JPS6019767B2 - エチレンの重合方法 - Google Patents

エチレンの重合方法

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JPS6019767B2
JPS6019767B2 JP13493279A JP13493279A JPS6019767B2 JP S6019767 B2 JPS6019767 B2 JP S6019767B2 JP 13493279 A JP13493279 A JP 13493279A JP 13493279 A JP13493279 A JP 13493279A JP S6019767 B2 JPS6019767 B2 JP S6019767B2
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titanium
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な高活性触媒によるエチレン、またはエチ
レンと他のオレフィンとの重合方法に関する。
さらに詳しくは本発明は炭化水素溶媒可溶の特定の有機
マグネシウム成分とチタン化合物を特定の比率で反応さ
せることにより得られる触媒成分を用い、エチレンまた
はエチレンと他のオレフィンを溶液状態で重合させるこ
とによるエチレンの重合方法に係るものである。ポリエ
チレンの製造方法として、重合を高温で行うことにより
生成したポリマーが重合媒体に溶解した状態で実施する
溶液重合法はすでに公知である。
この溶液重合の利点としては下記のものが挙げられる。
m エチレンの重合は発熱反応であり、除熱がプロセス
上の大きな問題である。
溶液重合は反応温度が高いので内温と冷却媒体の温度差
を大きく取ることができ除熟効率が極めて良好である。
これは重合温度が高い程有利となる。■ エチレンの重
合度、すなわちポリエチレンの分子量を反応温度を変え
ることにより比較的正確にコントロールできる上に、分
子量のコントロー.・しが少量の水素を用いるだけで充
分である。
{3’ ポリエチレンの分子量と反応溶媒の粘度に相関
があり、反応器内の溶液粘度測定によりポレェチレンの
分子量を推定し迅速な対応をとれる。
{4)ポリエチレンは一般にべレツトが使用される。
懸濁重合、気相重合によるポリエチレンは粉末状であり
、ベレツト形にするためには溶融する必要がある。これ
に対し溶液重合では重合熱を利用し、溶媒を黍発留去す
るとともに溶融状態にポリエチレンを押出機に導入でき
る為エネルギー的に極めて有利である。この利点を生か
すには重合温度がより高いことが望ましい。一方溶液重
合の問題部ま溶液濃度を上げたりポリエチレンの分子量
を高くすると溶液粘度が高くなり、工業的規模での実施
が困難となることである。この問題を解決するには重合
温度を高くし、溶液粘度を下げることが必要である。し
かしながら重合温度を高くすると触媒効率が低下するた
め生成ポリエチレン中の触媒残留が多くなり、ポリマー
の着色、劣化の原因となる。従って溶液重合においては
高温で触媒効率の高い触媒が望まれているのが現状であ
る。本発明者らは炭化水素媒体の可溶の有機マグネシウ
ム化合物を用いたエチレンの重合方法について研究の結
果、特定の製造方法に依って製造した触媒が高温の溶液
重合条件下で極めて高活性であることを見出し本発明に
至った。
すなわち本発明は、 {1’風(i)一般式MQMgOR1pR2qX1rX
2s(式中MはAI、Zn、B、Be、Liであり、8
は1以上の数、Q、p、q、r、sは0または0より大
きい数であり、p+q十r十s=mQ十28、OS(r
+s)/(Q十8)SI.0の関係を有し、mはMの原
子価、R1、R2は同一でも異なっていても良い炭素原
子数1〜20の炭化水素基、X1、X2は同一または異
なる基で、水素原子、OR3、OSiR4R5R6、N
R7R8、SR9なる基を示し、R3、R7、R8、R
9は炭素原子数1〜20の炭化水素基をあらわし、R4
、R5、R6は水素原子または炭素原子数1〜20の炭
化水素基をあらわす)で示される炭化水素溶媒に可溶の
