JPS6019765B2 - オレフインの重合法 - Google Patents

オレフインの重合法

Info

Publication number
JPS6019765B2
JPS6019765B2 JP12301579A JP12301579A JPS6019765B2 JP S6019765 B2 JPS6019765 B2 JP S6019765B2 JP 12301579 A JP12301579 A JP 12301579A JP 12301579 A JP12301579 A JP 12301579A JP S6019765 B2 JPS6019765 B2 JP S6019765B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymerizing
compound
olefin
polymerizing olefins
polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12301579A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5645910A (en
Inventor
正保 古里
久也 桜井
好彦 片山
正 池上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP12301579A priority Critical patent/JPS6019765B2/ja
Priority to GB8023927A priority patent/GB2059973B/en
Priority to DE3028480A priority patent/DE3028480C2/de
Priority to NLAANVRAGE8004493,A priority patent/NL184422C/xx
Priority to BR8004962A priority patent/BR8004962A/pt
Priority to IT24098/80A priority patent/IT1132546B/it
Priority to CA357,977A priority patent/CA1129398A/en
Priority to FR8017772A priority patent/FR2465750A1/fr
Priority to BE0/201725A priority patent/BE884739A/fr
Priority to US06/177,546 priority patent/US4335229A/en
Publication of JPS5645910A publication Critical patent/JPS5645910A/ja
Publication of JPS6019765B2 publication Critical patent/JPS6019765B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な触媒を用いたオレフィンの重合法に関す
る。
さらに詳述すれば、本発明は特殊な有機マグネシウム化
合物、特定のハロゲン化物とチタンまたは/およびバナ
ジウム化合物よりなる新規な触媒を用いオレフィンを溶
液重合方法により重合もしくは共重合せしめるオレフイ
ンの重合法に係るものである。ポリエチレンの好適な製
造方法として、溶液重合法はすでに公知である。
この溶液重合の利点として下記のものが挙げられる。‘
1} エチレン重合は発熱反応であり、除熱がプロセス
上の大きな問題である。
除熱効率は重合器内と冷却ジャケット内の温度差が大き
い程大きい訳であるから、反応温度の高い溶液重合は、
この点で有利である。(2)エチレンの重合度、すなわ
ちポリエチレンの分子量を反応温度を変えることにより
、比較的Z正確にコントロールできる上に、分子量コン
トロールが少量の水素を用いることにより容易に達成さ
れる。
{3’ポリエチレンの分子量と反応溶液の粘度に相関が
あるので、反応器内の溶液粘度測定により、ポリエチレ
ンの分子量を推定し、迅速な対応を擦れることである。
‘4’ポリエチレン製品は一般にべレット状で市販使用
される。懸濁重合、気相重合によって得られるポリエチ
レンは粉体状であるため、押出機を用いてべレットに溶
融成形する必要が生ずる。これに対し、溶液重合では重
合熱を利用し、溶媒を蒸発留去すると共に、溶融状態の
ポリエチレンを押出機に導入できるので、余分な工程と
溶融用エネルギーが省略できる。従って、エネルギーの
有効利用の点で極めて有利である。この利点を生かすに
は、重合温度がより高い方が望ましい。一方、溶液重合
の問題点は、溶液濃度を上げたり、ポリエチレンの分子
量を高くすると、溶液粘度が上がり、工場規模の実施が
困難となることである。
これを解決するには、重合温度を上げ、溶液粘度を下げ
る必要が生じる。しかし、重合温度を上げると触媒効率
が低下し、触媒残溝が多量にポリエチレン中に残留する
。このため、ポリエチレンが着色し、また成形後の製品
の劣化をまねくことになる。また、触媒残澄の除去は困
難なことである。そこで、ポリエチレン中の触媒残笹が
