JPS60195038A - 光フアイバ被覆用樹脂組成物及び被覆光フアイバ - Google Patents
光フアイバ被覆用樹脂組成物及び被覆光フアイバInfo
- Publication number
- JPS60195038A JPS60195038A JP59050859A JP5085984A JPS60195038A JP S60195038 A JPS60195038 A JP S60195038A JP 59050859 A JP59050859 A JP 59050859A JP 5085984 A JP5085984 A JP 5085984A JP S60195038 A JPS60195038 A JP S60195038A
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- resin composition
- polymer
- acrylate
- group
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は性質の改良された光フアイバ被覆用樹脂組成物
及びそれを被覆し、硬化した光ファイバに関する。
及びそれを被覆し、硬化した光ファイバに関する。
光ファイバの強度低下及び伝送損失特性の低下を防ぐた
め、通常有機材料によ−る被覆が施される。この種の被
覆材料の1つとして重合性不飽和基含有するジエン系重
合体、例えばポリプタジエ/アクリレートが提案されて
いる。
め、通常有機材料によ−る被覆が施される。この種の被
覆材料の1つとして重合性不飽和基含有するジエン系重
合体、例えばポリプタジエ/アクリレートが提案されて
いる。
しかしながら、ジエン系重合体は、二重結合を有するた
め、これが酸素の存在下に架橋反応奮起すので熱安定性
が悪い欠点があった。被覆材料として見た場合には、こ
の架橋反応はヤング率の増加、伸びの減少につながるた
め、被覆した光ファイバの伝送損失の増力口、及び強度
特性に著しい悪影響を及ばすという欠点があった。
め、これが酸素の存在下に架橋反応奮起すので熱安定性
が悪い欠点があった。被覆材料として見た場合には、こ
の架橋反応はヤング率の増加、伸びの減少につながるた
め、被覆した光ファイバの伝送損失の増力口、及び強度
特性に著しい悪影響を及ばすという欠点があった。
本発明は、これらの欠点を解決するためになされたもの
であり、その目的は熱安定性全向上させた光フアイバ被
覆用樹脂組成物、ひいてはそれで被覆した信頼性の向上
した被覆光7アイパを提供することにある。
であり、その目的は熱安定性全向上させた光フアイバ被
覆用樹脂組成物、ひいてはそれで被覆した信頼性の向上
した被覆光7アイパを提供することにある。
ハ
1分子当り平均1以上の重合性不飽和基を含有し、分子
量が1000以上のオレフィン系重合体を含むことを特
徴とする。 − そして本発明の第2の発明は被覆光ファ゛イバに関する
発明であって、本発明の第1の発明の樹脂組成物の硬化
物から成る被覆層を有することを特徴とする。
量が1000以上のオレフィン系重合体を含むことを特
徴とする。 − そして本発明の第2の発明は被覆光ファ゛イバに関する
発明であって、本発明の第1の発明の樹脂組成物の硬化
物から成る被覆層を有することを特徴とする。
本発明はジエン系重合体の熱安定性を向上させるべく種
々検討した結果到達したものである。
々検討した結果到達したものである。
すなわち、分子量が1000以上のオレフィン系重合体
を含む樹脂組成物が、ジエン系重合体の優れた特性を有
し、場合によっては、より優れた特性をもたらし、かつ
熱安定性が著しく向上することを見出した。
を含む樹脂組成物が、ジエン系重合体の優れた特性を有
し、場合によっては、より優れた特性をもたらし、かつ
熱安定性が著しく向上することを見出した。
本発明におけるオレフィン系重合体はその構造、製造方
法を特に限定するものではなく、例えば次のようなもの
が挙げられる。オレフィン、特にα−オレフィン等の重
合体(ポリマー、オリゴマー、テロマー〕、ジエン系重
合体の水素添7JO(水添、水素化と称されることもあ
る)により二重結合が飽和されたオレフィン系重合体。
法を特に限定するものではなく、例えば次のようなもの
が挙げられる。オレフィン、特にα−オレフィン等の重
合体(ポリマー、オリゴマー、テロマー〕、ジエン系重
合体の水素添7JO(水添、水素化と称されることもあ
