JPS60193936A - 2,6−ジクロロトルエン誘導体及びその製法 - Google Patents

2,6−ジクロロトルエン誘導体及びその製法

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JPS60193936A
JPS60193936A JP59048455A JP4845584A JPS60193936A JP S60193936 A JPS60193936 A JP S60193936A JP 59048455 A JP59048455 A JP 59048455A JP 4845584 A JP4845584 A JP 4845584A JP S60193936 A JPS60193936 A JP S60193936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
dichloro
dichlorotoluene
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59048455A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Kawahara
川原 隆幸
Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
Kazuhiko Konno
紺野 和彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication of JPS60193936A publication Critical patent/JPS60193936A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、工業薬品として、又は農薬、医薬の原料とし
て極めて有用な2,6−ジクロロトルエン誘導体に関す
る。更に詳しくは、2,6−ジクロロ−3−トリクロロ
メチルトルエン(以下でDCTTと略す)及びその製造
法に関するものである。
トリクロロメチルベンゼン誘導体及びその製造法として
は、以下のものが知られている。
しかしながらメチル基とハロゲンとを同時に置換基とし
て有するトリクロロメチルベンゼン誘導体は皆無であっ
た。
本発明のDCTTは下記反応式に示す通り、2.6−ジ
クロロトルエンと四塩化炭素とをノ・ロゲン化アルミニ
ウムの存在下に反応させることにより製造できる。
(1)(It) (DCTT) 本反応に於ける四塩化炭素の使用量は2,6−ジクロロ
トルエン1モルに対し、1〜20モル使用され、溶媒と
して使用しても良い。
本反応に於けるハロゲン化アルミニウムとしては、無水
塩化アルミニウム、無水臭化アルミニウムなどが挙げら
れる。ノ・ロゲン化アルミニウムの使用量は2,6−ジ
クロロトルエン1モルに対し、0.1〜5モル、望まし
くは1〜3モルである。ノ・ロゲン化アルミニウムはD
CTTと下式に示すような錯体 を形成するため、ノ・ロゲン化アルミニウムが不足する
場合には、下式に示すジクロロビス(2,4−ジクロロ
−3−メチルフェニル)メタン(以下DCBMと略す) しL (DCBM) なる副生成物が選択的に生成する。又、I・ロゲン化ア
ルミニウムを過剰量使用する場合には、下式%式% メチル)トルエン(以下DCBTと略す)(DCRT) なる副生成物の選択性が増大する。従ってノ・ロゲン化
アルミニウムの使用量は、最も望ましくは、2.6−ジ
クロロトルエン1モルに対し2モルである。
本反応の反応温度は0〜100℃望ましくは10〜70
℃である。反応温度が高い場合にはDCBTの選択率が
増大し、低い場合にはり、CB Mが選択的に生成する
ため、更に望ましくは40〜60℃である。
溶媒としては、反応の進行を抑制するものでなければい
ずれのものも使用でき、例えば塩化メチレン、テトラク
ロロエタン、二硫化炭素などが使用できる。中でも1,
2−ジクロロエタンはDCTTの選択性を著しく向上さ
せる溶媒である。
又、本反応の反応時間は一概に規定できないが、普通1
0分〜10時間である。
本発明の新規化合物である2、6−ジクロロ−3−トリ
クロロメチルトルエン(DCTT)は、下記反応式に示
される様に2,4−ジクロロ−m−)リオイル化剤の原
料として有用な化合物である。
即ち、DCTTを加水分解反応、次いで/・ロゲン化反
応に付すことにより、2,4−ジクロロ−m−トルオイ
ル化剤である2、4−ジクロロ−m−)ルイル酸ハロゲ
ン化物に容易に変換することができる。
DCTTの加水分解反応は、水と触媒の存在下、0〜3
00℃、望ましくは室温〜150℃で行なわれる。
触媒としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム等の塩基性物質、又は、塩
酸、硫酸等の鉱酸に代表される酸性物質が挙げられる。
又、触媒量は通常DCTT1モルに対して0.1〜10
モル使用される。
本加水分解反応に於ける水の使用量は、DCTT1モル
に対して3モル以上使用される。又、溶媒として酢酸等
の脂肪族カルボン酸類を用いても良い。
反応時間は一概に規定できないが、0.5〜10時間で
ある。
加水分解反応で得られた2、4−ジクロロ−m −トル
イル酸に非極性溶媒の存在下もしくは不存在下に、ハロ
ゲン化剤を反応させることにより2,4−ジクロロ−m
−トルイル酸ハロゲン化物が形成できる。
ハロゲン化剤としては、五塩化リン、三塩化リン、チオ
ニルプロミド等が挙げられ、好ましくはチオニルクロリ
ドが挙げられる。
又、非極性溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン等
