JPS60196455A - 車両用自動変速装置 - Google Patents

車両用自動変速装置

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JPS60196455A
JPS60196455A JP5402284A JP5402284A JPS60196455A JP S60196455 A JPS60196455 A JP S60196455A JP 5402284 A JP5402284 A JP 5402284A JP 5402284 A JP5402284 A JP 5402284A JP S60196455 A JPS60196455 A JP S60196455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
transmission
shift
engine
control circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP5402284A
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English (en)
Inventor
Shinichi Matsumoto
真一 松本
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は、車両用の自動変速装置に関するものである。
「背j;更技術] マニュアルI・ランスミッション!1(において運転中
にギア比の切巷を行なう場合には、運転者はアクセル操
作を行ないながらクラッチ操作を行なわなければならず
、従って運転者によっては変速操作が難しく、また変速
操作が頻繁に行なわれる場合には運転者が疲労し、この
ため車両の運転を行なううえで不都合であった。
[発明の目的] 本発明は上記従来の課題に鑑みて為されたものであり、
その1」的は、変速操作の容易化を図れる車両用自動変
速装置を提供することにある。
[発明の概要] 上記目的を達成するために、本発明は、クラッチの遮断
駆動用油圧回路と連結駆動用油圧回路とを有し少なくと
も遮断駆動用油圧回路中に油圧制御ゴ「が設けられたク
ラッチ油圧駆動装置と、クラッチストロークを検出する
クラッチストローク検出器とクラッチ操作指令に従い、
油圧制御弁の開閉制御を行なうことにより、クラッチを
遮断方向へ駆動する弁制御回路と、クラッチが所定の遮
断状態にあることが検出クラッチストロークにより確認
されたときにギア比選択指令に従いトランスミッション
の変速操作を行なう変速用アクチュエータと、を備えた
、ことを特徴とする。
[発明の実施例] 以下図面に基づいて本発明に係る車両用自動変速装置の
実施例を説明する。
第1図には本発明に係る車両用自動変速装置の全体構成
が示されている。
同図のアクセルペダル踏込部−検出器10によりアクセ
ルペダルの踏込量が検出されており、その検出アクセル
ペダル踏込量200がエンジン制御回路12に供給され
ている。
このエンジン制御回路12はアクセルペダル踏込1警(
とエンジン回転数とに対して基本燃料噴射量Q BAS
Eが対応して格納された二次元マツプを有しており、こ
のマツプを1−記アクセルペタル踏込h1検出器10で
検出された検出アクセルペダル踏込量200、エンジン
回転数検出器50で検出されたエンジン回転数検出信号
206によりサーチして基本燃料噴1)1量Q BAS
Eをめ、その基本燃料噴射量Q BASEに対し各種状
態検出量により修正を加えて燃料噴射量Qをめ、これに
応じた駆動電流202を発生できる。
その駆動電流202は燃料噴射ポンプの燃利噴用量調整
用リニアソレノイド14(DCモータなども使用可能)
に供給されており、該リニアソレノイド14により量が
調整された噴射燃料は燃料噴射ポンプからインジェクタ
を介してディーゼルエンジンの各燃焼室へ分配供給され
ている。
以上の構成により」−記デイーゼルエンジンの燃料噴射
量がアクセルペダルの踏込hYに応じエンジン制御回路
12で制御されている。
また」−記デイーゼルエンジンの駆動力が摩擦式クラッ
チ16のエンジン側クラッチライニング18、トランス
ミッション側クラッチライニング20、アウトプットシ
ャフト ミッション24に伝達されている。
このl・ランスミッション側クラッチライニング20は
クラッチレリーズフォーク26により駆動されており、
クラッチレリーズフォーク26はサポート28を支点と
してクラッチレリーズシリンダ30により回動駆動され
ている。
従って、トランスミッション側クラッチライニング20
がクラッチレリーズフォーク26を介しクラッチレリー
ズシリンダ30により駆動されてエンジン側クラッチラ
イニング18に対し進退駆動されることで、クラッチ1
6は連結または遮断方向へ駆動される。
そして上記クラッチレリーズシリンダ30は以t″のク
ラッチ油圧駆動装置32により油圧で駆動されている。
このクラッチ油圧駆動装置32は、クラッチレリーズシ
リンダ30を駆動してエンジン側クラッチライニング1
8からトランスミッション側クラッチライニング20を
退避させることによりクラッチ16を遮断方向へ駆動す
る遮断駆動用油圧回路34と、クラッチレリーズシリン
ダ30をこれと逆方向へ駆動してエンジン側クラッチラ
イニング18へ向ってトランスミッション側クラッチラ
イニング20を進ませることによりクラッチ16を連結
方向へ駆動する連結駆動用油圧回路36とを有している
このクラッチレリーズシリンダ30を駆動するクラッチ
作動油はリザーバタンク38から遮断駆動用油圧回路3
4側のオイルポンプ40に供給されており、オイルポン
プ40で加圧されたクラッチ作動油はアキュムレータ4
2に供給されている。そしてアキュムレータ42のクラ
ッチ作動油 □はその油圧を制御する油圧制御弁として
のオンオフ電磁弁44に供給されている。
また前記連結駆動用油圧回路36は」−記オイルポンプ
40のリザーバタンク38側とオンオフ電磁弁44のク
ラッチレリーズシリンダ30側との間で形成されており
、この連結駆動用油圧回路36中にはクラッチ作動油の
油圧を制御する油圧制御弁としてデユーティ電磁弁46
が設けられている。
なお、デユーティ電磁弁46によるクラッチ作動油圧の
良好な制御特性を得るために、デユーティ電磁弁46の
」1流側にはオリフィス48が設けられている。
以上の様に構成されているので、クラッチ油圧駆動装置
32は、オンオフ電磁弁44が開制御されることにより
クラッチ16を遮断方向へ駆動でき、またデユーティ電
磁弁46が開制御されることによりクラッチ16を連結
方向へ駆動できる。
」コテオンオフ電磁弁44、デユーティ電磁弁46は本
装置では弁制御回路により開制御されているが、本実施
例においてはエンジン制御回路12がこの弁制御回路と
して機能している。
