JPS60196452A - 車両用自動変速装置 - Google Patents

車両用自動変速装置

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JPS60196452A
JPS60196452A JP5176084A JP5176084A JPS60196452A JP S60196452 A JPS60196452 A JP S60196452A JP 5176084 A JP5176084 A JP 5176084A JP 5176084 A JP5176084 A JP 5176084A JP S60196452 A JPS60196452 A JP S60196452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
transmission
hydraulic
shift
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP5176084A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Matsumoto
真一 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP5176084A priority Critical patent/JPS60196452A/ja
Publication of JPS60196452A publication Critical patent/JPS60196452A/ja
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  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は、車両用の自動変速装置に関するものである。
[背景技術] 従来のこの種の装置においては、トランスミッションの
変速操作完了が機械的スイッチで検出されていた。
しかしながら、変速操作完了検出用の上記機械的スイッ
チの作動反力がトランスミッション変速操作用駆動力の
負荷となるので、従来のこの種の装置にはトランスミッ
ションの変速操作を行なう装置の作動速度が低下すると
いう問題があった。
また、すべての変速操作の完了を検出するためには4個
の上記機械的スイッチが必要となるので、製造工程が増
加し、コストが−にAするという問題もあった。
[発明の目的コ 本発明は」−記従来の課題に鑑みて為されたものであり
、その目的は、)・ランスミッションの変速操作を行な
う装置の作動速度が高く、製造に容易であり、コス)・
低減が可能な車両用自動変速装置を提供することにある
[発明の概要] 上記「1的を達成するために、本発明は、トランスミッ
ション駆動用油圧回路を有し該油圧回路中にトランスミ
ッション操作用油圧制御弁が設けられた)・ランスミッ
ション油圧駆動装置と、トランスミッション駆動用油圧
回路の油圧を検出する油圧検出器と、ギア比選択指令に
従いトランスミッション操作用油圧制御弁を開閉制御す
ることによりトランスミッションの変速操作を行ない、
油圧検出信号の監視によりトランスミッションの変速完
rを判定する弁制御回路と、を備えた、ことを特徴とす
る。
[発明の実施例] 以下図面に基づいて本発明に係る車両用自動変速装置の
実施例を説明する。
第1図には本発明に係る車両用自動変速装置の全体構成
が示されている。
同図のアクセルペダル踏込量検出器10によりアクセル
ペダルの踏込量が検出されており、その検出アクセルペ
ダル踏込量200がエンジン制御回路12に供給されて
いる。
このエンジン制御回路12はアクセルペダル踏込量どエ
ンジン回転数とに対して基本燃料噴射量Q BASEが
対応して格納された二次元マツプを有しており、この 
ツブを−に記アクセルベタル踏込量検出器IOで検出さ
れた検出アクセルペダル踏込量200、エンジン回転数
検出器50で検出されたエンジン回転数検出信号206
によりサーチして基本燃料噴射量Q BASEをめ、そ
の基本燃料噴射* Q BASEに対し各種状態検出量
により修正を加えて燃料噴射量Qをめ、これに応じた駆
動電流202を発生できる。
その駆動電流202は燃料噴射ポンプの燃料噴射量調整
用リニアソレノイド14(DCモータなども使用可能)
に供給されており、該リニアソレノイド14により量が
調整された噴射燃料は燃料噴射ポンプからインジェクタ
を介してディーゼルエンジンの各燃焼室へ分配供給され
ている。
以」−の構成により上記ディーゼルエンジンの燃II噴
射量がアクセルペダルの踏込量に応じエンジン制御回路
12で制御されている。
また上記ディーゼルエンジンの駆動力が摩擦式クラッチ
16のエンジン側クラッチライニング18、トランスミ
ッション側クラッチライニング20、アウトプットシャ
ツi・22を介してトランスミッション24に伝達され
ている。
このトランスミッション側クラッチライニング20はク
ラッチレリーズフォーク26により駆動されており、ク
ラッチレリーズフォーク26はサポート28を支点とし
てクラッチレリーズシリンダ30により回動駆動されて
いる。
従って、トランスミッション側クラッチライニング20
がクラッチレリーズフォーク26を介しクラッチレリー
ズシリンダ30により駆動されてエンジン側クラッチラ
イニング18に対し進退駆動されることで、クラッチ1
6は連結または遮断方向へ駆動される。
そして上記クラッチレリーズシリンダ30は以Fのクラ
ッチ油圧駆動装置32により油圧で駆動されている。
このクラッチ油圧駆動装置32は、クラッチレリーズシ
リンダ30を駆動してエンジン側クラッチライニング1
8からトランスミッション側クラッチライニング20を
退避させることによりクラッチ16を遮断方向へ駆動す
る遮断駆動用油圧回路34と、クラッチレリーズシリン
ダ30をこれと逆方向へ駆動してエンジン側クラッチラ
イニング18へ向ってトランスミッション側クラッチラ
イニング20を進ませることによりクラッチ16を連結
方向へ駆動する連結駆動用油圧回路36とを有している
コノクラッチレリーズシリンダ30を駆動するクラッチ
作動油はリザーバタンク38から遮断駆動用油圧回路3
4側のオイルポンプ40に供給されており、オイルポン
プ40で加圧されたクラッチ作動油はアキュムレータ4
2に供給されている。そしてアキュムレータ42のクラ
ッチ作動油はその油圧を制御する油圧制御弁としてのオ
ンオフ電磁弁44に供給yれている。
また前記連結駆動用油圧回路36は上記オイルポンプ4
0のリザーバタンク38側とオンオフ電磁弁44のクラ
ッチレリーズシリンダ30側との間で形成されており、
この連結駆動用油圧回路36中にはクラッチ作動油の油
圧を制御する油圧制御弁としてデユーティ電磁弁46が
設けられている。
なお、デユーティ電磁弁46によるクラッチ作動油圧の
良好な制御特性を得るために、デユーティ電磁弁46の
上流側にはオリフィス48が設けられている。
以」−の様に構成されているので、クラッチ油圧駆動装