少なく、除去工程が不要となるような、高温で触媒効率
の高い触媒が必要となる。懸濁重合法においては、触媒
効率の高い多くのチーグラー型触媒が知られている。
しかし、これらの触媒は、一般的に重合温度を上げると
触媒効が低下し、特に15000以上での低下が著しく
、溶液重合で触媒残笹除去工程の省略には性能が不十分
である。有機マグネシウム鍔体とハロゲン化アルミニウ
ム、塩化水素または二級、三級のハロゲン化ァルキルお
よびチタン化合物を用いたオレフィンの溶液重合触媒が
開示されている(特公昭47一1372号、特関昭50
−14紙83号、特開昭51−144397号)。
これらの触媒は、従来の触媒に比較して触媒効率は高い
が、高温での触媒効率はまだ不十分である。本発明者ら
は、溶液重合触媒の検討を行なった結果、特殊な有機マ
グネシウム化合物とハロゲン化物の反応物に、チタン化
合物または/およびバナジウム化合物を接触させて成る
触媒成分に、有5機金属化合物を組み合わせることによ
り、極めて触媒効率が高く、15000以上、特に18
000以上の温度でも触媒効率の低下が少なく、しかも
安定で長期保存のできる触媒を見し、出し、本発明をな
すに至った。
0 すなわち、本発明は、(i}一般式MQMgRもR
費X≠X≧Dt(式中Mは周期律表第1〜第m族の金属
原子、Q、p、q、rは0または0以上、sは0よく大
きく1以下、tは0より大きい数で、p+q+r+s=
mQ+2、0<(r+タs)/(Q+1)≦1.0、s
≦tの関係を有し、mはMの原子価、R1、R2は同一
でも異なってもよい炭素原子数1〜20の炭化水素基、
XIは水素原子もしくは酸素、窒素または硫黄原子を含
有する陰性な基を示し、X2はハロゲン原子、Dは霞0
子供与性有機化合物を表わす)で示される炭化水素溶媒
可溶の有機マグネシウム化合物および(ii)塩化水素
、有機ハロゲン化物、ホウ素、アルミニウム、ケイ素、
ゲルマニウム、スズ、鉛、リン、ヒ素、アンチモン、ビ
スマス、亜鉛、カドミウム、タ水銀のハロゲン化物より
選ばれた1種もしくは2種以上の混合物の反応物に、(
iii)Lチタン化合物または/およびバナジウム化合
物を接触させてなる触媒成分〔A〕および有機金属化合
物〔B〕を用い、12000以上の温度において溶液の
状態で1段0または多段の条件で重合を行うオレフィン
の重合方法に係るものである。
以下本発明の特徴について説明する。
本発明の第1の特徴は、触媒効率の高いことである。
後述の実施例からも明らかなように、触媒効率500k
9/夕(Ti十V)以上も達成しうるものであり、触媒
残溝除去工程の省略を可能にするものである。本発明の
第2の特徴は、高温においても安定なことである。
後述の実施例からも明らかなように180qo以上にお
いても触媒効率500k9/夕(Ti十V)を達成しう
るものである。本発明の第3の特徴は、分子量分布が狭
く、射出成形に通した高分子量、高剛性のポリマーが得
られることである。
本発明の第4の特徴は、反応帯の温度または水素濃度等
の条件を変えた多段の反応帯を用いた重合を行うことに
より、分子量分布が広く、押出し成形に通したポリマー
を製造できることである。
本発明の触媒に用いられる一般式MQMgRもR費X手
XきDt(式中M、R1、R2、X1、X2、D、Q、
p、q、r、s、tは前述の意味である)の有機マグネ
シウム化合物(i)について説明する。
【i主‘ま、有機マグネシウム化合物の形として示され
ているが、R2Mgおよびこれらと他の金属化合物との
銭体のすべてを包含するものである。上記式中、Mは周
期律表第1族〜第m族に属する金属元素が使用でき、た
とえばリチウム、ナトリウム、カリウム、ベリリウム、
カルシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛、ホウ素
、アルミニウム等が挙げられるが、特に、リチウム、ベ
リリウム、ホウ素、アルミニウム、亜鉛が好ましい。さ
らに好ましくはアルミニウムが用いられる。マグネシウ
ム原子に対する金属原子Mの比Qは、0以上の数であり
、好ましくは、OSQ≦1.0、特にOSQSO.5の
範囲が推奨される。RIないしR2で表わされる炭化水
素基は、炭素原子数1〜2N固のアルキル基、シクロア
ルキル基またはアリル基であり、たとえば、メチル、エ
チル、プロピル、ブチル、アミル、ヘキシル、デ4シル
、シクロヘキシル・フェニル、ベンジル基等が挙げられ
、特にアルキル基が好ましい。XIは水素原子、もしく
は酸素、窒素または硫黄原子を含有する陰性な基を示し
、好ましくはアルコキシ、シロキシ、アリロキシ、アミ
/、アミド、ィミド、アルキルテオ、8ーケト酸残基が
用いられる。
X2は、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素のハロゲン原子を
示し、塩素原子が推奨される。
記号ば、p、q、i・、sの関係式 P+q+r十s=mQ十2は金属原子の原子価と置換基
との化学量論性を示し、好ましい範囲である0<(r+
s)/(Q十1)SI.0は、金属原子に対し、XIと
X2の和が0より大きく1以下であることを示す。
sは0より大きく1以下の数であり、好ましくは、0.