このため、このエンジン制御回路12にはその制御に必
要な各種の検出信号が供給されている。
第1図においてエンジン回転数検出器50によりディー
ゼルエンジンの回転数が、トルク検出器52により)・
ランスミッション24の出力トルクが、そして位置検出
器54によりクラッチレリーズフォーり26の駆動量が
各々検出されている。
なお、クラッチレリーズフォーク26の駆動量はクラッ
チストロークの変化星に相当するので、位置検出器54
はクラッチストローり検出器として機能しており、この
位置検出器54の位置検出信号204はエンジン制御回
路12においてクラッチ16の駆動制御のために使用さ
れている。
またエンジン制御回路12はクラッチ16の連結駆動中
においてエンジン回転数検出器50、トルク検出器52
のエンジン回転数検出信号206、トルク検出信号20
8によりディーゼルエンジンの回転数及び出力トルクの
変化を監視している。そしてそれらに変化が生じたとき
にクラッチ16が半連結位置に達したとの判定を行なっ
てそのときのクラッチストロークを保持できる。さらに
そのクラッチストロークをクラッチ16の連結駆動毎に
更新できる。すなわちエンジン制御回路12はクラッチ
16の半連結位置におけるクラッチストロークをクラッ
チ16の連結駆動毎に学習できる。
またエンジン制御回路12は連結駆動が終了してクラッ
チ16が完全連結されたときのクラッチストロークを保
持でき、そのストロークなりラッチ16の連結駆動毎に
更新してその値を学習できる。更にクラッチ16の連結
駆動時には該学習値に所定のクラッチストロークを加え
てクラッチ16の半連結位置におけるクラッチストロー
クをめることが可能である。
そしてエンジン制御回路12は、この様にして得られた
半連結位置におけるクラッチストロークのいずれかを選
択することにより、または両者を用いて所定の処理を行
なうことによりクラッチ16の半連結位置におけるクラ
ッチストロークの正値を決定できる。
以上の処理が行なわれることによりエンジン制御回路1
2はクラッチ16が半速結となる正確なりラッチストロ
ークをクラッチ作動油、クラッチ16の摩耗、各部品の
寸法誤差などにかかわらずめることが可能である。
また、第1図においてアキュムレータ42の出力油圧が
油圧検出器56により、車速が車速検出器58により、
そしてトランスミッション24のギアシフト位置がシフ
ト位置検出器60により各々検出されている。
上記油圧検出器56の油圧検出信号210はオイルポン
プ40の駆動制御に使用されている。
また上記車速検出器58の車速検出信号212は前記ア
クセルペダル踏込量検出器10の検出アクセルペダル踏
込量200とともに自動変速のシフトタイミング演算に
使用されており、エンジン制御回路12は車速及びアク
セル踏込量に応じてクラッチ操作指令、トランスミッシ
ョン24のギア比選択指令を内部で自動生成できる。
さらにに記シフト位置検出器60のシフト位置検出信号
214によりエンジン制御回路12はトランスミッショ
ン24のシフト完rを検知できる。
そして、第1図においてブレーキペダルの操作の有無が
ブレーキペダル操作検出器62により検出されており、
そのブレーキペダル操作検出信号0 216はエンジンブレーキについて利用されている。す
なわちエンジン制御回路12はブレーキペダルが操作さ
れている場合であってディーゼルエンジンの回転数が所
定回転数似1−のときには、クラッチ16を連結状態に
維持してエンジンブレーキの利用をnf能にできる。ま
たブレーキペダルが操作されている場合であってディー
ゼルエンジンの回転数が所定回転数以下のときには、ク
ラッチ16を直ちに遮断してエンジンブレーキによるこ
となくフットブレーキのみによる車両の減速を可能にで
きる。
また本装置はフルオートマチックトラスミッション ランスミッション 両モートの切替用スイッチ64、クラッチ操作指令発生
回路66、ギア比選択指令発生回路68がらモー1−切
替指令218、クラッチ操作指令220、ギア比選択指
令222がエンジン制御回路12に供給されている。
第214は本実施例装置における変速操作部の構成を説
明するもので、変速ボックス69は運転者シートの近傍
に配置されている。この変速ボックス69には回動可能
にシフトレバ−70が立設支持されており、シフトレバ
−70の先部にはシフトノブ72が取り伺けられている
前述した様に本実施例では変速がフルオートマチックト
ランスミッション ランスミッション で1速、2速、3速、4速、ニュートラル、パック、ド
ライブの各ポジション1、2、3、4、N.R.Dが設
定されている。
そして変速ボックス69には前記ギア比選択指令発生回
路68、スイッチ64が内蔵されており、ギア比選択指
令発生回路68はシフトレバ−70の操作位置すなわち
変速ポジションを検出し、これをギア比選択指令222
としてエンジン制御回路12に出力できる。
またスイッチ64はシフトレバ−70がポジションDに
操作されたときにのみオン駆動され、このときエンジン
制御回路12の内部で生成されたクラッチ操作指令及び
ギア比選択指令を優先させるようエンジン制御回路12
に指令できる。
更に前記クラッチ操作指令発生回路66がシフトノブ7
2内に組み込まれている。
1−記シフ)・ノブ72はピン74によって図の左右方
向すなわぢシフトレバ−70の操作方向へ揺動可能にシ
フトレバ−70の先部に取り付けられており、その内側
にはシフトレバ−70の操作方向に沿って配置され垂下
伸長する一対のばね外端イ板76A、76Bが取り旧け
られている。そのシフI・レバー70の頂部にはコ字状
に形成された一対の端子板78A、78Bを有するばね
性の端子体80が取す付けられている。そして端子板7
6A、76Bの先部内側には接点が夫々形成されており
、また端子板78A、76Bの先部外側には端子板76
の接点と接する接点、端イ板76Bの接点に接する接点
が各々形成されている。
従ってシフトレバ−70が操作されていなU\ときには
端r−板76Aと78A及び端子板76Bと78Bとが
接触して第3図に示されるように導通3 2 状態となる。またシフトレバ−70がいずれかの方向へ
操作されたときには、第4図あるいは第5図に示される
様に、端子板76Bと78Bとが非接触状態となってク
ラッチ操作指令220が出力される。
以−1−の各種検出信号、指令にノ1(づいてエンジン
制御回路12は所定の演算処理を行ない、駆動電流22
4、226、228、230をオイルポンプ40、オン
オフ電磁弁44、シフト用のアクチュエータ82、84
、デユーティ電磁弁46に各々供給できる。
エンジン制御回路12はアキュムレータ42の出力油圧
を前記油圧検出信号210により監視しながら上記駆動
電流224でオイルポンプ40を駆動して所定圧に保持
できる。
またエンジン制御回路12は内部でクラッチ操作指令が
