JPS62181970A - 車両の4輪操舵装置 - Google Patents

車両の4輪操舵装置

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Publication number
JPS62181970A
JPS62181970A JP2406086A JP2406086A JPS62181970A JP S62181970 A JPS62181970 A JP S62181970A JP 2406086 A JP2406086 A JP 2406086A JP 2406086 A JP2406086 A JP 2406086A JP S62181970 A JPS62181970 A JP S62181970A
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JP
Japan
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steering ratio
wheel steering
characteristic
steering
rear wheel
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Pending
Application number
JP2406086A
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English (en)
Inventor
Akihiko Miyoshi
三好 晃彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPS62181970A publication Critical patent/JPS62181970A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/148Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering provided with safety devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は前輪と共に後輪をも転舵するようにした車両の
4輪操舵装置に関する。
(従来技術) 車両のなかには、所謂4輪操舵と呼ばれるように、前輪
と共に後輪をも転舵させるようにしたものがある。
この4輪操舵では、前輪転舵角に対する後輪転舵角の比
、つまり後輪転舵比を、ある特性、例えば特開昭55−
91457号公報に見られるように、車速が大きくなる
のに応じて、相対的に同位相方向、すなわち車両の安定
性を高める方向となるように設定された転舵比特性に基
づいて制御することが一般的である。
このように、ある特性に基づいて多輪転舵比を制御する
ものにあっては、その応答性を高める一ヒから、後輪転
舵比を調整するアクチュエータの能力、すなわちアクチ
ュエータの動作速度が速いことが望ましい。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、アクチュエータの能力が高いということ
は、逆に、例えば車速センサが故障したような場合、す
なわち仮に1100K /hで走行中に車速が零と検出
されるような場合には、後輪転舵比の変更が極端に且つ
不連続的になされるため、アクチュエータの限界能力の
下で転舵比が変えられる結果、車両の急激なる姿勢変化
を生じさせてしまう恐れがある。
そこで、本発明の1」的は、何らかの原因で極端に後輪
転舵比の変更がなされるような場合に対して、後輪転舵
比を調整するアクチュエータの動作速度の面から、車両
の走行安全性を確保するようにした車両の4輪操舵装置
の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段、作用)前述の目的を達
成すべく、本発明にあっては、後輪転舵比を調整するア
クチュエータの動作速度に所定の最大値を設定し、仮に
極端な転舵比の変更があったとしても、それに伴なう、
転舵比変化速度が所定値以上の速度とならないようした
ものである。
具体的には、後輪転舵比を制御するようにした車両の4
輪操舵装置を前提として、第1図に示すように。
前記後輪転舵比を調整するアクチュエータと、該アクチ