る)により二重結合が飽和されたオレフィン系重合体。
これらのうち、製造方法、特性等の点からジエン系重合
体の水床添加にエリ得られるオレフィン系重合体が更に
好ましく、次のようなものが例示される。1,2−ポリ
ブタジェン、1,4−ポリブタジェン、クロロプレン重
合体、ネオプレン重合体、1,5−ペンタジェン重合体
、インプレン重合体、シクロペンタジェン重合体及びこ
れらの変性物。これらのうち、比較的弾性率の高い組成
物を所望する場合には、1.2−ポリブタジェン及びそ
の変性物が、また弾性率の低い組成物を所望する場合に
は1.4−ポリブタジェン及びその変性物が適している
。
体の水床添加にエリ得られるオレフィン系重合体が更に
好ましく、次のようなものが例示される。1,2−ポリ
ブタジェン、1,4−ポリブタジェン、クロロプレン重
合体、ネオプレン重合体、1,5−ペンタジェン重合体
、インプレン重合体、シクロペンタジェン重合体及びこ
れらの変性物。これらのうち、比較的弾性率の高い組成
物を所望する場合には、1.2−ポリブタジェン及びそ
の変性物が、また弾性率の低い組成物を所望する場合に
は1.4−ポリブタジェン及びその変性物が適している
。
本発明における重合性不飽和基は例えばアクリロイル基
、メタクリロイル基、アリル基、ビニル基等が挙げられ
、いずれも適用できるが、酸素存在下での硬化速度の点
からアクリロイル基が最も適している。本発明において
、重合性不飽和基数は所望する硬化速度、硬化物の特性
によって決定されるが、1以上であることが必須条件で
あり、通常は平均不飽和基数が1.5〜3の範囲である
。
、メタクリロイル基、アリル基、ビニル基等が挙げられ
、いずれも適用できるが、酸素存在下での硬化速度の点
からアクリロイル基が最も適している。本発明において
、重合性不飽和基数は所望する硬化速度、硬化物の特性
によって決定されるが、1以上であることが必須条件で
あり、通常は平均不飽和基数が1.5〜3の範囲である
。
本発明におけるオレフィン系重合体の分子量は1. O
O0以上である。分子量が1000未満の場合には被覆
材料として所望する力学的性質が得られにくく、また逆
に極端に高過ぎる場合には組成物の粘度、硬化速度等に
問題が生じる。
O0以上である。分子量が1000未満の場合には被覆
材料として所望する力学的性質が得られにくく、また逆
に極端に高過ぎる場合には組成物の粘度、硬化速度等に
問題が生じる。
本発明に利用される水素添加反応は高分子反応であるた
め、ジエン系重合体の二重結合の飽和度を100%とす
ることは困難であp1多少の二重結合が残存することも
ある。
め、ジエン系重合体の二重結合の飽和度を100%とす
ることは困難であp1多少の二重結合が残存することも
ある。
本発明における重合体の製造方法は特に限定するもので
はない。1例を述べると末端に水酸基を持つジエン系重
合体を水素添加反応により飽和し、この生成物とジイン
シアネート及び水酸基を含有するアクリル酸エステルと
の反応にJ:多重合体不飽和基(アクリロイル基)を含
有するオレフィン系重合体が得られる。
はない。1例を述べると末端に水酸基を持つジエン系重
合体を水素添加反応により飽和し、この生成物とジイン
シアネート及び水酸基を含有するアクリル酸エステルと
の反応にJ:多重合体不飽和基(アクリロイル基)を含
有するオレフィン系重合体が得られる。
また、別の方法としては、末端に水酸基を持つジエン系
重合体を水素添加反応により飽和し、この生成物とアク
リル酸、アクリル酸エステルあるいはアクリル識ハライ
ドとを反応させる方法がおる。
重合体を水素添加反応により飽和し、この生成物とアク
リル酸、アクリル酸エステルあるいはアクリル識ハライ
ドとを反応させる方法がおる。
このよりにして得られた本発明のオレフィン系重合体は
出発重合体の優れた特性、耐水性(耐加水分解性、低吸
水率ン、また1、4−ブタジェン系重合体の場合にはこ
れに加えて低い弾性等を損うことなく、耐熱性が著しく
向上し、それに加えるに破断強度、破断伸び等の力学的
性質も向上するため光ファイバの被覆材料として極めて
優れたものである。
出発重合体の優れた特性、耐水性(耐加水分解性、低吸
水率ン、また1、4−ブタジェン系重合体の場合にはこ
れに加えて低い弾性等を損うことなく、耐熱性が著しく
向上し、それに加えるに破断強度、破断伸び等の力学的
性質も向上するため光ファイバの被覆材料として極めて
