JPS60196095A - カラ−テレビジヨン受像機の彩度検査方法および装置 - Google Patents

カラ−テレビジヨン受像機の彩度検査方法および装置

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JPS60196095A
JPS60196095A JP5098684A JP5098684A JPS60196095A JP S60196095 A JPS60196095 A JP S60196095A JP 5098684 A JP5098684 A JP 5098684A JP 5098684 A JP5098684 A JP 5098684A JP S60196095 A JPS60196095 A JP S60196095A
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俊二 前田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、カラーテレビジョン受像機の調整、品質管理
などに好適なカラーテレビジョン受像機の彩度検査方法
および装置に関する。
〔発明の背景〕
従来カラーテレビジョン受g1機の製造工程では、最終
工程として、調整工程、品貴管理工程が設けられておシ
、カラーテレビシロン受像機完成品の出荷前の最終的な
調整や性能検査が行なわれている。
また、製造工程の自動化において、最も自動化の遅れて
いる工程でもある。
このような最終調整や性能検査は、カラーテレビジョン
受像機を実際に稼動して行なうものであるが、調整や性
能検査の中には、カラーテレビジョン受像機に映出され
る画面の彩度(色の濃さ)を検査することによって行々
う調整、検査も含まれている。
ところで、映出画像の彩度検査は、被検査カラーテレビ
ジョン受像機に基準白色や赤、緑。
青の原色などの特定の色画面を映出し、これを熟練作業
者が目視にょる視感評価することによって行なうのが、
従来一般的な方法であった。
すなわち、標準となるカラーテレビジョン受像機と被検
査カラーテレビシロン受像機との夫々の映出画面の彩度
を目視によって比較するものであって、かがる目視によ
る彩度の比較にょシ、被検査カラーテレビジョン受像機
の調整ノ要不要、性能の良否全判定するようにしてbる
しかしながら、このようか目視による彩度検査では、作
業者の熟練の度合、個人差、疲労の軽重、体調などによ
って判定規準にバラツキが生じ、一定の判定規準のもと
に客観的な検査を行なうことは困難であシ、市場でのカ
ラーテレビジョン受像機の品質を確保することが非常に
困難である。
そこで、カラーテレビジョン受像機の彩度全定量的に測
定する方法として、カラーテレビジョン受像機の3原色
(赤、緑、青)の各螢光体の発光強度全個々独立に測定
し、その刃口法混色の彩度をめる方法が提案され、報告
されてきた。
その一つの方法として、特公昭54−20816号公報
に示されるように、1ず、被検査カラーテレビシロン受
像機に標準となる白色画面を映出し、この白色画面から
の各原色光に対応した電気信号を得、各電気信号に対し
て零中心指示計が零中心會指示するように電子回路の調
整を行ない、次いで、上記被検査カラーテレビシロン受
像機信号に所望彩度を画面を映出し、この画面からの原
色光に対する零中心指示計の振れ量金検知し、白色画面
と所望彩度の画面との彩度差を測定する方法がある。
この方法によると、標準となる白色画面と所望の画面と
の差異が、零中心指示計の振れによって表わされ、一定
の判定基準のもとにカラーテレビジョン受像機の客観的
な横置が可能となるものであるが、各原色の螢光体の発
光特性が異がる異種のカラーテレビジョン受像機の彩度
検査全行なう場合には、カラーテレビジョン受像機の種
類が変わる毎に、白色画面に対して零中心指示計が零中
心を指示するように、電子回路の調整が必要不可欠とな
シ、人手を要するばかりでなく、検査に要する時間が長
くなる。
また彩度を定量的に測定する他の方法として、特公昭5
1−39055号に示される方法がある。
この方法は、被検査カラーテレビジョン受像機に映出さ
れた画面からの各原色光を夫々光電変換装置に照射し、
各光電変換装置からの各原色光の強度を表わす電気信号
を得、かかる電気信号を演算処理することによって被検
査カラーテレビシロン受像機の各原色の螢光体の発光強
度を測定するものである。
電気信号の演算処理は、被検査カラーテレビシロン受像
機が発光する加法混色の各原色の分光エネルギー分布特
性や光電変換装置の分光感度特性によって決まる回路構
