JPS5950243B2 - エチレンを重合する方法 - Google Patents

エチレンを重合する方法

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JPS5950243B2
JPS5950243B2 JP12441679A JP12441679A JPS5950243B2 JP S5950243 B2 JPS5950243 B2 JP S5950243B2 JP 12441679 A JP12441679 A JP 12441679A JP 12441679 A JP12441679 A JP 12441679A JP S5950243 B2 JPS5950243 B2 JP S5950243B2
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ethylene
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正 池上
久也 桜井
好彦 片山
幸年 岩下
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な高活性触媒によるエチレン、またはエチ
レンと他のオレフインとの重合方法に関する。
さらに詳しくは本発明は炭化水素溶媒可溶の特定の有機
マグネシウム成分とチタン化合物を特定の比率で反応さ
せることにより得られる触媒成分を用い、エチレンまた
はエチレンと他のオレフインを溶液状態で重合させるこ
とによるポリエチレンの製造方法に係るものである。ポ
リエチレンの製造方法として、重合を高温で行うことに
より生成したポリマーが重合媒体に溶解した状態で実施
する溶液重合法はすでに公知である。
この溶液重合の利点としては下記のものが挙げられる。
(1)エチレンの重合は発熱反応であり、除熱がプロセ
ス上の大きな問題である。
溶液重合は反応温度が高いので内温と冷却媒体の温度差
を大きくとることができ除熱効率が極めて良好である。
これは重合温度が高い程有利となる。(2)エチレンの
重合度、すなわちポリエチレンの分子量を反応温度を変
えることにより比較的正確にコントロールできる上に、
分子量のコントロールが少量の水素を用いるだけで充分
に可能である。
(3)ポリエチレンの分子量と反応溶液の粘度に相関が
あり、反応器内の溶液粘度測定によりポリエチレンの分
子量を推定し迅速な対応がとれる。
(4)ポリエチレンは一般にペレツトが使用される。懸
濁重合、気相重合によるポリエチレンは粉末状であり、
ペレツト形にするためには溶融する必要がある。これに
対し溶液重合では重合熱を利用し、溶媒を蒸発留去する
とともに溶融状態のポリエチレンを押出機に導入できる
ためにエネルギー的に極めて有利である。この利点を生
かすには重合温度がより高いことが望ましい。一方溶液
重合の問題点は、溶液濃度を上げたりポリエチレンの分
子量を高くすると、溶液粘度が高くなり、工業的規模で
の実施が困難となることである。この問題を解決するに
は重合温度を高くし、溶液粘度を下げることが必要であ
る。しかしながら重合温度を高くすると触媒効率が低下
するため生成ポリエチレン中の触媒残留が多くなり、ポ
リマーの着色、劣化の原因となる。従つて溶液重合に於
ては高温で触媒効率の高い触媒が望まれているのが現状
である。本発明者らは炭化水素媒体に可溶の有機マグネ
シウム化合物を用いたエチレンの重合方法について研究
の結果、特定の調製方法によつて製造した触媒が高温の
溶液重合条件下で極めて高活性であることを見出し本発
明に至つた。
すなわち本発明は(AXi)一般式 MaMgβR1PR♂XIrXZ(式中MはAl,Zn
.B,Be,Liであり、βは1以上の数、α,P,q
,r,sはOまたはOより大きい数であり、p−f−q
+r−1−s=mα+2β,O≦(r−1−s)/(α
十β)≦1.0の関係を有し、mはMの原子価、Rl.