ュエータの動作速度の最大(ii’iを所定fQに規制
する動作速度制限手段と、を備えた構成としたものであ
る。
(実施例) 以−ド本発明の実施例を添付した図面に基いて説明する
第2図において、IRは右前輪、ILは左前輪、2Rは
右後輪、2Lは左前輪であり、左右の前輪IR1ILは
前輪転舵機構Aにより連係され、また左右の後輪2R1
2Lは後輪転舵機構Bにより連係されている。
前1陥転舵機構Aは、実施例では、それぞれ左右一対の
ナックルアーム3R13Lおよびタイロッド4R14L
と、該左右一対のタイロッド4R14L同志を連結する
りレーロッド5とから構成されている。この前輪転舵機
構Aにはステアリングa構Cが連係されており、このス
テアリング機構Cは、実施例ではラックアンドビニオン
式とされている。す゛なわち、リレーロッド5にはラッ
ク6が形成される一方、該ラック6と噛合うビニオン7
が、シャフト8を介してハンドル9に連結されている。
これにより、ハンドル9を右に切るような操作をしたと
きは、リレーロッド5が第2図左方へ変位して、ナック
ルアーム3R13Lがその回動中心3R’、3L′を中
心にして上記ハンドル9の操作変位量つまりハンドル舵
角に応じた分だけ同図時計方向に転舵される。同様に、
ハンドル9を左に切る操作をしたときは、この操作変位
量に応じて、左右前輪IR,lLが左へ転舵されること
となる。
後輪転舵機構Bも、前輪転舵機構Aと同様に、それぞれ
左右一対のナラクルアームlOR,10Lおよびタイロ
ッドIIR1IILと、該タイロッド4R14L同志を
連結するりレーロッF’ 12と、を有し、実施例では
、後輪転舵機構Bが油圧式のパワーステアリング機構り
を備えた構成とされている。
このパワーステアリング機構りについて説明すると、リ
レーロッド12にはシリンダ装置13が付設されて、そ
のシリンダ13aが車体に固定される一方、シリングL
aa内を2室13b、13Cに画成するピストン13d
が、リレーロッド124: 一体化されている。このシ
リンダ13a内c7)2室13b、13cは、配管14
あるいは15を介してコントロールバルブ16に接続さ
れている。また、このコントロールバルブ16には、そ
れぞれリザーバタンク17より伸びる配管18.19が
接続され、オイル供給管となる配管18には、図示を略
すエンジンにより駆動されるオイルポンプ20が接続さ
れている。上記コントロールバルブ16は、そのコント
ロールロッド21がスライティング式とされたいわゆる
ブースタバルブタイプ(スプールタイプ)とされて、該
コントロールロッド21の入力部21aが後述する転舵
比変更装置Eの移動部材として兼用され、またコントロ
ールロッド21の出力部21bは、後輪転舵機構Bのリ
レーロッド12に一体化されている。
このようなパワーステアリングa構りにあっては、既知
のように、上記コントロールロッド21が第2図左方向
に変位されると、リレーロッド12が第2図左方向へ変
位され、これにより、ナックルアームl0R9IOLが
その回動中心1゜R′、IOL’を中心にして第2図時
計方向に回動して、後輪2R12Lが右へ転舵される。
そして、この転舵の際、コントロールロッド21の変位
量に応じて、シリンダ装置13の室13b内にはオイル
が供給され、上記リレーロッド12を駆動するのを補助
する(倍力作用)。同様に、コントロールロッド21を
第2図右方向に変位させたときは、この変位量に応じて
、シリンダ装置13の倍力作用を受けつつ(オイルは室
13bへ供給される)、後輪2R12Lが左へ転舵され
ることになる。
前輪転舵機構Aも、後輪転舵機構Bと同様にパワーステ
アリング機構Fを有するものとされている。このパワー
ステアリング機構Fは、前輪転舵a構Aのリレーロッド
5に対して付設されたシリンダ装置65を備え、そのシ
リンダ65aが車体に固定される一方、該シリンダ65
a内を2室65b、65cに画成するピストン65dが
、リレーロッド5に−・体化されている。このシリンダ
65a内の2室65b、65cは、配管66あるいは6
7を介して、ステアリング機構Cのシャフト8に設けた
回転型のコントロールバルブ68に接続されている。こ
のコントロールバルブ68は、前記オイルポンプ20の
吐出側において接続された分流弁69より伸びる配管7
o、および配管19より分岐した配管71が接続されて
いる。
このようなパワーステアリング機構Fは、ハンドル9の
操作力を倍力(シリンダ装置65の室65bあるいは6