05Ssミ0.6の範囲で用いられる。Dで表わされる
電子供与性化合物としては、酸素、チッ素、硫黄もしく
はリン原子を含有する電子供与性の有機化合物が用いら
れる。
これらの化合物を列挙すれば、ジェチルェーテル、ジブ
チルエーテル、ジイソアミルエーテル、エチレングリコ
ールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチル
エーテル、グリセリントリメチルエーナル、ビニルメチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、クラウ
ンエーテル、プロピレンオキシド等のエーテル類、ヘキ
サメチルジシロキサン、対称ジヒドロテトラメチルジシ
ロキサン、ペンタメチルトリヒドロトリシロキサン、環
状メチルヒドロテトラシロキサン、メチルヒドロポリシ
ロキサン、ジメチルポリシロキサン、フエニルヒドロポ
リシロキサン等のシロキサン類、トリェチルアミン、ト
リブチルアミン、テトラメチルエチレンジアミン、ビス
(ジメチルアミ/)メタン、ジアザビシク。オクタン等
の三級アミン類、アセトニトリル、プロピオニトリル、
アクリルニトリル、ベンジルニトリル、ベンゾニトリル
等のニトリル類、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチル
ホスホルムアミド等のアミド類、ピリジン、メチルピリ
ジン等のピリジン譲導体、ジヱチルスルフイド、エチル
プロピルスルフイド、フ。ロピルスルフィド、エチレン
スルフィド等のチオェーテル類、ジメチルスルホキシド
、ジェチルスルホキシド、ジブチルスルホキシド等のス
ルホキシド類、トリヱチルホスフイン、トリフエニルホ
スフイン等のホスフイン類等である。好ましくはエーテ
ル、シロキサンまたはアミンが用いられる。tは上記電
子供与性有機化合物DがMまたはMgに配位した量を表
わし、0より大きい数である。高温で触媒効率の高い物
を得るには、Dが配位することが重要であり、tが0.
05〜10の範囲が推奨される。さらに好ましくは、t
が0.2〜2の範囲で用いられる。これらのマグネシウ
ム化合物は、一般式 RIMgX2、R享Mg(R1、X2は前述の意味であ
る)で示される化合物もしくはこれらの混合物と、一般
式M旧2m、M旧まXもX葦、MR登Dt、MR登Xも
X費Dt(式中M、R2、X1、X2、D、m、tは前
述の意味であり、a+b+c=mの関係を有する)で示
される有機金属化合物もしくはDで示される電子供与性
有機化合物とを、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シク
ロヘキサン、ベンゼン、トルェン等の不活性炭化水素中
0〜150℃の間で反応させ、必要な場合は、続いてこ
れに電子供与性化合物もしくはアルコール、シロキサン
、アミン、イミン、チオールまたはジチオ化合物を反応
させることにより合成される。
高い触媒効率を達成するには、炭化水素溶媒に可溶性で
あることが必要であり、このためにはsStの条件が望
ましい。次に塩化水素、有機ハロゲン化物、ホウ素、ア
ルミニウム、ケイ素、ゲルマニウム、スズ、鉛、リン、
ヒ素、アンチモン、ビスマスまたは水銀のハロゲン化物
(ii)について説明する。
ハロゲン化物とは、少なくとも1個のハロゲン原子を含
有する化合物である。好ましくは、塩化水素、クロロホ
ルム、四塩化炭素、二、三級のァルキルクロリド、また
はホウ素、アルミニウム、ケイ素、ゲルマニウム、スズ
、アンチモンの塩化物が用いられる。180oo以上の
重合温度で、高い触媒効率を達成するには、クロロホル
ムまたはホウ素、ケイ素、ゲルマニウムの塩化物が好ま
しく、さらに好ましくは、クロルシラン化合物が推奨さ
れる。
チタン化合物または/およびバナジウム化合物州として
は、四塩化チタン、四臭化チタン、四ョウ化チタン、ェ
トキシチタントリクロリド、プロポキシチタントリクロ
リド、ブトキシチタントリクロリド、ジプロポキシチタ
ンジクロリド、ジブトキシチタンジクロリド、トリプロ
ポキシチタンクロリド、トリブトキシチタンクロリド、
テトラプロポキシチタン、テトラプトキシチタン、四塩
化バナジウム、三塩化バナジル、ブトキシバナジルジク
ロリド、ジブトキシバナジルクロリド、トリブトキシバ
ナジル等のチタンおよびバナジウムのハロゲン化物、オ
キシハロゲン化物、アルコキシハロゲン化物、アルコキ
シド化合物、オキシアルコキシド化合物の単独もしくは
混合物が用いられる。好ましくは少なくとも1個の塩素
