JPS60197827A - 焼結鉱の製造方法 - Google Patents
焼結鉱の製造方法Info
- Publication number
- JPS60197827A JPS60197827A JP5394584A JP5394584A JPS60197827A JP S60197827 A JPS60197827 A JP S60197827A JP 5394584 A JP5394584 A JP 5394584A JP 5394584 A JP5394584 A JP 5394584A JP S60197827 A JPS60197827 A JP S60197827A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw material
- moisture
- sintered ore
- layer
- sintering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はドワイトロイド式焼結機による焼結鉱の製造方
法に関する。
法に関する。
〜・般に、トワイトロイド式焼結機による焼結鉱の製造
方法ではバレント上の焼結原料層の通気性の良否が生産
性の向−ヒにおいて重要であるとされている。
方法ではバレント上の焼結原料層の通気性の良否が生産
性の向−ヒにおいて重要であるとされている。
ところで、焼結原料は・般的には5〜7%の伺着水とな
るように水分を添加され、混合造粒される。これによっ
て焼結原料は擬似粒化されその後焼結される。しかし、
焼結の開始により造粒に使用した水分は気化し、燃焼帯
の到達する前の水分を保有する混合原料層である湿潤層
では水分を多!4に保有し通過するガスが凝縮し、焼結
原料水分は相対値で15〜30%多くなる。このため混
合造粒した擬似粒子は過剰水分のため崩壊し、通気性を
阻害することになる。これらの現象は特に焼結原料層の
一ト層において著しく生じる。
るように水分を添加され、混合造粒される。これによっ
て焼結原料は擬似粒化されその後焼結される。しかし、
焼結の開始により造粒に使用した水分は気化し、燃焼帯
の到達する前の水分を保有する混合原料層である湿潤層
では水分を多!4に保有し通過するガスが凝縮し、焼結
原料水分は相対値で15〜30%多くなる。このため混
合造粒した擬似粒子は過剰水分のため崩壊し、通気性を
阻害することになる。これらの現象は特に焼結原料層の
一ト層において著しく生じる。
従来、混合焼結原料の通気性白玉を図るために生石灰、
消石灰等の結合剤を添カ1ル、原料の造粒強化による通
気性改善が行われていたがこの下層原料層においては上
述の過剰水分のため十分に通気性改善が行われないとい
う欠点が有った。
消石灰等の結合剤を添カ1ル、原料の造粒強化による通
気性改善が行われていたがこの下層原料層においては上
述の過剰水分のため十分に通気性改善が行われないとい
う欠点が有った。
本発明は上述の欠点を解消するために提案されたもので
、焼結原料の下層原料層における過剰水分による通気性
の低下を防止し生産性を向上させる焼結鉱の製造方法を
提供することを目的とする。
、焼結原料の下層原料層における過剰水分による通気性
の低下を防止し生産性を向上させる焼結鉱の製造方法を
提供することを目的とする。
まず、本発明の前提知見について説明する。
焼結原料はミギサで水分を加えられながら混合されると
焼結原料中の微粉粒子は粗粒子に付着して造粒される。
焼結原料中の微粉粒子は粗粒子に付着して造粒される。
この造粒された原料粒子を通常擬似粒子と称するが、焼
結操業における焼結原料層の通気性はこの擬似粒子の生
成状況によって対応することが知られている。この焼結
原料を焼結機のパレットJ二に装入し表層に点火し、焼
結が開始されると焼結原料層は」二層部より、焼結完了
層溶融層、燃焼層、乾燥層、湿潤層と大別されるように
変化する。これらの各層の通気抵抗を測定するとl!I
?潤層が最も大きい。この湿潤層の通気抵抗が大きくな
るのは次のような理由による。
結操業における焼結原料層の通気性はこの擬似粒子の生
成状況によって対応することが知られている。この焼結
原料を焼結機のパレットJ二に装入し表層に点火し、焼
結が開始されると焼結原料層は」二層部より、焼結完了
層溶融層、燃焼層、乾燥層、湿潤層と大別されるように
変化する。これらの各層の通気抵抗を測定するとl!I
?潤層が最も大きい。この湿潤層の通気抵抗が大きくな
るのは次のような理由による。
すなわち、焼結原料の添加水分は一般的には5〜7%程
度であるが、この水分を保有するパレットにの焼結原料
の表層に点火が行なわれると焼結原料は混合コークスの
燃焼により温度が上昇し、原料粒子ごとの溶着によって
焼結鉱ができる。このコークス燃焼による昇温過程で原
料に4−1着する水分および鉱石の含有する結合水は気
化して水蒸気となり、上層部からの燃焼υ1ガスおよび
空気によってド層の湿潤層を通過し、系外へ排出される
。しかし、湿潤層を通過する際に水蒸気になったものの
一部が凝縮し1本発明者等の実験によればこの凝縮層の
