JP2001136818A - 点注型施肥装置 - Google Patents
点注型施肥装置Info
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Landscapes
- Fertilizing (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 簡単な構造をもって液肥の逆流を阻止し、土
中への注入を安定して確実に行うことのできる往復動型
ポンプを使用した施肥装置を提供する。 【解決手段】 液肥タンク18a,18bから注入管1
6に液肥を導く液肥管路90a,90b,91,92上
に、往復動型のポンプ74を配設すると共に、液肥タン
クから該ポンプに至る吸入管路上に第一の逆止弁を設け
てポンプから液肥タンクへの液肥の逆流を阻止する一
方、該ポンプから該注入管に至る圧送管路上に、第二の
逆止弁を設けて注入管からポンプへの液肥の逆流を阻止
しするようにした。さらに、注入管が土中に差し込まれ
た際にだけ、ポンプに対し、吐出方向の駆動力を直接に
及ぼして、液肥を注入管へ圧送すると共に、それ以外で
は、ポンプ74に対して吸入方向の付勢力を弾性部材に
よって緩衝的に及ぼし、液肥タンクからポンプ内に液肥
を吸入するようにした。
中への注入を安定して確実に行うことのできる往復動型
ポンプを使用した施肥装置を提供する。 【解決手段】 液肥タンク18a,18bから注入管1
6に液肥を導く液肥管路90a,90b,91,92上
に、往復動型のポンプ74を配設すると共に、液肥タン
クから該ポンプに至る吸入管路上に第一の逆止弁を設け
てポンプから液肥タンクへの液肥の逆流を阻止する一
方、該ポンプから該注入管に至る圧送管路上に、第二の
逆止弁を設けて注入管からポンプへの液肥の逆流を阻止
しするようにした。さらに、注入管が土中に差し込まれ
た際にだけ、ポンプに対し、吐出方向の駆動力を直接に
及ぼして、液肥を注入管へ圧送すると共に、それ以外で
は、ポンプ74に対して吸入方向の付勢力を弾性部材に
よって緩衝的に及ぼし、液肥タンクからポンプ内に液肥
を吸入するようにした。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、圃場を走行しながら土中に抜差
作動せしめられる注入管を通じて、液体肥料等を土中に
所定間隔で点在状に注入する点注型施肥装置に関するも
のである。
作動せしめられる注入管を通じて、液体肥料等を土中に
所定間隔で点在状に注入する点注型施肥装置に関するも
のである。
【0002】
【背景技術】このような点注型施肥装置としては、例え
ば、特開平11−32535号公報に記載されているよ
うに、複数の走行輪が装着された装置フレームに対し
て、液肥の注入管を略鉛直方向で上下駆動せしめて、注
入管の先端ノズル部を土中に抜差作動させると共に、注
入管が土中に差し込まれた際に、その先端ノズル部から
液体肥料を土中に注入するようにした構造のものが、従
来から知られている。かかる構造の点注型施肥装置にお
いては、土中に差し込まれた注入管の先端ノズル部から
液肥を吐出させて土中に注入するために、液肥を圧送す
るポンプ機構が採用されているが、このようなポンプ機
構においては、ポンプから所定圧力で液肥を注入管に圧
送する必要があると共に、液肥を収容するタンクからポ
ンプ内に液肥を供給するために、ポンプ内に液肥を所定
の吸入力で吸入する必要がある。
ば、特開平11−32535号公報に記載されているよ
うに、複数の走行輪が装着された装置フレームに対し
て、液肥の注入管を略鉛直方向で上下駆動せしめて、注
入管の先端ノズル部を土中に抜差作動させると共に、注
入管が土中に差し込まれた際に、その先端ノズル部から
液体肥料を土中に注入するようにした構造のものが、従
来から知られている。かかる構造の点注型施肥装置にお
いては、土中に差し込まれた注入管の先端ノズル部から
液肥を吐出させて土中に注入するために、液肥を圧送す
るポンプ機構が採用されているが、このようなポンプ機
構においては、ポンプから所定圧力で液肥を注入管に圧
送する必要があると共に、液肥を収容するタンクからポ
ンプ内に液肥を供給するために、ポンプ内に液肥を所定
の吸入力で吸入する必要がある。
【0003】しかしながら、このようなポンプ機構にお
けるポンプには、タンクから液肥を供給する供給管路
と、注入管に液肥を圧送する圧送管路の両方が接続され
ているために、注入管から液肥を吐出せしめるに際して
ポンプに大きな吐出圧を生ぜしめると、供給管路を通じ
てタンクに液肥が逆流する恐れがあった。また一方、液
肥をタンクから吸入するに際してポンプに大きな吸入力
を生ぜしめると、圧送管路を通じて注入管のノズル側に
も吸引力が及ぼされて、土等の異物を先端ノズル部から
吸引してノズル詰まり等の原因となるおそれもあった。
けるポンプには、タンクから液肥を供給する供給管路
と、注入管に液肥を圧送する圧送管路の両方が接続され
ているために、注入管から液肥を吐出せしめるに際して
ポンプに大きな吐出圧を生ぜしめると、供給管路を通じ
てタンクに液肥が逆流する恐れがあった。また一方、液
肥をタンクから吸入するに際してポンプに大きな吸入力
を生ぜしめると、圧送管路を通じて注入管のノズル側に
も吸引力が及ぼされて、土等の異物を先端ノズル部から
吸引してノズル詰まり等の原因となるおそれもあった。
【0004】そこで、このような問題に対処する為に、
例えば、予圧ポンプとプランジャ式のポンプの組み合わ
せや、背圧をかけるための2段式のポンプ機構を採用し
て、液肥を注入管に圧送する際に、タンク側への逆流を
防止する為に背圧をかけることが考えられている。しか
しながら、背圧をかけるために、上述の如きポンプ機構
を採用した場合は、何れも構造が極めて複雑となって、
製造コストの向上等の問題が避けられなかった。
例えば、予圧ポンプとプランジャ式のポンプの組み合わ
せや、背圧をかけるための2段式のポンプ機構を採用し
て、液肥を注入管に圧送する際に、タンク側への逆流を
防止する為に背圧をかけることが考えられている。しか
しながら、背圧をかけるために、上述の如きポンプ機構
を採用した場合は、何れも構造が極めて複雑となって、
製造コストの向上等の問題が避けられなかった。
【0005】また、プランジャポンプやピストンポンプ
等の往復動型ポンプを採用するに際しては、プランジャ
やピストンを液肥吸入側(シリンダから突出する側)に
作動させた際、シリンダ内に発生する負圧によって、液
肥内の気層が分離し、エアの発生するおそれがあった。
特に、液肥の種類によって粘度が大きい場合等において
は、シリンダ内に大きな負圧やエアが発生し易くなり、
大きな負圧の発生によって配管等に変形や損傷等の悪影
響が及ぼされるおそれがあると共に、エアの発生によっ
てその後のポンプによる液肥の圧送が不安定乃至は不可
能となって、土中への充分な液肥の注入が安定して為さ
れなくなるという不具合があった。
等の往復動型ポンプを採用するに際しては、プランジャ
やピストンを液肥吸入側(シリンダから突出する側)に
作動させた際、シリンダ内に発生する負圧によって、液
肥内の気層が分離し、エアの発生するおそれがあった。
特に、液肥の種類によって粘度が大きい場合等において
は、シリンダ内に大きな負圧やエアが発生し易くなり、
大きな負圧の発生によって配管等に変形や損傷等の悪影
響が及ぼされるおそれがあると共に、エアの発生によっ
てその後のポンプによる液肥の圧送が不安定乃至は不可
能となって、土中への充分な液肥の注入が安定して為さ
れなくなるという不具合があった。
【0006】
【解決課題】ここにおいて、本発明は上述の如き事情を
背景としてなされたものであって、請求項1乃至7に記
載の発明の解決課題とするところは、簡単な構造をもっ
て液肥の逆流を防止し、且つ土中への注入を安定して確
実に行うことのできる往復動型ポンプによる液肥注入機
構を実現することにある。また、往復動型ポンプを用い
た液肥の供給経路における大きな負圧の発生を防止し、
安定した圧送作動をより有効に実現せしめ得る液肥注入
機構を備えた施肥装置を実現することも、解決すべき課
題とする。
背景としてなされたものであって、請求項1乃至7に記
載の発明の解決課題とするところは、簡単な構造をもっ
て液肥の逆流を防止し、且つ土中への注入を安定して確
実に行うことのできる往復動型ポンプによる液肥注入機
構を実現することにある。また、往復動型ポンプを用い
た液肥の供給経路における大きな負圧の発生を防止し、
安定した圧送作動をより有効に実現せしめ得る液肥注入
機構を備えた施肥装置を実現することも、解決すべき課
題とする。
【0007】また、請求項8又は9に記載の発明は、請
求項1乃至7の何れかに記載の発明と任意に組み合わさ
れて、それによって上記の如き課題を解決し得ると共
に、注入管の土中への差し込み/引き抜き作動時におけ
る走行方向への引きずりが軽減乃至は回避され得る注入
管の抜差機構を実現することを課題とする。
求項1乃至7の何れかに記載の発明と任意に組み合わさ
れて、それによって上記の如き課題を解決し得ると共
に、注入管の土中への差し込み/引き抜き作動時におけ
る走行方向への引きずりが軽減乃至は回避され得る注入
管の抜差機構を実現することを課題とする。
【0008】
【解決手段】以下、このような課題を解決するために為
された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各
態様は、任意の組み合わせで採用可能である。また、本
発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに限
定されることなく、明細書全体および図面に記載され、
或いはそれらの記載から当業者が把握することのできる
発明思想に基づいて認識されるものであることが理解さ
れるべきである。
された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各
態様は、任意の組み合わせで採用可能である。また、本
発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに限
定されることなく、明細書全体および図面に記載され、
或いはそれらの記載から当業者が把握することのできる
発明思想に基づいて認識されるものであることが理解さ
れるべきである。
【0009】本発明の第一の態様は、圃場を移動せしめ
られる装置本体によって支持された注入管を、略鉛直方
向に往復作動せしめることにより、該注入管の先端ノズ
ル部を土中に抜差作動せしめて、土中に差し込まれた先
端ノズル部から液肥を注入する点注型施肥装置におい
て、前記装置本体に支持された液肥タンクから前記注入
管に液肥等を導く液肥用管路上に往復動型のポンプを配
設すると共に、該液肥タンクから該ポンプに至る吸入管
路上に、ポンプから液肥タンクへの液肥等の逆流を阻止
する第一の逆止弁を設け、更に該ポンプから該注入管に
至る圧送管路上に、注入管からポンプへの液肥等の逆流
を阻止する第二の逆止弁を設けることにより、かかるポ
ンプの作動に基づいて、液肥等を液肥タンクから吸入し
て注入管に圧送せしめるようにする一方、該ポンプにお
いて、吐出方向にだけ駆動力を直接に作用せしめて、吸
入方向には弾性部材による付勢力によって緩衝的に作動
せしめるようにしたことを、特徴とする。
られる装置本体によって支持された注入管を、略鉛直方
向に往復作動せしめることにより、該注入管の先端ノズ
ル部を土中に抜差作動せしめて、土中に差し込まれた先
端ノズル部から液肥を注入する点注型施肥装置におい
て、前記装置本体に支持された液肥タンクから前記注入
管に液肥等を導く液肥用管路上に往復動型のポンプを配
設すると共に、該液肥タンクから該ポンプに至る吸入管
路上に、ポンプから液肥タンクへの液肥等の逆流を阻止
する第一の逆止弁を設け、更に該ポンプから該注入管に
至る圧送管路上に、注入管からポンプへの液肥等の逆流
を阻止する第二の逆止弁を設けることにより、かかるポ
ンプの作動に基づいて、液肥等を液肥タンクから吸入し
て注入管に圧送せしめるようにする一方、該ポンプにお
いて、吐出方向にだけ駆動力を直接に作用せしめて、吸
入方向には弾性部材による付勢力によって緩衝的に作動
せしめるようにしたことを、特徴とする。
【0010】このような本態様においては、第一及び第
二の2つの逆止弁と往復動型ポンプによって、液肥の逆
流を確実に防止し得、液肥等の土中への注入を確実に行
うことのできる液肥注入機構を備えた施肥装置を、極め
て簡単な構造をもって実現し得る。また、弾性部材の付
勢力によって往復動型ポンプを吸引作動せしめるように
されていることから、大きな負圧の急激な発生が回避さ
れる。それによって、液肥等からの気層の分離が有利に
回避され得、エア発生によるポンプ圧送不良が回避され
ると共に、土中への液肥の安定した注入が実現され得
る。
二の2つの逆止弁と往復動型ポンプによって、液肥の逆
流を確実に防止し得、液肥等の土中への注入を確実に行
うことのできる液肥注入機構を備えた施肥装置を、極め
て簡単な構造をもって実現し得る。また、弾性部材の付
勢力によって往復動型ポンプを吸引作動せしめるように
されていることから、大きな負圧の急激な発生が回避さ
れる。それによって、液肥等からの気層の分離が有利に
回避され得、エア発生によるポンプ圧送不良が回避され
ると共に、土中への液肥の安定した注入が実現され得
る。
【0011】ここにおいて、往復動型ポンプとしては、
プランジャポンプ、ピストンポンプ等が好適に採用され
得る。また、第一及び第二の逆止弁としては、一般に用
いられているチェック弁等が有利に採用され得る。さら
に、注入管の配設位置は、土中への液肥の注入を有利に
為し得る箇所であれば良く、装置本体で注入管を直接的
に支持せしめる他、例えば、装置本体に連結されて、装
置本体から独立して変位可能とされたサブフレームを設
け、このサブフレームに注入管を装着することにより、
サブフレームを介して装置本体で間接的に支持してもよ
い。更にまた、本態様は、走行機構を有し、圃場を自走
せしめられる自走式の点注型施肥装置に適用される他、
走行機構を持たない牽引タイプの点注型施肥装置に対し
ても適用可能である。また、本態様は、液肥等の点注の
他、例えば、防除用の液体農薬等の点注にも適用可能で
ある。なお、本態様において、液肥とは、液体状やスラ
リー状等、流動性のある全ての肥料を含むものである。
プランジャポンプ、ピストンポンプ等が好適に採用され
得る。また、第一及び第二の逆止弁としては、一般に用
いられているチェック弁等が有利に採用され得る。さら
に、注入管の配設位置は、土中への液肥の注入を有利に
為し得る箇所であれば良く、装置本体で注入管を直接的
に支持せしめる他、例えば、装置本体に連結されて、装
置本体から独立して変位可能とされたサブフレームを設
け、このサブフレームに注入管を装着することにより、
サブフレームを介して装置本体で間接的に支持してもよ
い。更にまた、本態様は、走行機構を有し、圃場を自走
せしめられる自走式の点注型施肥装置に適用される他、
走行機構を持たない牽引タイプの点注型施肥装置に対し
ても適用可能である。また、本態様は、液肥等の点注の
他、例えば、防除用の液体農薬等の点注にも適用可能で
ある。なお、本態様において、液肥とは、液体状やスラ
リー状等、流動性のある全ての肥料を含むものである。
【0012】また、ポンプに対して、液肥の吐出方向に
駆動力を及ぼす駆動機構は、特に限定されるものではな
く、例えば、装置本体の走行駆動系の駆動力をリンク機
構等を介して利用するものや、独立したポンプ駆動手段
等によって有利に構成される。更にまた、ポンプに対し
て液肥の吸引方向に付勢力を与える弾性部材としては、
特に限定されるものではなく、部材強度や、耐久性、配
設スペース等を考慮して決定されるが、好ましくは、コ
イルスプリングや板ばね、皿ばね等が有利に用いられ得
る。
駆動力を及ぼす駆動機構は、特に限定されるものではな
く、例えば、装置本体の走行駆動系の駆動力をリンク機
構等を介して利用するものや、独立したポンプ駆動手段
等によって有利に構成される。更にまた、ポンプに対し
て液肥の吸引方向に付勢力を与える弾性部材としては、
特に限定されるものではなく、部材強度や、耐久性、配
設スペース等を考慮して決定されるが、好ましくは、コ
イルスプリングや板ばね、皿ばね等が有利に用いられ得
る。
【0013】また、本発明の第二の態様は、前記第一の
態様に従う構造とされた施肥装置において、前記圧送管
路上に、前記注入管の先端ノズル部が閉塞して管路内圧
力が上昇した際に、該管路内圧力を吸収する圧力吸収手
段を設けたことを、特徴とする。このような本態様にお
いては、注入管の先端ノズル部が閉塞した場合の管路内
圧力の過大な上昇が回避され得ると共に、該圧力増大に
伴う管体の膨出変形や破損、ポンプの液肥漏れや損傷等
が防止され得る。なお、本態様の圧力吸収手段は、液肥
の圧送管路上に公知のアキュムレータを設けることによ
り、簡単な構造をもって容易に実現され得る。そこにお
いて、該アキュムレータには初期圧力が付与されてお
り、通常の灌注作動時には作用しないようになってい
る。一方、注入管の先端ノズル部が何等かの原因で詰ま
った場合は、管路内の圧力が上昇してアキュムレータが
作動し、管路内の過大な圧力の上昇が有利に回避される
ようになっている。また、管路内の圧力の上昇やアキュ
ムレータの容積増大等を感知して、アキュムレーターが
作動せしめられる際に、警報を発令する機構や、ポンプ
の往復作動をストップさせる自動停止機構を設けてもよ
い。
態様に従う構造とされた施肥装置において、前記圧送管
路上に、前記注入管の先端ノズル部が閉塞して管路内圧
力が上昇した際に、該管路内圧力を吸収する圧力吸収手
段を設けたことを、特徴とする。このような本態様にお
いては、注入管の先端ノズル部が閉塞した場合の管路内
