JPS60195257A - ボ−ド直貼仕上壁における遮音欠損防止工法 - Google Patents
ボ−ド直貼仕上壁における遮音欠損防止工法Info
- Publication number
- JPS60195257A JPS60195257A JP4839584A JP4839584A JPS60195257A JP S60195257 A JPS60195257 A JP S60195257A JP 4839584 A JP4839584 A JP 4839584A JP 4839584 A JP4839584 A JP 4839584A JP S60195257 A JPS60195257 A JP S60195257A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- board
- sound insulation
- sound
- adheredfinish
- Prior art date
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- Granted
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- Finishing Walls (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コンクリート躯体等の壁下地面に塗付けたダ
ンゴ状のボンドに石膏ボード等の壁面ボードを直結して
成る、いわゆるボード石貼仕上壁における遮音欠損防止
工法に関するものである。
ンゴ状のボンドに石膏ボード等の壁面ボードを直結して
成る、いわゆるボード石貼仕上壁における遮音欠損防止
工法に関するものである。
従来、この種のボード石貼仕上壁として第1図に示すよ
うに、コンクリート躯体1の壁下地面に混練したボンド
2をダンゴ状に塗付け、これに石膏ボード等の壁面ボー
ド3を貼着して仕上げた、いわゆるボード石貼仕上壁が
あった。
うに、コンクリート躯体1の壁下地面に混練したボンド
2をダンゴ状に塗付け、これに石膏ボード等の壁面ボー
ド3を貼着して仕上げた、いわゆるボード石貼仕上壁が
あった。
しかしながら、この種のボード石貼仕上壁は第2図から
も明らかなようにコンクリート躯体1だけの場合よりも
むしろ遮音性能が悪く、特に250Hz及び4,000
Hz付近では日本建築学会[建築物の遮音性能基準]集
合住宅2級の遮音基準ぎりぎりか或いはそれより低くて
、ホテルや集合住宅に適用することが出来ず、その遮音
欠損の防止技術の開発が望まれそいた。
も明らかなようにコンクリート躯体1だけの場合よりも
むしろ遮音性能が悪く、特に250Hz及び4,000
Hz付近では日本建築学会[建築物の遮音性能基準]集
合住宅2級の遮音基準ぎりぎりか或いはそれより低くて
、ホテルや集合住宅に適用することが出来ず、その遮音
欠損の防止技術の開発が望まれそいた。
さらに、地下鉄等の振動の影響のある建物においては、
基礎から外壁を伝播した振動が当該内装材により250
Hz付近で増幅、発音されるなどの被害も出ている。
基礎から外壁を伝播した振動が当該内装材により250
Hz付近で増幅、発音されるなどの被害も出ている。
本発明は、上記要請に応えるためになされたもので、そ
の目的とするところは壁面ボードのコインシデンス周波
数付近の高周波域での遮音低下を防止し、ボンドを支持
点とした石膏叡−ドの中低周波域での共振をなくすだけ
でなく、全体的にバランスのとれた遮音性能とすること
が出来るボード石貼仕上壁における遮音欠損防止工法を
提供するにある。
の目的とするところは壁面ボードのコインシデンス周波
数付近の高周波域での遮音低下を防止し、ボンドを支持
点とした石膏叡−ドの中低周波域での共振をなくすだけ
でなく、全体的にバランスのとれた遮音性能とすること
が出来るボード石貼仕上壁における遮音欠損防止工法を
提供するにある。
以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
。尚、第1図に示す従来例と同一の部材には同じ符号を
イ」する。
。尚、第1図に示す従来例と同一の部材には同じ符号を
イ」する。
第3図は裏面に緩衝材4を付設した石膏ボード3を示す
ものであって、該石膏ボードとしては例えば厚さ力弓2
+1110又は15mmのものであり、また上記緩衝材
4としては、例えばガラス繊維或いは岩綿繊維管で出来
たフェルト状のものであって、厚さは1〜数III l
flのものが好適である。
ものであって、該石膏ボードとしては例えば厚さ力弓2
+1110又は15mmのものであり、また上記緩衝材
4としては、例えばガラス繊維或いは岩綿繊維管で出来
たフェルト状のものであって、厚さは1〜数III l
flのものが好適である。
以上のような緩衝材4イτ1き石膏ボード3を第4図に
示すように、予めコンクリート躯体1にダンゴ状に塗付
