JPS60193771A - 車両の四輪操舵装置 - Google Patents

車両の四輪操舵装置

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JPS60193771A
JPS60193771A JP4805484A JP4805484A JPS60193771A JP S60193771 A JPS60193771 A JP S60193771A JP 4805484 A JP4805484 A JP 4805484A JP 4805484 A JP4805484 A JP 4805484A JP S60193771 A JPS60193771 A JP S60193771A
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steering mechanism
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angle
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Hirotaka Kanazawa
金澤 啓隆
Teruhiko Takatani
高谷 輝彦
Shigeki Furuya
古谷 茂樹
Isamu Chikuma
竹間 勇
Satoru Shimada
悟 島田
Hiroshi Eda
広 恵田
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/1518Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles
    • B62D7/1536Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles provided with hydraulic assistance

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、前輪、後輪共に転舵させるようにした車両の
四輪操舵装置に関するものである。
(従来技術) 近時、前輪、後輪共に転舵させるようにした車両の四輪
操舵装置にあっては、ハンドル舵角に対する後輪の転舵
比を変更すること、すなわち、ハンドルのある一定舵角
に対して、後輪の転舵角を何段階かに変更させるように
することが要求されつつあり、このためには、ステアリ
ング機構と後輪転舵機構との間に、ハンドル舵角に対す
る後輪の転舵比を変更するための転舵比変更装置が必要
になる。この転舵比変更装置としては、従来、特開昭5
5−91457号公報に示すように、揺動レバーを利用
したものがある。このものは、揺動レバーの一端部をス
テアリング機構に連係する一方、その他端部を後輪転舵
機構に連係して、該揺動レバーの揺動支点を変更するこ
とにより、上記転舵比を変更するようにしたものである
しかしながら、」二記従来のものでは、揺動レバーの揺
動支点が、摺動部をも兼用しなければならない構成であ
ることからして、この摺動・揺動支点部にがたつきが生
じ易い一方、この摺動・揺動支点部にはレバー比の反力
が加わることになるため、ステアリング剛性を十分に確
保することが難しいという問題があった。これに加えて
、揺動レバーを用いる関係上、ハンドル舵角に応じた入
力は、必然的に長尺の揺動レバーに対しては大きな曲げ
力として作用せざるを得ないため、この点においてもス
テアリング剛性を高める上で好ましくないことになって
いた。
また、上記従来のものでは、揺動レバーの軸線方向とス
テアリング機構からの入力方向とのなす角が小さく(平
行に近ずく)なると、その摺動・揺動支点部に対して揺
動レバーが相対変位する傾向がでて、正確な転舵比を確
保する上でも好ましくないという問題があった。
(発明の目的) 本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、
所望の転舵比を正確に得ることができると共に、ステア
リング剛性を十分に大きくすることのできる車両の四輪
操舵装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明にあっては、転舵比変更装置の出力部材として、
所定の移動軸線方向に移動可能とされた移動部材を備え