置32は、オンオフ電磁弁44が開制御されることによ
りクラッチ16を遮断方向へ駆動でき、またデユーティ
電磁弁46が開制御されることによりクラッチ16を連
結方向へ駆動できる。
」−記オンオフ電磁弁44、デユーティ電磁弁46は本
装置ではトランスミッション24の駆動制御を行なう弁
制御回路により開制御されているか、本実施例において
はエンジン制御回路12がこの弁制御回路として機能し
ている。
このため、このエンジン制御回路12にはその制御に必
要な各種の検出信号が供給されている。
第1図においてエンジン回転数検出器5oによりディー
ゼルエンジンの回転数が、トルク検出器52によりトラ
ンスミッション24の出力トルクが、そして位置検出器
54によりクラッチレリーズフォーク26の駆動量が各
々検出されている。
なお、クラッチレリーズフォーク26の駆動量はクラッ
チストロークの変化呈に相当するので、位置検出器54
はクラッチストローク検出器として機能しており、この
位置検出器54の位置検出信号204はエンジン制御回
路12においてクラッチ16の駆動制御のために使用さ
れている。
またエンジン制御回路12はクラッチ16の連結駆動中
においてエンジン回転数検出器50、トルク検出器52
のエンジン回転数検出信号2゜6、トルク検出信号20
8によりディーゼルエンジンの回転数及び出力トルクの
変化を監視している。そしてそれらに変化が生じたとき
にクラッチ16が半連結位置に達したとの判定を行なっ
てそのときのクラッチストロークを保持できる。さらに
そのクラッチストロークをクラッチ16の連結駆動毎に
更新できる。すなわちエンジン制御回路12はクラッチ
16の半連結位置におけるクラッチストロークをクラッ
チ16の連結駆動毎に学習できる。
またエンジン制御回路12は連結駆動が終了してクラッ
チ16が完全連結されたときのクラッチストロークを保
持でき、そのストロークをクラッチ16の連結駆動毎に
更新してその値を学習できる。更にクラッチ16の連結
駆動時には該学習値に所定のクラッチストロークを加え
てクラッチ16の半連結位置におけるクラッチストロー
クをめることか可能である。
そしてエンジン制御回路12は、この様にして得られた
半連結位置におけるクラッチストロークのいずれかを選
択することにより、または両者を用いて所定の処理を行
なうことによりクラッチ16の半連結位置におけるクラ
ッチストロークの正値を決定できる。
以−1−の処理が行なわれることによりエンジン制御回
路12はクラッチ16が半連結となる正確なりラッチス
トロークをクラッチ作動油、クラッチ16の摩耗、各部
品の寸法誤差などにかかわらずめることが可能である。
また、第1図においてアキュムレータ42の出力油圧が
油圧検出器56により、車速が車速検出器58により、
そしてトランスミッション24のギアシフト位置がシフ
ト位置検出器60により各々検出されている。
上記油圧検出器56の油圧検出信号210はオイルポン
プ40の駆動制御に使用されている。
また上記車速検出器58の車速検出信号212は前記ア
クセルペダル踏込量検出器10の検出アクセルペダル踏
込量200とともに自動変速のシフトタイミング演算に
使用されており、エンジン制御回路12は車速及びアク
セル踏込量に応してクラッチ操作指令、トランスミッシ
ョン24のギア比選択指令を内部で自動生成できる。
さらに1−記シフト位置検出器60のシフト位置 0 検出信号214によりエンジン制御回路12はトランス
ミッション24のシフト完了を検知できる。なお、この
シフト位置検出器60は複数の油圧検出器から構成され
ており、これについては後述する。
そして、第1図においてブレーキペダルの操作の有無が
ブレーキペダル操作検出器62により検出されており、
そのブレーキペダル操作検出信号216はエンジンブレ
ーキについて利用されている。すなわちエンジン制御回
路12はブレーキペダルが操作されている場合であって
ディーゼルエンジンの回転数が所定回転数似−lxのと
きには、クラッチ16を連結状態に維持してエンジンブ
レーキの利用を可能にできる。またブレーキペダルが操
作されている場合であってディーゼルエンジンの回転数
が所定回転数以下のときには、クラッチ16を直ちに遮
断してエンジンブレーキによることなくフットブレーキ
のみによる車両の減速を可能にできる。
また本装置はフルオートマチックトラスミツシ1 ヨンとして機能できると共にセミオートマチックトラン
スミッションとしても機能でき、このため両モードの切
替用スイッチ64、クラッチ操作指令発生回路66、ギ
ア比選択指令発生回路68からモード切(十指令218
、クラッチ操作指令220、ギア比選択指令222がエ
ンジン制御回路12に供8合されている。
第2図は本実施例装置における変速操作部の構成を説明
するもので、変速ボックス69は運転者シートの近傍に
配置されている。この変速ボックス69には回動可能に
シフトレバ−70が立設支持されており、シフトレバ−
70の先部にはシフトノブ72が取り付けられている。
前述した様に本実施例では変速がフルオー)・マチック
トランスミッション、セミオートマチックトランスミッ
ション で1速、2速、3速、4速、ニュートラル、パック、ド
ライブの各ポジション1、2、3、4、N.R.Dが設
定されている。
そして変速ボックス69には前記キア比選択指 9 全発生回路68、スイッチ64が内蔵されており、ギア
比選択指令発生回路68はシフトレバ−70の操作位置
すなわち変速ポジションを検出し、これをギア比選択指
令222としてエンジン制御回路12に出力できる。
またスイッチ64はシフトレバ−70がポジションDに
操作されたときにのみオン駆動され、このときエンジン
制御回路12の内部で生成されたクラッチ操作指令及び
ギア比選択指令を優先させるようエンジン制御回路12
に指令できる。
更に前記クラッチ操作指令発生回路66がシフトノブ7
2内に組み込まれている。
−4−記シフトノブ72はピン74によって図の左右方
向すなわちシフトレバ−70の操作方向へ揺動可能にシ
フトレバ−70の先部に取す付けられており、その内側
にはシフトレバ−70の操作方向に沿って配置され垂下
伸長する一対のばね性端子板76A、76Bが取り付け
られている。そのシフトレバ−70の頂部にはコ字状に
形成された一対の端子板78A、78Bを有するばね性
の端3 子体80が取り付けられている。そして端子板76A、
76Bの先部内側には接点が夫々形成されており、また
端子板78A、76Bの先部外側には端子板76の接点
と接する接点、端子板76Bの接点に接する接点が各々
形成されている。
従ってシフトレバ−70が操作されていないときには端
子板76Aと78A及び端子板76Bと78Bとが接触
して第3図に示されるように導通状態となる。またシフ
トレバ−70がいずれかの方向へ操作されたときには、
第4図あるいは第5図に示される様に、端子板76Bと
78Bとが非接触状態となってクラッチ操作指令220
が出力される。
以」二の各種検出信号、指令に基づいてエンジン制御回
路12は所定の演算処理を行ない、駆動電流224、2
26、228、230をオイルポンプ40、オンオフ電