優れたものである。
本発明における光フアイバ被覆用樹脂組成物は前述の不
飽和基金有するオレフィン系重合体の他に、必要に応じ
て、重合開始剤、光重合開始剤(光開始剤)、反応性希
釈剤及び各種のポリマー、オリゴマー及び各種の添加剤
が加えられ構成される。これらのうち、特に重要なもの
は光重合開始剤と粘度、力学的特性全調節するための反
応性希釈剤である。
飽和基金有するオレフィン系重合体の他に、必要に応じ
て、重合開始剤、光重合開始剤(光開始剤)、反応性希
釈剤及び各種のポリマー、オリゴマー及び各種の添加剤
が加えられ構成される。これらのうち、特に重要なもの
は光重合開始剤と粘度、力学的特性全調節するための反
応性希釈剤である。
本発明における光重合開始剤は特に限定するものではな
く、公知の光重合開始剤が用いられ、次のようなものが
例示される。
く、公知の光重合開始剤が用いられ、次のようなものが
例示される。
2.2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、ア
セトフェノン、ベンゾフェノン、キサントン、フルオレ
ノン、ベンズアルデヒド、フルオレン、アントラキノン
、トリフェニルアミン、カルバゾール、3−メチルアセ
トフェノン、4−クロロベンゾフェノン、4.4’−ジ
メトキシペンツフェノン、4.4’−ジアミノベンゾフ
ェノン、ミヒラーケトン、ベンシイ、シクロビルエーテ
ル、ベンシイ/エチルエーテル、ベンジルジメチルケタ
ール(チバ・ガイギー社製、イルガキュア651)、1
−(4−イングロビルフェニル)−2−ヒドロキシ−2
−メチルプロパン−1−オン(メルク社製、ダロキュ7
1116)、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニ
ル−プロパン−1−オン(メルク社製、ダロキュア11
75)、チオキサントン系化合物等。これらの光重合開
始剤は1種又は2種以上を組合せて用いられ、まfc8
″要に応じてアミン系化合物等の増感剤(光重合促進剤
)と併用して用いられる。
セトフェノン、ベンゾフェノン、キサントン、フルオレ
ノン、ベンズアルデヒド、フルオレン、アントラキノン
、トリフェニルアミン、カルバゾール、3−メチルアセ
トフェノン、4−クロロベンゾフェノン、4.4’−ジ
メトキシペンツフェノン、4.4’−ジアミノベンゾフ
ェノン、ミヒラーケトン、ベンシイ、シクロビルエーテ
ル、ベンシイ/エチルエーテル、ベンジルジメチルケタ
ール(チバ・ガイギー社製、イルガキュア651)、1
−(4−イングロビルフェニル)−2−ヒドロキシ−2
−メチルプロパン−1−オン(メルク社製、ダロキュ7
1116)、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニ
ル−プロパン−1−オン(メルク社製、ダロキュア11
75)、チオキサントン系化合物等。これらの光重合開
始剤は1種又は2種以上を組合せて用いられ、まfc8
″要に応じてアミン系化合物等の増感剤(光重合促進剤
)と併用して用いられる。
本発明に用いられる反応性″希釈剤は、単官能性化合物
及び多官能性化合物のいずれも用いられる。比較的弾性
率の低い組成物を所望する場合には主として単官能性化
合物が用いられ、また逆に高い弾性率を所望する場合に
は、多官能性化合物が配合され、また適度な弾性重金所
望する場合にはこれら両者が配合される。これら単官能
性及び多官能性の各化合物は特に限定するものでなく、
次のようなものが例示される。
及び多官能性化合物のいずれも用いられる。比較的弾性
率の低い組成物を所望する場合には主として単官能性化
合物が用いられ、また逆に高い弾性率を所望する場合に
は、多官能性化合物が配合され、また適度な弾性重金所
望する場合にはこれら両者が配合される。これら単官能
性及び多官能性の各化合物は特に限定するものでなく、
次のようなものが例示される。
これらのうち更に好ましいのは硬化速度、相浴性の点か
ら官能基がアクリロイル基であるアクリレート類である
。
ら官能基がアクリロイル基であるアクリレート類である
。
単官能性化合物としては、2−ヒドロキシエチルアクリ
レート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、テトラヒ
ドロフルフリルアクリレート、ブトキシエチルアクリレ
ート、エチルジエチレングリコールアクリレート、2−
工flL。
