JPS6019530Y2 - 液体地下注入機における注入部の作動装置 - Google Patents

液体地下注入機における注入部の作動装置

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JPS6019530Y2
JPS6019530Y2 JP15321878U JP15321878U JPS6019530Y2 JP S6019530 Y2 JPS6019530 Y2 JP S6019530Y2 JP 15321878 U JP15321878 U JP 15321878U JP 15321878 U JP15321878 U JP 15321878U JP S6019530 Y2 JPS6019530 Y2 JP S6019530Y2
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JP
Japan
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injection part
injection
vehicle body
liquid
liquid injection
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Application number
JP15321878U
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JPS5571738U (ja
Inventor
孝男 竹原
Original Assignee
株式会社ニツカリ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は薬液とか液肥その他の液状物を土壌中に注入
する注入機における液体注入機構動構戊の改良に関する
ものである。
液体を土壌中に潅注する機械は、走行する車体に上下動
自在に設置する針状の液体注入部を液体収容繰出部に連
結して、この液体注入部が下降し土壌中に進入した際に
注入部先端個処から液体を噴出するように構成されたも
のである。
ところが従来既知の機械は、液体注入部が上下動するの
みの構成のため、車体を走行させながら注入部を土壌中
に突入させると車体の進行につれて突入部に偏荷重が負
荷され注入部を損傷してしまったり、所定の注入が行え
ないなどの致命的欠点を生ずるので、実際の作業にあっ
ては注入時に車体を一旦停止させて行っているのであり
、そのため注入作業には著しく時間を要すし、反覆操作
が極めて繁雑で全体として極めて作業能率の悪い現状に
ある。
そこで本考案はかかる既存機械の実状に鑑みて、これを
より能率的な作業の行える機械に改良すべ〈実施するも
ので、車体移動中に注入部が極めて円滑に土壌中に進退
できて、液体を土壌中に潅注する作業が機体を運行しな
がら連続的に実施できる液体注入機の注入部作動装置を
現出することを目的とするものである。
以下、本考案を図面に示す具体例にもとすいて詳細に説
明する。
図中のAは本考案装置を組入れた液体地下注入機の走行
車体であり、該車体Aはフレーム1の適処に支承する駆
動車輪2,2をフレーム上の原動機3へ伝動機構4を介
して動力断続変速自在に連動連結するとともに、該車輪
2,2と適宜の軸間距離を有せしめて操向車輪5を設置
し、この操向車輪には操向ハンドル6を関連させてハン
ドル操作により操向車輪5の転向が図れるようになして
、両車輪投置部の間のフレーム1上部に液体注入機構設
置部Bを構成するものである。
7は液体注入機構の構成要素である平行うランク機構で
あって、前記車体のフレーム1に設置するブラケット8
,8′及び9,9′に回動自在に支承される軸10.1
1の車体左右側突出端部に、それぞれ同長のクランクア
ーム12,12を装着し、これらの他端部間を連結作動
リンク13,13で連結して4節リンクとなして構成さ
れておリ、前記軸10.11間は連動機構14で連動せ
しめるとともに、一方の軸10には駆動機構15を関連
させ、該駆動機構15により車体Aの伝動機構4に対し
て所定の速度比、例えば実施例の如く3倍の速度比て軸
10が回動させられる如くなして、駆動機構15は任意
に動力を断続できるクラッチ機構(特に図示しない)が
関連せしめられていて、必要時にのみ平行うランク機構
を作動できるようになしである。
各連結作動リンク13.13には液体注入部Nを装備す
るが、これは例えば第3図、第4図に示すような詳細構
成でもって、第1図の如く連結作動リンク13の長手方
向に所定間隔で設置するストッパー16.17の間にあ