5cに対するオイルを供給することによる倍力)してリ
レーロッド5に伝達するもので、このようなパワーステ
アリング機構F自体の作用は、基本的には前記パワース
テアリング機構りと同じなのでこれ以上の詳細な説明は
省略する。
ステアリング機構Cと後輪転舵機構Bとは、前輪転舵a
構Aおよび転舵比変更装置Eを介して連係されている。
この転舵比変更装置Eからは、入力ロット22が前方へ
伸び、その前端部に取付けたピニオン23が、tiif
輪転舵機構Aのりレーロッド5に形成したラック24と
噛合されている。なお、転舵比変更装HEの出力ロット
は、前述のように、コントロールバルブ16におけるコ
ントロールロッド21の入力部21aによって兼用され
ている。
転舵比変更装置Eの一例を第3図により説明する。この
転舵比変更装置Eにあっては、前記コントロールロッド
21の人力部21aは、車体に対して車幅方向に摺動自
在に保持されており、その移動軸線を文1として示しで
ある。また、この転舵比変更装置Eは、揺動アーム31
を有しており、この揺動アーム31は、その基端部が、
ホルダ32に対してビン33により揺動自在に枢着され
ている。このホルダ32は、その回動軸32aが、前記
入力部21aの移動軸線fL1 と直交する直交縁立2
を中心として回動自在に車体に保持されている。そして
、前記ビン33は、この両線Qlと文2との交点部分に
位置すると共に、直交縁立2と直交する方向に伸びてい
る。したがって、揺動アーム31は、ビン33を中心に
して揺動自在とされるが、ホルダ32を回動させること
によって、このビン33と移動軸縁立1とのなす傾斜角
、すなわちビン33を中心とした揺動軌道面の移動軸w
a文1と直交する面(基準面)に対する傾斜角が可変と
される。
前記揺動アーム31の先端部と人力部21aとは、連結
ロッド34により連結されている。すなわち、連結部材
34は、ポールジヨイント35を介して揺動アーム31
の先端部に連結され、またポールジヨイント36を介し
て、入力部21aに連結されている。
前述のような連結ロッド34により、揺動アーム31の
各端部にあるポールジヨイント35と36との間隔は、
常に一定に保持されることになる。したがって、上記ポ
ールジヨイント35が第3図左右方向に変位すれば、こ
の変位に応じて、入力部21aが第3図左右方向に変位
されることとなる。
揺動アーム31のピン33を中心とした揺動は、ステア
リング機構Cの操作変位すなわちハンドル舵角に応じて
なされるものであり、このため実施例では、連結ロッド
34に対して、傘歯車からなる回動板37が連結されて
いる。この回動板37は、その回動軸37aが移動軸線
fL1にあるように車体に回動自在に保持され、この回
動板37の偏心部分に対しては、前記連結ロッド34が
ポールジヨイント38を介して摺動自在に貫通している
。そして、傘歯車からなる回動板37に対しては、前記
人力ロット22に連結された傘歯車39が噛合されてい
る。
このような回動板37により、揺動アーム31は、ハン
ドル舵角に応じた量だけピン33を中心にして揺動され
ることになるが、ピン33の軸線と移動軸線fLt と
が傾斜していると、このピン33を中心とした揺動に伴
なって、ホールジヨイント35が第3図左右方向すなわ
ち移動軸縁立1方向に変位し、この変位は、連結ロッド
34を介して人力部21aに伝達さ、れて、該入力部2
1aが変位されることになる。そして、このポールジヨ
イント35の第3図左右方向の変位は、ピン33を中心
とした揺動アーム31の揺動角が同じであったとしても
、ピン33の傾斜角すなわちホルダ32の回動角が変更
すると、変更されることになる(転舵比変更)。
前記傾斜角を変更するため、ホルダ32の回動軸32a
に対して、ウオームホイールとしてのセクタギア40が
取付けられると共に、該セクタギア40に噛合するウオ
ームギア41が、一対の傘歯車42.43を介して、傾
斜角変更手段としてのステッピングモータ44により回
転駆動されるようになっている。
ここで、上述した揺動アーム31のピン33を中心とし
た揺動角および揺動アーム31の傾斜角(ピン33の傾
斜角)が、ポールジヨイント35(入力部21a)の移
動軸縁立1方向の変位に与える影響について説明する。
いま、揺動アーム31のピン33を中心とした揺動角を
0、移動軸縁立1と直交する基準面をδ、揺動アーム3
1の揺動軌道…iが上記基準面δとなす傾斜角をα、ポ