て、該移動部材の変位に応じて後輪の転舵角を制御する
ようにしである。また、転舵比変更装置の実質的な入力
部材として、ステアリング機構の操作変位すなわちハン
ドル舵角に応じて回動される揺動アームを用いてあり、
この揺動アームに対しては、傾斜角変更手段を設けて、
この傾斜角変更手段により、揺動7−ムの回動軸線が上
記移動軸線に対してなす傾斜角を変更するようにしであ
る。これにより、揺動アームの先端部は、−に記移動軸
線方向に対して、揺動アームの揺動角および傾斜角に応
じて変位することになる。そして、このような先端部と
上記移動部材とを、途中に回動継手部を有しない連結部
材によって連結することにより、上記揺動角および傾斜
角に応じて後輪の転舵角を制御するようにしである。
(実施例) 第1図において、IRは右前輪、ILは左前輪、2Rは
右後輪、2Lは左後輪であり、左右の前輪lR,lLは
前輪転舵機構Aにより連係され、また左右の後輪2R1
2Lは後輪転舵機構Bにより連係されている。
前輪転舵機構Aは、実施例では、それぞれ左右一対のナ
ックルアーム3R13Lおよびタイロッド4R14Lと
、該左右一対のタイロッド4R14L同志を連結するり
レーロッド5とから構成されている。この前輪転舵機構
Aにはステアリング機構Cが連係されており、このステ
アリング機構Cは、実施例ではラックアンドピニオン式
とされている。すなわち、リレーロッド5にはラック6
が形成される一方、該ラック6と噛合うピニオン7が、
シャフト8を介してハンドルlOに連結されている。こ
れにより、ハンドル9を右に切るような操作をしたとき
は、リレーロッド5が第1図左方へ変位して、ナックル
アーム3R13Lがその回動中心3R’、3L’を中心
にして上記ハンドル9の操作変位量つまりハンドル舵角
に応じた分だけ同図時計方向に転舵される。同様に、ハ
ンドル9を左にすJる操作をしたときは、この操作変位
量に応じて、左右前輪IR,LLが左へ転舵されること
となる。
後輪転舵機構Bも、前輪転舵機構Aと同様に。
それぞれ左右一対のナックルアームl0R1■OLおよ
びタイロッドIIR,IILと、該タイロッド11R,
11L同志を連結するりレーロッド12と、を有し、実
施例では、後輪転舵機構Bが油圧式のパワーステアリン
グ機構りを備えた構成とされている。このパワーステア
リング機構Dについて説明すると、リレーロッド12に
はシリンダ装置13が旧設されて、そのシリンダ13a
内を2室13b、13cに画成するピストン13dが、
リレーロッド12に一体化されている。このシリンタ1
3a内の2室13b、13cは、配?庁14あるいは1
5を介してコントロールバルブ16に接続されている。
また、このコントロールバルブ16には、それぞれリザ
ーバタンク17より伸びる配管1B、19が接続され、
オイル供給管となる一方の配管18には、図示を略すエ
ンジンにより駆動されるオイルポンプ20が接続されて
いる。上記コントロールバルブ16は、パワーステアリ
ング機構りの人力部材となる入力軸16a、および入力
軸16aと一体の出力部材となる出力軸16bを有し、
出力軸16bに取付けられたピニオン21が、す1/−
口、ド12に形成したラック22に噛合されている。
このようなパワーステアリング機構りにあっては、既知
のように、上記入力@l 6 aが所定の一方向へ回動
されると、これに応じてピニオン21が同方向に回動さ
れて、リレーロッド12を例えば第1図左方向へ変位さ
せ、これにより、ナックルアームIOR,IOLがその
回動中心10R′、10L′を中心にして第1図時計方
向に回動して、後輪2R52Lが右へ転舵される。そし
て、この転舵の際、入力軸leaの回動量に応じて、シ
リンダ装置13の室13b内にはオイルが供給され、上
記リレーロッド12を駆動するのを補助する(倍力作用
)。同様に、入力軸16aを逆方向に回動させたときは
、この回動量に応じて、シリンダ装置13の倍力作用を
受けつつ(オイルは室13bへ供給される)、後輪2R
12Lが左へ転舵されることになる。
なお、第1図中13e、13fは、リレーロッF12を
ニュートラル位置へ付勢しているリターンスプリングで
ある。
ステアリング機構Cと後輪転舵機構Bとは、前輪転舵機
構Aおよび転舵比変更装置Eを介して連係されている。
この転舵比変更装置Eからは、中間ロッド23が前方へ