R2は同一でも異なつていても良い炭素原子数1〜20
の炭化水素基、Xl,X2は同一または異なる基で、水
素原子、0R3,0SiR4R5R6,NR7R8,S
R9なる基を示し、R3,R7,R8,R9は炭素原子
数1〜20の炭化水素基をあられし、R4,R5,R6
は水素原子または炭素原子数1〜20の炭化水素基をあ
られす)で示される炭化水素溶媒可溶の有機マグネシウ
ム成分と、(11)式Ti(0R10)NX4−n〔式
中RlOは炭素原子数1〜20の炭化水素基であり、X
はハロゲン、nはO≦n≦3〕のチタン化合物を、(1
)の有機マグネシウム成分に対し(Ii)のチタンイL
合物をモル比1.1〜4.0で反応せしめて得られる固
体反応生成物と、(B)有機アルミニウム化合物から成
る触媒を用い、150℃より高く300℃迄の温度でエ
チレンまたはエチレンと他のオレフインとを1段または
多段の条件で重合することを特徴とするポリエチレンの
製造方法に係るものである。
本発明の特徴の第1は触媒効率が高いことである。
後述の実施例からも明らかなように、本発明の触媒は固
体触媒成分当り、及びTl成分当りの活性が高く、エチ
レン圧力2.0MPaでそれぞれ20k9/9固体成分
、10011成分の活性が達成され、触媒除去工程の完
全省略が可能である。特に固体成分当りの活性が高いこ
とは、高温でのポリマーの安定性、プロセス機器の腐蝕
の点からも有利である。本発明の特徴の第2は、高温に
おいても活性が高く、高温溶液重合用触媒として極めて
有用である。
後述実施例から明らかなように180℃以上においても
触媒除去工程省略が充分に可能な高い触媒効率を示す。
本発明の触媒に用いられる一般式 MaMgβRドR♂X}X:(式中M,Rl,R2,X
l,x2.α,β,P,q,n,sは前述の意味である
)の炭化水素可溶性有機マグネシウム成分中について説
明する。
式(i)は錯体の形で表示されているが、RlR2Mg
型の炭化水素可溶性有機マグネシウム化合物をも包含す
るものである。MはAl,Zn,B,Be,Li金属で
あるが、好ましくはAl金属である。X”,X2は水素
原子、0R′0SiR′R5R6,NR7R8,SR9
なる基であり、好ましくは0R3,0SiR4R5R6
なる基である。R1〜R9であられされる炭素原子数1
〜20の炭化水素基としてはアルキル基、シクロアルキ
ル基、またはアリル基であり、例えばメチル、エチル、
プロピル、ブチル、アミル、ヘキシル、オクチル、デシ
ル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル基等が挙げら
れる。Rl,R2はアルキル基が好ましい。αは0また
は0より大なる数であり、α=0の場合は有機マグネシ
ウム化合物であり、α>oは有機マグネシウムー有機金
属錯体に対応する。α,β,P,q,r,sの関係式P
fqtrts=mα+2βは金属原子の原子価と置換基
との化学量論性を示す。0≦(Rfs)/(α十β)≦
1.0は金属原子の和に対し、X1とX2の和がo以上
1以下であることを示す。
特に高い活性を達成するためには0.3≦(Rts)/
(α十β)≦0.8が好ましい。,シ′αの比は広い範
囲をとりうるが、(Rfs)>oの場合にはβ/α一,
0.5〜10が好ましい。α=0に対応する有機マグネ
シウム化合物の例としては、(Sec−C4H9)2M
g,(C2H,)M9,(n−C4Π9)、等が挙げら
れる。これらの有機マグネシウム成分は、一般式RlM
gQ,R孟Mg(R1は前述の意味であり、Qはハロゲ
ン原子である。
)で示される化合物と、一般式MR2m,{XLXも,
MQ2XlbXも(M,R2,.X2X2,Q,mは前
述の意味であり、A,b,cはa+ b −I− c
= mを満足する正の数である)であられされる有機金
属化合物とを、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロ
ヘキサン、ベンゼン、トルエン等の不活性炭化水素中、
0℃〜150℃の間で反応させ、必要な場合には続いて
さらにこれにアルコール、酸素、シロキサン、アミン、
イミン、チオールまたはジチオ化合物を反応させること
により合成される。さらに有機マグネシウム成分の製造
方法としては、MgX4,RlMgXl,R↓MgとR
い6−nとの反応、またはRlMgXl,R孟MgとX