レート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、テトラヒ
ドロフルフリルアクリレート、ブトキシエチルアクリレ
ート、エチルジエチレングリコールアクリレート、2−
工flL。
ヘキシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、
フェノキシエチルアクリレート、ジシクロペンタジェン
アクリレート、ポリエチレングリコールアクリレート、
ボリグロビレングリコールアクリレート、メチルトリエ
チレングリコールアクリレート、ジエチルアミノエチル
アクリレート、7−アミノ−6,7−シメチルオクチル
アクリレート等のアクリル系化合物、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、ポリエチレングリコールアクリレート、ジエチルア
ミノエチルメタクリレート等のメタクリル系化合物、ビ
ニルピロリドン、ビニルフェノール、アクリルアミド、
酢酸ビニル、ビニルエーテル、スチレン等が例示される
。
フェノキシエチルアクリレート、ジシクロペンタジェン
アクリレート、ポリエチレングリコールアクリレート、
ボリグロビレングリコールアクリレート、メチルトリエ
チレングリコールアクリレート、ジエチルアミノエチル
アクリレート、7−アミノ−6,7−シメチルオクチル
アクリレート等のアクリル系化合物、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、ポリエチレングリコールアクリレート、ジエチルア
ミノエチルメタクリレート等のメタクリル系化合物、ビ
ニルピロリドン、ビニルフェノール、アクリルアミド、
酢酸ビニル、ビニルエーテル、スチレン等が例示される
。
また多官能性化合物としては、トリメチロール7” o
ハントリアクリレート、エチレンクリコールジアクリ
レート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポ
リエチレングリコールアクリレート レー)、1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネ
オペンチルグリコールジアクリレート、ポリエステルジ
アクリレート、ジアリルアシヘ−ト、ジアリルフタレー
ト、トリアリルイソシアヌレート等が例示される。
ハントリアクリレート、エチレンクリコールジアクリ
レート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポ
リエチレングリコールアクリレート レー)、1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネ
オペンチルグリコールジアクリレート、ポリエステルジ
アクリレート、ジアリルアシヘ−ト、ジアリルフタレー
ト、トリアリルイソシアヌレート等が例示される。
本発明においては必要に応じて各種のポリマー、オリゴ
マーが配合される。これらを例示すると、エポキシ樹脂
、ポリアミドイミド、ポリアミド、ポリウレタン、ポリ
エーテル、ポリイミド、シリコーン、フェノール樹脂、
エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエ
ーテルアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリ
ブタジェンアクリレート、ポリエステル系エラストマー
、SBS (スチレン/フタジエン/スチレンブロック
共重合体)及び水素添加物の5EBS、 S工S(スチ
レン/イソプレン/スチレンブロック共重社体)等が挙
げられる。また、本発明においてはこれら以外の各種の
添加剤、例えば、酸化防止剤、着色剤、紫外線吸収剤、
シランカップリング剤、フィラー、溶媒、滑剤、可塑剤
、オイル及び老化防止剤等が必要に応じて配合される。
マーが配合される。これらを例示すると、エポキシ樹脂
、ポリアミドイミド、ポリアミド、ポリウレタン、ポリ
エーテル、ポリイミド、シリコーン、フェノール樹脂、
エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエ
ーテルアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリ
ブタジェンアクリレート、ポリエステル系エラストマー