磁弁44、シフト用のアクチュエータ82、84、デユ
ーティ電磁弁46に各々供給できる。
エンジン制御回路12はアキュムレータ42の4 出力油圧を前記油圧検出信号210により監視しながら
上記駆動電1& 224でオイルポンプ40を駆動して
所定圧に保持できる。
またエンジン制御回路12は内部でクラッチ操作指令が
発生したとき、あるいはクラッチ操作指令発生回路66
からクラッチ操作指令220が入力されたときに上記駆
動電IM、226によりオンオフ電磁弁44を開制御し
てクラッチ16を直ちに遮断駆動できる。
ここで本装置のエンジン制御回路12は−に記りラッチ
16の遮断中、エンジン回転数を低減制御できる。
本実施例においては前述した様に、アクセルペダル踏込
量及びエンジン回転数と基本燃料噴射量Q BASEと
が対応して格納された二次元マツプについて検出アクセ
ルペダル踏込13200、エンジン回転数検出信号20
6によりサーチが行なわて基本燃料噴射ψQ BASE
が得られるので、エンジン制御回路12は内部クラッチ
操作指令の発生また又はクラッチ操作指令220の入力
により値が0の5 定数を検出アクセルペダル踏込ffl: 200に乗じ
、その乗算値で前記二次元マツプをサーチすることによ
りディーゼルエンジンの回転数低減制御を行なっている
なお、この回転数低減制御はクラッチ16の連結駆動が
開始されるまで継続して行なわれている。
またエンジン制御回路12はクラッチ16の遮断駆動後
、内部発生ギア比選択指令またはギア比選択指令222
に応じた前記駆動電流228をトランスミッション油圧
駆動装置81のアクチュエータ82.84に供給して]
・ランスミッション24の自動的な変速を行なうことが
可能である。
さらに上記自動変速の終了が前記シフト位置検出信号2
14により確認されると、エンジン制御回路12は駆動
電流230をデユーティ電磁弁46に供給してその開制
御を行なうことにより、クラッチ16を急速に連結方向
へ駆動できる。
その間1位置検出信号204によりクララチス)・ロー
フが監視されており、エンジン制御回路16 2は前述の学習処理による半連結位置のクラッチストロ
ークに検出クラッチストロークが達したときに、駆動電
流230の出力を停止I−することによりデユーティ電
磁弁46を閉じてクラッチ16を停止制御できる。
この様にクラッチ16が半連結位置まで急速に駆動され
るのでその間における車両の空走が防1にされており、
また学習クラッチストロークが正確に半連結位置と対応
しているので遮断状態から半連結状態へのクラッチ16
の円滑な移行が確保されている。
なお、最初のクラッチ16の連結方向移動時には学習が
未だ行なわれていないので、その初期値がエンジン制御
回路12内に予め格納されており、その際に利用されて
いる。
また、エンジン制御回路12は、ギア比選択指令222
に応じてクラッチ16の半連結停止1−位置を変更でき
、例えばシフトレバ−70の操作により1速または後退
のポジションが選択された場合には最も遮断例の半連結
位置でクラッチ16を停止7 11−制御できる。
以上の様にしてクラッチ16が半連結位置に停止制御さ
れると、エンジン制御回路12は所定デユーティ比の駆
動電流230をデユーティ電磁弁46に供給してそのデ
ユーティ開制御を行なうことにより、クラッチ16をそ
の〉ト連結位置から連結方向へ徐々に駆動できる。
さらに位置検出信号204によりクラッチ16が完全な
連結状態となったことが確認されると、エンジン制御回
路12はデユーティ電磁弁46を全開としてクラッチ1
6の完全連結状態を安定化でき、その間クラッチストロ
ークをサンプリングしてそれらの平均値をめ完全連結位
置におけるクラッチストロークを学習できる。
ここで本実施例のエンジン制御回路12は、上記のクラ
ッチ16の連結方向駆動中には、ディーゼルエンジンの
回転数を位置検出信号204で与えられるクラッチスト
ロークに応じて増加制御できる。
本実施例においては、前述した様に検出アクセ8 ルペダル踏込清200、エンジン回転数検出信号206
による二次元マツプのサーチにて、目標となるディーゼ
ルエンジンの燃料噴射量Qがめられているので、クラッ
チストロークに応じた係数が検出アクセルペダル踏込量
200に乗ぜられ、その乗算値を用いて前記サーチが行
なわれている。
このため本エンジン制御回路12はクラッチストローク
と上記係数とが対応して格納されたテーブルを有してい
る。
さらに本エンジン制御回路12の1−記テーブルには、
クラッチストロークに対し複数の種類の上記係数が対応
して格納されており、エンジン制御回路12はクラッチ
16の連結駆動中にトランスミッション24のシフト位
置によりそれらのうちのいずれかを選択している。
この様にエンジン制御回路12は、トランスミッション
24のシフト位置を選択要素とする複数のクラッチスト
ローク−アクセル開度係数特性を有しており、クラッチ
16の連結方向駆動中に9 おいてトランスミッション24のシフ]・位置により選
択されたクラッチストローク−アクセル開度係数特性か
ら検出クララチスI・ローフでアクセル開度係数をめ、
燃料噴射量を制御することがIif能である。
この制御により、クラッチ16とアクセルの関連自動操
作がクラッチ16の連結制御中においても行なわれる。
なお、エンジン制御回路12はギア比選択指令222若
しくは内部発生ギア比選択指令、または検出信号214
でトランスミッション24のシフト位置を検知している
また、本実施例においては、トランスミッション24の
シフト位置ごとに別々のクラッチストローク−アクセル
開度係数特性が用意されており、それらは熟練した運転
者の操作データに基づいて各々定められている。このた
め、エンジン回転数の上昇度合は1速、後退のシフト位
置では最も低く、2速、3速、4速のシフト位置では各
々より高くなる。
0 第6図はに記エンジン制御回路12の構成を説明するも
ので、本実施例のエンジン制御回路12はマイクロコン
ピュータを中心として構成されており、CPU86、R
OM88、RAM90を備えている。
第6図において、エンジン制御回路12の入力信号のう
ちアナログ量はMPX92、A/D変換器94、インタ
フェイス96を介して取り込まれており、またデジタル
量は各バッファ98−1.98−2・番・・−98−N
を介して取り込まれている。
そしてエンジン制御回路12のROM88には前述のエ
ンジン制御用二次元マツプ、学習初期値、クラッチスト
ロークと前記係数とが対応して格納されたテーブル、そ
して他の必要なデータ及びプログラムが格納されている
更にRAM90は車載電源によりバックアップされてお
り、前述の学習値を含むデータその他を保持できる。
また、前記駆動電流228.230.226、1 224.202はCPU86の出力側に設けられ格納さ
れたテーブル、前記デユーティ比テーブル、そして他の
必要なデータ及びプログラムが格納されている。
更にRAM90は車載電源によりバックアップされてお
り、前述の学習値を含むデータその他を保持できる。
また、前記駆動電流228.230.226.224.