ールジヨイント35のピン33からの偏心距離をrとす
ると、このポールジヨイント3の移動軸線i、力方向変
位Xは、X = r tan a *  5inOとな
って、αおよび0をパラメータとする関数なる。したが
って、傾斜角αをある一定の値に固定すれば、Xは0の
関数つまりハンドル舵角に応じたものとなり、この傾斜
角αの値を変更すれば、ハンドル舵角が同じであったと
してもXの値が変化することになる。そして、この傾斜
角αの変更がとりもなおさず転舵比の変更となる。すな
わち、ステッピングモータ44の回転角(ステッピング
数値〕と転舵比とが一義的に対応したものとなっている
この転舵比変更は、第4図に示すように、車速をパラメ
ータとして予め設定された転舵比特性に基づいてなされ
るようになっており、転舵比特性としては、ここでは、
第1の転舵比特性(以下、Nol特性という)と、この
Nol特性を低速側にオフセットした第2の転舵比特性
(以下、N。
2特性という)とが設定されて、マニュアル操作により
適宜、Nol特性とNo2特性との切換がなされる。
(以下、斥自) ここで、後輪2R12Lを強制的に中立位置すなわち直
進状yrL″、とするために、後輪用パワーステアリン
グ機構りには、一対のリターンスプリング13e、13
fが付設されている。この両スプリング13e、13f
は、それぞれ後輪用リレー口・シト12を左右逆方向か
ら互いに等しい力で付勢している。また、前記パワース
テアリング機構りの両油室13bと13cとは、連通路
46を介して接続されると共に、該連通路46には、゛
iミニ式の開閉弁47が接続されている。これにより。
開閉弁47を閉じた状態では、油室13bあるいは13
cに対する油圧の供給により後輪2R12Lがスプリン
グ13eあるいは13fに抗して転舵され、開閉弁47
を開として両油室13bと13Cとを同圧にすると、ス
プリング13e、13fの作用により、後輪2R12C
は強制的に中立位置とされる。勿論、このスプリング1
3e、13fの付勢力は、旋回時に後輪2Rあるいは2
Lから受ける外力に抗して中立位置をとり得るような大
きさに設定されている。
また、+iij記ステンビングモータ44により駆動さ
れるセクタギア40は、その両揺動ストローク端が、同
位相側ストッパ48、逆位相側ストッパ49(:fS3
図参照)により規制されるようになっている。そして、
このようなセクタギア4oの全揺動範囲(同位相側スト
ローク端→逆位相側ストローク端)に渡って必要なステ
ッピングモータ44の回転範囲は、そのステッピング数
においてr580Jとされている。
第2図中、51は例えばマイクロコンピュータにより構
成された制御ユニットで、この制御ユニッI・51には
、車速センサ53からの信号が入力され、また、転舵比
特性切換えスイッチ54からのON、OFF信号が入力
されるようになっている。ここで、転舵比特性切換えス
イッチ(SW)54は転舵比特性を切換える特性切換手
段を構成するもので、スイッチ5W54がro F F
JのときにはNot特性の選択を意味し、「ON」のと
きにはNo2特性の選択を意味する。また、この制御ユ
ニット51からは、前記ステッピングモータ44および
開閉yP47に出力される゛。
さて次に、上記制御ユニット51による制御内容につい
て、第5図〜第9図に示すフローチャートに基いて説明
するが、その概略的制御内容は。
ステッピングモータ44の駆動周波数に最大値を設定し
、Not特性とNo2特性との特性切換あるいは車速セ
ンサ53の故障などに起因して極端な後輪転舵比の変更
があった場合、転舵比変化速度が所定値以上とならない
ようにしである。
また、本実施例では、ステッピングモータ44に「脱調
」 (ステッピング数とこれに対応した実際の位置関係
のずれ)が生じる可能生を考慮して、随時その基準位置
合わせ、すなわ−ち「モータ位置初期化」を行うように
しである。そして、この「モータ位置初期化」は、実施
例ではセクタギア40を逆位相側ストッパ49に当接さ
せることにより行い、このときがステッピング数rOJ
の原点位置とし、この原点位置から駆動されたステッピ
ング・数をそのときのモータ位置’ M P J とす
るようにしである、そして、この「モータ位1δ初期化
」は、制御開始時(エンジン始動直4&)と、車速が零
になる毎に行うようにしである。また、本実施例に示す
フローチャーとでは、「フラグl」、「フラグ2」の2