成がなされた計算回路部を用いてなされるものであって
、このために、各原色の螢光体の発光特性が異なる異種
のカラーテレビジョン受像機の彩度検査は、夫々の種類
に応じた回路構成の計算回路部を用意しておき、被検査
カラーテレビジョン受像機の種類に応じて用いられる計
算回路を変換するようにしている。
この方法によると、被検査カラーテレビシロン受像機の
種類が異なる毎に、彩度検査装置の調整を行なうという
ことは必要では々くなるが、計算回路部を交換するとい
う手間がかかシ、やはり、人手を要して作業工程が増加
して検査能率の低下をきたすことになる。
また、被検査カラーテレビジョン受像機の種類毎に計算
回路部が必要であることから、部品点数も増加し、用い
られる計算回路部の選択誤りを生じる可能性も太きい。
さらに、彩度検査には、光電変換装置の特性や螢光体の
発光特性に影響され、また、これらの特性と計算回路部
の回路構成との間の一致性に影響されるものであるから
、検査精度を充分に高めることはでき々い。
さらに、彩度を定量的に測定する他の方法として、カラ
ーテレビジョン受像機の各原色の螢光体が特定の発光特
性(分光分布特性)を有しているものと仮定し、各原色
の螢光体の発光強度全測定する方法も提案はれているが
、被検査カラーテレビジョン受像機の発光特性が仮定さ
れる発光特性と異なる場合、測定結果に大きな誤差が生
じることになり、信頼性が著しく低いことになる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の欠点全除き被検査カラ
ーテレビシロン受像機の映出画面の彩度(色の濃さ〕を
自動的に測定することができて客硬、的な測定結果?得
ることができ、異種の被検査カラーテ】/ビジ舊ン受像
機に対しても共通に用いることができて迅速かつ容易に
検査を折々うことができるようにしたカラーテレビジョ
ン受像機の彩度検査方法および装置を提供する事にある
〔発明の概要〕
この目的を達成するために、本発明は、被検査カラーテ
レビジョン受像機に基準となる白色画面と所望彩度の画
面を選択的に映出して撮像し、該白色画面と該所望彩度
の画面との各原色信号毎の強度比を算出してこれら画面
の各原色元毎の発光強度比をめ、該発光強度比にもとづ
いて前記所望彩度の画面の彩度を検−出するようにした
点に特徴がある。
〔発明の実施例〕
まず、カラーテレビジョン受像機の映出画面の色につい
て説明する。
周知のように、色には色相、彩度(色の濃さ)および明
るさの3属性があ)、これらの間の関係は、第1図に示
すように、3次元的に表わされる。すなわち、同図にお
いて、円錐形を考えると、中心軸に沿う方向に明るさく
すなわち、輝度)をとシ、また、中心軸に関する回転方
向に色相をとシ、さらに、中心軸からの半径方向に彩度
をとることができる。そして、中心軸に白から黒までの
無彩色の明るさの変化をとると、この中心軸(この場合
、無彩軸と呼ばれる)からの半径の大きさでもって彩度
が表わされ、円錐形の曲面の半径で最大の彩度となる。
色相は無彩軸を中心に左まわシの環で波長順に表わされ
、この堀を色相環という。明るさが小さい色はど円錐形
の頂点側の位置で表わされ、彩度の範囲も狭くなる。
ま次、第1図の円錐形の無彩軸に垂直な任意の平面にお
ける色相と彩度との関係は、第2図(α)に示す色度図
で表わすことができる。同図に卦いて、白を中心とする
馬てい形の曲線に、左まわpに波長の順に色相を配列し
、白からこの曲線の方向の長さでもって彩度を表わして
いる。
カラーテレビジョン受像機では、受像管の螢光面に筒布
された3原色赤□□□)、緑(G)、青ψ)の各螢光体
を発光させ、発光した3原色元を適当に重ね合わせるこ
とによってカラー画像を再現しているのであるが、カラ
ーテレビジョン受像機によりて再現可能な色度の範囲は
、第2図(a)における3原色R,G、Eの点を結んで
できる三角形の内側である。第2図Cb)は、カラーテ
レビジョン受像機の色再現範囲をカラーフィルムとカラ
ー印刷物との色再現範囲と比較したものであって、これ
から、カラーテレビジョン受像機の色再現範囲はかなり
広いことがわかる。
ところで、カラーテレビジョン受像機がカラー画像を映
出するために、カラー映像信号が供給される。第3図は
1水平期間のかかるカラー映像信号を示す波形図であっ
て、ENはカラー映像信号、EYは輝度信号、Cは搬送
色信号、B5は水平同期信号、Bsはカラーバースト信
号であり、Hに1水平期間を示す。
人間の目の明るさを感する割合は、カラーテレビジョン
受像機の3原色R,G、Bに対して、0.3 : 0.