有機マグネシウム成分と、(ii)少くとも1個のハロ
ゲン原子を含有するチタン化合物との固体反応生成物を
、(iii)一般式TiXa(OR1o)4‐a、VO
Xb(OR1o)3‐bおよびVXc(OR1o)4‐
c(式中Xはハロゲン原子、R1oは炭素原子数1−2
0の炭化水素基をあらわし、aは1〜4、bは1〜3、
cは1〜4の数である)で示されるチタンおよびバナジ
ウム化合物から選ばれた少くとも1種の化合物とを反応
させることにより得られる固体触媒と、【B’ 有機ア
ルミニウム化合物 から成る触媒を用い、150qoより高く、300午0
までの温度でエチレンまたはエチレンと他のアルファオ
レフインとを1段または多段の条件で重合することから
成るエチレンの重合方法である。
本発明の特徴の第1は触媒効率が高いことである。
後述の実施例からも明らかなように、本発明の触媒は固
体触媒成分当り及びTi成分当りの活性が高く、エチレ
ン圧力2.0MPaでそれぞれ20k9/夕固体成分、
100k9/Ti成分の活性が達成され、触媒除去工程
の完全省略が可能である。特に固体成分当りの活性が高
いことは高温でのポリマーの安定性、プロセス機器の腐
蝕の点からも有利である。本発明の特徴の第2は、高温
においても活性が高く、高温溶液重合用触媒として極め
て有用である。
後述実施例から明らかなように180℃以上においても
触媒除去工程省略に充分な高い触媒効率を示す。本発明
の触媒に用いられる一般式MQ MgPR1pR2qX1rX2S(式中M、R1、R2
、X1、X2、Q、6、p、q、r、sは前述の意味で
ある)の炭化水素可溶性有機マグネシウム成分(i)に
ついて説明する。
式(i)は錨体の形で表示されているが、R,R2Mg
型の炭化水素可溶性有機マグネ化合物をも包含するもの
である。Mは山、Zn、B、Be、Li金属であるが、
好ましくはN金属である。X1、X2は水素原子、OR
3、06iR4R5R6、NR7R8、SR9なる基で
あり、好ましくはOR3、OSiR4R5R6なる基で
ある。RI〜R9であらわされる炭素原子数1〜20の
炭化水素基としてはアルキル基、シクロアルァキル基、
またはアリル基であり、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、アミル、ヘキシル、オクチル、デシル、シ
クロヘキシル、フェニル、ベンジル基等が挙げられる。
R1、R2はアルキル基が好ましい。Q‘ま0または0
より大なる数であり、Q=0の場合有機マグネシウム化
合物であり、Q>0は有機マグネシウム−有機金属錯体
に対応する。Q、8、p、q、r、sの関係式p+q+
r+s=mQ十28は金属原子の原子価と置換基との化
学量論性を示す。OS(r+s)/(Q+8)SI.0
は金属原子の和に対し、XIとX2の和が0以上1以下
であることを示す。特に高い活性を達するためには0.
3ミ(r+s)/(Q+8)、三0.8が好ましい。B
/Qの比は広い範囲をとりうるが、(r+s)。0の場
合には3/Q=0.5〜10が好ましい。
Q=0に対応する有機マグネシウム化合物の例としては
(sec一C4日9)2Mg、(C2日5)Mg(n−
C4日9)、等が挙げられる。これらの有機マグネシウ
ム成分は、一般式RIMgQ、R12Mg(RIは前述
の意味であり、Qはハロゲン原子である)で示される化
合物と、一般式MR2m、MR2aX1bX2c、MQ
aX1bX2c(M、R2、X1、X2、Q、mは前述
の意味であり、a、b、cはa+b+c=mを満足する
正の数である)であらわされる有機金属化合物とをへキ
サン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン、ベンゼン
、トルヱン等の不活性炭化水素中、0℃〜1500Cの
間で反応させ、必要な場合には続いてさらにこれにアル
コール、酸素、シロキサン、アミン、ィミン、チオール
、またはジチオ化合物を反応させることにより合成され
る。
さらに有機マグネシウム成分の製造方法としては、Mg
X12、RIMgX1、R12MgとR2nMX2m‐