原子を含有するチタンもしくはバナジウム化合物である
。(i)、(ii〕、(iii)の反応は「不活性反応
溶媒、たとえば、ヘキサン、ヘプタン、オクタンの如き
脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルェンの如き芳香族炭化
水素、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンの如き脂
環式炭化水素、あるいは、これらの混合物中で行うこと
ができる。触媒性能上、好ましくは脂肪族炭化水素溶媒
が推奨される。(i)、(ii)、『ii)の反応順序
は、種々の方法が考えられるが、高活性0の触媒性能を
発揮するためには、前もって(i)と州が接触するのを
避ける必要がある。さらに詳述すれば、(i)と(ii
壬の反応により固体成分を生成せしめ、この固体表面に
効果的に『ii}を接触させることにより、本発明の驚
くべき効果が達成される。夕(iーと(ii〕の反応は
、2種成分を反応帯に同時に導入しつつ反応させる同時
添加方法、もしくは1種成分を事前に反応帯に仕込んだ
後に残りの1種成分を導入しつつ反応させる、いわゆる
正(逆)添加方法のいずれの方法も可能である。反応温
度は0特に制限はないが、反応進行上好ましくは−50
〜150つ○、特に好ましくは0〜100qoで実施さ
れる。2種成分の反応比率にも特に制限はないが、好ま
しくは(i}の成分lmolに対し、(ii)の成分を
0.01〜10仇hol特に好ましくは0.1mol〜
20holの範囲が推タ髪される。
(i)と(ii)の反応により固体成分が生成するが、
これは炉過等による単離、またはデカンテーションによ
る洗浄の後、Gii〕との反応に供することもできるが
、反応操作を簡略化するため、(i)と(ii)の反応
終了後、この反応液に凧を導入して、さ0らに反応を進
めることが好ましい。『ii)の使用量はモル比3≦M
g/(Ti十V)≦500、好ましくは5ミMg/(T
i+V)≦200、特に好ましくは10SMg/(Ti
+V)≦100の範囲で用い、反応溶液中のTi+Vの
濃度は2mol/そ以下で行うことが望夕ましい。反応
温度は特に制限はないが、反応進行上好ましくは−50
〜15000、好ましくは0〜9500の範囲で実施さ
れる。本発明の触媒成分〔A〕は、有機金属化合物〔B
〕と組み合わすことにより優れたQーオレフ0イン重合
用触媒となる。
化合物〔B〕として好ましくは有機アルミニウム化合物
が用いられる。有機アルミニウム化合物としては、AI
(C2日5)3、N(C3日7)3、AI(C4日9)
3、AI(C5日,.)3、AI(C6日,3)3、N
(C8日,7)3、AI(C,oH幻)3等のトリアル
キルアルミニウム、AI(C2日5)2CI、N(C2
は)CI2、AI( i −C4比)2CI、AI(C
2日5)2Br等のハロゲン化アルミニウム、N(C2
日5)2(OC2日5)、AI(i−C4日9)2(O
C6日,3)等のアルコキシアルミニウム、AI(C2
日5)2・(06iH・C比・C2日5)、N(i一C
4は)・(OSi(Cは)2・i−C4日9)2等のシ
ロキシアルキルアルミニゥムおよびこれらの混合物が用
いられる。
触媒成分〔A〕および〔B〕は、重合条件下に重合系内
に添加してもよいし、あらかじめ重合に先立って組み合
わせてもよい。
また組み合わされる両成分の比率は、〔A〕成分中のT
i+Vと〔B〕成分のモル比で規定され、〔B〕/(T
i十V)が3/1〜1000/1、好ましくは5/1〜
500/1の範囲が用いられる。本発明の触媒は、エチ
レンの重合に好適であるが、プロピレン、ブテンー1、
イソブテン、ヘキセンー1、4−メチルベンテンー1、
オクテンー1、デセン−1等のQ−オレフィンまたはブ
タジェン、ィソプレン等のポリェンとエチレンとの共重
合を行うことも可能であり、特にエチレンlmolに対
し、Q−オレフィンを粒hol以下で用いることが好ま
しい。
ホモ重合および共重合により、密度0.975〜0.9
10の範囲のポリエチレンの製造が可能である。重合は
、好ましくは120〜350qo、さらに好ましくは1
50〜320qoの温度範囲で、溶液重合法で実施され
る。
重合溶媒は、ヘキサン、ヘプタン、オクタンの如き脂肪
族炭化水素、ベンゼン、トルェン、キシレンの如き芳香
族炭化水素、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンの
如き脂環式炭化水素が用いられる。触媒を重合溶媒と共
に反応器に導入し、不活性雰囲気下に、エチレンを0.
