JPH024610Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH024610Y2 JPH024610Y2 JP13101684U JP13101684U JPH024610Y2 JP H024610 Y2 JPH024610 Y2 JP H024610Y2 JP 13101684 U JP13101684 U JP 13101684U JP 13101684 U JP13101684 U JP 13101684U JP H024610 Y2 JPH024610 Y2 JP H024610Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- apron
- counter
- counter body
- edge
- artificial marble
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002928 artificial marble Substances 0.000 claims description 11
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 8
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は洗面化粧台、システムキツチン等に使
用される人造大理石カウンター、詳しくはカウン
ター本体側面部に側面エプロンを有するものにお
けるカウンター本体とエプロン板との接合構造に
関する。
用される人造大理石カウンター、詳しくはカウン
ター本体側面部に側面エプロンを有するものにお
けるカウンター本体とエプロン板との接合構造に
関する。
(従来の技術)
従来、側面部に側面エプロンを有する人造大理
石カウンターは、第8図及び第9図に示すように
カウンター部bと、前面エプロンcと、バツクガ
ードdとを一体に成形したカウンター本体Aのカ
ウンター部b裏面及び前面エプロンc裏面に、側
面エプロンaを構成するエプロン板1の上端面及
び前端面を当接させて両者を接着剤で諏着固定す
ることによりカウンター本体Aの側面にエプロン
aを設けていたので、両者の接合部及びカウンタ
ー本体の側端面が露出してその形状が側方から見
えてしまい。外観が損なわれ、体裁の悪いもので
あつた。
石カウンターは、第8図及び第9図に示すように
カウンター部bと、前面エプロンcと、バツクガ
ードdとを一体に成形したカウンター本体Aのカ
ウンター部b裏面及び前面エプロンc裏面に、側
面エプロンaを構成するエプロン板1の上端面及
び前端面を当接させて両者を接着剤で諏着固定す
ることによりカウンター本体Aの側面にエプロン
aを設けていたので、両者の接合部及びカウンタ
ー本体の側端面が露出してその形状が側方から見
えてしまい。外観が損なわれ、体裁の悪いもので
あつた。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案が解決しようとする問題点は、カウンタ
ー本体の側端面を露出しないように覆い穏すと共
にカウンター本体とエプロン板の接合部を目立た
なくすることである。
ー本体の側端面を露出しないように覆い穏すと共
にカウンター本体とエプロン板の接合部を目立た
なくすることである。
(問題を解決するための手段)
上記問題を解決するために本考案が講ずる技術
的手段は、カウンター本体の側面部にエプロンを
有する人造大理石カウンターにおいて、側面エプ
ロンを構成するエプロン板の上縁及び前縁に沿つ
て裏面側を夫々カウンター本体のカウンター部及
び前面エプロンの厚さに相当する幅で、連続する
帯状に切欠して表面側を薄肉に残した接合縁部を
形成し、該接合縁部をカウンター部及び前面エプ
ロンの側端面及び裏面に当接係合せしめて接着剤
で接着すると共にカウンター本体とエプロン板と
の接合角部を面取りして該部にゲルコート樹脂を
塗布することである。
的手段は、カウンター本体の側面部にエプロンを
有する人造大理石カウンターにおいて、側面エプ
ロンを構成するエプロン板の上縁及び前縁に沿つ
て裏面側を夫々カウンター本体のカウンター部及
び前面エプロンの厚さに相当する幅で、連続する
帯状に切欠して表面側を薄肉に残した接合縁部を
形成し、該接合縁部をカウンター部及び前面エプ
ロンの側端面及び裏面に当接係合せしめて接着剤
で接着すると共にカウンター本体とエプロン板と
の接合角部を面取りして該部にゲルコート樹脂を
塗布することである。
(作用)
而して、エプロン板の接合縁部表面側に残され
た薄肉な部分によりカウンター本体の側端面は覆
い隠され、一部カウンター上面に表われるエプロ
ン板上端面も極めて薄く目立たない。
た薄肉な部分によりカウンター本体の側端面は覆
い隠され、一部カウンター上面に表われるエプロ
ン板上端面も極めて薄く目立たない。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図に基づい説明す
る。
る。
この実施例は、カウンター本体Aの左右両側面
部側面エプロンaを設けるものであり、カウンタ
ー本体Aは表面にゲルコート層4を有する人造大
理石により、洗面器あるいは水槽取付用の穴5を
開設したカウンター部bと、カウンター部b後縁
に沿つて起立するバツクガードdと、カウンター
部b前縁に沿つて垂下する前面エプロンcによつ
て構成されている。
部側面エプロンaを設けるものであり、カウンタ
ー本体Aは表面にゲルコート層4を有する人造大
理石により、洗面器あるいは水槽取付用の穴5を