nとの反応、またはRIMgX1、R12MgとXもM
総‐d(式中M、R1、R2、X1、X2、mは前述の
意味であり、X1、X2がハロゲンである場合を含み、
dはo〜mの数である)との反応が用いられる。次に少
くとも1個のハロゲン原子を含有するチタン化合物(i
j)としては、四塩化チタン、四ョウ化チタン、エトキ
シチタントリクロリド、プロポキシチタントリクロリド
、ブトキシチタントリクロリド、ジブトキシチタンジク
ロリド、トリブトキシチタンモノクロリド、等チタンの
ハロゲン化物、アルコキシハロゲン化物、の単独または
混合物が用いられる。
(i)の有機マグネシウム成分と(ii)のチタン化合
物との反応は不活性反応媒体、例えばへブタン、ヘキサ
ンのごとき脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルェン、キシ
レンのごとき芳香族炭化水素、シクロへキサン、メチル
シクロヘキサンのごとき脂環式炭化水素中、150『0
までの温度、好ましくは50qo以下の低い温度で実施
される。
2種触媒成分の反応比率は(ii)のチタン化合物1モ
ルに対し、(i)のマグネシウム成分を0.05なし、
し50モル、特に0.2なし、し5モルの範囲で実施さ
れる。
反応によって得られる固体反応生成物は、反応液から分
離する。一般式TiXa(ORI0)4で、VOXb(
ORI0)3‐bおよびVXc(OR1o)4‐c(式
中X、RI〇、a、b、cは前述の意味である)につい
て説明する。×で示されるハロゲン原子としては塩素、
臭素、ヨウ素であり、好ましくは塩素が用いられる。R
I。で示される炭素原子数1〜20の炭化水素基として
はアルキル基、シクロアルキル基、またはアリル基であ
り、たとえば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ア
ミル、ヘキシル、デシル、シクロヘキシル、フェニル基
等が好ましく用いられる。aおよびcは1〜4、好まし
くは2.5〜4、bは1〜3、好ましくは2〜3である
。これらの化合物は例えば、四塩化チタン、プロポキシ
チタントリクロリド、ブトキシチタントリクロリド、ジ
ブトキシチタンジクロリド、バナジルトリクロリド、フ
トキシバナジルジクロリド、ジブトキシバナジルモノク
ロリド、四塩化バナジウムおよびこれらの混合物である
。特にバナジウム化合物が高温での重合活性が高く好ま
しい。(i)と(ii)の固体反応生成物と こliD
のチタン、バナジウム化合物との反応は、(i)と(i
i)の反応に用いたものと同様な不活性反応媒体中、ま
たは反応媒体不存在の条件下、室温より高い温度、好ま
しくは50℃ないし150℃の温度で実施する。
反応比率は該固体反応生成物中のチタン1グラム原子に
対し、血の成分を0.5モル以上、好ましくは1〜10
モルの比率で反応させる。反応温度と反応比率は重要な
要素であり、50度以下の低い温度、0.5モル以下の
低い比率では本発明の効果は得られない。一方150q
oより高い温度ではむしろ活性の低下が認められ、また
10モルより高い反応比率を用いても効果は変らない。
反応によって得られる固体触媒〔A〕は反応混合物から
単離し、遊離のハロゲンが検出されなくなる迄不活性炭
化水素で洗浄する。有機アルミニウム化合物〔B〕とし
ては、トリアルキルアルミニウム、アルキルハイドライ
ド、アルコキシアルキルアルミニウムハ。
ゲン化アルキルアルミニウム、シロキシアルキルアルミ
ニウムおよびこれらの混合物が用いられる。これらの化
合物を具体的に示すと、例えば、AI(C2日5)3、
AI(n−C3日7)3、AI(i−C3日7)3、N
(n一C4比)3、AI(i−C4日9)3、AIC6
日,3)3、山(C8日,7)3、N(C,o比,)3
、N(C2日5)2日、AI(i−C4日9)2日、A
I(C2日5)2、(OC2日5)、AI(i−C4は
)2(OC2日5)、N(C8日,7)2(OC2&)
、AI(C2日5)2(OC8日,7)、N(C2日5
)2CI、AI(i−C44)2CI、N(CH3)2
〔OSiH・(CH3)2〕、AI(C2公)2(OS
iH・CH3・C2日5)アルミニウムイソプレニル等
