JPS6019455A - 容器入り汁物の製造法 - Google Patents

容器入り汁物の製造法

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JPS6019455A
JPS6019455A JP58129799A JP12979983A JPS6019455A JP S6019455 A JPS6019455 A JP S6019455A JP 58129799 A JP58129799 A JP 58129799A JP 12979983 A JP12979983 A JP 12979983A JP S6019455 A JPS6019455 A JP S6019455A
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Akira Sugisawa
公 杉澤
Yasushi Matsumura
靖 松村
Mitsuru Yasuda
充 安田
Makoto Hirayama
誠 平山
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House Foods Corp
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House Food Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、マイクロ波を利用することによって、効率的
かつ衛生的に具の入った容器入り汁物を製造づることが
可能な、容器入り汁物の製造法に関する。
昨今の食生活の多様化にともない、罐詰やレトルト食品
の普及とともに、合成樹脂等の容器に入れられ、冷蔵保
存の形態で1〜3日程度の保存が可能であるような、汁
物や惣菜が広く世に出され、手軽で新鮮な副食物等とし
て親しまれている。
ところで、一般にこ′れらの容器入り食品に於ては、商
品性を高めるために、卵製品や水産練り製品等の具が混
入される場合が多い。ところが、このように容器入り食
品に具を混入することにより、これを製造する際に、下
記するような種々の問題が発生した。
即ち、例えば具の入った容器入りの汁物を製造する場合
には、通常光に具を焼成或いは油揚げ等の手段によって
加熱した後に、適宜の大きさに切って成形し、これを容
器に充填してから汁液を加えるか、或いは上記のように
して得られた具を汁液に混入後、容器に充填することが
行なわれ/j0したがって、これらの方法によれば、具
の加熱及び成形は、これを容器に充填することとは全く
別途に行なわれ、このため工程的に煩雑であった。
また、加熱・成形後の具は、通常人手によって容器に充
填され、この場合には、細菌汚染等の問題が生じ、一方
この操作を機械的に行なおうとづると、複雑で高価な機
械装置の使用を余儀なくされた。しかも、通常具は、殺
菌に不適な焼成や油揚げ等の乾熱条件で加熱され、また
上述のような形態の容器入り食品辷於ては、食品が容器
に充填された後は、特に殺菌等の処理が施されないため
、これらの食品は極めて早期に腐敗する場合が多かった
本発明の目的は、上記のような欠点のない容器入り汁物
の製造法を提供Jることにある。その第1の目的は、効
率的かつ衛生的に具の入った容器入り汁物を製造するこ
とが可能な、容器入り汁物の製造法を提供することにあ
る。また、第2の目的は、汁物を容器に充填後に、特に
殺菌処理を施さない場合にも、従来のものより保存性が
向上した容器入りt1物を製造することが可能な、容器
入りと1物の製造法を提供でることにある。
本発明者らは、上記の目的を達成すべく、容器入り汁物
の製造法について研究を進めた。その結果、マイクロ波
誘電損失の小さい材質の容器に、熱凝固性物質を充填し
、で、これにマイクロ波を照1=1することによって、
熱凝固性物質は、1)良好に調理されて食味上好ましい
具となり、2)具は一旦膨化後に収縮して、容器の形状
に合ゼて固状に成形され、容器には付着せず、3)また
比較的微生物学的に安全な状態にまで殺菌され、上記の
工程に続いて、この容器に汁液又は汁液の乾燥物を充填
し、容器を密封する場合には、マイクロ波にJ:り具の
加熱、成形及び殺菌が同時に達成され、極めて効率的か
つ衛生的に具の入った、従来よりも比較的保存性の高い
、容器入り汁物を製造することができることを見出した
本発明は、上記の知見に基づいて成されたものであって
、その要旨は、マイクロ波誘電損失の小さい材質の容器
に、熱凝固性物質を充填し、これにマイクロ波を照射す
ることによって、該熱凝固性物質の加熱・成形を行ない
、続いてこの容器に汁液又は汁液の乾燥物を充填して容
器を密封づることを特徴とする容器入り汁物の製造法、
である。
以下、本発明について詳細に述べる。
先ず、本発明では、マイクロ波誘電損失の小さい材質の
容器に、熱凝固性物質を充填づる。ここで、マイクロ波