1Mpa〜4■Mpa、好ましくはImpa〜29Mp
aの分圧となるよう導入し、エチレンと触媒の接触が良
好となるよう、鷹梓機で混合を行う等の手段を講じて重
合を行うことが可能である。重合は1反応帯を用いる1
段重合で行ってもよいし、または複数個の反応帯を用い
る、いわゆる多段重合を行うことも可能である。
本触媒は1段重合で分子量分布の狭いポリエチレンを与
えるが、多段重合により分子量分布の広いポリエチレン
を製造することも可能である。また、分子量のコントロ
ールをするために、反応器の温度を変えるか、または水
素、連鎖移動を起こし易い有機化合物を添加することも
可能である。さらにまた、チタン酸ェステルを第三成分
として添加し、密度調節を行う等の方法を組み合わせて
重合を実施することも可能である。本発明の実施例を以
下に示すが、本発明は、この実施例によって何ら制限さ
れるものではない。なお、これらの実施例中、MIはメ
ルトィンデックスを表わし、ASTMD−1238によ
り、温度190こ0、荷重2.16k9の条件下で測定
したものである。FRは温度190oo、荷重21.6
kgで測定した値を肌で除した商を意味し、分子量分布
の尺度の一つであり、値が低いほど分子量分布が狭いこ
とを示している。触媒効率はTi+VI夕当りのポリマ
ー生成量k9で表わされる。実施例 1 (1)炭化水素溶媒可溶性有機マグネシウム化合物の合
成窒素置換済みの200の【のフラスコにマグネシウム
粉末5夕を加えた。
n−オクチルク。リド200mmolとジブチルェーテ
ル70mmolを含むへブタン溶液100の‘のうち、
20のをフラスコに導入した。フラスコを加熱し、還流
下縄梓を行い、反応がスタ−トしたならば、還流下2時
間で残りのへブタン溶液を滴下し、終了後さらに1時間
反応を行った。この反応液の上燈液を分析したところ、
Mg(n−C8日,7),.6CIo.4〔0(n−C
4&)2〕船の組成であり、M蟹膿度は1.1mol/
そであった。(0)触媒成分〔A〕の合成 滴下ロートと水冷還流冷却器とを取付けた容量250の
【のフラスコの内部の酸素と水分を窒素置換によって除
去し、窒素雰囲気下、トリクロルシラン0.1mol/
そのへブタン溶液60の【を仕込み70℃に昇温した。
次に、上記成分(i)4.55地とへブタン20の‘を
滴下ロートに秤取した。70℃で蝿洋下に1時間かけて
滴下した。
この結果、反応液は白色の懸濁液となった。この白色懸
濁液に四塩化チタン19.0の9を含有するへブタン1
5.5の‘を導入し、70qoで1時間反応を行った。
(m)エチレンの重合(D)で合成した触媒成分〔A〕
4.0の‘とトリオクチルアルミニウム0.2mmol
とを脱水脱気した灯油0.6そと共に、内部を真空脱気
した1そオートクレープに入れた。
次に水素lowmolを仕込んだ後、オートクレープを
18000に保ち、エチレンを3.0Mpaの圧力で加
圧し、エチレンを補給することにより全圧力を一定に保
ちつつ4び分間重合を行った。この結果、121夕のポ
リマーを得た。触媒効率は630k9/タTi、M16
.3FR23密度0.969であった。実施例2〜9、
比較例1、2(1)触媒成分〔A〕の合成 実施例1の方法に従い、第1表に示す成分および条件で
成分(i)と成分(ii〕の反応を行い、次に、成分丘
ii)を接触させ、触媒成分〔A〕の合成を行った。
0)エチレンの重合 前述の如く合成した触媒成分〔A〕4の‘と触媒成分〔
B〕を第2表に示す成分および条件で、実施例1の方法
に従いエチレンの重合を行い、第2表の結果を得た。
。 ・寒く 略へ ■入ミ 髭ミべ QHい日 蜂ミロ三 /ト 」′〃 QXリト 小 lいlトン 美点右; ;.・・.・・ 山 へち 重富畠雲 妄言巳5 笹 出 第2表 実施例 10〜13 Mg(n一C5日,.),.7CI。
.3〔ジオキサン〕。.45mmol、HSiC131
5.5mmol、およびTIC140.067のmol
を用いる以外は実施例1の方法に従い触媒成分〔A〕の
合成を行った。これを4の‘とAI(C2&)30.4
のmolを脱水脱気したへキサン0.6夕と共に内部を
真空脱気した1そオートクレープに導入した。次に水素
15mmolと第3表に示したオレフィンを加え、17
000に昇温した。エチレンを2.5Mpaの分圧にな
るよう加圧し、エチレンを補給することにより全圧を保
ちつつ重合を行い、第3表の結果を得た。第3表 実施例 14 実施例1で合成した触媒成分〔A〕2.0の‘と、件で
実施例1の方法を従い、エチレン1.5holの重合を
行った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (i)一般式MαMgR^1_pR^2_qX^1
    _rX^2_sDt(式中Mは周期律表第I族〜第III族