ldMXふ−d(式中M,Rl,R2,Xl,X2,m
は前述の意味であり、Xl,x2がハロゲンである場合
を含み、dは0−mの数である)との反応が用いられる
。次に式Ti(0RI0)NX4−n〔式中RIO,X
,nは前述の意味である〕で示されるチタン化合物につ
いて説明する。
炭素原子数1〜20の炭化水素基RIOとしては、アル
キル、アリルまたはシクロアルキル基であり、例えばエ
チル、プロピル、ブチル、アミル、ヘキシル、オクチル
、デシル、ドデシル、ヘキサデシル、フエニル、ペンジ
ル、シクロヘキシル等が挙げられる。好ましくはアルキ
ル基である。またXであられされるハロゲンとしてはフ
ツ素、塩素、ヨウ素、臭素が挙げられるが、好ましいハ
ロゲンとして塩素が用いられる。nの値は0〜3であり
、特に高温で高い活性を達成するには0.5〜 1.5
が好ましい。これらの化合物を具体的に示せばTiCI
4,TiCl3(0C2H5)、TiCl3(0i−C
3H7)、TiCI3(0nC3H7).TiCl3(
0n{4H9)、TiCl2(0iC3H7)2、Ti
Cl2(0nC3H7)2、TiCl2(0nC4H,
)、TiCl3(0nC4H9)あるいはこれらの混合
物が挙げられる。(1)の有機マグネシウム成分と(I
i)のチタン化合物の反応は不活性の反応媒体、例えば
、ヘキサン、ヘプタン、オクタンの如き脂肋族炭化水素
、ベンゼン、トルエンの如き芳香族炭化水素、シクロヘ
キサン、メチルシクロヘキサンの如き脂肋族炭化水素中
−50℃から100℃の範囲、好ましくは−20℃から
50℃の範囲で実施する。
中と(il)の反応比率は(i)の有機マグネシウム成
分1モルに対し、(;i)のチタン化合物を1.1〜
4.0モルの範囲で実施される。1.1より少ない比率
、および4.0より高い比率にしても特に効果は得られ
ない。
特に好ましい比率は1.3〜 3.0である。有機アル
ミニウム化合物〔B〕としては、トリアルキルアルミニ
ウム、アルキルアルミニウムハイドライド、アルコキシ
アルキルアルミニウム、ハロゲン化アルキルアルミニウ
ム、シロキシアルキルアルミニウムおよびこれらの混合
物が用いられる。これらの化合物を具体的に示すと、例
えば、Al(C2H5)3、Al(n−C3H7)3、
Al(1−C3H7)3A1(n−C4H,)3、Al
(1−C4H,)3,AI(C6Hl3)3、・″Al
(C3Hl7)3、Al(ClOH2l)3、Al(C
2H,)2H1A1(1−{4H9)2H,.A1(C
2H,)2・(0C2H5)、Al(1−C4H,)2
(0C2H5).A1(C6H,7)2(0C,H5)
、Al(C2H,)2(0C8H17)、Al(C2H
5)2C11A1(1−C4H,)2C1,.A1(C
H3)20S1H.(CH3)〕、1A1(C2H5)
2(0SiH−CH3・C2H3)、アルミニウムイソ
プレニル等である。これらの化合物の中で、特にトリア
ルキルアルミニウム、アルミニウムイソプレニル、また
はジアルキルアルミニウムハイドライドが高活性の点で
好ましい。 1触媒成分〔A〕および〔B〕
は、重合条件下に重合系内に添加してもよいし、あらか
じめ重合に先立つて組合せても良い。また両成分の比率
は、〔A〕成分中のTilモルに対し、〔B〕の成分の
A1化合物を0.1〜100好ましくは0.5〜202
の範囲である。本発明の触媒は、エチレンの重合に好適
であるが、プロピレン、ブテン−1、イソブテン、ヘキ
セン一1、4−メチルベンゼン−1、オクテン1、デセ
ン一1等の炭素原子数3以上のα−オレ 2フインがエ
チレンに対し50m01%以下の共存下で、エチレンと
の共重合を行なうことも可能であり、ホモ重合により密
度0.975〜0.910の範囲のポリエチレンの製造
が可能である。
重合は150℃より高く300℃迄、好ましく 3は1
60〜220℃の温度範囲で溶液重合法で実施される。
重合溶媒は、ヘキサン、ヘプタン、オクタンのごとき脂
肋族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンのごとき
芳香族炭化水素、シクロヘキサン、3メチルシクロヘキ
サンのごとき脂環式炭化水素が用いられる。
触媒を重合溶媒とともに反応器に導入し、不活性雰囲気
下に、エチレンを好ましくは0.1〜401VPa1さ
らに好ましくは1〜25MPaの分圧となるように導入