である。
これらの化合物の中で、特にトリアルキルアルミニウム
、アルミニウムイソプレニル、またはジアルキルアルミ
ニウムハイドライドが高活性の点で好ましい。触媒成分
〔A〕および〔B〕は、重合条件下に重合系内に添加し
てもよいし、あらかじめ重合に先立って組合せても良い
また両成分の比率は〔A〕成分中のTilモルに対し、
〔B〕成分のN化合物が0.1〜100モル好ましくは
0.5〜20モルの範囲である。本発明の触媒は、エチ
レンの重合に好適であるが、プロピレン、ブテン−1、
イソブテン、ヘキセン−1、4ーメチルベンテンー1、
オクテンー1、デセンー1等の炭素原子数3以上のQー
オレフィンがエチレンに対し5仇hol%以下の共存下
で、エチレンとの共重合を行なうことも可能であり、ホ
モ重合および共重合により、密度0.975〜0.91
0の範囲のポリエチレンの製造が可能である。
重合は150q○〜300qo、好ましくは160qo
〜220qoの温度範囲で、溶液重合法で実施される。
重合溶液は、ヘキサン、ヘプタン、オクタンのごとき脂
肪族炭化水素、ベンゼン、トルェン、キシレンのごとき
芳香族炭化水素、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサ
ンのごとき脂環式炭化水素が用いられる。触媒を重合溶
媒とともに反応器に導入し、不活性雰囲気下に、エチレ
ンを好ましくは0.1〜40MPa.さらに好ましくは
1〜29MPaの分圧となるよう導入し、エチレンと触
媒の接触が良好となるよう、渡洋機で混合を行なう等の
手段を講じて重合を行なうことが可能である。重合は1
反応帯を用いる1段重合で行なってもよいし、または複
数個の反応帯を用いる、いわゆる多段重合を行なうこと
も可能である。
本触媒は1段重合で分子量分布の狭いポリエチレンを与
えるが、多段重合により分子量分布の広いポリエチレン
を製造することも可能である。また、分子量のコントロ
ールをするために、反応器の温度を変えるか、または水
素、連鎖移動を起し易い有機化合物を添加することも可
能である。さらにまた、チタン酸ェステルを添加して密
度調節を行なう等の方法を組合せて重合を実施すること
も可能である。本発明の実施例を以下に示すが、本発明
はtこの実施例によって何ら制限されるものではない。
なお、これらの実施例中、MIはメルトィンデックスを
表わし、ASTMD−1238により、温度19000
、荷重2.16k9の条件下で測定したものである。
FRは温度190oo、荷重21.6kgで測定した値
をMIで除した商を意味し、分子量分布の尺度の−つで
あり、値が低いほど分子量分布が狭いことを示している
。触媒効率は、Ti+VI夕当りおよび固体触媒〔A〕
1夕当りのポリマー生成量k9で表わされる。実施例
1 (1)炭化水素溶媒可溶性有機マグネシウム化合物{i
)の合成窒素置換済みの200肌フラスコにマグネシウ
ム粉末5夕を加えた。
n−ブチルクロリド20.8地とへブタン60汎‘の混
合液のうち、20叫をフラスコに導入した。フラスコを
加熱し、還流下損枠を行ない、反応がスタートした後、
還流下2時間で残りのnーブチルクロリドを滴下し、終
了後さらに1時間蝿拝した。これにAIC12(0n−
C3日7)12mmolを含むへブタン20の‘を加え
、還流下で6時間反応を行なうことにより、有機マグネ
シウム化合物溶液を得た。分析の結果、この鍔体の組成
は、NMgM(B−C4日9),7.2であり、有機金
属濃度は0.82hol/そであった。なお、AIC1
2(om−C3日7)は、アルミニウム粉末、AIC1
2、n−C3日70日をへブタン中、モル比1:2:3
で反応を行い合成した。上記溶液50の‘を200叫の
容量のフラスコに入れ、これにn−ブタノール20mm
olを含有するへブタン溶液30舷を10qoにて30
分かけて滴々加え、均一な溶液を得た。
分析の結果仇‐C4は/(AI+Mg)モル比は0.4
9であった。
(0)固体触媒〔A〕の合成2個の滴下ロートを取付け
た容量500の‘のフラスコの内部の酸素と水分を乾燥
窒素置換によって除去し、160地のへブタンを加え−