圧力の過大な上昇が回避され得ると共に、該圧力増大に
伴う管体の膨出変形や破損、ポンプの液肥漏れや損傷等
が防止され得る。なお、本態様の圧力吸収手段は、液肥
の圧送管路上に公知のアキュムレータを設けることによ
り、簡単な構造をもって容易に実現され得る。そこにお
いて、該アキュムレータには初期圧力が付与されてお
り、通常の灌注作動時には作用しないようになってい
る。一方、注入管の先端ノズル部が何等かの原因で詰ま
った場合は、管路内の圧力が上昇してアキュムレータが
作動し、管路内の過大な圧力の上昇が有利に回避される
ようになっている。また、管路内の圧力の上昇やアキュ
ムレータの容積増大等を感知して、アキュムレーターが
作動せしめられる際に、警報を発令する機構や、ポンプ
の往復作動をストップさせる自動停止機構を設けてもよ
い。
【0014】また、本発明の第三の態様は、前記第一又
は第二の態様に従う構造とされた施肥装置において、前
記注入管の往復作動と同期して回転せしめられる駆動回
転体を設けると共に、該駆動回転体を、該注入管におけ
る最下点に対応する周上の点を略中心として、回転円周
上の半周より小さい範囲で、前記ポンプの駆動軸に当接
させて吐出方向に駆動せしめるようにしたことを、特徴
とする。このような本態様においては、簡単な構造をも
って注入管と同期して、往復動型ポンプを作動させるこ
とが可能となる。しかも、注入管の先端ノズル部が完全
に土中に差し込まれ、該ノズル部が最下点位置まで達し
た際に、ポンプの駆動軸も略最下点まで押し込まれるこ
ととなり、液肥を土中に確実に注入させることが出来る
のであり、そのような高度な作動をする液肥圧送機構が
極めて簡単な構造をもって実現され得る。ここにおい
て、駆動回転体は、例えば、注入管に往復駆動力を伝動
せしめる伝動部材としての回転プレートや回転アーム等
を利用して構成する他、そのような伝動部材から独立し
て形成された回転プレートや回転アーム、カム等によっ
て構成することも可能である。
は第二の態様に従う構造とされた施肥装置において、前
記注入管の往復作動と同期して回転せしめられる駆動回
転体を設けると共に、該駆動回転体を、該注入管におけ
る最下点に対応する周上の点を略中心として、回転円周
上の半周より小さい範囲で、前記ポンプの駆動軸に当接
させて吐出方向に駆動せしめるようにしたことを、特徴
とする。このような本態様においては、簡単な構造をも
って注入管と同期して、往復動型ポンプを作動させるこ
とが可能となる。しかも、注入管の先端ノズル部が完全
に土中に差し込まれ、該ノズル部が最下点位置まで達し
た際に、ポンプの駆動軸も略最下点まで押し込まれるこ
ととなり、液肥を土中に確実に注入させることが出来る
のであり、そのような高度な作動をする液肥圧送機構が
極めて簡単な構造をもって実現され得る。ここにおい
て、駆動回転体は、例えば、注入管に往復駆動力を伝動
せしめる伝動部材としての回転プレートや回転アーム等
を利用して構成する他、そのような伝動部材から独立し
て形成された回転プレートや回転アーム、カム等によっ
て構成することも可能である。
【0015】また、本発明の第四の態様は、前記第一乃
至第三の態様に従う構造とされた施肥装置において、一
軸回りに回転作動せしめられる少なくとも一つの回転ア
ームを用いて前記注入管を支持せしめて、該回転アーム
の回転作動に同期して、注入管の先端ノズル部を土中に
抜差作動させるようにすると共に、該回転アームに前記
駆動回転体を一体的に形成したことを、特徴とする。こ
のような本態様においては、注入管の駆動系とポンプの
駆動系を共通の部材で構成することが可能となり、しか
も注入管の駆動とポンプの駆動の同期をきわめて容易に
且つ確実に実現することが可能となる。ここにおいて、
駆動回転体は、回転アーム自体で形成される他、回転ア
ームに別部材を固定的に取り付けること等によって、有
利に構成され得る。
至第三の態様に従う構造とされた施肥装置において、一
軸回りに回転作動せしめられる少なくとも一つの回転ア
ームを用いて前記注入管を支持せしめて、該回転アーム
の回転作動に同期して、注入管の先端ノズル部を土中に
抜差作動させるようにすると共に、該回転アームに前記
駆動回転体を一体的に形成したことを、特徴とする。こ
のような本態様においては、注入管の駆動系とポンプの
駆動系を共通の部材で構成することが可能となり、しか
も注入管の駆動とポンプの駆動の同期をきわめて容易に
且つ確実に実現することが可能となる。ここにおいて、
駆動回転体は、回転アーム自体で形成される他、回転ア
ームに別部材を固定的に取り付けること等によって、有
利に構成され得る。
【0016】なお、本態様において、回転アームの配設
数は特に限定されるものではないが、鉛直方向に離間し
た二つの中心軸回りにそれぞれ回転作動せしめられる二
つの回転アームを用いて、注入管を上下2ヶ所において
支持する4節リンク機構が有利に採用され得る。このよ
うな4節リンク機構を採用した場合は、上下の回転アー
ムの長さを適宜調節することにより、注入管の土中への
差込み角度が調節可能とされる。
数は特に限定されるものではないが、鉛直方向に離間し
た二つの中心軸回りにそれぞれ回転作動せしめられる二
つの回転アームを用いて、注入管を上下2ヶ所において
支持する4節リンク機構が有利に採用され得る。このよ
うな4節リンク機構を採用した場合は、上下の回転アー
ムの長さを適宜調節することにより、注入管の土中への
差込み角度が調節可能とされる。
【0017】また、本発明の第五の態様は、前記第三又
は第四の態様に従う構造とされた施肥装置において、前
記ポンプの駆動軸に当接せしめられる前記駆動回転体の
当接範囲を変更することにより、前記注入管に液肥等を
圧送するタイミングを調節する調節機構を設けたこと
を、特徴とする。このような本態様においては、ポンプ
の作動ストローク量の調節や、液肥の圧送タイミング或
いは圧送量の調節を容易に行うことが可能となる。ここ
において、駆動回転体の当接範囲の変更は、ワッシャ等
の調節リングを用いプランジャ等のポンプの駆動軸の長
さを調節すること等によって容易に実現され得る。
は第四の態様に従う構造とされた施肥装置において、前
記ポンプの駆動軸に当接せしめられる前記駆動回転体の
当接範囲を変更することにより、前記注入管に液肥等を
圧送するタイミングを調節する調節機構を設けたこと
を、特徴とする。このような本態様においては、ポンプ
の作動ストローク量の調節や、液肥の圧送タイミング或
いは圧送量の調節を容易に行うことが可能となる。ここ
において、駆動回転体の当接範囲の変更は、ワッシャ等
の調節リングを用いプランジャ等のポンプの駆動軸の長
さを調節すること等によって容易に実現され得る。
【0018】また、本発明の第六の態様は、前記第一乃
至第五の態様の何れかに従う構造とされた施肥装置にお
いて、前記ポンプの駆動軸に対して、コイルスプリング
による付勢力をリンク機構を介して吸入方向に及ぼすよ
うにしたことを、特徴とする。このような本態様におい
ては、コイルスプリングを用いたことにより、ポンプの
駆動軸に対して安定した付勢力を優れた耐久性をもって
容易に付与することができる。しかも、リンク機構を介
して付勢力を及ぼすことによって、リンク機構の倍力作
用等により、目的とする大きさの力を、ピストンロッド
やプランジャ等のポンプ駆動軸に対して有利に及ぼすこ
とができる。さらに、リンク機構の採用により、コイル
スプリングの配設位置の設定自由度が向上され得る。
至第五の態様の何れかに従う構造とされた施肥装置にお
いて、前記ポンプの駆動軸に対して、コイルスプリング
による付勢力をリンク機構を介して吸入方向に及ぼすよ
うにしたことを、特徴とする。このような本態様におい
ては、コイルスプリングを用いたことにより、ポンプの
駆動軸に対して安定した付勢力を優れた耐久性をもって
容易に付与することができる。しかも、リンク機構を介
して付勢力を及ぼすことによって、リンク機構の倍力作
用等により、目的とする大きさの力を、ピストンロッド
やプランジャ等のポンプ駆動軸に対して有利に及ぼすこ
とができる。さらに、リンク機構の採用により、コイル
スプリングの配設位置の設定自由度が向上され得る。
【0019】また、本発明の第七の態様は、前記第一乃
至第六の態様の何れかに従う構造とされた施肥装置にお
いて、前記液肥タンクを相互に独立して鉛直方向で複数
設けると共に、それら複数段の液肥タンクを、それぞ
れ、前記吸入管路を通じて前記ポンプに同時に接続せし
め得るようにしたことを、特徴とする。このような本態
様においては、重力の作用によって、最上段のタンクか
ら優先的に液肥が供給されることとなる。そして、最上
段のタンクの液肥が枯渇した時点で、その直下に位置す
るタンクから液肥の供給が自動的に開始される。即ち、
重力の作用をうまく利用したことによって、鉛直下方に
位置するタンクをサブタンクとして利用することが可能
となることから、最上段のタンク内に液肥が無くなった
のを確認した後で、液肥の交換を行えばよく、それによ
って、作業中の液肥切れによる土中への液肥の注入もれ
等の不具合が有利に防止され得る。
至第六の態様の何れかに従う構造とされた施肥装置にお
いて、前記液肥タンクを相互に独立して鉛直方向で複数
設けると共に、それら複数段の液肥タンクを、それぞ
れ、前記吸入管路を通じて前記ポンプに同時に接続せし
め得るようにしたことを、特徴とする。このような本態
様においては、重力の作用によって、最上段のタンクか
ら優先的に液肥が供給されることとなる。そして、最上
段のタンクの液肥が枯渇した時点で、その直下に位置す
るタンクから液肥の供給が自動的に開始される。即ち、
重力の作用をうまく利用したことによって、鉛直下方に
位置するタンクをサブタンクとして利用することが可能
となることから、最上段のタンク内に液肥が無くなった
のを確認した後で、液肥の交換を行えばよく、それによ
って、作業中の液肥切れによる土中への液肥の注入もれ
等の不具合が有利に防止され得る。
【0020】また、本態様において、鉛直方向で相互に
離間して配設される液肥タンクの数は、特に限定される
ものではないが、配設スペース、装置の強度や全体重
量、或いは作業容易性等を考慮して、好ましくは、上下
2段の液肥タンクが採用される。かかる好ましい態様に
おいては、下段の液肥タンクが、上述の如きサブタンク
として機能せしめられることによって、作業中の液肥切
れが有利に回避され得る。従って、施肥作業中、上段の
液肥タンクの交換作業のみによって、液肥が途切れるこ
となく確実に注入管から注入され続けることとなり、下
段の液肥タンクの交換が不要となって、作業性の向上が
有利に達成され得る。
離間して配設される液肥タンクの数は、特に限定される
ものではないが、配設スペース、装置の強度や全体重
量、或いは作業容易性等を考慮して、好ましくは、上下
2段の液肥タンクが採用される。かかる好ましい態様に
おいては、下段の液肥タンクが、上述の如きサブタンク
として機能せしめられることによって、作業中の液肥切
れが有利に回避され得る。従って、施肥作業中、上段の
液肥タンクの交換作業のみによって、液肥が途切れるこ
となく確実に注入管から注入され続けることとなり、下
段の液肥タンクの交換が不要となって、作業性の向上が
有利に達成され得る。
【0021】なお、本態様に従う上下複数段のタンク構
造は、前記第1乃至第6の態様と組み合わせて採用する
ことは、必ずしも必要ではなく、本態様に係るタンク構
造は、それ自体一つの技術的思想として認識され得るも
のであって、例えば、従来から公知の施肥装置に対して
本態様に係るタンク構造のみを採用することも可能であ
る。
造は、前記第1乃至第6の態様と組み合わせて採用する
ことは、必ずしも必要ではなく、本態様に係るタンク構
造は、それ自体一つの技術的思想として認識され得るも
のであって、例えば、従来から公知の施肥装置に対して
本態様に係るタンク構造のみを採用することも可能であ
る。
【0022】また、本発明の第八の態様は、走行輪によ
って圃場を移動せしめられる支持体に支持された注入管
を、略鉛直方向に往復作動せしめることにより、該注入
管の先端ノズル部を土中に抜差作動せしめて、土中に差
し込まれた先端ノズル部から液肥等を注入する点注型施
肥装置において、略鉛直方向に離間して配された二つの
回転中心軸まわりに、それぞれ走行輪と略同期して回転
せしめられる2本のリンクを用いて4節リンク機構を構
成せしめて、それら2本のリンクで前記注入管を連結支
持せしめると共に、何れか一方のリンクによる注入管の
連結支持位置を、他方のリンクによる注入管の連結支持
位置を中心とした周方向に所定距離だけ変位可能とした
ことを、特徴とする。
って圃場を移動せしめられる支持体に支持された注入管
を、略鉛直方向に往復作動せしめることにより、該注入
管の先端ノズル部を土中に抜差作動せしめて、土中に差
し込まれた先端ノズル部から液肥等を注入する点注型施
肥装置において、略鉛直方向に離間して配された二つの
回転中心軸まわりに、それぞれ走行輪と略同期して回転
せしめられる2本のリンクを用いて4節リンク機構を構
成せしめて、それら2本のリンクで前記注入管を連結支
持せしめると共に、何れか一方のリンクによる注入管の
連結支持位置を、他方のリンクによる注入管の連結支持
位置を中心とした周方向に所定距離だけ変位可能とした
ことを、特徴とする。
【0023】このような本態様においては、注入管の先
端ノズル部が土中に差し込まれた際に、注入管が走行方
向に傾くことによって、注入管の走行方向への引きずり
が軽減乃至は回避され得る。ここにおいて、注入管が支
持される支持体は、施肥装置本体の他、装置本体とは独
立して設けられて、該装置本体に相対変位可能に連結さ
れたサブフレーム等によって構成され得る。
端ノズル部が土中に差し込まれた際に、注入管が走行方
向に傾くことによって、注入管の走行方向への引きずり
が軽減乃至は回避され得る。ここにおいて、注入管が支
持される支持体は、施肥装置本体の他、装置本体とは独
立して設けられて、該装置本体に相対変位可能に連結さ
れたサブフレーム等によって構成され得る。
【0024】また、本発明の第九の態様は、前記第八の
態様に従う構造とされた施肥装置において、前記注入管
の先端ノズル部が走行方向斜前方に向かうように、該注
入管を傾斜せしめる付勢手段を設けたことを、特徴とす
る。このような本態様においては、注入管が土中に差し
込まれた際、該注入管の土の抵抗に対する逃げ方向の傾
き量がより大きく許容されることとなり、注入管の引き
ずりが一層有利に軽減乃至は回避され得る。
態様に従う構造とされた施肥装置において、前記注入管
の先端ノズル部が走行方向斜前方に向かうように、該注
入管を傾斜せしめる付勢手段を設けたことを、特徴とす
る。このような本態様においては、注入管が土中に差し
込まれた際、該注入管の土の抵抗に対する逃げ方向の傾
き量がより大きく許容されることとなり、注入管の引き
ずりが一層有利に軽減乃至は回避され得る。
【0025】なお、第八及び第九の態様は、前記第一乃
至第七の何れかの態様に従う構造とされた施肥装置に
も、適宜に組み合わされて構成され得る。それによっ
て、第一乃至第七の態様の効果を何れも有効に享受し得
る。
至第七の何れかの態様に従う構造とされた施肥装置に
も、適宜に組み合わされて構成され得る。それによっ
て、第一乃至第七の態様の効果を何れも有効に享受し得
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に具体的に明ら
かにするために、本発明の実施形態について、図面を参
照しつつ、詳細に説明する。
かにするために、本発明の実施形態について、図面を参
照しつつ、詳細に説明する。
【0027】先ず、図1乃至図4には、本発明の第一の
実施形態としての施肥装置10が示されている。かかる
施肥装置10は、複数の鋼材を溶接等で一体的に連結す
ることによって構成された枠組構造のメインフレーム1
2を備えており、このメインフレーム12の下端部分の
複数箇所に装着された走行輪13a〜13dによって、
圃場に敷設されたレール11上を走行せしめられるよう
になっている。また、このメインフレーム12には、メ
インフレーム12から独立して相対移動可能なサブフレ
ーム14が連結されており、メインフレーム12に対し
て鉛直方向に上下動可能に連結されている。このサブフ
レーム14の走行方向に直行する左右方向両側には、一
対の注入管16,16がそれぞれ配設支持されており、
それら注入管16,16が、鉛直方向に上下動せしめら
れて、圃場の土中に抜差作動せしめられるようになって
いる。そして、メインフレーム12に支持されたタンク
18a,18bから、かかる注入管16,16に液肥が
導かれて、注入管先端部から液肥が土中に注入されるよ
うになっている。
実施形態としての施肥装置10が示されている。かかる
施肥装置10は、複数の鋼材を溶接等で一体的に連結す
ることによって構成された枠組構造のメインフレーム1
2を備えており、このメインフレーム12の下端部分の
複数箇所に装着された走行輪13a〜13dによって、
圃場に敷設されたレール11上を走行せしめられるよう
になっている。また、このメインフレーム12には、メ
インフレーム12から独立して相対移動可能なサブフレ
ーム14が連結されており、メインフレーム12に対し
て鉛直方向に上下動可能に連結されている。このサブフ
レーム14の走行方向に直行する左右方向両側には、一
対の注入管16,16がそれぞれ配設支持されており、
それら注入管16,16が、鉛直方向に上下動せしめら
れて、圃場の土中に抜差作動せしめられるようになって
いる。そして、メインフレーム12に支持されたタンク
18a,18bから、かかる注入管16,16に液肥が
導かれて、注入管先端部から液肥が土中に注入されるよ
うになっている。
【0028】より詳細には、前記メインフレーム12