202はCPU86の出力側に設けられたドライバio
o、102.104,106.108を介してアクチュ
エータ82.84、デユーティ電磁弁46、オンオフ電
磁弁44、オイルポンプ40、リニアソレノイド14へ
供給されている。
なお、エンジン制御回路12中にはタイマ110が設け
られており、そのタイマ信号はCPU86、A/D変換
器94、インタフェイス96に供給されている。
前述の様に本装置ではこのエンジン制御回路12により
弁制御回路が構成されており、この弁制2 御回路により以下のI・ランスミッション油圧駆動装置
81のトランスミッション駆動用油圧回路中に設けられ
たトランスミッション操作用油圧制御弁が開閉制御され
てトランスミッション24の変速操作が行なわれている
上記トランスミッション油圧駆動装置81は第7図に示
される前記アクチュエータ82.84をセ11えている
。そしてアクチュエータ84により第8図におけるトラ
ンスミッション24の変速シャフト120が回動駆動さ
れており、アクチュエータ82により変速シャツ)12
0が図の左右方向へ移動駆動されている。
トランスミッション24は、変速シャフト120がアク
チュエータ82でスライド駆動されることにより第9図
のセレクト方向Yへ、変速シャフト120がアクチュエ
ータ84で回動駆動されることにより第9図のシフト方
向Xへ、各々操作されており、これら両方向への操作が
組合わされることによりI・ランスミッション24の変
速操作が行なわれている。
これらアクチュエータ82.84は油圧により上記変速
シャツi l 20の操作を行なっており、このためア
クチュエータ84はシリンダ122゜124を、アクチ
ュエータ84はシリンダ126.128を各々有してい
る。
第8図においてトランスミッション24の本体から変速
シャツl−120が延出されており、変速シャツl−1
20はトランスミッション24の本体に固定されたカバ
ー130により覆われている。
そしてカバー16内にはポア132が形成されており、
ポア132内の変速シャツl−120の延出部にはピス
トン134が数句−けられている。
これらポア132、ピストン134により前記シリンダ
122,124が構成されており、シリンダ122内の
油圧が高まると図の右方向へ、またシリンダ124内の
油圧が高まると図の左方向へ変速シャツl−120が駆
動される。
この様にアクチュエータ82はシリンダ122.124
で変速シャフト120をスライド駆動することによりト
ランスミッション24をセレクト方向へ操作できる。
また」―記変速シャフl−120にはアーム136が固
定されており、第1O図から理解できる様にこのアーム
136の両端はロッド138.140を介してピストン
142,144により各々駆動されている。
これらピストン142.144はアクチュエータ84の
前記シリンダ126.128内に各々スライド自在に収
められており、このためシリンダ126内の油圧が高ま
ると同図においてピストン142が押下げられて反時計
方向へ、シリンダ128内の油圧が高まると同図におい
てピストン144が押下げられて時計方向へ、変速シャ
フト120が回動される。
この様にアクチュエータ84はシリンダ126.128
で変速シャフト120を回動駆動することによりトラン
スミッション24をシフト方向へ操作できる。
以−1−のシリンダ122,124とシリンダ126.
128の油圧はアクチュエータ82.84に5 4 各々設けられた油圧制御弁により制御されており、この
油圧制御弁はコントロールバルブ146.148により
構成されている。
なお、これらコントロールバルブ146.148は一種
の正方電磁弁であり、それらの開閉制御は前記エンジン
制御回路12から供給された駆動型11228で駆動さ
れるソレノイド】50.152とソレノイド154.1
56とにより各々行なわれている。
また、これらコントロールバルブ146.148に対す
る作動油はリザーバタンク15Bからオイルポンプ16
0に供給されており、このポンプ160で加圧された作
動油はアキュムレータ162、トランスミンション駆動
用油圧回路164の高圧ラインを介してコン]・ロール
バルブ146.148に供給されている(リザーバタン
ク158、オイルポンプ160、アキュムレータ162
は前記リザーバタンク38、オイルポンプ40、アキュ
ムレータ42と共用することも好適である。)。
6 次に」−記コントロールバルブ146について説明する
第10 図において、コントロールバルブ146は第1
ランド166と第2ランド16Bを有するスプール弁1
70を備えており、この弁170はハウジング172内
に収められている。
このハウジング177には、コントロールバルブ146
が−・種の三方電磁弁であるので、入力ボート174、
吐出ポー1−176.178、ドレインポー1・180
が設けられており、入力ポート174は高圧ラインに、
吐出ボー1−176はシリンダ122に、吐出ボー1−
178はシリンダ124に、ドレインポート180はト
ランスミッション駆動用油圧回路164の低圧ラインに
各々接続されている。
そして第10図においてスプール弁170の上側とド側
とにはこれを図の上方または下方へ向って駆動する前記
ソレノイド150.152が各々設けられており、スプ
ール弁170はこれらソレノイド150.152で1−
下方向へ駆動されるこ7 とにより入カポ−1−174と吐出ボー1−176.1
78との断続を制御できる。
例えばこれらソレノイド150.152の作動により第
11図に示される様にスプール弁170が右方向へスラ
イド駆動され、これにより人カポ−1・174と吐出ボ
ー1−176とが連通されると、ドレインポー1・18
0と吐出ポート178とか連通される。
その結果、シリンダ122内の油圧が上昇し、シリンダ
124して変速シャツl−120が図の右方向へスライ
ド駆動され、]・ランスミッション24のセレクト方向
操作が行なわれる。
この様に、シリンダ122.124の一方の油圧が高め
られた場合には、他方の油圧は必ず低められる。
これに対しシリンダ122.124について別々の三方
電磁弁が専用に設けられた場合であってセ1/り]・方
向操作が行なわれるときには、両シリンダ122.12
4の油圧が同時に高められ、あるいは低められることを
防止する処置がソフト面で必要となるが、本実施例では
ハード的にこの防II−が行なわれているので、この種
の処置は必要とされない。
なお、他方のコントロールバルブ148は図示されては
いないが、このコントロールバルブ146に並設されて
おり、ここでは同様の構成とされているのでその説明は
省略する。
また、上記コントロールバルブ146.148は次の様