誘電損失の小ざい材質の容器とは、ポリスチレン、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共車合
体及びその部分ケン化物、ポリエチレンテレフタレート
、ポリブチレンアレフタレート、ポリカーボネート、ポ
リアミド類、ポリフルオロエラレン等の合成樹脂、紙、
ガラス、陶器或いはこれらの積層体等の、マイクロ波を
透過Jる材質の容器を指づ。尚、後記するように、マイ
クロ波を照射して具を加熱、成形する場合に、ポリエチ
レン、ポリプロピレン等の材質の容器を使用づると、加
熱後の貝が容器から特に良好に離型され、これによって
貝が容器の形状に合せて極めて良好に成形される。また
、上記のような材質の容器を使用しない場合にも、熱凝
固性物質を容器に充填する前に、予め容器の内面に油脂
を塗布することによって、マイクロ波加熱の後に、具が
容器に付着することを良好に防止することがeきる。ま
た、上記した容器の底面や側面に、様々な形状の凹部(
凸部)等を設【ノることによって、具をそれとJffi
1様の形状に成形Jることができる。
また熱凝固性物質とは、例えば卵製品、水産練り製品、
澱粉)製品、これらの混合物、或いはこれらに適宜の大
きさに切った肉、野菜ご果実等を混入したもの等、マイ
クロ波を照射することによって、調理され、固状を早す
る(凝固)?l゛るものをいう。また、適宜の大きさに
切った肉、野菜、果実等をカードランに混入したものを
貝として使用することもでき、この場合にはマイクロ波
加熱によって、透明に凝固したカードランの中に肉、野
菜、果実等が散りばめられた具を成形することができる
上記のような熱凝固性物質は、マイクロ波を照射する前
は通常液状或いはペースト状を早し、これを容器に充填
する場合には、通常の充填機を使用することができ、し
かも各容器には等しい量の具を充填することができる。
本発明では、上記のように熱凝固性物質を容器に充填し
た後に、これにマイクロ波を照射Jる。
この場合、使用するマイクロ波は、発振周波数が300
〜30000メガヘルツ(Ml〜lz )の範囲のもの
である。尚、この周波数のもので現在食品加工に使用が
許可されているものは、915MHz 、2450MH
z 、5800MHz 、及び22125MH2rある
が、このうち915MHz及び2.450M1−1zが
一般に使用される。
上記のマイクロ波を使用して具を加熱する場合の加熱温
度及び加熱時間は、通常60〜100℃で10秒〜3分
で、例えば10〜20gの全卵液を処理する場合には、
2450Mf−lzのマイクロ波を使用して90〜10
0℃で30〜35秒、1〜5%程度のカードランの溶液
10〜20(]を処理する場合には、2450MHzの
マイクロ波を使用して90〜100℃で2〜3分加熱す
ることが好ましい。
尚、マイクロ波を照射して具の雑菌(微生物)及び食品
容器に被着した雑菌を殺菌するためには、加熱温度を、
雑菌の種類によってし異なるが、通常60〜150℃に
することが必要である。また加熱時間は、上記湿態範囲
に於て、雑菌を死滅させるに足る時間以上であればよく
、その時間は菌の種類によって適宜実験によって決定す
ることができる。
上記のように熱凝固性物質をマイクロ波によって加熱す
ることにより、熱凝固性物質は固状を呈し、また良好に
調理されて食味上好ましい具となる。しかも上記の場合
には容器の形状に合せて所望の形状の具を成形すること
かでき、また成形後の具は容器に付着しない。したがっ
て、後記するように容器に汁液を充填した場合には、具
は液面に浮き上がり、製品化してから食する場合にも見
映えのよいものとなる。また、マイクロ波を照射して加
熱する場合の加熱温度を殺菌に必要な温度とすることに
よって具及び容器内面の殺菌を行なうことができる。
尚、具を加熱する際に、マイクロ波加熱以外の加熱手段
、例えば赤外線、熱風等を使用した場合には、具は良好
に膨化せず、所望の形に成形されない。
次に本発明では、上記のマイクロ波加熱に続いて、容器
に汁液又は汁液の乾燥物を充填し、最後に容器を密封す
る。
ここで、汁液又は汁液の乾燥物とは、例えば味噌ン1、
吸い物、スープ、ンース等の液状物、ペースト又はこれ
らの乾燥物をいう。これらの汁液又はその乾燥物は通常
の充填機等を使用して容器に充填される。最後に、容器
は例えば合成樹脂や熱融着性物質をラミネー1〜したア
ルミの蓋材を熱融着する等の手段によって密封される。
尚、汁液は調理のため通常100°C程度にまで加熱さ
れるため、汁液を上記のように加熱後に、雑菌の侵入を
防止しながら容器に充填・密封覆ることによって、先の
マイクロ波加熱によって具及び容器内面の殺菌が行なわ
れることと合せて、特に容器を密封後に殺菌しない場合
にも、従来のものより保存性が向上した容器入り汁物を
製造Jることができる。もちろん容器を密封後に、し1
−ル1〜殺菌等の手段によって殺菌Jることも可能であ
る。この場合の殺菌条件は、通常のマイクロ波を使用U