    の金属原子、α、p、q、rは0または0以上、sは0
    より大きく1以下、tは0より大きい数で、p+q+r
    +s=mα+2、0<(r+s)/(α+1)≦1.0
    、s≦tの関係を有し、mはMの原子価、R^1、R^
    2は同一でも異なつてもよい炭素原子数1〜20の炭化
    水素基、X^1は水素原子もしくは酸素、窒素または硫
    横原子を含有する陰性な基を示し、X^2はハロゲン原
    子、Dは電子供与性有機化合物を表わす)で示される炭
    化水素溶媒に可溶の有機マグネシウム化合物および(i
    i)塩化水素、有機ハロゲン化物、ホウ素、アルミニウ
    ム、ケイ素、ゲルマニウム、スズ、鉛、リン、ヒ素、ア
    ンチモン、ビスマス、亜鉛、カドミウム、水銀のハロゲ
    ン化物より選ばれた1種もしくは2種以上の混合物、の
    反応物に、(iii)チタン化合物または/およびバナジ
    ウム化合物を接触させて成る触媒成分〔A〕および有機
    金属化合物〔B〕を用い、120℃以上の温度において
    溶液の状態で1段または多段の条件で重合を行うオレフ
    インの重合法。 2 (i)の有機マグネシウム化合物において、Mがリ
    チウム、ベリリウム、ホウ素、アルミニウム、もしくは
    亜鉛原子である特許請求の範囲第1項記載のオレフイン
    の重合法。 3 (i)の有機マグネシウム化合物において、Mがア
    ルミニウム原子である特許請求の範囲第2項記載のオレ
    フインの重合法。 4 (i)の有機マグネシウム化合物において、αが0
    ≦α≦1である特許請求の範囲第1項ないし第3項のい
    ずれかに記載のオレフインの重合法。 5 (i)の有機マグネシウム化合物において、αが0
    ≦α≦0.5である特許請求の範囲第4項記載のオレフ
    インの重合法。 6 (i)の有機マグネシウム化合物において、X^1
    がアルコキシ、シロキシ、アリロキシ、アミノ、アミド
    、イミド、アルキルチオ、またはβ−ケト酸残基である
    特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載の
    オレフインの重合法。 7 (i)の有機マグネシウム化合物においてX^2が
    塩素原子である特許請求の範囲第1項ないし第6項のい
    ずれかに記載のオレフインの重合法。 8 (i)の有機マグネシウム化合物において、sが0
    .05≦s≦0.6の範囲である特許請求の範囲第1項
    ないし第7項のいずれかに記載のオレフインの重合法。 9 (i)の有機マグネシウム化合物において、Dが酸
    素、チツ素、硫黄もしくはリン原子を含有する電子供与
    性の有機化合物である特許請求の範囲第1項ないし第8
    項のいずれかに記載のオレフインの重合法。 10 (i)の有機マグネシウム化合物において、Dが
    エーテル、シロキサン、アミン、アミド、ニトリル、チ
    オエーテル、スルフオキシド、またはホスフインである
    特許請求の範囲第9項記載のオレフインの重合法。 11 (i)の有機マグネシウム化合物において、Dが
    エーテル、シロキサンまたはアミンである特許請求の範
    囲第10項記載のオレフインの重合法。 12 (i)の有機マグネシウム化合物においてtが、
    0.05〜10である特許請求の範囲第1項ないし第1
    1項のいずれかに記載のオレフインの重合法。 13 (i)の有機マグネシウム化合物において、tが
    0.2〜2である特許請求の範囲第12項記載のオレフ
    インの重合法。 14 (ii)が塩素水素、クロロホルム、四塩化炭素、
    第二、第三級のアルキルクロリド、またはホウ素、ケイ
    素、ゲルマニウム、スズ、アンチモンの塩化物である特
    許請求の範囲第1項ないし第13項のいずれかに記載の
    オレフインの重合法。 16 (ii)がクロロホルムまたはホウ素、ケイ素、ゲ
    ルマニウムの塩化物である特許請求の範囲第14項記載
    のオレフインの重合法。 16 (ii)がクロルシラン化合物である特許請求の範
    囲第15項記載のオレフインの重合法。 17 (iii)が少なくとも1個の塩素原子を含有する
    チタンまたは/およびバナジウム化合物である特許請求
    の範囲第1項ないし第16項のいずれかに記載のオレフ
    インの重合法。 18 (i)と(ii)の反応を−50〜150℃の温度
    で行う特許請求の範囲第1項ないし第17項のいずれか
    に記載のオレフインの重合法。 19 (i)と(ii)のモル比1:0.01〜1:10