開設したカウンター部bと、カウンター部b後縁
に沿つて起立するバツクガードdと、カウンター
部b前縁に沿つて垂下する前面エプロンcによつ
て構成されている。
一方、側面エプロンaはカウンター本体Aとは
別体に成形した人造大理石製のエプロン板1によ
り構成されており、表面には勿論ゲルコート層4
が形成されている。
別体に成形した人造大理石製のエプロン板1によ
り構成されており、表面には勿論ゲルコート層4
が形成されている。
エプロン板1は、短辺と長辺が夫々カウンター
本体Aのカウンター部b上面から前面エプロンc
下端までの高さと、カウンター本体Aの奥行に相
当する寸法を有する長方形の平板状に形成して、
短辺側を前後縁、長方側を上下縁となし、その上
縁及び前縁に沿つて接合縁部2を設ける。
本体Aのカウンター部b上面から前面エプロンc
下端までの高さと、カウンター本体Aの奥行に相
当する寸法を有する長方形の平板状に形成して、
短辺側を前後縁、長方側を上下縁となし、その上
縁及び前縁に沿つて接合縁部2を設ける。
接合縁部2は、エプロン板1の上縁後端から前
縁下端にかて表面側を薄肉に残して裏面側を、カ
ウンター本体Aのカウンター部b及び前面エプロ
ンcの厚さに相当する幅で帯状に切欠いて断面L
型に形成する。
縁下端にかて表面側を薄肉に残して裏面側を、カ
ウンター本体Aのカウンター部b及び前面エプロ
ンcの厚さに相当する幅で帯状に切欠いて断面L
型に形成する。
而して、エプロン板1は接合縁部2をカウンタ
ー部bと前面エプロンcの側端面と裏面にかけて
当接係合させ、該部を接着剤3で接着するとによ
りカウンター本体A側面に取りつける。
ー部bと前面エプロンcの側端面と裏面にかけて
当接係合させ、該部を接着剤3で接着するとによ
りカウンター本体A側面に取りつける。
上記、カウンター本体Aのエプロン板1の取り
つけは次の如き作業によつて行なわれる。
つけは次の如き作業によつて行なわれる。
即ち、まず第5図に示すようにカウンター本体
Aを裏返し、カウンター本体A及びエプロン板1
の基材樹脂と同じ樹脂から成る接着剤3をカウン
ター本体Aの接合面6とエプロン板1の接合縁部
2に塗布し、エプロン板1の接合縁部2をカウン
ター本体Aの接合面に当接係合せしめてエプロン
板1をカウンター本体Aに直角に圧着し、動かな
い様に固定して接着剤3の硬化を待つ。
Aを裏返し、カウンター本体A及びエプロン板1
の基材樹脂と同じ樹脂から成る接着剤3をカウン
ター本体Aの接合面6とエプロン板1の接合縁部
2に塗布し、エプロン板1の接合縁部2をカウン
ター本体Aの接合面に当接係合せしめてエプロン
板1をカウンター本体Aに直角に圧着し、動かな
い様に固定して接着剤3の硬化を待つ。
而して、接着剤3が硬化すればエプロン板1は
カウンター本体Aに接着固定され、カウンター本
体Aのカウンター部bと前面エプロンcの側端面
はエプロン板1の接合縁部2表面側に残された薄
肉部分8で覆い隠される。
カウンター本体Aに接着固定され、カウンター本
体Aのカウンター部bと前面エプロンcの側端面
はエプロン板1の接合縁部2表面側に残された薄
肉部分8で覆い隠される。
尚、上記薄肉部分8の厚さは薄過ぎると折れ易
く、厚過ぎると接合部が目立つて見栄えが悪くな
るので、1〜5m/m、好まくは3.0m/m程度の
厚さとする。
く、厚過ぎると接合部が目立つて見栄えが悪くな
るので、1〜5m/m、好まくは3.0m/m程度の
厚さとする。
またカウンター本体Aとエプロン板1の接合部
は表面側の角を3m/m程度面取りすると共にゲ
ルコート樹脂4′を塗布し、ゲルコート層4を形
成する。
は表面側の角を3m/m程度面取りすると共にゲ
ルコート樹脂4′を塗布し、ゲルコート層4を形
成する。
尚、図中9は側面エプロンaとバツクガードd
との段差を補填し、かつバツクガードd側端面を
覆うためにバツクガードdの側端面に接着した付
属板であり、バツクガードd側端面と同寸同形
で、エプロン板1の接合縁部2の薄肉部分8の厚
さと同じ厚さに形成された人造大理石の小片より
なつている。
との段差を補填し、かつバツクガードd側端面を
覆うためにバツクガードdの側端面に接着した付
属板であり、バツクガードd側端面と同寸同形
で、エプロン板1の接合縁部2の薄肉部分8の厚
さと同じ厚さに形成された人造大理石の小片より
なつている。
この付属板9をエプロン板1と別体としたのは
薄肉部分の破損を減少させるためであり、一体と
しても良い。
薄肉部分の破損を減少させるためであり、一体と
しても良い。
(効果)
本考案は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
する。
(1) カウンター本体の側端面はエプロン板で覆わ
れて見えず、しかも一部カウンター表面に表わ
れるエプロン板の端面も極めて薄いため目立つ
ことがない。
れて見えず、しかも一部カウンター表面に表わ
れるエプロン板の端面も極めて薄いため目立つ
ことがない。
(2) 接合部を面とりして、該部にゲルコート層を
形成したので、カウンター表面は全面が美しい
ゲルコート面で覆われる。
形成したので、カウンター表面は全面が美しい
ゲルコート面で覆われる。
(3) ゲルコート層を形成する面積が、巾約3mmの
帯状部分に限られるため作業が容易であり熟練
を要しない。
帯状部分に限られるため作業が容易であり熟練
を要しない。
従つて、上記(1)乃至(3)が相俟つて見栄えのよい
カウンターを容易に得ることができる。
カウンターを容易に得ることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す人造大理石カ