種類のフラグを用いであるが、各フラグの意味すること
は次のとおりである。
(りフラグl 「モータ位置初期化」中であるか否かを区別するための
もので「O」のときか初期化終了を、また「1」が初期
化中であることを意味する。
(2)フラグ2 「モータ位置初期化」を1度実行したときに「1」とさ
れて、走行状態から車速が・零になる毎に1回だけ「モ
ータ位置初期化」を行うために用いられるものである。
以上のことを萌提として、第5図〜第9図に示すフロー
チャートに従って各回毎に分説するが、説明の都合上、
第5図に示すようなメインルーチンに対する割込み処理
(第6図〜第8図)から説明する。
割込み処理1(第6図) この第6図に示す:!J込みルーチンは、Nol特性あ
るいはNo2特性に基づいて車速に応じた転舵比とすべ
くステッピングモータ44を駆動するためのもので、タ
イマでセットされた所定時間(T1)毎に第5図の、メ
インルーチンに割込みがなされる。図中、「CP」は、
第4図に示すN。
l特性あるいはNo2特性に基づいて決定される転舵比
とするのに必要な目標ステッピング数であり、またrM
PJは前述したように、逆位相側ストッパ49を原点位
置とした場合の当該原点位置からのセクタギア40の揺
動位置(後輪2R12Lの転舵位置)をステッピング数
で示したものである。
上述のことを前提として、先ずステップ341において
、目標ステッピング数CPと現在位置MPとが一致して
いるか否かが判別され、CP=MPであるときは、後輪
2R12Lが所定の転舵比特性通りの転舵角とされてい
るので、ステップS42においてステッピングモータ4
4への通電電流を降下させ(カレントタウン)、この後
は、ステップS43で次の割込みに備えてタイマを前述
した所定時間(Tl)にセットする。
上記ステップ541でCP=MPではないと判別された
ときは、ステッピングモータ44の駆動に備えて当該ス
テッピングモータ44に対する供給電流を太きく(カレ
ントタウン解除)した後、ステップS45において、C
P>MPであるか否かが判別される。そ゛して、CP>
MPではないと判別されたときは、ステッピングモータ
44の現在位置が目標ステッピング数CPよりも同位相
側へ位置されているので、ステップS46においてステ
ッピングモータ44を逆位相側へ向けて1ステツピング
だけ駆動する。そして、この「lステッピング」の作動
に伴って、ステップS47で現在位置MPを1ステツピ
ング分だけ更新した後、ステップS43へ移行する。逆
に、ステップS45でCP>MPであると判別されたと
きは、ステップ348においてステッピングモータ44
を同位相側へ1ステツピングだけ駆動した後、ステップ
S4゛9で現在位置MPを更新して、ステップS43へ
移行する。
割込み処理2(第7図) この割込み処理は、車速センサ53が速度計のメータケ
ーブルの回転に伴ってパルスを発生するものとされてい
る関係上、このパルス発生(ハルス立ち上がり時あるい
は立下がり時)毎に、第5図のメインルーチンに灯して
割込まれる。そして、車速センサ53は、例えば20パ
ルスセンサ(上記メータケーブルが1回転したときに発
生するパルス数が20であるセンサ〕とされる一方、こ
のメータケーブルは、lkm回転することにより637
回転されるものとされ、従ってlkm走行した際に発生
するパルス数はrl 2740パルス」とされる、この
ような車速センサ53から発生されたパスルは、ステッ
プS51において順次カウント、積算されて、PCNと
して記憶される。
割込み処理3(第8図) この割込み処理は、前記割込み処理2(第7図)で説明
した積算カウントパルス数が、そのまま車速(km/h
)として利用し得るように、前述したように設定された
車速センサ53およびメータケーブルとの関係上、28
2.575m5eG毎に第6図に示すメインルーチンに
対して割込みがなされる。すなわち、ステップS52に
おいて前記PCNをそのまま車速値(km/h)として
設定した後、ステップS53において、第7図ステップ
551のM’Bカウント値PCNがクリアされる。
なお、この第7図、第8図はあくまで車速検出の一例で
あり、従来既知の適宜の手段によって車速を検出し得る
ものである。
メインルーチン(第5図) 先ず、ステップSlにおいてシステム全体の初期化を行
うと共に、ステップS2において、CP=0.MP=5
80、フラグl= rlJ 、転舵比特性(T N O