59 : 0.11 の割合に々っでいることから、3原色R,G。
Bに対する原色信号をERp EG + EEとすると
、輝度信号EYは次式で表わされる。
EY=0.3 、 ER+0.59 、EO+0.11
 @E B・=−・・−・・+11一方、搬送色信号C
は、2つの色差信号(EA−Ey) r CEn #y
)で夫々同一周波数(5,58MHz )で位相が90
”異なる副搬送波を平衡変調して混合されたものである
が、夫々の色差信号で平衡変調された副搬送波は次のよ
うに表わされる。
ここで、tは時間、fsは副搬送波周波数である。なお
、輝度信号EYにはもともとR,G、B成分が含まれて
いるから、色差信号(B71 ’y) r(EZl ’
y)があれば、これらと輝度信号EYとから色差信号C
Ec−Ey)を形成することができ、したがって、カラ
ー映像信号EN中に別に色差信号(Eo−EY)を含ま
せる必要はない。
ところで、カラー映像信号ENを伝送するに際しては、
その周波数帯域が不当に拡がらないようにしており、白
黒映像信号と同一の約4M11zに制限されており、し
かも、カラーテレビジョン受像機と白黒テレビジ目ン受
像機との互換性などから、カラー映像信号における輝度
信号E1の周波数帯域を白黒映像信号と同様に約4 M
Hzに設定している。このために、2つの色差信号CE
REy) + (EB−Ey)は輝度信号EYに重畳さ
れて同時に伝送されるが、それらの周波数帯域を0,5
)dllzに減じて輝度信号EYの周波数帯域内に設定
し、それらの振幅も、色差信号(ERJ?)’)では1
/1.14倍に、寸た、色差信号(EB”y)では17
2.03倍に制限して過変調を防止している。したがっ
て、カラー映像信号ENは、式(11,(21から次の
ように表わされる。
十〜dす・tiル(2π・fs・t) ・・・・・・・
・・(312,03 式(3)で表わされるカラー映像信号ENは、カラーテ
レビジョン受像機内で原色信号ERr Ea + EB
に分解され、カラー受像管の対応する夫々の原色螢光体
を刺激する。したがって、夫々の原色螢光体は原色信号
の強度に応じた発光強度で原色光を発光する。各原色螢
光体から発光した原色光は加法混合し、その結果、式(
3)で表わされるカラー映像信号E9に応じた色相およ
び彩度のカラー画面がカラーテレビジョン受像機に映出
されるのである。
このようにして映出されたカラー画面の色相および彩度
は、原色信号ER+ EG r EBの比率でもって表
わすことができる。
まず、色相について説明すると、色相は、一般的には、
第6図に示す搬送色信号Cとカラーバースト信号BSと
の位相差を用すて表わされる。
すなわち、カラーバースト信号BSに対して180゜位
相が異なる信号(色差信号(EB−EY))を基準(B
−Y軸)とし、色差信号(EB−EY)に対する搬送色
信号の位相角θでもって色相を表わすものであって、式
(3)で表わされるカラー映像信号ENの色相は次のよ
うに表わされる。
第4図は、5原色R,G、Eとそれらの加法混合によっ
て生ずる補色(マゼンタ(”G)、シアン(Cy)、イ
エロ()’L) )の位相角と振幅とを示すベクトル図
である。なお、B5はカラーバースト信号である。
ま友、第4図におけるベクトルの長さは、第3図に示し
た搬送色信号Cの振幅であって、その彩度を表わしてb
p、搬送色信号Cの振幅が大きいほど彩度は高くなる。
式(3)で表わされるカラー映像信号ENの彩度は、次
式によって与えられる振幅Cで表わすことができる。
第4図に卦いて、例えば、青ψ)のカラー映像信号の色
相は、(B−Y)軸を基準として、θ−3,17” と
表わすことができ、そのときの彩度は、C二044と表
わすことができる。
本発明は、式(5)をもとにして彩度を測定するもので
あって、以下、本発明の実施例を図面について説明する
第5図は本発明の一実施例を示すブロック図であって、
1は被検査カラーテレビジョン受像機、2は光学フィル