、SBS (スチレン/フタジエン/スチレンブロック
共重合体)及び水素添加物の5EBS、 S工S(スチ
レン/イソプレン/スチレンブロック共重社体)等が挙
げられる。また、本発明においてはこれら以外の各種の
添加剤、例えば、酸化防止剤、着色剤、紫外線吸収剤、
シランカップリング剤、フィラー、溶媒、滑剤、可塑剤
、オイル及び老化防止剤等が必要に応じて配合される。
以下本発明全実施例により更に具体的に説明するが本発
明はこれら実施例に限定されない。
明はこれら実施例に限定されない。
なお、実施例及び比較例において光重合開始剤としては
ベンジルジメチルケタール(チバガイギー社製、イルガ
キュア651)’i樹脂分に対し3重量%配合した。
ベンジルジメチルケタール(チバガイギー社製、イルガ
キュア651)’i樹脂分に対し3重量%配合した。
また、各側において熱安定性は樹脂組成物に高圧水銀灯
に工f)2J/cm”の紫外線を照射し硬化物シート全
作成し、該硬化物シー)i100℃に設定された熱風乾
燥器中で168時間エージングし、試験前後の弾性率に
よって評価した。
に工f)2J/cm”の紫外線を照射し硬化物シート全
作成し、該硬化物シー)i100℃に設定された熱風乾
燥器中で168時間エージングし、試験前後の弾性率に
よって評価した。
更に、樹脂組成物を被覆し、硬化した光ファイバの伝送
損失は60m/分の速度で紡糸した外径125μmのV
ADグレーデッド型光ファイバに樹脂組成物を60μm
の厚さに被覆し、該被覆光ファイバ全100℃に設定し
た熱風乾燥器中で168時間エージングしたのち、温度
20℃及び−40℃における波長085μmでの伝送損
失の変化で評価した。
損失は60m/分の速度で紡糸した外径125μmのV
ADグレーデッド型光ファイバに樹脂組成物を60μm
の厚さに被覆し、該被覆光ファイバ全100℃に設定し
た熱風乾燥器中で168時間エージングしたのち、温度
20℃及び−40℃における波長085μmでの伝送損
失の変化で評価した。
実施例1
分子末端に水酸基を有する分子量が約′2.800の1
,4−ポリブタジェン全水素添加し、分子末端に水酸基
を有するオレフィン系重合体を得た。
,4−ポリブタジェン全水素添加し、分子末端に水酸基
を有するオレフィン系重合体を得た。
次に該重合体とインホロンジイソシアネート及び2−ヒ
ドロキシエチルアクリレートとの反応により、分子末端
にアクリロイル基を含有するオレフィン系重合体金得た
。次に該重合体と光重合開始剤とから成る樹脂組成物に
紫外線を照射し、硬−化物のシート全作成した。該シー
トの試験後の弾性率は初期値に比べて約2.5%の増加
であった。
ドロキシエチルアクリレートとの反応により、分子末端
にアクリロイル基を含有するオレフィン系重合体金得た
。次に該重合体と光重合開始剤とから成る樹脂組成物に
紫外線を照射し、硬−化物のシート全作成した。該シー
トの試験後の弾性率は初期値に比べて約2.5%の増加
であった。
実施例2
実施例1で用いたオレフィン系重合体と光重合開始剤、
カルピトールアクリレート及びテトラヒドロフルフリル
アクリレートとから成る樹脂組成物を得た。
カルピトールアクリレート及びテトラヒドロフルフリル
アクリレートとから成る樹脂組成物を得た。
該樹脂組成物の硬化物の試験後の弾性率は初期値に比べ
1.5%の増加であった。
1.5%の増加であった。
実施例3
分子末端に水酸基を有する分子量が約2000の1,2
.−ポリブタジェンを水素添加し、分子末端に水酸基を
有するオレフィン系重合体を得た。
.−ポリブタジェンを水素添加し、分子末端に水酸基を
有するオレフィン系重合体を得た。
次に該重合体とトリレンジイソシアネート及び2−ヒド
ロキシエチルアクリレートとの反応により分子末端にア
クリロイル基金有するオレフ ′イン系重合体を得た。
ロキシエチルアクリレートとの反応により分子末端にア
クリロイル基金有するオレフ ′イン系重合体を得た。
次に該重合体と光重合開始剤とから成る樹脂組成物に紫
外線を照射し硬化物のシートを得た。該シートの試験後
の弾性率の変化は約+2%であった。
外線を照射し硬化物のシートを得た。該シートの試験後
の弾性率の変化は約+2%であった。
実施例4
実施例6で用いたオレフィン系重合体と光重合開始剤、
ネオペンチルグリコール及びポリエチレングリコールジ
アクリレートとから成る樹脂組成物を得た。該樹脂組成
物の硬化物の試験後の弾性率は初期値に比べ1.5 %