発生したとき,あるいはクラッチ操作指令発生回路66
からクラッチ操作指令220が入力されたときに上記駆
動電流226によりオンオ)電磁弁44を開制御してク
ラッチ16を直ちに4 遮断駆動できる。
ここで本装置のエンジン制御回路12は−1−記クラッ
チ16の遮断中、エンジン回転数を低減制御できる。
本実施例においては前述した様に、アクセルペダル踏込
埴及びエンジン回転数と基本燃料噴射−VQ BASE
とが対応して格納された二次元マツプについて検出アク
セルペダル踏込1jt200、エンジン回転数検出信旨
206によりサーチが行なわて基本燃斜噴1)i 鼠Q
 BASEが得られるので、エンジン制御回路12は内
部クラッチ操作指令の発生また又はクラッチ操作指令2
20の入力により値が0の定数を検出アクセルペダル踏
込に200に乗じ、その乗算値で前記二次元マツプをサ
ーチすることによりディーゼルエンジンの回転数低減制
御を行なっている。
なお、この回転数低減制御はクラッチ16の連結駆動が
開始されるまで継続して行なわれている。
またエンジン制御回路12はクラッチ16の遮5 断駆動後、内部発生ギア比選択指令またはギア比選択指
令222に応じた前記駆動電流228をアクチュエータ
82.84を有する変速アクチュエータに供給してこれ
らによりトランスミッション24の自動的な変速を行な
うことが可能である。
ここで上記自動変速はクラッチ16が所定の遮断状態と
なっていることが確認されてから開始されており、その
確認のためにエンジン制御回路12は位置検出信号20
4によりクラッチ16のクラッチストロークを監視して
いる。
なお本実施例においては、検出クラッチストロークが所
定の判定レベル以−1−であるときにクラッチ16が完
全な遮断状yハ1にあるとの判定が行なわれている。
さらに上記自動変速の終了がシフト位置検出信弓214
により確認されると、エンジン制御回路12は駆動電流
230をデユーティ電磁弁46に供給してその間制御を
行なうことにより、クラッチ16を急速に連結方向へ駆
動できる。
6 その間、位置検出信!′f204によりクラッチストロ
ークが監視されており、エンジン制御回路12は前述の
学習処理による半連結位置のクラッチストロークに検出
クラッチストロークが達したときに、駆動電流230の
出力を停止1−することによりデユーティ電磁弁46を
閉じ−ごクラッチ16を停止制御できる。
この様にクラッチ16が半連結位置まで急速に駆動され
るのでその間における車両の空走が防11−されており
、また学習クラッチストロークが正確に半連結位置と対
応しているので遮断状態から半速結状態へのクラッチ1
6の円滑な移行が確保されている。
なお、最初のクラッチ16の連結方向移動時には学習が
未だ行なわれていないので、その初期値がエンジン制御
回路12内に予め格納されており、その際に利用されて
いる。
また、エンジン制御回路12は、ギア比選択指令222
に応じてクラッチ】6の)h連結停止位置を変更でき、
例えばシフトレバ−70の操作によ7 す1速または後退のポジションが選択された場合には最
も遮断例の半連結位置でクラッチ16を停止F制御でき
る。
以−1−の様にしてクラッチ16が半連結位置に停止制
御されると、エンジン制御回路12は所定デユーティ比
の駆動電流230をデユーティ電磁弁46に供給してそ
のデユーティ閉制t1を行なうことにより、クラッチ1
6をその半連結位置から連結方向へ徐々に駆動できる。
さらに位置検出信号204によりクラッチ16が完全な
連結状態となったことが確認されると、エンジン制御回
路12はデユーティ電磁弁46を全開としてクラッチ1
6の完全連結状態を安定化でき、その間クラッチストロ
ークをサンプリングしてそれらの平均値をめ完全連結位
置におけるクラッチストロークを学習できる。
ここで本実施例のエンジン制御回路12は、−1−記の
クラッチ16の連結方向駆動中には、ディーゼルエンジ
ンの回転数を位置検出信号204でケーえられるクラッ
チストロークに応じて増加制御で8 きる。
本実施例においては、前述した様に検出アクセルペダル
踏込廣200、エンジン回転数検出信号206による二
次元マツプのサーチにて、[1標となるディーゼルエン
ジンの燃料噴射部Qがめられているので、クララチスI
・ローフに応じた係数が検出アクセルペダル踏込量20
0に乗ぜられ、その乗算値を用いて前記サーチが行なわ
れている。
このため本エンジン制御回路12はクラッチストローク
と上記係数とが対応して格納されたテーブルを有してい
る。
さらに本エンジン制御回路12の上記テーブルには、ク
ラッチストロークに対し複数の種類の上記係数が対応し
て格納されており、エンジン制御回路12はクラッチ1
6の連結駆動中にI・ランスミッション24のシフト位
置によりそれらのうちのいずれかを選択している。
この様にエンジン制御回路12は、トランスミッション
24のシフト位置を選択要素とする複9 数のクラッチストローク−アクセル開IW係数特性を有
しており、クラッチ16の連結方向駆動中においてトラ
ンスミッション24のシフト位置により選択されたクラ
ッチストローク−アクセル開度係数特性から検出クラッ
チストロークでアクセル開度係数をめ、燃料噴!)J量
を制御することが可能である。
この制御により、クラッチ16とアクセルの関連自動操
作がクラッチ16の連結制御中においても行なわれる。
なお、エンジン制御回路12はギア比選択指令222若
しくは内部発生ギア比選択指令、または検出信号2 t
 4でトランスミッション24のシフト位置を検知して
いる。
また、本実施例においては、トランスミッション24の
シフト位置ごとに別々のクラッチストローク−アクセル
開度係数特性が用意されており、それらは熟練した運転
者の操作データに基づいて各々定められている。このた
め、エンジン回転数の上昇度合はl速、後退のシフト位
置では最も低く、2速、3速、4速のシフト位置では各
々より高くなる。
第6図は−に記エンジン制御回路12の構成を説明する
もので、本実施例のエンジン制御回路12はマイクロコ
ンピュータを中心として構成されており、CPU86、
ROM88、RAM90を備えている。
第6図において、エンジン制御回路12の入力信号のう
ちアナログ量はMPX92、A/D変換器94、インタ
フェイス96を介して取り込まれており、またデジタル
量は各バッファ98−1.98−2・・・・・98−N
を介して取り込まれている。
そしてエンジン制御回路12のROM88には前述のエ
ンジン制御用二次元マツプ、学習初期値、クラッチスト
ロークと前記係数とが対応して格納されたテーブル、そ
して他の必要なデータ及びプログラムが格納されている
更にRAM90は車載電源によりバックアップされてお
り、前述の学習値を含むデータその他を1 tり 保持できる。
また、前記駆動電流228.230.226.224.