タ、ろは光電変換素子、4は増幅器、5は記憶装置、6
は信号強度演算装置、7は彩度演算装置、8は色相演算
装置、9は彩度表示装置、10は色相表示装置、11は
フィルタ交換装置、12はカラーパターン発生装置、1
6は同期信号発生装置である。
同図において、光学フィルタ2は、フィルタ交換装置1
1により、赤、緑、青の各色フィルタに交換される。元
!変換素子6は、ここでは、白点テレビジョンカメラで
あり、被検査カラーテレビジョン受像機1の映出画面を
、光学フィルタ2を介して撮像する。カラーパターン発
生器12は、被検査カラーテレビジョン受像機1の画面
にPJT望のカラーパターンを映出させるためのカラー
映像信号を発生し、同期信号発生装置に二り、光電変換
素子6と同期がとられている。
次に、この実施例の動作について説明するが、1ず、光
電変換素子3から得られる信号について説明する。
いま、被検査カラーテレビジョン受像機(7) 受像管
における赤色螢光体の発光特性をR(λ)、緑色螢光体
の発光特性をG(λ)、青色螢光体の発光特性をB(λ
)とすると、これら発光特性は、第6図(cL)に示す
ように、夫々赤、緑、青の波長を中心としたすその広が
った帯域幅を有している。
そこで、光学フィルタ2として、透過率特性が、第6図
(b)に示すように、夫々P’R<λ>、Fa(λ)。
Fa(λ)である赤色フィルタ、緑色フィルタ、青色フ
ィルタを用い、光電変換素子5が第6図Ch)に示す分
光感度特性S(λ)を有しているものとすると、光学フ
ィルタ2が赤色フィルタである場合、緑色フィルタであ
る場合シよひ青色フィルタである場合の光電変換素子乙
の夫々の出力信号VRVG + VBは、次のように表
わされる。
(但l〜、ERr ’G p EBは被検査カラーテレ
ビシロン受像機1内で得られる、各原色螢光体を発光さ
せるための原色信号である) なお、光学フィルタ2を赤色フィルタとした場合、第6
図(α)から明らかなように、被検査カラーテレビジョ
ン受像機1の緑色螢光体、青色螢光体が発した元の一部
が赤色フィルりを透過して光電変換素子3に入射し、こ
れによる信号成分が式(6)のVRにさらにカロわるこ
とに7にるが、赤色フィルタの透過率特性を適当に設定
することにより、この信号成分を充分小さくすることが
でき、出力信号VRを弐(6) VC示すように近似し
ても問題はない。同様にして、緑色フィルタ、青色フィ
ルタの透過率特性を適当に設定することにより、赤色螢
光体や青色螢光体の発する光の緑色フィルタの透過量、
赤色螢光体や緑色螢光体の発する光の青色フィルタの透
過量を充分小さくすることができ、出力信号Vθ+ V
Eを夫々式(6)に示すように近似することができる。
式(6)において、ERlEG、EBは元の波長λに無
関係であるから、 とすると、式(6)は次のようになる。
第1図の光学フィルタ2を赤色フィルタ、緑色フィルタ
、青色フィルタとしたときに得られる光電変換素子乙の
出力信号VB r VG + ’Bが式(8)%式% 出力信号(以下、色信号という) VRr VG r 
VBから式(8)をもとに演算を行なって原色信号ER
IEGpEBをめれば、式fi+、 +41から位相角
θがめられて色相を知ることができ、壕だ、式(11,
+51から振幅−がめられて彩度を知ることができる。
しかし、式(8)の定数X、Y、Zは、式(7)に示す
ように、被検査カラーテレビジョン受像機1の受像管に
卦りる各原色螢光体の発光特性、光学フィルタ2の透過
率特性、光電変換素子3の分光感度特性などによって決
まる定数であり、これらの定数を正確にめることは非常
に困難であるし、また、誤差も入υやすい。
ところで、被検査カラーテレビジョン受像機1に白色画
面を映出した場合、このときの原色信号EA + EO
+ EBの強度は互いに等しい。そこで、この場合、E
R=EG=EB=E とすると、光学フィルタを赤色フ