)をNol特性にセットする。すなわち、CP=0にセ
ットすることは、+iij述した第6図の説明から明ら
かなように、ステップS45からステップS46を経る
処理を強制的に行わせて、セクタギア40が逆位相側ス
トッパ49に当接するまで戻すためのもの、すなわち「
モータ位置初期化」を行うためであり、MP= 580
にセットするのは、セクタギア40が現在どの位置にあ
っても580ステツピングだけ戻せば必らず逆位相側ス
トッパ49に当接されて原点位置へ復帰させることがで
きるためである。また、転舵比特性(T N O)をN
ol特性とするのは、このNo1特性が4輪操舵の基本
的特性とされているからである。
この後、ステップS3において後述する転舵比の特性切
換えチェックを行った後、ステップS4へ移行して、フ
ラグlが「1」であるか否かが判別される。このステッ
プS4においては、当初はステップS2でフラグlがr
lJにセットされているため、ステップS5に移行する
。このステップS5では、CP=MPであるか否かが判
別されるが、CP=MPでないときは、ステップS3よ
り再びステップS5へ戻るループを経ることになり、こ
のループを経ている間において、第6図のステッピング
モータ44の駆動により(MPがrQJに近すいていく
)、やがてCP=MPとなる。そして、このCP=MP
となった時点で、「モータ位置初期化」終了ということ
で、フラグ1が「0」、フラグ2が「1」とされる(ス
テップS6)。
前記ステップS4において、フラグ1が「1」ではない
と判断されたときは、ステップS7において現在の車速
が零であるか否かが判別される。
この判別において、車速か零でない、すなわち走行中で
あると判別されたときは、ステップS8において、CP
が現在の車速により第4図に示すNol特性あるいはN
o2特性に基づいて決定された転舵比に対応する目標ス
テッピング値にセットされる。この後は、ステップS9
において、フラグl、フラグ2が共にrOJにセットさ
れて、ステップS3へ戻る。
また、前記ステップS7で現在の車速が零であると判別
されたときは、ステップSIOにおいて、フラグ2か「
0」であるか否かが判別され、フラグ2がrQJでない
とき、すなわちrlJのときは、「モータ位置初期化」
後にステッピングモータ44を駆動していないので、こ
の「モータ位置初期化」を再度行うことは不用であると
して、そのままステップS3へ戻る。またステップSl
Oでフラグ2が「0」であると判別されたときは、「モ
ータ位置初期化」を行うため、ステップSllへ移行し
、このステップSllにおいて、CP=O,MP=58
07ラグl= rlJにセットされ、前述のステップS
4.ステップS5を経て「モータ位置初期化」がなされ
る。
特f切 えチェック(第9図 前記ステップS3における特性切換えチェックは、先ず
、ステップ521において、特性切換えスイッチ(SW
)54(7)ON、OFF状態の読込みが行なわれた後
、次のステップ322で特性切換えスイッチ54がro
NJであるか否かの判別がなされ、roFFJであると
き、つまりNol特性への切換えが選択されているとぎ
には、ステップS23へ移行し、このステップS23に
おいて、転舵比特性がNol特性にセットされる。
これに応じて、目標ステッピング数CPが逆位相方向に
あるNol特性に基づ〈目標ステッピング数CPに変更
されることとなる。
一方、ステップS22で特性切換えスイッチ54が「O
N」であるとの判別がなされたとき、つまりNo2特性
への切換えが選択されているときには、ステップ524
へ移行し、このステップS24で転舵比特性がNo2特
性にセットされる。
これに応じて、目標ステッピング数CPが同位相方向に
あるNo2特性に基づく目標ステッピング数CPに変更
されることとなる。
ステッピングモーフ駆動周波数の最大値設定ステッピン
グモータ44は上記目標ステッピング数CPとなるよう
に駆動されて転舵比を変化させることとなるが、このス
テッピングモータ44の最大駆動周波数f、つまり1秒
間に駆動するステップ割合の最大値が、ここでは、車両
の最大加速時における理論上の転舵比変化速度に対応し
た値に設定されている。
すなわち、第4図に示す転舵比特性のうち、相対的に包
配が大きいNo2特性において、車速に対するステッピ
ング数の変化機ΔNは、Δ N=  f   (Δ V
+V  、  N  o  2  牛ν性)  −f(
