JPS6019665Y2 - 風呂浴槽 - Google Patents

風呂浴槽

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Publication number
JPS6019665Y2
JPS6019665Y2 JP1816279U JP1816279U JPS6019665Y2 JP S6019665 Y2 JPS6019665 Y2 JP S6019665Y2 JP 1816279 U JP1816279 U JP 1816279U JP 1816279 U JP1816279 U JP 1816279U JP S6019665 Y2 JPS6019665 Y2 JP S6019665Y2
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JP
Japan
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bathtub
maleic anhydride
styrene
heat insulating
insulating material
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Expired
Application number
JP1816279U
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English (en)
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JPS55118690U (ja
Inventor
彰 河南
Original Assignee
積水化成品工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は風呂浴槽に関し、断熱材として浴槽主体との
接合が行ない易く且つ非常に高い保温効果を発揮できる
ものを用いて構成したものである。
従来より木製に代る風呂浴槽としては種々のものがあり
、その浴槽主体はステンレス、琺瑯等の金属品、或はポ
リプロピレン等の合成樹脂のはかFRP等によるものが
代表的なものであり、これら浴槽主体に対し接合される
断熱材については浴槽主体との接合強度、加工の容易性
、優れた断熱性および低コスト化が要求される。
しかしながら、従来は例えばステンレス、琺瑯等の金属
製の浴槽主体に対してウレタンフオームを3〜5mmの
厚さになるよう吹き付けていたものであるが断熱上不充
分であり、しかも加工が面倒であった。
またFRPによる浴槽主体の場合、浴槽主体の外側が硬
化完了する前に外表面にポリエステルを薄く塗一つで後
、ポリスチレン等の断熱材を貼り合わせ、浴槽主体の硬
化と共に断熱材の接着効果を発揮していたもので、この
場合強度には優れるが加工上面側であってコスト的にも
高くつくものであった。
。そこで、この考案においては極性を有するマレイン酸
が含まれていて金属等に対しても優れた接着性が発揮で
きる特異な発泡成形品を断熱材として使用することによ
り浴槽として従来品より優れたものを提供できるもので
あり、その構成としては、スチレン・無水マレイン酸共
重合体またはこれとその他の熱可塑性樹脂とのブレンド
品からなり、且つ浴槽形態をなす発泡成形品が断熱材と
して金属、合成樹脂又はFRPによる浴槽主体に接合さ
れてなることを特徴としている。
次いで、この考案の実施例態様について図を参照しなが
ら以下に例示する。
1は浴槽主体であって、ステンレス、琺瑯等の金属、ポ
リプロピレン等の合成樹脂またはFRP等よりなってい
る。
2は適宜厚み(10〜5oTIVIL程度が好適)にて
上記浴槽主体1と接合した浴槽形態をなす発泡成形品か
らなる断熱材である。
この断熱材2は無水マレイン酸が2〜25重量%、スチ
レン98〜75重量%にて構成されたスチレン・無水マ
レイン酸共重合体からなるか、また上記同様に無水マレ
イン酸を2〜25重量%を含んだスチレン・無水マレイ
ン酸共重合体とその他の熱可塑性樹脂(例えばポリブタ
ジェンなど)とのブレンド品から形成されている。
断熱材2と浴槽主体1との接合は耐熱性接着剤の使用に
よる接着によってもよいが、浴槽主体1を発泡成形型に
セットしておき、断熱材2を浴槽形態に発泡成形しなが
ら浴槽主体1へ熱融着にて接合するのが至便な接合手段
であり、特に極性を有するマレイン酸が含まれているた
め上記断熱材2は金属製の浴槽主体1に対しても非常に
熱融着性に優れ、浴槽主体1との一体性が強化されるこ
とになる。
浴槽形態としては上記のごとく発泡成形しながら浴槽主
体1へ断熱材2が熱融着されたままの露出タイプ(第1
図)と浴槽主体1,1間へ挟入される場合(第2図)を
例示でき、断熱材2を包被させる後者の場合、接着によ
るか、熱融着と接着の併用によるのが好適である。
以上のごとくこの考案は浴槽主体1に接合された断熱材
2が、スチレン・無水マレイン酸共重合体またはこれと
その他の熱可塑性樹脂とのブレンド品からなり、且つ浴
槽形態をなす発泡成形品であるから、浴槽主体1に沿っ
て完全に断熱を行ない易く、しかも厚み保有も行ない易
くなり、断熱効果を向上し易くなる。
そしてスチレン・無水マレイン酸共重合体によって従来
のポリスチレンに比べ20〜25℃以上の耐熱性を有し
ていて長期にわたり断熱性の劣化を生じず、浴槽保温に
適する等優れた実用的効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施態様を例示するものであり、第1図
および第2図はそれぞれ形状の異なる場合を例示した断
面図である。 1・・・・・・浴槽主体、2・・・・・・断熱材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 スチレン・無水マレイン酸共重合体またはこれとそ
    の他の熱可塑性樹脂とのブレンド品からなり、且つ浴槽
    形態をなす発泡成形品が断熱材として金属、合成樹脂ま
    たはFRPによる浴槽主体に接合されてなることを特徴
    とする風呂浴槽。 2 断熱材を構成するスチレン・無水マレイン酸共重合
    体は無水マレイン酸2〜25重量%、スチレン98〜7
    5重量%にて形成されたものからなる上記実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の風呂浴槽。 3 スチレン・無水マレイン酸共重合体とその他の熱可
    塑性樹脂とのブレンド品において、無水マレイン酸が2
    〜25重量%を含んだものからなる上記実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の風呂浴槽。
JP1816279U 1979-02-14 1979-02-14 風呂浴槽 Expired JPS6019665Y2 (ja)

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JPS55118690U JPS55118690U (ja) 1980-08-22
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JP4341521B2 (ja) * 2004-10-07 2009-10-07 パナソニック株式会社 断熱浴槽

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JPS55118690U (ja) 1980-08-22

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