は、互いに重ね合わされて一体的に連結固定された矩形
ボックス状の下段枠体構造部20と、矩形ボックス状の
上段枠体構造部22とを含んで構成されている。また、
上段枠体構造部22には、その上端部付近から水平方向
側方に延び出す水平腕部23aが固設されていると共
に、該水平腕部23aの突出先端部近くには、鉛直下方
に延びる鉛直脚部23bが固設されている。そして、こ
れら23aと23bによってメインフレーム12から、
隣接して敷設された他方のレール11上に延びる安定用
補助フレーム24が、一体的に形成されている。これに
より、メインフレーム12は全体として門形形状をなし
ており、二つのレール11,11間に跨って、二つのレ
ール11,11上に載置されるようになっている。そし
て、下段枠体構造部20の前後の下端部及び安定用補助
フレーム24の下端部には、それぞれ、走行輪13a〜
13cが装着されている。そして、それらの走行輪13
a〜13cがレール上11,11に載せられてレール上
11,11を走行せしめられるようになっている。な
お、安定用補助フレーム24の水平腕部23aには、長
手方向に相互に所定距離を隔てて複数の取付穴25が設
けられており、水平腕部23aに対する鉛直脚部23b
取付位置が、水平腕部23aの長手方向で、選択的に調
節可能とされている。これにより、レール間距離の違い
に容易に対応することが出来るようになっている。な
お、下段枠体構造部20には、レール11上で一方の側
に延び出すジャッキフレーム26が設けられており、そ
の先端部分には、走行輪13dが取り付けられている。
このジャッキフレーム26は、下段枠体構造部20に対
して、上下動ねじ27によって高さ調節されるようにな
っており、必要に応じて、中央に位置する走行輪13a
或いは、自身の走行輪13dの何れかをレール11から
上方に持ち上げることが可能となっている。この機構
は、レール11の継ぎ目等において、メインフレーム1
2を移動させる際に有利である。なお、各走行輪13a
〜13cの付近には、レール11を両側から挟み込むサ
イド輪28,28がそれぞれ設けられており、各種形状
のレール11,11に対応して、レール11上を安定し
て走行せしめられるようになっている。なお、図中29
は、下段枠体構造部20の一部を構成する補強板であ
る。
は、互いに重ね合わされて一体的に連結固定された矩形
ボックス状の下段枠体構造部20と、矩形ボックス状の
上段枠体構造部22とを含んで構成されている。また、
上段枠体構造部22には、その上端部付近から水平方向
側方に延び出す水平腕部23aが固設されていると共
に、該水平腕部23aの突出先端部近くには、鉛直下方
に延びる鉛直脚部23bが固設されている。そして、こ
れら23aと23bによってメインフレーム12から、
隣接して敷設された他方のレール11上に延びる安定用
補助フレーム24が、一体的に形成されている。これに
より、メインフレーム12は全体として門形形状をなし
ており、二つのレール11,11間に跨って、二つのレ
ール11,11上に載置されるようになっている。そし
て、下段枠体構造部20の前後の下端部及び安定用補助
フレーム24の下端部には、それぞれ、走行輪13a〜
13cが装着されている。そして、それらの走行輪13
a〜13cがレール上11,11に載せられてレール上
11,11を走行せしめられるようになっている。な
お、安定用補助フレーム24の水平腕部23aには、長
手方向に相互に所定距離を隔てて複数の取付穴25が設
けられており、水平腕部23aに対する鉛直脚部23b
取付位置が、水平腕部23aの長手方向で、選択的に調
節可能とされている。これにより、レール間距離の違い
に容易に対応することが出来るようになっている。な
お、下段枠体構造部20には、レール11上で一方の側
に延び出すジャッキフレーム26が設けられており、そ
の先端部分には、走行輪13dが取り付けられている。
このジャッキフレーム26は、下段枠体構造部20に対
して、上下動ねじ27によって高さ調節されるようにな
っており、必要に応じて、中央に位置する走行輪13a
或いは、自身の走行輪13dの何れかをレール11から
上方に持ち上げることが可能となっている。この機構
は、レール11の継ぎ目等において、メインフレーム1
2を移動させる際に有利である。なお、各走行輪13a
〜13cの付近には、レール11を両側から挟み込むサ
イド輪28,28がそれぞれ設けられており、各種形状
のレール11,11に対応して、レール11上を安定し
て走行せしめられるようになっている。なお、図中29
は、下段枠体構造部20の一部を構成する補強板であ
る。
【0029】また一方、上段枠体構造部22には、液肥
が収容されるタンクを保持する上段及び下段のタンク支
持台30a,30bが鉛直方向に離間して設けられてお
り、それぞれに、上段側タンク18aおよび下段側タン
ク18bが載置されて保持されるようになっている。特
に、本実施形態では、樹脂袋に入った液肥をそのまま、
或いは輸送用ダンボール箱等に収容したまま載置可能と
されており、樹脂袋の角部に予め取り付けられた取出口
に、後述する液肥供給用管路90a,90bの先端をね
じや係合部材で連結することによって取り付けられるよ
うになっている。
が収容されるタンクを保持する上段及び下段のタンク支
持台30a,30bが鉛直方向に離間して設けられてお
り、それぞれに、上段側タンク18aおよび下段側タン
ク18bが載置されて保持されるようになっている。特
に、本実施形態では、樹脂袋に入った液肥をそのまま、
或いは輸送用ダンボール箱等に収容したまま載置可能と
されており、樹脂袋の角部に予め取り付けられた取出口
に、後述する液肥供給用管路90a,90bの先端をね
じや係合部材で連結することによって取り付けられるよ
うになっている。
【0030】また、メインフレーム12には、安定用補
助フレーム24の上部平面上にバッテリー乃至は発電機
等の電源供給手段32が装着されている。また、上段枠
体構造部22には、走行用駆動手段を構成する駆動用電
動モータ34が取り付けられて支持されている。そし
て、電源供給手段32からの電力の供給により、電動モ
ータ34が作動せしめられるようになっている。この電
動モータ34の出力軸には、ドライブスプロケット36
が取り付けられていると共に、走行輪13aの回転軸に
もスプロケット38が取り付けられており、それらドラ
イブスプロケット36とスプロケット38の間には、チ
ェーン40が掛け渡されている。そのチェーン40を介
して走行輪13aに駆動力が及ぼされるようになってい
る。それによって、施肥装置10がレール11の長手方
向に前進乃至は後進させられるようになっている。ここ
において、走行輪13aは、走行用駆動輪としての機能
を果たすものであり、以下、駆動輪13aと称す。な
お、ドライブスプロケット36とスプロケット38の間
には、テンションプーリー42が設けられており、チェ
ーン40に所定のテンションがかけられるようになって
いる。また、メインフレーム12の走行方向一方の端部
(図1中右方端部)には、リミットスイッチ98が配設
されており、このリミットスイッチ98のON/OFF
に従って、電動モータ34の回転方向、ひいては装置の
走行方向が、前進と後退とに切り換えられるようになっ
ている。
助フレーム24の上部平面上にバッテリー乃至は発電機
等の電源供給手段32が装着されている。また、上段枠
体構造部22には、走行用駆動手段を構成する駆動用電
動モータ34が取り付けられて支持されている。そし
て、電源供給手段32からの電力の供給により、電動モ
ータ34が作動せしめられるようになっている。この電
動モータ34の出力軸には、ドライブスプロケット36
が取り付けられていると共に、走行輪13aの回転軸に
もスプロケット38が取り付けられており、それらドラ
イブスプロケット36とスプロケット38の間には、チ
ェーン40が掛け渡されている。そのチェーン40を介
して走行輪13aに駆動力が及ぼされるようになってい
る。それによって、施肥装置10がレール11の長手方
向に前進乃至は後進させられるようになっている。ここ
において、走行輪13aは、走行用駆動輪としての機能
を果たすものであり、以下、駆動輪13aと称す。な
お、ドライブスプロケット36とスプロケット38の間
には、テンションプーリー42が設けられており、チェ
ーン40に所定のテンションがかけられるようになって
いる。また、メインフレーム12の走行方向一方の端部
(図1中右方端部)には、リミットスイッチ98が配設
されており、このリミットスイッチ98のON/OFF
に従って、電動モータ34の回転方向、ひいては装置の
走行方向が、前進と後退とに切り換えられるようになっ
ている。
【0031】サブフレーム14は、レール11を挟んだ
両側に位置して、それぞれ矩形箱体形状の箱形フレーム
43,43を備えており、これら一対の箱形フレーム4
3,43が、レール11の上方で相互に連結固定されて
いる。各箱形フレーム43は、矩形平板形状の底板44
上において、走行方向に直交する方向で互いに離間して
対向位置せしめられた一対の縦型支持板48,48が立
設固定された構造を有している。また、底板44は、走
行方向の前端部分と後端部分がそれぞれ斜め上方に折り
曲げられて船形形状とされていると共に、前後の各傾斜
板部には、案内手段としての地上走行輪46がそれぞれ
装着されている。そして、この底板44の平坦な中央部
分において、一対の縦型支持板48,48が溶着固定さ
れて立設されており、両縦型支持板48,48の対向面
間に配設された複数の丸鋼等によって相互に連結固定さ
れている。
両側に位置して、それぞれ矩形箱体形状の箱形フレーム
43,43を備えており、これら一対の箱形フレーム4
3,43が、レール11の上方で相互に連結固定されて
いる。各箱形フレーム43は、矩形平板形状の底板44
上において、走行方向に直交する方向で互いに離間して
対向位置せしめられた一対の縦型支持板48,48が立
設固定された構造を有している。また、底板44は、走
行方向の前端部分と後端部分がそれぞれ斜め上方に折り
曲げられて船形形状とされていると共に、前後の各傾斜
板部には、案内手段としての地上走行輪46がそれぞれ
装着されている。そして、この底板44の平坦な中央部
分において、一対の縦型支持板48,48が溶着固定さ
れて立設されており、両縦型支持板48,48の対向面
間に配設された複数の丸鋼等によって相互に連結固定さ
れている。
【0032】そして、各箱型フレーム43における一対
の縦型支持板48,48の間には、鉛直上下方向に離間
した2ヶ所において、縦型支持板48,48の鉛直平面
に直交して水平方向に延びると共に、その一方の端部が
外側に位置する縦型支持板48の表面に突出する回転中
心軸49a,49bが配設されている。そして、上下二
箇所に突出した回転中心軸49a,49b回りに回転可
能な状態で、上側回転アーム50と下側回転アーム52
がそれぞれ、鉛直平面内で、回転可能に取り付けられて
支持されている。また、上側回転アーム50の回転中心
軸と下側回転アーム52の回転中心軸には、それぞれ同
期駆動用のスプロケット54,56が固設されており、
チェーン58で相互に連結されることによって、同期し
て、回転駆動せしめられるようになっている。要する
に、回転方向が上側回転アーム50と下側回転アーム5
2で同じになるようにされている。なお、上下回転アー
ム50,52は、箱形フレーム43の外側に配されてい
るが、スプロケット54,56やチェーン58は、箱形
フレーム43の内側に収容状態で配されている。
の縦型支持板48,48の間には、鉛直上下方向に離間
した2ヶ所において、縦型支持板48,48の鉛直平面
に直交して水平方向に延びると共に、その一方の端部が
外側に位置する縦型支持板48の表面に突出する回転中
心軸49a,49bが配設されている。そして、上下二
箇所に突出した回転中心軸49a,49b回りに回転可
能な状態で、上側回転アーム50と下側回転アーム52
がそれぞれ、鉛直平面内で、回転可能に取り付けられて
支持されている。また、上側回転アーム50の回転中心
軸と下側回転アーム52の回転中心軸には、それぞれ同
期駆動用のスプロケット54,56が固設されており、
チェーン58で相互に連結されることによって、同期し
て、回転駆動せしめられるようになっている。要する
に、回転方向が上側回転アーム50と下側回転アーム5
2で同じになるようにされている。なお、上下回転アー
ム50,52は、箱形フレーム43の外側に配されてい
るが、スプロケット54,56やチェーン58は、箱形
フレーム43の内側に収容状態で配されている。
【0033】そして、これら上下二つの回転アーム5
0,52によって注入管16が支持されている。かかる
注入管16は、中空のロッド形状を有しており、先端部
分には、先尖状の先端部と吐出口を有する吐出用ノズル
部60を備えている。また、注入管16の上端部には、
同軸上で上方に向かって延びる支持ロッド62が固着さ
れており、この支持ロッド62に対して軸方向に離間し
た二つの位置から軸直角方向に略同じ長さで延び出す一
対の支持アーム64が固着されており、これら一対の支
持アーム64が上下回転アーム50,52の外方先端部
分に対してそれぞれ回動可能に枢着されている。これに
よって、上下二つの回転アーム50,52で4節のリン
ク機構が構成されており、特に、本実施形態では、上下
二つの回転アーム50,52が略同じ長さとされて、4
節の平行リンク機構が構成されており、上下二つの回転
アーム50,52が中心軸回りに同期して回転すること
によって、注入管16が略鉛直状態を維持しつつ往復上
下動せしめられるようになっている。さらに、下側の回
転アーム52の回転中心軸には、スプロケット66が固
定的に取り付けられており、このスプロケット66とメ
インフレーム12に装着された駆動輪13aの回転軸に
取り付けられたスプロケット67との間に跨ってチェー
ン68が張架されている。これにより、電動モータ34
からの駆動力が、駆動輪13aの回転軸を介して、下側
の回転アーム52に伝達され、以て、注入管16が上下
駆動せしめられるようになっている。なお、このことか
ら本実施形態では、抜差駆動手段が、電動モータ34を
利用して構成されている。また、レール11を挟んだ両
側にそれぞれ配された一対の箱形フレーム43,43に
は、それぞれ一本の注入管16が上下動可能に支持され
ているが、本実施形態では、両箱形フレーム43,43
によって支持された計2本の注入管16,16が、互い
に180°だけ位相がずれて上下動されるようになって
おり、交互に土中に差し込まれるようになっている。
0,52によって注入管16が支持されている。かかる
注入管16は、中空のロッド形状を有しており、先端部
分には、先尖状の先端部と吐出口を有する吐出用ノズル
部60を備えている。また、注入管16の上端部には、
同軸上で上方に向かって延びる支持ロッド62が固着さ
れており、この支持ロッド62に対して軸方向に離間し
た二つの位置から軸直角方向に略同じ長さで延び出す一
対の支持アーム64が固着されており、これら一対の支
持アーム64が上下回転アーム50,52の外方先端部
分に対してそれぞれ回動可能に枢着されている。これに
よって、上下二つの回転アーム50,52で4節のリン
ク機構が構成されており、特に、本実施形態では、上下
二つの回転アーム50,52が略同じ長さとされて、4
節の平行リンク機構が構成されており、上下二つの回転
アーム50,52が中心軸回りに同期して回転すること
によって、注入管16が略鉛直状態を維持しつつ往復上
下動せしめられるようになっている。さらに、下側の回
転アーム52の回転中心軸には、スプロケット66が固
定的に取り付けられており、このスプロケット66とメ
インフレーム12に装着された駆動輪13aの回転軸に
取り付けられたスプロケット67との間に跨ってチェー
ン68が張架されている。これにより、電動モータ34
からの駆動力が、駆動輪13aの回転軸を介して、下側
の回転アーム52に伝達され、以て、注入管16が上下
駆動せしめられるようになっている。なお、このことか
ら本実施形態では、抜差駆動手段が、電動モータ34を
利用して構成されている。また、レール11を挟んだ両
側にそれぞれ配された一対の箱形フレーム43,43に
は、それぞれ一本の注入管16が上下動可能に支持され
ているが、本実施形態では、両箱形フレーム43,43
によって支持された計2本の注入管16,16が、互い
に180°だけ位相がずれて上下動されるようになって
おり、交互に土中に差し込まれるようになっている。
【0034】そして、このような構造とされたサブフレ
ーム14は、メインフレーム12の下側枠体構造部20
に対して、上下2本の連結ロッド70,72によって、
連結されている。即ち、これら上下の連結ロッド70,
72は、互いに略平行に配設されて、一方の端部におい
てそれぞれメインフレーム12に対して揺動可能にピン
固定されている。また、他方の端部においては、サブフ
レームの回転中心軸49a,49bに対して揺動可能に
ピン固定されている。これにより、メインフレーム12
とサブフレーム14の間において上下2本の連結ロッド
70,72により、4節の平行リンク機構が構成されて
いる。即ち、この平行リンク機構を構成する上下2本の
連結ロッド70,72によって、サブフレーム14がメ
インフレーム12に牽引乃至は後押しされて同時に移動
されるようになっている。しかも、本実施形態では、上
下連結ロッド70,72の軸方向寸法が略同一とされ
て、平行リンク機構を構成していることから、サブフレ
ーム14は、各箱形フレーム43及び各注入管16が略
鉛直状態を保持したまま、メインフレーム12に対して
相対的に上下動可能となっている。これにより、サブフ
レーム14はメインフレーム12の位置に関わらず、圃
場の土表面に沿って四つの走行輪46により案内されて