202はCPU86の出力側に設けられたドライバ10
0.102.104.106.108を介してアクチュ
エータ82.84、デユーティ電磁弁46、オンオフ電
磁弁44、オイルポンプ40、リニアソレノイド14へ
供給されている。
なお、エンジン制御回路12中にはタイマ110が設け
られており、そのタイマ信号はCPU86、A/D変換
器94、インタフェイス96に供給されている。
次にトランスミッション24の変速操作を行なう前記変
速アクチュエータについて説明する。
」コテ変速アクチュエータは第7図に示される様に前記
アクチュエータ82.84を備えており、そしてアクチ
ュエータ84は第8図におけるトランスミッション24
の変速シャツl−120を回動駆動でき、アクチュエー
タ82は変速シャツ)120を図の左右方向へ移動駆動
できる。
2 トランスミッション24は、変速シャツ]・120がア
クチュエータ82でスライド駆動されることにより第9
図のセレクト方向Yへ、変速シャフト120がアクチュ
エータ84で回動駆動されることにより第9図のシフト
方向Xへ、各々操作されており、これら両方向への操作
が組合わされることによりトランスミッション24の変
速操作が行なわれている。
これらアクチュエータ82.84は油圧によりI−記変
速シャフト120の操作を行なっており、このためアク
チュエータ84はシリンダ122.124を、アクチュ
エータ84はシリンダ126.128を各々有している
第8図においてトランスミッション24の本体から変速
シャツl−120が延出されており、変速シャツl−1
20はトランスミッション24の本体に固定されたカバ
ー130により覆われている。
そしてカバー16内にはポア132が形成されており、
ボア132内の変速シャツl−120の延出部にはピス
トン134が取伺けられている。
3 これらボア132、ピストン134により前記シリンダ
122.124が構成されており、シリンダ122内の
油圧が高まると図の右方向へ、またシリンダ124内の
油圧が高まると図の左方向へ変速シャツl−120が駆
動される。
この様にアクチュエータ82はシリンダ122.124
で変速シャフト120をスライド駆動することによりl
・ランスミッション24をセレクト方向へ操作できる。
また」−記変速シャフl−120にはアーム136が固
定されており、第10図から理解できる様にこのアーム
136の両端はロッド138.140を介してピストン
142.144により各々駆動されている。
これらピストン142.144はアクチュエータ84の
前記シリンダ126.128内に各々スライド自在に収
められており、このためシリンダ126内の油圧が高ま
ると同図においてピストン142が押下げられて反時計
方向へ、シリンダ128内の油圧が高まると同図におい
てピストン14 44が押下げられて時J1方向へ、変速シャフト120
が回動される。
この様にアクチュエータ84はシリンダ126.128
で変速シャフト120を回動駆動することによりトラン
スミッション24をシフト方向へ操作できる。
以−Hのシリンダ゛122.124とシリンダ゛126
.128の油圧はアクチュエータ82.84に各々設け
られた油圧制御弁により制御されており、この油圧制御
弁はコントロール/ヘルプ146.148により構成さ
れている。
なお、これらコントロールバルブ146.148は一種
の三方電磁弁であり、それらの開閉制御は前記エンジン
制御回路12から供給された駆動電流228で駆動され
るソレノイド150.152とソ1/ノイド154.1
56とにより各々行なわれている。
また、これらコントロールパルプ146.148に対す
る作動油はリザーバタンク15Bからオイルポンプ16
0に供給されており、このポンプ5 160で加圧された作動油はアキュムレータ162、ト
ランスミッション駆動用油圧回路164の高圧ラインを
介してコントロールバルブ146.148に供給されて
いる(リザーバタンク158、オイルポンプ160、ア
キュムレータ162は前記リザーバタンク38、オイル
ポンプ40、アキュムレータ42と共用することも好適
である。)。
次に上記コントロールパルプ146について説明する。
il 0図において、コンI・ロールバルブ146は第
1ランド166と第2ランド168を有するスプール弁
170を備えており、この弁170はハウジング172
内に収められている。
このハウジング172には、コントロールパルプ146
が一種の三方電磁弁であるので、人カポ−1・174、
吐出ポート176.178、ドレインボー1・180が
設けられており、入カポ−1−174は高圧ラインに、
吐出ポー1−176はシリンダ122に、吐出ボート1
78はシリンダ1246 に、トレインホー1・180はトランスミッション駆動
用油圧回路の低圧ラインに各々接続されている。
そして’$ 10 図においてスプール弁170の1−
側と下側とにはこれを図の上方または下方へ向って駆動
する前記ソレノイド150.152が各々設けられてお
り、スプール弁170はこれらソレノイド150.15
2で上下JJ向へ駆動されることにより入力ポート17
4と吐出ボート176.178との断続を制御できる。
例えばこれらソレノイド150.152の作動により第
11図に示される様にスプール1i 170が右方向へ
スライド駆動され、これにより人カポ−)174と吐出
ポー1−176とが連通されると、l・レインボー1・
180と吐出ボート178とが連通される。
その結果、シリンダ122内の油圧が上yノシ、シリン
ダ124して変速シャフト120が図の右方向へスライ
ド駆動され、トランスミッション24のセレクト方向操
作が行なわれる。
7 この様に、シリンダ122.124の一力の油圧が高め
られた場合には、他方の油圧は必ず低められる。
これに対しシリンダ122.124について別々の三方
電磁弁が専用に設けられた場合であってセレクト方向操
作が行なわれるときには、両シリンダ122.124の
油圧が同時に高められ、あるいは低められることを防1
1−する処置がンフト面で必要となるが、本実施例では
ハード的にこの防止が行なわれているので、この種の処
置は必要とされない。
なお、他方のコントロールバルブ148は図示されては
いないが、このコントロールバルブ146に並設されて
おり、ここでは同様の構成とされているのでその説明は
省略する。
また、上記コントロールバルブ1.46,148は次の
様に構成することも+−+f能である。
第12 図においてここでは、ソレノイド150(また
はソレノイド154)によりドレイン通路182の開閉
が、またソレノ・fド152(ソl/)8 イF’ 156 )によりドレイン通路184の開閉が
各々行なわれている。
なお、スプール弁170は両側でスプリング圧と油圧と
を受けている。
以−1この様に構成されているので、例えばソレノイド
150が作動してドレイン通路184が閉じられると、
スプール弁170が図の右方向へ駆動され、入カポ−1
−174とシリンダ122が吐出ボート176を介して
連通される。
以1−の様にトランスミッション油圧駆動装置81はト
ランスミッション駆動用油圧回路164をイ1しており
、このトランスミッション駆動用油圧回路164内に設
けられたトランスミッション操作用油圧制御弁146.