り摺動移動自在となすものである、つまり、保持体18
.18をこれに支承する遊転ローラー19・・・が作動
連結リンク13を上下から挟持して自由に移動できる如
くなすことによって連結リンク13に装し、この保持体
18の外側に設置する球座20に、垂下状の注入針21
中途部固設のボール材22を嵌入して回動自在に保持さ
せ、球座と注入針の固定鍔部23との間に介装するコイ
ルスプリング24で注入針が作動リンク13に対して直
交する姿勢に保てるように附勢させるのである。
そして、この液体注入部Nは、待機位置への復帰機構で
ある引張りスプリング25の一端を上部に係止腰その引
張りスプリング25の他端部を車体Aの固定部分に止着
することによって、常態時には作動連結リンク13の前
部ストッパー16に接当する位置に保てるようになすも
のである。
又、注入部Nの注入針21上端部にはポンプPの吐出口
に連結するパイプ26が連結され、ポンプPの吸入口に
は車体Aに設置する液体タンク27内にストレーナを介
して連通ずる吸入パイプ28の一端が連結され、更に図
示は省略するが、この繰出系路中には吐出量を調整する
ための機構と、液体をタンク内に還元できるドレン系路
とを既知の構成で有せしめてあり、前述ポンプPは作動
機構29によって、平行うランク機構7の作動タイミン
グに同期して液体を吐出できるようになして、平行うラ
ンク機構7の作動により注入部Nが下降し、これの注入
針21が土壌中に突入した最下端部若しくは少しく上昇
する時点にあって、液体を噴出せしめ得る如く構成して
なるものである。
尚、ポンプPの作動は当然のことながら、平行うランク
機構の作動と同様に、必要時のみ実施できるように構成
される、又、平行うランク機構7のクランクアーム12
,12には、所定ピッチの連結作動リンク13取付孔3
0.30・・・を穿設して、取付孔に選択的に作動リン
ク13をつけかえることにより、リンク機構7の作動径
を変更できる如くなしているものである。
このよいに構成する注入機によって作業を行うときには
、原動機3の始動とともに伝動機構4にその動力を伝え
れば、車体Aはイ方向に進行するのであって、この進行
中バンドル6操作により追従回動する操向車輪5を転向
することにより車体を所望方向に進行できるのである。
勿論、車体の移動のみを行う場合には液体注入部Nの上
下動及び吐出作動は行われず、該部Nは第1図の如く上
昇上限位置にあって停止せしめられである。
次いで、車体Aが注入作業実施側地に運行された後は、
車体を進行させる状態にしたまま駆動機構15ならびに
作動機構29を作動状態に切換れば、平行うランク機構
7は作動を開始して、そのクランクアーム12と連結作
動リンク13との連結部軸心は第6図に示すような軌跡
を描きながら車体とともに進行することとなって、連結
作動リンク13に装備する注入部Nもこれにつれて作動
するのである。
しかして、注入部Nの注入針21先端が土壌面に突入さ
せられる時点までは、注入部Nは引張りスプリング25
のばね力で前部ストッパー16に接当された位置のまま
で作動し、しかる後は車体Aが進行を続けても、注入針
21の土壌突入位置が維持されるように、保持体のロー
ラー19部分でころがり又はすべり移動して、スプリン
グ25の抗力に抗し連結作動リンク13との間の相対位
置を変じながら下降を続けて、最下端位置になると、そ
の後は平行リンク機構の作動に伴って上昇行程に移るの
であって、注入針21が最下端位置になるか、又は上昇
行程の初期に至った時点には、この時期に作動タイミン
グを同期させられたポンプPが作動して針21先端部の
噴出口から液体を噴出するのである。
そして上昇工程を継続する注入針が土壌から外れると、
注入部Nは引張りスプリング25の復帰力で、前部スト
ッパー16に保持体が停止接当される位置に復帰させら
れ、かつ平行うランク機構7も第1図の上限位置に戻る
のであり、このような作動は車体Aの進行と、機構15
.29の作動とが併行的に続けられる間、連続的に反覆
して続き、土壌への液体注入を連続作業として実施でき
るのである。
尚、注入針21が土壌中に突入される間にあって、車体
Aに前後方向乃至横方向の傾斜が生じたり、或いは他に
何らかの外部負荷がもたらされて注入針に偏荷重が掛る
場合には、球座20とこれに嵌合するボール材22部で
、これに対してユニバーサル状に傾斜して対応しながら
損傷を防止し、負荷が取除かれると球座20と固定鍔部
23との間に介在させたコイルスプリング24の姿勢矯
正作用でもって鉛直姿勢に復帰させることにより、常に
注入部Nを安全に作動させることができるのである。
本考案装置は以上に説明してきたように、走行車体Aに