走行せしめられるようになっている。また、かかる走行
状態下、駆動輪13aからチェーン68を介してスプロ
ケット66に駆動力が及ぼされることによって、上下側
回転アーム50,52が回転駆動せしめられて、注入管
16が上下動される。それによって、注入管16の先端
部が土中に抜差されるようになっている。そこにおい
て、サブフレーム14は、圃場の土表面に対して略一定
位置とされることから、抜差作動される注入管16の差
込み深さも略一定の深さに有利に維持されるようになっ
ている。
ーム14は、メインフレーム12の下側枠体構造部20
に対して、上下2本の連結ロッド70,72によって、
連結されている。即ち、これら上下の連結ロッド70,
72は、互いに略平行に配設されて、一方の端部におい
てそれぞれメインフレーム12に対して揺動可能にピン
固定されている。また、他方の端部においては、サブフ
レームの回転中心軸49a,49bに対して揺動可能に
ピン固定されている。これにより、メインフレーム12
とサブフレーム14の間において上下2本の連結ロッド
70,72により、4節の平行リンク機構が構成されて
いる。即ち、この平行リンク機構を構成する上下2本の
連結ロッド70,72によって、サブフレーム14がメ
インフレーム12に牽引乃至は後押しされて同時に移動
されるようになっている。しかも、本実施形態では、上
下連結ロッド70,72の軸方向寸法が略同一とされ
て、平行リンク機構を構成していることから、サブフレ
ーム14は、各箱形フレーム43及び各注入管16が略
鉛直状態を保持したまま、メインフレーム12に対して
相対的に上下動可能となっている。これにより、サブフ
レーム14はメインフレーム12の位置に関わらず、圃
場の土表面に沿って四つの走行輪46により案内されて
走行せしめられるようになっている。また、かかる走行
状態下、駆動輪13aからチェーン68を介してスプロ
ケット66に駆動力が及ぼされることによって、上下側
回転アーム50,52が回転駆動せしめられて、注入管
16が上下動される。それによって、注入管16の先端
部が土中に抜差されるようになっている。そこにおい
て、サブフレーム14は、圃場の土表面に対して略一定
位置とされることから、抜差作動される注入管16の差
込み深さも略一定の深さに有利に維持されるようになっ
ている。
【0035】次に、注入管16への液肥の圧送手段につ
いて説明をする。図5には、本実施形態に従う構造とさ
れた液肥圧送手段の要部が拡大して示されている。かか
る液肥圧送手段は、サブフレーム14の各箱形フレーム
43内にそれぞれ配設されたプランジャポンプを備えて
いる。そこにおいて、プランジャポンプ74のシリンダ
76は、箱形フレーム43の底板部44と縦型支持板4
8に対して固定的に取り付けられており、このプランジ
ャポンプ74のシリンダ76から上方に向かってプラン
ジャ80が突出されている。このプランジャ80の突出
先端部には、長さ調節用のワッシャ81を介して押圧ロ
ッド82が上方に向かって固設されており、この押圧ロ
ッド82の先端部分に対して、スプロケット56におけ
る下側回転アーム52に対応する位置に突設された駆動
回転体としての押圧ピン84が、周上の所定の回転位置
で当接せしめられ、それによって、押圧ロッド82が押
圧され、プランジャ80に対して押し込み作動せしめら
れるようになっている。ここにおいて、ワッシャ81の
組付数等によりプランジャの長さが調節可能とされてお
り、プランジャの長さを適時調節し、プランジャポンプ
の作動ストロークが調節可能とされている。即ち、本実
施形態でのこのワッシャ81によるプランジャ長の調節
機構により、液肥の圧送タイミング乃至は圧送量を調節
する、圧送タイミング調節機構が構成されている。ま
た、押圧ロッド82の先端部分には、一端をサブフレー
ム14に対してピン結合されたリンク86が連結されて
おり、このリンク86の他端部は、引張コイルスプリン
グ88を介してサブフレーム14の縦型支持板48の上
端部分に連結されている。そして、この引張コイルスプ
リング88による引張方向の付勢力が、プランジャポン
プ74のプランジャ80に対して、シリンダ76からの
突出方向に常時及ぼされるようになっている。即ち、こ
れにより、プランジャポンプ74のプランジャ80は、
常時抜出方向に弾性的に保持されるようになっており、
スプロケット56に突設された押圧ピン84が押圧ロッ
ド82の突出先端部に当接した時だけ、プランジャ80
がシリンダ76内に押し込まれるようになっている。特
に、押圧ピン84が周上の半周以下(本実施形態におい
ては1/4周程度)の最下端部分でしか押圧ロッド82
に当接しないようにされており、当接している領域で、
プランジャ80を押圧すると共に、そこから離れること
によって押圧を解除して、プランジャ80に対して引張
作動、即ち、抜出方向への駆動力を及ぼさないようにな
っている。なお、押圧ピン84は、プランジャ80に固
定されていないことから、プランジャ80に対して押下
力だけを及ぼすこととなり、実際には、下死点に至った
後は、押圧ピン84はプランジャ80から独立して上方
に変位せしめられることとなる。これにより、抜出方向
への復元力は、引張コイルスプリング88によって緩衝
的にプランジャ80に及ぼされるようになっている。
いて説明をする。図5には、本実施形態に従う構造とさ
れた液肥圧送手段の要部が拡大して示されている。かか
る液肥圧送手段は、サブフレーム14の各箱形フレーム
43内にそれぞれ配設されたプランジャポンプを備えて
いる。そこにおいて、プランジャポンプ74のシリンダ
76は、箱形フレーム43の底板部44と縦型支持板4
8に対して固定的に取り付けられており、このプランジ
ャポンプ74のシリンダ76から上方に向かってプラン
ジャ80が突出されている。このプランジャ80の突出
先端部には、長さ調節用のワッシャ81を介して押圧ロ
ッド82が上方に向かって固設されており、この押圧ロ
ッド82の先端部分に対して、スプロケット56におけ
る下側回転アーム52に対応する位置に突設された駆動
回転体としての押圧ピン84が、周上の所定の回転位置
で当接せしめられ、それによって、押圧ロッド82が押
圧され、プランジャ80に対して押し込み作動せしめら
れるようになっている。ここにおいて、ワッシャ81の
組付数等によりプランジャの長さが調節可能とされてお
り、プランジャの長さを適時調節し、プランジャポンプ
の作動ストロークが調節可能とされている。即ち、本実
施形態でのこのワッシャ81によるプランジャ長の調節
機構により、液肥の圧送タイミング乃至は圧送量を調節
する、圧送タイミング調節機構が構成されている。ま
た、押圧ロッド82の先端部分には、一端をサブフレー
ム14に対してピン結合されたリンク86が連結されて
おり、このリンク86の他端部は、引張コイルスプリン
グ88を介してサブフレーム14の縦型支持板48の上
端部分に連結されている。そして、この引張コイルスプ
リング88による引張方向の付勢力が、プランジャポン
プ74のプランジャ80に対して、シリンダ76からの
突出方向に常時及ぼされるようになっている。即ち、こ
れにより、プランジャポンプ74のプランジャ80は、
常時抜出方向に弾性的に保持されるようになっており、
スプロケット56に突設された押圧ピン84が押圧ロッ
ド82の突出先端部に当接した時だけ、プランジャ80
がシリンダ76内に押し込まれるようになっている。特
に、押圧ピン84が周上の半周以下(本実施形態におい
ては1/4周程度)の最下端部分でしか押圧ロッド82
に当接しないようにされており、当接している領域で、
プランジャ80を押圧すると共に、そこから離れること
によって押圧を解除して、プランジャ80に対して引張
作動、即ち、抜出方向への駆動力を及ぼさないようにな
っている。なお、押圧ピン84は、プランジャ80に固
定されていないことから、プランジャ80に対して押下
力だけを及ぼすこととなり、実際には、下死点に至った
後は、押圧ピン84はプランジャ80から独立して上方
に変位せしめられることとなる。これにより、抜出方向
への復元力は、引張コイルスプリング88によって緩衝
的にプランジャ80に及ぼされるようになっている。
【0036】さらに、上下回転アーム50,52は注入
管16と同期して回転作動せしめられるようになってい
ることから、注入管16の上下動と同期して、回動せし
められる。即ち、上下側回転アーム50,52が最下端
に位置する際に、注入管16が最下端に位置すると共
に、上下側回転アーム50,52が最上端に位置する際
に、注入管16も最上端に位置せしめられるようになっ
ている。従って、注入管16が鉛直下方に変位せしめら
れて、その先端部分が土中に差し込まれる略最下端域近
くに達した場合に、初めて、下側回転アーム52に対応
位置する押圧ピン84が押圧ロッド82の先端部分に当
接し、プランジャ80に対して押し込み作動せしめて、
シリンダ76内に圧力を生ぜしめるようになっている。
このプランジャポンプ74には、液肥供給/圧送用管路
89が直接に接続されており、その管路89が分岐点9
3(図6参照)で分岐して、タンク18a,18bから
の液肥供給用管路90a,90bへ接続される一方、注
入管16への液肥圧送管路92へも接続されている。具
体的には、液肥供給管路90a,90bは、一旦連結さ
れて、その連結部の下流側において、左右それぞれのプ
ランジャポンプ74用として分岐される。分岐されたそ
れぞれの管路は、液肥送り管路91を介して液肥供給/
圧送用管路89に連結される。この液肥供給/圧送用管
路89は、分岐され、液肥圧送管路92として注入管1
6へ連結される。また、液肥供給/圧送用管路89の分
岐点93よりもタンク18側には、第一の逆止弁94が
装着されている。一方、液肥供給/圧送用管路89の分
岐点93よりも注入管16側には、第二の逆止弁96が
装着されている。そして、図6にモデル的に示されてい
るように、第一の逆止弁94は、タンク18a,18b
側からプランジャポンプ74側への液肥の流れを許容
し、その反対方向への流れを阻止するようになってい
る。第二の逆止弁96は、プランジャポンプ74から注
入管16に向かう液肥の流れを許容し、その逆向きの流
れを阻止するようになっている。
管16と同期して回転作動せしめられるようになってい
ることから、注入管16の上下動と同期して、回動せし
められる。即ち、上下側回転アーム50,52が最下端
に位置する際に、注入管16が最下端に位置すると共
に、上下側回転アーム50,52が最上端に位置する際
に、注入管16も最上端に位置せしめられるようになっ
ている。従って、注入管16が鉛直下方に変位せしめら
れて、その先端部分が土中に差し込まれる略最下端域近
くに達した場合に、初めて、下側回転アーム52に対応
位置する押圧ピン84が押圧ロッド82の先端部分に当
接し、プランジャ80に対して押し込み作動せしめて、
シリンダ76内に圧力を生ぜしめるようになっている。
このプランジャポンプ74には、液肥供給/圧送用管路
89が直接に接続されており、その管路89が分岐点9
3(図6参照)で分岐して、タンク18a,18bから
の液肥供給用管路90a,90bへ接続される一方、注
入管16への液肥圧送管路92へも接続されている。具
体的には、液肥供給管路90a,90bは、一旦連結さ
れて、その連結部の下流側において、左右それぞれのプ
ランジャポンプ74用として分岐される。分岐されたそ
れぞれの管路は、液肥送り管路91を介して液肥供給/
圧送用管路89に連結される。この液肥供給/圧送用管
路89は、分岐され、液肥圧送管路92として注入管1
6へ連結される。また、液肥供給/圧送用管路89の分
岐点93よりもタンク18側には、第一の逆止弁94が
装着されている。一方、液肥供給/圧送用管路89の分
岐点93よりも注入管16側には、第二の逆止弁96が
装着されている。そして、図6にモデル的に示されてい
るように、第一の逆止弁94は、タンク18a,18b
側からプランジャポンプ74側への液肥の流れを許容
し、その反対方向への流れを阻止するようになってい
る。第二の逆止弁96は、プランジャポンプ74から注
入管16に向かう液肥の流れを許容し、その逆向きの流
れを阻止するようになっている。
【0037】このような構造とされた液肥圧送手段にお
いては、プランジャポンプ74のプランジャ80が、引
張コイルスプリング88によって押し込み位置から緩衝
的に戻されることに伴い、プランジャポンプ74内に発
生する負圧によって、タンク18a,18bから液肥が
プランジャポンプ74内に吸引される。そして、プラン
ジャ80が最も引き出された位置にまで達した後、押圧
ピン84がプランジャ80の押圧ロッド82に当接せし
められて、プランジャ80が押し込み駆動される。それ
によって、シリンダ76内から液肥が圧送されて注入管
16に導かれ、注入管16の吐出用ノズル部60から土
中に注入されるようになっている。
いては、プランジャポンプ74のプランジャ80が、引
張コイルスプリング88によって押し込み位置から緩衝
的に戻されることに伴い、プランジャポンプ74内に発
生する負圧によって、タンク18a,18bから液肥が
プランジャポンプ74内に吸引される。そして、プラン
ジャ80が最も引き出された位置にまで達した後、押圧
ピン84がプランジャ80の押圧ロッド82に当接せし
められて、プランジャ80が押し込み駆動される。それ
によって、シリンダ76内から液肥が圧送されて注入管
16に導かれ、注入管16の吐出用ノズル部60から土
中に注入されるようになっている。
【0038】従って、上述の如き構造とされた施肥装置
10は、電動モータ34を駆動し、レール11の一方の
端部から他方の端部に向かって自走せしめられることと
なるが、レール11の他方の端部に設けられた、レール
端版と突出板(図示せず)に対して、リミットスイッチ
98が当接することによって、電動モータ34の回転方
向が変えられて、後退走行せしめられる。前進時後退時
何れにおいても、電動モータ34の駆動輪の回転と、注
入管16を上下駆動する抜差駆動手段の駆動とが同期し
て、同時に行われるようになっていると共に、液肥の圧
送作動も同期して行われるようになっている。従って、
前進駆動時においても、一定間隔に注入管が土中に差し
込まれて液肥が注入される。また、後退作動時において
も、同様に液肥が注入される。特に、本発明において
は、施肥装置10の前進時と後退時において、電動モー
タ34の回転を逆回転にすることによって、本体の走行
方向が変換されると同時に、注入管16を上下動させる
上下側回転アーム50,52の回転方向も逆方向とされ
る。そこにおいて、本実施形態においては、土中に差し
込まれた後の注入管16の水平方向の動きが、施肥装置
10の走行方向の動きと反対向きとされていることか
ら、メインフレーム12の走行に伴う注入管16の差込
み状態での引きずりが、走行方向に応じて軽減される方
向に注入管16が水平方向において、メインフレーム1
2に対して移動されるようになっている。
10は、電動モータ34を駆動し、レール11の一方の
端部から他方の端部に向かって自走せしめられることと
なるが、レール11の他方の端部に設けられた、レール
端版と突出板(図示せず)に対して、リミットスイッチ
98が当接することによって、電動モータ34の回転方
向が変えられて、後退走行せしめられる。前進時後退時
何れにおいても、電動モータ34の駆動輪の回転と、注
入管16を上下駆動する抜差駆動手段の駆動とが同期し
て、同時に行われるようになっていると共に、液肥の圧
送作動も同期して行われるようになっている。従って、
前進駆動時においても、一定間隔に注入管が土中に差し
込まれて液肥が注入される。また、後退作動時において
も、同様に液肥が注入される。特に、本発明において
は、施肥装置10の前進時と後退時において、電動モー
タ34の回転を逆回転にすることによって、本体の走行
方向が変換されると同時に、注入管16を上下動させる
上下側回転アーム50,52の回転方向も逆方向とされ
る。そこにおいて、本実施形態においては、土中に差し
込まれた後の注入管16の水平方向の動きが、施肥装置
10の走行方向の動きと反対向きとされていることか
ら、メインフレーム12の走行に伴う注入管16の差込
み状態での引きずりが、走行方向に応じて軽減される方
向に注入管16が水平方向において、メインフレーム1
2に対して移動されるようになっている。
【0039】また、上述の如き構造とされた施肥装置1
0においては、プランジャポンプ74に連結された液肥
供給/圧送用管路89が、分岐点93を介して液肥供給
用管路90a,90b及び液肥圧送用管路92に分岐さ
れ、連結されているが、かかる分岐点93よりもタンク
18a,18b側に第一の逆止弁94を配設することに
より、液肥圧送時のタンク18a,18bへの液肥の逆
流が有利に阻止され得ると共に、分岐点93よりも注入
管16側に第二の逆止弁96を配設したことにより、液
肥吸入時の注入管16における吐出用ノズル部60へ吸
引力の波及が阻止されて、吐出用ノズル部60内への土
等の異物の吸入が、簡単な構造をもって確実に回避され
得る。
0においては、プランジャポンプ74に連結された液肥
供給/圧送用管路89が、分岐点93を介して液肥供給
用管路90a,90b及び液肥圧送用管路92に分岐さ
れ、連結されているが、かかる分岐点93よりもタンク
18a,18b側に第一の逆止弁94を配設することに
より、液肥圧送時のタンク18a,18bへの液肥の逆
流が有利に阻止され得ると共に、分岐点93よりも注入
管16側に第二の逆止弁96を配設したことにより、液
肥吸入時の注入管16における吐出用ノズル部60へ吸
引力の波及が阻止されて、吐出用ノズル部60内への土
等の異物の吸入が、簡単な構造をもって確実に回避され
得る。
【0040】また、本実施形態に従う施肥装置10にお