148がエンジン制御回路12で開閉制御されることに
よりトランスミッション24の変速操作が行なわれてい
る。
本発明に係る装置の実施例は以トの構成から成り、以下
その作用を説明する。
第13図には変速指令処理用フローチャー1・が、第1
4図にはエンジン制御用フローチャー1・9 が各々示されている。
第13図、第14図(7) 7. テップ300.40
0において、内部でのクラッチ操作指令の発生又はクラ
ッチ操作指令220の入力が各々監視されている。
第13図のステップ300においてl−記の指令が発生
せず、かつ入力されなかったとの判定が行なわれた場合
には、ステップ302に進んで検出アクセルペダル踏込
量: 200、車速検出信号212が取り込まれる。そ
して次のステップ304においてはステップ302で取
り込まれたアクセルペダル踏込量と車速とからシフトタ
イミングがめられる。
一方、第14図のステップ400において前記の指令が
発生せず、かつ入力されなかったとの判定が行なわれた
場合には、ステップ402に進んで第15図にフローチ
ャートで示された通常のエンジン制御が行なわれる。
第15図のステップ404.406では検出アクセルペ
ダル踏込に200、エンジン回転数検出0 信号206が各々取り込まれる。
さらにステップ408ではアクセルペダル踏込h1−と
エンジン回転数とを用いて二次元マツプから基本燃料噴
射にQ BASEがサーチされる。
そしてステップ410ではその噴射1fi−Q BAS
Eに対して各種要因による修正が加えられて実際の燃料
噴射11Qが決定される。
最後のステップ412においては、1−記噴射h′LQ
に応じた駆動電流202がリニ−7ソレノイド14に供
給される。
以上の様に内部でクラッチ操作指令が発生しておらず、
またクラッチ操作指令220が人力されていない場合に
は、エンジン制御回路12はシフI・タイミングの演算
とディーゼルエンジンの通常噴射制御の処理とを並行し
て行なっている。
また、前記ステップ304の処理により内部でクラッチ
操作指令が生成された場合、又はシフトノブ72が操作
された場合には、前記ステップ300において指令有り
との判定が行なわれ、ステップ306に進む。
1 このステップ306ではシフ)・レバー70がDポジシ
ョンとされているか否かが判定されており、このステッ
プ306でシフトレバ−70がDポジションとされてい
ると判定された場合には、前記ステップ304の処理に
より得られた内部のクラッチ操作指令、ギア比選択指令
がそのまま有効なものとして取り扱われる優先処理がス
テップ308において行なわれる。またDポジションと
されていない場合には内部のクラッチ操作指令、ギア比
訳釈指令が無効ときれて入力Sれたクラッチ操作指令2
20、ギア比選択指令222が有効なものとして取り扱
われる優先処理がステップ310において行なわれる。
そしてそれらの処理308.310が終了すると、最後
に変速用フラグがステップ312においてセットされる
一方第14図のステップ400において指令有りとの判
定が行なわれた場合には、ステップ414に進んで変速
用エンジン制御が開始される。
第16図、第17図には前記変速用フラグのセ2 ツトにより開始されるクラッチ操作用フローチャー1・
、l・ランスミッション操作用フローチャー1・が各々
示されており、第18図にはに記ステップ414の変速
用エンジン制御フローチャー1・が、そして第19図に
はこのときのタイミングチャート図が示されている。
第19図において、自動変速が行なわれる直前の時刻t
oでは、クラッチストロークC3Tが最小値CMINで
全体の0%であり、クラッチ16は連結状態にある。
そしてこの時刻toにおけるアクセルペダル踏込L40
1は任意の値θ0であり、ここでは以後の変速中におい
ても値Ooで一定である。
第19図の時刻t1において、内部クラッチ操作指令が
発生し、またはクラッチ操作指令220が入力される。
これにより前記ステップ312で変速用フラグがセット
され、第16図の最初のステップ500においてオンオ
フ電磁弁44が駆動電流226により開かれてクラッチ
16が直ちに遮断駆動され3 る。
なお本実施例においては、上記オンオフ電磁弁44の開
閉制御が行なわれることにより、クラッチストロークC
3Tはクラッチ16の遮断に十分であって直ちにクラッ
チ16の連結に移行できる(lI′icMAXに保持さ
れている。なお、この保持制御はクラッチストロークC
3Tを位置検出材()204により監視しながら行なわ
れている。
第17図の最初のステップ600においては、クララチ
スI・ローフC3Tがイp’icMAXに達したか否か
によりクラッチ16が遮断されたか否かが判定されてお
り、上記クラッチ16の遮断駆動によりクラッチ16が
遮断されたとの判定が行なわれる。
この判定により内部発生ギア比選択指令またはギア比選
択指令222がステップ602でセットされる。
そして次のステップ604では、ステップ602でセッ
トされた指令に応じた駆動電流228がアクチュエータ
82.84に供給され、これによ4 リドランスミッション24の変速操作が行なわれる。
この変速操作の完了がステップ606においてシフ)・
位置検出信号214により監視されており、その完了に
より第17図の処理が終了する。
上記変速操作の完了が第16図のステップ5゜2におい
ても監視されており、ステップ502で変速操作が完了
したとの判定が行なわれると、第19図において時刻t
2から次のステップ504でチューティ比100%の駆
動電流230がデユーティ電磁弁46に供給されてデユ
ーティ電磁弁46が全開とされる。
これによりクラッチ16は急速に連結方向へ駆動され、
この連結方向駆動はクラッチ16が半連結となるまで継
続して行なわれる。
第16図のステップ506においてはクラッチストロー
クC3Tがクラッチ16の半連結となる位置に対応する
半速結りラッチス]・ローフCCに達したか否かが監視
されている。この監視により5 クラッチ16が半クラツチ状1ハ1となったとの判定が
行なわれた場合には、ステップ508において駆動電流
230の出力が停止1−されてデユーティ電磁弁46が
閉じられ、クラッチ16が半連結状態で停止I−制御さ
れる。
