JPH022818Y2 - - Google Patents

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JPH022818Y2
JPH022818Y2 JP5308183U JP5308183U JPH022818Y2 JP H022818 Y2 JPH022818 Y2 JP H022818Y2 JP 5308183 U JP5308183 U JP 5308183U JP 5308183 U JP5308183 U JP 5308183U JP H022818 Y2 JPH022818 Y2 JP H022818Y2
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JP
Japan
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floor pan
corner
floor
groove
wall surface
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JP5308183U
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JPS59158639U (ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トイレや浴室等の防水床を乾式工法
にて構築するための皿状に成形された床パンに関
するものである。
一般に、トイレや浴室等の防水床を床パンで構
築する乾式工法にあつては、床パンを型成形で製
作するのが通常である。この型成形による製作
は、第1図及び第2図に示すように、先ず合成樹
脂材料等を皿状に型成形し、該皿状成形体2の表
面にFRP、金属板等の表面材3を塗布若しくは
貼着して行なつている。而して、このような型成
形では、床パン1の床面4と周側壁面5とが交叉
する隅角部6及び隣接の周側壁面5どうしが交叉
する隅角部7を、成形の都合上、ある程度曲面状
にする必要があつた。このため、第2図に示すよ
うに、床面4に接着剤8を介してタイル9を配列
貼着する場合等にあつては、上記各隅角部6,7
の曲面状部が障害となるので、周側壁面5から所
定距離lだけ離れて貼着する必要があつた。した
がつて、上記lの領域が間隙となつて、見栄えが
悪くなり、商品価値を低減させると共に、この部
分に水が溜つて水捌けが悪いという問題があつ
た。
本考案は従来の上記問題点に鑑みてこれを改良
除去したものであつて、床パンの隅角部に溝を穿
設することにより、従来隅角部に形成されていた
曲面状部をなくし、床面及び周側壁面の全面にタ
イル等を余すところなく貼着できるようにした床
パンを提供せんとするものである。
以下に本考案の構成を図面に示す実施例に基づ
いて説明すると次の通りである。なお、従来の場
合と同符号のものは同部材である。
第3図乃至第5図に示すように、この実施例に
あつては、合成樹脂材料、レジンコンクリート等
を皿状に型成型して該皿状成形体2の表面に、
FRP、金属板等の表面材3を塗布若しくは貼着
し、床パン10としている。而してこの床パン1
0は、上記型成形時において、床面4と周側壁面
5とが交叉する隅角部6に断面U字状の内周溝1
1を設けている。また隣接の周側壁面5どうしが
交叉する隅角部7には、上記内周溝11に連続
し、かつ外方向へ向うコーナー溝12を設けてい
る。
これであれば、床面4に接着剤8を介してタイ
ル9を貼着する場合に、各隅角部6,7の各周側
壁面5に直接タイル側面を当接させて、すなわ
ち、従来の場合のように距離lを設けることなく
貼着することが可能である。しかしながら、周側
壁面5とタイル9との間には、目地を構成した方
が見栄えがよいので、タイル9は周側壁面5から
目地間隙の分だけ離れて貼着するようにしてい
る。ところで、上記タイル9と周側壁面5との間
の目地間隙は、従来の場合の距離lより、はるか
に小さいことは明らかである。また隅角部6,7
の各溝11,12は、床パン10の補強用リブの
役目も果たすものである。
なお、このような床パン10にあつては、周側
壁面5にタイル9を貼着することもある。従来の
床パン1であれば、このような場合でも各隅角部
6,7の曲面状部がその障害となり、やはり床面
4にタイル9を貼着する場合と同様の欠点を有し
ていた。本考案の床パン10にあつては、このよ
うな欠点をも同時に解決するものである。
以上説明したように本考案にあつては、床面と
周側壁面との交叉する隅角部及び隣位の周側壁面
どうしが交叉する隅角部に、曲面状部が形成され
ないので、床面及び周側壁面の全面にタイル等を
余すところなく貼着することが可能である。この
ため、貼着後の床パンは、美観的にも非常に優れ
たものとなる。また上述の各隅角部には、溝が形
成されており、この溝は補強用リブの役目も果た
すので、強度的にも優れた床パンである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の床パンを示す平面図、第2図は
その縦断面図、第3図は本考案に係る床パンを示
す平面図、第4図はその縦断面図、第5図は第3
図のA−A線断面図である。 10……床パン、4……床面、5……周側壁
面、6,7……隅角部、11……内周溝、12…
…コーナー溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トイレや浴室等の防水床を乾式工法にて構築す
    るための皿状に成形された床パンにおいて、床パ
    ンの床面と周側壁面とが交叉する隅角部に内周溝
    を設けると共に、隣接の周側壁面どうしが交叉す
    る隅角部には上記内周溝に連続し、かつ外方向へ
    向うコーナー溝を設けたことを特徴とする床パ
    ン。
JP5308183U 1983-04-08 1983-04-08 床パン Granted JPS59158639U (ja)

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JP5308183U JPS59158639U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 床パン

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JP5308183U JPS59158639U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 床パン

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Publication Number Publication Date
JPS59158639U JPS59158639U (ja) 1984-10-24
JPH022818Y2 true JPH022818Y2 (ja) 1990-01-23

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JP5308183U Granted JPS59158639U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 床パン

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033657Y2 (ja) * 1985-06-11 1991-01-30

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Publication number Publication date
JPS59158639U (ja) 1984-10-24

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