の芳香族炭化水素溶媒が挙げられる。
反応は過剰量のノ・ロゲン化剤を用いて行なうのが好ま
しく、例えば、2,4.−ジクロロ−m−)ルイル酸に
対して2〜5倍モル程度のチオニルクロリドの使用量を
例示することができる。
本反応は、例えば、還流温度条件下、1〜5時間程度の
温度及び時間で行なうことができる。
また、本発明のDCTTはトリクロロメチル基を有する
ので、ベンゼン、ピラゾールなどの芳香族類の化合物と
容易に反応し、下記反応式で示されるように2.4−ジ
クロロ−m−)ルオイル化されたカップリング生成物が
一段階で直接形成される。
〔式中、Rは芳香族残基を示す〕
例えば芳香族化合物(R−H)として次式面で示される
ピラゾロン化合物を用いて、これを本発明化合物(DC
TT)と反応させ、次いで加水分解すれば除草剤中間体
として有用な式(転)で示されるピラゾール誘導体を得
ることができる。(この点については、本願と同日付の
本発明者等による別出願発明の名称「ピラゾール誘導体
の製造法」に詳細に記載されている6) @) (転) 次に、本発明方法を実施例により具体的に説明する。
実施例1 無水塩化アルミニウム27.Ot (0,20aモル)
と四塩化炭素95.6 tの混合液中に、攪拌下、2,
6−ジクロロトルエン16.09 f (0,1モル)
と四塩化炭素s 2.9 t (合計0.965モル)
の溶液を48〜49℃、2時間で滴加し、更に2時間、
攪拌上反応させた。放冷後、氷水600yl四塩化炭素
100rnl中に反応液を注ぎ、室温下撹拌し、塩化ア
ルミニウムを除いた。水層を四塩化炭素で洗浄し、集め
た有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒
を減圧留去し、粗D CT T 25゜119を得た。
これをガスクロマトグラフィーで分析したところDCT
Tが69.3Wtチ(収率62.6チ)、DCBMが2
3.1 wtチ(収率28.9チ)、DCBTが7.6
wt%(収率4.8 % ’)含有されており、未反応
の2,6−ジクロロトルエンは検出されなかった。
粗DCTT25.17tをn−ヘキサンs Ox/に加
え、非溶解物を除去後、F液を減圧濃縮、減圧蒸留する
ことにより、純度98.2 %のDCTTl 5.02
9 (0,0530モル、収率53.0チ)を得た(沸
点106〜b 構造はマススペクトル(M+276)、H−NMRスつ 伺、DCBM(融点174.2〜175.4℃)、DC
RT(融点117.0〜118.2℃)の構造も同様に
して確認した。
実施例2 無水塩化アルミニウム26.8 f (0,201モル
)と四塩化炭素31.79 (0,206%ル)と、1
.2−ジクロロエタン49.6 tの混合液中に、攪拌
下、2.6−ジクロロトルエン16.06 f (0,
997モル)と1,2−ジクロロエタン38.Ofの混
合溶液を滴加する以外は実施例1と同様の操作を行ない
粗DCTT27.32f(純度86.4%、収率85,
0%)を得た。この粗DCTT中には未反応の2,6−
ジクロロトルエン及び、DCBTは検出されず、副生成
物としてはDCBMのみが検出された。
参考例1 実施例1で得られたDCTT 5.57 t (0,0
2モル)を酢酸5rnlに溶解し、濃硫酸10m/、水
10ゴを加え、攪拌下、加熱還流しながら、3時間反応
させた。反応混合物を放冷後、氷水10011Llに注
ぎ、生成した結晶を減圧済過、水洗後、50℃で減圧乾
燥し、目的とする2、4−ジクロロ−m−トルイル酸4
.02 t (収率98チ)を得た。トルエンから再結
晶して精製したものの融点#−1:170.0〜173
.5℃であった。
参考例2 参考例1で得られた2、4−ジクロロ−m−)ルイル酸
2.05 r (0,01モル)とチオニルクロリド8
.0 Or (0,025モル)を攪拌下、80℃2時
間反応させた。放冷後、過剰のチオニルクロリドを減圧
留去後、減圧乾燥すると黄かつ色の粗2.4−ジクロロ
−m−トルオイルクロリドが得られた。
特許出願人 三菱油化株式会社 出願人 代理人 古 川 秀 利 出願人 代理人 長 谷 正 久

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 2.6−’)クロロ−3−) Q /ロロメチル
    トルエン 2、ハロゲン化アルミニウムの存在下に、2,6−ジク
    ロロトルエンと四塩化炭素とを反応させ、得られた反応
    生成物から2,6−ジクロロ=3−)リクロロメチルト
    ルエンを回収することを特徴とする2、6−ジクロロ−
    3−トリクロロメチルトルエンの製造法
JP59048455A 1984-03-14 1984-03-14 2,6−ジクロロトルエン誘導体及びその製法 Pending JPS60193936A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115259996A (zh) * 2022-08-29 2022-11-01 浙江中欣氟材股份有限公司 一种四氟苯菊酯中间体的合成方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115259996A (zh) * 2022-08-29 2022-11-01 浙江中欣氟材股份有限公司 一种四氟苯菊酯中间体的合成方法
CN115259996B (zh) * 2022-08-29 2024-02-02 浙江中欣氟材股份有限公司 一种2,3,5,6-四氟苯甲醇的合成方法

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