JPS60196109A - コンバインの刈取部の自動上動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンバインの刈取部の自動上動装置に係るもの
である。

コンバインは、走行装置の上部に脱穀装置を取付け、走
行装置の前側に刈取装置を設け、刈取装置で刈取った殻
稈を脱穀装置で自動的に脱穀する。

前記コンバインは自動化が進んでおり、刈取部は、進行
方向の殻稈が無くなると、自動的に上動して、方向転換
が容易に出来るようにするすなわち、公知のものは、任
意の場所に圃場の立毛殻稈の有無を検知するセンサーを
取付け、該センサーと、刈取部を上下動させるシリンダ
ーの切替えバルブを連結しておき、コンバインの進行方
向の立毛殻稈がなくなり、それからタイマーが一定時間
経過すると、刈取部は自動的に上動するという構成であ
った。

したがって、部分的に殻稈がない圃場で作業をしている
と、まだ続けて刈取らなければならないのに、刈取部が
上動してしまって刈取れないということがしばしばあっ
た。

そこで、本発明は、この点を改良し、殻稈がなくなり一
定時間経過するとという考えではなく、殻稈がなくなり
方向を変えると自動的に刈取部が上動するようにしたも
のである。

したがって、前記公知例の欠点を克服できる本発明は、
コンバインの進行方向の殻稈の有無を検知するセンサー
と、方向を変えると作動するスイッチと、刈取部上動装
置を設け、これらの装置を進行方向の殻稈が無くなり方
向を変えると自動的に刈取部が上動するように連結した
コンバインの刈取部の自動上動装置、および、コンバイ
ンの進行方向の殻稈が無くなるとＯＮとなるセンサーに
、刈取部が下降しているときはＯＮ一定高さに上昇して
いるときはＯＦＦとなる刈取部スイッチを直列に接続し
、これらセンサーおよび刈取部スイッチは、機体方向転
換でＯＮとなるレバースイー２チで作動する接点を介し
て電源に接続してなるコンバインの刈取部の自動上動装
置を要旨とする。

実施例図により説明すると、ｌは＋側、２は一側、３は
刈取部の上げソレノイド、４はリレー、５はリレー４で
作動するリレー接点、６は左ソレノイドバルブ、７はリ
レー、８はリレー７で作動するリレー接点、９は右ソレ
ノイドバルブ、１０はメインスイッチ、１１は刈取部ス
イッチで刈取部が一定高さになるとＯＦＦとなり、それ
以上ではＯＮのスイッチ、１２はｂ接点殻稈センサー、
１３は左レバースイッチ、１４は左方向センサー、１５
は右方向センサー、１６はａ接点殻稈センサー、１７は
右レバースイッチである。

次に作用を述べる。

刈取部スイッチ１１は刈′取部が下齢していて刈取って
いる状態ではＯＮ、ｂ接点殻稈セン９−−１２は殻稈が
あるときはＯＦＦであるが、殻稈がなくなるとＯＮとな
る。

したがって、圃場の終端で殻稈がなくなると、刈取部ス
イッチ１１はＯＮ、ｂ接点殻稈センサー１２もＯＮとな
る。そこで、例えば、左レバーを操作して、方向を変え
るとスイッチ１３がＯＮになり、リレー４に通電されて
、リレーレノイド３に通電して、刈取部を自動的に上動
　□４のリレー接点５をＯＮにし、そのため上げソさせ
る。

右レバースイッチ１７がＯＮになるときは、リレー７が
ＯＮになってリレー接点８を介し上　゛げソレノイド３
を作動させる。

すでに述べたように、コンバインは、走行装置の上部に
脱穀装置を取付け５走行装置の前側に刈取装置を設け、
刈取装置で刈取った殻稈を脱穀装置で自動的に脱穀する
ものであるところ、前記コンバインは自動化が進んでお
り、刈取部は、進行方向の殻稈が無くなると、自動的に
上動して、方向転換が容易に出来るようにしていた。し
かし、公知のものは、任意の場所に圃場の立毛殻稈の有
無を検知するセンサーを取付け、該センサーと、刈取部
を上下動させるシリンダーの切替えバルブを連結してお
き、コンバインの進行方向の立毛殻稈がなくなり、それ
からタイマーが一定時間経過すると、刈取部は自動的に
上動するという構成であったから、部分的に殻稈がない
圃場で作業をしていると、まだ続けて刈取らなければな
らないのに、刈取部が上動してしまって刈取れないとい
うことがしばしばあった。

本発明は、コンバインの進行方向の殻稈の有無を検知す
るセンサー１２と、方向を変えると作動するスイッチ１
３と、刈取部上動装置を設け、これらの装置を進行方向
の殻稈が無くなり方向を変えると自動的に刈取部が上動
するように連結したコンバインの刈取部の自動上動装置
、および、コンバインの進行方向の殻稈が無くなるとＯ
Ｎとなるセンサー１２に、刈取部が下降しているときは
ＯＮ一定高さに上昇しているときはＯＦＦとなる刈取部
スイッチ１１を直列に接続し、これらセンサー１２およ
び刈取部スイッチ１１は、機体方向転換でＯＮとなるレ
バースイッチ１３で作動する接点５を介して電源に接続
してなるコンバインの刈取部の自動上動装置を要旨とす
るから、従来のものの欠陥を完全に防止できる効果を有
する。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明の回路図である。 符号の説明 ｌ・・・＋側、２・・・−側、３・・・上げソレノイド
、４・・・リレー、５・・・リレー接点、６・・・左ソ
レノイド／ヘルプ、７・・・リレー、８・・・リレー接
点、９・・・右ソレノイドバルブ、１０・・・メインス
イッチ、１１・・・刈取部スイッチ、１２・・・ｂ接点
殻稈センサー、１３・・・左レバースイッチ、１４・・
・左右方向センサー、１５・・・右方向センサー、１６
・・・ａ接点殻稈センサー、１７・・・右レバースイッ
チ。 特許出願人井関農機株式会社

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）コンバインの進行方向の殻稈の有無を検知するセ
   ンサーと、方向を変えると作動するスイッチと、刈取部
   上動装置を設け、これらの装置を進行方向の殻稈が無く
   なり方向を変えると自動的に刈取部が上動するように連
   結したコンバインの刈取部の自動上動装置。
2. （２）コンバインの進行方向の殻稈が無くなるとＯＮと
   なるセンサーに、刈取部が下降しているときはＯＮ一定
   高さに上昇しているときはＯＦＦとなる刈取部スイッチ
   を直列に接続し、これらセンサーおよび刈取部スイッチ
   は、機体方向転換でＯＮとなるレバースイッチで作動す
   る接点を介して電源に接続してなるコンバインの刈取部
   の自動上動装置。