JPS6019615Y2 - 卓板 - Google Patents

卓板

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JPS6019615Y2
JPS6019615Y2 JP18413879U JP18413879U JPS6019615Y2 JP S6019615 Y2 JPS6019615 Y2 JP S6019615Y2 JP 18413879 U JP18413879 U JP 18413879U JP 18413879 U JP18413879 U JP 18413879U JP S6019615 Y2 JPS6019615 Y2 JP S6019615Y2
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JP
Japan
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frame
table board
grooves
lower frames
edge
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Expired
Application number
JP18413879U
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English (en)
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JPS56101033U (ja
Inventor
宗重 橋原
Original Assignee
有限会社宝工芸
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、平滑な卓板主体の周縁に縁枠を嵌め付けて形
威される例えばこたつの上に載置し使用される卓板に関
するものである。
卓板には天然木板の一枚板からなるものもあるが、近時
多くの卓板は合板製のもの或は芯材にペーパーハニカム
を使用してその両面にパーティクルボートを貼着し、更
にその表面に木目模様等を施した化粧板を貼着した人工
木板製のものが主流を占めているのが現状である。
これらの合板製、人工木板製の卓板の場合天然木板と異
り卓板の周縁に飾りの縁枠を設ける必要がある。
この飾りの縁枠は勿論装飾効果のみを求めるものではな
いが、ことに合板、人工木板の場合には組織が露出する
ため不可欠のものとなる。
従来、卓板の縁枠にはゴム或は合成樹脂で底形した帯板
状の縁材を周端面に沿って止着し縁枠とするものもある
が、縁飾りの効果に併せて卓板を保護、補強することを
目的とした額縁形に形威してなる縁枠がある。
本考案は主としてこの卓板の周縁に額縁形の縁枠を設け
てなる卓板の改良に関するもので、特にその目的とする
ところは縁枠の構造に改良を加えて卓板主体に対する組
付けを改善し、美麗な仕上りと充分な強度が得られるよ
うにする一方、卓板主体の表面に施す化粧加工が縁枠に
施す塗装加工等によって汚損するようなことがないよう
にしたことがある。
即ち、従来の縁枠を設けた卓板は、卓板主体の表面にメ
ラミン樹脂製の化粧板や不織布を貼着する一方、これと
は別に縁枠となる枠材を準備してこの枠材に上記卓板主
体の縁部を嵌合する条溝を形威し、この条溝に卓板主体
の縁部を嵌め付けながら主体の四辺に枠材を止着して額
縁形の縁枠を形威し、その後この縁枠に化粧の塗装を施
して卓板を完成する順序で製造していた。
従って従来の卓板によれば、縁枠に対する仕上げ塗装が
最後に行われるため、予じめ卓板主体の表面に貼着した
化粧板や不織布等がこれによって汚損されないためマス
キング処理しなければならなかった。
しかし、このマスキングは完全性を期待することは困難
で塗料の侵入を完全に防げないことから、不織布を貼着
するような場合には縁枠を取付け、仕上げ塗装を行った
のち卓板主体に貼着するようなことが行われており、実
際にはこれがため美麗な仕上りが得られない等の問題が
あったのである。
本考案は、これらの点に鑑み、美麗な仕上りに併せて組
立が容易で且つ強固な縁枠が得られる縁枠付き卓板を提
供せんとするもので、以下この考案を図示する実施例に
つき詳述することにする。
図面第1図は本考案に係る卓板の隅角部を切取って示し
た斜面図で、第2図は第11図の■−■線断面図、第3
図は第2図の■−■線に沿って断面とした平面図であり
、図中の符号1は卓板主体、2はこの卓板主体の周縁を
囲む縁枠を示す。
この実施例に示す卓板主体1はペーパーハニカムの両面
に所要厚みのパーティクルボートを貼着して芯板部3を
構成し、この芯板部の上面にメラミン樹脂製の化粧板4