10qoに冷却した。
次に上記の有機マグネシウム成分40mmolを含有す
るへブタン溶液80の‘と四塩化チタン40mmolを
含有するへブタン溶液80の‘を各々の滴下ロートに秤
取し、一1oo0で損杵下に両成分を同時に1時間かけ
て滴下し、さらにこの温度で3時間熟成反応させた。生
成した固体反応生成物を炉遇し、ヘプタンで洗浄した。
上記固体反応生成物を含有する100の‘のへブタンス
ラリ−に組成VOC12.5(○n−C4日9)岬のバ
ナジウム化合物200wmolを加え、10び0にて3
時間反応せしめた。固体部分を炉過し、ヘキサンで洗浄
し、10.8夕の固体触媒〔A〕を得た。TiとVの含
有量は22.5重量%であった。
(m)エチレンの重合(0)で合成した固体触媒〔A〕
5の夕とトリイソブチルアルミニウム0.15mmol
とを脱水脱気した灯油0.8夕とともに容量1.5その
オートクレープに入れた。
次に水素20mmolを仕込んだ後オートクレープの温
度を18000に保ち、エチレンを2.0MPaの圧力
に加圧し、エチレンを補給することにより全圧力を一定
に保ちつつ20分間重合を行ない143夕のポリマーを
得た。触媒効率は28.6kg′夕固体触媒、127k
9/夕(Ti+V)、MIは3.8、FRは28、密度
は0.969であった。実施例 2 (1)有機マグネシウム成分の合成 (n−C4比)2Mg・13.8夕と組成AI(C2&
),.5(06i・日・CH3・C2日5),.5の有
機アルミニウム化合物33のmolとを200叫のへキ
サン中8000で2時間反応せしめ組成NMg3(C2
4),.5(nC4日9)6(OSjH・CH3・C2
比),.5の有機マグネシウム成分を得た。
(0)固体触媒〔A〕の合成上記の有機マグネシウム成
分40mmolと四塩化チタン40mmolを実施例1
と同様にして0℃で4時間反応せしめ固体応生成物を合
成した。
続いてこの固体反応生成物を含有するオクタンスラリ−
100のとに組成TテCI3.5(○n−C4日9)o
.5のチタン化合物300mmolを加え、130℃に
て3時間反応せしめ12.2夕の固体触媒〔A〕を得た
。Tiの含有量は19.母重量%であった。(m)エチ
レンの重合 上記固体成分5の9とトリエチルアルミニウム0.15
のmolを用いる以外は実施例1と同じ条件で重合を行
い、118夕のポリマーを得た。
触媒効率は23.6k9/夕固体触媒、119kg′タ
Ti、Miは5.2、FRは25密度は0.968で
あった。実施例 3〜10実施例2の方法に従い表1の
条件で固体触媒〔A〕の合成を行なった。
この触媒成分を用い、実施例1の方法に従い表1の条件
で重合を行い該表の結果を得た。表1 表 1(続) 実施例 11〜15 実施例1で合成した固体触媒〔A〕5奴トリヘキシルア
ルミニウム0.15mmol、表川こ示すQオレフィン
および水素3mmolを用いる以外は実施例1と同じ条
件で重合を行い該表の結果を得た。
表U比較例 1 実施例1で合成した固体反応生成物を(iiDのTi、
V化合物との反応せずにそのまま用いる以外は実施例1
と同様に重合を行った。
収量は6夕にすぎなかった。実施例 16 実施例1で合成した固体触媒〔A〕10の9とトリイン
ブチルアルミニウム0.25mmolを用いエチレン圧
力1.0MPa、水素1のmol、温度16000でエ
チレン1.5molを重合した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) (i)一般式MαMgβR^1_pR^2
    _qX^1_rX^2_s(式中MはAl、Zn、B、
    Be、Liであり、βは1以上の数、α、p、q、r、
    sは0または0より大きい数であり、p+q+r+s=
    mα+2β、0≦(r+s)/(α+β)≦1.0の関
    係を有し、mはMの原子価、R^1、R^2は同一であ
    っても異なっていても良い炭素原子数1〜20の炭化水
    素基、X^1、X^2は同一または異なる基で、水素原
    子、OR^3、OSiR^4R^5R^6、NR^7R