なお、クラッチ16の停止位置に対応する上記クラッチ
ストローりCCは前述の学習により得られたもので、ギ
ア比の選択指令に応じて変更されており、1速、後退の
場合には最も遮断側の位置でクラッチ16が停止1−制
御される。
また、エンジン制御回路12はこの駆動中にエンジン回
転数検出信号206、トルク検出信号208の変化を監
視しており、その変化が生じたクラッチストロークC3
Tを検出して半連結位置についての学習を行なっている
以−1二の様にクラッチ16が完全連結状態から半連結
状態まで急速に駆動されるので、その間の車両の空走が
防止されている。
また、クラッチ16が半連結位置で停止制御されるので
、いわゆるクラッチミート時においてシ6 ヨツクが発生ずることはない。
この様にしてクラッチ16が半連結位置で停止制御され
ると、ステップ510では駆動型f&230のデユーテ
ィ比がセットされ、次のステップ512の処理によりこ
のデユーティ比の駆動電流230がデユーティ電磁弁4
6に第19図の時刻t3から供給される。
これによりデユーティ電磁弁46がデユーティ開制御さ
れ、クラッチ16が連結方向へ徐々に駆動される。
そして第19図の時刻t4においてクララチスト1:f
f −りCS Tが値CMINニ達し、第10図ノステ
ップ514でクラッチ16が完全連結状態となったこと
が確認Sれると、ステップ516において駆動電流23
0の出力が停止1ニされ、デユーティ電磁弁46が閉じ
られる。これによりクラッチ】6は完全連結状態に維持
される。
以上の様にクラッチ16が半連結状態から完全連結状態
までに徐々に駆動されるので、クラッチ16の連結駆動
が円滑に行なわれる。
7 なお、本実施例においては、車両後退時でアクセル踏込
量が少ないときにはクラッチ16は完全連結状態となる
までは駆動されることはなく、途中で停止1−制御され
てこれに滑りが生じた状態に維持される。これにより車
庫入れ、縦列駐車などの運転の容易化が図られている。
また、本実施例においては、クラッチ16が完全に連結
したときに100%のデユーティ比とされた駆動型m2
30が出力されてそのときのクラッチストロークC3T
の値が安定化される。そしてクラッチストロークC3T
が複数回サンプリングされ、それらサンプリンフ(+f
iの平均値がめられてその平均値が学習される。
この学習値に所定のクララチス)・ローフが加算されて
クラッチ16の半連結位置におけるクラッチストローク
がめられる。
そしてこのクラッチストロークと前記学習値とから正値
がそれらの来歴からめられるなどして上記クラッチ16
の一時停市制御の目標値が得られている。
8 以上のクラッチ16の操作中にディーゼルエンジンの制
御が以下の様に行なわれている。
第18図の最初のステップ700においては、クラッチ
16が遮断中であるか否かが判定されており、デユーテ
ィ電磁弁46のデユーティ開制御が開始されていない場
合にはクラッチ16が遮断中との判定が、またそのデユ
ーティ開制御が開始されている場合にはクラッチ16が
連結中との判断が行なわれる。
前述した様にこのステップ700の処理が前述のステッ
プ4. OOで指令有りとの判定が行なわれたときに開
始されるので、クラッチ操作指令が内部で発生し又はク
ラッチ操作指令220が入力されてからクラッチ16の
連結方向への駆動が開始されるまでの間、本実施例では
クラッチ16が遮断中と判断される。
また、クラッチ16の連結方向への駆動が開始された後
(時刻t2以降)はクラッチ16が連結中との判断が行
なわれる。
この様にしてクラッチ16がステップ700で遮断中と
の判定が行なわれた場合には、ステップ702において
、アクセルペダル踏込量検出器lOで検出された実際の
アクセルペダル踏込量θ1(01−00)が取り込まれ
る。
そして次のステップ704においては、上記アクセルペ
ダル踏込量θ1に定数0が乗ぜられて前記の二次元マツ
プサーチ用のアクセルペダル踏込量02がめられる。
さらにステップ706においては、この二次元マツプサ
ーチ用アクセルペダル踏込叶θ2とエンジン回転数検出
器50で検出されたエンジン回転数とにより前記二次元
マツプから基本燃料噴射量Q BASEがめられる。
すなわち、ディーゼルエンジンの回転数はクラッチ16
の遮断により、クラッチ16の遮断前における踏込量θ
1に応じた回転数からアイドル回転数まで急激に低減制
御される。
そしてその回転数はクラッチ16の遮断中には一定に保
持される。
このため、運転者がそのままアクセルを踏み込んでいて
も、あるいはさらに踏み込んでも、ディーゼルエンジン
の空吹かしが行なわれることはなく、ディーゼルエンジ
ンがオーバーランすることはない。
次に前記ステップ700においてクラッチ16が遮断中
ではなく連結中との判定が行なわれた場合について説明
する。
この場合には、ステップ710でアクセルペダル踏込量
01が取り込まれ、ステップ712でクラッチストロー
クC3Tが取り込まれる。
そしてステップ714では、ステップ712で取り込ま
れたクラッチストロークC3Tを用いて前記テーブルか
ら係数Kがサーチされる。
さらにステップ716においては、上記踏込量01にこ
の係数Kが乗ぜられて二次元マツプサーチ用アクセルペ
ダル踏込量θ2がめられる。
従って、この踏込量02は第19図に示される様にクラ
ッチストロークC3Tに応じて値Oから踏込量01に向
って徐々に増加制御される。
この踏込量θ2により第18図のステップ701 0 6で基本燃料噴射量Q BASEがめられ、その噴射h
tQBAsEに基づいてステップ708でエンジン制御
が行なわれるので、ディーゼルエンジンの回転数はクラ
ッチストロークC3Tに応じて徐々に増加制御される。
以」二の様にクラッチ16の連結駆動中には、その連結
駆動量に応じエンジン回転数が増加制御されてクラッチ
16とアクセルの関連操作が自動的に行なわれる。
その結果、未熟な運転者であっても適切な変速操作が可
能となる。
ここで、以上のエンジン回転数制御で使用される係数に
は前記テーブルから以下の様にして選択されたクラッチ
ストローク−係数特性よりサーチされている。
第20図には上記特性の選択処理手順が示されており、
この処理は前記第18図のステップ700においてクラ