伸び、その前端部に取付けられたピニオン24が、前輪
転舵機構Aのリレーロッド5に形成したラック25と噛
合されている。また、転舵比変更装置Eから伸びるロッ
ド状の移動部材26に形成されたラック27に対して、
前記コントロールバルブ16の入力軸16aに取付けた
ピニオン28が噛合されている。
転舵比変更装置Eの一例を第2図により説IJJすると
、前記移動部材26は、車体Fに対して車幅方向に摺動
自在に保持されており、その移動軸線をl+ とじて示
しである。また、この転舵比変更装置Eは、揺動アーム
29を有しており、この揺動アーム29は、その基端部
が、ホルダ30に対してピン31により揺動自在に枢着
されている。
このホルダ30は、その回動軸30aが、前記移動部材
26の移動軸縁立、と直交する直交縁立2を中心として
回動自在に車体Fに保持されている。そして、前記ピン
31は、この両縁立!とり2どの交点部分に位置すると
共に、直交線sL2と直交する方向に伸びている。
前記ホルダ30と揺動アーム29との連結部分を第3図
に示してあり、ホルダ30のU字上二又部間に前記ピン
31が架設され、該ピン31に対して、一対のアンギュ
ラ軸受32を介して、揺動アーム29の基端部が回動自
在に嵌合されている。この第3図中、33は軸受32(
ピン31)に対する揺動アーム29の抜は防止用のハブ
、34はそのロックナツトであり、また、35は1輪3
6と共働してピン31のホルダ30に対する抜は防止を
行なうハブ、37はそのロックナツトである。したがっ
て、揺動アーム29は、ピン31を中心にして揺動自在
とされるが、ホルダ30を回動させることによって、こ
のピン31と移動軸!iz+ とのなす傾斜角すなわち
、ピン31を中心とした揺動軌道面の移動軸線KLIと
直交する面(実施例ではこの面が「基準面」とされてい
る)に対する傾斜角が可変とされる。
前記揺動アーム29の先端部と移動部材26とは、連結
部材38により連結されている。この連結部材38は、
途中に回動継手部を有しないで、その軸線方向の剛性が
十分に確保されたものとされ、実施例では、ロッド39
とアーム40とを有する。このロット39とアーム40
とは、互いにねじ結合され、ロックナツト41を利用し
て、その連結長さが所定の長さとなるように調整保持さ
れている。このような連結部材38は、そのロッド39
がポールジヨイント42を介して揺動アーム29の先端
部に連結され、またアーム40は、回動継手43を介し
て、移動部材26に回動自在に連結されている。この回
動継手43部分について第4図により説明すると、移動
部材26に対しては、一対のアンギュラ軸受44を介し
てアーム40が回動自在に嵌合されており、該アーム4
0の軸受44に対する抜は防1トが、ハブ45およびロ
ックナツト46によってなされている。また、軸受44
の移動部材26に対する抜は防止が、ハブ47およびロ
ックナツト48によってなされていうる。なお、アーム
40は、移動部材26との干渉を避けるべく屈曲されて
いるが、直線状のロッド39の軸線延長線上に、回動継
手43(移動部材26と第2アーム42との連結部分)
が位置するようにされている。
前述のような連結部材38により、揺動アーム29の先
端部 となるポールジヨイント42と、回動継手42と
の間隔は、常に一定に保持されることになる。したがっ
て、」二記ポールジヨイント42が第2図左右方向に変
位すれば、この変位に応じて、移動部材26が第2図左
右方向に変位されることとなる。
揺動アーム29のピン31を中心とした揺動は、ステア
リング機構Cの操作変位すなわちハンドル舵角に応じて
なされるものであり、このため実施例では、連結部材3
8のロッド39に対して、回動付与アーム49が設けら
れている。この回動付与アーム49は、本体部材50と
先端部材51とを有し、本体部材50の基端部に形成さ
れた回動軸49aが、移動軸線ILI上にあるように車
体Fに対して回動自在に保持されている。また、先端部
材51は、本体部材50に対して上記回動軸49aと直
交する方向に摺動自在に嵌合され、その先端部は、ポー
ルジヨイント52を介して、連結部材38のロッド39
に連結されている。そして、回動付与アーム49の回動
軸49aに取付けた傘歯車53に対して、前記中間ロッ
ド23の後端部に取付けた傘歯車54が噛合されている
。このような回動伺与アーム49により、揺動7−1.