    0の範囲で反応を行うことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項ないし第18項のいずれかに記載のオレフインの
    重合法。 20 (i)と(ii)のモル比1:0.1〜1:20の
    範囲で反応を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1
    9項記載のオレフインの重合法。 21 (i)と(ii)の反応物に(iii)を接触させるに
    おいて、−50〜150℃の温度で行うことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項ないし第20項のいずれかに記
    載のオレフインの重合法。 22 (i)と(ii)の反応物に(iii)を接触させるに
    おいて、0〜95℃の温度で行うことを特徴とする特許
    請求の範囲第21項記載のオレフインの重合法。 23 (i)と(ii)の反応物に(iii)を接触させるに
    おいて、Mg/(Ti+V)が3〜500である特許請
    求の範囲第1項ないし第22項のいずれかに記載のオレ
    フインの重合法。 24 Mg/(Ti+V)が5〜200である特許請求
    の範囲第23項記載のオレフインの重合法。 25 Mg/(Ti+V)が10〜100である特許請
    求の範囲第24項記載のオレフインの重合法。 26 (i)と(ii)の反応物に(iii)を接触させるに
    おいて、Ti+Vの濃度が2mol/l以下の条件で行
    う特許請求の範囲第1項ないし第25項のいずれかに記
    載のオレフインの重合法。 27 〔B〕が有機アルミニウム化合物である特許請求
    の範囲第1項ないし第26項のいずれかに記載のオレフ
    インの重合法。 28 〔A〕のTi+Vと〔B〕のモル比を〔B〕/(
    Ti+V)=3/1〜1000/1の範囲で用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第27項のい
    ずれかに記載のオレフインの重合法。 29 エチレンの重合を150〜320℃、エチレン分
    圧10〜25メガパスカル(MPa)の条件で行う特許
    請求の範囲第1項ないし第28項のいずれかに記載のオ
    レフインの重合法。 30 〔A〕および〔B〕を用い、エチレンとエチレン
    以外のα−オレフイン、またはポリエンとの共重合を行
    う事を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第29項
    のいずれかに記載のオレフインの重合法。 31 炭素原子数3〜20のα−オレフインをエチレン
    1molに対して5mol以下の条件で用いる特許請求
    の範囲第30項記載のオレフインの重合法。
JP12301579A 1979-09-25 1979-09-25 オレフインの重合法 Expired JPS6019765B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12301579A JPS6019765B2 (ja) 1979-09-25 1979-09-25 オレフインの重合法
GB8023927A GB2059973B (en) 1979-09-25 1980-07-22 Process and catalyst for polymerizing an -olefin
DE3028480A DE3028480C2 (de) 1979-09-25 1980-07-26 Verfahren zur Polymerisation von Äthylen sowie zu dessen Copolymerisation mit einem α-Olefin mit 3 bis 20 Kohlenstoffatomen, oder mit Butadien bzw. Isopren in flüssiger Phase und titanhaltige bzw. titan- und vanadiumhaltige Katalysatorkomponente zur Durchführung dieses Verfahrens
NLAANVRAGE8004493,A NL184422C (nl) 1979-09-25 1980-08-06 Werkwijze voor het polymeriseren van een 1-alkeen in vloeibare fase alsmede katalysator die geschikt is om daarbij te worden gebruikt.