ィルタ、緑色フィルタあるいは青色フィルタとしたとき
の光電変換素子3の色信号WR,WG、IF’Bは、式
(8)から次のように表わされる。
そこで、式(8)と式(9)とから、次の関係式が得ら
れる。
この弐αQは、各原色光について、任意の色相および彩
度の画面と白色画面とにおける光電変換素子3からの各
色信号毎の強度比は、同じく原色信号毎の強度比に等し
いことを表わしている。
ここで、白色画面における特徴は、色の濃さボリウムを
回しても搬送色信号の振幅は0であり、また色あいのボ
リウムを回しても0であることである。
したがって、式(11から原色信号の強度ERr EG
 rEBをめ、式+11 、 (41に代入すると、位
相角θ、すなわち、色相は次のように表わされる。
同様にして、式fil 、 +41から、振幅−1すな
わち、彩度は次のように表わされる。
・・・・・・・・・・・・(ロ) ここで、a /Ey をめると、式(6)の右辺の未知
数Eを消去することができ、e /Eyは、次式で示す
ように、VB74P’x 、 V674F’a 、 V
BIBのみの関数となる。
a/EY=X O,”rVB/WB+0.59Vyら+〇、11 Vy
WB・・・・・・・・・・・・(2) これら式αカ、(6)から、被検査カラーテレビジョン
受像機1がら得られる色信号により、色相および彩度を
めることができ、この場合、被検査カラーテレビジョン
受像機1の受像管の各原色螢光体の発光特性、光学フィ
ルタ2の透過率特性および光電変換素子5の分光感度特
性には関係しない。
さて、そこで、第5図において、まず、被検査カラーテ
レビジョン受像機1に白色画面を映出する。そして、フ
ィルタ変換装置11によって光学フィルタ2を赤色フィ
ルタとし、光電変換素子3によって白色画面を撮像する
。これによって光電変換素子3から出力される色信号(
すなわち、赤色信号)’R(式(9))は増幅器4で増
幅され、記憶装置5に記憶する。
次に、光学フィルタ2を緑色フィルタとして同様に白色
画面を撮像し、得られた色信号(すなわち、緑色信号)
FG(式(9))を増幅して記憶装f、 5 K記憶す
る。さらに、光学フィルタ2を青色フィルタとし、同様
に、得られた色信号、(すなわち、青色信号)’B(式
(9))を増幅して記憶装M5に記憶する。このように
して、記憶装ff 5には、白色画面に対する光電変換
変換素子6からの各色信号FR2WG、FBが記憶され
る。
次に、被検査カラーテレビジョン受像機1に所望彩度の
画面を映出する。そして、最初に光学フィルタ2を赤色
フィルタとし、光電変換素子3によってこの画面を撮像
する。これによって元電変換素子乙によって出力逼れる
赤色信号’R(式(8))は、増幅器4で増幅されて信
号強度演算装置6に供給される。これと同期して記憶装
置5から赤色信号WRが読み出され、信号強度演算装置
6に供給される。信号強度演算装置6ば、供給された赤
色信号VR,WRを用いて上記式α1の演算を行ない、
その演算結果であるVR/FRを彩度演算装置7と色相
演算装置8とに供給する。
赤色フィルタに対する画面の撮像が終ると、次に、光学
フィルタ2は緑色フィルタに交換され、光電変換素子3
は上記所望彩度の画面を撮像する。これによって得られ
た緑色信号VGは増幅されて信号強度演算装置6に供給
され、これと同時に、記憶装置5から緑色信号FGが読
み出されて信号強度演算装置6に供給される。−信号強
度演算装置6は、緑色信号VC,WGを用いて式a1の
演對を行ない、その演算結果であるV。/F。
を彩度演算装置7および色相演舞6装置8に供給する。
緑色フィルタに対する上記所望彩度の画面の撮像が終る
と、さらに、光学フィルタ2は青色フィルタに変換され
、同様にして、信号強度演算装置6は、光電変換素子ろ
から得られた青色信号V8と記憶装置5から読み出され
た青色信号WBとを用いて式α1の演算を行ない、その
演算結果であるVR/fRを彩度演算装置7と色相演算