ッチ16が遮断中でないとの判定が行なわれたときに開
始され、遅くとも前記ステップ714で係数にのサーチ
が行なわれるまでに2 終rされる。
第20図において、最初のステップ800ではそれまで
にシフトが完了しているI・ランスミッション24のシ
フト位置が1速位置であるか否かが判定されている。
またステップ802では2速位置であるか否かが、ステ
、プ804では3速位置であるか否かが、ステップ80
6では4速位置であるか否かが、そしてステップ808
では後退位置であるか否かが各々判定されている。
そしてステップ800でシフト位置が1速位置であると
判定されたどきにはステップ810に進み、1速川の特
性が選択される。
また、ステップ802でシフト位置が2速位置であると
判定されたときにはステップ812に進み、2速用の特
性が選択されステップ804でシフト位置が3速位置で
あると判定されたときにはステップ814に進み、3速
川の特性が選択され、ステップ806でシフトイ装置が
4速位置であると判定されたときにはステップ816に
進み、3 4速川の特性が選択され、そしてステップ808でシフ
ト位置が後退位置であると判定されたときにはステップ
818に進み、後退用の特性が選択される。
この様にしてステップ810.812.814.816
.818のいずれかで選択された特性がステップ820
でセットされて第20図の処理が終rされる。
以上の様に本実施例では、I・ランスミッション24の
シフト位置ごとに別々のクラッチストローク−アクセル
開度係数特性が用意されており、それらのうちいずれか
がトランスミッション24のシフト位置により選択され
ている。
前述した様にこれらの特性が熟練した運転者の操作デー
タに基づいて定められているので、前記ステップ714
−でサーチされた係数Kを用いてエンジン制御が行なわ
れると、エンジン回転数の−上昇度合はl速、後退のシ
フI・位置では最も低く、2速、3速、4速では各々よ
り高くなり、熟練していない運転者であっても熟練した
運転者と同様に適切なアクセル操作がf+7能となる。
ここで、前記第16図のステップ500においては、以
下の様にクラッチ16が確実に完全な遮断状態へ駆動さ
れている。
第21図にはこのステップ500の処理手順が示されて
おり、最初のステップ900ではクラッチストロークC
3Tが値C3TIを越えてでいるか否かが、またステッ
プ902ではクラッチストロークC3Tが値C3T2未
満であるか否かが各々判定されている。
これら値C3TI、2はクラッチ16の遮断目標位置で
あって第22図から理解される様に値C3T2は値C5
Tlより高く、クラッチストロークC3Tが値C3TI
より低い場合にはステップ904でオンオフ電磁弁44
が開かれることによりクラッチ16が遮断方向へ駆動さ
れ、クラッチストロークC3Tが値C3T2より大きい
場合にはステップ906でオンオフ電磁弁44が閉じら
れてクラッチ16が停止される。
その結果、クラッチ16は値C3TI−C3T5 4 2の不感帯を目標として確実に遮断駆動される。
この様にクラッチ16が確実に遮断駆動されるが、本装
置ではクラッチ16が所定の遮断状態にあることがクラ
ッチストロローフC3Tの監視により確認されてクラッ
チ16が実際に遮断駆動されたとの判定が前記ステップ
600で行なわれた後、はじめてトランスミッション2
4の変速装置が前記変速アクチュエータにより開始され
る。
第22図において、クラッチ16が実際に遮断駆動され
たか否かの判定に用いられる判定レベルが値C5T3で
示されており、クラッチストロークC3Tがこの値C3
T3に達したと、第23図に示される様にステップ60
0で判定された後にギア比選択指令222に従った駆動
電流228が期間Tに亘り発生してトランスミッション
24の変速操作が行なわれる。
なお、1−記判定レベルC3T3は前記目標値C3TI
、2と等しく設定することが可能であるが、本実施例で
は判定レベルC3T3が4d4 CS T6 ■、2より低く設定されている。これは変速操作が開始
されてから実際に前記変速アクチュエータの油圧が低下
してその有効な作動が開始されるまでに遅延時間が生ず
るためであり、クラッチ16が実際に遮断される位置に
対する余裕が見込まれている。
この様に本装置では、クラッチ16が実際に遮断状態に
なったことの確認が行なわれた後にトランスミッション
24の変速操作が行なわれるので、クラッチ16が確実
に遮断されてトランススミッション24への入力トルク
が断たれる前にその変速操作が開始されることはなく、
このためトランスミッション24のいわゆるギア入れ時
、ギア抜き時におけるギア鳴り、ショック発生、そして
シンクロイザの破損を確実かつ完全に防1にできる。
したがって、ギア鳴り及びショック発生のない良好な変
速が可能となり、またトランスミッション24の耐久性
向上も可能となる。
以]二説明した様に、本実施例によれば、エンジン制御
回路で変速操作が自動的に行なわれるので、運転者の負
担を軽減できる。
また、遠心クラッチ、摩擦クラッチ、ワンウェイクラッ
チが用いられている装置では摩擦クラッチが空気圧にて
駆動され、更に遠心クラッチが完全に連結する回転数に
なるまでエンジン出力の有効な伝達が不可能であるのに
対し、本装置ではクラッチが油圧にて駆動されるのでク
ラッチ制御の応答性及びその精度が極めて高く、更に摩
擦クラッチを使用できるので回転数、エンジン出力にか
かわらずエンジン出力の有効な伝達が可能であり、そし
て大きな動力伝達も可能である。
そして本装置はマニュアルトランスミッションで使用さ
れる部材のほとんどが利用可能であるので、構造が簡弔
汁つコスト的に有利であると共に小型化が容易である。
更に本装置は、クラッチと流体カプラとが組合わyれた
装置の様に滑りによるトルクロスの発生する流体カプラ
が動力伝達経路中に設けられないので、エンジン出力を
トランスミッションに効率1 良く伝達することが可能である。
また変速時にクラッチが遮断状態から半速結状態まで急
速に連結方向へ駆動されるので、その間の車両の空走が
防1]二され、このため車両の発進、加速を行なうとき
にエンジン出力を有効に利用でき、従って迅速な発進、
加速が可能となる。
そしてクラッチが半速結位置から連結位置までは徐々に