ウンターの平面図、第2図は側面図で一部切欠し
て示す、第3図は第1図−線拡大断面図、第
4図は第3図の部拡大図、第5図は斜視図で一
部切欠して示す、第6図、第7図はエプロン板の
接着工程を示す斜視図、第8図は従来の人造大理
石カウンターの一例を示す斜視図で一部切欠して
示してある、第9図は第8図の線拡大断面図で
ある。 A……カウンター本体、a……側面エプロン、
b……カウンター部、c……前面エプロン、1…
…エプロン板、2……接合縁部、3……接着剤、
4……ゲルコート層、4′……ゲルコート樹脂。
ウンターの平面図、第2図は側面図で一部切欠し
て示す、第3図は第1図−線拡大断面図、第
4図は第3図の部拡大図、第5図は斜視図で一
部切欠して示す、第6図、第7図はエプロン板の
接着工程を示す斜視図、第8図は従来の人造大理
石カウンターの一例を示す斜視図で一部切欠して
示してある、第9図は第8図の線拡大断面図で
ある。 A……カウンター本体、a……側面エプロン、
b……カウンター部、c……前面エプロン、1…
…エプロン板、2……接合縁部、3……接着剤、
4……ゲルコート層、4′……ゲルコート樹脂。
Claims (1)
- カウンター本体の側面部に側面エプロンを有す
る人造大理石カウンターにおいて、上記側面エプ
ロンを構成するエプロン板の上縁及び前縁に沿つ
て裏面側を夫々カウンター本体のカウンター部及
び前面エプロンの厚さに相当する幅で連続する帯
状に切欠して表面側を薄肉に残した接合縁部を形
成し、該接合縁部をカウンター部及び前面エプロ
ンの側端面及び裏面に当接係合せしめて接着剤で
接着すると共にカウンター本体とエプロン板との
接合角部を面取りして該部にゲルコート樹脂を塗
布してなる人造大理石カウンター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13101684U JPS6145844U (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 人造大理石カウンタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13101684U JPS6145844U (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 人造大理石カウンタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6145844U JPS6145844U (ja) | 1986-03-27 |
JPH024610Y2 true JPH024610Y2 (ja) | 1990-02-02 |
Family
ID=30689608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13101684U Granted JPS6145844U (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 人造大理石カウンタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6145844U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6456077B2 (ja) * | 2014-09-05 | 2019-01-23 | 株式会社Lixil | カウンター |
-
1984
- 1984-08-28 JP JP13101684U patent/JPS6145844U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6145844U (ja) | 1986-03-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH024610Y2 (ja) | ||
JP2782746B2 (ja) | 流し台等のワークトップ | |
CN213952790U (zh) | 一种应用于墙角的拼接瓷砖 | |
JPS6134416Y2 (ja) | ||
JPH0427542Y2 (ja) | ||
JP3019033U (ja) | 壁材タイル及びそれを用いた壁状体 | |
JP4282812B2 (ja) | 化粧材 | |
JPH0512438Y2 (ja) | ||
JPS5837357Y2 (ja) | 陶器製洗面器付洗面台 | |
JPS6244700Y2 (ja) | ||
JPH063685Y2 (ja) | 車輌用のフロント硝子のモールデイング | |
JPH0217942Y2 (ja) | ||
JPH022818Y2 (ja) | ||
JP3005706U (ja) | コンクリート直貼用床板 | |
JP3033946U (ja) | デスクマット | |
JPS6029874Y2 (ja) | ガラス水槽 | |
JPH0527603Y2 (ja) | ||
JPH0237374Y2 (ja) | ||
JPS5922821Y2 (ja) | 化粧柱 | |
JP4071853B2 (ja) | 背板及び左右仕切板を有する収納庫の構造 | |
JPS6328261Y2 (ja) | ||
JPS588111Y2 (ja) | 家具用表面板材 | |
JP2601480Y2 (ja) | 天板の接続構造 | |
JPH0421362Y2 (ja) | ||
JPH0635037Y2 (ja) | 外装構造 |