JPS60197585A - 覆工板の吊上げに使用するクランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は覆工板の吊上げに使用するクランプに関゛する
、更に詳しくは地下鉄道等の土木工事ＶＣ際し路面に仮
に敷設される覆工板にクレーンかう吊下されたワイヤー
を欧外し自在に接続させるクランプに関する。

覆工板は矩形鋼板から成る頂板な備えた比較的小さな深
さを有する扁平な箱形の構造物であって、頂板の１個の
対角線の両端など、適宜の１対の開口のそれぞれに、１
本の短小なワイヤーの両端に結着されたフックを１個ず
つ嵌込み係止させてワイヤーの中央部分をクレーンによ
り吊上げ移送させらｎる。所定寸法のフックを取外し自
在に開口忙嵌込ませ、安全確実にフックを作動させるた
めには覆工板の頂板に穿たれる開口は正確な寸法のもの
に規定されている。然しなから、実際の作業場で覆工板
に穿たれる開口は粗大なものが多く。

フックの係止があまくなり、信頼性に問題を生じ、危険
をともなう。本発明は覆工板のハンドリングに起るこの
棟の問題の解決を狙いとするものである。

本発明の目的は、覆工板の頂板に穿たれるクランプ受入
用の開口が粗大な場合にも、開口、に差込まれたのち鼻
端を開口の外周部分において頂板の下面に確実に係止さ
せるに充分な寸法の鉤形部分を具備するのみならず、使
用時に開口内に置かれる胴体部分を動揺させることなく
所定位置に保持する鎖錠機構を備え鉤形部分の鼻端を確
実に頂板下面に係止させる覆工板の吊上げに使用するク
ランプを得ることＯである。

本発明によれば、円環を上端に備え使用時に覆工板に設
けられた開口内に置かれる胴体と、前記開口の下部に置
かれ鼻端を開口周辺の頂板下面に衝接させる鉤形部分と
から成る覆工板の吊上げに使用するクランプであつ′Ｃ
１該胴体が鼻端とは反対の側に開口に露出゛する頂板の
縁部を嵌合させる凹溝を備え、更に上端をピンヂ・ピン
を介し円環に隣接する位置に取付は下端を前記開口に垂
下させる抑圧レバーと前記ピンヂ・ビンに暇付けられ一
端を前記抑圧レバーに１反対端を円環に隣接する位置に
係止させ抑圧レバーの下端を鼻端に隣接する開口の壁に
圧接させることにより前記凹溝をこれに嵌合する頂板縁
部に向って押圧するスプリングとから成り胴体を開口内
の所定位置に保持する鎖錠機構を備えていることを特徴
とする覆工板の吊上げに使用するクランプが得られる。

さて、本発明の装置の実施例を添付図面について説明す
ると次の如くである。

牙１図は覆工板２１を吊上げる従前の方法を示すもので
スリングなどと呼ばれる比較的短小なワイヤー２４の両
端に結着された従前のフック２゜を、覆工板の頂板２１
Ｔ上の適宜の位置に穿たれた２個の開口２２のそれぞれ
に差込み各フックの先端を開口周辺の頂板下面に係止さ
せたのち短小ワイヤー２４をクレーン（図示せず）から
吊下されたフック２３に掛は覆工板２１を吊上げている
。

従前のフック２０は覆工板の頂板２１ＴＫ穿たれる開口
２２が正ｒ４ｖｃ所定寸法のものと成されている場合に
は鉤形部分の先端ン頂板２１Ｔの下面に有効に係止させ
るが、粗大な開口２２の場合には係止があまくなり吊上
げ作業の途上で開口２２カ）ら外れるおそれがある。

〕・２，３及び４図は本発明の装置ｌＯを示すもので、
フックを覆工板頂板２１Ｔに穿たれた開口２２に対し所
定位ＷＶｃ保持する鎖錠機構５を備えていることを特徴
とする。本発明のクランプ１０は、クレーンから吊下げ
られたフックに掛けられる「スリング」などの吊り索の
端部に結着される円環３を上端に備え使用時Ｖｃ儂工板
の頂板２１ＴＫ穿たれた開口２２内に置かれる胴体ｌと
、開口２２の下部に置かれ鼻端を開口２２０周辺の頂板
２１Ｔの下面に衝接させる鉤形部分２とな備えている。