いては、プランジャポンプ74の押圧ロッド82に対し
て引張コイルスプリング88による突き出し方向への付
勢力が常に及ぼされるようになっており、この引張コイ
ルスプリング88による押圧ロッド82の引張作動を、
注入管16の抜差作動と同期して回転する駆動回転体と
しての押圧ピン84による押圧ロッド82の押圧作動と
組み合わせて採用したことにより、従来必要とされた液
肥汲み出し用ポンプ等の特別の装置を要することなく、
簡単な構造をもって、所望の周期でプランジャ80を往
復作動させることが出来、液肥の吸引及び圧送を有利に
行うことが可能となる。しかも、プランジャ80の引き
上げによる液肥の吸引作動が、引張コイルスプリング8
8の付勢力を介して行われることから、急激なピストン
の上昇等に起因する液肥からの気層の分離等の不具合が
有利に回避されて、プランジャポンプの作業性の安定化
が図られ得る。
いては、プランジャポンプ74の押圧ロッド82に対し
て引張コイルスプリング88による突き出し方向への付
勢力が常に及ぼされるようになっており、この引張コイ
ルスプリング88による押圧ロッド82の引張作動を、
注入管16の抜差作動と同期して回転する駆動回転体と
しての押圧ピン84による押圧ロッド82の押圧作動と
組み合わせて採用したことにより、従来必要とされた液
肥汲み出し用ポンプ等の特別の装置を要することなく、
簡単な構造をもって、所望の周期でプランジャ80を往
復作動させることが出来、液肥の吸引及び圧送を有利に
行うことが可能となる。しかも、プランジャ80の引き
上げによる液肥の吸引作動が、引張コイルスプリング8
8の付勢力を介して行われることから、急激なピストン
の上昇等に起因する液肥からの気層の分離等の不具合が
有利に回避されて、プランジャポンプの作業性の安定化
が図られ得る。
【0041】さらに、本実施形態に従う構造とされた施
肥装置10においては、鉛直方向に相互に離間して配さ
れた液肥タンクとしてのタンク18a,18bを採用し
たことにより、重力の作用を利用して、タンク18bを
サブタンクとして利用することが出来る。従って、作業
中にタンク18a内の液肥が枯渇した際には、タンク1
8b内の液肥が土中に注入されることとなって、作業中
の液肥切れに伴う施肥作業上の不具合が有利に防止され
得る。また、タンク18a内の液肥が枯渇した後も、タ
ンク18b内の液肥が枯渇するまでに、タンク18aの
液肥を載せかえる乃至は補充する作業を行えばよく、施
肥作業性の向上が有利に図られ得る。
肥装置10においては、鉛直方向に相互に離間して配さ
れた液肥タンクとしてのタンク18a,18bを採用し
たことにより、重力の作用を利用して、タンク18bを
サブタンクとして利用することが出来る。従って、作業
中にタンク18a内の液肥が枯渇した際には、タンク1
8b内の液肥が土中に注入されることとなって、作業中
の液肥切れに伴う施肥作業上の不具合が有利に防止され
得る。また、タンク18a内の液肥が枯渇した後も、タ
ンク18b内の液肥が枯渇するまでに、タンク18aの
液肥を載せかえる乃至は補充する作業を行えばよく、施
肥作業性の向上が有利に図られ得る。
【0042】加えて、本実施形態に従う構造とされた施
肥装置10は、圃場に敷設された作業装置用のレール1
1を有効に利用するものであり、施肥装置10をレール
上に載置し、走行せしめることによって、施肥装置10
が圃場内を安定して走行され得る。また、レール11上
を走行する施肥装置10がレールの端部に到達したこと
を検出するリミットスイッチ98を採用したことによ
り、リミットスイッチ98の検出信号に基づき電動モー
タ34の駆動方向が変えられて、施肥装置10が該レー
ル11上を逆方向、即ち後退方向に進行させられる。こ
れにより、施肥装置10の圃場内における走行作業の省
人化乃至は無人化を有利に図ることが可能となり、作業
の容易化と作業性の効率が飛躍的に向上され得る。
肥装置10は、圃場に敷設された作業装置用のレール1
1を有効に利用するものであり、施肥装置10をレール
上に載置し、走行せしめることによって、施肥装置10
が圃場内を安定して走行され得る。また、レール11上
を走行する施肥装置10がレールの端部に到達したこと
を検出するリミットスイッチ98を採用したことによ
り、リミットスイッチ98の検出信号に基づき電動モー
タ34の駆動方向が変えられて、施肥装置10が該レー
ル11上を逆方向、即ち後退方向に進行させられる。こ
れにより、施肥装置10の圃場内における走行作業の省
人化乃至は無人化を有利に図ることが可能となり、作業
の容易化と作業性の効率が飛躍的に向上され得る。
【0043】しかも、注入管16は、その上側端部に設
けられた締付手段によってノズル軸方向に位置調節が可
能とされていることから、土中への差込み深さも調節す
ることが出来、液肥の注入深さの設定自由度が向上され
得る。
けられた締付手段によってノズル軸方向に位置調節が可
能とされていることから、土中への差込み深さも調節す
ることが出来、液肥の注入深さの設定自由度が向上され
得る。
【0044】次に、本発明の第二の実施形態としての点
注型施肥装置100が、図7〜10に示されている。な
お、本実施形態において、第一の実施形態と同様な構造
とされた部材および部位については、それぞれ、図中
に、第一の実施形態と同一の符号を付することにより、
それらの詳細な説明を省略する。
注型施肥装置100が、図7〜10に示されている。な
お、本実施形態において、第一の実施形態と同様な構造
とされた部材および部位については、それぞれ、図中
に、第一の実施形態と同一の符号を付することにより、
それらの詳細な説明を省略する。
【0045】先ず、施肥装置100は、複数の鋼材を溶
接等で一体的に連結することによって構成された枠組構
造の本体フレーム102を備えており、この本体フレー
ム102によって、バッテリや発電機等の電源供給手段
32、駆動用電動モータ34、液肥収容用のタンク18
が固定的に支持されるようになっている。また、本体フ
レーム102の下端部分には、施肥装置100の前方側
に位置して、走行方向に直交する左右両側に相互に離間
して配された駆動用前輪104,104と、施肥装置1
00の後方側に位置して該左右駆動用前輪104,10
4間の略中央部分に位置するように配された駆動用後輪
106が装着されており、これら駆動用前後輪104,
104,106によって、施肥装置100が圃場の土表
面を走行せしめられるようになっている。さらに、施肥
装置100は、本体フレーム102によって支持された
注入管16を、略鉛直方向に往復駆動せしめて、土中に
抜差作動せしめる駆動機構を備えると共に、タンク18
から液肥を注入管16に供給する液肥供給用の管路構造
を備えており、注入管16の抜差作動に伴って、液肥を
注入管16の吐出用ノズル部60から土中に注入せしめ
るようになっている。
接等で一体的に連結することによって構成された枠組構
造の本体フレーム102を備えており、この本体フレー
ム102によって、バッテリや発電機等の電源供給手段
32、駆動用電動モータ34、液肥収容用のタンク18
が固定的に支持されるようになっている。また、本体フ
レーム102の下端部分には、施肥装置100の前方側
に位置して、走行方向に直交する左右両側に相互に離間
して配された駆動用前輪104,104と、施肥装置1
00の後方側に位置して該左右駆動用前輪104,10
4間の略中央部分に位置するように配された駆動用後輪
106が装着されており、これら駆動用前後輪104,
104,106によって、施肥装置100が圃場の土表
面を走行せしめられるようになっている。さらに、施肥
装置100は、本体フレーム102によって支持された
注入管16を、略鉛直方向に往復駆動せしめて、土中に
抜差作動せしめる駆動機構を備えると共に、タンク18
から液肥を注入管16に供給する液肥供給用の管路構造
を備えており、注入管16の抜差作動に伴って、液肥を
注入管16の吐出用ノズル部60から土中に注入せしめ
るようになっている。
【0046】より詳細には、図7に示されているよう
に、本体フレーム102の前方側下端部には、施肥装置
100の走行方向に直行して水平方向に延びる前輪用回
転中心軸108が回転可能に装着されていると共に、該
回転中心軸108の軸方向両端部分には、左右駆動用前
輪104,104がそれぞれ固定的に装着されて軸支さ
れている。また、前輪用回転中心軸108には、第1の
スプロケット110が固定的に装着されており、本体フ
レーム102に固定的に支持された駆動用電動モータ3
4の駆動軸に取り付けられたドライブスプロケット36
に対して、チェーン112を介して連結されている。そ
して、ドライブスプロケット36と第1のスプロケット
110の間に配されたテンションプーリ114,114
によって、チェーン112に所定のテンションがかけら
れ、チェーン112を介して駆動用電動モータ34の駆
動力が第1のスプロケット110に伝達され、駆動用前
輪104,104が回転駆動せしめられるようになって
いる。
に、本体フレーム102の前方側下端部には、施肥装置
100の走行方向に直行して水平方向に延びる前輪用回
転中心軸108が回転可能に装着されていると共に、該
回転中心軸108の軸方向両端部分には、左右駆動用前
輪104,104がそれぞれ固定的に装着されて軸支さ
れている。また、前輪用回転中心軸108には、第1の
スプロケット110が固定的に装着されており、本体フ
レーム102に固定的に支持された駆動用電動モータ3
4の駆動軸に取り付けられたドライブスプロケット36
に対して、チェーン112を介して連結されている。そ
して、ドライブスプロケット36と第1のスプロケット
110の間に配されたテンションプーリ114,114
によって、チェーン112に所定のテンションがかけら
れ、チェーン112を介して駆動用電動モータ34の駆
動力が第1のスプロケット110に伝達され、駆動用前
輪104,104が回転駆動せしめられるようになって
いる。
【0047】また、図7,8及び9に示されるように、
本体フレーム102の後方側には、本体フレーム102
の鉛直方向中央部分から下方に延び出す一対の後輪支持
プレート116,116が一体的に固設されており、そ
れら後輪支持プレート116,116は、走行方向に直
行する方向で、相互に所定距離だけ離間して対向位置せ
しめられている。また、後輪支持プレート116,11
6の間には、鉛直上下方向に離間した2ヶ所において、
後輪支持プレート116,116の鉛直平面に直交して
水平方向に延びると共に、その軸方向両端部が後輪支持
プレート116,116の表面に突出する上側回転中心
軸118及び下側回転中心軸120がそれぞれ回転可能
に支持されている。
本体フレーム102の後方側には、本体フレーム102
の鉛直方向中央部分から下方に延び出す一対の後輪支持
プレート116,116が一体的に固設されており、そ
れら後輪支持プレート116,116は、走行方向に直
行する方向で、相互に所定距離だけ離間して対向位置せ
しめられている。また、後輪支持プレート116,11
6の間には、鉛直上下方向に離間した2ヶ所において、
後輪支持プレート116,116の鉛直平面に直交して
水平方向に延びると共に、その軸方向両端部が後輪支持
プレート116,116の表面に突出する上側回転中心
軸118及び下側回転中心軸120がそれぞれ回転可能
に支持されている。
【0048】かかる下側回転中心軸120には、その軸
方向略中央部分において、駆動用後輪106がベアリン
ク122を介して回転可能に支持されていると共に、第
二のスプロケット124が同様にベアリング126を介
して回転可能に支持されている。そして、第二のスプロ
ケット124と駆動用後輪106が、互いにボルト固定
されることによって、一体的に回動せしめられるように
なっている。一方、上側回転中心軸118には、第三の
スプロケット128が固定的に装着されており、チェー
ン130を介して第二のスプロケット124と連結され
ている。この第三のスプロケット128は、同時にチェ
ーン130を介して後述する第四のスプロケット132
とも連結されている。この第四のスプロケットは、該第
四のスプロケット132に隣接して設けられると共に、
該第四のスプロケット132と同期して回転せしめられ
る第五のスプロケット133に対して、チェーン134
を介してドライブスプロケット36の駆動力が伝達され
ることにより、回転せしめられる。このような第四スプ
ロケットの回動により、第三のスプロケット128が回
転せしめられて、それに伴って駆動用後輪106が駆動
されるようになっている。なお、チェーン130は、第
二のスプロケット124と第四のスプロケット132の
間にも掛け渡される共に、第二乃至第四のスプロケット
124,128,132の間に配されたテンションプー
リ136,136によって、所定のテンションがかけら
れて、第二乃至第四のスプロケット124,128,1
32が同期して回転駆動せしめられるようになってい
る。
方向略中央部分において、駆動用後輪106がベアリン
ク122を介して回転可能に支持されていると共に、第
二のスプロケット124が同様にベアリング126を介
して回転可能に支持されている。そして、第二のスプロ
ケット124と駆動用後輪106が、互いにボルト固定
されることによって、一体的に回動せしめられるように
なっている。一方、上側回転中心軸118には、第三の
スプロケット128が固定的に装着されており、チェー
ン130を介して第二のスプロケット124と連結され
ている。この第三のスプロケット128は、同時にチェ
ーン130を介して後述する第四のスプロケット132
とも連結されている。この第四のスプロケットは、該第
四のスプロケット132に隣接して設けられると共に、
該第四のスプロケット132と同期して回転せしめられ
る第五のスプロケット133に対して、チェーン134
を介してドライブスプロケット36の駆動力が伝達され
ることにより、回転せしめられる。このような第四スプ
ロケットの回動により、第三のスプロケット128が回
転せしめられて、それに伴って駆動用後輪106が駆動
されるようになっている。なお、チェーン130は、第
二のスプロケット124と第四のスプロケット132の
間にも掛け渡される共に、第二乃至第四のスプロケット
124,128,132の間に配されたテンションプー
リ136,136によって、所定のテンションがかけら
れて、第二乃至第四のスプロケット124,128,1
32が同期して回転駆動せしめられるようになってい
る。
【0049】次に、注入管16の抜差駆動機構について
説明する。先ず、図8に示される如く、上側回転中心軸
118の両側突出端部には、それぞれ回転アームとして
の半円形回転板138,138が、その中心点付近に突
出して設けられた円筒形の取付部140,140によっ
て、外挿状態で固着されており、該取付部140,14
0の外周縁部に設けられたベアリング142を介して、
それら取付部140,140が後輪支持プレート116
に対して回転可能に装着されている。一方、上側回転中
心軸118の鉛直下方に離間して平行に配された下側回
転中心軸120の両側突出端部には、それぞれ回転アー
ムとしての円形回転板144,144が、その中心部分
に突出して設けられた円筒型の取付部146,146に
よって外挿状態で固着されており、該取付部146の外
周縁部に設けられたベアリング148を介して、それら
取付部146,146が後輪支持プレート116に対し
て回転可能に装着されている。ここにおいて、上側回転
中心軸118の両側突出端部に取り付けられる半円形回
転板138,138は、一方の半円形回転板138の周
方向略中央部分が鉛直方向の最下方に位置する際に、他
方の半円形回転板138の周方向略中央部分が鉛直方向
の最上方に位置するように取り付けられており、互いに
180°だけ位相がずれて回転駆動せしめられるように
なっている。
説明する。先ず、図8に示される如く、上側回転中心軸
118の両側突出端部には、それぞれ回転アームとして
の半円形回転板138,138が、その中心点付近に突
出して設けられた円筒形の取付部140,140によっ
て、外挿状態で固着されており、該取付部140,14
0の外周縁部に設けられたベアリング142を介して、
それら取付部140,140が後輪支持プレート116
に対して回転可能に装着されている。一方、上側回転中
心軸118の鉛直下方に離間して平行に配された下側回
転中心軸120の両側突出端部には、それぞれ回転アー
ムとしての円形回転板144,144が、その中心部分
に突出して設けられた円筒型の取付部146,146に
よって外挿状態で固着されており、該取付部146の外
周縁部に設けられたベアリング148を介して、それら
取付部146,146が後輪支持プレート116に対し
て回転可能に装着されている。ここにおいて、上側回転
中心軸118の両側突出端部に取り付けられる半円形回
転板138,138は、一方の半円形回転板138の周
方向略中央部分が鉛直方向の最下方に位置する際に、他
方の半円形回転板138の周方向略中央部分が鉛直方向
の最上方に位置するように取り付けられており、互いに
180°だけ位相がずれて回転駆動せしめられるように
なっている。
【0050】さらに、各半円形回転板138には、その
外周縁部の周方向略中央部分において、第一の連結ロッ
ド154が突設されており、この連結ロッド154に対
して、注入管16を支持する支持アーム150の長手方
向一方の端部152がベアリング156を介して回転可
能に装着されている。また、支持アーム150の長手方
向他方の端部158は、円形回転板144の外周縁部に
突設された第二の連結ロッド160に対して、ベアリン
グ162を介して回転可能に装着されている。なお、円
形回転板144に連結された支持アーム150の端部1
58には、矩形ボックス形状の注入管装着部材164が