に構成することも可能である。
m 12 図においてここでは、ソレノイド150(ま
たはソレノイド154)によりドレイン通路182の開
閉が、またソレノイド152(ソレノイド156)によ
りドレイン通路184の開閉が各々行なわれている。
なお、スプール弁170は両側でスプリング圧と油圧と
を受けている。
以上の様に構成されているので、例えばソレノイド15
0が作動してドレイン通路184が閉じられると、スプ
ール弁170が図の右方向へ駆動され、人力ポート17
4とシリンダ122が吐出9 8 ポート176を介して連通される。
以にの様にトランスミッション油圧駆動装置81はl・
ランスミッション駆動用油圧回路164を有しており、
このトランスミッション駆動用油圧回路164内に設け
られたトランスミッション操作用油圧制御弁146.1
48がエンジン制御回路12で開閉制御されることによ
りトランスミッション24の変速操作が行なわれている
ここで、本装置ではトランスミッション駆動用油圧回路
164の油圧がエンジン制御回路12により監視されて
おり、エンジン制御回路12はその監視によりトランス
ミッション24の変速操作完了を判定できる。
このトランスミッション24の変速操作完了の検出のた
めに本装置では機械的スイッチが使用されてはおらず、
したがってその操作力が減ぜられることはない。
本実施例においては、第7図に示される様にトランスミ
ッション駆動用油圧回路164の高圧ラインに油圧検出
器190.192が設けられてお0 リ、油圧検出器190はアクチュエータ82の入力油圧
を、油圧検出器192はアクチュエータ84の入力油圧
を各々検出できる。
ぞしてそれらの油圧検出信号290.292は1−記エ
ンジン制御回路12に供給されており、エンジン制御回
路12は、ピストン径とそのス)・ローフで定まる作動
油早に相当する分だけアキュムレータ162の出力油圧
、すなわちアクチュエータ82の入力油圧、アクチュエ
ータ84の入力油圧が低−ドしたときにそのストロータ
方向移動が終了してトランスミッション24の変速操作
が完了したとの判定を行なうことが可能である。
なお、1−記の処理に先)7ってトランスミッション2
4が駆動される直前に油圧検出器190.192の油圧
検出信号290.292が予めサンプリングされており
、i・ランスミッション24の駆動が開始されることに
より作動油が流れて油圧が低下し始めた後であって、ト
ランスミッション24の駆動開始後に所定時間が経過し
たとき、上記の判定処理が開始されている。
また、土、記の処理が行なわれているときにはオイルポ
ンプ160は駆動されておらず、その制御は図示されて
はいないがエンジン制御回路12により行なわれている
さらに本装置においては、油圧検出器190.192は
I・ランスミッション駆動用油圧回路164の低圧ライ
ンを除く位置に、例えばシリンダ122.124.12
6.128側に名々挿入できる。
また、シフI・方向とセレクト方向が同時に作動するこ
とはないので、油圧検出器190.192を1つにして
たとえばアキュムレータ162の近くに挿入することも
可能である。この場合油圧検出器56と共用することが
望ましい。
本発明に係る装置の実施例は以1−の構成から成り、以
下その作用を説明する。
第13図には変速指令処理用フローチャートが、第14
図にはエンジン制御用フローチャーI・が各々示されて
いる。
第13図、第14図のステップ300.400において
、内部でのクラッチ操作指令の発生又はクラッチ操作指
令220の入力が各々監視されている。
第13図のステップ300において上記の指令が発生せ
ず、かつ入力されなかったとの判定が行なわれた場合に
は、ステップ302に進んで検出アクセルペダル踏込1
200、車速検出信号212が取り込まれる。そして次
のステップ304においてはステップ302で取り込ま
れたアクセルペダル踏込量と車速とからシフi・タイミ
ングがめられる。
一方、第14図のステップ400において前記の指令が
発生せず、かつ入力されなかったとの判定が行なわれた
場合には、ステップ402に進んで第15図にフローチ
ャートで示された通常のエンジン制御が行なわれる。
第15図のステップ404.406では検出アクセルペ
ダル踏込量200、エンジン回転数検出信号206が各
々取り込まれる。
さらにステップ408ではアクセルペダル踏込3 2 礒とエンジン回転数とを用いて二次元マツプから基本燃
料噴射量Q BASEがサーチされる。
そしてステップ410ではその噴射量Q BASEに対
して各種要因による修正が加えられて実際の燃料噴射量
Qが決定される。
最後のステップ412においては、−I−記噴射量Qに
応じた駆動電流202かりニアソレノイド14に供給さ
れる。
以−にの様に内部でクラッチ操作指令が発生しておらず
、またクラッチ操作指令220が入力されていない場合
には、エンジン制御回路12はシフトタイミングの演算
とディーゼルエンジンの通常噴射制御の処理とを並行し
て行なっている。
また、前記ステップ304の処理により内部でクラッチ
操作指令が生成された場合、又はシフトノブ72が操作
された場合には、前記ステップ300において指令有り
との判定が行なわれ、ステップ306に進む。
このステップ306ではシフトレバ−7oがDポジショ
ンとされているが否かが判定されてお4 リ、このステップ306でシフトレバ−7oがDポジシ
ョンとされていると判定された場合には、前記ステップ
304の処理により得られた内部のクラッチ操作指令、
ギア比選択指令がそのまま有効なものとして取り扱われ
る優先処理がステップ308において行なわれる。また
Dポジションとされていない場合には内部のクラッチ操
作指令、ギア比選択指令が無効とされて入力されたクラ
ッチ操作指令220、ギア比選択指令222が有効なも
のとして取り扱われる優先処理がステップ310におい
て行なわれる。
そしてそれらの処理308.310が終了すると、最後
に変速用フラグがステップ312においてセットされる
一方第14図のステップ400において指令有りとの判
定が行なわれた場合には、ステップ414に進んで変速
用エンジン制御が開始される。
第16図、第17図には前記変速用フラグのセットによ
り開始されるクラッチ操作用フローチャー1・、i・ラ
ンスミッション操作用フローチャート5 が各々示されており、第18図には−に記ステップ41
4の変速用エンジン制御フローチャートが、そして第1
9図にはこのときのタイミングチャート図が示されてい
る。
第19図において、自動変速が行なわれる直前の時刻t
oでは、クラッチストロークC3Tが最小値CMINで
全体の0%であり、クラッチ16は連結状態にある。