を、下面に不織布5を各粘着して成形した人工木板製の
正方形状の板であって、他方縁枠2はこの卓板主体1の
周囲を囲む大きさの正方形状に形威した上下二つの枠体
6,7の組合せによって構成しである。
上記上下の枠体6,7はこの実施例では全く同一形状を
なすもので、従ってここでは下方の枠体7につき説明し
、他方を適宜省略して説明すると、該枠体7は枠体の各
−辺を構成する四本の長尺な枠板7a・・・からなり、
各枠板7a・・・はその両端を夫々一方の縁に向けて4
5度の傾斜角に切除してこれら端部相互を衝き合せるこ
とによって相互の枠材が直角になるようにしである。
そして、これら枠材はその上面8(この面は後述する様
に上枠6に対する接合面となる。
)に長さ方向に沿って所要の深さを有する2条の条溝9
,9を間隔をおいて全長に亘り形威してあり、この上面
の短辺側の縁部(枠体を構成したとき内縁となる縁部)
にはこの縁部を断面り字形に切削してなる切欠き溝10
が縁部の全長に亘って形威しである。
ところが、図中11は上記枠材7a、7aの端部相互を
連結結合する連結部材で、12はこの連結部材の連結に
よって組まれた上下の枠体6,7を連結するための連結
板材を示す。
連結部材11はL字形をなし、直角に屈曲した両片は前
記条溝9の溝幅と略等しい板厚にして片の幅(図面にお
いて上下の幅)をこの条溝9の深さに等しいか、それよ
り小さく形威しである。
そしてこの実施例では上記両片の両面には長さ方向に対
して直交する如く数条の突条13・・・を列設して表面
を波形の凹凸面に形威しである。
他方、上記連結板材12は長尺な帯板状をなすもので、
その板厚は上記連結部材11と同様条溝9の溝幅と略等
しく、またその幅は条溝9の深さより大であって2倍以
上にならない幅に形威しである。
そして、この連結板材の両面には長さ方向に並行する複
数の突条14・・・を列設して波形の凹凸面に形威しで
ある。
尚、この実施例における上記突条14は板幅の中心部を
境にして縁部側の面を緩やかにし、中心部側の面を急に
する断面鋸歯状の突条に形成しである。
上記構成された連結部材11及び連結板材12は前述の
如く枠材7a、6aの組立と、枠体6゜7相互の組立に
おける連結手段となるもので、次にこの組立について説
明すると、まず前記形威された枠材7aはその端部を衝
き合せて直角に向い合せ、この衝き合せによって端部を
連通させた条溝9,9間に上記り字形に形威した連結部
材11を嵌め付け、溝の内部に埋設する。
この場合、連結部材11の両片は板厚を条溝9の幅に略
等しくした上にその表面に突条13・・・を設けること
から、条溝に対しては無理に押込むことになり、埋設さ
れた後においては条溝の内壁に上記突条13が噛むため
、衝き合った枠体7a、7a同志は堅く連結することに
なる。
勿論、この場合条溝と連結部材及び枠材の端面間に接着
剤を塗布し接着すれば更に強固な接合が得られることに
なる。
この連結部材11による枠材の連結は四本の枠材の各衝
き合せ部において行い、この作業を通して正方形状の枠
体7を形威し、又同様にして上枠体6を形成する。
そうしたのち、上記枠体7の各枠材上面の各条溝9に前
記連結板材12の一側縁を押込んで他側縁が起ち上った
状態に嵌め付け、次にこの下枠体7の上方に他方の上梓
体6を重ね上記起ち上った連結板材の他側縁をこの上枠
体の各枠材6aに形成する条溝9に合せて上記同様に押
込み、枠体6,7同志の連結を行い縁枠2の組立を行う
この場合、上記縁枠2の組立に先立ち、正方形状に枠組
した枠体7にはその内周縁に形成する切欠き溝10に前
記形成された卓板主体1の周縁を嵌めておき、次に上枠
体6との連結結合によってこの上枠体6の枠体6aに形
成する切欠き条溝10を上記下枠体7の切欠き溝10に
向い合せて一つの凹条溝に形成し、上記卓板主体の周縁
を収め、縁枠2の組立と同時にこの縁枠を卓板主体1の
周縁に嵌め付は卓板を完成する。
尚、この枠体6,7の連結に際しては連結板材12の実
質的な板厚を条溝9の幅より幾分大にすることによって
堅固な連結が得られる一方、これら板材12と条溝及び
枠体相互間に接着剤を塗布し接着することによって更に
堅固な卓板の組立が出来ることになる。
尚、上記枠体相互の連結に使用される連結部材11及び
上下の枠体を連結する連結板材は木製、金属製を問わな
いが、成形の容易性、条溝に対する嵌合の隔通性及び強
度等の点から合成樹脂製のものが適当である。
本考案は上記の如く構成されるもので、この卓板は各部
材の成形が容易であり、且つ組立に無理がなく堅牢で美
麗な仕上りが得られる。
即ち、前述した如く上下の枠体6,7を形成する各枠材
には長さ方向に沿って直線的な条溝9と切欠き溝10を