V、No2特性) で求まる。ここで、△Vは車速センサ53の車速分解能
である。
上記式に基づいて、車速に対するステッピング数の変化
量の最大値ΔN wax求める。
一方、車両の最大加速度をαff1axとすれば、この
最大加速時において、転舵比変化の応答遅れを生じさせ
ないためには、 の式で求められる駆動周波数を設定すればよいこととな
る。
例えば、ステッピング数の変化量の最大値ΔNmay 
= 10 (ステップ」 、車速センサ53の車速分解
能ΔV= 1 (Km、/h)に、設定した場合、・1
疋両の最大力■1重速が、cxrnax = 15 (
Km/has)とすれば、ステッピングモータ44の駆
動周波数fの最大値fmaスを、 に設定すれば、車両の最大加速時における理論上の転舵
比変化速度に対応した回転速度が得られることとなる。
したがって、車両の急減速、転舵比特性の切換あるいは
重速センサ53の故障により転舵比の変更が極端に不連
続になされた場合、ステッピングモータ44は前記最大
値f waxで規制される結果、車両の急激なる姿勿変
化を防1トすることができる。勿論、No2特性、No
l特性のいずれかで転舵比が制御されている場合には、
ステッピングモータ44の最大駆動周波数fが、車両の
最大加速時における理論上の転舵比変化速度に対応した
値に設定されているため、車両の加速に対して十分なる
応答性を確保することができる。
以上実施例について説明したが、本発明はこれに限らず
例えば次のような場合をも含むものである。
■転舵比変更用のアクチュエータとしては、ステッピン
グモータ44に限らず、DCモータ等適宜のものを採択
し得る。■制御ユニット51をコンピュータによって構
成する場合は、デジタル式、アナログ式のいずれであっ
てもよい。
■転舵比制御特性が一つのものに対しても、本発明を適
用しうることは勿論である。
<4)マニュアル操作による転舵比特性変更スイッチ(
SW)54に代えて、路面状況検出手段、例えば弘セン
サからの出力信号により転舵比特性を切換えるものに対
しても本発明を適用しうるちのである。この場合の特性
としては、第10図に示す転舵比特性が設定されること
となる。
(う)転舵比特性としては、前輪操舵と4輪操舵とに切
換えるものでもよく(第11図)、あるいは、低速域で
、同位相方向へ大きく転舵させ駐屯時の便宜を図るよう
にしたものでもよい(第12図)。勿論、第11図、第
12図に示す特性を設定した場合には、マニュアル操作
により切換えることが好ましい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、転舵
比変化速度が、アクチュエータの動作速度に設定された
最大(+Qにより規制されるため、後輪転舵比の極端な
変更に対し、転舵比の急激な変化、つまり車両の急激な
る挙動変化を防止でき、安全性を向丘することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成図。 第2図は本発明の一実施例を示す平面全体図。 第3図は後輪転舵機構部分を説明するスケルトン図。 第4図は転舵比特性の一例を示す特性図。 第5図及第第9図は実施例の制御例を示すフローチャー
ト。 第10図波歪第12図は転舵比特性の変形例を示す図で
ある。 A;前輪転舵機構 B:後輪転舵機構 Cニステアリング機構 E:転舵比変更装置 IRlIL:前輪 2R52L:後輪 9:ハンドル 44ニスチツピングモータ 51:制御ユニット 53:車速センサ 54:特性切換えスイッチ (特性切換手段) fmaxニスチッピングモータの 最大駆動周波数 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)後輪転舵比を制御するようにした車両の4輪操舵
    装置において、 前記後輪転舵比を調整するアクチュエータと、該アクチ
    ュエータの動作速度の最大値を所定値に規制する動作速
    度制限手段と、 を備えていることを特徴とする車両の4輪操舵装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の車両の4輪操舵装置
    において、 前記所定値が、車両の最大加速時における理論上の転舵
    比変化速度に対する動作速度であるもの。
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