29は、ハンドル舵角に応じた量だけピン31を中心に
して揺動されることになるが、ピン31の軸線と移動軸
縁立1とが傾斜していると、このピン31を中心とした
揺動に伴なって、ポールジヨイント42が第2図左右方
向すなわち移動軸線見、方向に変位し、この変位は、連
結部材38を介して移動部材26に伝達されて、該移動
部材26が変位されることになる。そして、このポール
ジヨイント42の第1図左右方向の変位は、ピン31を
中心とした揺動アーム29の揺動角が同じであったとし
ても、ピン31の傾斜角すなわちホルダ30の回動角が
変化すると、変化されることになる。勿論、連結部材3
8は、途中にポールジヨイントやピン等の回動継手部を
有しないので、たとえ移動軸線1+に対して傾斜してぃ
ても、ポールジヨイント42の変位をがたつきなく移動
部材26に伝達して、ステアリング剛性を高める上で大
きく寄与する。
前記傾斜角を変更するため、第5図にも示すように、ホ
ルダ30の回動軸30aに対して、ウオームホイールと
してのセクタギア55が取付けられると共に、該セクタ
ギア55に噛合するウオームギア56が、ソレノイド、
モータ等からなる傾斜角変更手段としてのアクチュエー
タ57により回転駆動されるようになっている。そして
、このホルダ30の回動角すなわち傾斜角は、ポテンシ
ョメーテ等からなる転舵比検出センサ58により検出さ
れるようになっている。
ここで、上述した揺動アーム29のピン31を中心とし
た揺動角および揺動アーム29の傾斜角(ピン31の傾
斜角)が、ポールジヨイント42(移動部材26)の移
動軸縁立1方向の変位に与える影響について、第7図、
第8図により説明する(なお、この第7図、第8図にお
いては、揺動アーム29、連結部材38等は模式化して
示してある)。この第7図、第8図において、いま、揺
動アーム29のピン31を中心とした揺動角をθ、移動
軸線ILIと直交する基準面をδ、揺動アーム29の揺
動軌道面が上記基準面δとなす傾斜角をα、ボールジヨ
イント42のピン31からの偏心距離をrとすると、こ
のポールジヨイント42の移動軸線9.1方向の変位X
は、X=rtanα・ 5inOとなって、αおよび0
をパラメータとする関数なる。したがって、傾斜角αを
ある一定の値に固定すれば、Xは0の関数つまりハンド
ル舵角に応じたものとなり、この傾斜角αの値を変更す
れば、ハンドル舵角が同じであったとしてもXの値が変
化することになる。そして、この傾斜角αの変更がとり
もなおさず転舵比の変更となる。
前述のように傾斜角を調整して転舵比を変更する一例と
して第6図に示すような場合がある。この第6図におい
ては、車速に応じて転舵比を変更するようにしたもので
、実施例では、β1〜β6の6種類の転舵比特性曲線を
得るようにしたものである。なお、ごの′dS6図にお
いて、β1、β2は、後輪2R12Lが前輪IR,LL
に対して逆方向に転舵されるいわゆる逆位相転舵の場合
であり、β4〜βGが、後輪2R12Lが前輪IR。
ILに対して同方向に転舵される同位相転舵の場合であ
る。勿論、この逆位相と同位相とでは、第7図、第8図
−示した傾斜角αが、同位相の場合に+であれば、逆位
相では−となる。なお、βコは、ステアリングの操作に
かかわらず、後輪2R12Lが転舵されない場合である
上述のような車速に応じて転舵比を変更する制御例を1
59図に示しである。すなわち6制御回路59は判別回
路60、比較回路61、駆動回路62を有し、車速セン
サ63からの車速信号が判別回路60に入力される。そ
して、比較回路61には、上記判別回路60からの判別
信号が入力されると共に、実際の傾斜角αを検出する転
舵比検出センサ58からの転舵比信号が入力され、この
判別信号と転舵比信号とを比較した比較結果に基づき、
駆動回路62からアクチュエータ57へ出力されるよう