切削形成すればよく、又枠材相互はこの条溝にL字形に
形成した連結部材11を嵌合することによってその連結
が行え、更に枠組された上下の枠体6,7は連結板材1
2を上記条溝9に嵌め付けによって一体に結合させ縁枠
を完成させることができると同時に、この結合に併せて
卓板主体1に組付けることができるので部材の成形及び
組立は極めて容易である。
そして、特に上記枠体6,7の結合は一方の条溝に嵌め
付け、起ち上らせた連結板材12を一つの基準にして他
方の条溝に押込むことで両枠体が一つに結合されるので
位置合せが容易であり、しかもこの結合状態は外観され
ないので美麗な仕上りとなると同時に該連結板材によっ
て連結されるため堅固な縁枠が形成できることになる。
勿論、枠体自体の構成についても各枠材は連結部材11
によってその衝き合せ端を連結され、且つこの部材は内
部に封入されてしまうので、従来のこの種枠体における
留め加工によって得られない作業性と堅牢性、正確さ及
び美麗さが得られる。
そして、本考案はこの様な組立を通して完成されること
から、前記従来の縁枠付き卓板の如く組立完成後に縁枠
の塗装等を行う必要がなく、卓板主体との組立前に縁枠
を形成する枠体につきこれら塗装仕上げを行い、その後
卓板主体に組付ければよく、従ってこの塗装作業に伴う
マスキング、塗料の流れに対する注意、後処理等が不要
となる利点がある。
またこれによって卓板主体と縁枠の仕上げが別々に行え
ることから、卓板主体表面に不織布、その他の化粧板を
任意に貼着することが可能となる等の大なる効果がある
尚、前記実施例では正方形状の卓板につき説明したが、
この形状に限定されないことは上記本考案の説明から明
らかであり、また卓板主体の材質についても人工木板に
限られるものではない。
勿論、縁枠についても枠体を構成する枠材は木材の外合
或樹脂材であってもよい。
また、枠材に形成する条溝を2条としたが一条であって
も、3条であってもよく数に特定されないと共にこの条
溝に嵌合する連結板材は必ずしも条溝の長さの合せたも
のでなくともよく、短いものを長さ方向に繁いでも又間
隔をおいて並べてもよい。
要するに各部の長さ、形状等は前記した本考案の趣旨に
従って実際の設計に基づき変更することが許されるもの
であり、本考案の実施を妨げるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1図は卓板
の隅角部の斜視図、第2図は第1図n−中線断面図、第
3図は第2図の■−■線断面図、第4図は分解斜視図、
第5図は枠体の部分拡大分解斜視図である。 1は卓板主体、2は縁枠、6は上枠体、7は上枠体、6
a、7aは枠材、8は上枠体の接合面、9は条溝、10
は切欠き溝、11は連結部材、12は連結板材。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)四本の枠材を矩形の額縁状に枠組して同一形状の
    上下二つの枠体を形成し、該上下両枠体の上記各枠材の
    相対向する接合面にそれぞれ対応した位置に長さ方向に
    沿って所要深さの条溝を形成すると共に該接合面の内周
    縁部に長さの全長に亘って切欠き溝を形威し、これら上
    下の枠体を重ね合せにして相対向する上記条溝に帯板状
    をなす連結板材の両縁を各嵌合させ、上下の枠体を一体
    に結合して縁枠を形成すると共に、該結合によって対向
    する上記切欠き溝の向い合せにより形威される凹条溝に
    卓板主体の周縁を嵌合させ、組立形成することを特徴と
    する卓板。
  2. (2)連結板材は片面若しくは両面に波形断面形をなす
    凹凸条を長さの方向に沿って全長に亘り形成したことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の
    卓板。
  3. (3)上下の枠体の接合面と連結板材を嵌合する条溝内
    に接着剤を塗布し、接合したことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第(1)項に記載の卓板。
JP18413879U 1979-12-29 1979-12-29 卓板 Expired JPS6019615Y2 (ja)

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JPS56101033U JPS56101033U (ja) 1981-08-08
JPS6019615Y2 true JPS6019615Y2 (ja) 1985-06-13

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