設置する平行うランク機構フを、車体の駆動系統4に対
して所定の速度比で関連作動するように連動連結し、こ
の平行うランク機構の連結作動リンク13には、平行う
ランク機構の作動で上下動する液体注入部Nを前記リン
クの長手方向に所定範囲摺動移動可能ならしめて装備す
るとともに、その液体注入部Nと走行車体Aにおける固
定部分との間には、上昇状態の液体注入部を摺動移動の
待機位置に復帰させる復帰機構25を設け、平行うラン
ク機構の作動により液体注入部Nが車体運行中に略直線
的に上下動して地中に進退することを連続状に反覆実施
で3きる如くなしたものであるから、走行車体Aを移動
させながら、注入部を同−側地に維持せしめた状態で地
中に無理なく円滑に進退させることができるので、液体
を土壌中に潅注する作業が連続して実施できることとな
って、作業全体を著しく能率の良いものになせるに至っ
たのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の具体例の1つを例示するものであって、
第1図は本考案装置を実施した液体地中注入機の全体側
面図、第2図はその平面図、第3図は第1図の要部拡大
1部断面図、第4図は第3図の縦断図、第5図は本考案
装置による注入機の作業態様説明図、第6図は本考案装
置の作動軌跡説明略図である。 A・・・・・・走行車体、1・・・・・・フレーム、3
・・・・・・原動機、4・・・・・・伝動機構、7・・
・・・・平行うランク機構、12・・・・・・クランク
アーム、13・・・・・・連結作動リンク、N・・・・
・・液体注入部、16.17・・・・・・ストッパ、1
8・・・・・・保持体、20・・・・・・球座、21・
・・・・・注入針、22・・・・・・ボール材、25・
・・・・・引張りスプリング、24・・・・・・コイル
スプリング、P・・・・・・ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行車体Aに設置する平行うランク機構7を、車体の駆
    動系統4に対して所定の速度比で関連作動するように連
    動連結し、この平行うランク機構の連結作動リンク13
    には、平行うランク機構の作動で上下動する液体注入部
    Nを前記リンクの長手方向に所定範囲摺動移動可能なら
    しめて装備するとともに、その液体注入部Nと走行車体
    Aにおける固定部分との間には、上昇状態の液体注入部
    を摺動移動の待機位置に復帰させる復帰機構25を設け
    、平行うランク機構の作動により液体注入部Nが車体運
    行中に略直線的に上下動して地中に進退することを連続
    状に反覆実施できる如くなしたことを特徴とする液体地
    下注入機における注入部の作動装置。
JP15321878U 1978-11-07 1978-11-07 液体地下注入機における注入部の作動装置 Expired JPS6019530Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15321878U JPS6019530Y2 (ja) 1978-11-07 1978-11-07 液体地下注入機における注入部の作動装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5571738U JPS5571738U (ja) 1980-05-17
JPS6019530Y2 true JPS6019530Y2 (ja) 1985-06-12

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ID=29140196

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JP15321878U Expired JPS6019530Y2 (ja) 1978-11-07 1978-11-07 液体地下注入機における注入部の作動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58220605A (ja) * 1982-06-18 1983-12-22 井関農機株式会社 耕盤膨軟装置
JPS60221004A (ja) * 1984-04-17 1985-11-05 皆川 功 圃場穿孔装置

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JPS5571738U (ja) 1980-05-17

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