装置8とに供給する。
そこで、彩度演算装置7は、供給された各色信号毎の振
幅比VR//FR,VG/WG、 VB/WBを用いて
式(6)の演算を行ない、振幅e /Eyを算出する。
また、色相演算装置8も同様に、式aカの演算を行なっ
て位相角θを算出する。得られた振幅e/Eyを表わす
データは彩度表示装置9に供給され、オた、位相角θを
表わすデータは色相表示装置10に供給され、上記所望
彩度の画面に対する彩度と色相とが表示される。
このようにして、この実施例では、被検査カラーテレビ
ジョン受像機の発光特性や光電変換素子の特性に影響さ
れることなしに彩度検査を行なうことができるから、検
査精度が向上し、複雑な演算処理を必要とせず、また、
発光特性が同じである同種の被検査カラーテレビジョン
受像機に対しては、記憶装置5に記憶された色信号WR
,Wc、WEは共通に用いることができ、迅速なる検査
を行なうことができる。
さらに、発光特性の異なる異種の被検査カラーテレビジ
ョン受像機に対しては、単に、記憶装置5に記憶される
色信号を入れ換えるだけでよく、装置の調整や変更は何
等必要とせず、いかなる種類の被検査カラーテレビジョ
ン受像機に対しても、同じ処理動作をなすものであって
、構成の簡略化、検査の迅速かつ高精度化が達成するこ
とができる。
なお、この実施において、光学フィルタ2を、フィルタ
交換装置11により、赤色フィルタ、緑色フィルタ、青
色フィルタの順に交換するようにしたが、この必要はな
く、これらの色フィルタの順序は任意である。
第7図は本発明の他の実施例を示すブロック図であって
、2αは赤色フィルタ、 2Aは緑色フィルタ、2Cは
青色フィルタ、6α、 3b、 5cは光電変換素子、
da、 Ah、 AcVi増幅器であり、第5図に対応
する部分には同一符号をつけている。
この実施例は、3個の光電変換素子3α、3b。
3Cを設け、夫々に異なる透過高特性の光学フィルタ、
すなわち、赤色フィルタ2α、緑色フィルタ2b、青色
フィルタ2cを設けたものである。なお、光電変換素子
5a、 3A、 3cは夫々白黒テレビジョンカメラで
ある。
次に、この実施例の動作を説明する。
まず、被検査カラーテレビジョン受像機1に基準となる
白色画面を映出し、この白色画面を、光電変換素子3α
、 3b、 5Cが夫々赤色フィルタ2a 。
緑色フィルタ2b、青色フィルタ2cf介して同時に撮
像する。光電変換素子5α、 3b、 5cから夫々得
られる赤色信号WR1緑色信号F。、青色信号FBは、
夫々増幅器4σ、 4b、 4cで増幅されて記憶装置
5に記憶される。
次に、被検査カラーテレビジョン受像機1は所望彩度の
画面を映出し、これを+1変換素子3α、 3b、 3
cが同時に撮像する。光電変換素子3α。
3b、 3cから夫々得られる赤色信号VR1緑色信号
VCps 青色信号VBは、夫々増幅器4α、 4b、
 4cで増幅されて信号強度演算装置6に供給される。
これと同期して、記憶装置5から赤色信号FR1緑色信
号”Gs青色信号WBが同時に読み出され、信号強度演
算装置6に供給される。
信号強度演算装置6は供給された各色信号を用いて成員
の演算を行がい、白色画面と所望彩度の画面との各色信
号毎の強度比を算出する。
以下、第5図に示した実施例と同様に、上記所望彩度の
画面に対する彩度と色相とがめられ、夫々彩度表示装置
9と色相表示装置10とで表示される。
この実施例において、光電変換素子3α、3b。
3Cの分光感度特性は必ずしも一致する必要がなく、夫
々異なる分光感度特性を有していてもよい。これは、い
ま、元!変換素子6α 5b、5cの分光感度特性を夫
々Sα(λ)、 SbCλ)、Sべλ)とすると、上記
式(7)で表わされる定数X、Y、Zが、で表わされる
が、白色画面と所望彩度の画面とにおける同種の色信号
どおしの強度比を用いて彩度や色相がめられるから、定
数X、Y、Zは彩度や色相の演算に係わりがなくなるこ