BR8004962A BR8004962A (pt) 1979-09-25 1980-08-07 Processo para a polimerizacao de uma alfa-olefina e catalisador para a plimerizacao da dita alfaolefina
IT24098/80A IT1132546B (it) 1979-09-25 1980-08-08 Procedimento per polimerizzare una alfa-olefina,e catalizzatore usato in esso
CA357,977A CA1129398A (en) 1979-09-25 1980-08-11 PROCESS FOR POLYMERIZING AN .alpha.-OLEFIN
FR8017772A FR2465750A1 (fr) 1979-09-25 1980-08-12 Procede de polymerisation d'une a-olefine et catalyseur pour la mise en oeuvre dudit procede
BE0/201725A BE884739A (fr) 1979-09-25 1980-08-12 Procede de polymerisation d'une alpha-olefine et catalyseur pour la mise en oeuvre dudit procede
US06/177,546 US4335229A (en) 1979-09-25 1980-08-13 Process for polymerizing an α-olefin

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12301579A JPS6019765B2 (ja) 1979-09-25 1979-09-25 オレフインの重合法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5645910A JPS5645910A (en) 1981-04-25
JPS6019765B2 true JPS6019765B2 (ja) 1985-05-17

Family

ID=14850117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12301579A Expired JPS6019765B2 (ja) 1979-09-25 1979-09-25 オレフインの重合法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS6019765B2 (ja)
BE (1) BE884739A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0784496B2 (ja) * 1986-11-25 1995-09-13 三井東圧化学株式会社 オレフインの重合方法
JPH0784497B2 (ja) * 1987-02-27 1995-09-13 三井東圧化学株式会社 オレフインの重合方法
JPH0784498B2 (ja) * 1987-02-27 1995-09-13 三井東圧化学株式会社 オレフインの重合方法

Also Published As

Publication number Publication date
BE884739A (fr) 1981-02-12
JPS5645910A (en) 1981-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4330646A (en) Polymerization of an α-olefin
CA1062692A (en) Process for polymerizing ethylene
US4471066A (en) Polymerization of olefins
JPH0343285B2 (ja)
US4335229A (en) Process for polymerizing an α-olefin
JPS5950241B2 (ja) オレフインの重合方法
US4330647A (en) Process for polymerizing α-olefins
JPS6019765B2 (ja) オレフインの重合法
US4330651A (en) Polymerization of α-olefins
JPS6011044B2 (ja) エチレンを重合する方法
EP0058549B1 (en) Catalyst for polymerization of olefins
JP3274511B2 (ja) オレフィン重合用触媒及びオレフィン重合体の製造方法
JPH03501497A (ja) オレフィンの重合用触媒の製造方法
JPS6221364B2 (ja)
JPS6366325B2 (ja)
JPS6019923B2 (ja) ポリオレフインの製造方法
JPS6019767B2 (ja) エチレンの重合方法
US4366298A (en) Process and heavy metal catalyst for the polymerization of α-olefins, particularly polyethylene
JPS59206413A (ja) α−オレフインの重合方法
JPS6019766B2 (ja) オレフインを重合する方法
JPS6011045B2 (ja) α−オレフインの重合方法
JPS6019925B2 (ja) ポリエチレン粉末の製法
JPS5956408A (ja) ポリオレフインを製造する方法
JPS64969B2 (ja)
KR800000343B1 (ko) 에틸렌의 중합법(重合法)