水分は混合原料の水分の15〜30%過剰となる。この
ため湿潤層の擬似粒子の水分は過剰状態となり、擬似粒
子が変形あるいは崩壊し、通気性が阻害され生産性の低
下を引き起こすことになる4゜ 本発明は上述の知見に基づいて成立するものであり、そ
の内容はドヮイトロイド式焼結機のパレットLの焼結原
料の1層水分を−1:層より15〜b 焼結鉱の製造方法である。
度であるが、この水分を保有するパレットにの焼結原料
の表層に点火が行なわれると焼結原料は混合コークスの
燃焼により温度が上昇し、原料粒子ごとの溶着によって
焼結鉱ができる。このコークス燃焼による昇温過程で原
料に4−1着する水分および鉱石の含有する結合水は気
化して水蒸気となり、上層部からの燃焼υ1ガスおよび
空気によってド層の湿潤層を通過し、系外へ排出される
。しかし、湿潤層を通過する際に水蒸気になったものの
一部が凝縮し1本発明者等の実験によればこの凝縮層の
水分は混合原料の水分の15〜30%過剰となる。この
ため湿潤層の擬似粒子の水分は過剰状態となり、擬似粒
子が変形あるいは崩壊し、通気性が阻害され生産性の低
下を引き起こすことになる4゜ 本発明は上述の知見に基づいて成立するものであり、そ
の内容はドヮイトロイド式焼結機のパレットLの焼結原
料の1層水分を−1:層より15〜b 焼結鉱の製造方法である。
以下、本発明を図面を参照してその実施例に基づいて説
明する。
明する。
第1図には本実施例方法に用いられる装置が示される。
ミキサ1がら排出された焼結原料は上層用と下層用に分
離され、下層用原料1aは加温乾燥されるためにフード
3で覆われたベルトコンベヤ2を経由して給鉱ホッパ4
がら焼結機6へ供給される。ここでフード3の代りにト
ンネル状カバーを用いてもよいことはいうまでもない。
離され、下層用原料1aは加温乾燥されるためにフード
3で覆われたベルトコンベヤ2を経由して給鉱ホッパ4
がら焼結機6へ供給される。ここでフード3の代りにト
ンネル状カバーを用いてもよいことはいうまでもない。
下層用原料1aは、焼結41J!6ノ排カス(100〜
350°C)あるいは焼結鉱を冷却したクーラ7の排ガ
ス(100〜400”(りを導入した乾燥用フード3を
通過することで水分を蒸発させて−L層用原料lbの水
分より15〜b 料の水分量は、フード3の出1」の赤外線水分計の結果
を見て排ガスの温度と装入量の変化で水蒸気分圧を調整
し制御する。焼結原料中の水分の分布はフード3が十分
長いのでほとんど均一である。
350°C)あるいは焼結鉱を冷却したクーラ7の排ガ
ス(100〜400”(りを導入した乾燥用フード3を
通過することで水分を蒸発させて−L層用原料lbの水
分より15〜b 料の水分量は、フード3の出1」の赤外線水分計の結果
を見て排ガスの温度と装入量の変化で水蒸気分圧を調整
し制御する。焼結原料中の水分の分布はフード3が十分
長いのでほとんど均一である。
焼結原料を部分的に乾燥する場合に加温するので焼結原
料は温った状態で焼結機に装入される。
料は温った状態で焼結機に装入される。
従って、湿潤層を通過するガス中水蒸気の露点は焼結原
料温度上昇分だけ高くなり単に焼結原料水分を少なくし
た場合より下層での水分凝重量が少なくなるというメリ
ットも有する。他方、上層用原料ibはベルトコンベヤ
2aを経由して給鉱ホンパ5から焼結機6へ供給される
。下層用原料laを加温乾燥するための〕−ド3へ供給
される中低温カスはクーラ7より配管8を経由、あるい
は焼結機6の下流端風箱9から配管10を経由して送ら
れる。なお、焼結下層に装入する下層用原料1aの水分
を上層用原料1bより15〜b少なくするには、上層用
と下層用との擬似粒子を別々のミキサで赤外線水分計で
連続測定しながら造粒し、それを別ルートで連撮しバレ
ント上で層状に堆積させてもよい。
料温度上昇分だけ高くなり単に焼結原料水分を少なくし
た場合より下層での水分凝重量が少なくなるというメリ
ットも有する。他方、上層用原料ibはベルトコンベヤ
2aを経由して給鉱ホンパ5から焼結機6へ供給される
。下層用原料laを加温乾燥するための〕−ド3へ供給
される中低温カスはクーラ7より配管8を経由、あるい
は焼結機6の下流端風箱9から配管10を経由して送ら
れる。なお、焼結下層に装入する下層用原料1aの水分
を上層用原料1bより15〜b少なくするには、上層用
と下層用との擬似粒子を別々のミキサで赤外線水分計で
連続測定しながら造粒し、それを別ルートで連撮しバレ
ント上で層状に堆積させてもよい。
第1表に従来法と本実施例による生産性の比較例を示し
た。下層用原料1aの水分を上層用原料lbの水分より
15〜b り、生産性を3〜6%向上させることができた。
た。下層用原料1aの水分を上層用原料lbの水分より
15〜b り、生産性を3〜6%向上させることができた。
本実施例方法はパレット上の焼結原料層厚の厚い場合、
特に600mm以上でその効果が顕著にあられれる。
特に600mm以上でその効果が顕著にあられれる。
本発明は以上説明したように−F層用原料の水分を−L
層用原料の水分より15〜b して操業することにより通気性の低下が防止され生産性
