や土壌流出が生じない
ように改良したものである。
岩盤法面上に厚層の客土種子吹付けを行なって植物生育
の土壌基盤を造成し、岩盤法面を緑化する工法は既に広
く知られているところであるが、この従来工法は、通常
行なわれている自然の土壌地における緑化の場合と比較
して保水性や保肥力に劣ることは明らかであって、生長
した植物の寿命は短かく、植物が枯れると土壌基盤が欠
落して、遂には岩質が露出して元の岩盤法面に戻ってし
まうという問題がある。 また、土壌と岩盤との結合性
と植物の根入りのだめの土壌の硬度とは相反するという
ことから、この両者を完全に両立できる土壌基盤を岩盤
法面に造成することは至難のわざと言わざるを得ない。
の土壌基盤を造成し、岩盤法面を緑化する工法は既に広
く知られているところであるが、この従来工法は、通常
行なわれている自然の土壌地における緑化の場合と比較
して保水性や保肥力に劣ることは明らかであって、生長
した植物の寿命は短かく、植物が枯れると土壌基盤が欠
落して、遂には岩質が露出して元の岩盤法面に戻ってし
まうという問題がある。 また、土壌と岩盤との結合性
と植物の根入りのだめの土壌の硬度とは相反するという
ことから、この両者を完全に両立できる土壌基盤を岩盤
法面に造成することは至難のわざと言わざるを得ない。
そこで、本発明は上記の問題を全面的に解決すると同時
に、４〜５分の急勾配である法面に対しても客土層の造
成工事が容易にできる新規な岸盤法面の緑化工法を提供
しようとするものであって、その目的は保水性に富むフ
ァイバーと遅効性の固形肥料を周面に無数の通水孔が設
けられている多孔管内に収容し、この多孔管の複数個を
横向きに平行させた状態で岩盤法面上に布設固定した後
、腐植土等を配合すると共に植物種子を混入させた土壌
を用いて上記岩盤法面上に客土層を設け、この客土層に
おける上記多孔管の埋設部分を他の部分より盛り上げて
凸状に造成するようにした緑化工法によシ達成される。
に、４〜５分の急勾配である法面に対しても客土層の造
成工事が容易にできる新規な岸盤法面の緑化工法を提供
しようとするものであって、その目的は保水性に富むフ
ァイバーと遅効性の固形肥料を周面に無数の通水孔が設
けられている多孔管内に収容し、この多孔管の複数個を
横向きに平行させた状態で岩盤法面上に布設固定した後
、腐植土等を配合すると共に植物種子を混入させた土壌
を用いて上記岩盤法面上に客土層を設け、この客土層に
おける上記多孔管の埋設部分を他の部分より盛り上げて
凸状に造成するようにした緑化工法によシ達成される。
以下に、本発明の実施例を添付図面を参照しながら説明
すると、本緑化工法に用いられる多孔管１は周面に無数
の通水孔が設けられておシ、例えば外径が６０咽、長さ
が２０００ｍｍである大きさの可撓性合成樹脂管を用い
ることができる。 そして、多孔管１内には保水性に富
むファイバー（例えば木質セルローズ）と遅効性の固形
肥料を一緒にした充填物２が収容されておシ、この多孔
管１の複数個を横向きに平行させて岩盤法面■１上に３
００〜１０００ ｍｍの間隔で布設固定する。 この固
定手段としては、多孔管１を抱着する止め金具３と岩盤
層に打込むアンカーピン４が用いられる。 なお、多孔
管１は金網中膜のものを用いてもよい。
すると、本緑化工法に用いられる多孔管１は周面に無数
の通水孔が設けられておシ、例えば外径が６０咽、長さ
が２０００ｍｍである大きさの可撓性合成樹脂管を用い
ることができる。 そして、多孔管１内には保水性に富
むファイバー（例えば木質セルローズ）と遅効性の固形
肥料を一緒にした充填物２が収容されておシ、この多孔
管１の複数個を横向きに平行させて岩盤法面■１上に３
００〜１０００ ｍｍの間隔で布設固定する。 この固
定手段としては、多孔管１を抱着する止め金具３と岩盤
層に打込むアンカーピン４が用いられる。 なお、多孔
管１は金網中膜のものを用いてもよい。
以上のようにして施工された岩盤法面１１上に金網によ
る滑シ止め枠１２を張設し、通常の吹付は工法によって
厚さ５０〜１００ｍ程度の客土層１３を設ける。 しか
して、客土層１３における多孔管１の埋設部分は他の部
分よシも盛シ上げて凸状部１３ａに造成する。 この客
土層１３中には腐植土を始めとして他の肥料及び植物種
子が含まれていることは勿論であって、その土壌条件と
しては土壌硬度計による土壌指数が１８〜２５ｍｍ程度
になるように選定するのが好ましく、これは生長する植
物の根入りを妨げないようにするためである。
る滑シ止め枠１２を張設し、通常の吹付は工法によって
厚さ５０〜１００ｍ程度の客土層１３を設ける。 しか
して、客土層１３における多孔管１の埋設部分は他の部
分よシも盛シ上げて凸状部１３ａに造成する。 この客
土層１３中には腐植土を始めとして他の肥料及び植物種
子が含まれていることは勿論であって、その土壌条件と
しては土壌硬度計による土壌指数が１８〜２５ｍｍ程度
になるように選定するのが好ましく、これは生長する植
物の根入りを妨げないようにするためである。