とによるものである。
以上のように、この実施例では、光学フィルタの交換を
必要とせず、各色信号が同時に得られるものであるから
、第5図に示した実施例と同様の作用効果が得られると
ともに、さらに、検査時間の大幅な短縮化が達成される
第8図は本発明のさらに他の実施例を示すブロック図で
あっ゛〔,14はカラーテレビジョンカメラであり、第
5図に対応する部分には同一符号をつけている。
この実施例は、光学フィルタと′yt、電変換素子とに
代えてカラーテレビジョンカメラ14を用いたものであ
り、このカラーテレビジョンカメラ14は赤色信号、緑
色信号および青色信号を夫々独立に、かつ同時に出力す
るものである。この実施例の動作は、第7図に示した実
施例と同様であり、また、同様の作用効果が得られるが
、さらに、単一のテレビジョンカメラを用いるものであ
るから、構成の簡略化が達成できる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明にお
いては、同一の機種即ち各色帯光体の発光特性が同一の
カラーテレビジョン受像機画面の彩度を連続して測定す
る場合、基準となる白色画面の撮像、記憶は、任意の彩
度の測定に先立ち1度行なうたけで良いことになる。
また、彩度検査対象となる被検査カラーテレビジョン受
像機の機種が変更され、各色帯光体の発f%性が変化し
た場合にも、検査対象となる被検査カラーテレビジョン
受像機の白色画面を撮像し、記憶するたけで良く、複雑
な調整は、−切必要としない。
捷た、上記実施例では、被検査カラーテレビジョン受像
機の映出画面が全面単色であるとし、この映出画面の彩
度を検査する場合について説明したが、本発明はこれに
限るものではなく、たとえば、被検査カラーテレビジョ
ン受像機にカラーパーを映出し、各色帯毎に部分撮像に
よる彩度の検査を行なうことにより、カラーバーの各色
に対する彩度を同時に検査することができる。
さらに、本発明により、被検査カラーテレビジョン受像
機の色の濃さ調整装置の検査をも行なうことができる。
寸ず、被検査カラーテレビジョン受像機の画面色を、例
えば、赤色画面にセットし、色の濃さボリウムを可変範
囲の中心点(クリック点が有ればクリック点)K設定し
、その画面の位相及び彩度(C/EY)を測定する。
これを第9図に示す。標準の赤の位相はB−Y@を基準
にしてθ:=103.5°であ)、彩度はt。
である。
これに対し、被検査カラーテレビジョン受像機の映出画
面に対する測定結果が許容範囲にある事を確認する。
次に、色の濃畑ボリウムを接方向、あるいは波方向のど
ちらか一方の限界まで回し、その時の彩度の振幅C8を
副ボする。更に色の濃さボリウムを逆方向の限界せで回
し、その時の彩度の振幅りを測定する。
以上の操作よりめたe、−りの範囲が被検前カラーテレ
ビジョン受像機における彩度可変範囲である。
以上の方法により、色の濃さボリウムによる画面の彩度
可変範囲を測定する事が出来る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、被検査カラーテ
レビジョン受像機の基準の白色画面と所望彩度の画面と
を夫々撮像して色信号を得、これら画面の各色信号毎の
強度比を用いて該所望彩度の画面の彩度を検査するもの
であるから、任意の被検査カラーテレビジ目ン受像機に
ついて、自動的かつ迅速に彩度の評価を行々うことがで
きるし、定量的に測定を行なうことができて客観性が保
たれ、検査結果の再現性が向上して信頼性が増し、さら
に、回路構成も格別複雑になることもなく、上記従来技
術の欠点を除いて優れた機能のカラーテレビジョン受像
機の彩度検査方法および装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は色の3属性の3次元的表現図、第2図(α)は
CIE (国際照明委員会)色度図、同図(h)はカラ
ーテレビジョン受像機、カラーフィルムおよびカラー印