ずにつくられた容器入りγ1物の場合より緩和り゛るこ
とができ、通常70〜130℃(釜内雰囲気温度)で3
0秒〜60分である。
以上のように、本発明によれば、マイクロ波を利用づる
ことにより、具の加熱、成形及び殺菌が同時に達成され
、極めて効率的かつ衛生的に具の入つl〔容器入り汁物
を製造することができる。また、本発明では汁物を容器
に充填後に、特に殺菌処理を稈こさない場合にも、従来
のものより保存性が向上した、例えば冷蔵保存で5〜1
0日間保存できるような、容器入り汁物を製造すること
ができる。
実施例1 全卵ペースト70部、きざみ葱15部、乾燥小えび15
部、塩等の調味料適量を混合し、これをポリプロピレン
製の容器に充填して、これに2450MHzのマイクロ
波を98℃で30秒照射した。上記のようにして得られ
た具は、固状を呈し、良好に調理され、容器の底部の形
状に合せて成形されて、また容器にも付着しないもので
あった。
続いて常法によって得られた味噌汁を容器に充填し、容
器の口部に合成樹脂の蓋材を熱融者して容器を密封した
上記のようにして得られた容器入り味噌汁を一5℃で5
日間保存後、加熱・開封した。この場合、味噌汁には具
が浮いて見映えもよく、これを食すると風味的にも良好
なものであった。
実施例2 魚肉描り身40部、卵白40部、きざみ葱10部、乾燥
小えび10部、塩等の調味料適量を混合し、これを内面
に油脂を塗布したポリエチレン製の容器に充填して、こ
れに2450MHzのマイクロ波を98℃で35秒照射
した。この場合にも、上記の実施例1の場合と同様に、
良好に調理、成形された具が得られた 続いて常法によって得られた吸い物を容器に充填し、実
施例1と同様にして容器を密封し!こ。上記のようにし
て得られた容器入り吸い物をレトルト釜を用いて120
℃(釜内雰囲気4瓜)で30分殺菌処理し、これを常温
で20日間保存後、加熱・開封した。この場合吸い物に
は具が浮いて見映えもよく、食味的にも良好なものであ
った。
実施例3 先ず3%のカードラン溶液90部をつくり1.これに乾
燥小えび10部を加えて混合し、これをポリプロピレン
製の容器に充填して、2450M1−11のマイクロ波
を98℃で2分間照射した。この場合にも、上記の実施
例1の場合と同様に、良好に調理、成形された具が得ら
れた。
以下実施例1と同様にして、味噌汁を充填するとともに
容器を密封し、保存後これを食した。この場合にも、味
噌汁は見映え、食味とも非常に良好なものであった。
特許出願人 ハウス食品工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. マイクロ波誘電損失の小さい材質の容器に、熱凝固性物
    質を充填し、これにマイクロ波を照射することによって
    、該熱凝固性物質の加熱・成形を行ない、続いてこの容
    器に汁液又は汁液の乾燥物を充填して容器を密封するこ
    とを特徴とする容器入り汁物の製造法。
JP58129799A 1983-07-15 1983-07-15 容器入り汁物の製造法 Expired - Lifetime JPH066033B2 (ja)

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JP58129799A JPH066033B2 (ja) 1983-07-15 1983-07-15 容器入り汁物の製造法

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Publication Number Publication Date
JPS6019455A true JPS6019455A (ja) 1985-01-31
JPH066033B2 JPH066033B2 (ja) 1994-01-26

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ID=15018509

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5467043A (en) * 1977-11-07 1979-05-30 Asahi Chemical Ind Production of instant food
JPS579347A (en) * 1980-06-18 1982-01-18 Aisin Warner Ltd Gear trasmission
JPS5756857A (en) * 1980-09-24 1982-04-05 Fujitsu Ltd Electroholography recording device

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JPH066033B2 (ja) 1994-01-26

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