固設されており、該注入管装着部材164に対して、注
入管16の上端部が嵌合固定されるようになっている。
さらに、注入管装着部材164には、液肥圧送配管92
の装着孔166が設けられており、液肥圧送配管92の
吐出側端部が装着されて、液肥が注入管16に供給され
るようになっている。
外周縁部の周方向略中央部分において、第一の連結ロッ
ド154が突設されており、この連結ロッド154に対
して、注入管16を支持する支持アーム150の長手方
向一方の端部152がベアリング156を介して回転可
能に装着されている。また、支持アーム150の長手方
向他方の端部158は、円形回転板144の外周縁部に
突設された第二の連結ロッド160に対して、ベアリン
グ162を介して回転可能に装着されている。なお、円
形回転板144に連結された支持アーム150の端部1
58には、矩形ボックス形状の注入管装着部材164が
固設されており、該注入管装着部材164に対して、注
入管16の上端部が嵌合固定されるようになっている。
さらに、注入管装着部材164には、液肥圧送配管92
の装着孔166が設けられており、液肥圧送配管92の
吐出側端部が装着されて、液肥が注入管16に供給され
るようになっている。
【0051】従って、これら半円形回転板138と円形
回転板144及びそれらを連結する支持アーム150に
よって4節リンク機構が構成されており、特に、本実施
形態では、上側回転中心軸118と第一の連結ロッド1
54との離間距離と、下側回転中心軸120と第二の連
結ロッド160との離間距離が略同一とされていること
から、4節リンク機構の回転アームを構成する半円形回
転板138と円形回転板144のそれぞれの回転アーム
長が略同一とされて、4節の平行リンク機構が構成され
ることとなる。即ち、第一の連結ロッド154と第二の
連結ロッド160が上下回転中心軸118,120回り
に同期して回転せしめられることによって、それら第一
及び第二の連結ロッド154,160回りに回転可能に
支持された支持アーム150及び該支持アーム150に
支持された注入管16が略鉛直状態を維持しつつ往復上
下動せしめられるようになっている。
回転板144及びそれらを連結する支持アーム150に
よって4節リンク機構が構成されており、特に、本実施
形態では、上側回転中心軸118と第一の連結ロッド1
54との離間距離と、下側回転中心軸120と第二の連
結ロッド160との離間距離が略同一とされていること
から、4節リンク機構の回転アームを構成する半円形回
転板138と円形回転板144のそれぞれの回転アーム
長が略同一とされて、4節の平行リンク機構が構成され
ることとなる。即ち、第一の連結ロッド154と第二の
連結ロッド160が上下回転中心軸118,120回り
に同期して回転せしめられることによって、それら第一
及び第二の連結ロッド154,160回りに回転可能に
支持された支持アーム150及び該支持アーム150に
支持された注入管16が略鉛直状態を維持しつつ往復上
下動せしめられるようになっている。
【0052】ところで、かかる4節の平行リンク機構の
回転アームを構成する半円形回転板138と円形回転板
144は、ぞれぞれ上下回転中心軸118,120回り
に回転せしめられることとなるが、それら上下回転中心
軸118,120には、それぞれプーリ170,17
2,が外挿固定されており、それらプーリ170,17
2の間には、タイミングベルト174が巻き掛けられて
いる。そして、タイミングベルト174に当接するよう
に設けられたテンションプーリ175によって、タイミ
ングベルト174に所定テンションがかけられることに
より、両回転中心軸118,120が同期して回転せし
められることとなる。これにより、第一の連結ロッド1
54と第二の連結ロッド160が回転中心軸118,1
20回りに同期して回転せしめられるようになってい
る。なお、上下回転中心軸118,120は、第三のス
プロケット128に対して駆動用電動モータ34の駆動
力が前記第四及び第五のスプロケット132,133を
介して及ぼされることによって回動せしめられる。ま
た、本実施形態においては、該4節の平行リンク機構と
駆動用後輪106とが略同期して回転せしめられる。
回転アームを構成する半円形回転板138と円形回転板
144は、ぞれぞれ上下回転中心軸118,120回り
に回転せしめられることとなるが、それら上下回転中心
軸118,120には、それぞれプーリ170,17
2,が外挿固定されており、それらプーリ170,17
2の間には、タイミングベルト174が巻き掛けられて
いる。そして、タイミングベルト174に当接するよう
に設けられたテンションプーリ175によって、タイミ
ングベルト174に所定テンションがかけられることに
より、両回転中心軸118,120が同期して回転せし
められることとなる。これにより、第一の連結ロッド1
54と第二の連結ロッド160が回転中心軸118,1
20回りに同期して回転せしめられるようになってい
る。なお、上下回転中心軸118,120は、第三のス
プロケット128に対して駆動用電動モータ34の駆動
力が前記第四及び第五のスプロケット132,133を
介して及ぼされることによって回動せしめられる。ま
た、本実施形態においては、該4節の平行リンク機構と
駆動用後輪106とが略同期して回転せしめられる。
【0053】さらに、本実施形態では、上側回転中心軸
118の両側突出先端部分に対して、半円形回転板13
8,138が予め位相が180°ずれた状態で装着され
ていることから、支持アーム150によって支持された
計2本の注入管16,16が互いに180°だけ位相が
ずれて往復駆動せしめられるようになっており、それら
注入管16,16の吐出用ノズル部60,60が交互に
土中に差し込まれるようになっている。
118の両側突出先端部分に対して、半円形回転板13
8,138が予め位相が180°ずれた状態で装着され
ていることから、支持アーム150によって支持された
計2本の注入管16,16が互いに180°だけ位相が
ずれて往復駆動せしめられるようになっており、それら
注入管16,16の吐出用ノズル部60,60が交互に
土中に差し込まれるようになっている。
【0054】ところで、前記支持アーム150における
連結ロッド160の係合部には、半円形回転板138の
連結ロッド154による係合位置を中心として、周方向
に所定長さで延びる長孔168が形成されており、この
長孔168内で連結ロッド160が、自由に移動可能と
されている。更に、図面に明示はされていないが、円形
回転板144と支持アーム150の間には、連結ロッド
160を長孔168内の周方向一方の側に付勢する付勢
手段が配設されており、支持アーム150に外力が及ぼ
されていない通常状態下では、連結ロッド160が、長
孔168の前方端部に弾性的に保持せしめられるように
なっている。これにより、施肥装置本体の走行時に、半
円形及び円形の回転板138,144が回転せしめられ
ると、連結ロッド154,160の軌跡(サイクロイ
ド)を表す図9に示されているように、注入管16が土
表面に差し込まれる瞬間には、即ち、吐出用ノズル部6
0が点Sに至る瞬間には、注入管16の吐出用ノズル6
0が走行方向の斜め前方に向かうように、注入管16
(支持アーム150)が前方に傾斜せしめられる。その
後、半円形及び円形の回転板138,144の回転に伴
って、注入管16は土中に差し込まれることとなるが、
その際、図9中に矢印で示されているように、注入管1
6は、その吐出用ノズル部60を略回転中心として、次
第に走行方向で傾きを変える。そして、半円形及び円形
の回転板138,144の回転と、駆動用後輪106の
回転が略同期していることから、注入管16が最も土中
に深く差し込まれた際には、即ち、吐出用ノズル部60
が点S′に至る際には、連結ロッド154,160が、
差込位置:Q,Rから最下点:Q′,R′に至ることと
なり、注入管16が略鉛直状態となる。その後、更に走
行しながら半円形及び円形の回転板138,144が回
転せしめられると、注入管16の吐出用ノズル部60を
略回転中心とする傾動によって、図9中に矢印で示され
ているように、注入管16は、その吐出用ノズル部60
を略回転中心として、次第に走行方向で傾きを変え、注
入管の上端部が走行方向の斜め前方に向かうように、注
入管16(支持アーム150)が後方に傾斜せしめられ
る。そして、連結ロッド154,160が引抜位置
Q″,R″に至る際には、注入管16の吐出用ノズル部
60が点S″に達し、差し込み位置点Sと略同位置から
引き抜かれるようになっている。
連結ロッド160の係合部には、半円形回転板138の
連結ロッド154による係合位置を中心として、周方向
に所定長さで延びる長孔168が形成されており、この
長孔168内で連結ロッド160が、自由に移動可能と
されている。更に、図面に明示はされていないが、円形
回転板144と支持アーム150の間には、連結ロッド
160を長孔168内の周方向一方の側に付勢する付勢
手段が配設されており、支持アーム150に外力が及ぼ
されていない通常状態下では、連結ロッド160が、長
孔168の前方端部に弾性的に保持せしめられるように
なっている。これにより、施肥装置本体の走行時に、半
円形及び円形の回転板138,144が回転せしめられ
ると、連結ロッド154,160の軌跡(サイクロイ
ド)を表す図9に示されているように、注入管16が土
表面に差し込まれる瞬間には、即ち、吐出用ノズル部6
0が点Sに至る瞬間には、注入管16の吐出用ノズル6
0が走行方向の斜め前方に向かうように、注入管16
(支持アーム150)が前方に傾斜せしめられる。その
後、半円形及び円形の回転板138,144の回転に伴
って、注入管16は土中に差し込まれることとなるが、
その際、図9中に矢印で示されているように、注入管1
6は、その吐出用ノズル部60を略回転中心として、次
第に走行方向で傾きを変える。そして、半円形及び円形
の回転板138,144の回転と、駆動用後輪106の
回転が略同期していることから、注入管16が最も土中
に深く差し込まれた際には、即ち、吐出用ノズル部60
が点S′に至る際には、連結ロッド154,160が、
差込位置:Q,Rから最下点:Q′,R′に至ることと
なり、注入管16が略鉛直状態となる。その後、更に走
行しながら半円形及び円形の回転板138,144が回
転せしめられると、注入管16の吐出用ノズル部60を
略回転中心とする傾動によって、図9中に矢印で示され
ているように、注入管16は、その吐出用ノズル部60
を略回転中心として、次第に走行方向で傾きを変え、注
入管の上端部が走行方向の斜め前方に向かうように、注
入管16(支持アーム150)が後方に傾斜せしめられ
る。そして、連結ロッド154,160が引抜位置
Q″,R″に至る際には、注入管16の吐出用ノズル部
60が点S″に達し、差し込み位置点Sと略同位置から
引き抜かれるようになっている。
【0055】すなわち、このような注入管16の差し込
みから引き抜きまでの一連の動きによって注入管16
は、土中に差し込まれた吐出用ノズル部60の位置を殆
ど変えることなく、地面に抜き差しされることとなり、
施肥装置本体の走行に伴う注入管16の引きずりが極め
て有利に防止され得るようになっているのである。
みから引き抜きまでの一連の動きによって注入管16
は、土中に差し込まれた吐出用ノズル部60の位置を殆
ど変えることなく、地面に抜き差しされることとなり、
施肥装置本体の走行に伴う注入管16の引きずりが極め
て有利に防止され得るようになっているのである。
【0056】そして、このような構造とされた注入管1
6の抜差駆動機構は、施肥装置100の略中央に位置す
る駆動用後輪106の付近で形成されていることから、
走行方向に直行する左右両側に離間位置して設けられた
駆動用前輪104,104が、圃場土表面の凹凸により
上下した場合でも、それら駆動用前輪間の略中央部分に
位置する駆動用後輪106の付近に配された注入管1
6,16への影響が軽減されることとなり、以て、注入
管16,16を圃場土表面に沿って安定して略一定位置
に案内せしめることができる。また、注入管16,16
が、4節の平行リンク機構によって支持されていること
から、注入管16,16を鉛直状態を保持したまま、上
下駆動せしめることができ、注入管16,16を圃場の
土表面に対して安定して保持せしめることが可能とな
る。これらによって、前記実施形態と同様、抜差作動さ
れる注入管16,16の差込深さも略一定の深さに有利
に維持されるようになっている。
6の抜差駆動機構は、施肥装置100の略中央に位置す
る駆動用後輪106の付近で形成されていることから、
走行方向に直行する左右両側に離間位置して設けられた
駆動用前輪104,104が、圃場土表面の凹凸により
上下した場合でも、それら駆動用前輪間の略中央部分に
位置する駆動用後輪106の付近に配された注入管1
6,16への影響が軽減されることとなり、以て、注入
管16,16を圃場土表面に沿って安定して略一定位置
に案内せしめることができる。また、注入管16,16
が、4節の平行リンク機構によって支持されていること
から、注入管16,16を鉛直状態を保持したまま、上
下駆動せしめることができ、注入管16,16を圃場の
土表面に対して安定して保持せしめることが可能とな
る。これらによって、前記実施形態と同様、抜差作動さ
れる注入管16,16の差込深さも略一定の深さに有利
に維持されるようになっている。
【0057】次に、注入管16,16への液肥の圧送手
段について説明する。図9には、本実施形態に従う構造
とされた液肥圧送手段の要部が拡大してモデル的に示さ
れている。かかる液肥圧送手段は、本体フレーム102
に支持された二つの往復動型ポンプ176,176を備
えている。それら往復動型ポンプ176,176は、走
行方向に直交する左右方向で相互に離間位置して配され
ており、それぞれ、駆動用後輪106の左右両側に配さ
れた注入管16,16に連結されるようになっている。
そこにおいて、各往復動型ポンプ176のシリンダ17
8は、矩形ボックス形状を有しており、本体フレーム1
02の底面に対して固定的に取り付けられている。ま
た、シリンダ178から上方に向かって突出するピスト
ンロッド180の突出先端部がねじ状とされて、押圧ロ
ッド182がねじ込まれて上方に突出した状態で装着さ
れている。なお、本実施形態の施肥装置100において
は、押圧ロッド182のねじ込み量を調節することによ
り、ピストンロッドの長さを適時調節可能とされてお
り、往復動型ポンプ176の作動ストロークが調節可能
とされる。これにより、液肥の圧送タイミング乃至は圧
送量を調節する圧送タイミング調節機構が構成されてい
る。
段について説明する。図9には、本実施形態に従う構造
とされた液肥圧送手段の要部が拡大してモデル的に示さ
れている。かかる液肥圧送手段は、本体フレーム102
に支持された二つの往復動型ポンプ176,176を備
えている。それら往復動型ポンプ176,176は、走
行方向に直交する左右方向で相互に離間位置して配され
ており、それぞれ、駆動用後輪106の左右両側に配さ
れた注入管16,16に連結されるようになっている。
そこにおいて、各往復動型ポンプ176のシリンダ17
8は、矩形ボックス形状を有しており、本体フレーム1
02の底面に対して固定的に取り付けられている。ま
た、シリンダ178から上方に向かって突出するピスト
ンロッド180の突出先端部がねじ状とされて、押圧ロ
ッド182がねじ込まれて上方に突出した状態で装着さ
れている。なお、本実施形態の施肥装置100において
は、押圧ロッド182のねじ込み量を調節することによ
り、ピストンロッドの長さを適時調節可能とされてお
り、往復動型ポンプ176の作動ストロークが調節可能
とされる。これにより、液肥の圧送タイミング乃至は圧
送量を調節する圧送タイミング調節機構が構成されてい
る。
【0058】また、ピストンロッド180の突出先端部
には、更にスプリング支持板184が押圧ロッド182
の下方に位置するようにねじ込まれており、該スプリン
グ支持板184とシリンダ178の上底面との間におい
て、複数個(本実施形態では4ヶ所)のコイルスプリン
グ186が所定圧力で圧縮された状態で、配されるよう
になっている。そして、このコイルスプリング186の
復元力による付勢力が、往復動型ポンプ176のピスト
ンロッド180に対して、シリンダ178からの抜出方
向に常時及ぼされるようになっている。即ち、これによ
り、往復動型ポンプ176のピストンロッド180は、
常時抜出方向に弾性的に保持されるようにされている。
には、更にスプリング支持板184が押圧ロッド182
の下方に位置するようにねじ込まれており、該スプリン
グ支持板184とシリンダ178の上底面との間におい
て、複数個(本実施形態では4ヶ所)のコイルスプリン
グ186が所定圧力で圧縮された状態で、配されるよう
になっている。そして、このコイルスプリング186の
復元力による付勢力が、往復動型ポンプ176のピスト
ンロッド180に対して、シリンダ178からの抜出方
向に常時及ぼされるようになっている。即ち、これによ
り、往復動型ポンプ176のピストンロッド180は、
常時抜出方向に弾性的に保持されるようにされている。
【0059】一方、往復動型ポンプ176の鉛直方向上
方には、走行方向に直交して水平方向に延びる押圧用回
転中心軸188が、本体フレーム102によって回転可
能に支持されていると共に、該回転中心軸188に対し
て、駆動回転体としての押圧部材190が、固定的に装
着されて、押圧用回転中心軸188と一体的に回動せし
められるようになっている。この押圧部材188は、軸
方向に所定長さで延びる矩形形状を有しており、軸方向
の両端部分から、それぞれ軸直角方向で反対方向に延び
出す当接部192,192を備えている。これら当接部