し、エチレンと触媒の接触 4が良好となるよう、攪拌
機で混合を行なう等の手段を講じて重合を行なうことが
可能である。重合は1反応帯を用いる1段重合で行なつ
てもよいし、または複数個の反応帯を用いる、いわゆる
多段重合を行なうことも可能である。本触媒は1段重合
で分子量分布の狭いポリエチレンを与えるが、多段重合
により分子量分布の広いポリエチレンを製造することも
可能である。また、分子量のコントロールをするために
、反応器の温度を変えるか、または水素、連鎖移動を起
し易い有機化合物を添加することも可能である。さらに
また、チタン酸エステルを添加して密度調節を行なう等
の方法を組合せて重合を実施することも可能である。本
発明の実施例を以下に示すが、本発明は、この実施例に
よつて何ら制限されるものではない。
なお、これらの実施例中、Mはメルトインデツクスを表
わし、ASTMD−1238により、温度190℃、荷
重2.16kgの条件下で測定したものである。FRは
温度190℃、荷重21.6kgで測定した値をMIで
除した商を意味し、分子量の分布の尺度の一つであり、
値が低いほど分子量分布が狭いことを示している。触媒
効率はTil9及び固体成分19当りのポリマー生成量
Kgで表わされる。実施例 1 〔1〕炭化水素溶媒可溶性有機マグネシウム成分(;)
の合成窒素置換済みの200m1フラスコにマグネシウ
ム粉末59を加えた。
n−ブチルクロリド20.8m1とヘプタン60m1の
混合液のうち、20m1をフラスコに導入した。フラス
コを加熱し、還流下攪拌を行ない、反応がスタートした
後、還流下2時間で残りのn−ブチルクロリドを滴下し
、終了後さらに1時間撹拌した。これにAlCl2(0
n−C4H,)12mm01を含むヘプタン20m1を
加え、120℃、6時間反応を行なうことにより、有機
マグネシウム化合物溶液を得た。分析の結果、この錯体
の組成はAIMg,.8(n−C4H9)14.5゜(
0『C4H9)0.4であり)有機濃度は0.67m0
1/lであつた。なお、AlCl2(0n−C4H9)
は、アルミニウム粉末、AlCl3,n−{4H,0H
をヘプタン中、モル比1:2:3で反応を行ない合成し
た。
上記溶液60m1を200m1の容量のフラスコに入れ
、これにn−ブタノール20rr1m01を含有するヘ
プタン溶液20111を10℃で30分かけて滴々加え
均一な溶液を得た。分析の結果0nC4H9/(Al−
t−Mg)モル比は0.51であつた。〔〕^成分の合
成2個の滴下ロードを取付けた容量500ゴのフラスコ
の内部の酸素と水分を乾燥窒素置換によつて除去し、1
60m1のヘキサンを加え−10℃に冷却した。
次に上記の有機マグネシウム成分40mm01を含有す
るヘプタン溶液80ゴとn−プトキシチタントリクロリ
ド60mm01を含有するヘキサン溶液80m1を各々
の滴下ロードに秤取し、−10℃で攪拌下に両成分を同
時に1時間かけて滴下し、さらにこの温度で3時間熟成
反応させた。生成した炭化水素不溶性固体を単離し、n
−ヘキサンで洗浄し、乾燥し、11.2θの固体反応生
成物を得た。Ti含有量は21重量%であつた。〔胆エ
チレンの重合 〔旧で合成した^成分10〜とトリエチルアルミニウム
0.25mm01とを脱水脱気した灯油0.81ととも
に、内部を真空脱気した1.51のオートクレープに入
れた。
次に水素20mm01を仕込んだ後オートクレープを1
70℃に保ち、エチレンを2.0MPaの圧力に加圧し
、エチレンを補給することにより全圧力を一定に保ちつ
つつ20分間重合を行なつた。ポリマー収量は148θ
、触媒効率は15kg/fl固体成分囚、71kg/9
Ti,.MI2.8、FRは25、密度は0.968で
あつた。実施例 2 (n{4H9)2Mg13.8gと組成AI(C2H5
)1.,(0SiH−CH3・C2H,),.,の有機
アルミニウム化合物33mm0Iとを200ゴのヘキサ
ン中80℃で2時間反応せしめ、組成AlMg3(C2
H,)1,(n−C4H9)6(0SiH−CH3・
C2H3)1,の有機マグネシウム成分を得た。
この有機マグネシウム成分40mm01と組成Ti(0
iPr)0.7,C13.25のチタン化合物70mm
01を、実施例1と同様にして10℃で4時間反応せし
め、12.5θの固体反応物を得た。
Tiは18.5wt%であつた。この固体反応物CA)