そしてこの時刻10におけるアクセルペダル踏込Mθ1
は任意の値θ0である。
第19図の時刻t1において、内部クラッチ操作指令が
発生し、またはクラッチ操作指令220が入力される。
これにより前記ステップ312で変速用フラグがセット
され、第16図の最初のステップ500においてオンオ
フ電磁弁44が駆動電流226により開かれてクラッチ
16が直ちに遮断駆動される。
なお本実施例においては、−1−記オンオフ電磁弁44
の開閉制御が行なわれることにより、クラッチストロー
クC3Tはクラッチ16の遮断に十分であって直ちにク
ラッチ16の連結に移行できる値CMAXに保持されて
いる。なお、この保持制御はクラッチストロークC3T
が位置検出信号204により監視、しながら行なわれて
いる。
第17図の最初のステップ600においては、クラッチ
ストロークC3Tが値CWAXに達したか否かによりク
ラッチ16が遮断されたか否かが判定されており、」−
記クラッチ16の遮断駆動によりクラッチ16が遮断さ
れたとの判定が行なわれる。
この判定により内部発生ギア比選択指令またはギア比選
択指令222がステップ602でセットされる。
そして次のステップ604では、ステップ602でセッ
トされた指令に応じた駆動電流228がアクチュエータ
82.84に供給され、これによりトランスミッション
24の変速操作が行なわれる。
この変速操作の完了がステップ606において76 シ フ り、その完了により第17図の処理が終了する。
」二記変速操作の完了が第16図のステップ502にお
いても監視されており、ステップ502で変速操作が完
了したとの判定が行なわれると、第19図において時刻
t2から次のステップ504でデユーティ比100%の
駆動電波230がデユーティ電磁弁46に供給されてデ
ユーティ電磁弁46が全開とされる。
これによりクラッチ16は急速に連結方向へ駆動され、
この連結方向駆動はクラッチ16が半連結となるまで継
続して行なわれる。
第16図のステップ506においてはクラッチストロー
クCSTがクラッチ16の半連結となる位置に対応する
半連結りラッチストロークCCに達したか否かが監視さ
れている。この監視によりクラッチ16が半クラツチ状
態となったとの判定が行なわれた場合には、ステップ5
08において駆動電流230の出力が停止りされてデユ
ーティ電8 心弁46が閉じられ、クラッチ16が半凍結状態で停止
制御される。
なお、クラッチ16の停止に位置に★・1応する上記ク
ラッチストロークCCは前述の学習により得られたもの
で、ギア比の選択指令に応じて変更されており、l速、
後退の場合には最も遮断側の位置でクラッチ16が停止
制御される。
また、エンジン制御回路12はこの駆動中にエンジン回
転数検出信号206、トルク検出信号208の変化を監
視しており、その変化が生じたクラッチストロークCS
Tを検出して半連結位置についての学習を行なっている
以l二の様にクラッチ16が完全連結状態から半凍結状
態まで急速に駆動されるので、その間の車両の空走が防
止されている。
また、クラッチ16が半連結位置で停止制御されるので
、いわゆるクラッチミート時においてショックが発生す
ることはない。
この様にしてクラッチ16が半連結位置で停止ト制御さ
れると、ステップ510では駆動電流239 0のデユーティ比がセットされ、次のステップ512の
処理によりこのデユーティ比の駆動電流230がデユー
ティ電磁弁46に第13図の時刻t3から供給される。
これによりデユーティ電磁弁46がデユーティ開制御さ
れ、クラッチ16が連結方向へ徐々に駆動される。
そして第19図の時刻t4においてクラッチストローク
C3Tが値CMINに達し、第16図のステップ528
でクラッチ16が完全連結状態となったことが確認され
ると、ステップ530において駆動電流230の出力が
停止され、デユーティ電磁弁46が閉じられる。これに
よりクラッチ16は完全連結状態に維持される。
以上の様にクラッチ16が半凍結状態から完全連結状態
までに徐々に駆動されるので、クラッチ16の連結駆動
が円滑に行なわれる。
なお、本実施例においては、車両後退時でアクセル踏込
敬が少ないときにはクラッチ16は完全連結状態となる
までは駆動されることはなく、途0 中で停止制御されてこれに滑りが生じた状態に維持され
る。これにより車庫入れ、縦列駐車などの運転の容易化
が図られている。
また、本実施例においては、クラッチ16が完全に連結
したときに100%のデユーティ比とされた駆動電流2
30が出力されてそのときのクラッチストロークC3T
の値が安定化される。そしてクラッチストロークC8T
が複数回サンプリングされ、それらサンプリンフ値の平
均値がめられてその平均値が学習される。
この学習値に所定のクラッチストロークが加算されてク
ラッチ16の半連結位置におけるクラッチストロークが
められる。
そしてこのクラッチストロークと前記学習値とから正値
がそれらの来歴からめられるなどして上記クラッチ16
の一時停止制御の目標値が得られている。
以−1−のクラッチ16の操作中にディーゼルエンジン
の制御が以下の様に行なわれている。
第18図の最初のステップ700においては、1 クラッチ16が遮断中であるか否かが判定されており、
デユーティ電磁弁46のデユーティ開制御が開始されて
いない場合にはクラッチ16が遮断中との判定が、また
そのデユーティ開制御が開始されている場合にはクラッ
チ16が連結中との判断が行なわれる。
前述した様にこのステップ700の処理が前述のステッ
プ400で指令有りとの判定が行なわれたときに開始さ
れるので、クラッチ操作指令が内部で発生し又はクラッ
チ操作指令220が入力されてからクラッチ16の連結
方向への駆動が開始されるまでの間、本実施例ではクラ
ッチ16が遮断中と判断される。
また、クラッチ16の連結方向への駆動が開始された後
(時刻t2以降)はクラッチ16が連結中との判断が行
なわれる。
この様にしてクラッチ16がステップ700で遮断中と
の判定が行なわれた場合には、ステップ702において
、アクセルペダル踏込歇検山器10で検出された実際の
アクセルペダル踏込量θ12 (θl−00)が取り込まれる。
そして次のステップ704においては、I−記アクセル
ペダル踏込歇θ1に定数Oが乗ぜられて前記の二次元マ
ツプサーチ用のアクセルペダル踏込量02がめられる。
さらにステップ706においては、この二次元マツプサ
ーチ用アクセルペダル踏込縫02とエンジン回転数検出
器50で検出されたエンジン回転数とにより前記二次元
マツプから基本燃料噴射量Q BASEがめられる。
すなわち、ディーゼルエンジンの回転数はクラッチ16