192,192は、それぞれ、左右に離間して配された
往復動型ポンプ176,176の押圧ロッド182,1
82に当接せしめられるように位置決めされている。そ
して、押圧用回転中心軸188の回転に伴い押圧部材1
90の当接部192,192が、180°だけ位相がず
れて回転せしめられるようになっており、交互に往復動
型ポンプ176,176の押圧ロッド182,182を
押圧せしめるようになっている。これによって、各押圧
ロッド182が押圧されてピストンロッド180がシリ
ンダ178内に押し込み作動せしめられるようになって
いる。なお、押圧用回転中心軸188には、前記第四の
スプロケット132と、該第四のスプロケット132と
略同一の径を有する第五のスプロケット133とが、ぞ
れぞれ固定的に取り付けられており、該第五のスプロケ
ット133に対して、チェーン134を介してドライブ
スプロケット36の駆動力が及ぼされて、押圧用回転中
心軸188が回転せしめられるようになっている。な
お、第五のスプロケット133とドライブスプロケット
36の間には、配設位置が選択的に切換可能なテンショ
ンプーリ194が設けられており、テンションプーリ1
94に固設された操作レバー196によって、テンショ
ンプーリ194を、チェーン134に対して当接せしめ
て所定のテンションを与えたり、或いは、テンションプ
ーリ194をチェーン134から離間せしめてチェーン
134へのテンションの付与を解除したり出来るように
なっている。これにより、注入管16の抜差駆動機構や
液肥の圧送機構への駆動力の伝達をON/OFFする、
スイッチ機構が設けられている
方には、走行方向に直交して水平方向に延びる押圧用回
転中心軸188が、本体フレーム102によって回転可
能に支持されていると共に、該回転中心軸188に対し
て、駆動回転体としての押圧部材190が、固定的に装
着されて、押圧用回転中心軸188と一体的に回動せし
められるようになっている。この押圧部材188は、軸
方向に所定長さで延びる矩形形状を有しており、軸方向
の両端部分から、それぞれ軸直角方向で反対方向に延び
出す当接部192,192を備えている。これら当接部
192,192は、それぞれ、左右に離間して配された
往復動型ポンプ176,176の押圧ロッド182,1
82に当接せしめられるように位置決めされている。そ
して、押圧用回転中心軸188の回転に伴い押圧部材1
90の当接部192,192が、180°だけ位相がず
れて回転せしめられるようになっており、交互に往復動
型ポンプ176,176の押圧ロッド182,182を
押圧せしめるようになっている。これによって、各押圧
ロッド182が押圧されてピストンロッド180がシリ
ンダ178内に押し込み作動せしめられるようになって
いる。なお、押圧用回転中心軸188には、前記第四の
スプロケット132と、該第四のスプロケット132と
略同一の径を有する第五のスプロケット133とが、ぞ
れぞれ固定的に取り付けられており、該第五のスプロケ
ット133に対して、チェーン134を介してドライブ
スプロケット36の駆動力が及ぼされて、押圧用回転中
心軸188が回転せしめられるようになっている。な
お、第五のスプロケット133とドライブスプロケット
36の間には、配設位置が選択的に切換可能なテンショ
ンプーリ194が設けられており、テンションプーリ1
94に固設された操作レバー196によって、テンショ
ンプーリ194を、チェーン134に対して当接せしめ
て所定のテンションを与えたり、或いは、テンションプ
ーリ194をチェーン134から離間せしめてチェーン
134へのテンションの付与を解除したり出来るように
なっている。これにより、注入管16の抜差駆動機構や
液肥の圧送機構への駆動力の伝達をON/OFFする、
スイッチ機構が設けられている
【0060】即ち、各往復動型ポンプ176のピストン
ロッド180は、常時抜出方向に弾性的に保持されるよ
うになっており、押圧部材190の当接部192が押圧
ロッド182に当接した時だけ、ピストンロッド180
がシリンダ178内に押し込まれるようなっている。特
に、押圧部材190の当接部192が周状の半周以下
(本実施形態においては1/4周程度)の最下端部分で
しか押圧ロッド182に当接しないようにされており、
当接している領域で、ピストンロッド180を押圧する
と共に、そこから離れることによって押圧を解除して、
ピストンロッド180に対して引張作用、即ち、抜出方
向への駆動力を及ぼさないようになっている。なお、本
実施形態の押圧部材190の当接部192は、前記実施
形態の84と同様、ピストンロッド180に固定されて
いないことから、ピストンロッド180に対して、押下
力だけを及ぼし、下死点に至った後は、押圧部材190
の当接部192はピストンロッド180から独立して上
方に変位せしめられることとなる。従って、前記実施形
態と同様に、ピストンロッド180の抜出方向への復元
力は、コイルスプリング186によって緩衝的にピスト
ンロッド180に及ぼされるようになっている。
ロッド180は、常時抜出方向に弾性的に保持されるよ
うになっており、押圧部材190の当接部192が押圧
ロッド182に当接した時だけ、ピストンロッド180
がシリンダ178内に押し込まれるようなっている。特
に、押圧部材190の当接部192が周状の半周以下
(本実施形態においては1/4周程度)の最下端部分で
しか押圧ロッド182に当接しないようにされており、
当接している領域で、ピストンロッド180を押圧する
と共に、そこから離れることによって押圧を解除して、
ピストンロッド180に対して引張作用、即ち、抜出方
向への駆動力を及ぼさないようになっている。なお、本
実施形態の押圧部材190の当接部192は、前記実施
形態の84と同様、ピストンロッド180に固定されて
いないことから、ピストンロッド180に対して、押下
力だけを及ぼし、下死点に至った後は、押圧部材190
の当接部192はピストンロッド180から独立して上
方に変位せしめられることとなる。従って、前記実施形
態と同様に、ピストンロッド180の抜出方向への復元
力は、コイルスプリング186によって緩衝的にピスト
ンロッド180に及ぼされるようになっている。
【0061】ここにおいて、押圧用回転中心軸188
は、第五のスプロケット133に対してチェーン134
を介してドライブスプロケット36の駆動力が及ぼされ
て回転せしめられるようになっているが、該押圧用回転
中心軸188に設けられた第四のスプロケット132
と、上側回転中心軸118に設けられた第三のスプロケ
ット128とが、略同一の径をもって構成されると共
に、それら第三乃至第四のスプロケット128,132
がチェーン130によって連結されて、同期して回転せ
しめられることから、押圧用回転中心軸188回りに回
転せしめられる押圧部材190と、上側回転中心軸11
8回りに回転せしめられる4節リンク機構によって支持
された注入管16とが、同期して回転駆動せしめられる
こととなる。従って、注入管16が鉛直下方に変位せし
められて、その吐出用ノズル部60が土中に差し込まれ
る略最下端域近くに達した場合に、初めて押圧部材19
0の当接部192が押圧ロッド182の先端部分に当接
して、ピストンロッド180に対して押し込み作動せし
めて、シリンダ178内に圧力を生ぜしめるようになっ
ている。なお、往復動型ポンプ176には、前記実施形
態と同様、液肥圧送/供給管路89が直接に連結されて
おり、その管路89が分岐点93で分岐して、タンク1
8からの液肥供給用管路90へ接続される一方、注入管
16への液肥圧送管路92へも接続されている。そし
て、液肥供給用管路90に設けられた第1の逆止弁94
によって液肥のタンク内への逆流を阻止すると共に、液
肥圧送管路92に設けられた第二に逆止弁96により、
ピストンロッド180内に発生する負圧によって注入管
16の吐出用ノズル部60内に土等の異物が吸引される
のを防止し、以て、前記実施形態と同様の効果が達成さ
れ得る。
は、第五のスプロケット133に対してチェーン134
を介してドライブスプロケット36の駆動力が及ぼされ
て回転せしめられるようになっているが、該押圧用回転
中心軸188に設けられた第四のスプロケット132
と、上側回転中心軸118に設けられた第三のスプロケ
ット128とが、略同一の径をもって構成されると共
に、それら第三乃至第四のスプロケット128,132
がチェーン130によって連結されて、同期して回転せ
しめられることから、押圧用回転中心軸188回りに回
転せしめられる押圧部材190と、上側回転中心軸11
8回りに回転せしめられる4節リンク機構によって支持
された注入管16とが、同期して回転駆動せしめられる
こととなる。従って、注入管16が鉛直下方に変位せし
められて、その吐出用ノズル部60が土中に差し込まれ
る略最下端域近くに達した場合に、初めて押圧部材19
0の当接部192が押圧ロッド182の先端部分に当接
して、ピストンロッド180に対して押し込み作動せし
めて、シリンダ178内に圧力を生ぜしめるようになっ
ている。なお、往復動型ポンプ176には、前記実施形
態と同様、液肥圧送/供給管路89が直接に連結されて
おり、その管路89が分岐点93で分岐して、タンク1
8からの液肥供給用管路90へ接続される一方、注入管
16への液肥圧送管路92へも接続されている。そし
て、液肥供給用管路90に設けられた第1の逆止弁94
によって液肥のタンク内への逆流を阻止すると共に、液
肥圧送管路92に設けられた第二に逆止弁96により、
ピストンロッド180内に発生する負圧によって注入管
16の吐出用ノズル部60内に土等の異物が吸引される
のを防止し、以て、前記実施形態と同様の効果が達成さ
れ得る。
【0062】このような構造とされた本実施形態の液肥
圧送手段においても、前記実施形態と同様、往復動型ポ
ンプ176のピストンロッド180が、コイルスプリン
グ186によって押し込み位置から緩衝的にもどされる
ことに伴い往復動型ポンプ176内に発生する負圧によ
ってタンク18から液肥がシリンダ176内に吸引され
る。そしてピストンロッド180が最も引き出された位
置にまで達した後、押圧部材190の当接部192が押
圧ロッド182に当接せしめられて、ピストンロッド1
80が押し込み駆動されることにより、シリンダ内17
8から液肥が圧送されて注入管16に導かれ、注入管1
6の吐出用ノズル部60から土中に注入されるようにな
っている。
圧送手段においても、前記実施形態と同様、往復動型ポ
ンプ176のピストンロッド180が、コイルスプリン
グ186によって押し込み位置から緩衝的にもどされる
ことに伴い往復動型ポンプ176内に発生する負圧によ
ってタンク18から液肥がシリンダ176内に吸引され
る。そしてピストンロッド180が最も引き出された位
置にまで達した後、押圧部材190の当接部192が押
圧ロッド182に当接せしめられて、ピストンロッド1
80が押し込み駆動されることにより、シリンダ内17
8から液肥が圧送されて注入管16に導かれ、注入管1
6の吐出用ノズル部60から土中に注入されるようにな
っている。
【0063】また、上述の如き構造とされた施肥装置1
00は、 駆動用電動モータ34を駆動して駆動用前後
輪104,104,106を駆動せしめて、圃場土表面
を走行せしめられることとなるが、駆動用電動モータ3
4の駆動力によって、注入管16を上下駆動する抜差駆
動手段の駆動と、押圧部材190による液肥の圧送作動
が同期して行われるようになっている。従って、施肥装
置100の走行時において、一定間隔に注入管16が土
中に差し込まれて液肥が注入されると共に、注入管16
が土中に差し込まれた際に、確実に液肥が注入管16か
ら土中に吐出せしめられるようになっている。また、前
記実施形態と同様、施肥装置100においても土中に差
し込まれた後の注入管16の水平方向の動きが、施肥装
置100の走行方向の動きと反対向きとされていること
から、装置の走行に伴う注入管16の差込状態での引き
ずりが、軽減され得る。特に、本実施形態においては、
連結ロッド160が長孔168内で自由に移動可能とさ
れていることから、注入管16の土の抵抗に対する逃げ
方向の傾き量が大きく許容されて、注入管16の引きず
りが一層有利に軽減乃至は回避され得る。
00は、 駆動用電動モータ34を駆動して駆動用前後
輪104,104,106を駆動せしめて、圃場土表面
を走行せしめられることとなるが、駆動用電動モータ3
4の駆動力によって、注入管16を上下駆動する抜差駆
動手段の駆動と、押圧部材190による液肥の圧送作動
が同期して行われるようになっている。従って、施肥装
置100の走行時において、一定間隔に注入管16が土
中に差し込まれて液肥が注入されると共に、注入管16
が土中に差し込まれた際に、確実に液肥が注入管16か
ら土中に吐出せしめられるようになっている。また、前
記実施形態と同様、施肥装置100においても土中に差
し込まれた後の注入管16の水平方向の動きが、施肥装
置100の走行方向の動きと反対向きとされていること
から、装置の走行に伴う注入管16の差込状態での引き
ずりが、軽減され得る。特に、本実施形態においては、
連結ロッド160が長孔168内で自由に移動可能とさ
れていることから、注入管16の土の抵抗に対する逃げ
方向の傾き量が大きく許容されて、注入管16の引きず
りが一層有利に軽減乃至は回避され得る。
【0064】加えて、本実施形態に従う施肥装置100
においては、往復動型ポンプ176のピストンロッド1
80に対してコイルスプリング186による突き出し方
向への付勢力が常時及ぼされるようになっていることか
ら、注入管16の抜差作動と同期して回転する回転駆動
体としての押圧部材190による押圧ロッド182の押
圧作動と組み合わせることにより、前記実施形態と同
様、簡単な構造をもって所望の周期でピストンロッド1
80を往復作動せしめ得て、以て、液肥の圧送及び吸引
を有利に行うことが可能となる。しかも、ピストンロッ
ド180の引き上げによる液肥の吸引作動が、コイルス
プリング186の付勢力によって緩衝的に行われること
から、シリンダ176内の急激な負圧の発生等による液
肥からの気層の分離等の不具合が有利に回避されて、往
復動型ポンプ176の作業性の安定化が有利に図られ得
る。
においては、往復動型ポンプ176のピストンロッド1
80に対してコイルスプリング186による突き出し方
向への付勢力が常時及ぼされるようになっていることか
ら、注入管16の抜差作動と同期して回転する回転駆動
体としての押圧部材190による押圧ロッド182の押
圧作動と組み合わせることにより、前記実施形態と同
様、簡単な構造をもって所望の周期でピストンロッド1
80を往復作動せしめ得て、以て、液肥の圧送及び吸引
を有利に行うことが可能となる。しかも、ピストンロッ
ド180の引き上げによる液肥の吸引作動が、コイルス
プリング186の付勢力によって緩衝的に行われること
から、シリンダ176内の急激な負圧の発生等による液
肥からの気層の分離等の不具合が有利に回避されて、往
復動型ポンプ176の作業性の安定化が有利に図られ得
る。
【0065】以上、本発明の実施形態について詳述した
が、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる
実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的
に解釈されるものではない。
が、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる
実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的
に解釈されるものではない。
【0066】例えば、前記第一及び第二の実施形態にお
いては、圃場に敷設されたレール上を走行する施肥装置
や、装置本体に装着された駆動輪によって圃場の土表面
を走行する施肥装置に対して本発明を適用した具体例を
示したが、本発明は上述の如き走行機構を有する自走式
の施肥装置以外にも、走行機構を持たない牽引タイプの
施肥装置や、防除用の液体農薬等を土中に注入する防除
機等にも適用され得る。
いては、圃場に敷設されたレール上を走行する施肥装置
や、装置本体に装着された駆動輪によって圃場の土表面
を走行する施肥装置に対して本発明を適用した具体例を
示したが、本発明は上述の如き走行機構を有する自走式
の施肥装置以外にも、走行機構を持たない牽引タイプの
施肥装置や、防除用の液体農薬等を土中に注入する防除
機等にも適用され得る。
【0067】また、前記実施形態においては、2本の注
入管が採用されていたが、注入管の配設個数は特にこれ
に限定されるものではなく、一本或いは3本以上の注入
管が必要に応じて採用可能である。
入管が採用されていたが、注入管の配設個数は特にこれ
に限定されるものではなく、一本或いは3本以上の注入
管が必要に応じて採用可能である。
【0068】さらに、注入管をサブフレームに配設する
タイプの自走式の点注型施肥装置に対して本発明を適用
する場合は、土壌の固さ等を考慮して、ノズルの差し込
み反力を有効に得る為に、例えば、サブフレームに適当
な重さの付加重量を適宜装着可能としたり、或いは、メ
インフレームとサブフレームの間に、サブフレームを鉛
直下方に押しつける付勢手段を設けることも可能であ
る。特に、レール上を走行するタイプの施肥装置におい
ては、レールとサブフレームの間にそのような付勢手段
を設けることも可能である。それによって、サブフレー
ムに及ぼされる鉛直下向きの力をメインフレームの重量
に関わらず、一層有利に得ることが可能である。
タイプの自走式の点注型施肥装置に対して本発明を適用
する場合は、土壌の固さ等を考慮して、ノズルの差し込
み反力を有効に得る為に、例えば、サブフレームに適当
な重さの付加重量を適宜装着可能としたり、或いは、メ