けておいたボンド2に緩衝材4を挾んだ状態で圧接Uて
貼着する。ここで、各ダンゴ状のボンド2の間隔は例え
ば450 h+mとし、その山の高さを高くして、上記
緩衝材4の厚みも含めて35〜60 +n+nの空気層
5(第5図参照)を形成する。
示すように、予めコンクリート躯体1にダンゴ状に塗付
けておいたボンド2に緩衝材4を挾んだ状態で圧接Uて
貼着する。ここで、各ダンゴ状のボンド2の間隔は例え
ば450 h+mとし、その山の高さを高くして、上記
緩衝材4の厚みも含めて35〜60 +n+nの空気層
5(第5図参照)を形成する。
第6図は、本発明の遮音欠損防止工法によるボード直結
仕上壁と従来のものとの遮音性能を比較したもので、本
図から明らかなように、全周波数に亘って遮音性能は向
上し、特に250〜500Hz及び4,000Hz付近
で大巾に改善されていることが解る。これは、ボンド2
と壁面ボード3との間に緩衝材4を挟設したことにより
、コンクリート躯体1の振動が壁面ボード3に伝達しに
くくなったことで、ボード3のコインシデンス周波数付
近の高周波域での遮音欠損が防止され、また、ボード3
が緩衝材4により浮いた状態で貼着されているため、ボ
ンド2−を支持点としたボード3の中低周波帯域での共
振が無くなったことによる。
仕上壁と従来のものとの遮音性能を比較したもので、本
図から明らかなように、全周波数に亘って遮音性能は向
上し、特に250〜500Hz及び4,000Hz付近
で大巾に改善されていることが解る。これは、ボンド2
と壁面ボード3との間に緩衝材4を挟設したことにより
、コンクリート躯体1の振動が壁面ボード3に伝達しに
くくなったことで、ボード3のコインシデンス周波数付
近の高周波域での遮音欠損が防止され、また、ボード3
が緩衝材4により浮いた状態で貼着されているため、ボ
ンド2−を支持点としたボード3の中低周波帯域での共
振が無くなったことによる。
また、ボンド2の山を高くすることで、空気層5を従来
の厚み(20〜25■)より約20mm厚くして35〜
40+nm程度の厚さにすることと、上記のように緩衝
材を挟設することにより、空気層5の共鳴周波数を従来
の250Hz付近から100Hz(i近にまで下げるこ
とが出来て、全体としてバランスのとれた遮音性能とす
ることが出来る。
の厚み(20〜25■)より約20mm厚くして35〜
40+nm程度の厚さにすることと、上記のように緩衝
材を挟設することにより、空気層5の共鳴周波数を従来
の250Hz付近から100Hz(i近にまで下げるこ
とが出来て、全体としてバランスのとれた遮音性能とす
ることが出来る。
更に、上記緩衝材が繊維系のフェルト状のものであり、
上記空気層5内に露出しているので、空気層5内部でも
吸音的役割を果している。
上記空気層5内に露出しているので、空気層5内部でも
吸音的役割を果している。
このように、本発明によれば、遮音性能の良い界壁が構
成でき、集合住宅1級の遮音基準のD−50を必要とす
る建物の戸界壁に最適であるばかりでなく、従来のボー
ド石貼工法に劣ることのない良好な施工性と経済性を有
するものである。
成でき、集合住宅1級の遮音基準のD−50を必要とす
る建物の戸界壁に最適であるばかりでなく、従来のボー
ド石貼工法に劣ることのない良好な施工性と経済性を有
するものである。
さらに、従来工法ではボンド部分でのヒートロス等によ
る部分的結露によりカビが発生する欠点があったが、本
発明の工法によると緩衝材が熱絶縁層となるためこの欠
点がなくなる。
る部分的結露によりカビが発生する欠点があったが、本
発明の工法によると緩衝材が熱絶縁層となるためこの欠
点がなくなる。
第1図は従来のボード直結仕上壁を示す断面図、第2図
はその遮音性能を示すグラフ、第3図は本発明工法に用
いる緩衝材伺き壁面ボードの斜視図、第4図はその施工
状態を示す斜視図、$5図はその構造を示す断面図、@
6図は本発明工法によるボード′直結仕上壁と従来工法
によるボード直結仕上壁との遮音性能を比較したグラフ
である。 1・・・コンクリート躯体、2・・・ダンゴ状ボンド、
3・・・壁面ボード、4・・・緩衝材、5・・・空気層
、C・・・コンクリート。 特許出願人 東急建設株式会社 第6図 従来品 本発明品
はその遮音性能を示すグラフ、第3図は本発明工法に用
いる緩衝材伺き壁面ボードの斜視図、第4図はその施工
状態を示す斜視図、$5図はその構造を示す断面図、@
6図は本発明工法によるボード′直結仕上壁と従来工法
によるボード直結仕上壁との遮音性能を比較したグラフ
である。 1・・・コンクリート躯体、2・・・ダンゴ状ボンド、
3・・・壁面ボード、4・・・緩衝材、5・・・空気層
、C・・・コンクリート。 特許出願人 東急建設株式会社 第6図 従来品 本発明品
Claims (1)
- コンクリート躯体等の壁下地面に混線ボンドを適宜間隔
でダンゴ状に塗付け、該ボンドとの間にマット状緩li