の遮断により、クラッチ16の遮断前における踏込量θ
1に応じた回転数からアイドル回転数まで急激に低減制
御される。
そしてその回転数はクラッチ16の遮断中には一定に保
持される。
このため、運転者がそのままアクセルを踏み込んでいて
も、あるいはさらに踏み込んでも、ディーゼルエンジン
の空吹かしが行なわれることはなく、ディーゼルエンジ
ンがオーバーランすること3 はない。
次に前記ステップ700においてクラッチ16が遮断中
ではなく連結中との判定が行なわれた場合について説明
する。
この場合には、ステップ710でアクセルペダル踏込量
01が取り込まれ、ステップ712でクラッチストロー
クC3Tが取り込まれる。
そしてステップ714では、ステップ712で取り込ま
れたクラッチストロークC3Tを用いて前記テーブルか
ら係数Kがサーチされる。
さらにステップ716においては、J−記踏込量θ1に
この係数Kが乗ぜられて二次元マツプサーチ川アクセル
ペダル踏込量θ2がめられる。
従って、この踏込量θ2は第19図に示される様にクラ
ッチストロークCSTに応じて値0から踏込量θ1に向
って徐々に増加制御される。
この踏込量θ2により第18図のステップ706で基本
燃料噴射量Q BASEがめられ、その噴射量Q BA
SEに基づいてステップ708でエンジン制御が行なわ
れるので、ディーゼルエンジンの回転4 数はクラッチストロークC3Tに応じて徐々に増加制御
される。
以−にの様にクラッチ16の連結駆動中には、その連結
駆動量に応じエンジン回転数が増加制御されてクラッチ
16とアクセルの関連操作が自動的に行なわれる。
その結果、未熟な運転者であっても適切な変速操作が可
能となる。
ここで、以−にのエンジン回転数制御で使用される係数
には前記テーブルから以下の様にして選択されたクラッ
チストローク−係数特性よりサーチされている。
第20図には」−記特性の選択処理手順が示されており
、この処理は前記第18図のステップ700においてク
ラッチ16が遮断中でないとの判定が行なわれたときに
開始され、遅くとも前記ステップ714で係数にのサー
チが行なわれるまでに終了される。
第20図において、最初のステップ800ではそれまで
にシフトが完了しているトランスミツシ5 ヨン24のシフト位置が1速位置であるか否かが判定さ
れている。
またステップ802では2速位置であるか否かが、ステ
ップ804では3速位置であるか否かが、ステップ80
6では4速位置であるか否かが、そしてステップ808
では後退位置であるか否かが各々判定されている。
そしてステップ800でシフト位置が1速位置であると
判定されたときにはステップ810に進み、1速川の特
性が選択される。
さらに、ステップ802でシフト位置が2速位置である
と判定されたときにはステップ812に進み、2連用の
特性が選択されステップ804でシフト位置が3速位置
であると判定されたときにはステップ8.14に進み、
3速川の特性が選択され、ステップ806でシフト位置
が4速位置であると判定されたときにはステップ816
に進み、4速用の特性が選択され、そしてステップ80
8でシフト位置が後退位置であると判定されたときには
ステップ818に進み、後退用の特性が選択6 される。
この様にしてステップ810.812.814.816
.818のいずれかで選択された特性がステップ820
でセントされて第20図の処理が終了される。
以上の様に本実施例では、トランスミッション24のシ
フト位置ごとに別々のクラッチストローク−アクセル開
度係数特性が用意されており、それらのうちいずれかが
トランスミッション24のシフト位置により選択されて
いる。
前述した様にこれらの特性が熟練した運転者の操作デー
タに基づいて定められているので、前記ステップ714
でサーチされた係数Kを用いてエンジン制御が行なわれ
ると、エンジン回k 数(D I−昇度合はl速、後退
のシフト位置では最も低く、2速、3速、4速では各々
より高くなり、熟練していない運転者であっても熟練し
た運転者と同様に適切なアクセル操作が可能となる。
ここで、トランスミッション24の変速完了が判定され
る前記ステップ502に先立ってその前7 処理が以下の手順で行なわれている。
まず、第21図のステップ880で変速が行なわれると
の判定が行なわれると、ステップ882ではトランスミ
ッション24が操作される直前に油圧検出器190.1
92の油圧検出信号290.292が予めサンプリング
される。
そしてトランスミッション24の操作が開始されると、
作動油が流れて油圧が低下し始める。
さらにトランスミッション24の操作において11標シ
フト位置にギアを入れるための最終の電磁弁出力状態に
切替ってから所定時間、例えば300m5 e cが経
過すると(ステップ884)、第22図の処理が開始さ
れる。
第22図において、ステップ900では油圧検出器19
0.192で検出された油圧検出信号290.292が
サンプリングされる。
そしてステップ902ではそれらの検出信号290.2
92によりアキュムレータ162の出力油圧、すなわち
アクチュエータ82の入力油圧、アクチュエータ84の
入力油圧が低下したか否か8 が判定されており、低下していないとの判定が行なわれ
たときには変速が終了しなかったと判定され再度変速操
作がやり直される(ステップ9゜3)。低下していると
の判定が行なわれたときにはステップ904でトランス
ミッション24の変速が完了したとの判定が行なわれる
なお本実施例では、ピストン径とそのストロークで定ま
る作動油量に相当する分だけアキュムレータ162の出
力油圧、すなわちアクチュエータ82の入力油圧、アク
チュエータ84の入力油圧が低下したときにそのストロ
ータ方向移動が終了してl・ランスミッション24の変
速操作が完了したとの判定が行なわれている。
また、以1−の処理が行なわれているときにはオイルポ
ンプ160は駆動されておらず、その制御はエンジン制
御回路12により行なわれている。
以上説明した様に、本実施例によれば、エンジン制御回
路で変速操作が自動的に行なわれるので、運転者の負担
を軽減できる。
また、遠心クラッチ、摩擦クラッチ、ワンウニ9 イクラツチが用いられている装置では摩擦クラッチが空
気圧にて駆動され、更に遠心クラッチが完全に連結する
回転数になるまでエンジン出力の有効な伝達が不可能で
あるのに対し、本装置ではクラッチが油圧にて駆動され
るのでクラッチ制御の応答性及びその精度が極めて高く
、更に摩擦クラッチを使用できるので回転数、エンジン
出力にかかわらずエンジン出力の有効な伝達が可能であ
り、そして大きな動力伝達も可能である。
そして本装置はマニュアルトランスミッションで使用さ
