JPS60197483A

JPS60197483A - タンカ−から自動車運搬船への改造方法

Info

Publication number: JPS60197483A
Application number: JP59052942A
Authority: JP
Inventors: Ryuichi Yamaji; 山路　隆一; Yukio Okamoto; 幸雄岡本; Teruyuki Kojima; 輝之小島
Original assignee: Hitachi Zosen Corp
Current assignee: Hitachi Zosen Corp
Priority date: 1984-03-19
Filing date: 1984-03-19
Publication date: 1985-10-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はタンカーから自動車運搬船への改造方法に関す
るものである。

従来例の構成とその問題点従来の自動車運搬船は数層のプッ士とそれに連結された
ランづウェイを内装し、自動車の積み降し時は、一台ず
つこのランづウェイを走行させる方法をとっていた。し
たがって、積み降しに多大な時間を要していた。一方、
タンカーの過剰な船腹を利用してより需要の高い自動車
運搬船に改造することが望まれているが、従来技術によ
って改造してもやはり自動車の積み降しに多大な時間を
要するという問題があった。

発明の目的本発明は上記従来の問題を解消するタンカーから自動車
運搬船への改造方法を提供することを目的とする。

発明の構成上記目的を達成するため、本発明の夕ｙｈ−から自動車
運搬船への改造方法は、タンカーのガーｊタンク上部に
開口を形成し、陸上で前記カーボタシフ内に搭載可能な
骨組力し−ジを組立て、この骨組ガし一ジに自動車を積
込んだ後、前記開口を通してカーボタシフ内に搭載する
構成とし、これにより、タンカーの有効利用を図ること
ができるのは勿論、自動車の積み降し時間を大幅に削減
することができるものである。

実施例と作用以下、本発明方法の一実施例を図面に基づいて説明する
。

第１図〜第８図において、（１）はタンカー％（２）は
タンカー（１）のｔニアターカーづタンク、（３）はセ
シターカー”Ｊ９ｙり（２）両側のウィングタンクで、
各セシター力−ｊタンク（２）の上部には該セｙターカ
ーｊタンク（２）とほぼ同じ・大きさの開口（４）が形
成されている。（５）は各センターカーゴタンク（２）
に搭載すべく陸上で組立てられた骨組ガレージで、Ｈ形
鋼ヒラ−（６）　（６）’、適宜の形状の梁（７）、多
段のカーブ・ソ＋（８）等で構成され、可動式５．７″
ｊウエイ（図示せず）が備えられている。そして、上面
コーナ部には吊り下げ用金具（９）が取付けられ、クレ
ーンで吊り上げ可能とされている。なお、骨組ガレージ
（５）の大きさは、例えば１００〜７００台程度の自動
車０１をプールできる大きさである。αＤは各セシター
力−１タンク（２）の内側面に、骨組力レージ（５）の
］−す部Ｈ形鋼ピラー（６）′に対応して設けられた挾
み込み式ガイド、＠は骨組ガレージ（５）の中間部Ｈ形
鋼ピラー（６）に対応して設けられた摺接式ガイドで、
挾み込み式ガイドαＤはＨ形鋼ピラー（６）′のフラン
ジ部を挾む溝形鋼（至）を有して構成され、摺接式ガイ
ド（２）はその摺接面に摩擦を減らすべく合成樹脂製あ
るいはテフロン加工されたシムプレートα冶を設けて構
成されている。

なお、シムプレート０４）はＨ形鋼ピラー（６）側に設
けてもよい。また、ヒラ−（６）　（６）’はＨ形鋼に
限られるものではなく、溝形鋼等を用いてもよい。さら
にピラー（６）　（ａ）’に対応するガイドα９（ハ）
もすべて挾み込み式ガイドα◇あるいは摺接式月イドい
とじてもよい。また、骨組ガレージ（５）は船首尾方向
に複数に分割して構成してもよいが、この場合は第８図
に示すように、それぞれのコーナ部に溝形鋼ピラー〇〇
を用い、これを突き合わせて挾み込み式乃イドαηで支
持するようにしてもよい。

このような構成で、先ず、陸上において骨組ガレージ（
５）に自動車αＱを積込んでおく。この場合、タンカー
（１）が港に到着していなくとも適当なアイドル時間を
使って積込むことができる。次に、タンカー（１）が港
に到着すると、自動車αＯを積込んだ骨組ガレージ（５
）をクレーンで吊り上げ、開口（４）を通してセシター
力−１タシク（２）内に搭載する。このとき、各カイト
αＤ＠が骨組ガレージ（５）のＨ形鋼ピラー（６）（６
）’をカイトし、支持する。これにより、゛骨組ガレー
ジ（５）の船体動揺による慣性力は各ガイドα１）（２
）で分散支持されることになる。

なお、上記実施例に詔いては、夕：７ｉ−（１）のセン
ターカーｊタシク（２）のみ利用する方法を例に挙げて
説明したが、ウィングタンク（３）を利用するようにし
てもよいことは明らかである。

発明の効果以上本発明方法によれば、タンカーの有効利用を図るこ
とができるのは勿論、自動車の積み降し時間を大幅に削
減することができる。また、タンカーのカーラタンクを
ロスなく使用することができ、さらに、ドライバーの負
担も軽減することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図はタンカーの平
面図、第２図は骨組ガレージの斜視図、第３図はタンカ
ー横断面図、第４図はセシターカーｊタンクの平面図、
第５図は第４図のＡ部拡大図、第６図は乃イドにヒラ−
を挿入するところの側面図、第７図は第４図のＢ部拡大
図、第８図は変形例における要部拡大平面図である。（１）・・・タンカー、（２）・・・ｔンターカ−ｊタ
ンク、（４）・・・開口、（５）・・・骨組力し一ジ、
αＯ・・・自動車代理人　森　本　義　弘第５図第４図第５図第６図〃特開明ＧＯ−１９７４８３（４）第７図第ｄ図

Claims

【特許請求の範囲】

１、　タンカーのカーゴ−９シフ上部に開口を形成し、
陸上で前記カーボタシフ内に搭載可能な骨組力レージを
組立て、この骨組ガレージに自動車を積込んだ後、前記
開口を通してカーボタシフ内に搭載することを特徴とす
るタンカーから自動車運搬船への改造方法。