    ^8、SR^9なる基を示し、R^3、R^7、R^8
    、R^9は炭素原子数1〜20の炭化水素基をあらわし
    、R^4、R^5、R^6は水素原子または炭素原子数
    1〜20の炭化水素基をあらわす)で示れる炭素水素溶
    媒に可溶の有機マグネシウム成分と、(ii)少くとも1
    個のハロゲン原子を含有するチタン化合物との体反応生
    成物を、(iii)一般式TiXa(OR^1^0)_4
    _−_a、VOX_b(OR^1^0)_3_−_b、
    およびVX_c(OR^1^0)_4_−_c(式中X
    はハロゲン原子、R^1^0は炭素原子数1−20の炭
    素水素基をあらわし、aは1〜4、bは1〜3、cは1
    〜4の数である)で示されるチタンおよびバナジウム化
    合物から選ばれた少くとも1種の化合物とを反応させる
    ことにより得られる固体触媒と、(B) 有機アルミニ
    ウム化合物、 から成る触媒を用い、150℃より高く、300℃まで
    の温度でエチレンまたはエチレンと他のアルフアオレフ
    インとを1段または多段の条件で重合することから成る
    エチレンの重合方法。 2 β/αが0.5から10である特許請求の範囲第1
    項記載のエチレンの重合方法。 3 (i)の有機マグネシウム成分がα=Oの炭化水素
    溶媒可溶の化合物である特許請求の範囲第1項記載のエ
    チレンの重合方法。 4 (i)の有機マグネシウム成分が0.3≦(r+s
    )/(α+β)≦0.8の炭化水素溶媒可溶の化合物で
    ある特許請求の範囲第1項、第2項または第3項のいず
    れかに載のエチレンの重合方法。 5 (iii)のチタン、バナジウム化合物のXがClで
    ある特許請求の範囲第1項、第2項、第3項または第4
    項のいずれかに記載のエチレンの重合方法。 6 (iii)のチタンおよびバナジウム化合物のaおよ
    びcが2.5〜4.0、bが2〜3である特許請求の範
    囲第1項、第2項、第3項、第4項または第5項のいず
    れかに記載のエチレンの重合方法。 7 (iii)の成分がバナジウム化合物である特許請求
    の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項または
    第6項のいずれかに記載のエチレンの重合方法。 8 (i)と(ii)の固体反応生成物中のチタン原子1
    グラム原子に対し(iii)のチタンおよび/またはバナ
    ジウム化合物を1〜10モルの比率で反応させる特許請
    求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第
    6項または第7項にいずれかに記載のエチレンの重合方
    法。 9 (i)と(ii)との固体反応生成物と(iii)の成分
    の反応を50℃ないし150℃で行う特許請求の範囲第
    1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項、第7
    項または第8項のいずれかに記載のエチレンの重合方法
    。10 (B)の有機アルミニウム化合物がトリアルキ
    ルアルミニウム、アルミニウムイソプレニル、またはジ
    アルキルアルミニウムハイドライドである特許請求の範
    囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項、
    第7項、第8項または第9項のいずれかに記載のエチレ
    ンの重合方法。 11 (A)の固体触媒中のTiおよびVに対する有機
    アルミニウム化合物のモル比が0.5〜20である特許
    請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、
    第6項、第7項、第8項、第9項または第10項のいず
    れかに記載のエチレンの重合方法。
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