れる部材のほとんどが利用可能であるので、構造が簡単
ロ一つコスト的に有利であると共に小型化が容易である
更に本装置は、クラッチと流体カプラとが組合わされた
装置の様に滑りによるトルクロスの発生する流体カプラ
が動力伝達経路中に設けられないので、エンジン出力を
トランスミッションに効率良く伝達することが可イ七で
ある。
また変速時にクラッチが遮断状態から半連結状態まで急
速に連結方向へ駆動されるので、その間0 の車両の空走が防止され、このため車両の発進、加速を
行なうときにエンジン出力を有効に利用でき、従って迅
速な発進、加速が可能となる。
そしてクラッチが半連結位置から連結位置までは徐々に
駆動されるので、クラッチ連結をショックを伴なわずに
行なうことが可能である。
更に、クラッチの連結位置における連結クラッチストロ
ークが学習され、その学習値に所定のクラッチストロー
クが加えられてクラッチの半連結位置における半連結ク
ラッチストロークがめられ、その値を利用しであるいは
エンジン回転数、トルクの変化により学習された半連結
クラッチストロークを利用してクラッチの連結制御が行
なわれるので、クラッチの摩耗、各種部品のバラツキな
どにより半連結位置が変化しても常に一定の連結制御が
可能である。
また本実施例によれば、クラッチの遮断中にはアクセル
ペダルの踏込量にかかわらずエンジンの回転数が低減制
御されるので、その間においてエンジンの空吹かしが防
止され、またエンジンが第1 一へ一ランするこはない。
ぎらに本実施例によれば、トランスミッションのシフト
位置ごとに熟練した運転者の操作データに基づいて定め
られた複数のクラッチストローク−アクセル開度係数特
性が用意されており、それらのうちいずれかがトランス
ミッションのシフト位置により選択され、その特性から
サーチSれた係数Kを用いてエンジン制御が行なわれる
ので、未熟練の運転者であっても熟練した運転者と同様
に適切なアクセル操作をクラッチ連結中に行なうことが
可能である。
そして特に本実施例によれば、トランスミッションの変
速操作完了の判定のためにトランスミッション駆動用油
圧回路の油圧が検出され、その操作力がこの検出動作で
減ぜられることはなく、このためトランスミッションの
変速操作は迅速に行なうことが可能となる。
さらに、この検出のために油圧検出器が用いられるので
、装置を安価に構成することも可能となる。
2 また、変速シャフト上に機械的スイッチを設ける必要が
なく、このため油圧検出器の組付けが容易であり、装置
の小型化も可能となる。
[発明の効果] 以−に説明した様に本発明によれば、トランスミッショ
ンの変速操作完了の判定のためにトランスミッション駆
動用油圧回路の油圧が検出され、その操作力がこの検出
動作で減ぜられることはなく、このためトランスミッシ
ョンの変速操作を迅速に行なうことが可能となる。
さらに、この検出のために油圧検出器が用いられるので
、装置を安価に構成することも可能となる。
また、変速シャフト−にに機械的スイッチを設ける必要
がなく、このため油圧検出器の組付けが容易であり、装
置の小型化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の全体構成図、第2図は第1
図実施例の変速操作部の構成説明図、第3図は第2図に
おけるクラッチ操作指令発生回路3 の回路構成説明図、第4図及び第5図は第3図における
クラッチ操作指令発生回路の動作説明図、第6図は第1
図におけるエンジン制御回路の構成説明図、第7図はト
ランスミッション油圧駆動装置の構成説明図、第8図は
一方の変速用アクチュエータの構成説明図、第9図はト
ランスミッションの操作方向説明図、第10図は他方の
変速用アクチュエータの構成説明図、第11図は変速用
アクチュエータの動作説明図、第12図は変速用アクチ
ュエータの構成説明図、第13図は変速指令処理用フロ
ーチャート図、第14図はエンジン制御用フローチャー
ト図、第15図は非変速時におけるエンジン制御用フロ
ーチャート図、第16図はクラッチ操作用フローチャー
ト図、第17図はトランスミッション操作用フローチャ
ート図、第18図は変速用エンジン制御のフローチャー
ト図、第19図はタイミングチャート図、第20図はク
ラッチストローク−係数に特性選択処理用フローチャー
ト図、第21図は変速完了判定のための前処理手順を説
明するフローチャート図、第24 2図は変速完了判定用処理手順を説明するフローチャー
ト図である。 10・・・アクセルペダル踏込砥検出器、12・拳・エ
ンジン制御回路、 14−・壷リニアツレイド、 16・・拳クラッチ、 24・・・トランスミッション、 32@Q・クラッチ油圧駆動装置、 34・・・遮断駆動用油圧回路、 36・・Φ連結駆動用油圧回路、 44−・・オンオフ電磁弁、 46・拳・デユーティ電磁弁、 50・・・エンジン回転数検出器、 54・・・位置検出器、 58拳−・車速検出器、 60−−・シフト位置検出器、 66・・・クラッチ操作指令発生回路 81−・・トランスミッション油圧駆動装置、146.
148−・争コントロールバルブ、164・・・トラン
スミッション駆動用油圧口5 190.192・・・油圧検出器。 6 第2図 第3図 第4図 第15図 第14図 特開昭GO−196452(20) 第17図 第21図 第22図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、1−ランスミンション駆動用油圧回路を有し該
    油圧回路中にトランスミッション操作用油圧制御弁が設
    けられたトランスミッション油圧駆動装置と、トランス
    ミッション駆動用油圧回路の油圧を検出する油圧検出器
    と、ギア比選択指令に従いトランスミッション操作用油
    圧制御弁を開閉制御することによりトランスミッション
    の変速操作を行ない、油圧検出信号の監視によりトラン
    スミッションの変速完了を判定する弁制御回路と、を備
    えた、ことを特徴とする車両用自動変速袋f’l。
JP5176084A 1984-03-16 1984-03-16 車両用自動変速装置 Pending JPS60196452A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6357950A (ja) * 1986-08-29 1988-03-12 Isuzu Motors Ltd 車両用自動変速機のシフト制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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