になっている。このようにして、フィードバック制御を
行ないつつ、車速に応じて、揺動アーム29の傾斜角α
つまり転舵比が設定されることになる(第7図の転舵比
特性曲線β1〜βSの選定)。
なお、第1図中64はバッテリである。
ところで、アクチュエータ57としてステッピングモー
タを用いた場合は、モータ回転角を小さくとれるので、
ウオームギア56の使用と合まって傾斜角の緻密な制御
が可能であり、転舵比特性曲線を連続的すなわち無段階
的に変更することも可能となり、さらに所定の転舵比に
保持しておくための保持電流を流す必要がなくなって、
消費電力を低減できる。また、アクチュエータ57とし
てDCモータを用いた場合は、回転トルクが大きいので
装置の小型を図ることができ、また熱、振動、電圧降下
に対して信頼製の高いものとなり、特にDCザーポモー
タを用いれば、緻密な制御をも行なえることとなる。さ
らに、傾斜角変更手段としてのアクチュエータ57によ
り、ウオームギア56.ウオームホイール55を介して
揺動アーム29の傾斜角を変更するようにすれば、ウオ
ームギア56により緻密に傾斜角を制御することができ
、また、後輪2R12Lからのキー7クバツク等の外力
を該ウオームギア56で吸収して、所定の傾斜角位置に
揺動アーム29を確実に保持することができる。
第10図は本発明の他の実施例を示すもので、前記実施
例と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略
する0本実施例では、前輪転舵機構Aとしてパワーステ
アリング機構Fを有するものとし、また、後輪転舵機構
Bのパワーステアリング4110のコントロールバルブ
16部分を第1図にものに比して若干変更したものであ
る。
先ス、」二記コントロールバルブ16部分について説明
すると、これは、入出力軸がスライディング式とされた
いやゆるブースタバルブタイプとされて、該コントロー
ルバルブ16の入力部材が移動部材26で兼用され、ま
たこの移動部材26によす兼用されたコントロールバル
ブ16の出力部材16bは、後輪転舵機構Bのリレーロ
ッド12に一体化されている。これにより、移動部材2
6とコントロールバルブ16と後輪転舵機構Bとの連係
部分の構成が、第1図に示すものに比して大幅に11i
略されたものとなる。なお、このようなコントロールバ
ルブ16を備えたパワーステアリング機構り自体の作用
は、第1図に示したものと実質的に同じなのでその詳細
な説明は省略する。
前記パワーステアリング機構Fは、前輪転舵機構Aのり
レーロッド5に対して旧設されたシリンダ装置65を備
え、そのシリンダ65a内を2室65b、65cに画成
するピストン65dが、リレーロッド5に一体化されて
いる。このシリンダ65a内の2室65b、65cは、
配管66あるいは67を介して、ステアリング機構Cの
シャフト8に設けたコントロールバルブ68に接続され
ている。また、このコントロールバルブ68には、前記
オイルポンプ20の吐出側において接続された分流弁6
9より伸びる配管70、および配管19より分岐した配
管71が接続されている。
このパワーステアリング機構Fは、ハンドル9の操作力
を倍力(シリンダ装置65の室65aあるいは65bに
対するオイルを供給することによる倍力)してリレーロ
ット5に伝達するもので、このようなパワーステアリン
グ機構F自体は従来からよく知られているので、これ以
上の詳細な説明は省略する。
以上実施例について説明したが、本発明はこれに限らず
、例えば次のような場合をも含むものである。
■転舵比の変更は、車速に限らず、例えば車体に作用す
る横加速度の大きさ、あるいは運転名のマニュアル操作
による選択によって変更するようにしてもよく、さらに
はこれ等車速や横加速度等の複斂の要素を組み合わせて
転舵比を変更するようにしてもよい。
(め後輪転舵機構Bはパワーステアリング機構りを有し