一方、客土層１３上に造成される凸状部１３ａは、接着
及び硬化力のある接合安定剤としてセメントやサンデッ
クス等を他の客土層１３部分よシ強めに作用する配合と
して客土すれば、凸状部１３ａは強固に固結化して客土
層１３の補強段部として機能し、経年変化による土壌の
欠落を防止する上に有効である。 また、この凸状部１
３ａは客土層１３の他の部分から生長した植物により被
覆されることになる。
及び硬化力のある接合安定剤としてセメントやサンデッ
クス等を他の客土層１３部分よシ強めに作用する配合と
して客土すれば、凸状部１３ａは強固に固結化して客土
層１３の補強段部として機能し、経年変化による土壌の
欠落を防止する上に有効である。 また、この凸状部１
３ａは客土層１３の他の部分から生長した植物により被
覆されることになる。
本発明は上記の如くであって、客土層中には保水性に富
むファイバーと遅効性の固形肥料を収容した多孔管を埋
設しであるため、客土層に生じ勝岩盤法面に現出できる
し、また、多孔管を埋設したことによって客土層上に造
成される複数段の凸状部は土壌の不当な流出を防止し、
客土層が欠落して岩盤層が露出するといった不具合いを
完全に解消できると同時に、急勾配の岩盤法面にも緑化
のだめの安定した客土施工が可能と力る利点があり、そ
の益するところは極めて多大である。
むファイバーと遅効性の固形肥料を収容した多孔管を埋
設しであるため、客土層に生じ勝岩盤法面に現出できる
し、また、多孔管を埋設したことによって客土層上に造
成される複数段の凸状部は土壌の不当な流出を防止し、
客土層が欠落して岩盤層が露出するといった不具合いを
完全に解消できると同時に、急勾配の岩盤法面にも緑化
のだめの安定した客土施工が可能と力る利点があり、そ
の益するところは極めて多大である。
図面は本発明工法を説明するために一部を拡大して示す
側断面図である。 図中、１は多孔管、２はファイバーと固形肥料から成る
充填物、１１は岩盤法面、１３は客土層、１３ａは凸状
の部分である。
側断面図である。 図中、１は多孔管、２はファイバーと固形肥料から成る
充填物、１１は岩盤法面、１３は客土層、１３ａは凸状
の部分である。
Claims (1)
- 保水性に富むファイバーと遅効性の固形肥料を周面に無
数の通水孔が設けられている多孔管内に収容し、この多
孔管の複数個を横向きに平行させた状態で岩盤法面上に
布設固定した後、・腐植土等を配合すると共に、植物種
子を混入させた土壌を用いて上記岩盤法面上に客土層を
設け、この客土層における上記多孔管の埋設部分を他の
部分より盛り上げて凸状に造成することを特徴とする岩
盤法面の緑化工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12465583A JPS6019829A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 岩盤法面の緑化工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12465583A JPS6019829A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 岩盤法面の緑化工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6019829A true JPS6019829A (ja) | 1985-02-01 |
Family
ID=14890775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12465583A Pending JPS6019829A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 岩盤法面の緑化工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019829A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5841119A (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-10 | Kiyoshi Yamamoto | 土砂止めの方法とそれに用いる柵 |
-
1983
- 1983-07-11 JP JP12465583A patent/JPS6019829A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5841119A (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-10 | Kiyoshi Yamamoto | 土砂止めの方法とそれに用いる柵 |
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