刷物の色再現範囲の比較図、第3図はカラー映像信号の
波形図、第4図は各色の位相角および振幅を示すベクト
ル図、第5図は本発明の一実施例を示すブロック図、第
6図(α)は第5図の被検査カラーテレビジョン受像機
に卦ける受像管の各原色螢光体の発光特性の一例を示す
特性図、同図Cb)は同じく光学フィルタの透過特性の
一例を示す特性図、同図(c)は同じを示すブロック図
、第9図は色の濃さボリウムの操作による色相卦よび彩
度ベクトルの変化を示す説明図である。 1・・・被検査カラーテレビジ目ン受像機2・・・光学
フィルタ 2α、2h、2C・・・色フィルタ 3.3a、jb、3C・・・光電変換素子5・・・記憶
装置 6・・・信号強度演算装置7・・・彩度演算装置
 9・・・彩度演算装置14・・・カラーテレビジョン
カメラ 第1図 第2図 幣3図 箒4 悶 第5図 祐7 図 躬6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 被検査カラープレビジョン受像機の映出画面を
    撮像して電気信号を得、該電気信号にもとづいて該映出
    画面の彩度を検査するようにしたカラーテレビジョン受
    像機の彩度検査方法に卦いて、該被検査カラーテレビジ
    ョン受像機に基準となる白色画面と所望彩度の画面とを
    選択的に映出し、該白色画面と該所望彩度の画面とを撮
    像して得られる夫々の原色信号から該白色画面と該所望
    彩度の画面との各原色光毎の強度比?得、該強度比を演
    算して該所望彩度の画面の彩度を検出するようにしたこ
    と全特徴とするカラーテレビジョン受像機の彩度検査方
    法。
  2. (2) 被検前カラーテレビジョン受像機の映出画面を
    撮像して電気信号を得、該電気信号にもとづいて該映出
    画面の彩度を検査するようにしたカラーテレビジョン受
    像機の彩度検査装置において、該被検査カラーテレビジ
    ョン受像機に基準となる白色画面と所望彩度の画面と全
    選択的に映出させるカラーパターン発生器と、該被検査
    カラーテレビジョン受像機の映出画面を撮像し原色信号
    を発生する撮像装置と、該映出画面が前記白色画面であ
    るときの各原色信号を記憶する記憶装置と、該記憶装置
    から読み出された各原色信号と前記被検査カラーテレビ
    ジョン受像機に映出される前記所望彩度の画面全撮像し
    て得られる各原色信号とが供給され前記白色画面と前記
    所望彩度の画面との各原色信号毎の強度比全演算する第
    1の演算装置と、該第1の演算装置で得られた各強度比
    を表わすデータが供給され彩度を演算する第2の演算装
    置とからi5、前記所望彩度の画面の彩度全検出するこ
    とができるように構成したことを特徴とする被検査カラ
    ーテレビジョン受像機の検査装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04114144U (ja) * 1991-03-25 1992-10-07 株式会社昭和製作所 油圧緩衝器のオイルロツク機構
JP2010157988A (ja) * 2008-12-05 2010-07-15 Astro Design Inc 色評価方法及び色評価システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04114144U (ja) * 1991-03-25 1992-10-07 株式会社昭和製作所 油圧緩衝器のオイルロツク機構
JP2010157988A (ja) * 2008-12-05 2010-07-15 Astro Design Inc 色評価方法及び色評価システム

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