ないものであってもよく、逆に、前輪転舵機構Aがパワ
ーステアリング機構を有するものであってもよい。
(う)転舵比変更装置Eは、前輪転舵機構Aを介するこ
となく、直接ステアリング機構Cと連係させるようにし
てもよい。
(Φ揺動アーム29の傾斜角の設定基準となる基準面は
、移動軸縁立1と直交する面に限らず、適宜設定し1す
るものである。
CΦステアリング機構Cからのハンドル舵角を車体後方
に大きく離れた転舵比変更装置1Eへ伝達するため、流
体を利用して、すなわち例えば互いに連動するように配
管系が構成された前後一対のシリンダ装置を用いるよう
にしてもよい。
(発明の効果) 本発明は以上述べたことから明らかなように、ハンドル
舵角に応じて回動される揺動アームの回動傾斜角を変更
することにより転舵比を変更するようにしたので、この
転舵比変更部分そのものにおける剛性を十分に確保して
、ステアリング系統全体としての剛性向上を図ることが
でき、かつまた、所望の転舵比を正確に得ることができ
る。
特に本発明にあっては、揺動角および傾斜角に応して変
位される揺動アームの先端部の変位を、途中に回動継手
が存在しないで十分に剛性を高められる連結部材によっ
て取り出して、所定の移動軸線方向に移動される移動部
材へ伝達するようにしたので、ステアリング剛性を極め
て大きくすることができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体系統図。 第2図は転舵比変更装置の具体的構成例を示す図。 第3図は揺動アームの回動部分の具体的構成例を示す断
面図。 第4図は連結部材と移動部材との連結部分の具体的構成
例を示す断面図。 第5図は傾斜角変更手段を示す平面図。 第6図は車速に応じて転舵比を変更する場合の一例を示
す特性線図。 第7図、第8図は本発明における転舵比変更の原理を説
明するための簡略説明図であり、第8図は第7図の側面
図として示しである。 第9図は転舵比変更のための制御例を示す回路図。 第10図は未発IJ1の他の実施例を示す全体系統図。 A:前輪転舵機構 B:後輪転舵機構 Cニステアリング機構 E:転舵比変更装置 文I :移動’hl+謀 α:傾斜角 0:揺動角 In、IL:前輪 2R12L:後輪 26:移動部材 29:揺動アーム 30:ホルダ部材 30a二回動軸(傾斜角変更用軸心) 31:ピン(揺動アームの揺動輪心) 38:連結部材 55:セクタギア(ウオームホイール)56:ウオーム
ギア 57:アクチュエータ(傾斜角変更手段)特=1出願人
 東洋工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (+)前輪転舵機構と、後輪転舵機構と、前記前輪転舵
    機構に連係されたステアリング機構と、前記後輪転舵機
    構に連係され、所定の移動軸線方向に移動自在とされた
    移動部材と、前記移動部材のほぼ移動軸線上にその揺動
    中心が配置され、/Xンドル舵角に応じて揺動される揺
    動アームと、前記揺動アームの前記移動軸線に対する傾
    斜角を変更する傾斜角変更手段と、前記揺動アームの先
    端部と前記移動部材とを連結し、途中に回動継手部を有
    しない連結部材と、 を備えていることを特徴とする車両の四輪操舵装置。 (2、特許請求の範囲第1項において、前記揺動アーム
    は、前記移動軸線にほぼ直交する軸線回りに回動可能な
    ホルダ部材に枢着され、前記傾斜角が、該ホルダ部材を
    回動駆動するようにしたもの。 (3)特許請求の範囲第2項において、前記傾斜角変更
    手段は、ウオームギアおよびウオームホイールを介して
    前記ホルダ部材を回動駆動するようにしたもの。
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