i月を挾んだ状態で壁面ボードを貼着したことを特徴と
するボード石貼仕上壁における遮音欠損防止工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59048395A JPH0781377B2 (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | ボード直貼仕上壁における遮音欠損防止工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59048395A JPH0781377B2 (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | ボード直貼仕上壁における遮音欠損防止工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60195257A true JPS60195257A (ja) | 1985-10-03 |
JPH0781377B2 JPH0781377B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=12802106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59048395A Expired - Lifetime JPH0781377B2 (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | ボード直貼仕上壁における遮音欠損防止工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0781377B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0382710U (ja) * | 1989-12-12 | 1991-08-22 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4889125U (ja) * | 1972-01-27 | 1973-10-27 | ||
JPS4912437U (ja) * | 1972-05-04 | 1974-02-01 | ||
JPS5032973U (ja) * | 1973-07-23 | 1975-04-10 | ||
JPS51101624U (ja) * | 1975-02-13 | 1976-08-14 | ||
JPS58160463A (ja) * | 1983-02-28 | 1983-09-22 | セメダイン株式会社 | 建築内・外装材の直貼り用マスチツク状接着剤を使用する直貼り工法 |
JPS6089313U (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-19 | 日本ゼオン株式会社 | 防音パネル |
JPS60102311U (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-12 | 株式会社ブリヂストン | 片面ばり用制振遮音板 |
-
1984
- 1984-03-14 JP JP59048395A patent/JPH0781377B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4889125U (ja) * | 1972-01-27 | 1973-10-27 | ||
JPS4912437U (ja) * | 1972-05-04 | 1974-02-01 | ||
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JPS58160463A (ja) * | 1983-02-28 | 1983-09-22 | セメダイン株式会社 | 建築内・外装材の直貼り用マスチツク状接着剤を使用する直貼り工法 |
JPS6089313U (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-19 | 日本ゼオン株式会社 | 防音パネル |
JPS60102311U (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-12 | 株式会社ブリヂストン | 片面ばり用制振遮音板 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0382710U (ja) * | 1989-12-12 | 1991-08-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0781377B2 (ja) | 1995-08-30 |
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