の増加であった。
ネオペンチルグリコール及びポリエチレングリコールジ
アクリレートとから成る樹脂組成物を得た。該樹脂組成
物の硬化物の試験後の弾性率は初期値に比べ1.5 %
の増加であった。
実施例5
実施例2で用いた樹脂組成物全被覆した光ファイバを得
た。該光ファイバのエージング後の伝送損失は試験前に
比べて20℃及び−40℃において+0.05 dB/
km 以下であった。
た。該光ファイバのエージング後の伝送損失は試験前に
比べて20℃及び−40℃において+0.05 dB/
km 以下であった。
実施例6
市販の被覆材料であるウレタンアクリレートをI&覆し
た光ファイバの上に更に実施例4で用いた樹脂組成物を
被覆した元ファイバを得た。
た光ファイバの上に更に実施例4で用いた樹脂組成物を
被覆した元ファイバを得た。
該被覆光ファイバのエージング後の伝送損失はエージン
グ前に比べて20℃及び−40℃共に[Lo 5dB/
)an以下の変化でめった。
グ前に比べて20℃及び−40℃共に[Lo 5dB/
)an以下の変化でめった。
比較例1
分子末端に水酸基全有する分子量が約4800の1,4
−ポリブタジェンとトリレンジイソシアネート及び2−
ヒドロキシエチルアクリレートとの反応に、CI)分子
末端にアクリロイル基を有する1、4−ポリブタジェン
を得た。
−ポリブタジェンとトリレンジイソシアネート及び2−
ヒドロキシエチルアクリレートとの反応に、CI)分子
末端にアクリロイル基を有する1、4−ポリブタジェン
を得た。
次に該1,4−ポリブタジエンと光重合開始剤、カルピ
トールアクリレート及びテトラヒドロフルフリルアクリ
レートとから成る樹脂組成物を得たのち、硬化物シート
を作成した。該シートのエージング試験後の弾a率に初
期値に比べて1000%以上の増加であった。また、該
組成物を被覆した元ファイバのエージング後の伝送損失
に20℃において!L8 dB/km、 −40℃にお
いては10 aB/km以上の増加であった。
トールアクリレート及びテトラヒドロフルフリルアクリ
レートとから成る樹脂組成物を得たのち、硬化物シート
を作成した。該シートのエージング試験後の弾a率に初
期値に比べて1000%以上の増加であった。また、該
組成物を被覆した元ファイバのエージング後の伝送損失
に20℃において!L8 dB/km、 −40℃にお
いては10 aB/km以上の増加であった。
以上説明したように本発明によれば、オレフィン系重合
体を含む樹脂組成物であるため、熱安定性に優れ、これ
?被覆した光ファイバは信頼性に優れた利点がある。
体を含む樹脂組成物であるため、熱安定性に優れ、これ
?被覆した光ファイバは信頼性に優れた利点がある。
特許出願人 日本電信電話公社
代理人 中 本 宏
同 井 上 昭
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.1分子当り平均1以上の重合性不飽和基を含有し、
分子量が1000以上のオレフィン系重合体を含むこと
全特徴とすゐ光ファイバ被覆用樹脂組成物。 Z 該重合性不飽和基が、アクリ日イル基である特許請
求の範囲第1項記載の光フアイバ被援用樹脂組成物。 & 該組成物が、光重合開始剤及び単官能性アクリレー
ト、あるいは光重合開始剤及び多官能性アクリレート、
あるいは光重合開始剤、単官能性アクリレート及び多官
能性アクリレートが配合されたものである特許請求の範
囲第1項記載の光フアイバ被覆用樹脂組成物。 4、 該オレフィン系重合体が、1,4−結合50チ以
上のジエン系重合体の水素添加により得られたものであ
る特許請求の範囲第1項記載の光フアイバ被援用樹脂組
成物。 5、 該オレフィン系重合体が、1,2−結合70チ以
上のジエン系重合体の水素添加により得られたものであ
る特許請求の範囲第1項記載の光フアイバ被覆用樹脂組
成物。 6.1分子当シ平均1以上の重合性不飽和基を含有し、
分子量が1000以上のオレフィン系重合体全会む樹脂
組成物の硬化物から成る被覆層を有することを特徴とす