7W1f7とトリイソブチルアルミニウム0.20mm
01を用い、実施例1と同じ条件下で重合を行ない、1
429のポリマーを得た。
触媒効率は2019/9固体成分ω、108kf1/F
lTi,MIは3.5、FRは20、密度0.970で
あつた。実施例 3〜13実施例2の方法に従い第1表
−(1)の条件で触媒成分〔A〕の合成を行なつた。
この触媒成分を用い、実施例1の方法に従い第1表−(
2)の条件で重合を行ない第1表−(2)の結果を得た

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)(1)一般式MaMgβR^1_pR^2_
    qX^1_rX^2_3(式中MはAl、Zn、B、B
    e、Liであり、βは1以上の数、α、p、q、r、s
    は0また0より大きい数であり、p+q+r+s=mα
    +2β、0≦(r+s)/(α+β)≦1.0の関係を
    有し、mはMの原子価、R^1、R^2は同一でも異な
    つていても良い炭素原子数1〜20の炭化水素基、X^
    1、X^2は同一または異なる基で、水素原子、OR^
    3、OSiR^4R^5R^6、NR^7R^8、SR
    ^9なる基を示し、R^3、R^7、R^8、R^9は
    炭素原子数1〜20の炭化水素基をあらわし、R^4、
    R^5、R^6は水素原子または炭素原子数1〜20の
    炭化水素基をあらわす)で示される炭化水素溶媒に可溶
    の有機マグネシウム成分と、(ii)式Ti(OR^1
    ^0)n・X_4_−_n〔式中R^1^0は炭素原子
    数1〜20の炭化水素基であり、Xはハロゲン、0≦n
    ≦3である〕のチタン化合物を、(i)の有機マグネシ
    ウム成分に対して(ii)のチタン化合物をモル比1.
    1〜4.0で反応せしめて得られる固体反応生成物と(
    B)有機アルミニウム化合物 から成る触媒を用い、150℃より高く300℃までの
    温度でエチレンまたはエチレンと他のオレフィンとを1
    段または多段の条件で重合することを特徴とするポリエ
    チレンの製造方法。 2 β/αが0.5から10である特許請求の範囲第1
    項のポリエチレンの製造方法。 3 (i)の有機マグネシウム成分がα=0の炭化水素
    溶媒可溶の化合物である特許請求の範囲第1項記載のポ
    リエチレンの製造方法。 4 (i)の有機マグネシウム成分が0.3≦(r+s
    )/(α+β)≦0.8の炭化水素溶媒可溶の化合物で
    ある特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記
    載のポリエチレン製造方法。 5 (ii)のチタン化合物のXがClである特許請求
    の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載のエチレン
    の製造方法。 6(ii)のチタン化合物のnが0.5≦n≦1.5で
    ある特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記
    載のポリエチレンの製造方法。 7 (i)の有機マグネシウム成分に対する(ii)の
    チタン化合物のモル比が1.3〜3.0である特許請求
    の範囲第1項ないし第6項のいずれかに記載のポリエチ
    レン製造方法。 8 (i)と(ii)の反応を−20℃から50℃の温
    度で行う特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか
    に記載のポリエチレン製造方法。 9 (B)の有機アルミニウム化合物がトリアルキルア
    ルミニウム、アルミニウムイソプレニルまたはジアルキ
    ルアルミニウムハイドライドである特許請求の範囲第1
    項ないし第8項のいずれかに記載のポリエチレンの製造
    方法。 10 (A)の固体反応生成物中のTiに対する(B)
    の有機アルミニウム化合物のモル比が1〜20である特
    許請求の範囲第1項ないし第9項のいずれかに記載のポ
    リエチレンの製造方法。
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