駆動されるので、クラッチ連結をショックを伴なわずに
行なうことが可能である。
更に、クラッチの連結位置における連結クラッチストロ
ークが学習され、その学習値に所定のクラッチストロー
クが加えられてクラッチの半速結位置における半速結ク
ラッチストロークがめられ、その値を利用しであるいは
エンジン回転数、トルクの変化により学習された半速結
りラッチス]・ローフを利用してクラッチの連結制御が
行なわれるので、クラッチの摩耗、各種部品のバラツキ
などにより半速結位置が変化しても常に一定の連結制御
が可能である。
また本実施例によれば、クラッチの遮断中には9 8 アクセルペダルの踏込量にかかわらずエンジンの回転数
が低減制御されるので、その間においてエンジンの空吹
かしが防止され、またエンジンがオーバーランすること
ない。
さらに本実施例によれば、トランスミッションのシフト
位置ごとに熟練した運転者の操作データに基づいて定め
られた複数のクラッチストローク−アクセル開度係数特
性が用意されており、それらのうちいずれかがトランス
ミッションのシフト位置により選択され、その特性から
サーチされた係数Kを用いてエンジン制御が行なわれる
ので、未熟練の運転者であっても熟練した運転者と同様
に適切なアクセル操作をクラッチ連結中に行なうことが
可能である。
そして特に本実施例によれば、クラッチが確実に遮断状
態になったことの確認が行なわれた後にトランスミッシ
ョンの変速操作が行なわれるので、クラッチが確実に遮
断されてl・ランスミッションへの入力トルクが断たれ
る前にその変速操作が開始されることはなく、このため
トランスミツ0 ジョンのいわゆるギア入れ時、ギア抜き時におけるギア
鳴り、ショック発生、そしてシンクロイザの破損を確実
かつ完全に防止できる。
したがって、ギア鳴り及びショック発生のない良好な変
速が可能となり、またトランスミッションの耐久性向」
二も可能となる。
[発明の効果] 以」二説明した様に本発明によれば、クラッチが確実に
遮断状態になったことの確認が行なわれた後ニドランス
ミッションの変速操作を行なえるので、クラッチが確実
に遮断されてトランスミッションへの入力トルクが断た
れる前にその変速操作が開始されることを禁1Fでき、
このため]・ランスミッションのいわゆるギア入れ時、
ギア抜き時におけるギア鳴り、ショック発生、そしてシ
ンクロイザの破損を確実かつ完全に防11ニすることが
可能となる。
したがって、ギア鳴り及びショック発生のない良好な変
速が可能となるとともに、トランスミッションの耐久性
向上も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の全体構成図、第2図は第1
図実施例の変速操作部の構成説明図、第3図は第2図に
おけるクラッチ操作指令発生回路の回路構成説明図、第
4図及び第5図は第3図におけるクラッチ操作指令発生
回路の動作説明図、第6図は第1図におけるエンジン制
御回路の構成説明図、第7図は変速アクチュエータの全
体構成説明図、第8図は変速アクチュエータのセレクト
方向油圧駆動一部の構成説明図、第9図は変速操作方向
説明図、第10図は変速アクチュエータのシフト方向油
圧駆動部の構成説明図、第11図は変速アクチュエータ
の動作説明図、第12図は変速アクチュエータの油圧駆
動部の構成説明図、第13図は変速指令処理用フローチ
ャー1・図、第14図はエンジン制御用フローチャー1
・図、i15図は非変速時におけるエンジン制御用フロ
ーチャー)・図、第16図はクラッチ操作用フローチャ
ート図、第17図はトランスミッション操作用フローチ
ャー1・図、第18図は変速用エンジン制御の2 フローチャーI・図、第19図はタイミングチャート図
、第20図はクラッチストローク−係数に特性選択処理
用フローチャート図、第21図はクラッチ遮断制御用フ
ローチャート図、第22図はクラッチ遮断動作及びクラ
ッチ遮断判定動作説明図タイミングチャート図、第23
図はクラッチ遮断判定処理動作説明図である。 1O111I・アクセルペダル踏込量検出器、12・・
・エンジン制御回路、 14・・・リニアツレイド、 16・・・クラッチ、 24・・・トランスミッション、 32・・争クラッチ油圧駆動装置、 34・・・遮断駆動用油圧回路、 36・・・連結駆動用油圧回路、 44・・・オンオフ電磁弁、 46・・・デユーティ電磁弁、 50・・・エンジン回転数検出器、 54拳・・位置検出器、 60・・・シフト位置検出器、 3 66・・・クラッチ操作指令発生回路、82.84・1
111アクチユエータ。 代理人 弁理士 中 島 淳 4 第2図 第3図 第4図 第5図 第14図 第6図 TART 検出77tル へ゛タ゛ル消鯨量 404 耳ノり紛ソ々 ニー−・1回転 −4o6 数取〕九乃 鈷送1とli1転 数で基本示析 噴剖量Q BASE のマノアリ−千 1“0′口」410 0の次定 第17図 第21図 5TART ”’ csニーcsn、90O O オシオフ電磁稈 904 02 YESC5T>C3T2? N。 オアオフを磁*M g06 第22図 第23図 02 02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、クラッチの遮断駆動用油圧回路と連結駆動用油
    圧回路とを看し少なくとも遮断駆動用油圧回路中に油圧
    制御弁が設けられたクラッチ油圧駆動装置と、クラッチ
    ストロークを検出するクラッチストローク検出器とクラ
    ッチ操作指令に従い、油圧制御弁の開閉制御を行なうこ
    とにより、クラッチを遮断方向へ駆動する弁制御回路と
    、クラッチが所定の遮断状態にあることが検出クラッチ
    ストロークにより確認されたときにギア比選択指令に従
    いトランスミッションの変速操作を行なう変速用アクチ
    ュエータと、を備えた、ことを特徴とする車両用自動変
    速装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02123434U (ja) * 1988-04-20 1990-10-11

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