インフレームとサブフレームの間に、サブフレームを鉛
直下方に押しつける付勢手段を設けることも可能であ
る。特に、レール上を走行するタイプの施肥装置におい
ては、レールとサブフレームの間にそのような付勢手段
を設けることも可能である。それによって、サブフレー
ムに及ぼされる鉛直下向きの力をメインフレームの重量
に関わらず、一層有利に得ることが可能である。
【0069】また、図11に示される如く、前記実施形
態における圧送管路上に圧力吸収手段200を設けるこ
とも可能である。これにより、注入管の吐出用ノズル部
が閉塞して圧送管路内の圧力が所定値以上に上昇した際
に、圧力吸収手段200が作用し、管路内圧力の過大な
上昇が回避されて、以て、管路内圧力の増大に伴う管路
やポンプ等の損傷が有利に防止され得る。なお、圧力吸
収手段200としては、ダイヤフラム形やピストン形、
ばね形等の蓄圧手段等、が有利に採用され得る。或い
は、圧送配管路上にリリーフ弁を設けて、該リリーフ弁
からドレンタンク等に液肥を排出することによって、管
路内圧力の過大な上昇を回避することも可能である。
態における圧送管路上に圧力吸収手段200を設けるこ
とも可能である。これにより、注入管の吐出用ノズル部
が閉塞して圧送管路内の圧力が所定値以上に上昇した際
に、圧力吸収手段200が作用し、管路内圧力の過大な
上昇が回避されて、以て、管路内圧力の増大に伴う管路
やポンプ等の損傷が有利に防止され得る。なお、圧力吸
収手段200としては、ダイヤフラム形やピストン形、
ばね形等の蓄圧手段等、が有利に採用され得る。或い
は、圧送配管路上にリリーフ弁を設けて、該リリーフ弁
からドレンタンク等に液肥を排出することによって、管
路内圧力の過大な上昇を回避することも可能である。
【0070】なお、前記実施形態では、注入管16(支
持アーム150)を下側リンクとしての円形回転板14
4に支持せしめる連結ロッド160(下側支持点)が、
該連結ロッド160の周囲に設けられた長孔168内
で、予め走行方向前方に付勢されることにより、注入管
16の吐出用ノズル部60が走行方向の斜め前方に向か
うようにされていたが、それに代えて、注入管16(支
持アーム150)を上側リンクとしての半円形回転板1
44に支持せしめる連結ロッド154(上側支持点)
を、走行方向後方に付勢しても良い。また、そのような
付勢力が付与されなくとも、何れか一方の連結ロッド1
54,160の変位を許容する長孔168が設けられて
いれば、注入管16が土中に差し込まれた際に、施肥装
置本体の走行速度によって注入管16が傾動して、注入
管16の引きずりが有利に軽減され得る。特に、リンク
機構の回転遠心力を積極的に利用すれば、上述の如き付
勢力を注入管16に付与する付勢手段を設けた場合と同
様な動きを実現することも可能となる。また、このよう
なリンク機構は、第二の実施形態の如く装置本体によっ
て支持されるほか、前記第一実施形態の如く、装置本体
から独立して設けられたサブフレームによって支持され
てもよい。
持アーム150)を下側リンクとしての円形回転板14
4に支持せしめる連結ロッド160(下側支持点)が、
該連結ロッド160の周囲に設けられた長孔168内
で、予め走行方向前方に付勢されることにより、注入管
16の吐出用ノズル部60が走行方向の斜め前方に向か
うようにされていたが、それに代えて、注入管16(支
持アーム150)を上側リンクとしての半円形回転板1
44に支持せしめる連結ロッド154(上側支持点)
を、走行方向後方に付勢しても良い。また、そのような
付勢力が付与されなくとも、何れか一方の連結ロッド1
54,160の変位を許容する長孔168が設けられて
いれば、注入管16が土中に差し込まれた際に、施肥装
置本体の走行速度によって注入管16が傾動して、注入
管16の引きずりが有利に軽減され得る。特に、リンク
機構の回転遠心力を積極的に利用すれば、上述の如き付
勢力を注入管16に付与する付勢手段を設けた場合と同
様な動きを実現することも可能となる。また、このよう
なリンク機構は、第二の実施形態の如く装置本体によっ
て支持されるほか、前記第一実施形態の如く、装置本体
から独立して設けられたサブフレームによって支持され
てもよい。
【0071】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、
言うまでもないところである。
当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、
言うまでもないところである。
【0072】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、請求項
1乃至7の何れかに記載の発明に従う構造とされた点注
型施肥装置においては、液肥用管路上に往復動型のポン
プを配設する一方、かかるポンプよりもタンク側に第一
の逆止弁を設けると共に、ポンプよりも注入管側に第二
の逆止弁を設けることによって、液肥の液肥タンクへの
逆流や、注入管のノズル内への土等の異物の吸入を、簡
単な構造をもって確実に回避することが出来る。また、
該ポンプに対して、吐出方向への駆動力を及ぼして液肥
の圧送作動をせしめる一方、吸入方向には弾性部材によ
る付勢力を緩衝的に及ぼし、液肥の吸入作動をせしめる
ようにして、以て、急激なピストンロッドの上昇等に起
因する液肥からの気層の分離等の不具合が有利に回避さ
れて、ポンプの作業性の安定化が図られ得る。
1乃至7の何れかに記載の発明に従う構造とされた点注
型施肥装置においては、液肥用管路上に往復動型のポン
プを配設する一方、かかるポンプよりもタンク側に第一
の逆止弁を設けると共に、ポンプよりも注入管側に第二
の逆止弁を設けることによって、液肥の液肥タンクへの
逆流や、注入管のノズル内への土等の異物の吸入を、簡
単な構造をもって確実に回避することが出来る。また、
該ポンプに対して、吐出方向への駆動力を及ぼして液肥
の圧送作動をせしめる一方、吸入方向には弾性部材によ
る付勢力を緩衝的に及ぼし、液肥の吸入作動をせしめる
ようにして、以て、急激なピストンロッドの上昇等に起
因する液肥からの気層の分離等の不具合が有利に回避さ
れて、ポンプの作業性の安定化が図られ得る。
【0073】また、請求項8又は9に記載の発明に従う
構造とされた点注型施肥装置においては、請求項1乃至
7の何れかの発明と任意に組み合わされて、上述の如く
効果を何れも有効に発揮し得ることに加えて、差込/引
抜時の注入管が、注入管の先端ノズル部の差込地点を略
中心として走行方向に回動作動せしめられることによっ
て、該注入管の土の抵抗に対する逃げ方向への変位が許
容され、以て、注入管の走行方向への引きずりが有利に
軽減乃至は回避され得る。
構造とされた点注型施肥装置においては、請求項1乃至
7の何れかの発明と任意に組み合わされて、上述の如く
効果を何れも有効に発揮し得ることに加えて、差込/引
抜時の注入管が、注入管の先端ノズル部の差込地点を略
中心として走行方向に回動作動せしめられることによっ
て、該注入管の土の抵抗に対する逃げ方向への変位が許
容され、以て、注入管の走行方向への引きずりが有利に
軽減乃至は回避され得る。
【図1】本発明の一実施形態としての点注型施肥装置の
側面図である。
側面図である。
【図2】図1に示された点注型施肥装置のレール走行状
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
【図3】図1に示された点注型施肥装置の主要部の正面
図である。
図である。
【図4】図1に示された点注型施肥装置の主要部の背面
図である。
図である。
【図5】図1に示された点注型施肥装置の抜差駆動手段
及び液肥圧送手段の構成する主要部の拡大図である。
及び液肥圧送手段の構成する主要部の拡大図である。
【図6】図1に示された点注型施肥装置の液肥圧送手段
の配管図である。
の配管図である。
【図7】本発明の別の実施形態としての点注型施肥装置
の側面図である。
の側面図である。
【図8】図7に示された点注型施肥装置の抜差駆動手段
を構成する主要部の拡大断面図である。
を構成する主要部の拡大断面図である。
【図9】図7に示された点注型施肥装置における注入管
の抜差作動時の変位を示すモデル図である。
の抜差作動時の変位を示すモデル図である。
【図10】図7に示された点注型施肥装置の液肥圧送手
段を構成する主要部の拡大図である。
段を構成する主要部の拡大図である。
【図11】本発明の更に別に実施形態としての点注型施
肥装置の液肥圧送手段の配管図である。
肥装置の液肥圧送手段の配管図である。
10,100 施肥装置 12 メインフレーム 14 サブフレーム 16 注入管 18 タンク 40,58,68,112,130,134 チェーン 50 上側回転アーム 52 下側回転アーム 54 同期駆動用スプロケット 56 同期駆動用スプロケット 74 プランジャポンプ 82 押圧ロッド 84 押圧ピン 86 リンク 88 引張コイルスプリング 89 液肥供給/圧送用管路 90a,90b 液肥供給用管路 91 液肥送り管路 92 液肥圧送管路 94 第一の逆止弁 96 第二の逆止弁 102 本体フレーム 124 第二のスプロケット 128 第三のスプロケット 132 第四のスプロケット 138 半円形回転板 144 円形回転板 150 支持アーム 176 往復動型ポンプ 182 押圧ロッド 186 コイルスプリング 190 押圧部材
Claims (9)
- 【請求項1】 圃場を移動せしめられる装置本体によっ
て支持された注入管を、略鉛直方向に往復作動せしめる
ことにより、該注入管の先端ノズル部を土中に抜差作動
せしめて、土中に差し込まれた先端ノズル部から液肥等
を注入する点注型施肥装置において、 前記装置本体に支持された液肥タンクから前記注入管に
液肥等を導く液肥用管路上に往復動型のポンプを配設す
ると共に、該液肥タンクから該ポンプに至る吸入管路上
に、ポンプから液肥タンクへの液肥等の逆流を阻止する
第一の逆止弁を設け、更に該ポンプから該注入管に至る
圧送管路上に、注入管からポンプへの液肥等の逆流を阻
止する第二の逆止弁を設けることにより、かかるポンプ
の作動に基づいて、液肥等を液肥タンクから吸入して注
入管に圧送せしめるようにする一方、該ポンプにおい
て、吐出方向にだけ駆動力を直接に作用せしめて、吸入
方向には弾性部材による付勢力によって緩衝的に作動せ
しめるようにしたことを特徴とする点注型施肥装置。 - 【請求項2】 前記圧送管路上に、前記注入管の先端ノ
ズル部が閉塞して管路内圧力が上昇した際に作動し、該
管路内圧力を吸収する圧力吸収手段を設けた請求項1に
記載の点注型施肥装置。 - 【請求項3】 前記注入管の往復作動と同期して回転せ
しめられる駆動回転体を設けると共に、該駆動回転体
を、該注入管における最下点に対応する周上の点を略中
心として、回転円周上の半周より小さい範囲で、前記ポ
ンプの駆動軸に当接させて吐出方向に駆動せしめるよう
にした請求項1又は2に記載の点注型施肥装置。 - 【請求項4】 一軸回りに回転作動せしめられる少なく
とも一つの回転アームを用いて前記注入管を支持せしめ
て、該回転アームの回転作動に同期して、注入管の先端
ノズル部を土中に抜差作動させるようにすると共に、該
回転アームと前記駆動回転体を一体的に形成した請求項
3に記載の点注型施肥装置。 - 【請求項5】 前記ポンプの駆動軸に当接せしめられる
前記駆動回転体の当接範囲を変更することにより、前記
注入管に液肥等を圧送するタイミングを調節する調節機
構を設けた請求項3又は4に記載の点注型施肥装置。 - 【請求項6】 前記ポンプの駆動軸に対して、コイルス
プリングによる付勢力をリンク機構を介して吸入方向に
及ぼすようにした請求項1乃至5の何れかに記載の点注
型施肥装置。 - 【請求項7】 前記液肥タンクを相互に独立して鉛直方
向で複数設けると共に、それら複数段の液肥タンクを、
それぞれ、前記吸入管路を通じて前記ポンプに同時に接
続せしめ得るようにした請求項1乃至6の何れかに記載
の点注型施肥装置。 - 【請求項8】 走行輪によって圃場を移動せしめられる
支持体に支持された注入管を、略鉛直方向に往復作動せ
しめることにより、該注入管の先端ノズル部を土中に抜
差作動せしめて、土中に差し込まれた先端ノズル部から
液肥等を注入する点注型施肥装置において、 略鉛直方向に離間して配された二つの回転中心軸まわり
に、それぞれ走行輪と略同期して回転せしめられる2本
のリンクを用いて4節リンク機構を構成せしめて、それ
ら2本のリンクで前記注入管を連結支持せしめると共
に、何れか一方のリンクによる注入管の連結支持位置
を、他方のリンクによる注入管の連結支持位置を中心と
した周方向に所定距離だけ変位可能としたことを特徴と
する点注型施肥装置。 - 【請求項9】 前記注入管の先端ノズル部が走行方向斜
前方に向かうように、該注入管を傾斜せしめる付勢手段
を設けた請求項8に記載の点注型施肥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32442799A JP2001136818A (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | 点注型施肥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32442799A JP2001136818A (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | 点注型施肥装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001136818A true JP2001136818A (ja) | 2001-05-22 |
Family
ID=18165688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32442799A Pending JP2001136818A (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | 点注型施肥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001136818A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107580929A (zh) * | 2017-09-22 | 2018-01-16 | 贵州务川万年峰农业开发有限公司 | 香榧立枯病的防治方法 |
| CN108076766A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-05-29 | 贵州大学 | 一种手动调节式液肥管万向支撑架 |
| CN111010968A (zh) * | 2019-12-29 | 2020-04-17 | 泗洪仁益自来水有限公司 | 一种水利用多角度喷灌装置及其喷灌方法 |
| CN114097389A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-03-01 | 昆明理工大学 | 一种防治番荔枝根腐病装置 |
| CN115088451A (zh) * | 2022-07-22 | 2022-09-23 | 东北农业大学 | 间歇式竖直姿态液肥深施扎穴机构 |
| CN117859489A (zh) * | 2023-12-25 | 2024-04-12 | 杨凌云 | 一种园林用施肥方法 |
| CN119908225A (zh) * | 2025-04-01 | 2025-05-02 | 云南省农业科学院农业环境资源研究所 | 一种气压驱动土壤深松与水肥联用装置 |
-
1999
- 1999-11-15 JP JP32442799A patent/JP2001136818A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107580929A (zh) * | 2017-09-22 | 2018-01-16 | 贵州务川万年峰农业开发有限公司 | 香榧立枯病的防治方法 |
| CN108076766A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-05-29 | 贵州大学 | 一种手动调节式液肥管万向支撑架 |
| CN108076766B (zh) * | 2017-12-21 | 2023-07-04 | 贵州大学 | 一种手动调节式液肥管万向支撑架 |
| CN111010968A (zh) * | 2019-12-29 | 2020-04-17 | 泗洪仁益自来水有限公司 | 一种水利用多角度喷灌装置及其喷灌方法 |
| CN114097389A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-03-01 | 昆明理工大学 | 一种防治番荔枝根腐病装置 |
| CN114097389B (zh) * | 2021-11-22 | 2022-12-06 | 昆明理工大学 | 一种防治番荔枝根腐病装置 |
| CN115088451A (zh) * | 2022-07-22 | 2022-09-23 | 东北农业大学 | 间歇式竖直姿态液肥深施扎穴机构 |
| CN117859489A (zh) * | 2023-12-25 | 2024-04-12 | 杨凌云 | 一种园林用施肥方法 |
| CN119908225A (zh) * | 2025-04-01 | 2025-05-02 | 云南省农业科学院农业环境资源研究所 | 一种气压驱动土壤深松与水肥联用装置 |
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