JPS60195251A - 屋根の瓦葺き工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は種々の家屋の屋根においてその瓦葺きを行な
う工法に関するものである。

従来よυ屋根の瓦葺きを行なうに当っては、複数の母屋
に対して多数の垂木を掛は渡し、更にその垂木に多数の
野地板を固定し、その野地板の上に瓦の葺き寸法に対応
する寸法間隔でもって多数の瓦桟、を固定し、然る後そ
の瓦桟を利用して瓦葺きを行なうことが一般的である。

しかしながら上記のような作業は非常に手間が掛シ、又
そのような手間を怠ると瓦を葺き終えた時の仕上シが見
苦しいものになったシする問題があった。

そこで本発明は上述の問題点を除くようにしたもので、
極めて迅速に瓦葺き作業を行なうことができ、しかも葺
き上ったときには非常に美しい仕上シ状態が得られるよ
うにした屋根の瓦葺き工法を提供しようとするものであ
る。

以下本願の実施例を示す図面について説明する。

屋根１において、２は棟、３は母屋、４は軒げたを夫々
示す。尚本件明細書中においてはこれらを含めて母屋等
とも呼ぶ。上記母屋等は周知の如く木材で形成されたシ
或いは鉄骨で形成される。５は母屋等相互間に掛は渡す
ようにしたパレットを示す。これにおいて、６は基枠で
、四角形に形成されている。７は補強枠、８は瓦受桟を
示し、瓦の葺き寸法に対応する間隔で順々に並べられて
いる。上記基枠６、補強枠７　瓦受桟８等は亜鉛引の鋼
材で形成され（木材も可）、溶接手段によシ相互にしつ
かシと一体化されている。９は基枠６の縁部に備えた上
付部で、上付孔１０が穿設しである。Ｕは母屋等に固定
した上付片で、上付孔νが穿設しである。上記上付片１
１は、母屋等が鋼材製の場合には鋼板で形成ビそれを溶
接手段によって母屋等に取付けたシ、或いはアングル材
で形成してそれを溶接乃至はねじ止め手段で母屋等に取
付けられる。又母屋等が木材の場合には上記上付片Ｕを
アングル材で形成してそれをねじ釘で母屋等に固定した
り、或いは上付片１１を木片でもって構成しそれをスク
リュー釘等を用いて母屋等に固定される。尚ｕ、１４は
固定用の夫々ボルト、ナツトを示す。■は周知の瓦を示
す。

次に瓦葺きの作業について説明する。先ず母屋等相互間
にパレット５を掛は渡す。この場合上付部９が上付片１
１の内側に位置し上付孔１０　、１２が重合するように
する。然る後ポル）１３及びナツト１４を用いて上付部
９を上付片Ｈに固定する。上記のような作業を次々と繰
り返して、複数のパレット５を母屋等相互間に順次配列
し固定する。次に上記各パレット５に対して、瓦すをパ
レット５における瓦受桟８を利用して順次配列していく
。その作業は、先ずパレット５においてその下方位置に
存在している瓦受桟８に対し第５図に示される如く瓦１
５の引掛片１６を引掛ける。そして予め瓦受桟８に回し
付けておいたワイヤｋを瓦氏における上付用孔１７に差
し込み、そのワイヤｍを用いて周知の如く瓦正を瓦受桟
８に固定する。次にそのような作業を瓦頂を横方向に並
べながら順次行なうと共に、その作業を順吹上方へも瓦
Ｌ５を並べながら進めて行く。これにより瓦葺き作業が
完了する。尚上記パレット５を木材で形成した場合には
、瓦Ｌ５の上付用孔１７を通してスクリュー釘を瓦受桟
８に打込むことによシ瓦Ｌ５の上付作業を行なってもよ
い。

次に第６図及び第７図には屋根葺き作業の異なる手段が
示されている。この作業は次のように行なわれる。先ず
地上の平坦な場所乃至は工場において、上記と同様のバ
レン）５ｅを複数枚横方向に連結すると共に、それらの
パレット５ｅに対して多数の瓦Ｌ５　ｅを前記と同様の
手段で固定しておく。然る後そのようにして形成された
ものをクレーンで吊シ上げる。即ちクレーンのフック２
１に吊索ηを吊シ下げ、その吊索ｎに取付けた引掛具お
ヲハレット５ｅの基枠６ｅに引掛ける。このようにして
、瓦１５．０が予め取付けたバレン）５ｅを母屋等相互
間に掛渡し状に設置し、それを母屋等に固定する。尚上
記バレン）５ｅは相互に連結せず、複数の瓦を夫々配列
しておいた１枚／枚のパレットを夫々クレーンで吊シ下
げて母屋間に配設するようにしてもよい。

なお、機能上前図のものと同−又は均等構成と考えられ
る部分には、前回と同一の符号にアルファベットのｅを
付して重複する説明を省略した。

以上のようにこの発明にあっては、屋根１の瓦葺きをす
る場合、屋根ｌにおける母屋等相互間に複数のパレット
５を次々と並設固定すると共に、そのパレット５上に設
けられた複数の瓦受桟８゜８・・・に倣って複数の瓦１
５　、１５・・・を次々と取付けて行くだけで、素人で
も多数の瓦Ｌ’）　、　Ｌ’）・・・を相互にきれいに
並んだ美しい状態に葺くことができ、瓦葺き作業を迅速
にしかも仕上状態美しく行ない得る画期的有用性がある
。

【図面の簡単な説明】

図面は本願の実施例を示すもので、第１図は家屋の略示
図、第２図は母屋に対するパレットの上付は状態を示す
図、第３図は母屋とパレットと瓦との関係を示す分解斜
視図、第弘図はパレットの一部省略平面図、第ｊＥＪは
パレットに対する瓦の上付構造を詳細に示す図、第６図
は異なる工法の例を示す斜視図、第７図は第６図の側面
図。 ３・・・母屋、５・・・パレット、８・・・瓦受桟、■
・・・瓦。 第４図 第５図 ７ ご 第７図 第Ｇ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 屋根における母屋等相互間の上に瓦葺をするに当っては
   、それらの母屋等相互間の上に、予め、縦横に各複数の
   瓦を並設載置できる面積を有し、かつ単位瓦の葺寸法に
   対応する寸法間隔でもって複数の瓦受桟が配置しである
   複数のパレットを、次々と並設固定し、それらのパレッ
   ト上には、パレットに配列しである瓦受桟に倣って複数
   の瓦が葺かれることを特徴とする屋根の瓦葺き工法。