が向上するという効果を奏する。
層用原料の水分より15〜b して操業することにより通気性の低下が防止され生産性
が向上するという効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例方法に用いられる装置の説明
図である。 1・・・ミキサ la・・・下層用原料 ib・・・F肘用原料 2 、2 a’・・・ベルトコンベヤ 3・・・フード 4.5・・・給鉱ホッパ 6・・・焼結機 7・・・クーラ 8.10・・・配管 9・・・下流端風箱 出願人 川崎製鉄株式会社 代 理 人 弁理士 小 杉 佳 男 弁理士 齋 藤 和 則
図である。 1・・・ミキサ la・・・下層用原料 ib・・・F肘用原料 2 、2 a’・・・ベルトコンベヤ 3・・・フード 4.5・・・給鉱ホッパ 6・・・焼結機 7・・・クーラ 8.10・・・配管 9・・・下流端風箱 出願人 川崎製鉄株式会社 代 理 人 弁理士 小 杉 佳 男 弁理士 齋 藤 和 則
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Fワイドロイド式焼結機のバレント1−の焼結原料
の下層水分をL層より15〜b く配合して操業することを特徴とする焼結鉱の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5394584A JPS60197827A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | 焼結鉱の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5394584A JPS60197827A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | 焼結鉱の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60197827A true JPS60197827A (ja) | 1985-10-07 |
Family
ID=12956859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5394584A Pending JPS60197827A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | 焼結鉱の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60197827A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006336064A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 焼結原料の造粒方法 |
WO2007061126A1 (ja) * | 2005-11-25 | 2007-05-31 | Jfe Steel Corporation | 焼結鉱の製造方法 |
CN103421946A (zh) * | 2012-05-24 | 2013-12-04 | 山东省冶金设计院股份有限公司 | 烧结混合料料层中的水分控制方法及实现该方法的方法 |
CN106467934A (zh) * | 2016-09-12 | 2017-03-01 | 鞍钢股份有限公司 | 一种改善预烧结工艺均热性的方法 |
-
1984
- 1984-03-21 JP JP5394584A patent/JPS60197827A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006336064A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 焼結原料の造粒方法 |
JP4604849B2 (ja) * | 2005-06-01 | 2011-01-05 | 住友金属工業株式会社 | 焼結原料の造粒方法 |
WO2007061126A1 (ja) * | 2005-11-25 | 2007-05-31 | Jfe Steel Corporation | 焼結鉱の製造方法 |
CN101310033A (zh) * | 2005-11-25 | 2008-11-19 | 杰富意钢铁株式会社 | 烧结矿的制造方法 |
CN103421946A (zh) * | 2012-05-24 | 2013-12-04 | 山东省冶金设计院股份有限公司 | 烧结混合料料层中的水分控制方法及实现该方法的方法 |
CN106467934A (zh) * | 2016-09-12 | 2017-03-01 | 鞍钢股份有限公司 | 一种改善预烧结工艺均热性的方法 |
CN106467934B (zh) * | 2016-09-12 | 2018-12-04 | 鞍钢股份有限公司 | 一种改善预烧结工艺均热性的方法 |
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