鉤形部分の長さ１１ならびに鼻端４の上面の長さ１２は
開口２２０寸法に応じ定められるものであるが、本発明
のクランプ１０が取付けられる覆工板２１の開口２２が
粗大な場合など必要に応じｌｔ　、Ａ？２の値を標準値
よりも若干増大させる。本発明のクランプ１０は胴体ｌ
の左側（矛２図）即ち鼻端４とは反対の側に、覆工板頂
板２１の開口２２に露出する縁部に嵌合する凹溝９を備
えている。詳しくは、胴体ｌが円環３の下部左側に覆工
板頂板２１Ｔの上面に置かれ団扇（５もわ）形に拡ろが
る比較的大面積の水平クランプ８を備えており（才３図
）、更に覆工板頂板２１Ｔの下側で鉤形部分２の左端か
ら左方に延び出す突起１２を備えている。団扇形クラン
プ８と鉤形部分２の左端の突起１２とは協働して覆工板
頂板２１Ｔの開口内の縁部を受入れ嵌合させる凹溝９を
側定する。凹溝９は頂板２１Ｔの一部を°くわえ込むか
ら′フラング１０を頂板２１ＴＫ固着させるに役立つば
かりでなく、以下に説明する押圧レバー６と協働して、
胴体ｌを開口２２の内部で所定位ｒＩｔＶｃ保持する機
能を有するものである。団扇形７ランヂ８は鉤形部分２
とは反対側に延び出し胴体ｌｙバランスさせて直立位置
に保持すると同時に頂板２１Ｔ上の座りを良くする。「
＜」字形を成す押圧レバー６がピンチ・ビン７を介し上
端を円環３に隣接°Ｊ−る位置で胴体１に回動自在に取
付けており、下端を開口２２内に垂下させている。ピン
チ・ピロＶｃ係止させ、刈・２図において押圧レバー６
をビン７のまわりに反時計方向Ａに回動させる如く抑圧
レバー６に常時偏倚力を加える。従って、使用時に抑圧
レバー６の下端が鼻端４に隣接する開口２２゛の壁Ｊ３
を押圧し、その反作用により胴体１を左方に押圧し、凹
溝９がま丁ます深く頂板２１Ｔの縁部に嵌合するように
する。即ち押圧レバー６は凹溝９か頂板２１から離脱し
ないよう嵌合状態に保持する、従って開口２２に相対的
なりランプｌＯ全体の位置を所定状態に保持する鎖錠機
構５となるものである。

以上に示す如く、本発明によれば胴体ｌに設けられた口
高９か覆工板２１の頂板２１　’ｒに常時嵌合している
から、凹溝９自体が吊上げに役立つのみならず、胴体ｌ
を開口２２内の所定位置に錠止するから、胴体１が開口
２２内で右に（１・２図）移動し鉤状部分２の左端を開
口２２の下側に導ぎ、引続き開口２２を貫通し上方に引
出しクランプ１０を開口２２から離脱ざぜることを防止
することができる。即ち本発明のクランプ１０は鎖錠機
構５により常時確実Ｖｃ覆工板２１に取イツけられるも
のである。暇外すしに際しては、スプリング１１の圧力
に抗してクランプ１０全体を右に動かしく矛２図）凹溝
９を頂板縁部から覗はずし、胴体１、鉤形部分の突起１
２．鉤形部分２．鼻端４の順に開口２２を通過させて覆
工板２１の上部に引上けれはよい。

構造が簡単で廉価に製作されるばかりでなく、覗扱い並
びに保守か芥易なことも本発明の利点である。

【図面の簡単な説明】

ツ・１図は従前の装置と覆工板の吊上げとを示す概要図
、 １１２図は本発明の装置の側面図、 ２１３図は〕・２図の装置の平面図、 牙４図は矛２図の装置の端面図、 １・５図は牙２図の装置の要部を示す拡大詳細図。 矛６図は矛２図の装置の別の要部を示す拡大詳細図であ
る。 １　胴体 ２　鉤形部分 ３　円環 ６　押圧レバー ７　ピンチ・ビン ８　水平フランチ ９　凹溝 １０　本発明のクランプ １１　スプリング １２　突起 １３　開口の壁 ２０　従前のフック ２１　樟工板 ２２　開口 ２３　クレーンのフック ２４　短小ワイヤー ２５　骨材 竿　４　困

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　円環を上端に備え使用時に覆工板に設けられた
   開口内１（置かれる胴体と、前記開口の下部に置かれ鼻
   端を開口周辺の頂板下面に衝接させる鉤形部分とから成
   る覆工板の吊上げに使用するクラン７゛であって、該胴
   体が鼻端とは反対の側に開口に露出する頂板の縁部を嵌
   合させる凹溝を備え、更ｔこ上端をピンチ・ピンを介し
   円環に隣接する位置Ｖｃ暇付は下端を前記開口に垂下さ
   せる抑圧レバーと前記ピンチ・ピンに取付けられ一端を
   前記抑圧レバーに、反対端を円環に隣接する位置に係止
   させ抑圧レバーの下端を鼻端に隣接する開口の壁に圧接
   させることにより前記凹溝をこれに嵌合する頂板縁部に
   向って押圧するスプリングとから成り胴体を開口内の所
   定位置に保持する鎖錠機構を備えていることを特徴とす
   る覆工板の吊上げに使用するクランプ。
2. （２）前記凹溝の覆工板頂板の上面に接触する部分が前
   記抑圧レバーとは反対の方向に延び出し覆工板頂板上に
   ひろがる比較的大きな面積の水平クランプと成されてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲（１）に記載された
   覆工板の吊上げに使用するクランプ。