る被覆光ファイバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59050859A JPS60195038A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 光フアイバ被覆用樹脂組成物及び被覆光フアイバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59050859A JPS60195038A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 光フアイバ被覆用樹脂組成物及び被覆光フアイバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60195038A true JPS60195038A (ja) | 1985-10-03 |
Family
ID=12870448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59050859A Pending JPS60195038A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 光フアイバ被覆用樹脂組成物及び被覆光フアイバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60195038A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01255812A (ja) * | 1988-04-06 | 1989-10-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 海底光ファイバケーブル |
EP3184568A1 (en) | 2015-12-21 | 2017-06-28 | Evonik Degussa GmbH | Acrylate-terminated urethane polybutadienes from low-monomer 1:1 monoadductes from reactive olefinic compounds and diisocyanates and hydroxy-terminated polybutadienes for liquid optically clear adhesives (locas) |
EP3184567A1 (de) | 2015-12-21 | 2017-06-28 | Evonik Degussa GmbH | Acrylatterminierte urethanpolybutadiene aus monomerarmen 1:1 monoaddukten aus reaktiven olfinischen verbindungen und diisocyanaten und hydroxyterminierten polybutadienen |
-
1984
- 1984-03-19 JP JP59050859A patent/JPS60195038A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01255812A (ja) * | 1988-04-06 | 1989-10-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 海底光ファイバケーブル |
EP3184568A1 (en) | 2015-12-21 | 2017-06-28 | Evonik Degussa GmbH | Acrylate-terminated urethane polybutadienes from low-monomer 1:1 monoadductes from reactive olefinic compounds and diisocyanates and hydroxy-terminated polybutadienes for liquid optically clear adhesives (locas) |
EP3184567A1 (de) | 2015-12-21 | 2017-06-28 | Evonik Degussa GmbH | Acrylatterminierte urethanpolybutadiene aus monomerarmen 1:1 monoaddukten aus reaktiven olfinischen verbindungen und diisocyanaten und hydroxyterminierten polybutadienen |
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